説明

シールド導電体

【課題】シールド導電体のパイプ内の電線が高温になることを抑制する。
【解決手段】電線21と、電線21を包囲するとともに外周面がオレンジ色の樹脂層で覆われた金属製のパイプ22とを備え、少なくとも一部が車両10の排気管16の近傍を通るように配索されるシールド導電体20であって、排気管16の近傍を通るパイプ22のうち、排気管16側の部分は樹脂層を有さず金属色の外周面が露出している。

【発明の詳細な説明】
【技術分野】
【0001】
本発明は、シールド導電体に関する。
【背景技術】
【0002】
電気自動車やハイブリット自動車等の車両に使用されるシールド導電体として、特許文献1に記載のものが知られている。
このシールド導電体は、パイプに複数本の導体を収容して構成されており、車両のインバータ、モータなどの装置の間に配索される動力回路として用いられるようになっている。
【先行技術文献】
【特許文献】
【0003】
【特許文献1】特開2006−318680号公報
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【0004】
ところで、車両に用いられるシールド導電体は高電圧(高電圧の電線(導体)が内挿等)になる等の理由から国の規格等によっては、シールド導電体のパイプに色付けをしなければならない場合がある。例えば、米国では、パイプの外面について、オレンジ色に色付けしなければならない。
【0005】
ここで、シールド導電体は、パイプ内の電線が高温になることを避けるため、車両において高温となる排気管の熱を受けないように、排気管から遠ざけた位置に配することが望ましい。しかし、近年の車両の高密度化に伴ってシールド導電体を排気管の近傍に配置せざるを得ない場合がある。この場合、シールド導電体がオレンジ色等に色付けされていると、その色によって排気管の熱を吸収しやすく、シールド導電体を構成するパイプ内の電線が高温になりやすいという問題があった。
【0006】
本発明は上記事情に鑑みてなされたものであって、パイプ内の電線が高温になることを抑制することができるシールド導電体を提供することを目的とする。
【課題を解決するための手段】
【0007】
本発明は、電線と、前記電線を包囲するとともに外周面が金属色以外の色の樹脂層で覆われた金属製のパイプとを備え、少なくとも一部が車両の排気管の近傍を通るように配索されるシールド導電体であって、前記排気管の近傍を通る前記パイプのうち、前記排気管側の部分は前記樹脂層を有さず金属色の外周面が露出しているところに特徴を有する。
【0008】
国等の規格によっては、車両に配されるシールド導電体のパイプに色付けをしなければならない場合があり、例えば、米国では、パイプの外面について、オレンジ色に色付けしなければならない。車両の製造コストを低減するためには、車両の部品も統一することが望ましい。ここで、シールド導電体は、内部の電線が高温になることを避けるため、車両において高温となる排気管から遠ざけることが望ましい。しかし、近年の車両の高密度化に伴ってシールド導電体を排気管の近傍に配置せざるを得ない場合がある。この場合、シールド導電体が色付けされていると、色によって排気管の熱を吸収しやすく、パイプ内の電線が高温になりやすい。
【0009】
本構成によれば、前記排気管の近傍を通る前記パイプのうち、前記排気管側の部分は前記樹脂層を有さず金属色の外周面が露出しているため、パイプの金属色の部分での熱の反射により比較的排気管の熱をパイプが吸収しにくく、パイプ内の電線が高温になることを抑制することができる。
【0010】
また、このようにしても排気管の近傍を通るパイプの外周面のうち、排気管側の部分以外の部分について金属色以外の色の樹脂層で覆われるようにすれば、当該パイプが高温のパイプであることについては従来通り識別することができる。
【0011】
上記構成に加えて以下の構成を有すればより好ましい。
(1)前記樹脂層は、金属色以外の色の樹脂コーティングである。
このようにすれば、容易にパイプの表面に金属色以外の色を施すことができる。
【0012】
(2)前記樹脂層は、金属色以外の色の熱収縮チューブである。
このようにすれば、熱収縮チューブによりパイプの外周面を保護することができる。
【0013】
(3)前記パイプにおける前記金属色の外周面が露出している部分は、車両のエンジンルーム内に配されている。
(4)前記パイプにおける前記金属色の外周面が露出している部分は、車両の床下に配されている。
【発明の効果】
【0014】
本発明によれば、シールド導電体のパイプ内の電線が高温になることを抑制することができる。
【図面の簡単な説明】
【0015】
【図1】実施形態1のシールド導電体が車両に配索された状態を概略的に表した図
【図2】排気管とその近傍のシールド導電体を拡大して示す図
【図3】シールド導電体を示す断面図
【図4】実施形態2のシールド導電体が車両の床下に配索された状態を概略的に表した図
【図5】排気管とその近傍のシールド導電体を拡大して示す図
【発明を実施するための形態】
【0016】
<実施形態1>
本発明の実施形態1を図1ないし図3を参照して説明する。
シールド導電体は、図1に示すように、ハイブリッド自動車や電気自動車等の車両10内における走行用の動力回路を構成するバッテリB、インバータI、図示しないモータ(及びジェネレータ)などの装置の間に配索されるものである。本実施形態では、その一例として、車両10のインバータIとバッテリBとの間に配索されるシールド導電体20について説明する。以下、本実施形態において、上下方向については図1を基準とし、前後方向については図1の左方を前方、右方を後方として説明する。
【0017】
車両10は、例えばハイブリッド自動車であって、車体11の前部にはエンジンルーム12が設けられており、エンジンルーム12の後方は、運転者が使用する領域である車室13とされている。
エンジンルーム12は、ボンネット11Aの下に設けられ、後方側は車室13と板状の仕切部14により仕切られており、車室13の下方は、仕切部14の下端部に連なる床板15で外部と仕切られている。仕切部14には、シールド導電体20(のパイプ22)が挿通される挿通孔14Aが貫通形成されている。
【0018】
エンジンルーム12内には、ガソリン駆動のエンジンEが収容されるとともに、エンジンEの上方に、インバータIと図示しない走行用モータ(ジェネレータ)とが横並びに収容されている。
エンジンEの各シリンダーから排出される排気は、排気管16の一端側に横並びに設けられた複数の開口端16Aに連なるように接続されており、排気管16の図示しない他端側は、車外に導出されている。この排気管16は、複数の開口端16Aから1つにまとめられ、ここからわずかに下方に傾斜した姿勢でエンジンルーム12内を後方に延出され、仕切部14の下端付近からは、ほぼ水平な姿勢で床板15の下面に沿いつつ車外に導出されている。
なお、排気管16は、図示しない取付具により床板15の下面に固定されている。また、車体11の後部には、バッテリBと後輪駆動用のモータ(図示しない)が配置されている。
【0019】
インバータIとバッテリBとの間は、シールド導電体20で接続されている。
シールド導電体20は、図3に示すように、2本の電線21を、円筒状のパイプ22内に挿通させたものである。
電線21は、多数の金属素線(例えばアルミニウム合金や銅合金など)を撚り合わせてなる撚り線からなる導体部の外周を合成樹脂製の絶縁被覆(絶縁層)で包囲したものであり、シールド層は設けられていない。電線21の端末部には、端子金具が接続されており、この端子金具によりインバータIやバッテリBの端子に接続される。
なお、本実施形態では、シールド導電体20は、バッテリBとインバータIとの間に配索されるものであるため電線21は2本であるが、インバータIと前輪駆動用のモータ(ジェネレータ)や後輪駆動用のモータ(ジェネレータ)との間にシールド導電体が配索される場合には3相交流電力を伝送可能な3本の電線21を備えて構成される。
【0020】
パイプ22は、金属製(例えばアルミニウム、アルミニウム合金、銅、銅合金、あるいはステンレス鋼など)であって、電線21の前後の端部を除いたほぼ全長に亘って電線21を包囲してシールド機能を生じさせるように長尺に形成されている。
このパイプ22の全長のうち、図2に示すように、エンジンルーム12内に配される(仕切部14の前方の)部分が第一導電部22Aとされ、第一導電部22Aの後方に連なり車室13内に配される(仕切部14の後方の)部分が第二導電部22Bとなっている。
【0021】
第一導電部22Aは、円筒形の本体部23と、本体部23の前端部に装着された金属細線をメッシュ状に編み込んだ編組線を有する接続部24とからなる。パイプ22は、このパイプ22に編組線を外嵌して構成された接続部24を介してインバータIのケースに取り付けられる。なお、パイプ22と編組線との接続は、溶接、半田付け、かしめリングによるかしめ付け等により接続することができる。
本体部23は、接続部24から斜め下方に傾斜した姿勢で、仕切部14の挿通孔14Aまで延出されている。これにより、本体部23は、排気管16の近傍を通り、排気管16に沿うように配置されている。
なお、排気管16の「近傍」とは、パイプ22が排気管16の熱を受けることにより内部の電線21の許容電流に影響を及ぼしうる程度のパイプ22と排気管16との近さをいう。
【0022】
ここで、本体部23の円形の外周のうち上半分(排気管16から遠い側の180度の領域)について、金属表面の上が合成樹脂製の塗料でオレンジ色に塗装され色付けされた色付部23Aとされている(オレンジ色の樹脂層で樹脂コーティングされている(図2では多数のドットで領域を表現したが、樹脂層は色付部全体で均一(単色)に形成されている))。一方、円形の外周のうち下半分(排気管16から近い側の180度の領域)については、塗料による色付けはされておらず、外周面は、金属本来の色である金属色の非色付部23Bとされている(樹脂層による樹脂コーティングされておらずパイプ22の金属表面が露出している)。
【0023】
第二導電部22Bは、床板15の上面に沿うように取り付けられており(排気管16とは床板15により隔てられ)、図示しない後方側のバッテリに導かれる。
この第二導電部22Bは、円形の外周の全て(360度の領域)について、金属表面の上が合成樹脂製の塗料でオレンジ色に塗装され色付けされた色付部25とされている(樹脂層で樹脂コーティングされている)。
【0024】
本実施形態によれば、以下の効果を奏する。
(1)電線21と、電線21を包囲するとともに外周面がオレンジ色(金属色以外の色)の樹脂層で覆われた金属製のパイプ22とを備え、少なくとも一部が車両の排気管16の近傍を通るように配索されるシールド導電体20であって、排気管16の近傍を通るパイプ22のうち、排気管16側の部分が樹脂層で覆われず金属色の金属表面が露出している非色付部23Bである。
このように本実施形態によれば、排気管16の近傍を通るパイプ22のうち、排気管16側の部分は樹脂層を有さず金属色の外周面が露出している非色付部23Bであるため、パイプ22の金属色の部分での熱の反射により比較的排気管16の熱をパイプ22が吸収しにくく、パイプ22内の電線が高温になることを抑制することができる。
【0025】
また、このようにしても排気管16の近傍を通るパイプ22のうち、排気管16側の部分以外の部分についてオレンジ色(金属色以外の色)の樹脂層で覆われた色付部23Aとすることで、当該パイプ22が高温のパイプ22であることについては従来通り識別することができる。
【0026】
(2)樹脂層は、オレンジ色(当該金属色以外の色)の樹脂コーティングであるため、容易にパイプの表面に金属色以外の色を施すことができる。
【0027】
<実施形態2>
本発明の実施形態2を図4及び図5を参照して説明する。
実施形態2は、シールド導電体40を車両50の床下(路面と対向する底板15の下面)に配索したものである。実施形態1と同一の構成については、同一の符号を付して説明を省略する。また、以下では、図4の左方を前方、右方を後方として説明する。
【0028】
車両50は、例えばハイブリッド自動車であって、図4に示すように、車体51の前部にエンジンルームが設けられており、エンジンルーム内の略中央部にガソリン駆動のエンジンEが収容されるとともに、エンジンEの側方に、図示しない走行用モータ(ジェネレータ)とインバータIとが上下に積み重なるように収容されている。
【0029】
エンジンEには、排気管30の一端側の複数の開口端30Aが接続されており、排気管30の他端側は、車外に導出されている。
この排気管30は、開口端30Aから下方に傾斜して車両の床下(床板15の下面側)に導出され、そこから真っ直ぐに後方に延出された第一延出部30Bと、第一延出部30Bの終端からクランク状に屈曲されて車両50の後方に導出された第二延出部30Cとからなる。
【0030】
第一延出部30Bの後端部及び第二延出部30Cのうち第一延出部30Bと平行な部分には、外径寸法が段差状に張り出したサイレンサー31,32が設けられている。
この排気管30は、図示しない取付具により床板15に固定されている。
車体11の後部には、バッテリBと後輪駆動用のモータ(図示しない)が配置されている。
インバータIとバッテリBとの間は、シールド導電体40により接続されている。
【0031】
シールド導電体40は、実施形態1と同様に、2本の電線21を、円筒状のパイプ42内に挿通させたものである。
パイプ42は、金属製(例えばアルミニウム合金、銅合金、あるいはステンレス鋼など)であって、電線21の前後の端部を除いたほぼ全長に亘って電線21を包囲してシールド機能を生じさせる長さで設けられている。
【0032】
具体的には、パイプ42は、排気管30から離れた位置を通る離間部42Aと、離間部42Aに連なり排気管30に近づいていく中間連結部42Bと、中間連結部42Bに連なり排気管30の近傍を通る近傍通過部42Cとからなる。
離間部42Aは、インバータIの側面から車両の側方に導出され、車両の側部に沿うように後方に延出されている。
【0033】
中間連結部42B及び近傍通過部42Cは、例えば後輪駆動用のモータを配する空間を確保する等の種々の要因によりパイプ22(シールド導電体40)の配置上の制約からパイプ22を離間部42AからそのままバッテリBまで後方に真っ直ぐに延出できない場合に生じうる。
【0034】
本実施形態では、中間連結部42Bは、所定の傾斜角度で傾斜するとともに、近傍通過部42Cは、排気管30における第一延出部30Bの後端部のサイレンサー31の近傍において第一延出部30Bに(隙間を隔てて)沿うように設けられている。近傍通過部42Cの後方は、バッテリBの端子位置に応じて湾曲(屈曲)されてバッテリBに接続されている。
なお、ここでいう排気管30の「近傍」とは、パイプ42が排気管30の熱を受けることにより内部の電線21の許容電流に影響を及ぼしうる程度のパイプ42と排気管30との近さをいう。
【0035】
パイプ42のうち、近傍通過部42C以外の部分(離間部42A及び中間連結部42B)は、全周に亘って金属表面の上が合成樹脂製の塗料でオレンジ色に塗装されて色付けされた色付部45とされている(樹脂層で樹脂コーティングされている(図5では多数のドットで領域を表現したが、樹脂層は色付部全体で均一(単色)に形成されている))。
一方、近傍通過部42Cについては、図5に示すように、円形の外周のうち左半分(図5では下半分。排気管30から遠い側の180度の領域)について、金属表面の上が合成樹脂製の塗料でオレンジ色に塗装され色付けされた色付部43とされている(樹脂層で樹脂コーティングされている)。一方、円形の外周のうち右半分(図5では上半分。排気管30から近い側の180度の領域)については、塗料による塗装はされておらず、外周面は、金属本来の色である金属色であり色付けされていない非色付部44とされている(樹脂層による樹脂コーティングされておらずパイプ22の金属表面が露出している)。
【0036】
<実施形態3>
本発明の実施形態3を説明する。実施形態3は、上記実施形態において、パイプの外周面のうち、金属色以外の部分は、塗装されていない金属色のパイプに対して、オレンジ色の熱収縮チューブで覆うことにより、パイプの外周面をオレンジ色としたものである。以下では、上記実施形態と同一の構成については説明を省略する。
【0037】
このシールド導電体の形成は、塗装されていない金属色のパイプを筒状の(収縮前の径の大きく非色付部の部分が予め欠かれた形状の)熱収縮チューブに通した後、加熱して熱収縮チューブを収縮させる。これにより、パイプの外周面に熱収縮チューブが密着する。
このように、パイプの外周面に熱収縮チューブが密着するようにすれば熱収縮チューブによりパイプの外周面を保護することができる。
【0038】
<他の実施形態>
本発明は上記記述及び図面によって説明した実施形態に限定されるものではなく、例えば次のような実施形態も本発明の技術的範囲に含まれる。
(1)上記実施形態では、2本の電線21がパイプ22(42)に挿通されることとしたが、これに限られず、1本又は3本以上の電線21がパイプに挿通されるものであってもよい。
【0039】
(2)パイプ22(42)が色付けされない非色付部23B(44)の位置は、排気管16(30)の近傍であれば、上記実施形態の位置に限られない。したがって、排気管の形状や、シールド導電体が配置される位置(配置の構成上の制約)等に応じて、非色付部23B(44)の位置も異なる位置とすることができる。
(3)上記実施形態では、色付部23A(43)に付される色は、米国の規格に合わせたオレンジ色としたが、他の色が色付部23A(43)に付されているものに本発明を適用することも可能である。
【符号の説明】
【0040】
10,50…車両
11,51…車体
12…エンジンルーム
13…車室
14…仕切部
15…床板
16,30…排気管
16A,30A…開口端
20,40…シールド導電体
21…電線
22,42…パイプ
23…本体部
23A,43…色付部
23B,44…非色付部
24…接続部
31,32…サイレンサー
42A…離間部
42B…中間連結部
42C…近傍通過部
B…バッテリ
I…インバータ

【特許請求の範囲】
【請求項1】
電線と、前記電線を包囲するとともに外周面が金属色以外の色の樹脂層で覆われた金属製のパイプとを備え、少なくとも一部が車両の排気管の近傍を通るように配索されるシールド導電体であって、
前記排気管の近傍を通る前記パイプのうち、前記排気管側の部分は前記樹脂層を有さず金属色の外周面が露出しているシールド導電体。
【請求項2】
前記樹脂層は、金属色以外の色の樹脂コーティングであることを特徴とする請求項1記載のシールド導電体。
【請求項3】
前記樹脂層は、金属色以外の色の熱収縮チューブであることを特徴とする請求項1記載のシールド導電体。
【請求項4】
前記パイプにおける前記金属色の外周面が露出している部分は、車両のエンジンルーム内に配されていることを特徴とする請求項1ないし請求項3のいずれか一項に記載のシールド導電体。
【請求項5】
前記パイプにおける前記金属色の外周面が露出している部分は、車両の床下に配されていることを特徴とする請求項1ないし請求項3のいずれか一項に記載のシールド導電体。

【図1】
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【図2】
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【図3】
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【図4】
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【図5】
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【公開番号】特開2012−178942(P2012−178942A)
【公開日】平成24年9月13日(2012.9.13)
【国際特許分類】
【出願番号】特願2011−41362(P2011−41362)
【出願日】平成23年2月28日(2011.2.28)
【出願人】(395011665)株式会社オートネットワーク技術研究所 (2,668)
【出願人】(000183406)住友電装株式会社 (6,135)
【出願人】(000002130)住友電気工業株式会社 (12,747)
【Fターム(参考)】