説明

タンクの固定装置

【課題】 限られたスペースで複数のタンクを確実に固定可能にする。
【解決手段】 シャシフレームに固定されたベース8に、第1のタンク5と第2のタンク6とを並べて固定するタンクの固定装置であって、第1のタンク5と第2のタンク6との間に立設され、第1のタンク5の側面5a及び第2のタンク6の側面6aを支持する第1の部材14と、一端部が第1のタンク5の前方でベース部材8に、他端部が第1のタンク5より上方で第1の部材14に固定され、第1のタンク5をベース8に押し付ける第1のバンド17と、一端部が第2のタンク6の後方でベース8に、他端部が第2のタンク6より上方で第1の部材14に固定され、第2のタンク6をベース8に押し付ける第2のバンド19と、を含んで構成される。

【発明の詳細な説明】
【技術分野】
【0001】
本発明は、タンクの固定装置に関し、特に、シャシーフレームまたはシャシーフレームに固定されたベースに、複数のタンクを並べて固定する技術に関する。
【背景技術】
【0002】
タンクを搭載するための固定装置として、バンドを用いる装置が知られている。(特許文献1)この装置では、タンクは、シャシーフレームに固定されたベースに載置されるとともに、車体の一部として形成された垂直板で側面が支持される。バンドは、一端部がベースに、他端部が垂直板に夫々固定される。このバンドの一端部には、バンドの長手方向に沿って伸びるボルトが設けられており、このボルトを、ベースに設けられたボルト孔に挿入し、このボルトにナットを螺合して締め付けることにより、バンドに張力が付与され、タンクがベースに押し付けられる。
【特許文献1】特開2004−203296号公報(図1)
【発明の開示】
【発明が解決しようとする課題】
【0003】
ここで、タンクの容量を増加させるために、タンクを1個増設して車両に2個のタンクを固定する場合がある。この場合、増設するタンクの側面を支持する垂直板と、増設するタンクを固定するバンドと、が更に必要となる。しかしながら、車体上のスペースが限られていると、この垂直板を取り付けるスペースを確保できない虞がある。
これに対し、2個のタンクを近接させてベースに載置し、1個のタンクを固定する上記のバンドより長い1本のバンドで、2個のタンクを共に固定することが考えられる。この場合には、増設するタンクの側面を支持する垂直板を追加する必要はないが、タンクを1個固定する場合と比較して、バンドの張力が充分に確保されずに、タンクを確実に固定できなくなる虞がある。
【0004】
そこで、本発明は、シャシーフレームまたはベースに複数のタンクを固定する装置として、限られたスペースで確実に固定可能なタンクの固定装置を提供することを目的とする。
【課題を解決するための手段】
【0005】
このため、請求項1記載の発明は、シャシーフレームまたはシャシーフレームに固定されたベース上に複数のタンクを並べて固定するタンクの固定装置であって、シャシーフレームまたはベースに立設された第1の部材と、第1の部材を基準とする一側で第1の部材及びシャシーフレーム若しくはベースの間に掛け渡されて、第1のタンクをシャシーフレームまたはベースに押し付けるとともに、一側に対する他側で第1の部材及びシャシーフレーム若しくはベースの間に掛け渡されて、第2のタンクをシャシーフレームまたはベースに押し付ける第2の部材と、を含んで構成されることを特徴とする。
【0006】
請求項2記載の発明では、第2の部材は、一端部が一側でシャシーフレームまたはベースに着脱可能に固定されるとともに、他端部が第1の部材に着脱可能に固定される第1のバンドと、一端部が他側でシャシーフレームまたはベースに着脱可能に固定されるとともに、他端部が第1の部材に着脱可能に固定される第2のバンドと、を含んで構成されることを特徴とする。
【0007】
請求項3記載の発明では、第1のバンドの他端部に、ボルト及びナットを含む第1の締結手段が設けられるとともに、第1の部材に、第1の締結手段のボルトが挿入可能な第1の孔が設けられたことを特徴とする。
請求項4記載の発明では、第2のバンドの他端部がL字に形成されるとともに、このL字部に第1の締結手段のボルトが挿入可能な第2の孔が設けられ、この他端部は、第1の締結手段により第1の部材と共締めされることを特徴とする。
【0008】
請求項5記載の発明では、第1のバンドの他端部にボルト及びナットを含む第1の締結手段が、第2のバンドの他端部にT字状の係止部材が設けられるとともに、第1の部材に、第1の締結手段のボルト及び係止部材が挿入可能な長孔が設けられたことを特徴とする。
請求項6記載の発明では、第2のバンドの一端部に、ボルト及びナットを含む第2の締結手段が設けられるとともに、シャシーフレームまたはベースに、第2の締結手段のボルトが挿入可能な第3の孔が設けられたことを特徴とする。
【0009】
請求項7記載の発明では、第1のタンク及び第2のタンクは、シャシーフレームを備えた車両の前後方向に並べて配置されることを特徴とする。
請求項8記載の発明では、第1のタンク及び第2のタンクは、エンジンの排気浄化装置に用いられる液体還元剤を貯留することを特徴とする。
【発明の効果】
【0010】
請求項1記載の発明によれば、1つの第1の部材で第1のタンク及び第2のタンクの側面が支持されるので、第1の部材の個数が抑えられ、限られたスペースで第1のタンク及び第2のタンクをシャシーフレームまたはベースに固定することができる。
また、第2の部材は、第1の部材を基準とする各側で、第1の部材とシャシフレーム若しくはベースとの間に掛け渡されており、第1のタンク及び第2のタンクを個々にシャシーフレームまたはベースに押し付けるので、第2の部材の張力が確保され、第1のタンク及び第2のタンクを確実に固定することができる。
【0011】
請求項2記載の発明によれば、第1のタンクを第1のバンドで、第2のタンクを第2のバンドで夫々固定するので、2個のタンクを固定するためにバンドを長くする必要がなく、バンドの緩みを抑制することができる。
請求項3記載の発明によれば、第1の締結手段のボルトを第1の孔に挿入し、このボルトにナットを螺合して締め付けることにより、簡単な構造で第1のバンドに張力を付与することができる。
【0012】
請求項4記載の発明によれば、第2のバンドの他端部は、第1の締結手段により第1の部材と共締めされるので、簡単な構造で第2のバンドを第1の部材に固定することができる。
請求項5記載の発明によれば、第2のバンドの他端部に設けられた係止部材は、第1の部材の長孔に挿入されて、第1の部材に係止可能となるので、簡単な構造で第2のバンドを第1の部材に固定することができる。
【0013】
また、第1の締結手段のボルトを第1の孔に挿入し、このボルトにナットを螺合して締め付けることにより、簡単な構造で第1のバンドに張力を付与することができる。
請求項6記載の発明によれば、第2の締結手段のボルトを第3の孔に挿入し、このボルトにナットを螺合して締め付けることにより、簡単な構造で第2のバンドに張力を付与することができる。
【0014】
請求項7記載の発明によれば、第1のタンク及び第2のタンクに対して、揺れが比較的大きい車両の前後方向への移動を規制することができる。
請求項8記載の発明によれば、液体還元剤を貯留する第1のタンク及び第2のタンクを、限られたスペースで確実に固定することができる。
【発明を実施するための最良の形態】
【0015】
以下、添付された図面を参照して本発明の実施の形態について説明する。
図1は、排気浄化装置の説明図である。
バス等の車両に搭載されたエンジン1の排気通路2には、排気中のNOxを還元浄化する還元触媒3が介装されている。還元触媒3の排気上流には、液体還元剤としての尿素水溶液を噴射する噴射ノズル4が設けられている。噴射ノズル4には、第1のタンク5及び第2のタンク6から、エンジン1の運転状態に応じた量の尿素水溶液が供給される。
【0016】
図2は、本発明の第1の実施形態に係るタンクの固定装置のレイアウト説明図である。
第1のタンク5及び第2のタンク6は、シャシーフレーム(フレームレスボディを利用した車両では、ボディをいう。)7に固定されたベース8に載置されている。第1のタンク5及び第2のタンク6は、互いに同じ形状であって長方体に形成されており、車両の左右の一側で、前後方向に並べて配置されている。
【0017】
図3は、本実施形態に係るタンクの固定装置の説明図である。図4は、本実施形態に係る第1のバンドの構造図であり、(A)は上面図、(B)は正面図である。図5は、本実施形態に係る第2のバンドの構造図であり、(A)は上面図、(B)は正面図である。
ベース8は、ブラケット10によりシャシーフレーム7に固定されている。ベース8は、断面コの字状に形成されており、このコの字の開口が下側に向けられ、車両の前後方向に伸びている。
【0018】
ベース8の上面8aには、第1のタンク5の前方でその近傍に、ベース8の長手方向に長い長孔11が設けられるとともに、第2のタンク6の後方でその近傍に、ボルト孔12が設けられている。このボルト孔12は、後述する第2のバンド19のボルト13が挿入されるものである。なお、ボルト孔12は、本発明の第3の孔に該当する。
ベース8には、断面コの字状に形成された第1の部材14が立設している。第1の部材14は、そのコの字の開口が前方に向けられ、第1のタンク5と第2のタンク6との間に配設されるとともに、第1のタンク5及び第2のタンク6より上方の位置まで伸びている。第1の部材14は、第1のタンク5の側面5aと、第2のタンク6の側面6aと、に当接している。第1の部材14の後方側の面14aには、第1のタンク5及び第2のタンク6より上方でその近傍に、ボルト孔15が設けられている。ボルト孔15は後述する第1のバンド17のボルト16が挿入されるものである。なお、ボルト孔15は、本発明の第1の孔に該当する。
【0019】
第1の部材14を基準とする第1のタンク5側では、第1の部材14とベース8との間に、薄板状の鋼板によって形成され、可撓性を有する第1のバンド17が掛け渡されている。第1のバンド17の一端部には、その幅方向に広がったT字状の係止部材18が設けられている。第1のバンド17の他端部には、第1のバンド17の長手方向に沿って伸びるボルト16が設けられている。(図4参照)
第1の部材14を基準とする第2のタンク6側では、第1の部材14とベース8との間に、薄板状の鋼板によって形成され、可撓性を有する第2のバンド19が掛け渡されている。第2のバンド19の一端部には、第2のバンド19の長手方向に沿って伸びるようにボルト13が設けられている。第2のバンド19の他端部には、L字部材20が設けられている。L字部材20は、鋼板を略L字形状に折り曲げて形成されており、その一方の面20aが第2のバンド19に固着され、他方の面20bは、第2のバンド19の長手方向に垂直となる。他方の面20bには、ボルト16が挿入されるボルト孔21が設けられている。なお、ボルト孔21は、本発明の第2の孔に該当する。(図5参照)
第1のバンド17及び第2のバンド19によって、ベース8上の第1のタンク5及び第2のタンク6を固定するには、まず、第1のバンド17の係止部材18を、ベース8の長孔11に挿入して90度捻り、ベース8に固定する。第1のバンド17の他端部のボルト16を、第1の部材14のボルト孔15に挿入させるとともに、第2のバンド19のL字部材20のボルト孔21に挿入し、ナット22を螺合して、締め付ける。これにより、第1のバンド17に張力が付与されるので、第1のタンク5は、第1のバンド17によってベース8及び第1の部材14に押し付けられて固定される。また、これとともに、第2のバンド19の他端部がL字部材20を介して第1の部材14に固定される。そして、第2のバンド19のボルト13をベース8のボルト孔12に挿入し、ナット23を螺合して締め付ける。これにより、第2のバンド19に張力が付与されるので、第2のタンク6は、第2のバンド19によってベース8及び第1の部材14に押し付けられて固定される。なお、ボルト16及びナット22は、本発明の第1の締結手段に該当する。ボルト13及びナット23は、本発明の第2の締結手段に該当する。
【0020】
以上のように、1つの第1の部材14で第1のタンク5及び第2のタンク6の側面5a、6aが支持されるので、第1の部材14の個数が抑えられる。これにより、第1の部材14の取り付けスペースが削減される。また、第1のバンド17及び第2のバンド19は、ボルト16及びナット22によって、1箇所で第1の部材14に固定されるので、ナット22を締め付けるために必要な作業スペースも削減することができる。したがって、限られたスペースで第1のタンク5及び第2のタンク6をベース8に固定することができる。
【0021】
また、第1のバンド17によって第1のタンク5が、第2のバンド19によって第2のタンク6が固定されるとともに、第1のタンク5の側面5aと第2のタンク6の側面6aとが第1の部材14によって夫々支持されるので、第1のタンク5及び第2のタンク6を確実に固定することができる。更に、第1のタンク5及び第2のタンク6を固定するためにバンドを長くする必要がないので、バンドの緩みを防止することができる。
【0022】
なお、本実施形態では、第1のバンド17の他端部にボルト16を、第2のバンド19の他端部に締結部材20が設けられているが、これとは逆に、第1のバンド17の他端部にL字部材20を、第2のバンド19の他端部にボルト16を設けてもよい。
図6は、本発明の第2の実施形態に係るタンクの固定装置の説明図である。図7は、本実施形態に係る第2のバンドの構造図であり、(A)は上面図、(B)は正面図である。
【0023】
本実施形態に係るタンクの固定装置は、以下の点を除き第1の実施形態のものと同じ構成である。第1の部材14の後方側の面14aには、第1のタンク5及び第2のタンク6より上方でその近傍に、上下方向に長い長孔30が設けられている。第2のバンド19の他端部には、第2のバンド19の幅方向に広がったT字状の係止部材31が設けられている。(図7参照)
このような構成により、第2のバンド19の他端部に設けられた係止部材31を、第1の部材14の長孔30に挿入して90度捻ることにより、第2のバンド19の他端部を第1の部材14に固定することができる。また、第1のバンド17の他端部のボルト16を、長孔30に挿入し、ナット22を螺合して締め付けることにより、第1のバンド17に張力を付与することができる。
【0024】
なお、以上の実施形態では、第1のバンド17の他端部にボルト16が、第2のバンド19の一端部にボルト13が設けられているが、これに限定されるものではない。第1のバンド17及び第2のバンド19のいずれにおいても、少なくとも一方の端部に上記のようなボルトを設けるとともに、他方の端部に上記のような係止部材を設けることができる。これに対応して、ベース8にボルト孔または長孔を設けたり、第1の部材14にボルト孔または長孔を設けたりすることにより、第1のバンド17及び第2のバンド19によって、第1のタンク5及び第2のタンク6を締め付けて固定することができる。
【0025】
また、第1のタンク5と第2のタンク6とを、第1のバンド17及び第2のバンド19の2つのバンドによって固定するのではなく、1つのバンドで固定してもよい。この場合には、バンドの両端部をベース8に固定するとともに、中間部を第1の部材14に係止させることにより、バンドに対し中間部の両側に充分な張力を付与し、第1のタンク5と第2のタンク6との両方を確実に固定することができる。
【0026】
以上の実施形態では、第1のタンク5及び第2のタンク6は車両の前後方向に並べて配置されているが、車両の左右方向に並べて配置される場合でも本発明を適用することができる。
本発明は、円筒形のような直方体以外の形状のタンクを固定する場合でも適用することができる。また、本発明は、エンジンの燃料等の尿素水溶液以外の液体を貯留するタンクを固定する場合でも適用することができる。
【図面の簡単な説明】
【0027】
【図1】排気浄化装置の構成図
【図2】本発明の第1の実施形態のレイアウト説明図
【図3】本発明の第1の実施形態を説明する説明図
【図4】本発明の第1の実施形態での第1のバンドの構造図であり、(A)は上面図、(B)は正面図
【図5】本発明の第1の実施形態での第2のバンドの構造図であり、(A)は上面図、(B)は正面図
【図6】本発明の第2の実施形態を説明する説明図
【図7】本発明の第2の実施形態での第2のバンドの構造図であり、(A)は上面図、(B)は正面図
【符号の説明】
【0028】
5 第1のタンク
6 第2のタンク
7 シャシーフレーム
8 ベース
12 ボルト孔
13 ボルト
14 第1の部材
15 ボルト孔
16 ボルト
17 第1のバンド
18 係止部材
19 第2のバンド
21 ボルト孔
30 長孔
31 係止部材

【特許請求の範囲】
【請求項1】
シャシーフレームまたはシャシーフレームに固定されたベース上に複数のタンクを並べて固定するタンクの固定装置であって、
前記シャシーフレームまたは前記ベースに立設された第1の部材と、
前記第1の部材を基準とする一側で前記第1の部材及び前記シャシーフレーム若しくは前記ベースの間に掛け渡されて、第1のタンクを前記シャシーフレームまたは前記ベースに押し付けるとともに、前記一側に対する他側で前記第1の部材及び前記シャシーフレーム若しくは前記ベースの間に掛け渡されて、第2のタンクを前記シャシーフレームまたは前記ベースに押し付ける第2の部材と、
を含んで構成されることを特徴とするタンクの固定装置。
【請求項2】
前記第2の部材は、
一端部が前記一側で前記シャシーフレームまたは前記ベースに着脱可能に固定されるとともに、他端部が前記第1の部材に着脱可能に固定される第1のバンドと、
一端部が前記他側で前記シャシーフレームまたは前記ベースに着脱可能に固定されるとともに、他端部が前記第1の部材に着脱可能に固定される第2のバンドと、
を含んで構成されることを特徴とする請求項1に記載のタンクの固定装置。
【請求項3】
前記第1のバンドの前記他端部に、ボルト及びナットを含む第1の締結手段が設けられるとともに、
前記第1の部材に、前記第1の締結手段のボルトが挿入可能な第1の孔が設けられたことを特徴とする請求項2に記載のタンクの固定装置。
【請求項4】
前記第2のバンドの前記他端部がL字に形成されるとともに、このL字部に前記第1の締結手段のボルトが挿入可能な第2の孔が設けられ、この他端部は、前記第1の締結手段により前記第1の部材と共締めされることを特徴とする請求項3に記載のタンクの固定装置。
【請求項5】
前記第1のバンドの前記他端部にボルト及びナットを含む第1の締結手段が、前記第2のバンドの前記他端部にT字状の係止部材が設けられるとともに、
前記第1の部材に、前記第1の締結手段のボルト及び前記係止部材が挿入可能な長孔が設けられたことを特徴とする請求項2に記載のタンクの固定装置。
【請求項6】
前記第2のバンドの前記一端部に、ボルト及びナットを含む第2の締結手段が設けられるとともに、
前記シャシーフレームまたは前記ベースに、前記第2の締結手段のボルトが挿入可能な第3の孔が設けられたことを特徴とする請求項2〜請求項5のいずれか1つに記載のタンクの固定装置。
【請求項7】
前記第1のタンク及び前記第2のタンクは、前記シャシーフレームを備えた車両の前後方向に並べて配置されることを特徴とする請求項1〜請求項6のいずれか1つに記載のタンクの固定装置。
【請求項8】
前記第1のタンク及び前記第2のタンクは、エンジンの排気浄化装置に用いられる液体還元剤を貯留することを特徴とする請求項1〜請求項7のいずれか1つに記載のタンクの固定装置。

【図1】
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【図2】
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【図3】
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【図4】
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【図5】
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【図6】
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【図7】
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【公開番号】特開2007−30846(P2007−30846A)
【公開日】平成19年2月8日(2007.2.8)
【国際特許分類】
【出願番号】特願2005−221525(P2005−221525)
【出願日】平成17年7月29日(2005.7.29)
【出願人】(000003908)日産ディーゼル工業株式会社 (1,028)
【Fターム(参考)】