説明

イグニッションスイッチ装置

【課題】車両搭載のバッテリに負荷を与えず、夜間等の周囲が暗い状態のとき継続してキー孔の照明を行わせることができるイグニッションスイッチ装置を提供する。
【解決手段】車両のシリンダボディSに取り付けられ、当該シリンダボディS内に配設されたロータRのキー孔Raを外部に臨ませたイグニッションスイッチ装置において、キー孔Raを照明するLED2(照明手段)と、該LED2に電力を供給し得るとともに蓄電が可能な2次電池3と、外部からの光を受ける受光部4aを有するとともに、当該受光部4aによる受光量に応じて発電可能とされ、且つ、発電により得られた電力を2次電池3に供給し得る太陽電池4とを備えたものである。

【発明の詳細な説明】
【技術分野】
【0001】
本発明は、車両のシリンダボディに取り付けられ、当該シリンダボディ内に配設されたロータのキー孔を外部に臨ませたイグニッションスイッチ装置に関するものである。
【背景技術】
【0002】
車両のイグニッションスイッチ装置は、エンジン始動のためのイグニッションキーを挿通可能なキー孔が形成されたシリンダボディを有して構成されており、近時において、車両の盗難防止を図るべく、例えばキー孔を開閉可能なシャッターを具備したものが提案されている。従来より、特許文献1には、キー孔を照明する照明手段をイグニッションスイッチ装置に具備させ、夜間の暗闇でも当該キー孔にイグニッションキーを容易に挿通し得るものが開示されている。
【先行技術文献】
【特許文献】
【0003】
【特許文献1】特開2003−127952号公報
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【0004】
しかしながら、上記従来のイグニッションスイッチ装置においては、イグニッションキーをキー孔に挿通させる直前(イモビライザの作動時)の当該キー孔を挿通させる構成であるため、夜間等の周囲が暗い状態のとき継続してキー孔を照明するものではない。従って、イモビライザの作動前においては、夜間等の周囲が暗い状態のときキー孔の位置が視認困難であるという問題があった。然るに、車両を停止させた状態で継続して照明手段を点灯させておき、キー孔を常時照明させることも考えられるが、その場合、照明手段に対する電力供給のため、車両に搭載されたバッテリを長時間使用せざるを得なくなり、エンジン始動時に影響が生じる虞がある。
【0005】
本発明は、このような事情に鑑みてなされたもので、車両搭載のバッテリに負荷を与えず、夜間等の周囲が暗い状態のとき継続してキー孔の照明を行わせることができるイグニッションスイッチ装置を提供することにある。
【課題を解決するための手段】
【0006】
請求項1記載の発明は、車両のシリンダボディに取り付けられ、当該シリンダボディ内に配設されたロータのキー孔を外部に臨ませたイグニッションスイッチ装置において、前記キー孔を照明する照明手段と、該照明手段に電力を供給し得るとともに蓄電が可能な2次電池と、外部からの光を受ける受光部を有するとともに、当該受光部による受光量に応じて発電可能とされ、且つ、発電により得られた電力を前記2次電池に供給し得る太陽電池とを備えたことを特徴とする。
【0007】
請求項2記載の発明は、請求項1記載のイグニッションスイッチ装置において、前記太陽電池の受光部における受光量が所定より高い場合、当該太陽電池から供給された電力にて前記2次電池を充電させるとともに、前記太陽電池の受光部における受光量が所定より低い場合、前記2次電池から前記照明手段に電力を供給させ当該照明手段による照明を行わせる制御部を備えたことを特徴とする。
【0008】
請求項3記載の発明は、請求項1又は請求項2記載のイグニッションスイッチ装置において、前記シリンダボディに取り付けられるカバーと、該カバーの上部に取り付けられるケースとにより構成される本体を具備するとともに、当該本体内に前記太陽電池を配設し、当該太陽電池の受光部を前記ケースの表面から外部に臨ませて成ることを特徴とする。
【0009】
請求項4記載の発明は、請求項3記載のイグニッションスイッチ装置において、前記本体は、前記キー孔を外部に臨ませる連通孔が形成されるとともに、当該本体を構成する前記ケースに前記照明手段が配設されたことを特徴とする。
【0010】
請求項5記載の発明は、請求項3又は請求項4記載のイグニッションスイッチ装置において、前記カバーには、前記キー孔を覆う位置と開放する位置との間で動作して開閉可能なシャッターが配設されたことを特徴とする。
【0011】
請求項6記載の発明は、請求項2〜5の何れか1つに記載のイグニッションスイッチ装置において、前記2次電池及び制御部を収容する収容手段が前記シリンダボディに取り付けられたことを特徴とする。
【発明の効果】
【0012】
請求項1の発明によれば、キー孔を照明する照明手段と、照明手段に電力を供給し得るとともに蓄電が可能な2次電池と、外部からの光を受ける受光部を有するとともに、当該受光部による受光量に応じて発電可能とされ、且つ、発電により得られた電力を2次電池に供給し得る太陽電池とを備えたので、車両搭載のバッテリに負荷を与えず、夜間等の周囲が暗い状態のとき継続してキー孔の照明を行わせることができる。
【0013】
請求項2の発明によれば、太陽電池の受光部における受光量が所定より高い場合、当該太陽電池から供給された電力にて2次電池を充電させるとともに、太陽電池の受光部における受光量が所定より低い場合、2次電池から照明手段に電力を供給させ当該照明手段による照明を行わせる制御部を備えたので、周囲の明るさに応じて照明手段による照明を自動的に行わせることができる。
【0014】
請求項3の発明によれば、シリンダボディに取り付けられるカバーと、該カバーの上部に取り付けられるケースとにより構成される本体を具備するとともに、当該本体内に太陽電池を配設し、当該太陽電池の受光部をケースの表面から外部に臨ませて成るので、外部の光を確実且つ良好に太陽電池の受光部にて受光させることができ、当該太陽電池による発電を効率的に行わせることができる。
【0015】
請求項4の発明によれば、本体は、キー孔を外部に臨ませる連通孔が形成されるとともに、当該本体を構成するケースに照明手段が配設されたので、照明手段によるキー孔に対する照明を良好に行わせることができる。
【0016】
請求項5の発明によれば、カバーには、キー孔を覆う位置と開放する位置との間で動作して開閉可能なシャッターが配設されたので、車両の盗難防止を図ることができる。
【0017】
請求項6の発明によれば、2次電池及び制御部を収容する収容手段がシリンダボディに取り付けられたので、当該2次電池及び制御部に加えて照明手段及び太陽電池を全てシリンダボディに取り付けて成ることとなり、これらの間の電気的配線が装置内で完結させることができる。従って、装置構成を簡素化することができるとともに、既存の車両に容易に適用させることができる。
【図面の簡単な説明】
【0018】
【図1】本発明の実施形態に係るイグニッションスイッチ装置を示す斜視図
【図2】同イグニッションスイッチ装置を示す正面図、平面図、底面図及び右側面図
【図3】図2におけるIII−III線断面図
【図4】同イグニッションスイッチ装置を示す分解斜視図
【図5】同イグニッションスイッチ装置における収容手段内部を示す斜視図
【図6】同イグニッションスイッチ装置の全体構成を示すブロック図
【図7】本発明の他の実施形態に係るイグニッションスイッチ装置を車両に取り付けた状態を示す斜視図
【発明を実施するための形態】
【0019】
以下、本発明の実施形態について図面を参照しながら具体的に説明する。
本実施形態に係るイグニッションスイッチ装置は、二輪車に装備されるシリンダ錠に取り付けられたもので、図1〜6に示すように、カバー7及びケース8等で構成される本体1と、照明手段としてのLED2と、充電及び放電が可能な2次電池3と、略板状の太陽電池4(所謂ソーラーパネル)と、制御基板12に形成された制御部5と、シャッター15とから主に構成されている。
【0020】
尚、本体1は、シリンダボディSに取り付けられ、当該シリンダボディS内に配設されたロータRのキー孔Raを外部に臨ませ得るよう構成されている。然るに、キー孔Raにイグニッションキーを挿通して所定方向に回動操作すると、車両のエンジンを始動可能とするとともに、所定方向とは逆方向に回動操作すると、ロックバーLを突出させて車両のハンドルを係止させることによりロック可能とされている。
【0021】
本体1は、シリンダボディSに取り付けられるカバー6と、該カバー6の上部に取り付けられるケース8と、カバー6とケース8との間のカバー7と、該カバー7とケース8との間に収容された基板9と、ケース8の上面に固定された化粧面シール10とを組み付けて構成されている。更に、本体1を構成するカバー6、カバー7、ケース8及び化粧面シール10のそれぞれには、孔が形成されており、これら孔にてキー孔Raを外部に臨ませる連通孔Aが形成されている。これにより、連通孔Aにイグニッションキーを差し込めば、ロータRのキー孔Raに当該イグニッションキーを挿通させ得るようになっている。
【0022】
また、本体1を構成するケース8内には、基板9が収容されており、当該基板9の一面には、照明手段としてのLED2が形成されている。かかるLED2は、点灯してキー孔Raを照明するためのもので、図6に示すように、制御部5を介して2次電池3と電気的に接続されている。2次電池3は、LED2(照明手段)に電力を供給して点灯させ得るとともに蓄電が可能なもの(所謂蓄電池)で、シリンダボディSの側面に固定された収容手段11内に収容されている。
【0023】
太陽電池4は、太陽光など外部からの光を受ける受光部4aを有するとともに、当該受光部4aによる受光量に応じて発電可能とされ、且つ、発電により得られた電力を2次電池3に供給し得るものである。この太陽電池4は、ケース8に形成された開口から成る窓部8aにその受光部4aを臨ませた状態にて当該ケース8内に固定されており、これにより、当該太陽電池4の受光部4aがケース8の表面から外部に臨ませている。かかる太陽電池4は、図6に示すように、制御部5を介して2次電池3と電気的に接続されている。
【0024】
制御部5は、収容手段11内に収容された制御基板12に形成されたもの(例えば制御基板12に形成されたマイコン内の比較回路等)で、太陽電池4の受光部4aにおける受光量が所定より高い場合、当該太陽電池4から供給された電力にて2次電池3を充電させるとともに、太陽電池4の受光部4aにおける受光量が所定より低い場合、2次電池3からLED2(照明手段)に電力を供給させ当該LED2(照明手段)による照明を行わせるよう制御するものである。
【0025】
即ち、制御部5は、昼間のように周囲が明るいと、太陽電池4の受光部4aにおける受光量が所定より高くなるよう設定されており、この場合、LED2による点灯を行わせず専ら2次電池3の充電を行わせるよう制御されるとともに、夜間のように周囲が暗いと、太陽電池4の受光部4aにおける受光量が所定より低くなるよう設定されており、この場合、LED2による点灯を行わせてキー孔Raを照明し得るようになっているのである。
【0026】
尚、上記制御部5が形成された制御基板12及び2次電池3は、シリンダボディSの側面に固定された収容手段11内に収容されている。かかる収容手段11は、制御基板12及び2次電池3を収容する収容ケース11aと、該収容ケース11aの収容部を覆って塞ぐ蓋部材11bとから構成されており、当該蓋部材11bを取り外すことで、内部の2次電池3の交換或いは制御基板12のメンテナンス等を行うことが可能とされている。
【0027】
シャッター15は、キー孔Raを覆う位置と開放する位置との間で動作して開閉可能なもので、閉位置で当該キー孔Raに対する第三者の不正行為を防止し得るとともに、開位置で当該キー孔Raに対するイグニッションキーの挿通を可能とする。より具体的には、シャッター15は、本体1に形成されたボス部Bを中心に揺動して開位置と閉位置との間で動作可能とされているとともに、当該ボス部Bには、スプリング14で上方に付勢された複数の磁石片13が形成されている。
【0028】
そして、シャッター15が閉位置に至ると、当該シャッター15の揺動中心部(ボス部Bと対向する面)に形成された穴に磁石片13のそれぞれが係止し、当該シャッター15をロックし得るようになっている。当該ロックを解除するには、カバー6に形成された孔6aにマグネット錠を挿通し、当該マグネット錠内に形成された磁石による反発力にて磁石片13をスプリング14の付勢力に抗して下方へ移動させる。これにより、ロックが解除されるので、シャッター15を開位置まで揺動させれば、キー孔Raに対するイグニッションの挿通が可能とされる。
【0029】
上記イグニッションスイッチ装置によれば、キー孔Raを照明するLED2(照明手段)と、LED2に電力を供給し得るとともに蓄電が可能な2次電池3と、外部からの光を受ける受光部4aを有するとともに、当該受光部4aによる受光量に応じて発電可能とされ、且つ、発電により得られた電力を2次電池3に供給し得る太陽電池4とを備えたので、車両搭載のバッテリに負荷を与えず、夜間等の周囲が暗い状態のとき継続してキー孔の照明を行わせることができる。
【0030】
即ち、本実施形態によれば、車両搭載のバッテリとは別個の2次電池3を有し、周囲が暗いときに、当該2次電池3にてLED2(照明手段)によるキー孔Raの照明を可能とするとともに、周囲が明るいときに、太陽電池4にて当該2次電池3を充電可能とされているので、車両搭載のバッテリに負荷を与えず、夜間等の周囲が暗い状態のとき継続してキー孔Raの照明を行わせることができるのである。
【0031】
また、太陽電池4の受光部4aにおける受光量が所定より高い場合(即ち、周囲が明るい場合)、当該太陽電池4から供給された電力にて2次電池3を充電させるとともに、太陽電池4の受光部4aにおける受光量が所定より低い場合(即ち、周囲が暗い場合)、2次電池3からLED2(照明手段)に電力を供給させ当該LED2による照明を行わせる制御部5を備えたので、周囲の明るさに応じてLED2(照明手段)による照明を自動的に行わせることができる。
【0032】
更に、シリンダボディSに取り付けられるカバー6と、該カバー6の上部に取り付けられるケース8とにより構成される本体1を具備するとともに、当該本体1内に太陽電池4を配設し、当該太陽電池4の受光部4aをケース8の表面から外部に臨ませて成るので、外部の光を確実且つ良好に太陽電池4の受光部4aにて受光させることができ、当該太陽電池4による発電を効率的に行わせることができる。
【0033】
また更に、本体1は、キー孔Raを外部に臨ませる連通孔Aが形成されるとともに、当該本体1を構成するケース8にLED2(照明手段)が配設されたので、LED2(照明手段)によるキー孔Raに対する照明を良好に行わせることができる。尚、キー孔Raを照明し得る照明手段(本実施形態においてはLED2)を本体1における他の部位に形成するようにしてもよい。また、カバー6には、キー孔Raを覆う位置と開放する位置との間で動作して開閉可能なシャッター15が配設されたので、車両の盗難防止を図ることができる。
【0034】
更にまた、2次電池3及び制御部5を収容する収容手段11がシリンダボディSに取り付けられたので、当該2次電池3及び制御部5に加えてLED2(照明手段)及び太陽電池4を全てシリンダボディSに取り付けて成ることとなり、これらの間の電気的配線が装置内で完結させることができる。従って、装置構成を簡素化することができるとともに、既存の車両に容易に適用させることができる。
【0035】
以上、本実施形態について説明したが、本発明はこれに限定されるものではなく、例えば太陽電池4を本体1とは別個の位置に取り付けるようにしてもよく、或いは2次電池3若しくは制御基板12を収容手段11とは別個の位置に取り付けるようにしてもよい。然るに、キー孔Raを照明する照明手段は、本実施形態の如くLEDに限らず、他の汎用的な照明手段(ランプ等)としてもよい。また、シャッター15が形成されないイグニッションスイッチ装置に適用するようにしてもよい。更に、本実施形態においては二輪車に適用されているが、他の車両に適用することができ、特に自動車に適用した場合、図7に示すように、ダッシュボードにイグニッションスイッチ装置1’を配設するようにしてもよい。
【産業上の利用可能性】
【0036】
キー孔を照明する照明手段と、該照明手段に電力を供給し得るとともに蓄電が可能な2次電池と、外部からの光を受ける受光部を有するとともに、当該受光部による受光量に応じて発電可能とされ、且つ、発電により得られた電力を前記2次電池に供給し得る太陽電池とを備えたイグニッションスイッチ装置であれば、外観形状が異なるもの或いは他の機能が付加されたもの等にも適用できる。
【符号の説明】
【0037】
1 本体
2 LED(照明手段)
3 2次電池
4 太陽電池
5 制御部
6 カバー
7 カバー
8 ケース
9 基板
10 化粧面シール
11 収容手段
12 制御基板
13 磁石片
14 スプリング
15 シャッター
S シリンダボディ
R ロータ
Ra キー孔

【特許請求の範囲】
【請求項1】
車両のシリンダボディに取り付けられ、当該シリンダボディ内に配設されたロータのキー孔を外部に臨ませたイグニッションスイッチ装置において、
前記キー孔を照明する照明手段と、
該照明手段に電力を供給し得るとともに蓄電が可能な2次電池と、
外部からの光を受ける受光部を有するとともに、当該受光部による受光量に応じて発電可能とされ、且つ、発電により得られた電力を前記2次電池に供給し得る太陽電池と、
を備えたことを特徴とするイグニッションスイッチ装置。
【請求項2】
前記太陽電池の受光部における受光量が所定より高い場合、当該太陽電池から供給された電力にて前記2次電池を充電させるとともに、前記太陽電池の受光部における受光量が所定より低い場合、前記2次電池から前記照明手段に電力を供給させ当該照明手段による照明を行わせる制御部を備えたことを特徴とする請求項1記載のイグニッションスイッチ装置。
【請求項3】
前記シリンダボディに取り付けられるカバーと、該カバーの上部に取り付けられるケースとにより構成される本体を具備するとともに、当該本体内に前記太陽電池を配設し、当該太陽電池の受光部を前記ケースの表面から外部に臨ませて成ることを特徴とする請求項1又は請求項2記載のイグニッションスイッチ装置。
【請求項4】
前記本体は、前記キー孔を外部に臨ませる連通孔が形成されるとともに、当該本体を構成する前記ケースに前記照明手段が配設されたことを特徴とする請求項3記載のイグニッションスイッチ装置。
【請求項5】
前記カバーには、前記キー孔を覆う位置と開放する位置との間で動作して開閉可能なシャッターが配設されたことを特徴とする請求項3又は請求項4記載のイグニッションスイッチ装置。
【請求項6】
前記2次電池及び制御部を収容する収容手段が前記シリンダボディに取り付けられたことを特徴とする請求項2〜5の何れか1つに記載のイグニッションスイッチ装置。

【図1】
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【図2】
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【図3】
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【図4】
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【図5】
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【図6】
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【図7】
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【公開番号】特開2011−169039(P2011−169039A)
【公開日】平成23年9月1日(2011.9.1)
【国際特許分類】
【出願番号】特願2010−34564(P2010−34564)
【出願日】平成22年2月19日(2010.2.19)
【出願人】(000213954)朝日電装株式会社 (184)
【Fターム(参考)】