説明

トラクタと農作業機とを連結する電装用カプラー

【課題】感電等の事故が防止可能で、容易にオートヒッチ装置の切り離しに対応できる導通性能の優れた電装用カプラーを提供する。
【解決手段】トラクタ側の雌カプラー端子511は、雌カプラー本体510に対し抜き差し方向に移動自在であり、農作業機3側のカプラー挿入側に弾性部材512により付勢されているとともに、挿入側と反対側端部は、トラクタ側の配線と連結された電源端子514と離間して設けられていて、双方のカプラーが嵌合されると、トラクタ側雌カプラー端子511は農作業機側雄カプラー端子501に押されて移動し、トラクタ側の電源と連結された電源端子514に当接して導通され、嵌合が解除されると導通が解除されるとともに、トラクタ側雌カプラー端子511も導通が遮断される電装用カプラー。

【発明の詳細な説明】
【技術分野】
【0001】
本発明は、トラクタ後部に装着される農作業機の電動作動部を作動させるため、トラクタと農作業機を連結したハーネスの装着部での切り離し用の電装用カプラーに関するものである。
【背景技術】
【0002】
従来、電気配線の中間部で一方側と他方側とを嵌脱させて連結および分断させるカプラーが知られている。例えば特開2006−309962号公報(従来技術1)や実開平5−23803号公報(従来技術2)に記載のカプラー構造やハーネスケーブルのジョイント構造が開示されている。
【先行技術文献】
【特許文献】
【0003】
【特許文献1】特開2006−309962号公報(従来技術1)
【特許文献2】実開平5−23803号公報(従来技術2)
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【0004】
従来、トラクタに農作業機を装着及び離脱させるために、これを簡単に行えるようにしたオートヒッチ装置が実用化されている。しかし、農作業機側に電動作動部を有する場合、トラクタ側の電源と農作業機側の電動作動部とをハーネスで連結する必要があり、このハーネスの接続切り離しは、オートヒッチ装置と別に手で接続切り離しが必要で、その都度トラクタから降りて接続切り離し作業が行われていて面倒であり、また、切り離しを忘れてオートヒッチ装置のみを分離してハーネスを切断する事故も発生していた。これらを踏まえて従来技術1や従来技術2のようなオートヒッチ装置とともに容易に着脱可能な構造のカプラーが開示されているが、農作業機が装着されていない状態のトラクタ側のカプラー端子はトラクタ側の電源と直接連結されている場合がほとんどで、不用意に接触すると感電等の事故が発生して危険である。
また、農作業機の場合振動等の発生が比較的多いため、連結されたカプラー部の導通が振動による影響を受け難い構造のものが要求されている。
【0005】
このため本発明は、このような問題を解決すべく、感電等の事故が防止可能で容易にオートヒッチ装置の切り離しに対応できる導通性能の優れた電装用カプラーを提供することを目的とする。
【課題を解決するための手段】
【0006】
上記課題を解決するために、トラクタと農作業機とを連結したハーネスを農作業機の着脱とともに着脱部で抜き差し可能に設けた雄側カプラーと、これに嵌合される雌側カプラーとから成る電装用カプラーであって、トラクタ側のカプラー端子は、カプラー本体に対し抜き差し方向に移動自在であり、農作業機側カプラー挿入側に弾性部材により付勢されているとともに、挿入側と反対側端部は、トラクタ側の配線と連結された端子と離間して設けられていて、双方のカプラーが嵌合されると、トラクタ側カプラー端子は農作業機側カプラー端子に押されて弾性部材の付勢力に抗して移動し、トラクタ側の配線と連結された端子に当接して導通され、カプラーの嵌合が解除されると導通が解除されるとともに、トラクタ側カプラー端子も弾性部材により戻されトラクタ側との導通が遮断されるトラクタと農作業機とを連結する電装用カプラーを提案する。
【0007】
また、走行車である農用トラクタの後部にトップリンクとロアリンクの3点リンク部を介して連結したヒッチ枠に農作業機を着脱可能に連結して使用するオートヒッチ装置に、雄側カプラーと、これに嵌合される雌側カプラーとから成る電装用カプラーがトップフックより下方部に設けられていて、該電装用カプラーは、一方を走行車であるトラクタ側のヒッチ枠に設け、他方が農作業機側に設けられていて、オートヒッチ装置の着脱動作に連動して自動的に着脱が行われる0006欄記載のトラクタと農作業機とを連結する電装用カプラーを提案する。
【発明の効果】
【0008】
この発明によれば、トラクタ側のカプラー端子は、カプラー本体に対し抜き差し方向に移動自在であり、農作業機が装着されていない場合は、トラクタ側の配線と連結された端子と離間して導通が遮断されているため、不用意に接触した場合等においても感電等の事故を回避できる。
【0009】
また、トラクタ側のカプラー端子は、カプラー本体に対し抜き差し方向に移動自在であり、農作業機側カプラー挿入側に弾性部材により付勢されていて、双方のカプラーが嵌合されると、トラクタ側カプラー端子は農作業機側カプラー端子に押されて弾性部材の付勢力に抗して移動し、トラクタ側の配線と連結された端子に当接して導通されているため、端子の接触部に柔軟性があり双方のカプラーの端子の振動や傾き等を吸収して常に導通を確保できる。
【0010】
さらに、オートヒッチ装置に、雄側カプラーと、これに嵌合される雌側カプラーとから成る電装用カプラーがトップフックより下方部に設けられていて、オートヒッチ装置の着脱動作に連動して自動的に着脱が行われるため、脱着作業が容易に行われるとともに、外し忘れ等による事故の防止ができる。
【図面の簡単な説明】
【0011】
【図1】本発明の実施例の電装用カプラーを設けた農作業機の側面図を示す。
【図2】本発明の実施例のオートヒッチ装置の脱着の様子を示した側面図を示す。
【図3】本発明の実施例の電装用カプラーの横断面図を示し、同図(a)は嵌合前の状態であり、同図(b)は嵌合した状態を示す。
【図4】ヒッチ枠の図2のA矢視を示す。同図(a)は2極が一体の場合であり、(b)は2極が分離した場合の例を示す。
【発明を実施するための形態】
【0012】
実施の一形態を、図1乃至図4に基づいて説明する。図1は本発明の実施例の電装用カプラーを設けた農作業機の側面図、図2は同じくオートヒッチ装置の脱着の様子を示した側面図、図3は本発明の実施例の電装用カプラーの横断面図を示し、同図(a)は嵌合前の状態であり、同図(b)は嵌合した状態、図4は本発明の実施例であるヒッチ枠の図2のA矢視の状態を示す。同図(a)は2極が一体の場合であり、(b)は2極が分離した場合の例を示す。
【0013】
先ず、本発明の電装用カプラー5を装備した農作業機3のオートヒッチ装置について説明する。オートヒッチ装置は、トラクタ1後方に設けられた昇降装置である3点リンク機構10にヒッチ枠2を取り付け、3点リンク機構10によりヒッチ枠2を上昇させて農作業機3側を吊り上げると、自動的に農作業機3が連結されて装着される装置である。
【0014】
3点リンク機構10は、トラクタ1後方下側の左右両側に設けられたロワーリンク101とトラクタ1の後部上側中央部に設けられたトップリンク100で構成されている。ロワーリンク101はリフトロッド103を介してリフトアーム102に接続されており、トラクタ側の操作によりリフトアーム102を上下回動させることによりロワーリンク101が上下に回動する。
【0015】
3点リンク機構10に、これらを定型化するヒッチ枠2(クイックカプラー又はオートヒッチと称される)を前記ロワーリンク101にヒッチ枠2のロワープレート21の左右に水平方向に設けたロワーリンクピン12と前記トップリンク100に同じく水平方向に設けたトップリンクピン11をそれぞれ挿入して取り付け、農作業機3の前方に設けたロワーピンアーム31の左右一対のロワーピン310と該中央上方に設けたトップブラケト30の前端部のトップピン300に前記ヒッチ枠2の係合部を係合させ連結させる。
【0016】
連結手順は、先ずヒッチ枠2上方のトップフック20を農作業機3のトップブラケット30のトップピン300に係合させ、トラクタの3点リンク機構10を上昇させ連結されたヒッチ枠2を上昇させると、図2に示すようにトップピン300を中心に農作業機下方が回動して前記農作業機3側のロワーピン310がヒッチ枠2側に引き寄せられヒッチ枠2の下部のロワープレート21に設けた横U字状の係合部と係合し連結される。下部の係合部は、ヒッチ枠2のロワープレート21に設けたフック22をロワーピン310に引掛けて外れ防止をする。ヒッチ枠2の上方部に設けたロックハンドル24はフック22と連動していて、後方に回動させるとフック22がロックされ、前方に回動させるとロックが解除される。ロックハンドル24は、トラクタ1の運転席に乗車した作業者が操作できるようにヒッチ枠2の上方部に設けられている。
【0017】
農作業機3前方中央水平方向に突設させて設けた入力軸32は、トラクタ1のPTO軸14とユニバーサルジョイント13で連結され、トラクタ1の回転動力を農作業機3側に入力するためのものである。ヒッチ枠2には、ユニバーサルジョイント13の端部を保持するジョイントカプラー15が設けられていて、ヒッチ枠2の係合とともに入力軸32にジョイントカプラー15が嵌合してユニバーサルジョイント13が連結される。
【0018】
農作業機3には、トラクタ1側の電源を利用して作動する電動作動部が具備されていて、トラクタ1の電源から農作業機3へケーブルが配線されている。ヒッチ枠2と農作業機3とが分離された場合にケーブルも分離できるように、この部分に相互に接続及び分離自在な雄側カプラー50と雌側カプラー51からなる電装用カプラー5を設けている。
【0019】
電装用カプラー5の雌側カプラー51はヒッチ枠2に設けられていて、前記ジョイントカプラー15が設けられた中央下方の左右近傍の支持部材25に弾性保持部材52を介して設けられている。一方農作業機3側の前記雌側カプラー51と対向する位置には、雄カプラー支持部材26に弾性保持部材52を介して保持された雄側カプラー50が設けられている。弾性保持部材52は、電装用カプラー5を保持して振動等から保護するとともに脱着時の芯ずれやヒッチ枠2と農作業機3との嵌合部のがたつき等によるズレを吸収するためのものであり、本例においてはゴム製の部材を使用したが板ばねやコイルスプリング等に置き換えてもよい。
【0020】
図3において電装用カプラー5の構造を詳細に説明する。図3の(a)は雄側カプラー50と雌側カプラー51が分離された状態、(b)は相互が嵌合して接続された状態を示す。雌側カプラー51は、絶縁材で形成された雌カプラー本体510の雄側カプラー50との嵌合側が漏斗状に開口され雄側カプラー50が容易に嵌合できる形状となっている。この漏斗状底部中央部に、水平方向に摺動自在の雌カプラー端子511が設けてあり、該雌カプラー端子511の雄側カプラー50挿入側端部は鍋底状に凹部となっていて、雄カプラー端子501の当接部517が形成されている。また、この端部の本図左側には弾性部材であるスプリング512が挿入され、当接部517を嵌合部の漏斗状底部から開口側へ付勢していて、当接部517と反対側の端部側はストッパーリング513が装着され雌カプラー本体510からの抜け止めがされている。さらに、ストッパーリング513が装着された端部側の雌カプラー本体510には、トラクタの電源と導通されたトラクタ側ケーブル516が接続された電源端子514が雌カプラー端子511の摺動方向に雌カプラー端子511と離間されて設けてあり、雄側カプラー50が挿入されていない状態では雌カプラー端子511にトラクタ側の電源が導通されていない状態となっている。
【0021】
一方、雄側カプラー50は、絶縁材で形成された雄カプラー本体500の雌側カプラー51との嵌合側が前記漏斗状に開口された嵌合部と嵌合できる円錐状に凸状となっていて、凸状頂部には雄カプラー端子501が突設して設けられている。雄カプラー端子501の他端は農作業機側ケーブル502に連結されている。
【0022】
農作業機3をヒッチ枠2に装着する場合、ヒッチ枠2上方のトップフック20を農作業機3のトップピン300に係合させ、トラクタの3点リンク機構10を上昇させヒッチ枠2を上昇させると、トップピン300を中心に農作業機3下方が回動して農作業機3側のロワーピン310がヒッチ枠2側に引き寄せられヒッチ枠2の下部の係合部と係合し連結される。このときヒッチ枠2の下方側の互いに対向する位置に設けられた雄側カプラー50と雌側カプラー51は自動的に嵌合され接続される。
【0023】
雄側カプラー50と雌側カプラー51が嵌合され接続されると、雄側カプラー50の雄カプラー端子501の突設部が雌側カプラー51の雌カプラー端子511の当接部517に当接するとともに、雌カプラー端子511をスプリング512の付勢力に抗して電源端子514側に押し込み電源端子514に当接させる。電源端子514は本例においては片持ちに保持された板バネ状となっていて、雌カプラー端子511の摺動方向に撓むように設けられている。このように、電装用カプラー5が嵌合され接続されるとトラクタ1側の電源と農作業機3側の電装部が導通され、電動作動部が作動可能となる。雌カプラー端子511と雄カプラー端子501及び電源端子514は、弾性部材であるスプリング512と電源端子514自身のスプリング作用により振動等を吸収して互いに離れることがなく導通不良を起こす事がない。
【0024】
電装用カプラー5の互いの雌側カプラー51の漏斗状開口部外周には弾性部材で形成されたカバー515が設けてあり、電装用カプラー5が嵌合されると、雄側カプラー50外周部を覆うとともに端部が当接して防水防塵対策を行う。
【0025】
また、農作業機3を外す場合は、ヒッチ枠2に設けたフック22をロワーピン310から解除して、トラクタの3点リンク機構10を下降させヒッチ枠2を下降させると、ヒッチ枠2上方のトップフック20と係合しているトップピン300を中心に農作業機3下方が後方に回動して農作業機3側のロワーピン310がヒッチ枠2から離れてヒッチ枠2の下部の係合部が外れ、さらに下降させると、トップフック20とトップピン300の係合が外れ農作業機3を外すことができる。このときヒッチ枠2の下方側に設けられた雄側カプラー50と雌側カプラー51は自動的に嵌合が外れる。
【0026】
電装用カプラー5の嵌合が外れると、雌側カプラー51の雌カプラー端子511はスプリング512により戻されて図3の右方向に移動して電源端子514から離れ雌カプラー端子511は電源からの導通が遮断される。このため、農作業機3が装着されていないヒッチ枠2に設けられた雌側カプラー51の雌カプラー端子511の露出部には電流が流れていないため、不用意に端子に接触等がされた場合でも安全である。
【0027】
図4は図2のA矢視であるヒッチ枠2の後面視を示したもので、電装用カプラー5の配置例を示したものである。例えばプラスとマイナスの電源端子を設ける場合、(a)は2極が一体の場合であり、(b)は2極が分離した場合の例を示す。2極が一体の場合一つのカプラー本体にカプラー端子が二つ設けられていて、本例の(a)の場合ユニバーサルジョイント13の保持部であるジョイントカプラー15の側方片側のヒッチ枠2の支持部材25に弾性保持部材52を介して設けてある。また、2極を分離して設けた場合、一つのカプラー本体にカプラー端子が一つ設けられていて、本例の(b)に示すようにジョイントカプラー15の側方のヒッチ枠2の支持部材25に弾性保持部材52を介してそれぞれ設けてある。カプラー端子の数は任意に設定可能であり、電源ケーブル以外のハーネスの接続に使用してもよい。
【0028】
電装用カプラー5の上下位置は、ジョイントカプラー15の近傍、即ち、農作業機3の入力軸32近傍に設けると、ヒッチ枠2の脱着時に入力軸32へのジョイントカプラー15の挿入がガイドとなり、電装用カプラー5の嵌合がずれることがなく容易に嵌合が行われる。
【産業上の利用可能性】
【0029】
この発明は、トラクタ等の走行機後方にオートヒッチ装置を介して装着される電動作動部を備えた農作業機の脱着時に、自動的に電装用ハーネスの連結部が脱着される様に構成された農作業機に利用される。
【符号の説明】
【0030】
1 トラクタ
10 3点リンク機構
100 トップリンク
101 ロワーリンク
102 リフトアーム
103 リフトロッド
11 トップリンクピン
12 ロワーリンクピン
13 ユニバーサルジョイント
14 PTO軸
15 ジョイントカプラー
2 ヒッチ枠
20 トップフック
21 ロワープレート
22 フック
23 フック回動軸
24 ロックハンドル
25 支持部材
26 雄カプラー支持部材
3 農作業機
30 トップブラケット
300 トップピン
31 ロワーピンアーム
310 ロワーピン
32 入力軸
5 電装用カプラー
50 雄側カプラー
500 雄カプラー本体
501 雄カプラー端子
502 農作業機側ケーブル
51 雌側カプラー
510 雌カプラー本体
511 雌カプラー端子
512 スプリング(弾性部材)
513 ストッパーリング
514 電源端子
515 カバー
516 トラクタ側ケーブル
517 当接部
52 弾性保持部材

【特許請求の範囲】
【請求項1】
トラクタと農作業機とを連結したハーネスを農作業機の着脱とともに着脱部で抜き差し可能に設けた雄側カプラーと、これに嵌合される雌側カプラーとから成る電装用カプラーであって、
トラクタ側のカプラー端子は、カプラー本体に対し抜き差し方向に移動自在であり、農作業機側カプラー挿入側に弾性部材により付勢されているとともに、挿入側と反対側端部は、トラクタ側の配線と連結された端子と離間して設けられていて、
双方のカプラーが嵌合されると、トラクタ側カプラー端子は農作業機側カプラー端子に押されて弾性部材の付勢力に抗して移動し、トラクタ側の配線と連結された端子に当接して導通され、カプラーの嵌合が解除されると導通が解除されるとともに、トラクタ側カプラー端子も弾性部材により戻されトラクタ側との導通が遮断されることを特徴としたトラクタと農作業機とを連結する電装用カプラー。
【請求項2】
走行車である農用トラクタの後部にトップリンクとロアリンクの3点リンク部を介して連結したヒッチ枠に農作業機を着脱可能に連結して使用するオートヒッチ装置に、
雄側カプラーと、これに嵌合される雌側カプラーとから成る電装用カプラーがトップフックより下方部に設けられていて、該電装用カプラーは、一方を走行車であるトラクタ側のヒッチ枠に設け、他方が農作業機側に設けられていて、
オートヒッチ装置の着脱動作に連動して自動的に着脱が行われることを特徴とした請求項1記載のトラクタと農作業機とを連結する電装用カプラー。

【図1】
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【図2】
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【図3】
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【図4】
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【公開番号】特開2011−206033(P2011−206033A)
【公開日】平成23年10月20日(2011.10.20)
【国際特許分類】
【出願番号】特願2010−79974(P2010−79974)
【出願日】平成22年3月31日(2010.3.31)
【出願人】(000171746)株式会社ササキコーポレーション (192)
【Fターム(参考)】