説明

ハンドセット

【課題】 コスト高を回避できると共にユーザによるキー誤操作を回避できる電話装置のハンドセットを提供する。
【解決手段】 ハンドセット200に搭載されたキーは、通話を開始指示するための通話キー201と、通話を終了指示するための切キー202の2つのキーのみであり、ハンドセット200はスピーカ203が配置された平面部5、中央部分の溝部206スピーカが配置されている傾斜部207の3つの部位からなり、ユーザが挟持し易い構造となっている。

【発明の詳細な説明】
【技術分野】
【0001】
本発明は、コードレス電話装置や留守番電話装置等に設けられたハンドセットに関する。
【背景技術】
【0002】
従来の留守番電話装置では、留守番電話装置本体にカールコードを介してハンドセットが接続された構成であった(特許文献1)。このような留守番電話装置では、ユーザが通話を行う度にカールコードがからまるという問題が生じていた。
【0003】
そこで、ハンドセットと留守番電話装置本体を無線で接続可能にすることにより、カールコードがなくともユーザがハンドセットで通話を可能にした所謂コードレス電話装置が製品化され、又コードレス電話に関する技術も数多く提案されている(特許文献2)。
【特許文献1】特開平9−284369号
【特許文献2】特開平9−149106号
【発明の開示】
【発明が解決しようとする課題】
【0004】
特許文献2に記載のようなコードレス電話装置では、親機とハンドセット共にキー操作部が存在する。このようなコードレス電話装置では、ユーザが発呼を行う際には、以下の3通りの方法で発呼を行うことが可能である。まず1つめの方法は、ユーザがハンドセットを親機から持ち上げた後に親機のキー操作部からダイヤル番号を入力することにより発呼を行う方法である。次に2つめの方法は、ユーザが親機からダイヤル番号を入力した後にハンドセットを親機から持ち上げることにより発呼を行う方法である。3つめの方法は、ユーザがハンドセットを親機から持ち上げた後にハンドセットのキー操作部からダイヤル番号を入力することにより発呼を行う方法である。
【0005】
このように3とおりの発呼方法があるが、親機のキー操作部のキーが大きい為に操作がし易いという理由から、特に高齢者や電話機の操作になれていないユーザは、親機のキー操作部を用いて電話番号を入力する場合が多い。
【0006】
それでは、せっかくハンドセットにキー操作部を搭載しても無駄になってしまうだけでなく電話機のコストアップに繋がる。また、ユーザが誤ってハンドセットのキーを押下する場合もある。かと言って、従来のキーを搭載していないカールコード付のハンドセットでは、カールコードが邪魔になり、ユーザにとって使い勝手が悪くなるという課題が生じてしまう。
【0007】
このような経緯から、本出願人は、電話機のコストアップが回避できると共にユーザにとって使い勝手の良い電話装置のハンドセットを設計するに到った。
【課題を解決するための手段】
【0008】
請求項1記載の発明は、通話相手の発する音声を出力するスピーカと、ユーザの発する音声を入力する為のマイクと、通話を開始する為の通話開始キーと、通話を終了する為の通話終了キーと、を有したハンドセットであり、ハンドセットの両端夫々に前記スピーカと前記マイクとが夫々配置され前記スピーカと前記マイクとの間の筐体表面上に配置されるキーは、前記通話開始キーと前記終話キーのみであることを特徴とする。
請求項2記載の発明は、通話相手の発する音声を出力するスピーカと、ユーザの発する音声を入力する為のマイクと、通話を開始する為の通話開始キーと、通話を終了する為の通話終了キーと、を有したハンドセットであり、ハンドセットの両端夫々に前記スピーカと前記マイクとが夫々配置され、前記ハンドセットの略中央部分に前記通話キーと前記切キーとが配置され、前記スピーカと前記マイクとの間の筐体表面上に配置されるキーは、前記通話開始キーと前記終話キーのみであることを特徴とする。
請求項3記載の発明は、通話相手の発する音声を出力するスピーカと、ユーザの発する音声を入力する為のマイクと、通話を開始する為の通話開始キーと、通話を終了する為の通話終了キーと、を有したハンドセットであり、前記ハンドセットは断面が「へ」の字状であり、ハンドセットの両端夫々に前記スピーカと前記マイクとが夫々配置され前記スピーカと前記マイクとの間の筐体表面上に配置されるキーは、前記通話開始キーと前記終話キーのみであることを特徴とする。
請求項4記載の発明は、通話相手の発する音声を出力するスピーカと、ユーザの発する音声を入力する為のマイクと、通話を開始する為の通話開始キーと、通話を終了する為の通話終了キーと、を有したハンドセットであり、前記ハンドセットは断面が「へ」の字状であり、ハンドセットの両端夫々に前記スピーカと前記マイクとが夫々配置され、前記ハンドセットの中央の窪み部分に前記通話キーと前記切キーとが配置され、前記スピーカと前記マイクとの間の筐体表面上に配置されるキーは、前記通話開始キーと前記終話キーのみであることを特徴とする。
【発明の効果】
【0009】
本発明では、ハンドセットに搭載されているキーは通話開始を指示するための通話キーと通話の終了を指示するための切キーの2つのキーのみであるため、電話装置のコストを低減することができるだけでなく、ユーザによるキーの誤操作を回避することが可能である。
又、ハンドセットの中央部分は窪んだ形状となっている為に、ユーザは親指と手のひらで容易にハンドセットを挟持することが可能であるだけでなく、ハンドセットの中央部分にはテンキーが配置されていない為、ユーザによるキーの誤操作を回避することが可能である。
【0010】
請求項1記載の発明によれば、ハンドセットに搭載されているキーが通話キーと切キーの2つのキーのみである為に電話装置のコストを低減することが可能である。
【0011】
請求項2記載の発明によれば、ハンドセットの中央部分に搭載されているキーが通話キーと切キーの2つのキーのみである為にユーザによるキーの誤操作を回避することが可能である。
【0012】
請求項3及び4に記載の発明によれば、ハンドセットの断面が「へ」の字状であるためにユーザがハンドセットを挟持し易いだけでなく、ハンドセットの中央部分に搭載されているキーが通話キーと切キーの2つのキーのみである為にユーザによるキーの誤操作を回避することが可能である。
【発明を実施するための最良の形態】
【0013】
以下に本発明を適用してなる実施例装置を図面を参照しながら説明する。尚、ここで示す実施形態は一例であり、本発明はここに示す実施形態に限定されるものではない。又、本実施例では、コードレス電話のハンドセットではなく、コードレス電話機能付ファクシミリ装置を例に説明する。
【0014】
図1は本実施例装置の外観図である。図1に示すように本実施例装置は親機100とハンドセット200とからなり、親機100には表示部5、操作部4等が搭載されている。親機100に搭載されているキーとしては、例えば、テンキー41、カーソルを上下左右に移動(項目を決定)し決定する為のファンクションキー42、ファクスやコピーの開始を指示するためのファクス/コピーキー43、ストップキー44等を有している。又、図示していないが、ハンドセット200を充電するための充電端子を搭載している。ハンドセット200を親機100に載置することによりハンドセット200のバッテリを充電可能である。
【0015】
図1の紙面左側には、ハンドセット200の正面図と側面図を記載している。ハンドセット200には、スピーカ203、マイク204、通話キー201、切キー202が搭載されている。又、ハンドセット200には充電端子(図示せず)が搭載されている。
【0016】
図2(a)はハンドセット200の正面図であり、図2(b)は側面図である。図2(a)に示すように、ハンドセット200の上側には通話相手側からの音声を出力する為のスピーカ203が、ハンドセット200の下側にはハンドセット200のユーザからの声を入力する為のマイク204が搭載されている。これらスピーカ203とマイク204は、ユーザがハンドセット200を使用する際に、ユーザの耳と口が近くに位置するように配置されている。
【0017】
図2(b)に示すように、ハンドセット200は3つの部位を有し、スピーカが搭載され耳を当接する為に表面が平面である平面部205と、ユーザがハンドセット200を挟持する際に親指と手のひらでハンドセット200を挟持する為の溝部206と、傾斜部207とが存在する。ハンドセット200に溝部206が存在することにより、ユーザは親指と手のひらでハンドセットを挟持し易くなっている。
第3図は、本発明をファクシミリ装置に適用してなる実施例の全体構成を示すブロック図である。この実施例にかかるファクシミリ装置は、内部にCPU(Central Processing Unit)、RAM(Random Access Memory)などのワークメモリやレジスタなどを有し、各種ファクシミリ機能動作を司るファクシミリ機能制御装置1を備える。
このファクシミリ機能制御装置1は、ROM(Read Only Memory)2と接続され、ROM2に予め格納されている制御プログラムなどのプログラムに基づいて動作し、後述する各回路の動作を制御する。
また、このファクシミリ機能制御装置1は、上記ROM2に格納されているプログラムに基づいて、以下で説明する各種ファクシミリ機能の動作を行う。すなわち、ROM2から読み出されたプログラムに基づき、ファクシミリ機能である符号化・復号化処理、モデムの変復調処理などの処理動作を行う各演算処理が行われる。尚、これら演算処理の機能はファクシミリ機能制御装置1が有している。例えば演算処理による動作がモデム動作の場合には、モデム処理部というように表現しているが、実際にはプログラムによる演算処理であり、そのような具体的回路が存在するわけではない。
フラッシュメモリ3には、受信したファクシミリデータや電話帳メモリ等のデータが格納される。
ファクシミリ機能制御装置1に接続される操作部4は、ダイヤル入力や文字入力を行う為のテンキー41、上記フラッシュメモリ3に格納された相手先を選択する為のファンクションキー42、ファクシミリ送信開始指示を行う為のファクス/コピーキー43、動作の中止を指示するためのストップキー44等を有する。
ファクシミリ機能制御装置1に接続される表示部5は、例えば、液晶表示装置からなり、上記操作部4から入力された電話番号や、上記フラッシュメモリ3に格納された相手先氏名や、該相手先氏名に対応する電話番号及びファックス番号等を表示する。尚、着信時に発呼側から電話番号の情報が送られてきた際には、送られてきた電話番号又は、この電話番号が上記フラッシュメモリ3に格納されているときには上記電話番号に対応する相手先氏名を表示する。
【0018】
ファクシミリ機能制御装置1に接続される印字部6は、サーマルプリンタ、インクジェットプリンタやレーザプリンタで構成され、送信されてきたイメージデータあるいは後述
する読取部7で読み取ったイメージデータを印字し、出力する。
ファクシミリ機能制御装置1に接続される読取部7は、例えばCCD(Charge Coupled Device)等からなる光学的読取装置を有しており、原稿上に描かれた画情報を読み取ると共に、読み取るべき原稿の有無(読取位置への原稿のセット状態)を検出する。
フック検出部18は、ハンドセット8のオンフック、オフフック状態を検出し、そのフック状態をファクシミリ機能制御装置1に知らせる。前記フック検出部18はハンドセットの充電端子(図示せず)の電圧の変化により前記ハンドセット8のオンフック、オフフックを検出するものである。
クロスポイントIC回路11は、ファクシミリ機能制御装置1の制御に基づいて、回線20、ハンドセット8、DAC回路15間の信号経路の切り替えを行うものである。このクロスポイントIC回路11は、例えば、ハンドセット200からの音声信号を回線20に与えたり、また、回線20からの音声信号をハンドセット200へ与えるなど信号経路の切り替えを行う。
DAC回路15は、クロスポイントIC回路11から与えられたアナログの音声信号をデジタル信号に変換して、ファクシミリ機能制御装置1に与え、また、ファクシミリ機能制御装置1からのデジタル信号をアナログ信号に変換し、クロスポイントIC回路11を介して、回線Lや本体のスピーカ16へアナログ音声信号を与える。本体に設けられたスピーカ16、マイク17は、操作部4のキー操作により、ハンズフリー動作による送受話動作を行う場合に用いられる。ハンズフリー動作による送受話動作は、回線Lから入力された音声信号が、スイッチ12,クロスポイントIC回路11、DAC回路15を経てファクシミリ機能制御装置1に入力され、ファクシミリ機能制御装置1内のアンプで増幅され、DAC回路15,クロスポイントIC回路11を介してスピーカ16から出力される。一方、マイク17から入力された音声信号は、クロスポイントIC回路11、DAC回路15を経てファクシミリ機能制御装置1内に入力され、ファクシミリ機能制御装置1内でゲインを調整した後、DAC回路15、クロスポイントIC回路11、スイッチ12を介して回線Lへと出力される。
着信検出部14は、回線Lからの着信信号の有無を検出し、その結果をファクシミリ機能制御装置1に通知する。
送受信部20はアンテナ19と接続されており、子機200との無線信号の送受信を行う。
ファクシミリ機能制御装置1は、図5に示すように、全体を制御するためのCPU101を備え、I/Oポート102を介してROM2から与えられるプログラムに基づき、各種動作における処理部を構成する。I/Oポート102は、複数の入力端子と複数の出力端子を備え、このI/Oポート102を介して前述した各回路とファクシミリ機能制御装置1が接続される。
ファクシミリ機能制御装置1の画処理部103は、ファクシミリ機能制御装置1に接続された読取部7を駆動するためのクロック信号の送出、画情報の入出力、画情報の2値化、多値化処理を行う。読取部7からI/Oポート102を介して入力された画信号は画処理部103から符号化・復号化部107に与えられ、符号化・復号化部107にて、MH、MR、MMRなどの圧縮信号に符号化され、モデム108を介して送信処理動作を経て回線に送出される。また、コピー動作時には、読取部7からI/Oポート102を介して入力された画信号は画処理部103から印字制御部104を介して印字部6に与えられ、印字部6で画情報が印字される。
印字制御部104は、印字部6を駆動するためのクロック信号の送出、印字部6への画情報の送出を行う。
計時部105は、後述するように制御動作に必要となる各種時間を測定するものであり、測定した各時間が記憶部9へ与えられ、記憶される。
リンガー音発生部106は、呼び出し音を生成するものであり、上記着信検出部14が回線20からの着信信号を検出した際に、呼び出し音を生成し、DAC回路15に呼び出し音を与え、クロスポイントIC回路11を介してスピーカ16へ呼出音を送出する。
符号化・復号化部107は、送信すべき画信号をMH、MR、MMRなどの圧縮信号に符号化するとともに、受信した圧縮信号を元の画信号に復号化する。
モデム108は、回線20からスイッチ12、クロスポイントIC回路11、DAC回路15を経て入力されるファクシミリ制御信号(CNG信号、CFD信号、DIS信号等)を検出する機能と、上記制御信号をDAC回路15、クロスポイントIC回路11、スイッチ12を経て回線20へ送出する機能と、画情報の変復調を行う機能と、着信時に交換器(図示せず)から送られてくる発呼側の電話番号を検出する機能と、を有している。
上記したように、クロスポイントIC回路11は、ファクシミリ機能制御装置1の制御の下で回線20をモデム108側、ハンドセット8側、上記モデム108側又はハンドセット8側のいずれのラインとも接続しない状態に切換接続する。尚、上記クロスポイントIC回路11は、待機状態の際には、ハンドセット側をスイッチ12側へ接続している。
ダイヤラ109は、発呼時にダイヤル信号を生成するもので、ダイヤル信号をDAC回路15、クロスポイントIC回路11、スイッチ12を経て回線20へ送出する。
【0019】
次に、本実施例装置の発呼時の動作について説明する。図5は本実施例装置の動作を示すフロー図である。図5のS1ステップにおいて、ファクシミリ情報制御装置1は、操作部4から電話番号の入力があると判定すると、S2ステップにおいて内部のタイマ(図示せず)による所定時間(例えば40秒)のカウントの開始を行い、S3ステップへ処理を進める。
【0020】
S3ステップでは、ファクシミリ情報制御装置1は、ハンドセット200の通話キー201が押下されたか否かを判定する。具体的には、ファクシミリ情報制御装置1は、送受信部20からハンドセット200から通話キー201の押下信号を受信したことを示す信号を検出すると、ハンドセット200の通話キー201が押下されたと判定し、S4ステップへ処理を進める。一方、そうでなければS5ステップへ処理を進める。
【0021】
S4ステップでは、ファクシミリ情報制御装置1は、S1ステップで入力された電話番号を回線Lに送出し発呼動作が終了する。
【0022】
S5ステップでは、ファクシミリ情報制御装置1は、S2ステップでカウントを開始したタイマが所定時間のカウントを終了したと判定するとS6ステップへ処理を進め、そうでなければS8ステップへ処理を進める。
【0023】
S6ステップでは、ファクシミリ情報制御装置1は、スピーカ16からアラーム音を鳴動させてS7ステップで発呼処理を中止し、通常の待受状態になる。
【0024】
S8ステップでは、ファクシミリ情報制御装置1は、ストップキー44が押下されたと判定するとS7ステップへ処理を進め、そうでなければS3ステップへ処理を戻す。
以上説明したように、本実施例装置では、親機100とハンドセット200とが無線により接続可能であるために、ユーザはカールコードを気にせずに通話を行うことが可能である。又、ユーザが発呼を行う際に親機1の操作部4を操作することにより電話番号の入力を行い、続いてハンドセット200の通話キー201を操作することにより、親機100で入力された電話番号へ発呼を行うことができる。この為、親機100には発呼キーを搭載する必要がなく、低コストで電話装置(電話機能付ファクシミリ装置等も含む)を実現することが可能である。
又、ハンドセット200には通話キー201と切キー202の2つのキーのみ搭載されているため、ユーザが誤ってハンドセット200のキーを押下することにより誤動作となるといった問題を回避することが可能である。尚、この誤動作は子機の中央部分にテンキーを配置したタイプに起こりやすい。と言うのも、ユーザが子機を挟持した際にユーザの親指が子機のテンキー部分に当接してしまうからである。これに対して本実施例装置では、ハンドセット200の溝部206には通話キー201と切キー202以外にキーが配置されていない為に、このような誤動作が発生しないという顕著な効果を奏するものである。
尚、本実施例装置では、電話機能付ファクシミリ装置について実施したが、留守番電話装置やVOIP(Voice over internet protocol)電話機等の電話装置についても同様に実施可能である。
【図面の簡単な説明】
【0025】
【図1】本実施例装置の外観図である。
【図2】子機200の正面図と側面図である。
【図3】本実施例装置の親機100のブロック図である。
【図4】本実施例装置のファクシミリ情報制御装置1のブロック図である。
【図5】本実施例装置の動作を示すフロー図である。
【符号の説明】
【0026】
1 ファクシミリ情報制御装置
4 操作部
19 アンテナ
20 送受信部
41 テンキー
43 ファクス/コピーキー
44 ストップキー
100 親機
200 ハンドセット
201 通話キー
202 切キー
205 平面部
206 溝部
207 傾斜部

【特許請求の範囲】
【請求項1】
通話相手の発する音声を出力するスピーカと、ユーザの発する音声を入力する為のマイクと、通話を開始する為の通話開始キーと、通話を終了する為の通話終了キーと、を有したハンドセットであり、
ハンドセットの両端夫々に前記スピーカと前記マイクとが夫々配置され前記スピーカと前記マイクとの間の筐体表面上に配置されるキーは、前記通話開始キーと前記終話キーのみであることを特徴とするハンドセット。
【請求項2】
通話相手の発する音声を出力するスピーカと、ユーザの発する音声を入力する為のマイクと、通話を開始する為の通話開始キーと、通話を終了する為の通話終了キーと、を有したハンドセットであり、
ハンドセットの両端夫々に前記スピーカと前記マイクとが夫々配置され、前記ハンドセットの略中央部分に前記通話キーと前記切キーとが配置され、前記スピーカと前記マイクとの間の筐体表面上に配置されるキーは、前記通話開始キーと前記終話キーのみであることを特徴とするハンドセット。
【請求項3】
通話相手の発する音声を出力するスピーカと、ユーザの発する音声を入力する為のマイクと、通話を開始する為の通話開始キーと、通話を終了する為の通話終了キーと、を有したハンドセットであり、
前記ハンドセットは断面が「へ」の字状であり、ハンドセットの両端夫々に前記スピーカと前記マイクとが夫々配置され前記スピーカと前記マイクとの間の筐体表面上に配置されるキーは、前記通話開始キーと前記終話キーのみであることを特徴とするハンドセット。
【請求項4】
通話相手の発する音声を出力するスピーカと、ユーザの発する音声を入力する為のマイクと、通話を開始する為の通話開始キーと、通話を終了する為の通話終了キーと、を有したハンドセットであり、
前記ハンドセットは断面が「へ」の字状であり、ハンドセットの両端夫々に前記スピーカと前記マイクとが夫々配置され、前記ハンドセットの中央の窪み部分に前記通話キーと前記切キーとが配置され、前記スピーカと前記マイクとの間の筐体表面上に配置されるキーは、前記通話開始キーと前記終話キーのみであることを特徴とするハンドセット。

【図1】
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【図2】
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【図3】
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【図4】
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【図5】
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【公開番号】特開2010−35064(P2010−35064A)
【公開日】平成22年2月12日(2010.2.12)
【国際特許分類】
【出願番号】特願2008−197118(P2008−197118)
【出願日】平成20年7月31日(2008.7.31)
【出願人】(000001889)三洋電機株式会社 (18,308)
【出願人】(000214892)三洋電機コンシューマエレクトロニクス株式会社 (1,582)
【Fターム(参考)】