説明

アロマターゼ阻害剤

式(I)


の化合物または任意のその薬学的に許容される塩を提供し、式中、Zは、NおよびCR22から選択され、R22は、HまたはDとの結合であり、Dは、結合、C=O、および1〜6個の炭素原子の炭素鎖を有する直鎖状または分枝状の炭化水素基から選択され、炭素鎖は、オキシ基(=O)、エーテル(−O−)またはチオエーテル(−S−)結合を任意選択で含有し、Rは、トリアゾリル、イミダゾリル、ピリミジニル基から選択され、R〜Rの各々は、−H、NO、ハロ、−CN、−N[(C=O)0〜112][(C=O)0〜113]および−(CH0〜114から独立に選択され、あるいはR〜Rの2個の隣接する基は、それらが結合している炭素原子と一緒になって、環を形成し、その他の基については、明細書に記載されるとおりである。


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【特許請求の範囲】
【請求項1】
式Iの化合物、または任意のその薬学的に許容される塩
【化162】

[式中、Zは、NおよびCR22から選択され、R22は、HまたはDとの結合であり、
Dは、結合、C=O、および1〜6個の炭素原子の炭素鎖を有する直鎖状または分枝状の炭化水素基から選択され、前記炭素鎖は、オキシ基(=O)、エーテル(−O−)またはチオエーテル(−S−)結合を任意選択で含有し、
は、トリアゾリル、イミダゾリル、ピリミジニル基から選択され、
〜Rの各々は、−H、NO、ハロ、−CN、−N[(C=O)0〜112][(C=O)0〜113]および−(CH0〜114から独立に選択され、
あるいはR〜Rの2個の隣接する基は、それらが結合している炭素原子と一緒になって、環を形成し、
〜Rの少なくとも1個は、−CNであり、
(i)R〜Rの少なくとも1個は、−(CH0〜114であり、または
(ii)R〜Rの少なくとも1個は、−N[(C=O)0〜112][(C=O)0〜113]であり、または
(iii)R〜Rの少なくとも2個の隣接する基は、それらが結合している炭素原子と一緒になって、環を形成し、または
(iv)R〜Rの少なくとも1個は、−(CH0〜1−O−R’14であり、
12およびR13は、H、1〜10個の炭素原子の炭素鎖を有する直鎖状または分枝状の炭化水素基から独立に選択され、
あるいはそれらが結合している原子と一緒になって、5〜14環員を有する単環式環または二環式環を形成してもよく、
14は、
−脂肪族環系、
−非置換または置換の単環式脂肪族複素環、
−非置換または置換のヘテロアリール基、および
−非置換または置換のフェニル基、
−式
【化163】

(式中、tは、1または2である)の基から選択され、
R’14は、非置換または置換のフェニル基であり、
〜R11の各々は、−H、NO、ハロ、−O−(C〜C)ハロアルキル、(C〜C)ハロアルキル、(C〜C)アルキル、−CN、−OH、−OPh、−OBn、−Ph、−OSONR1516、−SO26、−SONR2728、−O−(C〜C)アルキル、−(C=O)0〜1NR2930および−CO(O)0〜131から独立に選択され、
15およびR16は、H、アルキル、シクロアルキル、アルケニル、アシルおよびアリール、またはこれらの組合せから独立に選択され、あるいは一緒になってアルキレンを表し、前記または各々のアルキルまたはシクロアルキルまたはアルケニルは、1個または複数のヘテロ原子またはヘテロ基を任意選択で含有し、
26〜R31の各々は、H、アルキル、シクロアルキル、アルケニル、アシルおよびアリール、またはこれらの組合せから独立に選択され、あるいは一緒になってアルキレンを表し、前記または各々のアルキルまたはシクロアルキルまたはアルケニルは、1個または複数のヘテロ原子またはヘテロ基を任意選択で含有する]。
【請求項2】
が、
【化164】

から選択され、式中、−−−は、結合点を示す、請求項1に記載の化合物。
【請求項3】
が、
【化165】

であり、式中、−−−は、結合点を示す、請求項1または2に記載の化合物。
【請求項4】
Zが、Nである、請求項1、2または3に記載の化合物。
【請求項5】
Zが、CHである、請求項1、2または3に記載の化合物。
【請求項6】
Dが、結合および1〜6個の炭素原子の炭素鎖を有する直鎖状炭化水素基から選択される、前記請求項のいずれか一項に記載の化合物。
【請求項7】
Dが、−(CH−であり、nは、1または2である、請求項6に記載の化合物。
【請求項8】
Dが、−CH−である、請求項7に記載の化合物。
【請求項9】
式Vの化合物
【化166】

または式Vaの化合物
【化167】

である、請求項1から7のいずれか一項に記載の化合物。
【請求項10】
が、−CNである、前記請求項のいずれか一項に記載の化合物。
【請求項11】
〜Rの少なくとも1個が、−(CH0〜114である、前記請求項のいずれか一項に記載の化合物。
【請求項12】
〜Rの各々が、−H、−CN、NO、ハロ、−N[(C=O)0〜112][(C=O)0〜113]および−(CH0〜114から独立に選択される、前記請求項のいずれか一項に記載の化合物。
【請求項13】
〜Rの各々が、−H、−CN、NO、ハロ、−NR1213および−(CH0〜114から独立に選択される、前記請求項のいずれか一項に記載の化合物。
【請求項14】
〜Rの各々が、−H、−CNおよび−(CH0〜114から独立に選択される、前記請求項のいずれか一項に記載の化合物。
【請求項15】
およびRがHである、前記請求項のいずれか一項に記載の化合物。
【請求項16】
、RおよびRがHである、前記請求項のいずれか一項に記載の化合物。
【請求項17】
、RおよびRがHであり、そしてRが、−CNである、前記請求項のいずれか一項に記載の化合物。
【請求項18】
が、−(CH0〜114である、前記請求項のいずれか一項に記載の化合物。
【請求項19】
14が、非置換または置換のフェニル基である、前記請求項のいずれか一項に記載の化合物。
【請求項20】
14が、
【化168】

であり、式中、R17〜R21の各々は、−H、NO、ハロ、−O−(C〜C)ハロアルキル、(C〜C)ハロアルキル、(C〜C)アルキル、−CN、−OH、−OPh、−OBn、−Ph、−OSONR1516、−SO26、−SONR2728、−O−(C〜C)アルキル、−(C=O)0〜1NR2930および−CO(O)0〜131から独立に選択され、
15およびR16は、H、アルキル、シクロアルキル、アルケニル、アシルおよびアリール、またはこれらの組合せから独立に選択され、あるいは一緒になってアルキレンを表し、前記または各々のアルキルまたはシクロアルキルまたはアルケニルは、1個または複数のヘテロ原子またはヘテロ基を任意選択で含有し、
26〜R31の各々は、H、アルキル、シクロアルキル、アルケニル、アシルおよびアリール、またはこれらの組合せから独立に選択され、あるいは一緒になってアルキレンを表し、前記または各々のアルキルまたはシクロアルキルまたはアルケニルは、1個または複数のヘテロ原子またはヘテロ基を任意選択で含有する、前記請求項のいずれか一項に記載の化合物。
【請求項21】
が、
【化169】

であり、式中、R17〜R21の各々は、−H、NO、ハロ、(C〜C)ハロアルキル、(C〜C)アルキル、−CN、−OH、−OSONR1516、−SO26、−SONR2728および−O−(C〜C)アルキルから独立に選択され、
26、R27およびR28は、H、アルキル、シクロアルキル、アルケニル、アシルおよびアリールから独立に選択される、前記請求項のいずれか一項に記載の化合物。
【請求項22】
が、
【化170】

であり、式中、R17〜R21の各々は、−H、ハロ、(C〜C)ハロアルキル、−OSONHおよび−O−(C〜C)アルキルから独立に選択される、前記請求項のいずれか一項に記載の化合物。
【請求項23】
が、
【化171】

であり、式中、R17〜R21の各々は−Hである、前記請求項のいずれか一項に記載の化合物。
【請求項24】
〜R11の各々が、−H、(C〜C)アルキル、−OH、−OSONR1516およびハロから独立に選択される、前記請求項のいずれか一項に記載の化合物。
【請求項25】
〜R11の少なくとも1個がハロである、前記請求項のいずれか一項に記載の化合物。
【請求項26】
〜R11の少なくとも1個が−OSONR1516である、前記請求項のいずれか一項に記載の化合物。
【請求項27】
〜R11の少なくとも1個がハロであり、そしてR〜R11の少なくとも1個が−OSONR1516である、前記請求項のいずれか一項に記載の化合物。
【請求項28】
がハロである、前記請求項のいずれか一項に記載の化合物。
【請求項29】
が−OSONR1516である、前記請求項のいずれか一項に記載の化合物。
【請求項30】
15およびR16の少なくとも1個がHである、前記請求項のいずれか一項に記載の化合物。
【請求項31】
15がHであり、そしてR16がHである、前記請求項のいずれか一項に記載の化合物。
【請求項32】
式VIIの化合物であり、
【化172】

式中、R17〜R21の各々は、−H、−CN、−OH、−OSONR1516、−SO26、−SONR2728、ハロおよび−O−(C〜C)アルキルから独立に選択され、R26、R27およびR28は、H、アルキル、シクロアルキル、アルケニル、アシルおよびアリール、またはこれらの組合せから独立に選択され、あるいは一緒になってアルキレンを表し、前記または各々のアルキルまたはシクロアルキルまたはアルケニルは、1個または複数のヘテロ原子またはヘテロ基を任意選択で含有する、前記請求項のいずれか一項に記載の化合物。
【請求項33】
式VIIIの化合物であり、
【化173】

式中、R17〜R21の各々は、−H、−CN、−OH、−OSONR1516、−SO26、−SONR2728、−F、−Cl、−Br、−Iおよび−O−(C〜C)アルキルから独立に選択され、R26、R27およびR28は、H、アルキル、シクロアルキル、アルケニル、アシルおよびアリール、またはこれらの組合せから独立に選択され、あるいは一緒になってアルキレンを表し、前記または各々のアルキルまたはシクロアルキルまたはアルケニルは、1個または複数のヘテロ原子またはヘテロ基を任意選択で含有する、前記請求項のいずれか一項に記載の化合物。
【請求項34】
基−(CH0〜114が、−R14である、前記請求項のいずれか一項に記載の化合物。
【請求項35】
医学において使用するための、請求項1から34のいずれか一項に記載の化合物。
【請求項36】
薬学的に許容される担体、賦形剤、添加剤またはアジュバントと任意選択で混合された、請求項1から34のいずれか一項に記載の化合物を含む医薬組成物。
【請求項37】
STSおよびアロマターゼと関連する状態または疾患の治療において使用するための、請求項1から34のいずれか一項に記載の化合物。
【請求項38】
有害なSTSレベルおよび有害なアロマターゼレベルと関連する状態または疾患の治療において使用するための、請求項1から34のいずれか一項に記載の化合物。
【請求項39】
STS活性を阻害し、および/またはアロマターゼ活性を阻害するための、請求項1から34のいずれか一項に記載の化合物。
【請求項40】
アロマターゼ活性を阻害するための、請求項1から34のいずれか一項に記載の化合物。
【請求項41】
STS活性を阻害するための、請求項1から34のいずれか一項に記載の化合物。
【請求項42】
STS活性を阻害し、およびアロマターゼ活性を阻害するための、請求項1から34のいずれか一項に記載の化合物。
【請求項43】
がんを治療するための、請求項1から34のいずれか一項に記載の化合物。
【請求項44】
実施例に関連して上記で実質的に記載される、化合物。
【請求項45】
実施例に関連して上記で実質的に記載される、組成物。
【請求項46】
実施例に関連して上記で実質的に記載される、方法または使用。

【図1】
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【図2】
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【公表番号】特表2013−502451(P2013−502451A)
【公表日】平成25年1月24日(2013.1.24)
【国際特許分類】
【出願番号】特願2012−526125(P2012−526125)
【出願日】平成22年8月23日(2010.8.23)
【国際出願番号】PCT/GB2010/051391
【国際公開番号】WO2011/023989
【国際公開日】平成23年3月3日(2011.3.3)
【出願人】(500232695)ステリックス リミテッド (13)
【Fターム(参考)】