キャラクタ型表示モジュール
【課題】厚さを薄くすることができ、重量を減少することができ、電気代を削減することができ、可視角度が増加し、応答速度が速くなる。
【解決手段】ドットマトリックス表示方式を採用し、第１連結部と、第２連結部と、を有するキャラクタ型有機電気励起発光ダイオードパネルと、キャラクタ型有機電気励起発光ダイオードパネルの発光経路に設けられる偏光シートと、第１組付部と、第２組付部と、を有し、第１組付部の一側に位置する第１連接部が設けられ、第２組付部の一側に位置する第２連接部が設けられる印刷回路板と、パネル制御ユニットと、パネル駆動ユニットと、を有する駆動制御器と、キャラクタ型有機電気励起発光ダイオードパネルと印刷回路板の間に設けられる複数の導電子と、第１組付部と合せ可能な第１定位部が設けられ、第２組付部と合せ可能な第２定位部が設けられるフレームと、を備える。
【解決手段】ドットマトリックス表示方式を採用し、第１連結部と、第２連結部と、を有するキャラクタ型有機電気励起発光ダイオードパネルと、キャラクタ型有機電気励起発光ダイオードパネルの発光経路に設けられる偏光シートと、第１組付部と、第２組付部と、を有し、第１組付部の一側に位置する第１連接部が設けられ、第２組付部の一側に位置する第２連接部が設けられる印刷回路板と、パネル制御ユニットと、パネル駆動ユニットと、を有する駆動制御器と、キャラクタ型有機電気励起発光ダイオードパネルと印刷回路板の間に設けられる複数の導電子と、第１組付部と合せ可能な第１定位部が設けられ、第２組付部と合せ可能な第２定位部が設けられるフレームと、を備える。
【発明の詳細な説明】
【技術分野】
【０００１】
本発明は表示モジュールに関し、特にキャラクタ型表示モジュールに関するものである。
【背景技術】
【０００２】
近年、液晶ディスプレイ（Ｌｉｑｕｉｄ Ｃｒｙｓｔａｌ Ｄｉｓｐｌａｙ，ＬＣＤ）はフラットディスプレイ（Ｆｌａｔ Ｐａｎｅｌ Ｄｉｓｐｌａｙ，ＦＰＤ）主流になる。液晶ディスプレイが国民に愛用されるが、液晶ディスプレイに設けられる液晶パネルはバックライトモジュールにより光源を提供することが必要であり、バックライトモジュールを取付けるために、充分な取付スペースを用意することが必要であり、そうすると、液晶ディスプレイの厚さが増加し、液晶ディスプレイの重量も増加し、且つバックライトモジュールが電力を消費するため、電気代が増加し、そして各種類の液晶ディスプレイは、可視角度が不十分であり、応答速度が速くないため、暈しが発生する問題があった。
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【０００３】
本発明の主な目的は、厚さを薄くすることができ、重量を減少することができ、電気代を削減することができ、可視角度が増加し、応答速度が速くなるキャラクタ型表示モジュールを提供することにある。
【課題を解決するための手段】
【０００４】
本発明のキャラクタ型表示モジュールによると、ドットマトリックス表示方式を採用し、第１連結部と、第２連結部と、を有するキャラクタ型有機電気励起発光ダイオードパネルと、前記キャラクタ型有機電気励起発光ダイオードパネルの発光経路に設けられる偏光シートと、第１組付部と、第２組付部と、を有し、前記キャラクタ型有機電気励起発光ダイオードパネルの前記第１連結部に応じて、前記第１組付部の一側に位置する第１連接部が設けられ、前記キャラクタ型有機電気励起発光ダイオードパネルの前記第２連結部に応じて、前記第２組付部の一側に位置する第２連接部が設けられる印刷回路板と、パネル制御ユニットと、パネル駆動ユニットと、を有する駆動制御器と、前記キャラクタ型有機電気励起発光ダイオードパネルと前記印刷回路板の間に設けられ、前記印刷回路板の前記第１連接部および前記キャラクタ型有機電気励起発光ダイオードパネルの前記第１連結部とそれぞれ連接し、前記印刷回路板の前記第２連接部および前記キャラクタ型有機電気励起発光ダイオードパネルの前記第２連結部とそれぞれ連接し、これにより、前記キャラクタ型有機電気励起発光ダイオードパネルが前記駆動制御器の前記パネル制御ユニットと前記パネル駆動ユニットに駆動される複数の導電子と、前記印刷回路板の前記第１組付部に応じて、前記第１組付部と合せ可能な第１定位部が設けられ、前記印刷回路板の前記第２組付部に応じて、前記第２組付部と合せ可能な第２定位部が設けられ、これにより、前記キャラクタ型有機電気励起発光ダイオードパネルが前記印刷回路板に定位されるフレームと、を備えることを特徴とする。
【０００５】
本発明のキャラクタ型表示モジュールによると、前記キャラクタ型有機電気励起発光ダイオードパネルは、５Ｘ８ドットマトリックス又は５Ｘ１０ドットマトリックスを採用し、前記駆動制御器の前記パネル制御ユニットと前記パネル駆動ユニットに合せられ、前記キャラクタ型有機電気励起発光ダイオードパネルは、５Ｘ８ドットマトリックス又は５Ｘ１０ドットマトリックスにより一つのキャラクタを表示し、キャラクタの行列組合せ単位は、４Ｘ１〜１００Ｘ１から４Ｘ４０〜４Ｘ１００までであり、０８Ｘ０１、０８Ｘ０２、１６Ｘ０１、１６Ｘ０２、１６Ｘ０４、２０Ｘ０１、２０Ｘ０２、２０Ｘ０４、４０Ｘ０１、４０Ｘ０２、又は４０Ｘ０４が好ましく、前記キャラクタ型有機電気励起発光ダイオードパネルの厚さは、０．４ｍｍ〜５ｍｍであり、０．４ｍｍ、０．５ｍｍ、０．５５ｍｍ、０．７ｍｍ、１．０ｍｍ、１．１ｍｍ、１．４ｍｍ又は２．０ｍｍが好ましく、前記キャラクタ型有機電気励起発光ダイオードパネルの色度値は、Ｘが０．１〜０．８であり、Ｙが０．１〜０．８であり、前記キャラクタ型有機電気励起発光ダイオードパネルの発光効率が０．６５〜６５（１ｍ/Ｗ）であり、前記キャラクタ型有機電気励起発光ダイオードパネルの寿命は、２０ｋ〜２０００ｋ時間程度および２０００ｋ時間以上であることを特徴とする。
【０００６】
本発明のキャラクタ型表示モジュールによると、前記偏光シートの波長は、１/２〜１/１０であり、１/４が好ましく、前記偏光シートのろ過波長は、４００ｎｍ〜７００ｎｍ程度であることを特徴とする。
【０００７】
本発明のキャラクタ型表示モジュールによると、前記駆動制御器の前記パネル制御ユニットと前記パネル駆動ユニットには、制御用集積回路と、キャラクタ発生器用読み出し専用メモリと、キャラクタ発生器用ラムと、リセット集積回路と、が設けられ、前記パネル制御ユニットの前記制御用集積回路は、４ｂｉｔ及び８ｂｉｔを支援する６８００/８０８０の並列伝送インターフェースと直列伝送インターフェースを有し、前記パネル制御ユニットの前記キャラクタ発生器用読み出し専用メモリが前記制御用集積回路と電気的に連接し、前記キャラクタ発生器用読み出し専用メモリには、６４Ｘ８ｂｉｔのキャラクタの言語フォントファイルがビルトインされ、前記言語フォントファイルは、西ヨーロッパ、英日、英ロシア又は英フランスを含み、前記パネル制御ユニットの前記キャラクタ発生器用ラムが前記制御用集積回路と電気的に連接し、前記キャラクタ発生器用ラムには、１００Ｘ１６の描き機能がビルトインされ、前記パネル制御ユニットの前記リセット集積回路が前記制御用集積回路と電気的に連接し、前記駆動制御器の前記パネル駆動ユニットの行Ｘ列の分解能が前記キャラクタ型有機電気励起発光ダイオードパネルに対応し、前記駆動制御器の前記パネル駆動ユニットは、それぞれキャラクタ発生器用読み出し専用メモリおよびキャラクタ発生器用ラムと電気的に連接し、前記駆動制御器の前記パネル駆動ユニットには、共用駆動電子回路と、セクション制御電子回路と、電源供給回路と、が設けられ、前記パネル駆動ユニットの前記電源供給回路は、直流/直流変換方式により前記共用駆動電子回路とセクション制御電子回路に稼動電源を供給することを特徴とする。
【０００８】
本発明のキャラクタ型表示モジュールによると、前記導電子は、液体、固体、又はゴムなどの弾性体により作製され導電性を有するものであり、導電性を有する前記弾性体は、導電性付きゴムシート、銀ペースト、炭素粉末、異方向性導電フィルム（ＡＣＦ）、又はフラットケーブル（ＦＦＣ）であることが好ましいことを特徴とする。
【０００９】
本発明のキャラクタ型表示モジュールによると、前記印刷回路板の厚さは、０．２ｍｍ〜１０ｍｍ程度であり、０．４ｍｍ、０．６ｍｍ、０．８ｍｍ、１．０ｍｍ、又は１．６ｍｍが好ましく、前記印刷回路板に電気抵抗が電気的に連接され、前記印刷回路板の第１組付部には、前記フレームの第１定位部と合せ可能な貫通孔が設けられ、前記印刷回路板の第２組付部には、前記フレームの第２定位部と合せ可能な貫通孔が設けられることを特徴とする。
【００１０】
本発明のキャラクタ型表示モジュールによると、前記フレームは、金属で作製されたものでもいいし、非金属で作製されたものでもよく、前記フレームの前記第１定位部と前記第２定位部とに定位突起がそれぞれ設けられ、前記フレームの前記第１定位部の前記定位突起が前記印刷回路板の前記第１組付部の複数の前記貫通孔に挿入され、前記フレームの前記第２定位部の前記定位突起が前記印刷回路板の前記第２組付部の複数の前記貫通孔に挿入され、前記第１定位部の前記定位突起は、変形して前記印刷回路板に定位可能な自在端を有し、前記第２定位部の前記定位突起は、変形して前記印刷回路板に定位可能な自在端を有し、前記印刷回路板の前記第１組付部が前記第２組付部に対向し、前記フレームの前記第１定位部が前記第２定位部に対向し、前記パネルの前記第１連結部が前記第２連結部に対向し、前記印刷回路板の前記第１連接部が前記第２連接部に対向することを特徴とする。
【００１１】
本発明のキャラクタ型表示モジュールによると、第１連結部と、第２連結部と、が設けられるパネルと、前記パネルの発光経路に設けられる偏光シートと、第１組付部と第２組付部が設けられ、キャラクタ型有機電気励起発光ダイオードパネルの前記第１連結部に応じて、前記第１組付部の一側に位置する第１連接部が設けられ、キャラクタ型有機電気励起発光ダイオードパネルの前記第２連結部に応じて、前記第２組付部の一側に位置する第２連接部が設けられる印刷回路板と、パネル制御ユニットと、パネル駆動ユニットと、を有する駆動制御器と、前記キャラクタ型有機電気励起発光ダイオードパネルと前記印刷回路板の間に設けられ、前記印刷回路板の前記第１連接部および前記キャラクタ型有機電気励起発光ダイオードパネルの前記第１連結部とそれぞれ連接し、前記印刷回路板の前記第２連接部および前記キャラクタ型有機電気励起発光ダイオードパネルの前記第２連結部とそれぞれ連接し、これにより、前記キャラクタ型有機電気励起発光ダイオードパネルが前記駆動制御器の前記パネル制御ユニットと前記パネル駆動ユニットに駆動される複数の導電子と、前記印刷回路板の前記第１組付部に応じて、前記第１組付部と合せ可能な第１定位部が設けられ、前記印刷回路板の前記第２組付部に応じて、前記第２組付部と合せ可能な第２定位部が設けられ、これにより、前記キャラクタ型有機電気励起発光ダイオードパネルが前記印刷回路板に定位されるフレームと、を備えることを特徴とする。
【００１２】
本発明のキャラクタ型表示モジュールによると、前記パネルはキャラクタ型有機電気励起発光ダイオードパネルであることを特徴とする。
【００１３】
本発明のキャラクタ型表示モジュールによると、前記パネルはキャラクタ型有機電気励起発光ダイオードパネルであり、前記パネルの前記第１連結部が前記第２連結部に対向し、前記印刷回路板の前記第１組付部が前記第２組付部に対向し、前記印刷回路板の前記第１連接部が前記第２連接部に対向し、前記フレームの前記第１定位部が前記第２定位部に対向することを特徴とする。
【発明の効果】
【００１４】
本発明のキャラクタ型表示モジュールによれば、厚さを薄くすることができ、重量を減少することができ、電気代を削減することができ、可視角度が増加し、応答速度が速くなるという効果を有する。
【図面の簡単な説明】
【００１５】
【図１】本発明のキャラクタ型表示モジュールの分解斜視図である。
【図２】本発明のキャラクタ型表示モジュールの組合済み状態の斜視図である。
【図３】本発明に係る駆動制御器がパネルに合せられて構成するシステムの模式図である。
【図４】本発明に係る印刷回路板がフレームに合せられる組合の模式図である。
【図５】本発明に係る印刷回路板がフレームに合せられる組合の模式図である。
【図６】本発明のキャラクタ型表示モジュールの組合済み状態の断面図である。
【図７】本発明に係るパネルの動作を示す模式図である。
【発明を実施するための形態】
【００１６】
以下、本発明の実施の形態を図面に基づいて説明する。
まず、図１乃至図７を参照する。本発明の一実施形態のキャラクタ型表示モジュールは、キャラクタ型有機電気励起発光ダイオードパネル１０と、偏光シート２０と、印刷回路板３０と、駆動制御器４０と、二つの導電子５０と、フレーム６０と、を含む。
【００１７】
前記キャラクタ型有機電気励起発光ダイオード（Ｏｒｇａｎｉｃ Ｌｉｇｈｔ Ｅｍｉｔｔｉｎｇ Ｄｉｏｄｅ，ＯＬＥＤ）パネル１０は、ドットマトリックス表示方式を採用し、５Ｘ８ドットマトリックス（Ｄｏｔ Ｍａｔｒｉｘ）又は５Ｘ１０ドットマトリックスを採用し、５Ｘ８ドットマトリックスを採用することが好ましい。前記キャラクタ型有機電気励起発光ダイオードパネル１０は、５Ｘ８ドットマトリックス又は５Ｘ１０ドットマトリックスにより一つのキャラクタを表示し、キャラクタの行列組合せ単位は、４Ｘ１〜１００Ｘ１から４Ｘ４０〜４Ｘ１００までであり、０８（行）Ｘ０１（列）、０８Ｘ０２、１６Ｘ０１、１６Ｘ０２、１６Ｘ０４、２０Ｘ０１、２０Ｘ０２、２０Ｘ０４、４０Ｘ０１、４０Ｘ０２、又は４０Ｘ０４が好ましい。
【００１８】
前記キャラクタ型有機電気励起発光ダイオードパネル１０の厚さは、０．４ｍｍ〜５ｍｍ程度であり、０．４ｍｍ、０．５ｍｍ、０．５５ｍｍ、０．７ｍｍ、１．０ｍｍ、１．１ｍｍ、１．４ｍｍ又は２．０ｍｍが好ましい。前記キャラクタ型有機電気励起発光ダイオードパネル１０の色度値（ＣＩＥ）は、Ｘが０．１〜０．８程度であり、Ｙが０．１〜０．８程度である。前記キャラクタ型有機電気励起発光ダイオードパネル１０の発光効率が０．６５〜６５（１ｍ/Ｗ）程度である。前記キャラクタ型有機電気励起発光ダイオードパネル１０の寿命は、２０ｋ〜２０００ｋ時間程度および２０００ｋ時間以上である。
【００１９】
前記キャラクタ型有機電気励起発光ダイオードパネル１０の一側には、第１連結部１１と、第２連結部１２と、が設けられる。
【００２０】
キャラクタ型有機電気励起発光ダイオードパネル１０は、キャラクタ型液晶パネルと比べると、下記の長所がある。
（１）直流の低電圧（１６ボルト以下）を電界に加えて発光させるものである。
【００２１】
（２）発光しないときに、電力を消費しない。電力の消費はバックライトモジュールより少ない。エネルギー効率が高い（Ｈｉｇｈ Ｐｏｗｅｒ Ｅｆｆｉｃｉｅｎｃｙ）。
【００２２】
（３）明るさは１００００ｃｄ/ｍ２以上である（Ｈｉｇｈ Ｂｒｉｇｈｔｎｅｓｓ）。
【００２３】
（４）応答速度は、液晶ディスプレイのｍｓｅｃ程度よりも速いμｓｅｃ程度に達し、且つ薄膜トランジスター液晶ディスプレイ（ＴＦＴ-ＬＣＤ）の５０ｍｓｅｃ及びＳＴＮ-ＬＣＤの１００ｍｓｅｃよりも遥かに速い。
【００２４】
（５）重量が軽くなり、厚さが薄くなる（Ｌｉｇｈｔ Ｗｅｉｇｈｔ ＆ Ｓｌｉｍ）。
【００２５】
（６）１００ｃｄ/ｍ２程度の明るさで、寿命が１０００００時間以上であり、信頼度が高い。
【００２６】
（７）可視角度が１７０度以上である（Ｆｕｌｌ Ｖｉｅｗｉｎｇ Ａｎｇｌｅ）。
【００２７】
（８）均一性がよく（Ｅｘｃｅｌｌｅｎｔ Ｕｎｉｆｏｒｍｉｔｙ）、対比値が高い（Ｈｉｇｈ Ｅｆｆｅｃｔｉｖｅ Ｃｏｎｔｒａｓｔ Ｒａｔｉｏ）。
【００２８】
前記偏光シート２０の波長は、１/２〜１/１０であり、１/４が好ましく、前記偏光シート２０のろ過波長は、４００ｎｍ〜７００ｎｍ程度であり、前記偏光シート２０が前記キャラクタ型有機電気励起発光ダイオードパネル１０の発光経路に設けられる。そうすると、前記キャラクタ型有機電気励起発光ダイオードパネル１０の対比度が向上し、且つ相違する波長を有する偏光シート２０によって光線をろ過することにより、発光の顔色を変更することができる。
【００２９】
前記印刷回路板３０の厚さは、０．２ｍｍ〜１０ｍｍ程度であり、０．４ｍｍ、０．６ｍｍ、０．８ｍｍ、１．０ｍｍ、又は１．６ｍｍが好ましい。
【００３０】
前記印刷回路板の一側には、第１組付部３１と、前記第１組付部３１に対向する第２組付部３２と、が設けられる。前記第１組付部３１には、三つの貫通孔３１１と、一つの貫通孔３１２と、が設けられる。前記第１組付部３１に応じて、前記第２組付部３１には、三つの貫通孔３２１と、一つの貫通孔３２２と、が設けられる。前記第１組付部３１の内側には、前記キャラクタ型有機電気励起発光ダイオードパネル１０の第１連結部１１に対応する第１連接部３３が設けられる。前記第２組付部３２の内側には、前記キャラクタ型有機電気励起発光ダイオードパネル１０の第２連結部１２に対応する第２連接部３４が設けられる。前記印刷回路板３０に電気抵抗が電気的に連接され、前記電気抵抗により、発光の明るさ及び電力消費を調整することができ、充電時間（Ｐｒｅ-ｃｈａｒｇｅ Ｔｉｍｉｎｇ）を調整することもできる。
【００３１】
図３を参照する。前記駆動制御器４０は、パネル制御ユニット４１と、パネル駆動ユニット４２と、を有する。
【００３２】
前記パネル制御ユニット４１には、制御用集積回路４１１と、キャラクタ発生器用読み出し専用メモリ４１２と、キャラクタ発生器用ラム４１３と、リセット集積回路４１４と、が設けられる。前記制御用集積回路４１１は、４ｂｉｔ及び８ｂｉｔを支援する６８００/８０８０の並列伝送インターフェースと直列伝送インターフェースを有する。前記キャラクタ発生器用読み出し専用メモリ（Ｃｈａｒａｃｔｅｒ Ｇｅｎｅｒａｔｏｒ ＲＯＭ，ＣＧ ＲＯＭ）４１２が前記制御用集積回路４１１と電気的に連接し、前記キャラクタ発生器用読み出し専用メモリ４１２には、６４Ｘ８ｂｉｔのキャラクタの言語フォントファイルがビルトインされ、前記言語フォントファイルは、西ヨーロッパ、英日、英ロシア又は英フランスを含む。前記キャラクタ発生器用ラム（Ｃｈａｒａｃｔｅｒ Ｇｅｎｅｒａｔｏｒ ＲＡＭ，ＣＧ ＲＡＭ）４１３が前記制御用集積回路４１１と電気的に連接し、前記キャラクタ発生器用ラム４１３には、１００Ｘ１６の描き機能がビルトインされる。前記リセット集積回路４１４が前記制御用集積回路４１１と電気的に連接する。
【００３３】
前記パネル駆動ユニット４２の行Ｘ列の分解能は、前記キャラクタ型有機電気励起発光ダイオードパネル１０に対応し、５Ｘ８又は５Ｘ１０に設定される。前記パネル駆動ユニット４２は、それぞれキャラクタ発生器用読み出し専用メモリ４１２およびキャラクタ発生器用ラム４１３と電気的に連接し、前記パネル駆動ユニット４２には、共用駆動電子回路４２１と、前記共用駆動電子回路４２１と電気的に連接するセクション制御電子回路４２２と、前記セクション制御電子回路４２２と電気的に連接する電源供給回路４２３と、が設けられる。前記共用駆動電子回路４２１と前記セクション制御電子回路４２２は、前記キャラクタ型有機電気励起発光ダイオードパネル１０と電気的に連接し、前記キャラクタ型有機電気励起発光ダイオードパネル１０を駆動する。前記電源供給回路４２３は、直流/直流変換方式により前記パネル駆動ユニット４２に稼動電源を供給する。
【００３４】
前記導電子５０は、液体、固体、又はゴムなどの弾性体により作製され導電性を有するものであり、導電性を有する前記弾性体は、導電性付きゴムシート、銀ペースト、炭素粉末、異方向性導電フィルム（ＡＣＦ）、又はフラットケーブル（ＦＦＣ）であることが好ましい。前記導電子５０は、前記キャラクタ型有機電気励起発光ダイオードパネル１０と前記印刷回路板３０の間に設けられる。一つの前記導電子５０は、前記印刷回路板３０の前記第１連接部３３および前記キャラクタ型有機電気励起発光ダイオードパネル１０の前記第１連結部１１とそれぞれ当接する。もう一つの前記導電子５０は、前記印刷回路板３０の前記第２連接部３４および前記キャラクタ型有機電気励起発光ダイオードパネル１０の前記第２連結部１２とそれぞれ連接する。これにより、前記キャラクタ型有機電気励起発光ダイオードパネル１０が前記駆動制御器４０に駆動される。
【００３５】
前記フレーム６０は、金属（鉄またはステンレス）で作製されたものでもいいし、非金属（樹脂）で作製されたものでもよい。前記フレーム６０は、前記印刷回路板３０の前記第１組付部３１に応じて、前記第１組付部３１と合せ可能な第１定位部６１が設けられ、前記印刷回路板３０の前記第２組付部３２に応じて、前記第２組付部３２と合せ可能な第２定位部６２が設けられる。前記第１定位部６１に定位突起６１１が四つ設けられ、四つの前記定位突起６１１のうちの三つは変形可能な自在端６１２を有する。前記第２定位部６２に定位突起６２１が四つ設けられ、四つの前記定位突起６２１のうちの三つは変形可能な自在端６２２を有する。前記フレーム６０の前記第１定位部６１の前記定位突起６１１が前記第１組付部３１の前記貫通孔３１１、３１２に挿入され、且つ自在端６１２の変形により、前記定位突起６１１が前記印刷回路板３０に係止される。前記第２定位部６２の前記定位突起６２１が前記第２組付部３２の前記貫通孔３２１、３２２に挿入され、且つ自在端６２２の変形により、前記定位突起６２１が前記印刷回路板３０に係止される。そうすると、前記フレーム６０により前記キャラクタ型有機電気励起発光ダイオードパネル１０が前記印刷回路板３０に固定される。
【産業上の利用可能性】
【００３６】
本発明は、表示モジュールに適用することができる。
【符号の説明】
【００３７】
１０：キャラクタ型有機電気励起発光ダイオードパネル、１１：第１連結部、１２：第２連結部、２０：偏光シート、３０：印刷回路板、３１：第１組付部、３２：第２組付部、３３：第１連接部、３４：第２連接部、４０：駆動制御器、４１：パネル制御ユニット、４２：パネル駆動ユニット、５０：導電子、６０：フレーム、６１：第１定位部、６２：第２定位部、３１１：貫通孔、３１２：貫通孔、３２１：貫通孔、３２２：貫通孔、４１１：制御用集積回路、４１２：キャラクタ発生器用読み出し専用メモリ、４１３：キャラクタ発生器用ラム、４１４：リセット集積回路、４２１：共用駆動電子回路、４２２：セクション制御電子回路、４２３：電源供給回路、６１１：定位突起、６１２：自在端、６２１：定位突起、６２２：自在端。
【技術分野】
【０００１】
本発明は表示モジュールに関し、特にキャラクタ型表示モジュールに関するものである。
【背景技術】
【０００２】
近年、液晶ディスプレイ（Ｌｉｑｕｉｄ Ｃｒｙｓｔａｌ Ｄｉｓｐｌａｙ，ＬＣＤ）はフラットディスプレイ（Ｆｌａｔ Ｐａｎｅｌ Ｄｉｓｐｌａｙ，ＦＰＤ）主流になる。液晶ディスプレイが国民に愛用されるが、液晶ディスプレイに設けられる液晶パネルはバックライトモジュールにより光源を提供することが必要であり、バックライトモジュールを取付けるために、充分な取付スペースを用意することが必要であり、そうすると、液晶ディスプレイの厚さが増加し、液晶ディスプレイの重量も増加し、且つバックライトモジュールが電力を消費するため、電気代が増加し、そして各種類の液晶ディスプレイは、可視角度が不十分であり、応答速度が速くないため、暈しが発生する問題があった。
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【０００３】
本発明の主な目的は、厚さを薄くすることができ、重量を減少することができ、電気代を削減することができ、可視角度が増加し、応答速度が速くなるキャラクタ型表示モジュールを提供することにある。
【課題を解決するための手段】
【０００４】
本発明のキャラクタ型表示モジュールによると、ドットマトリックス表示方式を採用し、第１連結部と、第２連結部と、を有するキャラクタ型有機電気励起発光ダイオードパネルと、前記キャラクタ型有機電気励起発光ダイオードパネルの発光経路に設けられる偏光シートと、第１組付部と、第２組付部と、を有し、前記キャラクタ型有機電気励起発光ダイオードパネルの前記第１連結部に応じて、前記第１組付部の一側に位置する第１連接部が設けられ、前記キャラクタ型有機電気励起発光ダイオードパネルの前記第２連結部に応じて、前記第２組付部の一側に位置する第２連接部が設けられる印刷回路板と、パネル制御ユニットと、パネル駆動ユニットと、を有する駆動制御器と、前記キャラクタ型有機電気励起発光ダイオードパネルと前記印刷回路板の間に設けられ、前記印刷回路板の前記第１連接部および前記キャラクタ型有機電気励起発光ダイオードパネルの前記第１連結部とそれぞれ連接し、前記印刷回路板の前記第２連接部および前記キャラクタ型有機電気励起発光ダイオードパネルの前記第２連結部とそれぞれ連接し、これにより、前記キャラクタ型有機電気励起発光ダイオードパネルが前記駆動制御器の前記パネル制御ユニットと前記パネル駆動ユニットに駆動される複数の導電子と、前記印刷回路板の前記第１組付部に応じて、前記第１組付部と合せ可能な第１定位部が設けられ、前記印刷回路板の前記第２組付部に応じて、前記第２組付部と合せ可能な第２定位部が設けられ、これにより、前記キャラクタ型有機電気励起発光ダイオードパネルが前記印刷回路板に定位されるフレームと、を備えることを特徴とする。
【０００５】
本発明のキャラクタ型表示モジュールによると、前記キャラクタ型有機電気励起発光ダイオードパネルは、５Ｘ８ドットマトリックス又は５Ｘ１０ドットマトリックスを採用し、前記駆動制御器の前記パネル制御ユニットと前記パネル駆動ユニットに合せられ、前記キャラクタ型有機電気励起発光ダイオードパネルは、５Ｘ８ドットマトリックス又は５Ｘ１０ドットマトリックスにより一つのキャラクタを表示し、キャラクタの行列組合せ単位は、４Ｘ１〜１００Ｘ１から４Ｘ４０〜４Ｘ１００までであり、０８Ｘ０１、０８Ｘ０２、１６Ｘ０１、１６Ｘ０２、１６Ｘ０４、２０Ｘ０１、２０Ｘ０２、２０Ｘ０４、４０Ｘ０１、４０Ｘ０２、又は４０Ｘ０４が好ましく、前記キャラクタ型有機電気励起発光ダイオードパネルの厚さは、０．４ｍｍ〜５ｍｍであり、０．４ｍｍ、０．５ｍｍ、０．５５ｍｍ、０．７ｍｍ、１．０ｍｍ、１．１ｍｍ、１．４ｍｍ又は２．０ｍｍが好ましく、前記キャラクタ型有機電気励起発光ダイオードパネルの色度値は、Ｘが０．１〜０．８であり、Ｙが０．１〜０．８であり、前記キャラクタ型有機電気励起発光ダイオードパネルの発光効率が０．６５〜６５（１ｍ/Ｗ）であり、前記キャラクタ型有機電気励起発光ダイオードパネルの寿命は、２０ｋ〜２０００ｋ時間程度および２０００ｋ時間以上であることを特徴とする。
【０００６】
本発明のキャラクタ型表示モジュールによると、前記偏光シートの波長は、１/２〜１/１０であり、１/４が好ましく、前記偏光シートのろ過波長は、４００ｎｍ〜７００ｎｍ程度であることを特徴とする。
【０００７】
本発明のキャラクタ型表示モジュールによると、前記駆動制御器の前記パネル制御ユニットと前記パネル駆動ユニットには、制御用集積回路と、キャラクタ発生器用読み出し専用メモリと、キャラクタ発生器用ラムと、リセット集積回路と、が設けられ、前記パネル制御ユニットの前記制御用集積回路は、４ｂｉｔ及び８ｂｉｔを支援する６８００/８０８０の並列伝送インターフェースと直列伝送インターフェースを有し、前記パネル制御ユニットの前記キャラクタ発生器用読み出し専用メモリが前記制御用集積回路と電気的に連接し、前記キャラクタ発生器用読み出し専用メモリには、６４Ｘ８ｂｉｔのキャラクタの言語フォントファイルがビルトインされ、前記言語フォントファイルは、西ヨーロッパ、英日、英ロシア又は英フランスを含み、前記パネル制御ユニットの前記キャラクタ発生器用ラムが前記制御用集積回路と電気的に連接し、前記キャラクタ発生器用ラムには、１００Ｘ１６の描き機能がビルトインされ、前記パネル制御ユニットの前記リセット集積回路が前記制御用集積回路と電気的に連接し、前記駆動制御器の前記パネル駆動ユニットの行Ｘ列の分解能が前記キャラクタ型有機電気励起発光ダイオードパネルに対応し、前記駆動制御器の前記パネル駆動ユニットは、それぞれキャラクタ発生器用読み出し専用メモリおよびキャラクタ発生器用ラムと電気的に連接し、前記駆動制御器の前記パネル駆動ユニットには、共用駆動電子回路と、セクション制御電子回路と、電源供給回路と、が設けられ、前記パネル駆動ユニットの前記電源供給回路は、直流/直流変換方式により前記共用駆動電子回路とセクション制御電子回路に稼動電源を供給することを特徴とする。
【０００８】
本発明のキャラクタ型表示モジュールによると、前記導電子は、液体、固体、又はゴムなどの弾性体により作製され導電性を有するものであり、導電性を有する前記弾性体は、導電性付きゴムシート、銀ペースト、炭素粉末、異方向性導電フィルム（ＡＣＦ）、又はフラットケーブル（ＦＦＣ）であることが好ましいことを特徴とする。
【０００９】
本発明のキャラクタ型表示モジュールによると、前記印刷回路板の厚さは、０．２ｍｍ〜１０ｍｍ程度であり、０．４ｍｍ、０．６ｍｍ、０．８ｍｍ、１．０ｍｍ、又は１．６ｍｍが好ましく、前記印刷回路板に電気抵抗が電気的に連接され、前記印刷回路板の第１組付部には、前記フレームの第１定位部と合せ可能な貫通孔が設けられ、前記印刷回路板の第２組付部には、前記フレームの第２定位部と合せ可能な貫通孔が設けられることを特徴とする。
【００１０】
本発明のキャラクタ型表示モジュールによると、前記フレームは、金属で作製されたものでもいいし、非金属で作製されたものでもよく、前記フレームの前記第１定位部と前記第２定位部とに定位突起がそれぞれ設けられ、前記フレームの前記第１定位部の前記定位突起が前記印刷回路板の前記第１組付部の複数の前記貫通孔に挿入され、前記フレームの前記第２定位部の前記定位突起が前記印刷回路板の前記第２組付部の複数の前記貫通孔に挿入され、前記第１定位部の前記定位突起は、変形して前記印刷回路板に定位可能な自在端を有し、前記第２定位部の前記定位突起は、変形して前記印刷回路板に定位可能な自在端を有し、前記印刷回路板の前記第１組付部が前記第２組付部に対向し、前記フレームの前記第１定位部が前記第２定位部に対向し、前記パネルの前記第１連結部が前記第２連結部に対向し、前記印刷回路板の前記第１連接部が前記第２連接部に対向することを特徴とする。
【００１１】
本発明のキャラクタ型表示モジュールによると、第１連結部と、第２連結部と、が設けられるパネルと、前記パネルの発光経路に設けられる偏光シートと、第１組付部と第２組付部が設けられ、キャラクタ型有機電気励起発光ダイオードパネルの前記第１連結部に応じて、前記第１組付部の一側に位置する第１連接部が設けられ、キャラクタ型有機電気励起発光ダイオードパネルの前記第２連結部に応じて、前記第２組付部の一側に位置する第２連接部が設けられる印刷回路板と、パネル制御ユニットと、パネル駆動ユニットと、を有する駆動制御器と、前記キャラクタ型有機電気励起発光ダイオードパネルと前記印刷回路板の間に設けられ、前記印刷回路板の前記第１連接部および前記キャラクタ型有機電気励起発光ダイオードパネルの前記第１連結部とそれぞれ連接し、前記印刷回路板の前記第２連接部および前記キャラクタ型有機電気励起発光ダイオードパネルの前記第２連結部とそれぞれ連接し、これにより、前記キャラクタ型有機電気励起発光ダイオードパネルが前記駆動制御器の前記パネル制御ユニットと前記パネル駆動ユニットに駆動される複数の導電子と、前記印刷回路板の前記第１組付部に応じて、前記第１組付部と合せ可能な第１定位部が設けられ、前記印刷回路板の前記第２組付部に応じて、前記第２組付部と合せ可能な第２定位部が設けられ、これにより、前記キャラクタ型有機電気励起発光ダイオードパネルが前記印刷回路板に定位されるフレームと、を備えることを特徴とする。
【００１２】
本発明のキャラクタ型表示モジュールによると、前記パネルはキャラクタ型有機電気励起発光ダイオードパネルであることを特徴とする。
【００１３】
本発明のキャラクタ型表示モジュールによると、前記パネルはキャラクタ型有機電気励起発光ダイオードパネルであり、前記パネルの前記第１連結部が前記第２連結部に対向し、前記印刷回路板の前記第１組付部が前記第２組付部に対向し、前記印刷回路板の前記第１連接部が前記第２連接部に対向し、前記フレームの前記第１定位部が前記第２定位部に対向することを特徴とする。
【発明の効果】
【００１４】
本発明のキャラクタ型表示モジュールによれば、厚さを薄くすることができ、重量を減少することができ、電気代を削減することができ、可視角度が増加し、応答速度が速くなるという効果を有する。
【図面の簡単な説明】
【００１５】
【図１】本発明のキャラクタ型表示モジュールの分解斜視図である。
【図２】本発明のキャラクタ型表示モジュールの組合済み状態の斜視図である。
【図３】本発明に係る駆動制御器がパネルに合せられて構成するシステムの模式図である。
【図４】本発明に係る印刷回路板がフレームに合せられる組合の模式図である。
【図５】本発明に係る印刷回路板がフレームに合せられる組合の模式図である。
【図６】本発明のキャラクタ型表示モジュールの組合済み状態の断面図である。
【図７】本発明に係るパネルの動作を示す模式図である。
【発明を実施するための形態】
【００１６】
以下、本発明の実施の形態を図面に基づいて説明する。
まず、図１乃至図７を参照する。本発明の一実施形態のキャラクタ型表示モジュールは、キャラクタ型有機電気励起発光ダイオードパネル１０と、偏光シート２０と、印刷回路板３０と、駆動制御器４０と、二つの導電子５０と、フレーム６０と、を含む。
【００１７】
前記キャラクタ型有機電気励起発光ダイオード（Ｏｒｇａｎｉｃ Ｌｉｇｈｔ Ｅｍｉｔｔｉｎｇ Ｄｉｏｄｅ，ＯＬＥＤ）パネル１０は、ドットマトリックス表示方式を採用し、５Ｘ８ドットマトリックス（Ｄｏｔ Ｍａｔｒｉｘ）又は５Ｘ１０ドットマトリックスを採用し、５Ｘ８ドットマトリックスを採用することが好ましい。前記キャラクタ型有機電気励起発光ダイオードパネル１０は、５Ｘ８ドットマトリックス又は５Ｘ１０ドットマトリックスにより一つのキャラクタを表示し、キャラクタの行列組合せ単位は、４Ｘ１〜１００Ｘ１から４Ｘ４０〜４Ｘ１００までであり、０８（行）Ｘ０１（列）、０８Ｘ０２、１６Ｘ０１、１６Ｘ０２、１６Ｘ０４、２０Ｘ０１、２０Ｘ０２、２０Ｘ０４、４０Ｘ０１、４０Ｘ０２、又は４０Ｘ０４が好ましい。
【００１８】
前記キャラクタ型有機電気励起発光ダイオードパネル１０の厚さは、０．４ｍｍ〜５ｍｍ程度であり、０．４ｍｍ、０．５ｍｍ、０．５５ｍｍ、０．７ｍｍ、１．０ｍｍ、１．１ｍｍ、１．４ｍｍ又は２．０ｍｍが好ましい。前記キャラクタ型有機電気励起発光ダイオードパネル１０の色度値（ＣＩＥ）は、Ｘが０．１〜０．８程度であり、Ｙが０．１〜０．８程度である。前記キャラクタ型有機電気励起発光ダイオードパネル１０の発光効率が０．６５〜６５（１ｍ/Ｗ）程度である。前記キャラクタ型有機電気励起発光ダイオードパネル１０の寿命は、２０ｋ〜２０００ｋ時間程度および２０００ｋ時間以上である。
【００１９】
前記キャラクタ型有機電気励起発光ダイオードパネル１０の一側には、第１連結部１１と、第２連結部１２と、が設けられる。
【００２０】
キャラクタ型有機電気励起発光ダイオードパネル１０は、キャラクタ型液晶パネルと比べると、下記の長所がある。
（１）直流の低電圧（１６ボルト以下）を電界に加えて発光させるものである。
【００２１】
（２）発光しないときに、電力を消費しない。電力の消費はバックライトモジュールより少ない。エネルギー効率が高い（Ｈｉｇｈ Ｐｏｗｅｒ Ｅｆｆｉｃｉｅｎｃｙ）。
【００２２】
（３）明るさは１００００ｃｄ/ｍ２以上である（Ｈｉｇｈ Ｂｒｉｇｈｔｎｅｓｓ）。
【００２３】
（４）応答速度は、液晶ディスプレイのｍｓｅｃ程度よりも速いμｓｅｃ程度に達し、且つ薄膜トランジスター液晶ディスプレイ（ＴＦＴ-ＬＣＤ）の５０ｍｓｅｃ及びＳＴＮ-ＬＣＤの１００ｍｓｅｃよりも遥かに速い。
【００２４】
（５）重量が軽くなり、厚さが薄くなる（Ｌｉｇｈｔ Ｗｅｉｇｈｔ ＆ Ｓｌｉｍ）。
【００２５】
（６）１００ｃｄ/ｍ２程度の明るさで、寿命が１０００００時間以上であり、信頼度が高い。
【００２６】
（７）可視角度が１７０度以上である（Ｆｕｌｌ Ｖｉｅｗｉｎｇ Ａｎｇｌｅ）。
【００２７】
（８）均一性がよく（Ｅｘｃｅｌｌｅｎｔ Ｕｎｉｆｏｒｍｉｔｙ）、対比値が高い（Ｈｉｇｈ Ｅｆｆｅｃｔｉｖｅ Ｃｏｎｔｒａｓｔ Ｒａｔｉｏ）。
【００２８】
前記偏光シート２０の波長は、１/２〜１/１０であり、１/４が好ましく、前記偏光シート２０のろ過波長は、４００ｎｍ〜７００ｎｍ程度であり、前記偏光シート２０が前記キャラクタ型有機電気励起発光ダイオードパネル１０の発光経路に設けられる。そうすると、前記キャラクタ型有機電気励起発光ダイオードパネル１０の対比度が向上し、且つ相違する波長を有する偏光シート２０によって光線をろ過することにより、発光の顔色を変更することができる。
【００２９】
前記印刷回路板３０の厚さは、０．２ｍｍ〜１０ｍｍ程度であり、０．４ｍｍ、０．６ｍｍ、０．８ｍｍ、１．０ｍｍ、又は１．６ｍｍが好ましい。
【００３０】
前記印刷回路板の一側には、第１組付部３１と、前記第１組付部３１に対向する第２組付部３２と、が設けられる。前記第１組付部３１には、三つの貫通孔３１１と、一つの貫通孔３１２と、が設けられる。前記第１組付部３１に応じて、前記第２組付部３１には、三つの貫通孔３２１と、一つの貫通孔３２２と、が設けられる。前記第１組付部３１の内側には、前記キャラクタ型有機電気励起発光ダイオードパネル１０の第１連結部１１に対応する第１連接部３３が設けられる。前記第２組付部３２の内側には、前記キャラクタ型有機電気励起発光ダイオードパネル１０の第２連結部１２に対応する第２連接部３４が設けられる。前記印刷回路板３０に電気抵抗が電気的に連接され、前記電気抵抗により、発光の明るさ及び電力消費を調整することができ、充電時間（Ｐｒｅ-ｃｈａｒｇｅ Ｔｉｍｉｎｇ）を調整することもできる。
【００３１】
図３を参照する。前記駆動制御器４０は、パネル制御ユニット４１と、パネル駆動ユニット４２と、を有する。
【００３２】
前記パネル制御ユニット４１には、制御用集積回路４１１と、キャラクタ発生器用読み出し専用メモリ４１２と、キャラクタ発生器用ラム４１３と、リセット集積回路４１４と、が設けられる。前記制御用集積回路４１１は、４ｂｉｔ及び８ｂｉｔを支援する６８００/８０８０の並列伝送インターフェースと直列伝送インターフェースを有する。前記キャラクタ発生器用読み出し専用メモリ（Ｃｈａｒａｃｔｅｒ Ｇｅｎｅｒａｔｏｒ ＲＯＭ，ＣＧ ＲＯＭ）４１２が前記制御用集積回路４１１と電気的に連接し、前記キャラクタ発生器用読み出し専用メモリ４１２には、６４Ｘ８ｂｉｔのキャラクタの言語フォントファイルがビルトインされ、前記言語フォントファイルは、西ヨーロッパ、英日、英ロシア又は英フランスを含む。前記キャラクタ発生器用ラム（Ｃｈａｒａｃｔｅｒ Ｇｅｎｅｒａｔｏｒ ＲＡＭ，ＣＧ ＲＡＭ）４１３が前記制御用集積回路４１１と電気的に連接し、前記キャラクタ発生器用ラム４１３には、１００Ｘ１６の描き機能がビルトインされる。前記リセット集積回路４１４が前記制御用集積回路４１１と電気的に連接する。
【００３３】
前記パネル駆動ユニット４２の行Ｘ列の分解能は、前記キャラクタ型有機電気励起発光ダイオードパネル１０に対応し、５Ｘ８又は５Ｘ１０に設定される。前記パネル駆動ユニット４２は、それぞれキャラクタ発生器用読み出し専用メモリ４１２およびキャラクタ発生器用ラム４１３と電気的に連接し、前記パネル駆動ユニット４２には、共用駆動電子回路４２１と、前記共用駆動電子回路４２１と電気的に連接するセクション制御電子回路４２２と、前記セクション制御電子回路４２２と電気的に連接する電源供給回路４２３と、が設けられる。前記共用駆動電子回路４２１と前記セクション制御電子回路４２２は、前記キャラクタ型有機電気励起発光ダイオードパネル１０と電気的に連接し、前記キャラクタ型有機電気励起発光ダイオードパネル１０を駆動する。前記電源供給回路４２３は、直流/直流変換方式により前記パネル駆動ユニット４２に稼動電源を供給する。
【００３４】
前記導電子５０は、液体、固体、又はゴムなどの弾性体により作製され導電性を有するものであり、導電性を有する前記弾性体は、導電性付きゴムシート、銀ペースト、炭素粉末、異方向性導電フィルム（ＡＣＦ）、又はフラットケーブル（ＦＦＣ）であることが好ましい。前記導電子５０は、前記キャラクタ型有機電気励起発光ダイオードパネル１０と前記印刷回路板３０の間に設けられる。一つの前記導電子５０は、前記印刷回路板３０の前記第１連接部３３および前記キャラクタ型有機電気励起発光ダイオードパネル１０の前記第１連結部１１とそれぞれ当接する。もう一つの前記導電子５０は、前記印刷回路板３０の前記第２連接部３４および前記キャラクタ型有機電気励起発光ダイオードパネル１０の前記第２連結部１２とそれぞれ連接する。これにより、前記キャラクタ型有機電気励起発光ダイオードパネル１０が前記駆動制御器４０に駆動される。
【００３５】
前記フレーム６０は、金属（鉄またはステンレス）で作製されたものでもいいし、非金属（樹脂）で作製されたものでもよい。前記フレーム６０は、前記印刷回路板３０の前記第１組付部３１に応じて、前記第１組付部３１と合せ可能な第１定位部６１が設けられ、前記印刷回路板３０の前記第２組付部３２に応じて、前記第２組付部３２と合せ可能な第２定位部６２が設けられる。前記第１定位部６１に定位突起６１１が四つ設けられ、四つの前記定位突起６１１のうちの三つは変形可能な自在端６１２を有する。前記第２定位部６２に定位突起６２１が四つ設けられ、四つの前記定位突起６２１のうちの三つは変形可能な自在端６２２を有する。前記フレーム６０の前記第１定位部６１の前記定位突起６１１が前記第１組付部３１の前記貫通孔３１１、３１２に挿入され、且つ自在端６１２の変形により、前記定位突起６１１が前記印刷回路板３０に係止される。前記第２定位部６２の前記定位突起６２１が前記第２組付部３２の前記貫通孔３２１、３２２に挿入され、且つ自在端６２２の変形により、前記定位突起６２１が前記印刷回路板３０に係止される。そうすると、前記フレーム６０により前記キャラクタ型有機電気励起発光ダイオードパネル１０が前記印刷回路板３０に固定される。
【産業上の利用可能性】
【００３６】
本発明は、表示モジュールに適用することができる。
【符号の説明】
【００３７】
１０：キャラクタ型有機電気励起発光ダイオードパネル、１１：第１連結部、１２：第２連結部、２０：偏光シート、３０：印刷回路板、３１：第１組付部、３２：第２組付部、３３：第１連接部、３４：第２連接部、４０：駆動制御器、４１：パネル制御ユニット、４２：パネル駆動ユニット、５０：導電子、６０：フレーム、６１：第１定位部、６２：第２定位部、３１１：貫通孔、３１２：貫通孔、３２１：貫通孔、３２２：貫通孔、４１１：制御用集積回路、４１２：キャラクタ発生器用読み出し専用メモリ、４１３：キャラクタ発生器用ラム、４１４：リセット集積回路、４２１：共用駆動電子回路、４２２：セクション制御電子回路、４２３：電源供給回路、６１１：定位突起、６１２：自在端、６２１：定位突起、６２２：自在端。
【特許請求の範囲】
【請求項１】
ドットマトリックス表示方式を採用し、第１連結部と、第２連結部と、を有するキャラクタ型有機電気励起発光ダイオードパネルと、
前記キャラクタ型有機電気励起発光ダイオードパネルの発光経路に設けられる偏光シートと、
第１組付部と、第２組付部と、を有し、前記キャラクタ型有機電気励起発光ダイオードパネルの前記第１連結部に応じて、前記第１組付部の一側に位置する第１連接部が設けられ、前記キャラクタ型有機電気励起発光ダイオードパネルの前記第２連結部に応じて、前記第２組付部の一側に位置する第２連接部が設けられる印刷回路板と、
パネル制御ユニットと、パネル駆動ユニットと、を有する駆動制御器と、
前記キャラクタ型有機電気励起発光ダイオードパネルと前記印刷回路板の間に設けられ、前記印刷回路板の前記第１連接部および前記キャラクタ型有機電気励起発光ダイオードパネルの前記第１連結部とそれぞれ連接し、前記印刷回路板の前記第２連接部および前記キャラクタ型有機電気励起発光ダイオードパネルの前記第２連結部とそれぞれ連接し、これにより、前記キャラクタ型有機電気励起発光ダイオードパネルが前記駆動制御器の前記パネル制御ユニットと前記パネル駆動ユニットに駆動される複数の導電子と、
前記印刷回路板の前記第１組付部に応じて、前記第１組付部と合せ可能な第１定位部が設けられ、前記印刷回路板の前記第２組付部に応じて、前記第２組付部と合せ可能な第２定位部が設けられ、これにより、前記キャラクタ型有機電気励起発光ダイオードパネルが前記印刷回路板に定位されるフレームと、を備えることを特徴とする、キャラクタ型表示モジュール。
【請求項２】
前記キャラクタ型有機電気励起発光ダイオードパネルは、５Ｘ８ドットマトリックス又は５Ｘ１０ドットマトリックスを採用し、前記駆動制御器の前記パネル制御ユニットと前記パネル駆動ユニットに合せられ、前記キャラクタ型有機電気励起発光ダイオードパネルは、５Ｘ８ドットマトリックス又は５Ｘ１０ドットマトリックスにより一つのキャラクタを表示し、キャラクタの行列組合せ単位は、４Ｘ１〜１００Ｘ１から４Ｘ４０〜４Ｘ１００までであり、０８Ｘ０１、０８Ｘ０２、１６Ｘ０１、１６Ｘ０２、１６Ｘ０４、２０Ｘ０１、２０Ｘ０２、２０Ｘ０４、４０Ｘ０１、４０Ｘ０２又は４０Ｘ０４が好ましく、前記キャラクタ型有機電気励起発光ダイオードパネルの厚さは、０．４ｍｍ〜５ｍｍであり、０．４ｍｍ、０．５ｍｍ、０．５５ｍｍ、０．７ｍｍ、１．０ｍｍ、１．１ｍｍ、１．４ｍｍ、又は２．０ｍｍが好ましく、前記キャラクタ型有機電気励起発光ダイオードパネルの色度値は、Ｘが０．１〜０．８であり、Ｙが０．１〜０．８であり、前記キャラクタ型有機電気励起発光ダイオードパネルの発光効率が０．６５〜６５（１ｍ/Ｗ）であり、前記キャラクタ型有機電気励起発光ダイオードパネルの寿命は、２０ｋ〜２０００ｋ時間程度および２０００ｋ時間以上であることを特徴とする、請求項１に記載のキャラクタ型表示モジュール。
【請求項３】
前記偏光シートの波長は、１/２〜１/１０であり、１/４が好ましく、前記偏光シートのろ過波長は、４００ｎｍ〜７００ｎｍ程度であることを特徴とする、請求項１に記載のキャラクタ型表示モジュール。
【請求項４】
前記駆動制御器の前記パネル制御ユニットと前記パネル駆動ユニットには、制御用集積回路と、キャラクタ発生器用読み出し専用メモリと、キャラクタ発生器用ラムと、リセット集積回路と、が設けられ、前記パネル制御ユニットの前記制御用集積回路は、４ｂｉｔ及び８ｂｉｔを支援する６８００/８０８０の並列伝送インターフェースと直列伝送インターフェースを有し、前記パネル制御ユニットの前記キャラクタ発生器用読み出し専用メモリが前記制御用集積回路と電気的に連接し、前記キャラクタ発生器用読み出し専用メモリには、６４Ｘ８ｂｉｔのキャラクタの言語フォントファイルがビルトインされ、前記言語フォントファイルは、西ヨーロッパ、英日、英ロシア又は英フランスを含み、前記パネル制御ユニットの前記キャラクタ発生器用ラムが前記制御用集積回路と電気的に連接し、前記キャラクタ発生器用ラムには、１００Ｘ１６の描き機能がビルトインされ、前記パネル制御ユニットの前記リセット集積回路が前記制御用集積回路と電気的に連接し、前記駆動制御器の前記パネル駆動ユニットの行Ｘ列の分解能が前記キャラクタ型有機電気励起発光ダイオードパネルに対応し、前記駆動制御器の前記パネル駆動ユニットは、それぞれキャラクタ発生器用読み出し専用メモリおよびキャラクタ発生器用ラムと電気的に連接し、前記駆動制御器の前記パネル駆動ユニットには、共用駆動電子回路と、セクション制御電子回路と、電源供給回路と、が設けられ、前記パネル駆動ユニットの前記電源供給回路は、直流/直流変換方式により前記共用駆動電子回路とセクション制御電子回路に稼動電源を供給することを特徴とする、請求項１又は２に記載のキャラクタ型表示モジュール。
【請求項５】
前記導電子は、液体、固体、又はゴムなどの弾性体により作製され導電性を有するものであり、導電性を有する前記弾性体は、導電性付きゴムシート、銀ペースト、炭素粉末、異方向性導電フィルム（ＡＣＦ）、又はフラットケーブル（ＦＦＣ）であることが好ましいことを特徴とする、請求項１に記載のキャラクタ型表示モジュール。
【請求項６】
前記印刷回路板の厚さは、０．２ｍｍ〜１０ｍｍ程度であり、０．４ｍｍ、０．６ｍｍ、０．８ｍｍ、１．０ｍｍ、又は１．６ｍｍが好ましく、前記印刷回路板に電気抵抗が電気的に連接され、前記印刷回路板の第１組付部には、前記フレームの第１定位部と合せ可能な貫通孔が設けられ、前記印刷回路板の第２組付部には、前記フレームの第２定位部と合せ可能な貫通孔が設けられることを特徴とする、請求項１に記載のキャラクタ型表示モジュール。
【請求項７】
前記フレームは、金属で作製されたものでもいいし、非金属で作製されたものでもよく、前記フレームの前記第１定位部と前記第２定位部とに定位突起がそれぞれ設けられ、前記フレームの前記第１定位部の前記定位突起が前記印刷回路板の前記第１組付部の複数の前記貫通孔に挿入され、前記フレームの前記第２定位部の前記定位突起が前記印刷回路板の前記第２組付部の複数の前記貫通孔に挿入され、前記第１定位部の前記定位突起は、変形して前記印刷回路板に定位可能な自在端を有し、前記第２定位部の前記定位突起は、変形して前記印刷回路板に定位可能な自在端を有し、前記印刷回路板の前記第１組付部が前記第２組付部に対向し、前記フレームの前記第１定位部が前記第２定位部に対向し、前記パネルの前記第１連結部が前記第２連結部に対向し、前記印刷回路板の前記第１連接部が前記第２連接部に対向することを特徴とする、請求項１に記載のキャラクタ型表示モジュール。
【請求項８】
第１連結部と、第２連結部と、が設けられるパネルと、
前記パネルの発光経路に設けられる偏光シートと、
第１組付部と第２組付部が設けられ、キャラクタ型有機電気励起発光ダイオードパネルの前記第１連結部に応じて、前記第１組付部の一側に位置する第１連接部が設けられ、キャラクタ型有機電気励起発光ダイオードパネルの前記第２連結部に応じて、前記第２組付部の一側に位置する第２連接部が設けられる印刷回路板と、
パネル制御ユニットと、パネル駆動ユニットと、を有する駆動制御器と、
前記キャラクタ型有機電気励起発光ダイオードパネルと前記印刷回路板の間に設けられ、前記印刷回路板の前記第１連接部および前記キャラクタ型有機電気励起発光ダイオードパネルの前記第１連結部とそれぞれ連接し、前記印刷回路板の前記第２連接部および前記キャラクタ型有機電気励起発光ダイオードパネルの前記第２連結部とそれぞれ連接し、これにより、前記キャラクタ型有機電気励起発光ダイオードパネルが前記駆動制御器の前記パネル制御ユニットと前記パネル駆動ユニットに駆動される複数の導電子と、
前記印刷回路板の前記第１組付部に応じて、前記第１組付部と合せ可能な第１定位部が設けられ、前記印刷回路板の前記第２組付部に応じて、前記第２組付部と合せ可能な第２定位部が設けられ、これにより、前記キャラクタ型有機電気励起発光ダイオードパネルが前記印刷回路板に定位されるフレームと、を備えることを特徴とする、キャラクタ型表示モジュール。
【請求項９】
前記パネルはキャラクタ型有機電気励起発光ダイオードパネルであることを特徴とする、請求項８に記載のキャラクタ型表示モジュール。
【請求項１０】
前記パネルはキャラクタ型有機電気励起発光ダイオードパネルであり、前記パネルの前記第１連結部が前記第２連結部に対向し、前記印刷回路板の前記第１組付部が前記第２組付部に対向し、前記印刷回路板の前記第１連接部が前記第２連接部に対向し、前記フレームの前記第１定位部が前記第２定位部に対向することを特徴とする、請求項８に記載のキャラクタ型表示モジュール。
【請求項１】
ドットマトリックス表示方式を採用し、第１連結部と、第２連結部と、を有するキャラクタ型有機電気励起発光ダイオードパネルと、
前記キャラクタ型有機電気励起発光ダイオードパネルの発光経路に設けられる偏光シートと、
第１組付部と、第２組付部と、を有し、前記キャラクタ型有機電気励起発光ダイオードパネルの前記第１連結部に応じて、前記第１組付部の一側に位置する第１連接部が設けられ、前記キャラクタ型有機電気励起発光ダイオードパネルの前記第２連結部に応じて、前記第２組付部の一側に位置する第２連接部が設けられる印刷回路板と、
パネル制御ユニットと、パネル駆動ユニットと、を有する駆動制御器と、
前記キャラクタ型有機電気励起発光ダイオードパネルと前記印刷回路板の間に設けられ、前記印刷回路板の前記第１連接部および前記キャラクタ型有機電気励起発光ダイオードパネルの前記第１連結部とそれぞれ連接し、前記印刷回路板の前記第２連接部および前記キャラクタ型有機電気励起発光ダイオードパネルの前記第２連結部とそれぞれ連接し、これにより、前記キャラクタ型有機電気励起発光ダイオードパネルが前記駆動制御器の前記パネル制御ユニットと前記パネル駆動ユニットに駆動される複数の導電子と、
前記印刷回路板の前記第１組付部に応じて、前記第１組付部と合せ可能な第１定位部が設けられ、前記印刷回路板の前記第２組付部に応じて、前記第２組付部と合せ可能な第２定位部が設けられ、これにより、前記キャラクタ型有機電気励起発光ダイオードパネルが前記印刷回路板に定位されるフレームと、を備えることを特徴とする、キャラクタ型表示モジュール。
【請求項２】
前記キャラクタ型有機電気励起発光ダイオードパネルは、５Ｘ８ドットマトリックス又は５Ｘ１０ドットマトリックスを採用し、前記駆動制御器の前記パネル制御ユニットと前記パネル駆動ユニットに合せられ、前記キャラクタ型有機電気励起発光ダイオードパネルは、５Ｘ８ドットマトリックス又は５Ｘ１０ドットマトリックスにより一つのキャラクタを表示し、キャラクタの行列組合せ単位は、４Ｘ１〜１００Ｘ１から４Ｘ４０〜４Ｘ１００までであり、０８Ｘ０１、０８Ｘ０２、１６Ｘ０１、１６Ｘ０２、１６Ｘ０４、２０Ｘ０１、２０Ｘ０２、２０Ｘ０４、４０Ｘ０１、４０Ｘ０２又は４０Ｘ０４が好ましく、前記キャラクタ型有機電気励起発光ダイオードパネルの厚さは、０．４ｍｍ〜５ｍｍであり、０．４ｍｍ、０．５ｍｍ、０．５５ｍｍ、０．７ｍｍ、１．０ｍｍ、１．１ｍｍ、１．４ｍｍ、又は２．０ｍｍが好ましく、前記キャラクタ型有機電気励起発光ダイオードパネルの色度値は、Ｘが０．１〜０．８であり、Ｙが０．１〜０．８であり、前記キャラクタ型有機電気励起発光ダイオードパネルの発光効率が０．６５〜６５（１ｍ/Ｗ）であり、前記キャラクタ型有機電気励起発光ダイオードパネルの寿命は、２０ｋ〜２０００ｋ時間程度および２０００ｋ時間以上であることを特徴とする、請求項１に記載のキャラクタ型表示モジュール。
【請求項３】
前記偏光シートの波長は、１/２〜１/１０であり、１/４が好ましく、前記偏光シートのろ過波長は、４００ｎｍ〜７００ｎｍ程度であることを特徴とする、請求項１に記載のキャラクタ型表示モジュール。
【請求項４】
前記駆動制御器の前記パネル制御ユニットと前記パネル駆動ユニットには、制御用集積回路と、キャラクタ発生器用読み出し専用メモリと、キャラクタ発生器用ラムと、リセット集積回路と、が設けられ、前記パネル制御ユニットの前記制御用集積回路は、４ｂｉｔ及び８ｂｉｔを支援する６８００/８０８０の並列伝送インターフェースと直列伝送インターフェースを有し、前記パネル制御ユニットの前記キャラクタ発生器用読み出し専用メモリが前記制御用集積回路と電気的に連接し、前記キャラクタ発生器用読み出し専用メモリには、６４Ｘ８ｂｉｔのキャラクタの言語フォントファイルがビルトインされ、前記言語フォントファイルは、西ヨーロッパ、英日、英ロシア又は英フランスを含み、前記パネル制御ユニットの前記キャラクタ発生器用ラムが前記制御用集積回路と電気的に連接し、前記キャラクタ発生器用ラムには、１００Ｘ１６の描き機能がビルトインされ、前記パネル制御ユニットの前記リセット集積回路が前記制御用集積回路と電気的に連接し、前記駆動制御器の前記パネル駆動ユニットの行Ｘ列の分解能が前記キャラクタ型有機電気励起発光ダイオードパネルに対応し、前記駆動制御器の前記パネル駆動ユニットは、それぞれキャラクタ発生器用読み出し専用メモリおよびキャラクタ発生器用ラムと電気的に連接し、前記駆動制御器の前記パネル駆動ユニットには、共用駆動電子回路と、セクション制御電子回路と、電源供給回路と、が設けられ、前記パネル駆動ユニットの前記電源供給回路は、直流/直流変換方式により前記共用駆動電子回路とセクション制御電子回路に稼動電源を供給することを特徴とする、請求項１又は２に記載のキャラクタ型表示モジュール。
【請求項５】
前記導電子は、液体、固体、又はゴムなどの弾性体により作製され導電性を有するものであり、導電性を有する前記弾性体は、導電性付きゴムシート、銀ペースト、炭素粉末、異方向性導電フィルム（ＡＣＦ）、又はフラットケーブル（ＦＦＣ）であることが好ましいことを特徴とする、請求項１に記載のキャラクタ型表示モジュール。
【請求項６】
前記印刷回路板の厚さは、０．２ｍｍ〜１０ｍｍ程度であり、０．４ｍｍ、０．６ｍｍ、０．８ｍｍ、１．０ｍｍ、又は１．６ｍｍが好ましく、前記印刷回路板に電気抵抗が電気的に連接され、前記印刷回路板の第１組付部には、前記フレームの第１定位部と合せ可能な貫通孔が設けられ、前記印刷回路板の第２組付部には、前記フレームの第２定位部と合せ可能な貫通孔が設けられることを特徴とする、請求項１に記載のキャラクタ型表示モジュール。
【請求項７】
前記フレームは、金属で作製されたものでもいいし、非金属で作製されたものでもよく、前記フレームの前記第１定位部と前記第２定位部とに定位突起がそれぞれ設けられ、前記フレームの前記第１定位部の前記定位突起が前記印刷回路板の前記第１組付部の複数の前記貫通孔に挿入され、前記フレームの前記第２定位部の前記定位突起が前記印刷回路板の前記第２組付部の複数の前記貫通孔に挿入され、前記第１定位部の前記定位突起は、変形して前記印刷回路板に定位可能な自在端を有し、前記第２定位部の前記定位突起は、変形して前記印刷回路板に定位可能な自在端を有し、前記印刷回路板の前記第１組付部が前記第２組付部に対向し、前記フレームの前記第１定位部が前記第２定位部に対向し、前記パネルの前記第１連結部が前記第２連結部に対向し、前記印刷回路板の前記第１連接部が前記第２連接部に対向することを特徴とする、請求項１に記載のキャラクタ型表示モジュール。
【請求項８】
第１連結部と、第２連結部と、が設けられるパネルと、
前記パネルの発光経路に設けられる偏光シートと、
第１組付部と第２組付部が設けられ、キャラクタ型有機電気励起発光ダイオードパネルの前記第１連結部に応じて、前記第１組付部の一側に位置する第１連接部が設けられ、キャラクタ型有機電気励起発光ダイオードパネルの前記第２連結部に応じて、前記第２組付部の一側に位置する第２連接部が設けられる印刷回路板と、
パネル制御ユニットと、パネル駆動ユニットと、を有する駆動制御器と、
前記キャラクタ型有機電気励起発光ダイオードパネルと前記印刷回路板の間に設けられ、前記印刷回路板の前記第１連接部および前記キャラクタ型有機電気励起発光ダイオードパネルの前記第１連結部とそれぞれ連接し、前記印刷回路板の前記第２連接部および前記キャラクタ型有機電気励起発光ダイオードパネルの前記第２連結部とそれぞれ連接し、これにより、前記キャラクタ型有機電気励起発光ダイオードパネルが前記駆動制御器の前記パネル制御ユニットと前記パネル駆動ユニットに駆動される複数の導電子と、
前記印刷回路板の前記第１組付部に応じて、前記第１組付部と合せ可能な第１定位部が設けられ、前記印刷回路板の前記第２組付部に応じて、前記第２組付部と合せ可能な第２定位部が設けられ、これにより、前記キャラクタ型有機電気励起発光ダイオードパネルが前記印刷回路板に定位されるフレームと、を備えることを特徴とする、キャラクタ型表示モジュール。
【請求項９】
前記パネルはキャラクタ型有機電気励起発光ダイオードパネルであることを特徴とする、請求項８に記載のキャラクタ型表示モジュール。
【請求項１０】
前記パネルはキャラクタ型有機電気励起発光ダイオードパネルであり、前記パネルの前記第１連結部が前記第２連結部に対向し、前記印刷回路板の前記第１組付部が前記第２組付部に対向し、前記印刷回路板の前記第１連接部が前記第２連接部に対向し、前記フレームの前記第１定位部が前記第２定位部に対向することを特徴とする、請求項８に記載のキャラクタ型表示モジュール。
【図１】
【図２】
【図３】
【図４】
【図５】
【図６】
【図７】
【図２】
【図３】
【図４】
【図５】
【図６】
【図７】
【公開番号】特開２０１０−２０４６５２（Ｐ２０１０−２０４６５２Ａ）
【公開日】平成２２年９月１６日（２０１０．９．１６）
【国際特許分類】
【出願番号】特願２０１０−２７０５０（Ｐ２０１０−２７０５０）
【出願日】平成２２年２月１０日（２０１０．２．１０）
【出願人】（５１００３８４５２）華凌光電股▲ふん▼有限公司 (2)
【Ｆターム（参考）】
【公開日】平成２２年９月１６日（２０１０．９．１６）
【国際特許分類】
【出願日】平成２２年２月１０日（２０１０．２．１０）
【出願人】（５１００３８４５２）華凌光電股▲ふん▼有限公司 (2)
【Ｆターム（参考）】
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