説明

カメラの状態表示装置

【課題】保守点検や整備等を行なう際、または、故障が生じた際等における点検や診断等に係る作業を容易化して、作業員にとっての取り扱いを便利にすることができ、実用に好適するカメラの状態表示装置を提供する。
【解決手段】カメラヘッドを、撮像レンズ15を含む部分を露出させた状態で、その撮像方向を調整可能に支持する筐体と、筐体内に設置され、カメラヘッドから得られる信号の処理部が構成された回路基板と、筐体に着脱自在に設けられ、着状態で筐体から露出された部分のカメラヘッドを覆うドーム形のカバーと、回路基板に設置され点灯状態と消灯状態とに選択的に制御可能な表示器20〜22により、状態表示を要求する操作に応じて状態表示を行なう状態表示手段31〜34とを備える。

【発明の詳細な説明】
【技術分野】
【0001】
この発明は、例えば監視用ドームカメラ等に使用して好適するカメラの状態表示装置に関する。
【背景技術】
【0002】
周知のように、現在の監視用ドームカメラでは、例えば、定期的な保守点検や整備を行なう際、または、カメラからの映像がモニタ画面に表示されなくなるような故障が生じた際等に、その都度、作業員が設置場所から取り外して点検や診断等の作業を行なっているため、作業が煩雑になるという問題を有している。
【0003】
特許文献1には、撮像部にその視野方向に発光する発光素子を設置し、撮像方向を示すように発光させて犯罪防止効果を高めるとともに、発光素子の点灯及び消灯を設定する機能により、撮像部の動作を認識することができるようにしたドーム形監視カメラ装置の構成が開示されている。
【特許文献1】特開2005−311826号公報
【発明の開示】
【発明が解決しようとする課題】
【0004】
そこで、この発明は上記事情を考慮してなされたもので、例えば、保守点検や整備等を行なう際、または、故障が生じた際等における点検や診断等に係る作業を容易化して、作業員にとっての取り扱いを便利にすることができ、実用に好適するカメラの状態表示装置を提供することを目的とする。
【課題を解決するための手段】
【0005】
この発明に係るカメラの状態表示装置は、撮像レンズを有するカメラヘッドと、カメラヘッドを、撮像レンズを含む部分を露出させた状態で、その撮像方向を調整可能に支持する筐体と、筐体内に設置され、カメラヘッドから得られる信号の処理部が構成された回路基板と、筐体に着脱自在に設けられ、着状態で筐体から露出された部分のカメラヘッドを覆うドーム形のカバーと、回路基板に設置され点灯状態と消灯状態とに選択的に制御可能な表示器により、状態表示を要求する操作に応じて状態表示を行なう状態表示手段とを備えるようにしたものである。
【発明の効果】
【0006】
上記した発明によれば、点灯状態と消灯状態とに選択的に制御可能な表示器により、状態表示を要求する操作に応じて状態表示を行なわせるようにしたので、例えば、保守点検や整備等を行なう際、または、故障が生じた際等における点検や診断等に係る作業を容易化することができ、作業員にとっての取り扱いを便利にし、実用に適するものとすることができる。
【発明を実施するための最良の形態】
【0007】
以下、この発明の実施の形態について図面を参照して詳細に説明する。図1は、この実施の形態で説明する監視用ドームカメラ11の概略を示している。この監視用ドームカメラ11は、ほぼ有底円筒形状に形成された筐体12を有し、この筐体12の底部12aを例えば建物の天井13に接触させるようにして取り付けられている。
【0008】
この筐体12は、その内部に、カメラヘッド14を支持している。この場合、カメラヘッド14は、その撮像方向が所定の向きに調整可能となるように、筐体12内に支持されている。また、このカメラヘッド14には、その撮像レンズ15に対するフォーカス調整を行なうためのフォーカスレバー16が設置されている。
【0009】
そして、このカメラヘッド14は、図中点線で示すように、ドーム型のカバー17によって覆われている。このカバー17は、光透過性を有する材料で、ほぼ半球形状に形成されており、その開口端部を上記筐体12の周縁部に取着させることにより、カメラヘッド14を覆っている。
【0010】
さらに、この監視用ドームカメラ11は、その筐体12の底部からLAN(local area network)ケーブル18や図示しない電源ケーブル等が延出されている。このLANケーブル18を含む各種のケーブル類は、天井13に形成された透孔13aを挿通して、ネットワークや電源等にそれぞれ接続されるようになっている。
【0011】
図2は、上記筐体12の内部を示している。すなわち、この筐体12内には、その中央部に、上記カメラヘッド14が所定方向に調整可能となるように支持されている。また、この筐体12には、カメラヘッド14の周囲に、後述する信号処理系の形成された回路基板19が配置されている。
【0012】
そして、この回路基板19には、状態表示用の3種類のLED(light emitting diode)20,21,22が設置されている。また、この回路基板19には、LED20,21,22による状態表示を行なう(オン)か行なわない(オフ)かを選択するためのスイッチ23が設置されている。
【0013】
図3は、上記監視用ドームカメラ11の信号処理系を示している。すなわち、上記カメラヘッド14の撮像レンズ15から入射された被写体の光学像は、固体撮像素子としてのCCD(charge coupled device)24に結像されて、光学像に対応したアナログの映像信号に変換される。
【0014】
このCCD24から出力される映像信号は、S/H(sample/hold)部25によりサンプリングされ、A/D(analog/digital)変換部26でデジタル化された後、映像処理部27に供給される。この映像処理部27は、入力されたデジタル映像信号に対して、例えば、シャープネス処理、コントラスト処理、ガンマ補正処理、ホワイトバランス処理、白傷補正処理等の各種信号処理を施している。
【0015】
そして、映像処理部27で所定の映像信号処理が施された映像信号は、圧縮処理部28により例えばJPEG(joint photographic experts group)方式で圧縮処理された後、インターフェース部29によりネットワークに送出可能な形態に変換されて、LAN端子30を介して出力可能となる。
【0016】
このLAN端子30には、上記LANケーブル18が接続可能となっており、LAN端子30から出力された映像信号は、LANケーブル18を介してネットワーク上に送出され、このネットワークに接続された図示しないPC(personal computer)等によって映像表示される。
【0017】
ここで、上記した撮像動作を含むその全ての動作は、制御部31によって統括的に制御されている。この制御部31は、CPU(central processing unit)31aを内蔵しており、例えば、上記PCから送出され、ネットワーク、LANケーブル18、LAN端子30及びインターフェース部29を介して供給される制御情報を受けて、その制御内容が反映されるように各部をそれぞれ制御している。
【0018】
この場合、制御部31は、メモリ部31bを利用している。このメモリ部31bは、主として、CPU31aが実行する制御プログラムを格納したROM(read only memory)と、CPU31aに作業エリアを提供するRAM(random access memory)と、各種の設定情報及び制御情報等が格納される不揮発性メモリとを有している。
【0019】
また、上記制御部31には、上記した3種類のLED20,21,22にそれぞれ対応して設けられたLEDドライバ32,33,34が接続されている。そして、制御部31が各LEDドライバ32,33,34をそれぞれ制御することにより、各LED20,21,22がそれぞれ駆動されるようになっている。さらに、この制御部31には、上記スイッチ23が接続されており、そのオン、オフが検知されるようになっている。
【0020】
なお、上記制御部31には、電源回路35が接続されている。この電源回路35は、上記電源ケーブルを介して外部から供給される電源電力を受けて、監視用ドームカメラ11の各部に供給すべき電力を生成している。そして、電源回路35で生成された電力は、制御部31を介して監視用ドームカメラ11の各部に供給される。
【0021】
ここで、上記制御部31には、電源回路35からの電力供給の有無を検知する電源検出部31cが設置されている。そして、制御部31は、電源検知部31cが電源回路35からの電力供給を検知している場合、監視用ドームカメラ11に対して電源の供給状態であると判断し、LEDドライバ32を介してLED20を点灯させるように制御する。また、制御部31は、電源検知部31cが電源回路35からの電力供給を検知していない場合、監視用ドームカメラ11に対して電源の非供給状態であると判断し、LEDドライバ32を介してLED20を消灯させるように制御する。
【0022】
次に、上記制御部31には、インターフェース部29におけるネットワークとの接続状態が正常であるか否かを検知する通信状態検出部31dが設置されている。そして、制御部31は、通信状態検知部31dがネットワークとの接続状態が正常であることを示している場合、LEDドライバ33を介してLED21を点灯させるように制御する。また、制御部31は、通信状態検知部31dがネットワークとの接続状態が正常でないことを示している場合、LEDドライバ33を介してLED21を消灯させるように制御する。
【0023】
次に、上記制御部31には、撮像レンズ15のフォーカスずれを検知するフォーカス検出部31eが設置されている。そして、制御部31は、フォーカス検知部31eが検知したフォーカスずれ量に対応させた形態で、LEDドライバ34を介してLED22を駆動させるように制御する。
【0024】
このため、作業員は、監視用ドームカメラ11の設置時に、撮像レンズ15のフォーカス調整を行なう際、目の前にあるLED22の駆動形態を見ながらフォーカスレバー16を操作すればよく、作業員にとっての取り扱いを便利にすることができる。
【0025】
この点に関し、現状では、作業員がモニタの表示画面を見ながらフォーカス調整を行なっているため、作業が煩雑になっている。
【0026】
ただし、上記制御部31が各LED20,21,22を駆動させることによる状態表示は、スイッチ23がオン状態になっているときだけ行なわれる。スイッチ23がオフ状態になっているときには、制御部31は、各LED20,21,22を全て消灯させるように制御している。
【0027】
すなわち、作業員は、カバー17を筐体12から外してスイッチ23をオン状態またはオフ状態に切り替える。監視用ドームカメラ11により監視(撮像)を行なう場合、作業員は、スイッチ23をオフ状態に設定した後、カバー17を筐体12に取り付けて、通常の撮像動作を行なわせる。
【0028】
これにより、撮像中は各LED20,21,22が全て消灯される。このため、撮像中に、LED20,21,22の発する光がカバー17に反射して映像に写り込むという不都合が発生せず、実用に非常に適するものとなる。
【0029】
一方、監視用ドームカメラ11に対して、保守点検や整備等を行なう際、または、故障の発生により点検や診断を行なう際等には、作業員は、カバー17を筐体12から外してスイッチ23をオン状態に切り替える。これにより、もし、LED20が点灯すれば、電源電力が供給されている状態であると容易に判断することができる。また、LED21が点灯すれば、ネットワークとの接続が正しくなされていると容易に判断することができる。
【0030】
このため、監視用ドームカメラ11に対して、保守点検や整備等を行なう際、または、故障の発生により点検や診断を行なう際等に、現状のように、作業員が監視用ドームカメラ11を設置場所から取り外して点検や診断等の作業を行なう手間を省くことができ、作業員にとっての取り扱いを便利にすることができる。また、LED20,21,22の点灯と消灯とによって状態表示を行なっているので、占有領域が少なくて済み、監視用ドームカメラ11の小型化を損なうことも防止される。
【0031】
次に、図4は、上記フォーカス検出部31eの一例を示している。すなわち、上記映像処理部27から出力される映像信号が、入力端子36を介してBPF(band pass filter)37に供給される。このBPF37は、撮像レンズ15が合焦点位置に近づくほど、つまり、フォーカスずれがなくなる(ピントが合う)ほど、映像信号に高い周波数成分が増加するので、その周波数成分を通過帯域とするように設定される。
【0032】
そして、このBPF37の出力を積分回路38で積分することにより、図5(a)に示すように、ピントが合うほどレベルの高くなるフォーカス検出データが生成され、出力端子39から取り出される。
【0033】
このため、上記制御部31は、フォーカス検出データのレベルに応じて、図5(b)に示すように、LED22の発光輝度を変えるようにLEDドライバ34を制御することによって、フォーカスずれ量に対応させた形態でLED22を駆動させることが可能となる。
【0034】
すなわち、フォーカス検出データのレベルが最も高いとき、つまり、撮像レンズ15が合焦点位置にあるときLED22を最も明るくなるように発光させ、フォーカス検出データのレベルが低くなるに連れて、つまり、撮像レンズ15が合焦点位置から遠ざかるに連れて、LED22を暗くなるように発光させるようにしている。
【0035】
また、上記制御部31は、フォーカス検出データのレベルに応じて、図5(c)に示すように、LED22の点灯、消灯及び点滅の組み合わせを変えるようにLEDドライバ34を制御することによって、フォーカスずれ量に対応させた形態でLED22を駆動させることが可能となる。
【0036】
すなわち、フォーカス検出データのレベルが最も高いときの前後、つまり、撮像レンズ15が合焦点位置を挟む所定の第1の範囲内にあるときLED22を点灯させる。また、第1の範囲よりもフォーカスのずれた第2の範囲内にあるときLED22を第1の周期で点滅させる。さらに、第2の範囲よりもフォーカスのずれた第3の範囲内にあるときLED22を第1の周期よりも長い第2の周期で点滅させる。そして、第3の範囲よりも焦点のずれた範囲ではLED22を消灯させるようにしている。
【0037】
上記した実施の形態では、LED20を電源供給の有無の表示に使用し、LED21をネットワークとの接続が正しいか否かの表示に使用し、LED22を撮像レンズ15のフォーカスずれ量の表示に使用するというように、3つのLED20,21,22をそれぞれ異なる状態表示に割り当てるようにしている。
【0038】
しかしながら、このような使用形態に限らず、例えば、状態切替スイッチを設けて表示させるべき状態を切り替えられるようにし、切り替えられた各状態において、それぞれ3つのLED20,21,22を使用して状態表示を行なうことも考えられる。このようにすれば、1つの状態の表示に対して、複数のLEDを使用することができるので、より詳細な状態表示を行なうことが可能となる。
【0039】
例えば、撮像レンズ15のフォーカスずれに対応した状態表示を行なう場合、撮像レンズ15が合焦点位置を挟む所定の第1の範囲内にあるとき中央のLED21を点灯させ、第1の範囲よりもフォーカスのずれた第2の範囲内にあるときLED20を点灯させ、第2の範囲よりもフォーカスのずれた第3の範囲内にあるときLED22を点灯させるようにしてもよいものである。
【0040】
また、上記した実施の形態では、点検時に作業員がカバー17を筐体12から外してスイッチ23をオン状態に切り替えるようにしたが、これに限らず、例えば、作業員がカバー17を筐体12から外したことに連動して、図示しないスイッチが切り替わり、自動的にLED20,21,22による状態表示が行なわれるようにすれば、より一層便利である。
【0041】
さらに、スイッチ23に代えて、リモートコントローラによって、監視用ドームカメラ11から離れた位置より、LED20,21,22による状態表示のオン、オフを切り替えられるようにすることも可能である。この場合には、カバー17を外すことなく、カバー17を通してLED20,21,22による状態表示を視認することになる。このようにする場合には、各LED20,21,22の発光色を変えるようにすれば、作業員が誤まりなく状態表示を認識することができるようになる。
【0042】
また、上記した実施の形態では、状態表示のためにLED20,21,22を使用したが、これは、例えばLCD(liquid crystal device)等を使用しても良いものである。さらに、LEDやLCDの数は3個に限らず、必要に応じて適切な個数に設定し得ることは言うまでもないことである。
【0043】
なお、この発明は上記した実施の形態そのままに限定されるものではなく、実施段階ではその要旨を逸脱しない範囲で構成要素を種々変形して具体化することができる。また、上記した実施の形態に開示されている複数の構成要素を適宜に組み合わせることにより、種々の発明を形成することができる。例えば、実施の形態に示される全構成要素から幾つかの構成要素を削除しても良いものである。さらに、異なる実施の形態に係る構成要素を適宜組み合わせても良いものである。
【図面の簡単な説明】
【0044】
【図1】この発明の実施の形態を示すもので、監視用ドームカメラの概略を説明するために示す図。
【図2】同実施の形態における監視用ドームカメラの筐体の内部を説明するために示す図。
【図3】同実施の形態における監視用ドームカメラの信号処理系を説明するために示すブロック構成図。
【図4】同実施の形態における監視用ドームカメラのフォーカス検出部の一例を説明するために示すブロック構成図。
【図5】同実施の形態における監視用ドームカメラのフォーカスずれ量に対応させたLEDの駆動形態を説明するために示す図。
【符号の説明】
【0045】
11…監視用ドームカメラ、12…筐体、13…天井、14…カメラヘッド、15…撮像レンズ、16…フォーカスレバー、17…カバー、18…LANケーブル、19…回路基板、20…LED、21…LED、22…LED、23…スイッチ、24…CCD、25…S/H部、26…A/D変換部、27…映像処理部、28…圧縮処理部、29…インターフェース部、30…LAN端子、31…制御部、32…LEDドライバ、33…LEDドライバ、34…LEDドライバ、35…電源回路、36…入力端子、37…BPF、38…積分回路、39…出力端子。

【特許請求の範囲】
【請求項1】
撮像レンズを有するカメラヘッドと、
前記カメラヘッドを、前記撮像レンズを含む部分を露出させた状態で、その撮像方向を調整可能に支持する筐体と、
前記筐体内に設置され、前記カメラヘッドから得られる信号の処理部が構成された回路基板と、
前記筐体に着脱自在に設けられ、着状態で前記筐体から露出された部分のカメラヘッドを覆うドーム形のカバーと、
前記回路基板に設置され点灯状態と消灯状態とに選択的に制御可能な表示器により、状態表示を要求する操作に応じて状態表示を行なう状態表示手段とを具備することを特徴とするカメラの状態表示装置。
【請求項2】
前記状態表示手段は、状態表示を要求する操作として、前記回路基板に設置されたスイッチが操作されたこと、リモートコントローラが操作されたこと、前記カバーが前記筐体から外されたことのいずれかを含むことを特徴とする請求項1記載のカメラの状態表示装置。
【請求項3】
前記状態表示手段は、表示する状態として、電源の供給状態、ネットワークへの接続状態、前記撮像レンズのフォーカスずれ量のいずれかを含むことを特徴とする請求項1記載のカメラの状態表示装置。
【請求項4】
前記状態表示手段は、表示させるべき状態を切り替えられるようにしておき、切り替えられた各状態においてそれぞれ複数の前記表示器を使用して状態表示を行なうことを特徴とする請求項1記載のカメラの状態表示装置。
【請求項5】
前記状態表示手段は、前記表示器を複数個有する場合、各表示器の発光色を異ならせることを特徴とする請求項1記載のカメラの状態表示装置。
【請求項6】
前記状態表示手段は、前記表示器としてLED及びLCDのいずれかを含むことを特徴とする請求項1記載のカメラの状態表示装置。
【請求項7】
撮像レンズに対するフォーカス調整を行なうための操作子が設置されたカメラと、
前記カメラに設置され点灯状態と消灯状態とに選択的に制御可能な表示器により、状態表示を要求する操作に応じて前記撮像レンズのフォーカスずれに対応した状態表示を行なう状態表示手段とを具備することを特徴とするカメラの状態表示装置。
【請求項8】
前記状態表示手段は、前記撮像レンズのフォーカスずれ量に応じて、前記表示器の表示形態を変化させることを特徴とする請求項7記載のカメラの状態表示装置。

【図1】
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【図2】
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【図3】
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【図4】
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【図5】
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【公開番号】特開2008−278253(P2008−278253A)
【公開日】平成20年11月13日(2008.11.13)
【国際特許分類】
【出願番号】特願2007−120101(P2007−120101)
【出願日】平成19年4月27日(2007.4.27)
【出願人】(000003078)株式会社東芝 (54,554)
【Fターム(参考)】