説明

じゃこてんで食物を包み込んだ食品

【課題】食物をじゃこてんである鮮魚のすり身で包み、これを食用油で揚げることにより一体化させた食品を提供する。
【解決手段】白米、玄米、ひえ、粟等の穀類を使ったおむすび、又はコロッケ、餅、チーズ、じゃこてん、肉、野菜、またはこれらの混合であるおむすび1等の食物を、えそ、鯛、鰺、太刀魚、イカ等の鮮魚をまるのまますり潰し、これに調味料として砂糖、味醂、塩などを加えて得られるじゃこてん2で包み、これを食用油の中で揚げる。

【発明の詳細な説明】
【技術分野】
【0001】
じゃこてんで食物を包み込んだ食品に関する技術分野である。
【背景技術】
【0002】
従来、じゃこてんで食物を包み込んだ食品は無く、それぞれが単独で存在した食品であった。
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【0003】
それぞれが独立した食品である為、食物の味とじゃこてんが持つ風味とが一体化した味とならず一度でこの両方を味わうことができなかった。
【課題を解決するための手段】
【0004】
食物をじゃこてんである鮮魚のすり身で包み、これを食用油で揚げることにより一体化して解決した。食物とは以下に例を示す。
おむすび(白米、玄米、ひえ、粟などの穀類)、コロッケ、餅、チーズ、じゃこてん、肉、野菜、などであり、またはこれらの混合したものでもある。
【発明の効果】
【0005】
これにより一体化するので一度に食物とじゃこてんの両方の味を味わえるようになった。
【図面の簡単な説明】
【0006】
【図1】本発明の外観図である。
【図2】本発明は食物を含んだじゃこてん部分の断面図である。
【実施例】
【0007】
以下のようにして発明した。
食物1はおむすび(白米、玄米、ひえ、粟など)、コロッケ、餅、チーズ、じゃこてん、肉、野菜、などである。
じゃこてん2は、天然の鮮魚をまるのまますり潰したものであって、これに調味料として砂糖、味醂、塩などを加えたものである。鮮魚はえそ、鯛、鰺、太刀魚、イカ、などであって季節によって変化するのは当然である。
食物1をじゃこてん2で包み、これを食用油の中で揚げたものが本発明品である。この油温は140℃から200℃の範囲で揚げるのがよい。
【符号の説明】
【0008】
1はおむすび
2はじゃこてん


【特許請求の範囲】
【請求項1】
食物をじゃこてんで包んで食用油で揚げた食品
【請求項2】
前記食物は白米、玄米、ひえ、粟等の穀類を使ったおむすび、又はコロッケ、餅、チーズ、じゃこてん、肉、野菜であること、またはこれらの混合であることを特徴とした請求項1記載の食品
【請求項3】
前期じゃこてんはえそ、鯛、鰺、太刀魚、イカ等の鮮魚を主成分としたもので、これに砂糖、味醂、塩等の調味料を加えたものであることを特徴とする請求項1乃至2記載の食品
【請求項4】
前期食用油で揚げる油温は140℃から200℃である事を特徴とする請求項1乃至3記載の食品


【図1】
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【図2】
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【公開番号】特開2010−200646(P2010−200646A)
【公開日】平成22年9月16日(2010.9.16)
【国際特許分類】
【出願番号】特願2009−48217(P2009−48217)
【出願日】平成21年3月2日(2009.3.2)
【出願人】(500311587)株式会社ゆうゆう (1)
【Fターム(参考)】