アッセイカートリッジ及び同アッセイカートリッジを用いた方法
モジュールオペレーションの態様を制御するのに使用されてよい読取り装置であるアッセイモジュール、好適にはアッセイカートリッジを記載する。本モジュールは、電極誘起化学発光測定を実行するのに使用されてよい集積化した電極を備えた検出チャンバを含むことが好ましい。電極及び他の表面上に制御された様式でアッセイ試薬を固定化する方法を記載する。好適には集積化した電極を有する検出チャンバ及び標本チャンバ、廃棄物チャンバ、導管、ベント、気泡トラップ、試薬チャンバ、乾燥試薬錠剤ゾーン等を含んでよい他の流体コンポーネントを備えた、アッセイモジュール及びカートリッジも記載する。好適な実施例では、このようなモジュールはアプリケータスティック上に採取された標本を受け取り、且つ分析するように適合される。
Notice: Undefined index: DEJ in /mnt/www/gzt_disp.php on line 298
【特許請求の範囲】
【請求項1】
複数の電極を用いて複数の生化学アッセイを実行する方法であって、
前記複数の電極の第1の電極と第2の電極との間に電気エネルギーを印加する工程と、
前記第2の電極においてアッセイ依存性の信号を測定する工程と、
前記複数の電極の前記第2の電極と第3の電極との間に電気エネルギーを印加する工程と、
前記第3の電極においてアッセイ依存性の信号を測定する工程とを含む方法。
【請求項2】
前記アッセイ依存性の信号は、電流、電位、及び電極誘起発光からなる群から選択される請求項1に記載の方法。
【請求項3】
前記アッセイ依存性の信号は電気化学発光である請求項2に記載の方法。
【請求項4】
前記第2の電極はその上に第2の電極アッセイ試薬が固定化されており、且つ前記第3の電極の上には第3の電極用アッセイ試薬が固定化されている請求項1に記載の方法。
【請求項5】
前記第2の電極用アッセイ試薬及び前記第3の電極用アッセイ試薬は対象とする種々の検体に各々固有の結合試薬である請求項4に記載の方法。
【請求項6】
前記複数の電極はフローセル内に配置され、該フローセルはフローセル経路を有する請求項1に記載の方法。
【請求項7】
前記複数の電極は順次配置されている請求項6に記載の方法。
【請求項8】
前記第1の電極は前記第2の電極に隣接し、且つ前記第2の電極は前記第3の電極に隣接している請求項1に記載の方法。
【請求項9】
前記複数の電極は単一の検出チャンバ内に配置されている請求項1に記載の方法。
【請求項10】
前記複数の電極は印刷されたカーボンインクである請求項1に記載の方法。
【請求項11】
前記アッセイ試薬は前記電極上の誘電体層によって定められたアッセイ領域内に存在する請求項4に記載の方法。
【請求項12】
前記第1、第2、及び第3の電極は前記電極に電気エネルギーを供給する第1、第2、及び第3の電気リード線を有し、
前記フローセルは前記第1及び第3の電気リード線の露出表面によって少なくとも部分的に定められた入口導管と流体的に連通し、
前記入口導管内の流体は前記露出表面と電気的に接触し、
該方法は前記露出面間に入口導管検査電位を印加して、前記入口導管内の流体の存在又は組成を判断する工程をさらに含んだ請求項6に記載の方法。
【請求項13】
前記検査電位は前記第1又は第2の電極において電気化学発光を誘起するのに十分な大きさである請求項12に記載の方法。
【請求項14】
前記複数の電極の前記第3の電極と第4の電極との間に電気エネルギーを印加する工程と、
前記第4の電極においてアッセイ依存性の信号を測定する工程とをさらに含む請求項1に記載の方法。
【請求項15】
複数の生化学アッセイを実行する装置であって、
少なくとも1つの専用の作用電極、少なくとも1つの二役電極、及び少なくとも1つの対向電極を含んだ複数の電極であり、前記専用の作用電極及び二役電極の上にはアッセイ試薬が付着された複数の電極を備え、
前記二役電極は最初は作用電極として働き、次に対向電極として働くように構成された装置。
【請求項16】
前記アッセイ試薬は対象とする被検体に固有の結合試薬である請求項15に記載の装置。
【請求項17】
前記結合試薬は前記専用の作用電極及び二役電極の各々について異なっている請求項16に記載の装置。
【請求項18】
前記複数の電極はフローセル内に配置され、該フローセルはフローセル経路を有する請求項15に記載の装置。
【請求項19】
前記複数の電極は前記フローセル経路に沿って配置されている請求項18に記載の装置。
【請求項20】
前記専用の対向電極は前記二役電極に隣接しており、且つ前記二役電極は前記専用の作用電極に隣接している請求項15に記載の装置。
【請求項21】
前記複数の電極は単一の検出チャンバ内に配置されている請求項15に記載の装置。
【請求項22】
前記複数の電極は印刷されたカーボンインクである請求項15に記載の装置。
【請求項23】
前記アッセイ試薬は前記専用の作用電極及び二役電極上の誘電体層によって定められたアッセイ領域内に存在する請求項16に記載の装置。
【請求項24】
前記複数の電極に電気エネルギーを供給する専用の作用電極リード線、二役電極リード線、及び専用の対向電極リード線であり、少なくとも2つの隣接しない電気リード線はその上に露出表面を有しているリード線と、
前記フローセルと流体的に連通し、且つ前記リード線の前記露出表面によって少なくとも部分的に定められた入口導管とをさらに備え、
前記入口導管内の流体は、前記露出表面と電気接触しており、
前記露出表面は、前記露出表面間に入口導管検査電位を印加して、前記入口導管内の流体の存在又は組成を判断するように構成された請求項18に記載の装置。
【請求項25】
前記露出表面は前記印加した検査電位が前記対応する電極において電気化学発光を誘起するのに不十分であるようにさらに構成された請求項24に記載の装置。
【請求項26】
前記専用の作用電極及び二役電極において生成された発光を検出する光学検波器をさらに備えた請求項15に記載の装置。
【請求項27】
前記専用の作用電極及び二役電極において電位を測定する電圧計をさらに備えた請求項15に記載の装置。
【請求項28】
前記専用の作用電極及び二役電極において電流を測定する電流計をさらに備えた請求項15に記載の装置。
【請求項29】
複数のアッセイを実行するカートリッジであって、
入口、出口、及び検出チャンバを有するフローセルであり、該入口、検出チャンバ及び出口は該フローセルを通る流路を形成するフローセルを備えており、前記検出チャンバは、
少なくとも第1の電極の上には第1のアッセイ試薬が固定化された複数の電極であり、前記流路に沿って1次元アレイで配置された複数の電極と、
前記複数の電極に電気エネルギーを供給する複数の電気リード線とを含んでいるカートリッジ。
【請求項30】
第2のアッセイ試薬がその上に固定化された第2の電極をさらに備え、前記第2の電極は前記第1の電極に隣接して配置された請求項29に記載のカートリッジ。
【請求項31】
前記複数の電極はカーボンインクを含む請求項29に記載のカートリッジ。
【請求項32】
前記検出チャンバは少なくとも1つの検出チャンバ表面をさらに含み、前記検出チャンバ表面の少なくとも一部分は透明である請求項29に記載のカートリッジ。
【請求項33】
前記検出チャンバからの発光を検出するように適合且つ配置された光学検波器をさらに備えた請求項29に記載のカートリッジ。
【請求項34】
複数のアッセイを実行する方法であって、
複数の電極を用いてアッセイ依存性の信号を測定する工程を含み、前記複数の電極の少なくとも1つはアッセイ依存性の信号を測定する作用電極として使用され、次に前記複数の電極の異なる1つの電極において異なるアッセイ依存性の信号を測定する対向電極として使用される方法。
【請求項35】
前記複数の電極の少なくとも2つの各々は、アッセイ依存性の信号を測定する作用電極として使用され、次に前記複数の電極の異なる1つの電極において異なるアッセイ依存性の信号を測定する対向電極として使用される請求項34に記載の方法。
【請求項36】
前記複数の電極は、専用の対向電極、専用の作用電極、及び2つ以上の付加的な電極を含み、各々、アッセイ依存性の信号を測定する作用電極として使用され、次に前記複数の電極の異なる1つの電極において異なるアッセイ依存性の信号を測定する対向電極として使用される請求項34に記載の方法。
【請求項37】
電気化学発光の測定を実行する方法であって、
気泡の存在を検出するために測定チャンバ内の2つの電極間のインピーダンスを測定する工程であり、前記電極において電気化学発光を生成するには不十分な電位を用いた工程と、
前記2つの電極のうちの1つで電気化学発光を誘起する工程とを含んだ方法。
【請求項38】
前記測定工程はDCインピーダンス測定又はACインピーダンス工程である請求項37に記載の方法。
【請求項39】
電極表面上にアッセイ試薬を付着させてアッセイ領域を形成する方法であって、
前記電極表面上の所定領域を被覆するためにインパクト駆動式の拡散を用いて、所定量の前記アッセイ試薬を前記電極表面上に分注する工程を含み、前記所定領域は所定のアッセイ試薬エリアを有する方法。
【請求項40】
前記所定のアッセイ試薬エリアは、前記電極表面上の前記所定量の前記アッセイ試薬の定常状態の拡散エリアよりも広い請求項39に記載の方法。
【請求項41】
前記所定のアッセイ試薬エリアは、前記電極表面上の前記所定量の前記アッセイ試薬の定常状態の拡散エリアの少なくとも2倍である請求項40に記載の方法。
【請求項42】
前記分注工程は、前記所定量の前記アッセイ試薬を200cm/秒より速い速度で分注する工程を含む請求項39に記載の方法。
【請求項43】
前記電極表面はカーボンインクを含む請求項39に記載の方法。
【請求項44】
前記電極表面は前記アッセイ試薬に対する電極表面の進入及び後退接触角を有する材料を含み、前記電極表面の進入及び後退接触角は少なくとも30度異なっている請求項39に記載の方法。
【請求項45】
前記方法は、電磁弁式分注器、圧電式分注器、及びバブルジェット(登録商標)式分注器から成る群から選択される流体分注器を使用する請求項39に記載の方法。
【請求項46】
前記所定領域は前記アッセイ試薬に対する誘電体の進入及び後退接触角を有する誘電体材料によって定められる請求項39に記載の方法。
【請求項47】
前記誘電体の進入及び後退接触角は互いにほぼ等しく、前記電極表面の後退接触角よりも大きい請求項46に記載の方法。
【請求項48】
前記誘電体の進入及び後退接触角は互いに約20度以内であり、且つ前記電極表面の後退接触角よりも大きい請求項46に記載の方法。
【請求項49】
前記誘電体の後退接触角は前記電極表面の後退接触角よりも大きい請求項46に記載の方法。
【請求項50】
前記所定の量は、前記誘電体材料の上に拡散するアッセイ試薬が、前記誘電体材料と前記所定領域を定める前記電極表面との間の界面まで後退するように選択される請求項46に記載の方法。
【請求項51】
前記アッセイ試薬は実質的に界面活性剤を含まない請求項39に記載の方法。
【請求項52】
前記電極表面はプラズマで処理されていない請求項43に記載の方法。
【請求項53】
カーボン電極表面上にアッセイ試薬を吸着させる方法であって、
前記電極を洗浄する工程と、
前記電極を前記アッセイ試薬を含んだ溶液で処理する工程とを含んだ方法。
【請求項54】
前記洗浄工程は界面活性剤を含んだ洗浄溶液を使用する請求項53に記載の方法。
【請求項55】
前記界面活性剤はTriton X100である請求項53に記載の方法。
【請求項56】
前記洗浄工程後で、前記処理工程の前に界面活性剤を含まない溶液で前記電極を洗い流す工程をさらに含む請求項54に記載の方法。
【請求項57】
前記電極を前記界面活性剤を含まない溶液中に約1時間浸漬する工程をさらに含む請求項56に記載の方法。
【請求項58】
アッセイ試薬を含んだアッセイ領域を形成する方法であって、
吸着されたビオチン結合タンパク質層を表面の所定領域内に形成するように、前記ビオチン結合タンパク質の溶液で前記表面の前記所定領域を処理する工程と、
ビオチンに結合された前記アッセイ試薬を含む溶液で、前記吸着されたビオチン結合タンパク質層を処理する工程とを含む方法。
【請求項59】
前記アッセイ試薬溶液で処理する前に、前記表面上の前記ビオチン結合タンパク質の前記溶液を乾燥させる工程をさらに含む請求項58に記載の方法。
【請求項60】
前記アッセイ試薬溶液で処理する前に、前記吸着されたビオチン結合タンパク質層を洗浄する工程をさらに含む請求項58に記載の方法。
【請求項61】
前記所定領域は流体を記所定領域に閉じ込めるように適合された境界によって定められる請求項58に記載の方法。
【請求項62】
前記表面はカーボンインク電極である請求項58に記載の方法。
【請求項63】
前記境界は誘電体層によって定められる請求項61に記載の方法。
【請求項64】
前記ビオチン結合タンパク質の前記溶液は前記ビオチン結合タンパク質の重合体形態を含む請求項58に記載の方法。
【請求項65】
前記ビオチン結合タンパク質は、ビオチンに対する複数の結合部位を有し、且つ前記重合体形態の前記ビオチン結合タンパク質は、前記ビオチン結合タンパク質及び架橋分子を含んだ溶液を形成することによって形成され、前記架橋分子は複数のビオチン基を含んだ請求項64に記載の方法。
【請求項66】
前記ビオチン結合タンパク質と前記架橋分子とのモル比は0.01〜0.05である請求項65に記載の方法。
【請求項67】
前記アッセイ領域を洗浄する工程をさらに含む請求項58に記載の方法。
【請求項68】
前記洗浄工程は遮断剤を含んだ洗浄溶液を使用する請求項67に記載の方法。
【請求項69】
前記遮断剤はタンパク質である請求項67に記載の方法。
【請求項70】
前記遮断剤はビオチンである請求項67に記載の方法。
【請求項71】
複数のアッセイ領域を形成する方法であって、
a.吸着されたビオチン結合タンパク質層を表面の所定領域内に形成するように、表面の複数の所定領域の1つをビオチン結合タンパク質で処理する工程と、
b.ビオチンに結合したアッセイ試薬を含んだ溶液で前記吸着されたビオチン結合タンパク質層を処理する工程と、
c.前記複数のアッセイ領域の各々に対して工程a及びbを繰り返す工程とを含む方法。
【請求項72】
前記アッセイ試薬溶液で処理する前に、前記ビオチン結合タンパク質溶液を前記表面上で乾燥させる工程をさらに含む請求項71に記載の方法。
【請求項73】
前記吸着されたビオチン結合タンパク質層を前記アッセイ試薬溶液で処理する工程をさらに含む請求項71に記載の方法。
【請求項74】
前記所定領域は流体を前記所定領域に閉じ込めるように適合された境界によって定められる請求項71に記載の方法。
【請求項75】
前記表面はカーボンインク電極である請求項71に記載の方法。
【請求項76】
前記境界は誘電体層によって定められる請求項74に記載の方法。
【請求項77】
前記ビオチン結合タンパク質溶液は重合形態の前記ビオチン結合タンパク質を含む請求項71に記載の方法。
【請求項78】
前記ビオチン結合タンパク質は複数のビオチン結合部位を有し、且つ前記重合形態の前記ビオチン結合タンパク質は、前記ビオチン結合タンパク質及び架橋分子を含んだ溶液を形成することによって形成され、前記架橋分子は複数のビオチン基を含んでいる請求項77に記載の方法。
【請求項79】
前記ビオチン結合タンパク質対前記架橋分子のモル比は0.01〜0.05である請求項78に記載の方法。
【請求項80】
各領域におけるアッセイ試薬は同一である請求項71に記載の方法。
【請求項81】
各領域におけるアッセイ試薬は異なっている請求項71に記載の方法。
【請求項82】
少なくとも2つの領域のアッセイ試薬は異なっている請求項71に記載の方法。
【請求項83】
前記アッセイ試薬は抗体又は核酸である請求項71に記載の方法。
【請求項84】
前記複数のアッセイ領域を洗浄する工程をさらに含む請求項71に記載の方法。
【請求項85】
前記洗浄工程は遮断剤を含んだ洗浄溶液を使用する請求項84に記載の方法。
【請求項86】
前記遮断剤はタンパク質である請求項84に記載の方法。
【請求項87】
前記遮断剤はビオチンである請求項84に記載の方法。
【請求項88】
前記ビオチン結合タンパク質はアビジンである請求項58から87までのいずれか一項に記載の方法。
【請求項89】
前記ビオチン結合タンパク質はストレプトアビジンである請求項58から87までのいずれか一項に記載の方法。
【請求項90】
アッセイ試薬を含んだアッセイ領域を形成する方法であって、
吸着された第2の結合パートナー層を表面の所定領域内に形成するように、表面の所定領域を第2の結合パートナーの溶液で処理する工程と、
第1の結合パートナーに結合されたか又はそれを含んだアッセイ試薬を含む溶液で、前記第2の結合パートナー層を処理する工程であり、前記第1の結合パートナー及び前記第2の結合パートナーは互いに特異的に結合する工程とを含んだ方法。
【請求項91】
前記アッセイ試薬溶液で処理する前に、前記ビオチン結合パートナーを前記表面上で乾燥させる工程をさらに含む請求項90に記載の方法。
【請求項92】
前記吸着されたビオチン結合パートナー層を前記アッセイ試薬溶液で処理する工程をさらに含む請求項90に記載の方法。
【請求項93】
前記所定領域は流体を前記所定領域に閉じ込めるように適合された境界によって定められる請求項90に記載の方法。
【請求項94】
前記表面はカーボンインク電極である請求項90に記載の方法。
【請求項95】
前記境界は誘電体層によって定められる請求項93に記載の方法。
【請求項96】
前記第2の結合パートナーの前記溶液は重合形態の前記第2の結合パートナーを含む請求項90に記載の方法。
【請求項97】
前記第2の結合パートナーは前記第1の結合パートナーに対する複数の結合部位を有し、且つ前記重合形態の前記第2の結合パートナーは前記第2の結合パートナー及び架橋分子を含んだ溶液を形成することによって形成され、前記架橋分子は、前記第1の結合パートナー又は前記第2の結合パートナーに対する複数の結合部位を有する第1の結合パートナーの複数のコピーを含む請求項96に記載の方法。
【請求項98】
前記第2の結合パートナー対前記架橋分子のモル比は0.01〜0.05である請求項97に記載の方法。
【請求項99】
前記アッセイ領域を洗浄する工程をさらに含む請求項90に記載の方法。
【請求項100】
前記洗浄工程は遮断剤を含んだ洗浄溶液を使用する請求項99に記載の方法。
【請求項101】
前記遮断剤はタンパク質である請求項100に記載の方法。
【請求項102】
前記遮断剤は前記第1の結合パートナーを含む請求項100に記載の方法。
【請求項103】
複数のアッセイ領域を形成する方法であって、
a.吸着された第2の結合パートナー層を表面の所定領域内に形成するように、表面の複数の所定領域の1つを第1の結合パートナーの溶液で処理する工程と、
b.第1の結合パートナーに結合されたか又はそれを含んだアッセイ試薬を含む溶液で、前記第2の結合パートナー層を処理する工程であり、前記第1の結合パートナー及び前記第2の結合パートナーは互いに特異的に結合する工程と
c.前記複数のアッセイ領域の各々に対して工程a及びbを繰り返す工程とを含む方法。
【請求項104】
前記アッセイ試薬溶液で処理する前に、前記第2の結合パートナー溶液を前記表面上で乾燥させる工程をさらに含む請求項103に記載の方法。
【請求項105】
前記アッセイ試薬溶液で処理する前に、前記吸着された第2の結合パートナー層を洗浄する工程をさらに含む請求項103に記載の方法。
【請求項106】
前記所定領域は流体を前記所定領域に閉じ込めるように適合された境界によって定められる請求項103に記載の方法。
【請求項107】
前記表面はカーボンインク電極である請求項103に記載の方法。
【請求項108】
前記境界は誘電体層によって定められる請求項106に記載の方法。
【請求項109】
前記第2の結合パートナー溶液は重合形態の前記第2の結合パートナーを含む請求項103に記載の方法。
【請求項110】
前記第2の結合パートナーは前記第1の結合パートナーに対する複数の結合部位を有し、且つ前記重合形態の前記第2の結合パートナーは、前記第2の結合パートナー及び架橋分子を含んだ溶液を形成することによって形成され、前記架橋分子は前記第1の結合パートナー又は前記第2の結合パートナーに対する複数の結合部位を有する第1の結合パートナーの複数のコピーを含んでいる請求項109に記載の方法。
【請求項111】
前記第2の結合パートナー対前記架橋分子のモル比は0.01〜0.05である請求項110に記載の方法。
【請求項112】
各領域におけるアッセイ試薬は同一である請求項103に記載の方法。
【請求項113】
各領域におけるアッセイ試薬は異なっている請求項103に記載の方法。
【請求項114】
前記アッセイ試薬は少なくとも2つの領域において異なっている請求項103に記載の方法。
【請求項115】
前記アッセイ試薬は抗体又は核酸である請求項103に記載の方法。
【請求項116】
前記複数のアッセイ領域を洗浄する工程をさらに含む請求項103に記載の方法。
【請求項117】
前記洗浄工程は遮断剤を含んだ洗浄溶液を使用する請求項116に記載の方法。
【請求項118】
前記遮断剤はタンパク質である請求項117に記載の方法。
【請求項119】
前記遮断剤は第1の結合パートナーを含む請求項117に記載の方法。
【請求項120】
複数のアッセイを実行するカートリッジであって、
入口、出口、及び検出チャンバを有するフローセルであり、前記入口、検出チャンバ、及び出口が前記フローセルを通る流路を形成するフローセルを備えており、前記検出チャンバは、
前記流路に沿って1次元アレイで配置された、アッセイ試薬が上に固定化された複数の作用電極と、
共通の対向電極とを含んだカートリッジ。
【請求項121】
前記対向電極は作用電極の各々に対してほぼ等距離になるように配置された請求項120に記載のカートリッジ。
【請求項122】
前記対向電極は前記流路とほぼ整列された長さを有し、且つ前記対向電極は前記流路にわたって並んで配置された請求項120に記載のカートリッジ。
【請求項123】
前記流路及び/又は前記アレイはほぼ線形状である請求項120に記載のカートリッジ。
【請求項124】
前記作用電極及び前記対向電極はカーボンインクを含む請求項120に記載のカートリッジ。
【請求項125】
前記検出チャンバは少なくとも1つの検出チャンバ表面をさらに含み、前記検出チャンバ表面の少なくとも一部分は透明である請求項120に記載のカートリッジ。
【請求項126】
前記検出チャンバからの発光を検出するように適合且つ配置された光学検波器をさらに含んだ請求項120に記載のカートリッジ。
【請求項127】
カートリッジリーダーをさらに含む請求項29から32又は請求項120から125までのいずれか一項に記載のカートリッジを含んだ装置。
【請求項128】
前記カートリッジリーダーは前記作用電極において誘起された発光を測定する光検出器をさらに含んだ請求項127に記載の装置。
【請求項129】
アッセイカートリッジであって、
密閉可能なクロージャを備えた標本導入口を有する標本チャンバと、
第1の廃棄物チャンバと、
前記廃棄物チャンバに接続された第1の廃棄物チャンバベントポートと、
第1の標本導管を介して前記標本チャンバに接続され、且つ第1の廃棄物導管を介して前記第1の廃棄物チャンバに接続された第1の検出チャンバとを含んだアッセイカートリッジ。
【請求項130】
前記標本チャンバに接続された標本チャンバベントポートをさらに含む請求項129に記載のアッセイカートリッジ。
【請求項131】
前記第1の標本導管はキャピラリ破壊を含む請求項130に記載のアッセイカートリッジ。
【請求項132】
前記キャピラリ破壊はz−移行を含む請求項131に記載のアッセイカートリッジ。
【請求項133】
前記カートリッジは前記カートリッジの異なる平面において2つの平坦な流体ネットワークを含み、且つ前記z−移行は前記2つの平坦な流体ネットワークを接続する流体導管セグメントを含む請求項132に記載のアッセイカートリッジ。
【請求項134】
前記キャピラリ破壊は二重のz−移行を含む請求項132に記載のアッセイカートリッジ。
【請求項135】
アッセイカートリッジであって、
第1の側を有するカートリッジボディと、
前記カートリッジボディ及び前記第1の側がその間に1つ又は複数の第1の側の流体ネットワークを定める層を覆うように、前記第1の側に結合された1つ又は複数の第1の側のカバー層とを備え、前記アッセイカートリッジが、
密閉可能なクロージャを有する標本導入口を有する標本チャンバと、
前記標本チャンバに接続された標本チャンバベントポートと、
第1の廃棄物チャンバと、
前記第1の廃棄物チャンバに接続された第1の廃棄物チャンバベントポートと、
第1の標本導管を介して前記標本チャンバに接続され、且つ第1の廃棄物導管を介して前記第1の廃棄物チャンバに接続された第1の検出チャンバとを含んだアッセイカートリッジ。
【請求項136】
前記カートリッジボディは第2の側及び該第2の側に結合された1つ又は複数の第2の側のカバー層をさらに含み、前記カートリッジボディ及び前記第2側のカバー層は1つ又は複数の第2の側の流体ネットワークをその間に定め、
前記カートリッジボディは前記第1及び第2の側の流体ネットワークの間に流体的連通を形成する少なくとも1つの貫通孔を有する請求項135に記載のアッセイカートリッジ。
【請求項137】
前記流体ネットワークの少なくとも1つは、少なくとも部分的には、前記カートリッジボディ及び/又は前記カバー層の凹部によって形成された請求項136に記載のアッセイカートリッジ。
【請求項138】
1つ又は複数の開口部を有するガスケットをさらに含み、該ガスケットは前記カートリッジボディと前記カバー層の少なくとも1つとの間に配設されており、前記流体ネットワークの少なくとも1つは、少なくとも部分的には、前記開口部によって形成された請求項136に記載のアッセイカートリッジ。
【請求項139】
前記第1の標本導管はキャピラリ破壊を含む請求項136に記載のアッセイカートリッジ。
【請求項140】
前記キャピラリ破壊はz−移行を含む請求項136に記載のアッセイカートリッジ。
【請求項141】
前記z−移行は、順番に、第1、第2、第3、第4、及び第5の標本導管セグメントを含み、前記セグメントの各々は隣接するセグメントに対してある角度で接続され、前記セグメントは、前記第1及び第5のセグメントが前記第1の流体ネットワーク内に存在するように、前記第3のセグメントが前記第2の流体ネットワーク内に存在するように、且つ前記第2及び第4のセグメントが前記カートリッジボディを貫ける貫通孔であるように配向された請求項140に記載のアッセイカートリッジ。
【請求項142】
前記第1の標本導管内に乾燥試薬をさらに含む請求項130又は136のいずれか一項に記載のアッセイカートリッジ。
【請求項143】
前記乾燥試薬は標識した結合試薬、遮断剤、ECL共作用物質及び/又は抽出緩衝液中和剤を含む請求項142に記載のアッセイカートリッジ。
【請求項144】
前記第1の標本導管に接続された空気ベントポートをさらに含む請求項130又は136のいずれか一項に記載のアッセイカートリッジ。
【請求項145】
第1の試薬チャンバと、
前記第1の試薬チャンバに接続された第1の試薬チャンバベントポートと、
前記第1の試薬チャンバを前記第1の標本導管に接続する第1の試薬チャンバ導管とをさらに含む請求項130又は136のいずれか一項に記載のアッセイカートリッジ。
【請求項146】
前記第1の試薬チャンバは第1の液体試薬を含む請求項145に記載のアッセイカートリッジ。
【請求項147】
前記第1の試薬チャンバ内に第1の試薬アンプルをさらに含み、前記第1の試薬アンプルは前記第1の液体試薬を含む請求項146に記載のアッセイカートリッジ。
【請求項148】
前記第1の試薬チャンバ導管に接続された空気ベントポートをさらに含む請求項146に記載のアッセイカートリッジ。
【請求項149】
前記第1の試薬導管内に乾燥試薬をさらに含む請求項146に記載のアッセイカートリッジ。
【請求項150】
前記乾燥試薬は標識した結合試薬、遮断剤、ECL共反応物質及び/又は抽出緩衝液中和剤を含む請求項149に記載のアッセイカートリッジ。
【請求項151】
前記第1の液体試薬は洗浄緩衝液、抽出緩衝液、アッセイ希釈液及び/又はECL読取り緩衝液である請求項146に記載のアッセイカートリッジ。
【請求項152】
第2の液体試薬を保持する第2の試薬チャンバと、
前記第2の試薬チャンバに接続された第2の試薬チャンバベントポートと、
前記第2の試薬チャンバを前記標本導管と接続する第2の試薬チャンバ導管とをさらに含む請求項146に記載のアッセイカートリッジ。
【請求項153】
前記第1の検出チャンバは結合試薬のアレイを含む請求項130又は136のいずれか一項に記載のアッセイカートリッジ。
【請求項154】
前記第1の検出チャンバは結合試薬が上に固定化された1つ又は複数の電極を含む請求項130又は136のいずれか一項に記載のアッセイカートリッジ。
【請求項155】
第2の廃棄物チャンバと、
前記第2の廃棄物チャンバに接続された第2の廃棄物チャンバベントポートと、
第2の標本導管を介して前記標本チャンバ又は前記第1の標本導管に接続され、且つ第2の廃棄物導管を介して前記第2の廃棄物チャンバに接続された第2の検出チャンバとを含む請求項130又は136のいずれか一項に記載のアッセイカートリッジ。
【請求項156】
前記第2の標本導管を介して前記標本チャンバ又は前記第1の標本導管に接続され、且つ第2の廃棄物導管を介して前記第2の廃棄物チャンバに接続された第2検出チャンバをさらに含む請求項130又は136のいずれか一項に記載のアッセイカートリッジ。
【請求項157】
前記検出チャンバの1つの壁の少なくとも一部分は、前記検出チャンバ内の物質を光学的に監視できるように実質的に透明である請求項130又は136のいずれか一項に記載のアッセイカートリッジ。
【請求項158】
前記カバー層の少なくとも一部分は、前記カートリッジ内の流体の流れを監視できるように実質的に透明である請求項136に記載のカートリッジ。
【請求項159】
前記カバー層の1つは、i)固定化した試薬のパタン化したアレイを含む第1の領域であり、前記検出チャンバの表面を形成する第1の領域と、ii)乾燥試薬をその上に有する第2の領域であり、前記標本導管の表面を形成する第2の領域とを有する請求項136に記載のカートリッジ。
【請求項160】
前記カートリッジは、2つの第2の側の流体ネットワークを定める2つの第2の側のカバー層と、前記2つの第2の側の流体ネットワークを接続する第1の側の架橋層とを有する請求項136に記載のカートリッジ。
【請求項161】
前記第1の側の架橋層上に乾燥試薬をさらに含む請求項160に記載のカートリッジ。
【請求項162】
シャフト及び標本採取ヘッドを備えたアプリケータスティックを用いて採取された標本を分析するアッセイカートリッジであって、
第1の細長形領域及び第2の細長形領域を有する細長形の空洞を含んだ標本チャンバであり、前記領域は相互に対してある角度で配向された標本チャンバを備えており、
前記角度は、前記アプリケータスティックが前記標本導管内に挿入されると同時に折れ曲がって、前記シャフトの破壊を促進するように選択されたアッセイカートリッジ。
【請求項163】
前記角度は30〜70である請求項162に記載のアッセイカートリッジ。
【請求項164】
前記空洞の断面積は前記アプリケータスティックヘッドの幅の2倍未満である請求項162に記載のアッセイカートリッジ。
【請求項165】
前記カートリッジは前記標本コンパートメントを密閉する密閉可能なクロージャをさらに含む請求項162に記載のアッセイカートリッジ。
【請求項166】
前記破壊によって前記標本採取ヘッドを含んだスティックの断片を短くし、前記断片の長さは前記キャビティの長さ未満である請求項162に記載のアッセイカートリッジ。
【請求項167】
アッセイカートリッジであって、
抽出試薬を保持する抽出試薬チャンバと、
アプリケータスティックを受け取るように適合された標本チャンバであり、抽出試薬導管を介して前記抽出試薬チャンバに接続され、密閉可能なクロージャを備えた標本導入口有する標本チャンバと、
第1の標本導管を介して前記標本チャンバに接続された第1の検出チャンバとを備えたアッセイカートリッジ。
【請求項168】
前記標本チャンバと前記標本導管との間にフィルタをさらに含んだ請求項167に記載のアッセイカートリッジ。
【請求項169】
前記標本チャンバは前記カートリッジ内の細長形空洞であり、前記標本導管導入口は前記細長形空洞の一端に設置された請求項167に記載のアッセイカートリッジ。
【請求項170】
前記標本導管及び前記抽出試薬導管は前記空洞の長さに沿って接続且つ配置された請求項169に記載のアッセイカートリッジ。
【請求項171】
前記細長形空洞は第1の細長形領域及び第2の細長形領域を有し、該領域は相互に対してある角度で配向されており、且つ前記角度は前記アプリケータスティックが標本導管に挿入されると同時に前記シャフトを折り曲げ、且つ前記シャフトの破壊を促進するように選択される請求項169に記載のアッセイカートリッジ。
【請求項172】
前記破壊によって前記アプリケータスティックの標本採取ヘッドを含んだアプリケータスティックの断片を短くし、前記断片の長さは前記キャビティの長さ未満である請求項171に記載のアッセイカートリッジ。
【請求項173】
洗浄試薬を保持する洗浄試薬チャンバであり、洗浄試薬導管を介して前記検出チャンバに接続された洗浄試薬チャンバと、廃棄物導管を介して前記標本導管に接続された廃棄物チャンバとを含んだ請求項167に記載のアッセイカートリッジ。
【請求項174】
廃棄物導管を介して前記検出チャンバに接続された廃棄物チャンバと、洗浄試薬を保持する洗浄試薬チャンバであり、洗浄導管を介して前記標本導管に接続された洗浄試薬チャンバとをさらに含んだ請求項167に記載のアッセイカートリッジ。
【請求項175】
前記抽出試薬チャンバは亜硝酸又は硝酸塩を含む請求項167に記載のアッセイカートリッジ。
【請求項176】
前記標本導管に連結された気泡トラップをさらに含む請求項167に記載のアッセイカートリッジ。
【請求項177】
カートリッジベースのアッセイを実行する方法であって、
標本チャンバベントポートを有する標本チャンバであり、第1の乾燥試薬を含んだ第1の標本導管分岐を有する標本導管に接続された標本チャンバと、
廃棄物チャンバと、
前記廃棄物チャンバに接続された第1の廃棄物チャンバベントポートと、
前記第1の標本導管分岐を介して前記標本チャンバに接続され、且つ第1の廃棄物導管を介して前記第1の廃棄物チャンバに接続された第1の検出チャンバと、
ある量の第1の液体試薬を含んだ第1の試薬チャンバであり、第1の試薬導管を介して前記標本導管に接続された第1の試薬チャンバと、
前記第1の試薬チャンバに接続された第1の試薬チャンバベントポートと、
前記標本導管又は前記第1の標本導管分岐に接続された空気ベントポートとを備えており、
前記方法は、
前記標本チャンバから前記第1の標本導管分岐内に前記標本を移動する工程と、
前記標本内で前記第1の乾燥試薬を戻す工程と、
所定の量を有する前記標本のスラグを、前記第1の検出チャンバ内に移動する工程と、
前記第1の検出チャンバ内の前記標本を前記第1の廃棄物チャンバ内に移動する工程と、
前記第1の液体試薬を前記第1の検出チャンバ内に移動する工程と、
前記第1の検出チャンバからの信号を測定する方法とを含んだ方法。
【請求項178】
前記標本を前記第1の標本導管分岐内に移動する工程は、前記標本ベントポートを開放し、且つ前記第1の廃棄物ベントポートに吸引力を印加する工程を含む請求項177に記載の方法。
【請求項179】
前記標本のスラグを移動する工程は、前記空気ベントポートを開放し、且つ前記第1の廃棄物ベントポートに吸引力を印加する工程を含む請求項177に記載の方法。
【請求項180】
前記第1の液体試薬を移動する工程は、前記試薬ベントポートを開放し、且つ前記第1の廃棄物ベントポートに吸引力を印加する工程を含む請求項177に記載の方法。
【請求項181】
前記第1の液体試薬を移動する工程は、前記第1の液体試薬を分割するように前記空気ベントポートを開放する工程をさらに含む請求項180に記載の方法。
【請求項182】
前記アッセイは結合アッセイであり、前記第1の検出チャンバは1つ又は複数の固定化した結合試薬を含み、且つ前記第1の乾燥試薬は1つ又は複数の標識した結合試薬を含む請求項177に記載の方法。
【請求項183】
前記第1の検出チャンバは電極を含み、前記1つ又は複数の標識した結合試薬は1つ又は複数の電気化学発光標識を含み、前記第1の液体試薬は電気化学発光共作用物質を含み、且つ前記信号は電気化学発光信号である請求項182に記載の方法。
【請求項184】
前記第1の乾燥試薬を戻す前記工程は、前記第1に乾燥試薬上で前記標本を前後に移動させる工程を含む請求項177に記載の方法。
【請求項185】
前記標本のスラグを前記第1の検出チャンバ内で前後に移動させる工程をさらに含む請求項177に記載の方法。
【請求項186】
前記空気ベントポート又は前記標本チャンバベントポートを開放する工程と、前記廃棄物チャンバベントポートにおいて正圧及び負圧を交互に印加する工程をさらに含む請求項184又は185のいずれか一項に記載の方法。
【請求項187】
標本及び/又は第1の液体試薬を移動する工程は所定の時間間隔の間実行される請求項177に記載の方法。
【請求項188】
標本及び/又は第1の液体試薬を移動する工程は、標本及び/又は第1の第1の液体試薬が所定の場所に達するまで実行される請求項177に記載の方法。
【請求項189】
前記標本及び/又は第1の液体試薬前記所定の場所に達したときを判断するために流体センサを用いる工程をさらに含む請求項188に記載の方法。
【請求項190】
前記前後の動作を行う境界は流体センサによって決定される請求項185に記載の方法。
【請求項191】
前記標本及び/又は第1の液体試薬はキャピラリ破壊として働くz−移行を含む請求項177に記載の方法。
【請求項192】
前記標本チャンバは標本導入口を含み、且つ前記方法は前記標本導入口を介して前記標本チャンバに前記標本を添加する工程及び前記標本導入口を密閉する工程をさらに含んだ請求項177に記載の方法。
【請求項193】
前記標本は液体標本である請求項192に記載の方法。
【請求項194】
前記標本は固体マトリクスを含む請求項192に記載の方法。
【請求項195】
前記標本チャンバは、抽出試薬を含んだ抽出チャンバを介して前記標本チャンバベントポートに接続された請求項194に記載の方法。
【請求項196】
前記カートリッジは、
第2の廃棄物チャンバと、
前記第2の廃棄物チャンバに接続された第2の廃棄物チャンバベントポートと、
第2の乾燥試薬を含んだ第2の標本導管を介して前記標本チャンバに接続され、且つ第2の廃棄物導管を介して前記第2の廃棄物チャンバに接続された第2の検出チャンバとをさらに備え、
前記方法は、
前記標本チャンバから前記標本導管分岐内に前記標本を移動する工程と、
前記標本内で前記乾燥試薬を戻す工程と、
所定の量を有する前記標本の第2のスラグを前記検出チャンバ内に移動する工程と、
前記検出チャンバ内の前記標本を前記廃棄物チャンバ内に移動する工程、
前記第1の液体試薬を前記第2の検出チャンバ内に移動する工程と、
前記検出チャンバからの信号を測定する工程とをさらに含んだ請求項177に記載の方法。
【請求項197】
前記第1試薬は前記第1の試薬チャンバ内の第1の試薬アンプル中に含まれ、且つ前記方法は前記アンプルを破壊する工程をさらに含む請求項177に記載の方法。
【請求項198】
前記第1の試薬導管は第3の乾燥試薬を含む請求項177に記載の方法。
【請求項199】
前記カートリッジは、
ある量の第2の液体試薬を含んだ第2の試薬チャンバであり、第2の試薬導管を介して前記標本導管又は前記第1の試薬導管に接続された第2の試薬チャンバと、
前記試薬チャンバに接続された第2の試薬チャンバベントポートとをさらに備え、
前記方法は、
前記第2の液体試薬をカートリッジベースのアッセイに移動する工程をさらに含む請求項177に記載の方法。
【請求項200】
カートリッジベースのアッセイを実行する方法であって、
前記カートリッジは、
標本チャンバベントポートを有する標本チャンバであり、第1の乾燥試薬を含んだ標本導管に接続された標本チャンバと、
第1の廃棄物チャンバ導管を介して前記標本導管に接続された第1の廃棄物チャンバと、
前記廃棄物チャンバに接続された第1の廃棄物チャンバベントポートと、
ある量の第1の液体試薬を含んだ第1の試薬チャンバと、
前記第1の試薬チャンバに接続された第1の試薬チャンバベントポートと、
前記標本導管を介して前記標本チャンバに接続され、且つ第1の試薬チャンバ導管を介して前記第1の試薬チャンバに接続された第1の検出チャンバと、
前記標本導管又は前記第1の試薬導管に接続された空気ベントポートとを備え、
前記方法は、
前記標本チャンバから前記第1の標本導管に前記標本を移動する工程と、
前記標本内で前記第1の試薬を戻す工程と、
所定の量を有する前記標本の第1のスラグを前記第1の検出チャンバ内に移動する工程と、
前記第1の検出チャンバ内の前記標本を前記廃棄物チャンバ内に移動する工程と、
前記第1の液体試薬を前記第1の検出チャンバ内に移動する工程と、
前記第1の検出チャンバからの信号を測定する工程とを含む方法。
【請求項201】
前記検出チャンバは細長形の寸法を有し、前記標本導管及び前記第1の試薬導管は前記細長形の寸法の実質的に両端において前記第1の検出チャンバと接続された請求項200に記載の方法。
【請求項202】
前記第1のスラグは前進方向にある経路に沿って前記第1の検出チャンバ内を移動し、前記第1の液体試薬はそれとは該前進方向とは逆方向に前記経路に沿って前記第1の検出チャンバ内を移動する請求項200に記載の方法。
【請求項203】
前記標本は亜硝酸又は硝酸塩を含む請求項200に記載の方法。
【請求項204】
前記標本は液体標本である請求項200に記載の方法。
【請求項205】
前記標本は個体マトリクスを含む請求項200に記載の方法。
【請求項206】
前記標本チャンバは抽出試薬を含んだ抽出チャンバを介して前記標本チャンバに接続された請求項205に記載の方法。
【請求項207】
前記カートリッジは
第2の廃棄物チャンバと、
前記第2の廃棄物チャンバに接続された第2の廃棄物チャンバベントポートと、
第2の試薬チャンバ導管を介して前記第1の検出チャンバ導管に接続され、且つ第2の廃棄物導管を介して前記第2の廃棄物チャンバに接続された第2の検出チャンバとをさらに備え、
前記方法は、
前記第1の液体試薬を前記第2の検出チャンバに移動する工程と、
前記第2の検出チャンバからの信号を測定する工程とをさらに含む請求項200に記載の方法。
【請求項208】
分析用の標本を調整する方法であって、
標本チャンバを含んだカートリッジ内に標本を採取するアプリケータスティックを挿入する工程であり、前記アプリケータスティックはシャフト及び標本採取ヘッドを備えた工程と、
前記アプリケータスティックのシャフトを破壊してシャフト部分とヘッド部分とに分割する工程と、
前記標本チャンバ内で前記ヘッドを密閉する工程とを含んだ方法。
【請求項209】
前記挿入工程及び前記破壊工程は同時に行われる請求項208に記載の方法。
【請求項210】
前記挿入工程は前記破壊工程の前に行われる請求項208に記載の方法。
【請求項211】
前記破壊工程は前記シャフトに対して垂直に力を印加する工程を含む請求項208に記載の方法。
【請求項212】
前記標本チャンバは力集束要素をさらに含む請求項211に記載の方法。
【請求項213】
前記標本チャンバは第1の細長形領域及び第2の細長形領域を有する細長形の空洞含んだ標本チャンバであり前記領域は相互に対してある角度で配向された標本チャンバを備えており、
前記挿入工程は、前記シャフトを折り曲げてそれを破壊するように、前記第1の領域を通して前記第2の領域内に前記標本採取ヘッドを押し込む抵抗を含む請求項209に記載の方法。
【請求項214】
前記アプリケータスティックはスワブである請求項213に記載の方法。
【請求項215】
前記アプリケータスティックは前記シャフト上に位置する所定の弱点において折れる請求項213に記載の方法。
【請求項216】
前記アプリケータスティックは完全に挿入され、前記弱点は前記第1の領域と前記第2の領域との間に位置する請求項215に記載の方法。
【請求項217】
前記カートリッジは
抽出試薬を含んだ抽出試薬チャンバであり、抽出試薬チャンバ導管を介して前記標本チャンバに接続された抽出試薬チャンバと、
標本導管を介して前記標本チャンバに接続された検出チャンバとをさらに備え、
前記方法は、
標本液体を形成するように前記標本チャンバに前記抽出試薬を通過させる工程と、
前記標本液を前記検出チャンバ内に導入する工程とをさらに含む請求項209に記載の方法。
【請求項218】
前記標本導管はフィルタを含む請求項209に記載の方法。
【請求項219】
前記カートリッジは、
前記標本チャンバに接続された気泡トラップチャンバをさらに含み、
前記方法は、
前記検出チャンバ内に前記標本液を導入する前に、前記標本液を前記気泡トラップに導入して、前記標本液から気泡を除去する工程をさらに含む請求項217に記載の方法。
【請求項220】
前記気泡トラップチャンバは前記標本導管に接続された気泡トラップ導管を介して前記標本チャンバに接続され、前記気泡トラップは前記気泡トラップチャンバの底部において又はその近傍で前記気泡トラップチャンバに接続されており、
前記気泡を除去する工程は、前記標本液中の気泡を前記標本液の上部まで上昇させるように、前記標本液を前記気泡トラップ内で十分な時間維持し、且つ前記気泡トラップチャンバ導管を介して前記気泡トラップチャンバから前記標本液の低減された気泡部分を除去する工程を含む請求項219に記載の方法。
【請求項221】
前記気泡トラップは前記標本導管と前記検出チャンバとの間に挿置され、且つ前記標本導管に接続された入口及び前記検出チャンバに接続された出口を有し、前記出口は前記気泡トラップチャンバにおいて又はその近傍に配置されており、
気泡を除去する前記工程は、
前記標本液中の気泡を前記標本液の上部まで上昇させるように、前記標本液を前記気泡トラップ内で十分な時間維持し、且つ前記気泡トラップチャンバ導管を介して前記気泡トラップチャンバから前記標本液の低減された気泡部分を除去する工程を含む請求項219に記載の方法。
【請求項222】
請求項129から176のいずれか一項に記載のカートリッジ及び前記カートリッジを用いてアッセイを実行するように適合されたカートリッジリーダーを含むアッセイシステム。
【請求項223】
請求項129から176のいずれか一項に記載のカートリッジ及びアプリケータスティックを含んだキット。
【請求項224】
前記カートリッジは標本チャンバを含み、前記アプリケータスティックは前記標本チャンバ内で密閉するには長過ぎるものであり、前記アプリケータスティックは前記標本内で密閉され得るヘッド部分を形成するように前記アプリケータスティックを弱点で分割でできるように構成された弱点を有する請求項223に記載のキット。
【請求項1】
複数の電極を用いて複数の生化学アッセイを実行する方法であって、
前記複数の電極の第1の電極と第2の電極との間に電気エネルギーを印加する工程と、
前記第2の電極においてアッセイ依存性の信号を測定する工程と、
前記複数の電極の前記第2の電極と第3の電極との間に電気エネルギーを印加する工程と、
前記第3の電極においてアッセイ依存性の信号を測定する工程とを含む方法。
【請求項2】
前記アッセイ依存性の信号は、電流、電位、及び電極誘起発光からなる群から選択される請求項1に記載の方法。
【請求項3】
前記アッセイ依存性の信号は電気化学発光である請求項2に記載の方法。
【請求項4】
前記第2の電極はその上に第2の電極アッセイ試薬が固定化されており、且つ前記第3の電極の上には第3の電極用アッセイ試薬が固定化されている請求項1に記載の方法。
【請求項5】
前記第2の電極用アッセイ試薬及び前記第3の電極用アッセイ試薬は対象とする種々の検体に各々固有の結合試薬である請求項4に記載の方法。
【請求項6】
前記複数の電極はフローセル内に配置され、該フローセルはフローセル経路を有する請求項1に記載の方法。
【請求項7】
前記複数の電極は順次配置されている請求項6に記載の方法。
【請求項8】
前記第1の電極は前記第2の電極に隣接し、且つ前記第2の電極は前記第3の電極に隣接している請求項1に記載の方法。
【請求項9】
前記複数の電極は単一の検出チャンバ内に配置されている請求項1に記載の方法。
【請求項10】
前記複数の電極は印刷されたカーボンインクである請求項1に記載の方法。
【請求項11】
前記アッセイ試薬は前記電極上の誘電体層によって定められたアッセイ領域内に存在する請求項4に記載の方法。
【請求項12】
前記第1、第2、及び第3の電極は前記電極に電気エネルギーを供給する第1、第2、及び第3の電気リード線を有し、
前記フローセルは前記第1及び第3の電気リード線の露出表面によって少なくとも部分的に定められた入口導管と流体的に連通し、
前記入口導管内の流体は前記露出表面と電気的に接触し、
該方法は前記露出面間に入口導管検査電位を印加して、前記入口導管内の流体の存在又は組成を判断する工程をさらに含んだ請求項6に記載の方法。
【請求項13】
前記検査電位は前記第1又は第2の電極において電気化学発光を誘起するのに十分な大きさである請求項12に記載の方法。
【請求項14】
前記複数の電極の前記第3の電極と第4の電極との間に電気エネルギーを印加する工程と、
前記第4の電極においてアッセイ依存性の信号を測定する工程とをさらに含む請求項1に記載の方法。
【請求項15】
複数の生化学アッセイを実行する装置であって、
少なくとも1つの専用の作用電極、少なくとも1つの二役電極、及び少なくとも1つの対向電極を含んだ複数の電極であり、前記専用の作用電極及び二役電極の上にはアッセイ試薬が付着された複数の電極を備え、
前記二役電極は最初は作用電極として働き、次に対向電極として働くように構成された装置。
【請求項16】
前記アッセイ試薬は対象とする被検体に固有の結合試薬である請求項15に記載の装置。
【請求項17】
前記結合試薬は前記専用の作用電極及び二役電極の各々について異なっている請求項16に記載の装置。
【請求項18】
前記複数の電極はフローセル内に配置され、該フローセルはフローセル経路を有する請求項15に記載の装置。
【請求項19】
前記複数の電極は前記フローセル経路に沿って配置されている請求項18に記載の装置。
【請求項20】
前記専用の対向電極は前記二役電極に隣接しており、且つ前記二役電極は前記専用の作用電極に隣接している請求項15に記載の装置。
【請求項21】
前記複数の電極は単一の検出チャンバ内に配置されている請求項15に記載の装置。
【請求項22】
前記複数の電極は印刷されたカーボンインクである請求項15に記載の装置。
【請求項23】
前記アッセイ試薬は前記専用の作用電極及び二役電極上の誘電体層によって定められたアッセイ領域内に存在する請求項16に記載の装置。
【請求項24】
前記複数の電極に電気エネルギーを供給する専用の作用電極リード線、二役電極リード線、及び専用の対向電極リード線であり、少なくとも2つの隣接しない電気リード線はその上に露出表面を有しているリード線と、
前記フローセルと流体的に連通し、且つ前記リード線の前記露出表面によって少なくとも部分的に定められた入口導管とをさらに備え、
前記入口導管内の流体は、前記露出表面と電気接触しており、
前記露出表面は、前記露出表面間に入口導管検査電位を印加して、前記入口導管内の流体の存在又は組成を判断するように構成された請求項18に記載の装置。
【請求項25】
前記露出表面は前記印加した検査電位が前記対応する電極において電気化学発光を誘起するのに不十分であるようにさらに構成された請求項24に記載の装置。
【請求項26】
前記専用の作用電極及び二役電極において生成された発光を検出する光学検波器をさらに備えた請求項15に記載の装置。
【請求項27】
前記専用の作用電極及び二役電極において電位を測定する電圧計をさらに備えた請求項15に記載の装置。
【請求項28】
前記専用の作用電極及び二役電極において電流を測定する電流計をさらに備えた請求項15に記載の装置。
【請求項29】
複数のアッセイを実行するカートリッジであって、
入口、出口、及び検出チャンバを有するフローセルであり、該入口、検出チャンバ及び出口は該フローセルを通る流路を形成するフローセルを備えており、前記検出チャンバは、
少なくとも第1の電極の上には第1のアッセイ試薬が固定化された複数の電極であり、前記流路に沿って1次元アレイで配置された複数の電極と、
前記複数の電極に電気エネルギーを供給する複数の電気リード線とを含んでいるカートリッジ。
【請求項30】
第2のアッセイ試薬がその上に固定化された第2の電極をさらに備え、前記第2の電極は前記第1の電極に隣接して配置された請求項29に記載のカートリッジ。
【請求項31】
前記複数の電極はカーボンインクを含む請求項29に記載のカートリッジ。
【請求項32】
前記検出チャンバは少なくとも1つの検出チャンバ表面をさらに含み、前記検出チャンバ表面の少なくとも一部分は透明である請求項29に記載のカートリッジ。
【請求項33】
前記検出チャンバからの発光を検出するように適合且つ配置された光学検波器をさらに備えた請求項29に記載のカートリッジ。
【請求項34】
複数のアッセイを実行する方法であって、
複数の電極を用いてアッセイ依存性の信号を測定する工程を含み、前記複数の電極の少なくとも1つはアッセイ依存性の信号を測定する作用電極として使用され、次に前記複数の電極の異なる1つの電極において異なるアッセイ依存性の信号を測定する対向電極として使用される方法。
【請求項35】
前記複数の電極の少なくとも2つの各々は、アッセイ依存性の信号を測定する作用電極として使用され、次に前記複数の電極の異なる1つの電極において異なるアッセイ依存性の信号を測定する対向電極として使用される請求項34に記載の方法。
【請求項36】
前記複数の電極は、専用の対向電極、専用の作用電極、及び2つ以上の付加的な電極を含み、各々、アッセイ依存性の信号を測定する作用電極として使用され、次に前記複数の電極の異なる1つの電極において異なるアッセイ依存性の信号を測定する対向電極として使用される請求項34に記載の方法。
【請求項37】
電気化学発光の測定を実行する方法であって、
気泡の存在を検出するために測定チャンバ内の2つの電極間のインピーダンスを測定する工程であり、前記電極において電気化学発光を生成するには不十分な電位を用いた工程と、
前記2つの電極のうちの1つで電気化学発光を誘起する工程とを含んだ方法。
【請求項38】
前記測定工程はDCインピーダンス測定又はACインピーダンス工程である請求項37に記載の方法。
【請求項39】
電極表面上にアッセイ試薬を付着させてアッセイ領域を形成する方法であって、
前記電極表面上の所定領域を被覆するためにインパクト駆動式の拡散を用いて、所定量の前記アッセイ試薬を前記電極表面上に分注する工程を含み、前記所定領域は所定のアッセイ試薬エリアを有する方法。
【請求項40】
前記所定のアッセイ試薬エリアは、前記電極表面上の前記所定量の前記アッセイ試薬の定常状態の拡散エリアよりも広い請求項39に記載の方法。
【請求項41】
前記所定のアッセイ試薬エリアは、前記電極表面上の前記所定量の前記アッセイ試薬の定常状態の拡散エリアの少なくとも2倍である請求項40に記載の方法。
【請求項42】
前記分注工程は、前記所定量の前記アッセイ試薬を200cm/秒より速い速度で分注する工程を含む請求項39に記載の方法。
【請求項43】
前記電極表面はカーボンインクを含む請求項39に記載の方法。
【請求項44】
前記電極表面は前記アッセイ試薬に対する電極表面の進入及び後退接触角を有する材料を含み、前記電極表面の進入及び後退接触角は少なくとも30度異なっている請求項39に記載の方法。
【請求項45】
前記方法は、電磁弁式分注器、圧電式分注器、及びバブルジェット(登録商標)式分注器から成る群から選択される流体分注器を使用する請求項39に記載の方法。
【請求項46】
前記所定領域は前記アッセイ試薬に対する誘電体の進入及び後退接触角を有する誘電体材料によって定められる請求項39に記載の方法。
【請求項47】
前記誘電体の進入及び後退接触角は互いにほぼ等しく、前記電極表面の後退接触角よりも大きい請求項46に記載の方法。
【請求項48】
前記誘電体の進入及び後退接触角は互いに約20度以内であり、且つ前記電極表面の後退接触角よりも大きい請求項46に記載の方法。
【請求項49】
前記誘電体の後退接触角は前記電極表面の後退接触角よりも大きい請求項46に記載の方法。
【請求項50】
前記所定の量は、前記誘電体材料の上に拡散するアッセイ試薬が、前記誘電体材料と前記所定領域を定める前記電極表面との間の界面まで後退するように選択される請求項46に記載の方法。
【請求項51】
前記アッセイ試薬は実質的に界面活性剤を含まない請求項39に記載の方法。
【請求項52】
前記電極表面はプラズマで処理されていない請求項43に記載の方法。
【請求項53】
カーボン電極表面上にアッセイ試薬を吸着させる方法であって、
前記電極を洗浄する工程と、
前記電極を前記アッセイ試薬を含んだ溶液で処理する工程とを含んだ方法。
【請求項54】
前記洗浄工程は界面活性剤を含んだ洗浄溶液を使用する請求項53に記載の方法。
【請求項55】
前記界面活性剤はTriton X100である請求項53に記載の方法。
【請求項56】
前記洗浄工程後で、前記処理工程の前に界面活性剤を含まない溶液で前記電極を洗い流す工程をさらに含む請求項54に記載の方法。
【請求項57】
前記電極を前記界面活性剤を含まない溶液中に約1時間浸漬する工程をさらに含む請求項56に記載の方法。
【請求項58】
アッセイ試薬を含んだアッセイ領域を形成する方法であって、
吸着されたビオチン結合タンパク質層を表面の所定領域内に形成するように、前記ビオチン結合タンパク質の溶液で前記表面の前記所定領域を処理する工程と、
ビオチンに結合された前記アッセイ試薬を含む溶液で、前記吸着されたビオチン結合タンパク質層を処理する工程とを含む方法。
【請求項59】
前記アッセイ試薬溶液で処理する前に、前記表面上の前記ビオチン結合タンパク質の前記溶液を乾燥させる工程をさらに含む請求項58に記載の方法。
【請求項60】
前記アッセイ試薬溶液で処理する前に、前記吸着されたビオチン結合タンパク質層を洗浄する工程をさらに含む請求項58に記載の方法。
【請求項61】
前記所定領域は流体を記所定領域に閉じ込めるように適合された境界によって定められる請求項58に記載の方法。
【請求項62】
前記表面はカーボンインク電極である請求項58に記載の方法。
【請求項63】
前記境界は誘電体層によって定められる請求項61に記載の方法。
【請求項64】
前記ビオチン結合タンパク質の前記溶液は前記ビオチン結合タンパク質の重合体形態を含む請求項58に記載の方法。
【請求項65】
前記ビオチン結合タンパク質は、ビオチンに対する複数の結合部位を有し、且つ前記重合体形態の前記ビオチン結合タンパク質は、前記ビオチン結合タンパク質及び架橋分子を含んだ溶液を形成することによって形成され、前記架橋分子は複数のビオチン基を含んだ請求項64に記載の方法。
【請求項66】
前記ビオチン結合タンパク質と前記架橋分子とのモル比は0.01〜0.05である請求項65に記載の方法。
【請求項67】
前記アッセイ領域を洗浄する工程をさらに含む請求項58に記載の方法。
【請求項68】
前記洗浄工程は遮断剤を含んだ洗浄溶液を使用する請求項67に記載の方法。
【請求項69】
前記遮断剤はタンパク質である請求項67に記載の方法。
【請求項70】
前記遮断剤はビオチンである請求項67に記載の方法。
【請求項71】
複数のアッセイ領域を形成する方法であって、
a.吸着されたビオチン結合タンパク質層を表面の所定領域内に形成するように、表面の複数の所定領域の1つをビオチン結合タンパク質で処理する工程と、
b.ビオチンに結合したアッセイ試薬を含んだ溶液で前記吸着されたビオチン結合タンパク質層を処理する工程と、
c.前記複数のアッセイ領域の各々に対して工程a及びbを繰り返す工程とを含む方法。
【請求項72】
前記アッセイ試薬溶液で処理する前に、前記ビオチン結合タンパク質溶液を前記表面上で乾燥させる工程をさらに含む請求項71に記載の方法。
【請求項73】
前記吸着されたビオチン結合タンパク質層を前記アッセイ試薬溶液で処理する工程をさらに含む請求項71に記載の方法。
【請求項74】
前記所定領域は流体を前記所定領域に閉じ込めるように適合された境界によって定められる請求項71に記載の方法。
【請求項75】
前記表面はカーボンインク電極である請求項71に記載の方法。
【請求項76】
前記境界は誘電体層によって定められる請求項74に記載の方法。
【請求項77】
前記ビオチン結合タンパク質溶液は重合形態の前記ビオチン結合タンパク質を含む請求項71に記載の方法。
【請求項78】
前記ビオチン結合タンパク質は複数のビオチン結合部位を有し、且つ前記重合形態の前記ビオチン結合タンパク質は、前記ビオチン結合タンパク質及び架橋分子を含んだ溶液を形成することによって形成され、前記架橋分子は複数のビオチン基を含んでいる請求項77に記載の方法。
【請求項79】
前記ビオチン結合タンパク質対前記架橋分子のモル比は0.01〜0.05である請求項78に記載の方法。
【請求項80】
各領域におけるアッセイ試薬は同一である請求項71に記載の方法。
【請求項81】
各領域におけるアッセイ試薬は異なっている請求項71に記載の方法。
【請求項82】
少なくとも2つの領域のアッセイ試薬は異なっている請求項71に記載の方法。
【請求項83】
前記アッセイ試薬は抗体又は核酸である請求項71に記載の方法。
【請求項84】
前記複数のアッセイ領域を洗浄する工程をさらに含む請求項71に記載の方法。
【請求項85】
前記洗浄工程は遮断剤を含んだ洗浄溶液を使用する請求項84に記載の方法。
【請求項86】
前記遮断剤はタンパク質である請求項84に記載の方法。
【請求項87】
前記遮断剤はビオチンである請求項84に記載の方法。
【請求項88】
前記ビオチン結合タンパク質はアビジンである請求項58から87までのいずれか一項に記載の方法。
【請求項89】
前記ビオチン結合タンパク質はストレプトアビジンである請求項58から87までのいずれか一項に記載の方法。
【請求項90】
アッセイ試薬を含んだアッセイ領域を形成する方法であって、
吸着された第2の結合パートナー層を表面の所定領域内に形成するように、表面の所定領域を第2の結合パートナーの溶液で処理する工程と、
第1の結合パートナーに結合されたか又はそれを含んだアッセイ試薬を含む溶液で、前記第2の結合パートナー層を処理する工程であり、前記第1の結合パートナー及び前記第2の結合パートナーは互いに特異的に結合する工程とを含んだ方法。
【請求項91】
前記アッセイ試薬溶液で処理する前に、前記ビオチン結合パートナーを前記表面上で乾燥させる工程をさらに含む請求項90に記載の方法。
【請求項92】
前記吸着されたビオチン結合パートナー層を前記アッセイ試薬溶液で処理する工程をさらに含む請求項90に記載の方法。
【請求項93】
前記所定領域は流体を前記所定領域に閉じ込めるように適合された境界によって定められる請求項90に記載の方法。
【請求項94】
前記表面はカーボンインク電極である請求項90に記載の方法。
【請求項95】
前記境界は誘電体層によって定められる請求項93に記載の方法。
【請求項96】
前記第2の結合パートナーの前記溶液は重合形態の前記第2の結合パートナーを含む請求項90に記載の方法。
【請求項97】
前記第2の結合パートナーは前記第1の結合パートナーに対する複数の結合部位を有し、且つ前記重合形態の前記第2の結合パートナーは前記第2の結合パートナー及び架橋分子を含んだ溶液を形成することによって形成され、前記架橋分子は、前記第1の結合パートナー又は前記第2の結合パートナーに対する複数の結合部位を有する第1の結合パートナーの複数のコピーを含む請求項96に記載の方法。
【請求項98】
前記第2の結合パートナー対前記架橋分子のモル比は0.01〜0.05である請求項97に記載の方法。
【請求項99】
前記アッセイ領域を洗浄する工程をさらに含む請求項90に記載の方法。
【請求項100】
前記洗浄工程は遮断剤を含んだ洗浄溶液を使用する請求項99に記載の方法。
【請求項101】
前記遮断剤はタンパク質である請求項100に記載の方法。
【請求項102】
前記遮断剤は前記第1の結合パートナーを含む請求項100に記載の方法。
【請求項103】
複数のアッセイ領域を形成する方法であって、
a.吸着された第2の結合パートナー層を表面の所定領域内に形成するように、表面の複数の所定領域の1つを第1の結合パートナーの溶液で処理する工程と、
b.第1の結合パートナーに結合されたか又はそれを含んだアッセイ試薬を含む溶液で、前記第2の結合パートナー層を処理する工程であり、前記第1の結合パートナー及び前記第2の結合パートナーは互いに特異的に結合する工程と
c.前記複数のアッセイ領域の各々に対して工程a及びbを繰り返す工程とを含む方法。
【請求項104】
前記アッセイ試薬溶液で処理する前に、前記第2の結合パートナー溶液を前記表面上で乾燥させる工程をさらに含む請求項103に記載の方法。
【請求項105】
前記アッセイ試薬溶液で処理する前に、前記吸着された第2の結合パートナー層を洗浄する工程をさらに含む請求項103に記載の方法。
【請求項106】
前記所定領域は流体を前記所定領域に閉じ込めるように適合された境界によって定められる請求項103に記載の方法。
【請求項107】
前記表面はカーボンインク電極である請求項103に記載の方法。
【請求項108】
前記境界は誘電体層によって定められる請求項106に記載の方法。
【請求項109】
前記第2の結合パートナー溶液は重合形態の前記第2の結合パートナーを含む請求項103に記載の方法。
【請求項110】
前記第2の結合パートナーは前記第1の結合パートナーに対する複数の結合部位を有し、且つ前記重合形態の前記第2の結合パートナーは、前記第2の結合パートナー及び架橋分子を含んだ溶液を形成することによって形成され、前記架橋分子は前記第1の結合パートナー又は前記第2の結合パートナーに対する複数の結合部位を有する第1の結合パートナーの複数のコピーを含んでいる請求項109に記載の方法。
【請求項111】
前記第2の結合パートナー対前記架橋分子のモル比は0.01〜0.05である請求項110に記載の方法。
【請求項112】
各領域におけるアッセイ試薬は同一である請求項103に記載の方法。
【請求項113】
各領域におけるアッセイ試薬は異なっている請求項103に記載の方法。
【請求項114】
前記アッセイ試薬は少なくとも2つの領域において異なっている請求項103に記載の方法。
【請求項115】
前記アッセイ試薬は抗体又は核酸である請求項103に記載の方法。
【請求項116】
前記複数のアッセイ領域を洗浄する工程をさらに含む請求項103に記載の方法。
【請求項117】
前記洗浄工程は遮断剤を含んだ洗浄溶液を使用する請求項116に記載の方法。
【請求項118】
前記遮断剤はタンパク質である請求項117に記載の方法。
【請求項119】
前記遮断剤は第1の結合パートナーを含む請求項117に記載の方法。
【請求項120】
複数のアッセイを実行するカートリッジであって、
入口、出口、及び検出チャンバを有するフローセルであり、前記入口、検出チャンバ、及び出口が前記フローセルを通る流路を形成するフローセルを備えており、前記検出チャンバは、
前記流路に沿って1次元アレイで配置された、アッセイ試薬が上に固定化された複数の作用電極と、
共通の対向電極とを含んだカートリッジ。
【請求項121】
前記対向電極は作用電極の各々に対してほぼ等距離になるように配置された請求項120に記載のカートリッジ。
【請求項122】
前記対向電極は前記流路とほぼ整列された長さを有し、且つ前記対向電極は前記流路にわたって並んで配置された請求項120に記載のカートリッジ。
【請求項123】
前記流路及び/又は前記アレイはほぼ線形状である請求項120に記載のカートリッジ。
【請求項124】
前記作用電極及び前記対向電極はカーボンインクを含む請求項120に記載のカートリッジ。
【請求項125】
前記検出チャンバは少なくとも1つの検出チャンバ表面をさらに含み、前記検出チャンバ表面の少なくとも一部分は透明である請求項120に記載のカートリッジ。
【請求項126】
前記検出チャンバからの発光を検出するように適合且つ配置された光学検波器をさらに含んだ請求項120に記載のカートリッジ。
【請求項127】
カートリッジリーダーをさらに含む請求項29から32又は請求項120から125までのいずれか一項に記載のカートリッジを含んだ装置。
【請求項128】
前記カートリッジリーダーは前記作用電極において誘起された発光を測定する光検出器をさらに含んだ請求項127に記載の装置。
【請求項129】
アッセイカートリッジであって、
密閉可能なクロージャを備えた標本導入口を有する標本チャンバと、
第1の廃棄物チャンバと、
前記廃棄物チャンバに接続された第1の廃棄物チャンバベントポートと、
第1の標本導管を介して前記標本チャンバに接続され、且つ第1の廃棄物導管を介して前記第1の廃棄物チャンバに接続された第1の検出チャンバとを含んだアッセイカートリッジ。
【請求項130】
前記標本チャンバに接続された標本チャンバベントポートをさらに含む請求項129に記載のアッセイカートリッジ。
【請求項131】
前記第1の標本導管はキャピラリ破壊を含む請求項130に記載のアッセイカートリッジ。
【請求項132】
前記キャピラリ破壊はz−移行を含む請求項131に記載のアッセイカートリッジ。
【請求項133】
前記カートリッジは前記カートリッジの異なる平面において2つの平坦な流体ネットワークを含み、且つ前記z−移行は前記2つの平坦な流体ネットワークを接続する流体導管セグメントを含む請求項132に記載のアッセイカートリッジ。
【請求項134】
前記キャピラリ破壊は二重のz−移行を含む請求項132に記載のアッセイカートリッジ。
【請求項135】
アッセイカートリッジであって、
第1の側を有するカートリッジボディと、
前記カートリッジボディ及び前記第1の側がその間に1つ又は複数の第1の側の流体ネットワークを定める層を覆うように、前記第1の側に結合された1つ又は複数の第1の側のカバー層とを備え、前記アッセイカートリッジが、
密閉可能なクロージャを有する標本導入口を有する標本チャンバと、
前記標本チャンバに接続された標本チャンバベントポートと、
第1の廃棄物チャンバと、
前記第1の廃棄物チャンバに接続された第1の廃棄物チャンバベントポートと、
第1の標本導管を介して前記標本チャンバに接続され、且つ第1の廃棄物導管を介して前記第1の廃棄物チャンバに接続された第1の検出チャンバとを含んだアッセイカートリッジ。
【請求項136】
前記カートリッジボディは第2の側及び該第2の側に結合された1つ又は複数の第2の側のカバー層をさらに含み、前記カートリッジボディ及び前記第2側のカバー層は1つ又は複数の第2の側の流体ネットワークをその間に定め、
前記カートリッジボディは前記第1及び第2の側の流体ネットワークの間に流体的連通を形成する少なくとも1つの貫通孔を有する請求項135に記載のアッセイカートリッジ。
【請求項137】
前記流体ネットワークの少なくとも1つは、少なくとも部分的には、前記カートリッジボディ及び/又は前記カバー層の凹部によって形成された請求項136に記載のアッセイカートリッジ。
【請求項138】
1つ又は複数の開口部を有するガスケットをさらに含み、該ガスケットは前記カートリッジボディと前記カバー層の少なくとも1つとの間に配設されており、前記流体ネットワークの少なくとも1つは、少なくとも部分的には、前記開口部によって形成された請求項136に記載のアッセイカートリッジ。
【請求項139】
前記第1の標本導管はキャピラリ破壊を含む請求項136に記載のアッセイカートリッジ。
【請求項140】
前記キャピラリ破壊はz−移行を含む請求項136に記載のアッセイカートリッジ。
【請求項141】
前記z−移行は、順番に、第1、第2、第3、第4、及び第5の標本導管セグメントを含み、前記セグメントの各々は隣接するセグメントに対してある角度で接続され、前記セグメントは、前記第1及び第5のセグメントが前記第1の流体ネットワーク内に存在するように、前記第3のセグメントが前記第2の流体ネットワーク内に存在するように、且つ前記第2及び第4のセグメントが前記カートリッジボディを貫ける貫通孔であるように配向された請求項140に記載のアッセイカートリッジ。
【請求項142】
前記第1の標本導管内に乾燥試薬をさらに含む請求項130又は136のいずれか一項に記載のアッセイカートリッジ。
【請求項143】
前記乾燥試薬は標識した結合試薬、遮断剤、ECL共作用物質及び/又は抽出緩衝液中和剤を含む請求項142に記載のアッセイカートリッジ。
【請求項144】
前記第1の標本導管に接続された空気ベントポートをさらに含む請求項130又は136のいずれか一項に記載のアッセイカートリッジ。
【請求項145】
第1の試薬チャンバと、
前記第1の試薬チャンバに接続された第1の試薬チャンバベントポートと、
前記第1の試薬チャンバを前記第1の標本導管に接続する第1の試薬チャンバ導管とをさらに含む請求項130又は136のいずれか一項に記載のアッセイカートリッジ。
【請求項146】
前記第1の試薬チャンバは第1の液体試薬を含む請求項145に記載のアッセイカートリッジ。
【請求項147】
前記第1の試薬チャンバ内に第1の試薬アンプルをさらに含み、前記第1の試薬アンプルは前記第1の液体試薬を含む請求項146に記載のアッセイカートリッジ。
【請求項148】
前記第1の試薬チャンバ導管に接続された空気ベントポートをさらに含む請求項146に記載のアッセイカートリッジ。
【請求項149】
前記第1の試薬導管内に乾燥試薬をさらに含む請求項146に記載のアッセイカートリッジ。
【請求項150】
前記乾燥試薬は標識した結合試薬、遮断剤、ECL共反応物質及び/又は抽出緩衝液中和剤を含む請求項149に記載のアッセイカートリッジ。
【請求項151】
前記第1の液体試薬は洗浄緩衝液、抽出緩衝液、アッセイ希釈液及び/又はECL読取り緩衝液である請求項146に記載のアッセイカートリッジ。
【請求項152】
第2の液体試薬を保持する第2の試薬チャンバと、
前記第2の試薬チャンバに接続された第2の試薬チャンバベントポートと、
前記第2の試薬チャンバを前記標本導管と接続する第2の試薬チャンバ導管とをさらに含む請求項146に記載のアッセイカートリッジ。
【請求項153】
前記第1の検出チャンバは結合試薬のアレイを含む請求項130又は136のいずれか一項に記載のアッセイカートリッジ。
【請求項154】
前記第1の検出チャンバは結合試薬が上に固定化された1つ又は複数の電極を含む請求項130又は136のいずれか一項に記載のアッセイカートリッジ。
【請求項155】
第2の廃棄物チャンバと、
前記第2の廃棄物チャンバに接続された第2の廃棄物チャンバベントポートと、
第2の標本導管を介して前記標本チャンバ又は前記第1の標本導管に接続され、且つ第2の廃棄物導管を介して前記第2の廃棄物チャンバに接続された第2の検出チャンバとを含む請求項130又は136のいずれか一項に記載のアッセイカートリッジ。
【請求項156】
前記第2の標本導管を介して前記標本チャンバ又は前記第1の標本導管に接続され、且つ第2の廃棄物導管を介して前記第2の廃棄物チャンバに接続された第2検出チャンバをさらに含む請求項130又は136のいずれか一項に記載のアッセイカートリッジ。
【請求項157】
前記検出チャンバの1つの壁の少なくとも一部分は、前記検出チャンバ内の物質を光学的に監視できるように実質的に透明である請求項130又は136のいずれか一項に記載のアッセイカートリッジ。
【請求項158】
前記カバー層の少なくとも一部分は、前記カートリッジ内の流体の流れを監視できるように実質的に透明である請求項136に記載のカートリッジ。
【請求項159】
前記カバー層の1つは、i)固定化した試薬のパタン化したアレイを含む第1の領域であり、前記検出チャンバの表面を形成する第1の領域と、ii)乾燥試薬をその上に有する第2の領域であり、前記標本導管の表面を形成する第2の領域とを有する請求項136に記載のカートリッジ。
【請求項160】
前記カートリッジは、2つの第2の側の流体ネットワークを定める2つの第2の側のカバー層と、前記2つの第2の側の流体ネットワークを接続する第1の側の架橋層とを有する請求項136に記載のカートリッジ。
【請求項161】
前記第1の側の架橋層上に乾燥試薬をさらに含む請求項160に記載のカートリッジ。
【請求項162】
シャフト及び標本採取ヘッドを備えたアプリケータスティックを用いて採取された標本を分析するアッセイカートリッジであって、
第1の細長形領域及び第2の細長形領域を有する細長形の空洞を含んだ標本チャンバであり、前記領域は相互に対してある角度で配向された標本チャンバを備えており、
前記角度は、前記アプリケータスティックが前記標本導管内に挿入されると同時に折れ曲がって、前記シャフトの破壊を促進するように選択されたアッセイカートリッジ。
【請求項163】
前記角度は30〜70である請求項162に記載のアッセイカートリッジ。
【請求項164】
前記空洞の断面積は前記アプリケータスティックヘッドの幅の2倍未満である請求項162に記載のアッセイカートリッジ。
【請求項165】
前記カートリッジは前記標本コンパートメントを密閉する密閉可能なクロージャをさらに含む請求項162に記載のアッセイカートリッジ。
【請求項166】
前記破壊によって前記標本採取ヘッドを含んだスティックの断片を短くし、前記断片の長さは前記キャビティの長さ未満である請求項162に記載のアッセイカートリッジ。
【請求項167】
アッセイカートリッジであって、
抽出試薬を保持する抽出試薬チャンバと、
アプリケータスティックを受け取るように適合された標本チャンバであり、抽出試薬導管を介して前記抽出試薬チャンバに接続され、密閉可能なクロージャを備えた標本導入口有する標本チャンバと、
第1の標本導管を介して前記標本チャンバに接続された第1の検出チャンバとを備えたアッセイカートリッジ。
【請求項168】
前記標本チャンバと前記標本導管との間にフィルタをさらに含んだ請求項167に記載のアッセイカートリッジ。
【請求項169】
前記標本チャンバは前記カートリッジ内の細長形空洞であり、前記標本導管導入口は前記細長形空洞の一端に設置された請求項167に記載のアッセイカートリッジ。
【請求項170】
前記標本導管及び前記抽出試薬導管は前記空洞の長さに沿って接続且つ配置された請求項169に記載のアッセイカートリッジ。
【請求項171】
前記細長形空洞は第1の細長形領域及び第2の細長形領域を有し、該領域は相互に対してある角度で配向されており、且つ前記角度は前記アプリケータスティックが標本導管に挿入されると同時に前記シャフトを折り曲げ、且つ前記シャフトの破壊を促進するように選択される請求項169に記載のアッセイカートリッジ。
【請求項172】
前記破壊によって前記アプリケータスティックの標本採取ヘッドを含んだアプリケータスティックの断片を短くし、前記断片の長さは前記キャビティの長さ未満である請求項171に記載のアッセイカートリッジ。
【請求項173】
洗浄試薬を保持する洗浄試薬チャンバであり、洗浄試薬導管を介して前記検出チャンバに接続された洗浄試薬チャンバと、廃棄物導管を介して前記標本導管に接続された廃棄物チャンバとを含んだ請求項167に記載のアッセイカートリッジ。
【請求項174】
廃棄物導管を介して前記検出チャンバに接続された廃棄物チャンバと、洗浄試薬を保持する洗浄試薬チャンバであり、洗浄導管を介して前記標本導管に接続された洗浄試薬チャンバとをさらに含んだ請求項167に記載のアッセイカートリッジ。
【請求項175】
前記抽出試薬チャンバは亜硝酸又は硝酸塩を含む請求項167に記載のアッセイカートリッジ。
【請求項176】
前記標本導管に連結された気泡トラップをさらに含む請求項167に記載のアッセイカートリッジ。
【請求項177】
カートリッジベースのアッセイを実行する方法であって、
標本チャンバベントポートを有する標本チャンバであり、第1の乾燥試薬を含んだ第1の標本導管分岐を有する標本導管に接続された標本チャンバと、
廃棄物チャンバと、
前記廃棄物チャンバに接続された第1の廃棄物チャンバベントポートと、
前記第1の標本導管分岐を介して前記標本チャンバに接続され、且つ第1の廃棄物導管を介して前記第1の廃棄物チャンバに接続された第1の検出チャンバと、
ある量の第1の液体試薬を含んだ第1の試薬チャンバであり、第1の試薬導管を介して前記標本導管に接続された第1の試薬チャンバと、
前記第1の試薬チャンバに接続された第1の試薬チャンバベントポートと、
前記標本導管又は前記第1の標本導管分岐に接続された空気ベントポートとを備えており、
前記方法は、
前記標本チャンバから前記第1の標本導管分岐内に前記標本を移動する工程と、
前記標本内で前記第1の乾燥試薬を戻す工程と、
所定の量を有する前記標本のスラグを、前記第1の検出チャンバ内に移動する工程と、
前記第1の検出チャンバ内の前記標本を前記第1の廃棄物チャンバ内に移動する工程と、
前記第1の液体試薬を前記第1の検出チャンバ内に移動する工程と、
前記第1の検出チャンバからの信号を測定する方法とを含んだ方法。
【請求項178】
前記標本を前記第1の標本導管分岐内に移動する工程は、前記標本ベントポートを開放し、且つ前記第1の廃棄物ベントポートに吸引力を印加する工程を含む請求項177に記載の方法。
【請求項179】
前記標本のスラグを移動する工程は、前記空気ベントポートを開放し、且つ前記第1の廃棄物ベントポートに吸引力を印加する工程を含む請求項177に記載の方法。
【請求項180】
前記第1の液体試薬を移動する工程は、前記試薬ベントポートを開放し、且つ前記第1の廃棄物ベントポートに吸引力を印加する工程を含む請求項177に記載の方法。
【請求項181】
前記第1の液体試薬を移動する工程は、前記第1の液体試薬を分割するように前記空気ベントポートを開放する工程をさらに含む請求項180に記載の方法。
【請求項182】
前記アッセイは結合アッセイであり、前記第1の検出チャンバは1つ又は複数の固定化した結合試薬を含み、且つ前記第1の乾燥試薬は1つ又は複数の標識した結合試薬を含む請求項177に記載の方法。
【請求項183】
前記第1の検出チャンバは電極を含み、前記1つ又は複数の標識した結合試薬は1つ又は複数の電気化学発光標識を含み、前記第1の液体試薬は電気化学発光共作用物質を含み、且つ前記信号は電気化学発光信号である請求項182に記載の方法。
【請求項184】
前記第1の乾燥試薬を戻す前記工程は、前記第1に乾燥試薬上で前記標本を前後に移動させる工程を含む請求項177に記載の方法。
【請求項185】
前記標本のスラグを前記第1の検出チャンバ内で前後に移動させる工程をさらに含む請求項177に記載の方法。
【請求項186】
前記空気ベントポート又は前記標本チャンバベントポートを開放する工程と、前記廃棄物チャンバベントポートにおいて正圧及び負圧を交互に印加する工程をさらに含む請求項184又は185のいずれか一項に記載の方法。
【請求項187】
標本及び/又は第1の液体試薬を移動する工程は所定の時間間隔の間実行される請求項177に記載の方法。
【請求項188】
標本及び/又は第1の液体試薬を移動する工程は、標本及び/又は第1の第1の液体試薬が所定の場所に達するまで実行される請求項177に記載の方法。
【請求項189】
前記標本及び/又は第1の液体試薬前記所定の場所に達したときを判断するために流体センサを用いる工程をさらに含む請求項188に記載の方法。
【請求項190】
前記前後の動作を行う境界は流体センサによって決定される請求項185に記載の方法。
【請求項191】
前記標本及び/又は第1の液体試薬はキャピラリ破壊として働くz−移行を含む請求項177に記載の方法。
【請求項192】
前記標本チャンバは標本導入口を含み、且つ前記方法は前記標本導入口を介して前記標本チャンバに前記標本を添加する工程及び前記標本導入口を密閉する工程をさらに含んだ請求項177に記載の方法。
【請求項193】
前記標本は液体標本である請求項192に記載の方法。
【請求項194】
前記標本は固体マトリクスを含む請求項192に記載の方法。
【請求項195】
前記標本チャンバは、抽出試薬を含んだ抽出チャンバを介して前記標本チャンバベントポートに接続された請求項194に記載の方法。
【請求項196】
前記カートリッジは、
第2の廃棄物チャンバと、
前記第2の廃棄物チャンバに接続された第2の廃棄物チャンバベントポートと、
第2の乾燥試薬を含んだ第2の標本導管を介して前記標本チャンバに接続され、且つ第2の廃棄物導管を介して前記第2の廃棄物チャンバに接続された第2の検出チャンバとをさらに備え、
前記方法は、
前記標本チャンバから前記標本導管分岐内に前記標本を移動する工程と、
前記標本内で前記乾燥試薬を戻す工程と、
所定の量を有する前記標本の第2のスラグを前記検出チャンバ内に移動する工程と、
前記検出チャンバ内の前記標本を前記廃棄物チャンバ内に移動する工程、
前記第1の液体試薬を前記第2の検出チャンバ内に移動する工程と、
前記検出チャンバからの信号を測定する工程とをさらに含んだ請求項177に記載の方法。
【請求項197】
前記第1試薬は前記第1の試薬チャンバ内の第1の試薬アンプル中に含まれ、且つ前記方法は前記アンプルを破壊する工程をさらに含む請求項177に記載の方法。
【請求項198】
前記第1の試薬導管は第3の乾燥試薬を含む請求項177に記載の方法。
【請求項199】
前記カートリッジは、
ある量の第2の液体試薬を含んだ第2の試薬チャンバであり、第2の試薬導管を介して前記標本導管又は前記第1の試薬導管に接続された第2の試薬チャンバと、
前記試薬チャンバに接続された第2の試薬チャンバベントポートとをさらに備え、
前記方法は、
前記第2の液体試薬をカートリッジベースのアッセイに移動する工程をさらに含む請求項177に記載の方法。
【請求項200】
カートリッジベースのアッセイを実行する方法であって、
前記カートリッジは、
標本チャンバベントポートを有する標本チャンバであり、第1の乾燥試薬を含んだ標本導管に接続された標本チャンバと、
第1の廃棄物チャンバ導管を介して前記標本導管に接続された第1の廃棄物チャンバと、
前記廃棄物チャンバに接続された第1の廃棄物チャンバベントポートと、
ある量の第1の液体試薬を含んだ第1の試薬チャンバと、
前記第1の試薬チャンバに接続された第1の試薬チャンバベントポートと、
前記標本導管を介して前記標本チャンバに接続され、且つ第1の試薬チャンバ導管を介して前記第1の試薬チャンバに接続された第1の検出チャンバと、
前記標本導管又は前記第1の試薬導管に接続された空気ベントポートとを備え、
前記方法は、
前記標本チャンバから前記第1の標本導管に前記標本を移動する工程と、
前記標本内で前記第1の試薬を戻す工程と、
所定の量を有する前記標本の第1のスラグを前記第1の検出チャンバ内に移動する工程と、
前記第1の検出チャンバ内の前記標本を前記廃棄物チャンバ内に移動する工程と、
前記第1の液体試薬を前記第1の検出チャンバ内に移動する工程と、
前記第1の検出チャンバからの信号を測定する工程とを含む方法。
【請求項201】
前記検出チャンバは細長形の寸法を有し、前記標本導管及び前記第1の試薬導管は前記細長形の寸法の実質的に両端において前記第1の検出チャンバと接続された請求項200に記載の方法。
【請求項202】
前記第1のスラグは前進方向にある経路に沿って前記第1の検出チャンバ内を移動し、前記第1の液体試薬はそれとは該前進方向とは逆方向に前記経路に沿って前記第1の検出チャンバ内を移動する請求項200に記載の方法。
【請求項203】
前記標本は亜硝酸又は硝酸塩を含む請求項200に記載の方法。
【請求項204】
前記標本は液体標本である請求項200に記載の方法。
【請求項205】
前記標本は個体マトリクスを含む請求項200に記載の方法。
【請求項206】
前記標本チャンバは抽出試薬を含んだ抽出チャンバを介して前記標本チャンバに接続された請求項205に記載の方法。
【請求項207】
前記カートリッジは
第2の廃棄物チャンバと、
前記第2の廃棄物チャンバに接続された第2の廃棄物チャンバベントポートと、
第2の試薬チャンバ導管を介して前記第1の検出チャンバ導管に接続され、且つ第2の廃棄物導管を介して前記第2の廃棄物チャンバに接続された第2の検出チャンバとをさらに備え、
前記方法は、
前記第1の液体試薬を前記第2の検出チャンバに移動する工程と、
前記第2の検出チャンバからの信号を測定する工程とをさらに含む請求項200に記載の方法。
【請求項208】
分析用の標本を調整する方法であって、
標本チャンバを含んだカートリッジ内に標本を採取するアプリケータスティックを挿入する工程であり、前記アプリケータスティックはシャフト及び標本採取ヘッドを備えた工程と、
前記アプリケータスティックのシャフトを破壊してシャフト部分とヘッド部分とに分割する工程と、
前記標本チャンバ内で前記ヘッドを密閉する工程とを含んだ方法。
【請求項209】
前記挿入工程及び前記破壊工程は同時に行われる請求項208に記載の方法。
【請求項210】
前記挿入工程は前記破壊工程の前に行われる請求項208に記載の方法。
【請求項211】
前記破壊工程は前記シャフトに対して垂直に力を印加する工程を含む請求項208に記載の方法。
【請求項212】
前記標本チャンバは力集束要素をさらに含む請求項211に記載の方法。
【請求項213】
前記標本チャンバは第1の細長形領域及び第2の細長形領域を有する細長形の空洞含んだ標本チャンバであり前記領域は相互に対してある角度で配向された標本チャンバを備えており、
前記挿入工程は、前記シャフトを折り曲げてそれを破壊するように、前記第1の領域を通して前記第2の領域内に前記標本採取ヘッドを押し込む抵抗を含む請求項209に記載の方法。
【請求項214】
前記アプリケータスティックはスワブである請求項213に記載の方法。
【請求項215】
前記アプリケータスティックは前記シャフト上に位置する所定の弱点において折れる請求項213に記載の方法。
【請求項216】
前記アプリケータスティックは完全に挿入され、前記弱点は前記第1の領域と前記第2の領域との間に位置する請求項215に記載の方法。
【請求項217】
前記カートリッジは
抽出試薬を含んだ抽出試薬チャンバであり、抽出試薬チャンバ導管を介して前記標本チャンバに接続された抽出試薬チャンバと、
標本導管を介して前記標本チャンバに接続された検出チャンバとをさらに備え、
前記方法は、
標本液体を形成するように前記標本チャンバに前記抽出試薬を通過させる工程と、
前記標本液を前記検出チャンバ内に導入する工程とをさらに含む請求項209に記載の方法。
【請求項218】
前記標本導管はフィルタを含む請求項209に記載の方法。
【請求項219】
前記カートリッジは、
前記標本チャンバに接続された気泡トラップチャンバをさらに含み、
前記方法は、
前記検出チャンバ内に前記標本液を導入する前に、前記標本液を前記気泡トラップに導入して、前記標本液から気泡を除去する工程をさらに含む請求項217に記載の方法。
【請求項220】
前記気泡トラップチャンバは前記標本導管に接続された気泡トラップ導管を介して前記標本チャンバに接続され、前記気泡トラップは前記気泡トラップチャンバの底部において又はその近傍で前記気泡トラップチャンバに接続されており、
前記気泡を除去する工程は、前記標本液中の気泡を前記標本液の上部まで上昇させるように、前記標本液を前記気泡トラップ内で十分な時間維持し、且つ前記気泡トラップチャンバ導管を介して前記気泡トラップチャンバから前記標本液の低減された気泡部分を除去する工程を含む請求項219に記載の方法。
【請求項221】
前記気泡トラップは前記標本導管と前記検出チャンバとの間に挿置され、且つ前記標本導管に接続された入口及び前記検出チャンバに接続された出口を有し、前記出口は前記気泡トラップチャンバにおいて又はその近傍に配置されており、
気泡を除去する前記工程は、
前記標本液中の気泡を前記標本液の上部まで上昇させるように、前記標本液を前記気泡トラップ内で十分な時間維持し、且つ前記気泡トラップチャンバ導管を介して前記気泡トラップチャンバから前記標本液の低減された気泡部分を除去する工程を含む請求項219に記載の方法。
【請求項222】
請求項129から176のいずれか一項に記載のカートリッジ及び前記カートリッジを用いてアッセイを実行するように適合されたカートリッジリーダーを含むアッセイシステム。
【請求項223】
請求項129から176のいずれか一項に記載のカートリッジ及びアプリケータスティックを含んだキット。
【請求項224】
前記カートリッジは標本チャンバを含み、前記アプリケータスティックは前記標本チャンバ内で密閉するには長過ぎるものであり、前記アプリケータスティックは前記標本内で密閉され得るヘッド部分を形成するように前記アプリケータスティックを弱点で分割でできるように構成された弱点を有する請求項223に記載のキット。
【図2】
【図4】
【図5】
【図8】
【図9】
【図10】
【図12】
【図17】
【図19】
【図20】
【図21】
【図22】
【図23】
【図24】
【図25】
【図27】
【図28】
【図29】
【図30】
【図31】
【図32】
【図33】
【図34】
【図4】
【図5】
【図8】
【図9】
【図10】
【図12】
【図17】
【図19】
【図20】
【図21】
【図22】
【図23】
【図24】
【図25】
【図27】
【図28】
【図29】
【図30】
【図31】
【図32】
【図33】
【図34】
【公表番号】特表2006−517652(P2006−517652A)
【公表日】平成18年7月27日(2006.7.27)
【国際特許分類】
【出願番号】特願2004−565694(P2004−565694)
【出願日】平成15年12月23日(2003.12.23)
【国際出願番号】PCT/US2003/041241
【国際公開番号】WO2004/061418
【国際公開日】平成16年7月22日(2004.7.22)
【公序良俗違反の表示】
(特許庁注:以下のものは登録商標)
TEFLON
【出願人】(504002920)メソ スケイル テクノロジーズ,エルエルシー (8)
【Fターム(参考)】
【公表日】平成18年7月27日(2006.7.27)
【国際特許分類】
【出願日】平成15年12月23日(2003.12.23)
【国際出願番号】PCT/US2003/041241
【国際公開番号】WO2004/061418
【国際公開日】平成16年7月22日(2004.7.22)
【公序良俗違反の表示】
(特許庁注:以下のものは登録商標)
TEFLON
【出願人】(504002920)メソ スケイル テクノロジーズ,エルエルシー (8)
【Fターム(参考)】
[ Back to top ]