説明

ガラス板の両サイド加工装置

【課題】生産効率が良く、良質の研削加工が得られる両サイド加工装置を提供すること。
【解決手段】ガラス板2の両サイド加工装置1は、ガラス板2の下面を支持して送るコンベア装置3の両側に設けられ、ガラス板2の両側短辺の近部を吸着支持する一対の短辺支持吸盤6と、ガラス板2の両側長辺の近部を吸着支持する一対の長辺支持吸盤7とを備えており、短辺支持吸盤6と長辺支持吸盤7とは互いに反対位置から行き違いの往復直動を行うようになっている。

【発明の詳細な説明】
【技術分野】
【0001】
本発明は、液晶ディスプレイ、液晶パネル用ガラス板、太陽電池用ガラス板、家具用ガラス板、建築用ガラス板等ガラス板の直線エッヂを直線研削するガラス板の加工装置に関する。
【背景技術】
【0002】
従来、ガラス板の両サイド加工装置は、長辺を研削加工するときは、長辺研削に巾設定された両サイド加工装置で長辺の研削加工のみを行い、短辺を研削加工するときは、短辺研削に巾設定された両サイド加工装置で短辺研削のみを行っていた。
【先行技術文献】
【特許文献】
【0003】
【特許文献1】特開2009−172768号公報
【特許文献2】特開2007−319983号公報
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【0004】
ところで、長辺研削に巾設定された両サイド加工装置で長辺の研削加工を行い、短辺研削に巾設定された両サイド加工装置で短辺研削を行う場合には、生産効率が悪く、良質の研削を得ることが困難である。
【0005】
本発明は、斯かる観点に基づいてなされたものであり、一台の両サイド加工装置において、短辺研削を行うガラス板と長辺研削を行うガラス板を交互送りし、短辺研削と長辺研削とを交互に行い、而して、生産効率が良く、良質の研削加工が得られる両サイド加工装置を提供することにある。
【課題を解決するための手段】
【0006】
本発明の両サイド加工装置は、ガラス板の下面を支持して送るコンベア装置の両側にこのコンベア装置を挟んで向かい合って設けられ、ガラス板の両側短辺の近部を吸着支持する一対の短辺支持吸盤と、上記コンベア装置を挟んで両側に向かい合って設けられ、ガラス板の両側長辺の近部を吸着支持する一対の長辺支持吸盤とを備え、上記一対の短辺支持吸盤と上記一対の長辺支持吸盤とは互いに反対位置から行き違いの往復直動を行い、交互してのガラス板の搬送と同方向の直動において、上記一対の短辺支持吸盤は対応する短辺研削のガラス板をその両短辺の近部を吸着支持してガラス板と共に進行し、上記一対の長辺支持吸盤は対応する長辺研削のガラス板をその両長辺の近部を吸着支持してガラス板と共に進行し、短辺研削と長辺研削を交互に行うようになっている。
【0007】
本発明の両サイド加工装置では、短辺支持吸盤と長辺支持吸盤がガラス板を支持して搬送するコンベア装置の両側で行き違いの往復直動を行い、交互してガラス板の搬送方向と同方向の直動において、短辺支持吸盤は対応する短辺研削ガラス板を両短辺近部において吸着支持してガラス板と共に進行し、長辺支持吸盤は対応する長辺研削ガラス板をその両長辺近部を吸着支持してガラス板と共に進行するようになっているため、一台の両サイド加工装置で、短辺研削加工と長辺研削加工とが交互して行われ得る。また、搬送されるガラス板は研削加工を受ける両側辺の近部が吸着支持されて搬送されるため、ガラス板の搬送ラインが一定に保たれ、研削ホイールとのラインが一致した研削加工が行われ得る。
【0008】
このため、精確良質な研削加工が得られる。更に、内方のコンベア装置によるガラス板の支持搬送と上記両側辺近部の吸着支持とが相まってガラス板は垂れが防止され、精確な水平を保って搬送され両側辺の研削加工が行われる。
【発明の効果】
【0009】
本発明によれば、一台の両サイド加工装置において、短辺研削を行うガラス板と長辺研削を行うガラス板を交互送りし、短辺研削と長辺研削とを交互に行う結果、生産効率が良く、良質の研削加工が得られる両サイド加工装置を提供するができる。
【図面の簡単な説明】
【0010】
【図1】図1は、研削するガラス板の短辺と長辺とを示した説明図である。
【図2】図2は、研削するガラス板の説明図である。
【図3】図3は、研削するガラス板の説明図である。
【図4】図4は、研削するガラス板の短辺研削方法の説明図である。
【図5】図5は、研削するガラス板の長辺研削方法の説明図である。
【図6】図6は、本発明の実施の形態の例の平面説明図である。
【図7】図7は、本発明の実施の形態の例の平面説明図である。
【図8】図8は、図6に示す例の側面図である。
【図9】図9は、図6に示す例のA−A断面図である。
【図10】図10は、図7に示す例のB−B断面図である。
【発明を実施するための形態】
【0011】
本発明のガラス板の両サイド加工装置1は、矩形のガラス板2を直線搬送しながら、ガラス板2の通路の両側に配置した研削装置により、ガラス板2の両側対辺を同時研削加工するようになっている。
【0012】
また、両サイド加工装置1は、直交した対辺の長さが異なる矩形のガラス板の対辺を同時研削加工するようになっている。
【0013】
即ち、本発明の両サイド加工装置は、図1に示すように、矩形のガラス板2の矩辺E1、E2の同時研削、また長辺L1、L2の同時研削を行うようになっている。特に、本発明の両サイド加工装置1は、図2に示すように短辺研削を行うガラス板2と長辺研削を行うガラス板2を交互して送り、短辺研削(図3(1))と長辺研削(図3(2))とを交互して行うようになっている。なお、図1に示すように矩形のガラス板2において両側短辺E1、E2間の距離(対辺間距離)T1は両側長辺L1、L2間の距離(対辺間距離)T2よりも長いのである。
【0014】
本両サイド加工装置1は、図2、図3に示すように、短辺を研削するガラス板2と長辺を研削するガラス板2とを交互して送り、短辺研削と長辺研削と交互に行うと共に、研削ホイール31、31によって研削加工を受けるガラス板の両側辺の近部を下面から支持した状態において研削加工するようになっている。
【0015】
本両サイド加工装置1は、図4及び図5に示されるように、短辺研削されるガラス板2の両側短辺の近部を支持する短辺支持吸盤6(図6参照)と長辺研削されるガラス板2の両側長辺近部を支持する長辺支持吸盤7(図6参照)を備えている。
【0016】
短辺研削されるガラス板2が送られるときは、短辺支持吸盤6が対応して両側短辺近部を下面から吸着支持してガラス板2と共に進行し、長辺研削されるガラス板2が送られるときは、長辺支持吸盤7が対応して両側長辺近部を下面から吸着支持してガラス板2と共に進行し、長辺研削されるガラス板2が送られるときは、長辺支持吸盤7が対応して両側長辺近部を下面から吸着支持してガラス板2と共に進行する。
【0017】
従って、上記短辺支持吸盤6と長辺支持吸盤7とは、共にガラス板2の搬送通路の両側それぞれにおいて細長い吸盤4A、4A、4B、4Bを備えている。そして、短辺支持吸盤6の両側の吸盤4A、4Aと長辺支持吸盤7の両側の吸盤4B、4Bとは、共にガラス板2の通路の両側のそれぞれにおいて、ガラス板2の送り方向に沿って平行の往復直動を行い、ガラス板2を吸着支持して送るときはガラス板2と同速度で往動し、ガラス板2の研削加工送りを終えるとガラス板2の吸着支持を解放し、吸盤4A、4A、4B、4Bを降下させた状態で復動して最初の位置、送りスタート位置Lに戻る動作を行う。
【0018】
以下、本両サイド加工装置1の一実施例を図6から図10に基いて説明する。
【0019】
本両サイド加工装置1は、ガラス板2の供給、送りスタート側から取出し側に向って、送りスタート位置L、研削加工エリアG、送り終端位置Oとなっている。なお、後述するが、送りスタート位置Lは復動端8でもあり、また送り終端位置Oは往動端9でもある。上記研削加工エリアGには、ガラス板2の通路を挟んで両側G1及びG2のそれぞれにおいて研削装置30及び30が装置されている。
【0020】
本両サイド加工装置1では、ガラス板2を載せ、支持して水平に送るところのベルトコンベア装置3が上記送りスタート位置から、研削加工エリアG及び送り終端位置Oを貫いて装置されている。なお、このベルトコンベア装置3は、複数巾狭ベルトコンベア25、25、25を並べて、一基の駆動装置27で駆動するようになっている。なお、ベルトコンベア装置3は、ガラス板2の内方の垂れ曲がりを防止し、ガラス板2を水平に保つものである。
【0021】
さて、上記ベルトコンベア装置3び両側F、Fにおいて四基の細長い吸盤4A、4A、4B、4Bが、このベルトコンベア装置3沿って平行して往復直動を行うようになっている。これらの吸盤 4A、4A、4B、4Bは、同じく上記ベルトコンベア装置3の両側F、Fにおいて、そのベルトコンベア装置に沿って平行して設けられた四基の吸盤装置5A、5A、5B、5Bがそれぞれに備える吸盤である。
【0022】
即ち、吸盤装置5Aは、吸盤4Aを備え、吸盤5Aは吸盤4Aを備え、吸盤装置5Bは吸盤4Bを備え、吸盤装置5Bは吸盤4Bを備える。
【0023】
吸盤装置5A、5A、5B、5Bのそれぞれは、独立して後述の昇降装置、走行台、ガイドレール、駆動装置を備え、それぞれに往復直動軌道をもち、独立して往復直動及び吸盤の昇降を行えるようになっている。
【0024】
吸盤装置5Aと5Aとは、上記ベルトコンベア装置3を挟んで向き合わせて短辺支持吸盤手段6となり、吸盤装置5Bと5Bとは、同じくベルトコンベア装置3を挟んで向き合わせて長辺支持吸盤手段7となっている。
【0025】
短辺支持吸盤6を構成し、向かい合う吸盤装置5A、5Aはそれぞれの吸盤4A、4Aを同期して同一往復直動及び吸盤4A、4Aを同期して昇降させる。
【0026】
同じく長辺支持吸盤7を構成し、向かい合う吸盤装置5B、5Bはそれぞれの吸盤4B、4Bを同期して同一往復直動及び吸盤4B、4Bを同期して昇降させる。
【0027】
短辺支持吸盤6と長辺支持吸盤手段7は、互いに反対の位置に位置し、反対向きの動きを行う。即ち、反対の位置から出発して行き違いの往復直動を行う。
【0028】
短辺支持吸盤6の復動端8即ち送りスタート位置Lから出発して往動するとき、長辺支持吸盤7は往動端9即ち送り終端Oから出発して復動する。短辺支持吸盤6が往動端9に達すると長辺支持吸盤7は復動端8即ち送りスタート位置に戻る。同じくして、長辺支持吸盤7が復動端8即ち送りスタート位置Lから出発して往動し、往動端9に達すると短辺支持吸盤6は往動端9から復動端8即ち送りスタート位置Lに戻る。
【0029】
また、短辺支持吸盤6は、短辺研削のガラス板2を吸着搬送い、長辺支持吸盤7は、長辺研削のガラス板2を吸着搬送する。従って、短辺支持吸盤6は、短辺研削のガラス板2の両側端近部が吸盤4A、4Aにより吸着されるように両側の吸盤装置5Aと5A1との間距離Sを定めてあり、長辺支持吸盤7は、長辺研削のガラス板2の両側近部が吸盤4B、4Bにより吸着されるように両側の吸盤装置5B、5Bとの間距離Sを定めてある。
【0030】
これに従い、短辺支持吸盤6を構成する向かい合わせの吸盤装置5Aと5Aの間距離Sは長辺支持吸盤7を構成する向かい合わせの吸盤装置5Bと5Bとの間距離Sより広巾となっている。
【0031】
このため、ベルトコンベア装置3の両側、それぞれにおいて、吸盤4A、4Aの往復直動軌道Aは吸盤4B、4Bの往復直動軌道Bより外側に位置する。即ち、ベルトコンベア装置3の両側F、Fそれぞれにおいて、吸盤4A、4Aは外側を往復直動し、吸盤4B、4Bは内側を往復直動する。
【0032】
ところで、短辺支持吸盤6のそれぞれの吸盤装置5A1、5Aは、ガラス板2の研削加工を行うところの両側辺M、Mの近部を下面から吸着するところの細長い吸盤4Aと、この吸盤4Aを昇降自在に保持する昇降装置10と、上部にこの昇降装置10を取り付けた走行台11と、この走行台11を保持し、前記ベルトコンベア装置3に沿って(精確にはガラス板の進行方向と平行に)直動ガイドするガイドレール12、12と、ガイドレール12、12に保持された走行台11を往復直動させる駆動手段13とからなる。
【0033】
なお、上記ガイドレール12、12は機台37から立設されたL形フレーム14の堅面に上記ベルトコンベア装置3に沿って(ガラス板2の進行方向に平行に)取付けされている。また、上記駆動手段13は走行台11に取付けられたナットとこのナットにねじ組入れされたボールネジ15とこのボールネジ15に連結されたサーボモータ16とからなる。
【0034】
次に長辺支持吸盤装置7を構成する吸盤装置5Bと5Bもまた、ベルトコンベア装置3の両側F、Fにあって、かつ前記吸盤装置5A、5Aの内方において、ガラス板2の両側辺の近部K、Kを下面から吸着する細長い吸盤4Bと、この吸盤4Bを昇降自在に保持する昇降装置18と、上部にこの昇降装置18を取り付けた走行台19と、この走行台19を保持し、前記ベルトコンベア装置3に沿って直動ガイドするガイドレールと、ガイドレール20、20に保持された上記走行台19を往復直動させる駆動手段21とかならる。
【0035】
また、上記ガイドレール20、20は機台37から立設された共通のフレーム台22両側面に上記ベルトコンベア装置3に沿って(ガラス板2の進行方向に平行に)取り付けされている。また、上記駆動手段20は走行台19に取り付けられたナットとこのナットにねじ組入れされたボールネジ23とこのボールネジ23に連結されたサーボモータ24とからなる。
【0036】
ガラス板2を支持して直線送りするベルトコンベア装置3は、送りスタート位置L、研削加工エリアG、送り終端位置Oを貫いて直線状に設けられている。
【0037】
このベルトコンベア装置3は、並列させた複数のベルトコンベア25とこれらベルトコンベアを駆動する駆動装置26とを備え、上記複数のベルトコンベア25は機台37から立設のフレーム体27上に水平にして架設されている。
【0038】
このベルトコンベア装置3は、ガラス板2搬送中、ガラス板2の中央域を支持してガラス板2を水平に保ち、ガラス板2の両側辺近部を吸着支持して往動する吸盤4A、4Aまたは、4B、4Bと同期速度でガラス板2を搬送するものである。
【0039】
研削加工エリアGには、ガラス板2の通路、即ち、ベルトコンベア装置3短辺支持吸盤手段6の吸盤装置5A、5A、長辺支持吸盤手段の吸盤装置5B、5Bを挟んで両側位置F、Fに研削装置30が対面してそれぞれ装置されている。
【0040】
上記研削装置30はモータシャフトに研削ホイール31を装置したスピンドルモータからなる研削ヘッド33と、この研削ヘッド33をガラス板の送り方向に直交して進退させるスライド装置34及びこのスライド装置34を駆動する駆動装置35を備える。そして、スライド装置34部においてブラケット台36を介して機台37に固定支持されている。
【0041】
研削ヘッド33は、ブラケットを介してスライド装置34のスライド体38に保持され、スライド装置34はスライド体38とスライド台39とスライド体38を移動させる送りネジ40とからなり、送りネジ40に駆動装置35が連結され、上記スライド体38には研削ヘッド33が取り付けられている。
【0042】
駆動装置35はサーボモータを使用し、駆動ヘッド33延いては研削ホイール31をガラス板2の巾に応じてガラス板2に対して数値制御されて進退調整される。
【0043】
図6、図7に示されるように、ガラス板2の送りスタート位置L側にはガラス板供給装置41が、送り終端O側にはガラス板搬出装置42が設けられている。
【0044】
ガラス板供給装置41は、ガラス板2搬入コンベア43と、ガラス板受け渡し装置44とを備える。
【0045】
ガラス板受け渡し装置44は搬入コンベア43上のガラス板2を吸着持上げ、吊り下げ状態で送りスタート位置L上まで搬送し、降下させて、この送りスタート位置Lに待機している吸盤手段、短辺支持吸盤手段6又は長辺支持吸盤手段7向かい合い吸盤4A,4A又は4B、4B上に及びベルトコンベア装置3上に供給する動作を行う。
【0046】
ガラス板受け渡し装置44は、ガラス板2を吸着持上げ、又は吸着解放を行う複数の吸着パッド45、45を備えた吸着装置49と、この吸着装置49を昇降させる昇降装置46と、吸着装置49を必要に応じて90°旋回させる旋回装置50を備える。また、ガラス板受け渡し装置44は、吸着装置49、走行装置46、旋回装置50を枠体51を介して架設されたガイドレール47、47に走行自在に保持されている。
【0047】
更に、枠体51には駆動装置48が装置され、枠体51及び吸着装置49、昇降装置46を搬入コンベア43上とガラス板の送りスタート位置Lとの間を往復動させるようになっている。
【0048】
一方、送り終端O側に備えたガラス板搬出装置42は、この送り終端Oにおいて、両短辺が研削加工されたガラス板2を第一吸盤装置6が、長辺が研削加工されたガラス板2を第二吸盤装置7が交互に到達したその都度、ガラス板2を吸着して持上げ搬出する動作を行う。
【0049】
このガラス板搬出装置42は前記ガラス板受け渡し装置44と機構を同一としても変わりなきゆえ、構造動作の説明を省く。
【符号の説明】
【0050】
1 両サイド加工装置
2 ガラス板
3 ベルトコンベア装置
4 吸盤
5 吸盤装置
6 短辺支持吸盤
7 長辺支持吸盤
12 ガイドレール
15 ボールネジ
16 サーボモータ
20 ガイドレール
25 ベルトコンベア
30 研削装置
31 研削ホイール
33 研削ヘッド
35 駆動装置
37 機台
50 旋回装置

【特許請求の範囲】
【請求項1】
ガラス板の下面を支持して送るコンベア装置の両側にこのコンベア装置を挟んで向かい合って設けられ、ガラス板の両側短辺の近部を吸着支持する一対の短辺支持吸盤と、上記コンベア装置を挟んで両側に向かい合って設けられ、ガラス板の両側長辺の近部を吸着支持する一対の長辺支持吸盤とを備え、上記一対の短辺支持吸盤と上記一対の長辺支持吸盤とは互いに反対位置から行き違いの往復直動を行い、交互してのガラス板の搬送と同方向の直動において、上記一対の短辺支持吸盤は対応する短辺研削のガラス板をその両短辺の近部を吸着支持してガラス板と共に進行し、上記一対の長辺支持吸盤は対応する長辺研削のガラス板をその両長辺の近部を吸着支持してガラス板と共に進行し、短辺研削と長辺研削を交互に行うようにした両サイド加工装置。

【図1】
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【図2】
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【図3】
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【図4】
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【図5】
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【図6】
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【図7】
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【図8】
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【図9】
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【図10】
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【公開番号】特開2013−49110(P2013−49110A)
【公開日】平成25年3月14日(2013.3.14)
【国際特許分類】
【出願番号】特願2011−188062(P2011−188062)
【出願日】平成23年8月30日(2011.8.30)
【出願人】(000174220)坂東機工株式会社 (51)
【Fターム(参考)】