説明

フィルム包装装置

【課題】パックに適度な張力でフィルムを掛けて確実に貼り付け、被包装物を傷めることなくパックを集積し、集積状態からパックを容易に取り出せるようにする。
【解決手段】フィルムロールからフィルムFを繰り出し、包装位置7へ供給して、所定長さに切断すると共に、被包装物が収納されたパックPを1パックずつ包装位置7に送り込み、包装位置7に位置づけられたパックPを、上昇ばね28aの付勢力による持上部材27の上昇に伴い持ち上げて、パックPにフィルムFを被せ、フィルムFの両側の粘着部をパックPの側面に上方から下方へ撫で付けるように押し付けて貼り付け、下降シリンダ28bの駆動により持上部材27と共にパックPを下降させ、フィルムFが掛けられたパックPを包装位置7から搬出し、ストッカ4に、前後列のパックPに間隔が開くように集積コンベヤを制御して、パックPを集積する。

【発明の詳細な説明】
【技術分野】
【0001】
この発明は、いちごやぶどう等の被包装物が収納されたパックにフィルム掛けするフィルム包装装置に関するものである。
【背景技術】
【0002】
従来、いちごやぶどう等の果物の出荷に際し、果物を収納したパックにフィルムを被せて迅速に包装する装置として、下記特許文献1に記載したようなものが提案されている。
【0003】
このフィルム包装装置は、フィルムロールから繰り出したフィルムをフィルム供給機構により包装位置に供給して、所定長さに切断すると共に、被包装物が収納されたパックをパック搬送機構で1パックずつ包装位置に送り込み、パックをパック搬送機構の搬送台に載せた状態で、フィルム被覆機構において、フィルムの両側を挟持する挟持アームを下降させて、パックにフィルムを被せ、フィルムの両側の粘着部をパックの側面に押し付けて貼り付けるものである。
【0004】
このフィルム包装装置には、特許文献1には記載されていないが、包装位置の下流側にストッカが備えられ、このストッカでは、包装位置から搬出されたパックを、搬出台の後部に一列に並べ、所定個数のパックが一列に並んだとき、送出機構のガイドバーを前進させて、一列のパックを搬出台上でパックの長さだけ前方へ移動させ、この動作を繰り返して、前列のパックを順次後方から押して移動させつつ、搬出台上に複数列のパックを集積するようになっている。
【0005】
また、フィルムに産地や生産者、出荷日などの表示を印刷するには、フィルム供給機構にインクジェット式等の電子プリンタを設け、その制御装置に入力した産地等の各種データを、電子プリンタによりフィルムに印刷することが考えられる。
【0006】
【特許文献1】特開2005−88957号公報
【発明の開示】
【発明が解決しようとする課題】
【0007】
しかしながら、上記フィルム包装装置のように、パックをパック搬送機構の搬送台に載せたままの状態で、フィルムをパックの側面に貼り付けると、フィルムの両側を挟持する挟持アームを搬送台に干渉しない位置で停止させる必要があるため、フィルムをパック側面の下部まで十分に貼り付けることができないという問題がある。
【0008】
その対策として、フィルムの貼付時に、パックを持上シリンダで搬送台から上昇させることが考えられるが、この場合、寒冷時に長時間停止した状態から駆動させたとき、持上シリンダの動作速度が遅くなり、パックに適度な張力でフィルムを掛けられなくなるという問題が生じる。
【0009】
また、ストッカにおいて、最後列のパックでその前方パックを押して、これらのパックを搬出台との摩擦に抗し長さ方向に移動させると、パックに収納された果物が押し潰されて傷みやすくなり、さらに、ストッカの搬出台上にパックが隙間なく集積されると、フィルム掛けされたパックを段ボール製のトレーに詰める際、ストッカからパックを個別に取り出しにくくなるという問題もある。
【0010】
また、フィルムに産地等の表示を印刷するため、電子プリンタを備えると、表示の変更は容易であるが、装置の価格が高くなるという問題がある。
【0011】
そこで、この発明は、パックに適度な張力でフィルムを掛けて確実に貼り付け、被包装物を傷めることなくパックを集積でき、集積状態からのパックの取り出しも容易で、産地等の表示も印刷できるフィルム包装装置を低価格で提供しようとするものである。
【課題を解決するための手段】
【0012】
上記課題を解決するため、この発明は、フィルムロールからフィルムをフィルム供給機構により繰り出し、包装位置へ供給して、フィルム切断機構により所定長さに切断すると共に、被包装物が収納されたパックをパック搬送機構により1パックずつ包装位置に送り込み、包装位置に位置づけられたパックに、フィルム被覆機構によりフィルムを被せ、フィルムが掛けられたパックをパック搬送機構により包装位置から搬出し、ストッカに集積するフィルム包装装置において、以下のような構成としたのである。
【0013】
すなわち、前記フィルム被覆機構では、上昇ばねの付勢力による持上部材の上昇に伴いパックを持ち上げて、パックの上面をフィルムで覆い、挟持アームの動作によりフィルムの両側の粘着部をパックの側面に上方から下方へ撫で付けるように押し付けて貼り付け、下降シリンダの駆動により持上部材と共にパックを下降させることとしたのである。
【0014】
また、前記ストッカでは、包装位置から搬出されたパックが搬出台上に一列に並んだとき、送出機構のガイドバーを前進させて、一列のパックを集積コンベヤに移載し、集積コンベヤの駆動に伴い、パックの長さに手入れ用隙間の間隔を加算した距離に亘ってパックを前進させ、この動作を繰り返して、集積コンベヤ上に複数列のパックを集積することとしたのである。
【0015】
また、前記フィルム供給機構では、フィルムロールから繰り出したフィルムに印字する印字機構を設け、この印字機構は、ヘッド部に着脱自在に字型を装着し、インクテープの供給リール及び巻取リールを設け、字型をインクテープを介してフィルムに押し付ける押付装置を備え、押付装置の動作に伴い、供給リール及び巻取リールが回転してインクテープが送られるものとしたのである。
【発明の効果】
【0016】
このフィルム包装装置では、上昇ばねの付勢力によりパックを持ち上げて、フィルムの両側の粘着部をパックの側面に上方から下方へ撫で付けるように押し付けて貼り付けるので、寒冷時における長時間停止後の運転に際しても、パックの上昇速度が安定し、パックに適度な張力でフィルムを掛けて、確実に貼り付けることができ、フィルムの張力が下降シリンダの動作速度に影響されることがない。
【0017】
また、ストッカにおいて、搬出台から集積コンベヤへのパックの移載に際し、前後列のパックに間隔が開くように集積コンベヤを制御したので、後列のパックで前列のパックを長さ方向に押すことがなくなり、果物等の被包装物の傷みが防止される。
【0018】
さらに、前列と後列のパックの間に手を入れる隙間ができるので、集積コンベヤ上に集積されたパックを段ボール製のトレーに詰める際、ストッカからパックを1個ずつ容易に取り出すことができ、出荷時の作業効率が向上する。
【0019】
そのほか、印字機構として、着脱自在の字型を、押圧機構の動作に伴い送られるインクリボンを介してフィルムに押し付けるものを設けると、高価な電子プリンタを備えることなく、産地等の各種表示をフィルムに印刷することができ、字型の交換により表示の変更も容易に行うことができる。
【発明を実施するための最良の形態】
【0020】
以下、この発明の実施形態を添付図面に基づいて説明する。
【0021】
このフィルム包装装置は、図1乃至図3に示すように、いちごが収納されたパックPにフィルムFを掛けるものであり、その全体構造は、送込コンベヤ1の下流側に繋がるパック搬送機構2に本体3を介在させ、パック搬送機構2の排出端に臨んでストッカ4を設けたものとされている。なお、これら各部の動作はプログラムで制御される。
【0022】
上記のような装置の各構成部分において、図1及び図2に示すように、送込コンベヤ1は、ベルトコンベヤであり、いちごを詰めてベルト上に載置されたパックPをパック搬送機構2に送るものである。
【0023】
パック搬送機構2は、搬送台5の長さ方向に間隔をおいて進退する複数の爪6を有し、搬送台5に載置されたパックPは、起立した爪6の前進に伴い、爪6に押されて上流側から下流側へ送られ、爪6は、パックPを1ピッチ送った後、後続のパックPの底面に押されて伏倒しつつ上流側へ後退する。この動作の繰り返しにより、パックPが搬送される。
【0024】
本体3は、図3乃至図6に示すように、フィルムロールRから繰り出した帯状のフィルムFを挟持して包装位置7へ供給するフィルム供給機構8と、フィルムFを所定の長さに切断するフィルム切断機構9と、フィルムFをパックPに被せて接着するフィルム被覆機構10とを備えている。
【0025】
フィルム供給機構8は、フレーム11の前後方向に延びるレール12に沿って移動自在に移動体13を設け、その先端部にフィルムFを挟持する挟持シリンダ14を設けたものであり、移動体13は、モータ15により駆動される。フィルムFの送りは、フィルムFに印刷された位置決めマークをセンサで検出することにより制御される。
【0026】
フィルム切断機構9は、図3及び図4に示すように、熱線16を昇降シリンダ17の駆動に伴いフレーム11に対して昇降自在に張設したものであり、高温となった熱線16を上昇させて、フィルムFを幅方向に切断する。
【0027】
フィルム被覆機構10は、図4乃至図6に示すように、包装位置7に位置し、その上部構成として、フレーム11の上端部材に上梁18が昇降シリンダ19の駆動に伴い昇降自在に架設され、上梁18の下方に下梁20が昇降シリンダ21の駆動に伴い昇降自在に懸垂支持されている。
【0028】
下梁20には、左右一対の挟持アーム22が揺動シリンダ23の駆動に伴い揺動自在に設けられ、左右の挟持アーム22は、連動用ロッド及びガタつきを解消するばねで連結されている。各挟持アーム22には、下端のチャック24を操作してフィルムFを挟持する挟持シリンダ25と、フィルムFの両側の粘着部をパックPの側面に押し付ける押付刷毛26とが設けられている。上梁18には、下梁20の下降に伴い挟持アーム22の上部をガイドするガイド部材18aが左右に位置調整自在に設けられている。
【0029】
フレーム11の台部分には、図3に示すように、フィルム被覆機構10の下部構成として、パック搬送機構2の前後に位置し、パックPをそのフランジに係合して持ち上げる一対の持上部材27が設けられている。持上部材27は、上昇ばね28aの付勢力によってアームを介し持ち上げられて上昇し、下降シリンダ28bの駆動によりアームを介し押し下げられて下降する。上昇ばね28aの付勢力は、調整ねじ28cを回転させることにより調整できる。
【0030】
ストッカ4は、図2及び図7に示すように、パック搬送機構2の延長上に配置された搬出台29と、これに直交して前方へ延びる集積コンベヤ30と、搬出台29の上に一列に並んだパックPを集積コンベヤ30に移載する送出機構31とを備えている。集積コンベヤ30は、ベルトコンベヤであり、送出機構31は、ガイドバー32を送出シリンダ33の駆動により進退させるものである。
【0031】
このようなフィルム包装装置において、図4に示すように、フィルム供給機構8により包装位置7に供給されたフィルムFは、挟持シリンダ14による挟持が解除されて、チャック24が開いた状態で待機する挟持アーム22に受け取られた後、チャック24が閉じて、挟持アーム22により挟持され、フィルム切断機構9において、熱線16の上昇に伴い所定寸法に切断される。
【0032】
次に、フィルム被覆機構10の一対の挟持アーム22は、下端側の間隔が広がった状態から、図5に実線で示すように、前後のパックPに当たらないように、ガイド部材18aに案内されて、ほぼ平行となるまで内側へ揺動しつつ、下梁20と共に下降し、これに伴い、フィルムFは上向きに撓み、包装位置7に位置づけられたパックPが持上部材27により持ち上げられ、盛り上がったいちごに押付力を作用させないようにフィルムFがパックPに柔らかく被せられ、パックPの上面がフィルムFで覆われる。
【0033】
そして、一対の挟持アーム22は、図5に鎖線で示すように、下端側の間隔が狭くなるように内側へ揺動し、フィルムFの両端の粘着部がパックPの側面に押し付けられて、線状に貼着される。その後、チャック24によるフィルムFの挟持が解放され、挟持アーム22が上梁18と共に下降して、フィルムFの粘着部は、押付刷毛26によりパックPの側面に面状に貼着される。このような包装動作の終了後、挟持アーム22は元の位置に復帰し、持上部材27は下降する。
【0034】
上記のようなフィルム包装装置では、上昇ばね28aの付勢力によりパックPを持ち上げて、フィルムFの両側の粘着部をパックPの側面に上方から下方へ撫で付けるように押し付けて貼り付けるので、寒冷時における長時間停止後の運転に際しても、パックPの上昇速度が安定し、パックPに適度な張力でフィルムFを掛けて、確実に貼り付けることができ、フィルムFの張力が下降シリンダ28bの動作速度に影響されることがない。
【0035】
ところで、いちごのパックPとしては、図4及び図5に示すように、いちごを積層して詰める深いものが一般的に使用されているが、近年、単身者や少人数の家族用に、図6に示すように、いちごの収納量の少ない浅いものが使用されることもある。
【0036】
上記フィルム包装装置は、このような浅いパックPにも対応できるものであり、その動作においては、浅いパックPが軽量であることから、上昇ばね28aの付勢力により高い位置まで上昇し、いちごの盛り上がりが僅かでも、フィルムFが弛むことなく、適度な張力でパックPに掛けられて、フィルムFの両側がパックPの底面に回り込むように貼り付けられる。なお、深さの異なるパックPにフィルムFを適度な張力で掛けられるようにするため、上昇ばね28aの付勢力を調整ねじ28cで調整するとよい。
【0037】
そして、上記のようにフィルムFが掛けられたパックPは、パック搬送機構2により、ストッカ4に送られ、図1及び図2に示すように、搬出台29の上に5個一列に並べられる。その後、図2及び図7に示すように、ガイドバー32が前進し、一列のパックPが集積コンベヤ30に移載され、集積コンベヤ30の駆動に伴い、パックPの長さに手入れ用隙間の間隔を加算した距離に亘って一列のパックPが前進し、この動作を繰り返して、集積コンベヤ30上に複数列のパックPが集積される。
【0038】
このフィルム包装装置のように、ストッカ4において、搬出台29から集積コンベヤ30へのパックPの移載に際し、前後列のパックPに間隔が開くようにすると、後列のパックPで前列のパックPを長さ方向に押すことがなくなり、パックPに収納されたいちごの傷みが防止される。
【0039】
また、前列と後列のパックPの間に手を入れる隙間ができるので、集積コンベヤ30に集積されたパックPを段ボール製のトレーに詰める際、ストッカ4からパックPを1個ずつ容易に取り出すことができ、出荷時の作業効率が向上する。
【0040】
ところで、フィルムFには、図8に示すように、産地や生産者、出荷日などの表示を印刷する場合がある。このような場合には、図2及び図3に示すように、フィルム供給機構8に、印字機構40を設けるとよい。
【0041】
この印字機構40は、熱転写式のものであり、加熱温度を調整可能なヘッド部41に着脱自在に字型42を装着し、インクテープ43の供給リール44及び巻取リール45を回転自在に支持し、字型42をインクテープ43を介してフィルムFに押し付けるエアシリンダの押付装置46を備え、押付装置46の動作に伴い、供給リール44及び巻取リール45が回転してインクテープ43が送られるものとされている。
【0042】
このような印字機構40を設けると、高価な電子プリンタを備えることなく、産地等の各種表示をフィルムに印刷することができ、字型42の交換により表示の変更も容易に行うことができる。
【図面の簡単な説明】
【0043】
【図1】この発明の実施形態に係るフィルム包装装置の全体正面図
【図2】同上の全体平面図
【図3】同上の本体側面図
【図4】同上の深いパックへのフィルム掛け前の状態を示す本体正面図
【図5】同上のフィルム掛け工程を示す本体正面図
【図6】同上の浅いパックへのフィルム掛け工程を示す本体正面図
【図7】同上のストッカの側面図
【図8】フィルムへの印字例を示す図
【符号の説明】
【0044】
1 送込コンベヤ
2 パック搬送機構
3 本体
4 ストッカ
5 搬送台
6 爪
7 包装位置
8 フィルム供給機構
9 フィルム切断機構
10 フィルム被覆機構
11 フレーム
12 レール
13 移動体
14 挟持シリンダ
15 モータ
16 熱線
17 昇降シリンダ
18 上梁
18a ガイド部材
19 昇降シリンダ
20 下梁
21 昇降シリンダ
22 挟持アーム
23 揺動シリンダ
24 チャック
25 挟持シリンダ
26 押付刷毛
27 持上部材
28a 上昇ばね
28b 下降シリンダ
28c 調整ねじ
29 搬出台
30 集積コンベヤ
31 送出機構
32 ガイドバー
33 送出シリンダ
40 印字機構
41 ヘッド部
42 字型
43 インクテープ
44 供給リール
45 巻取リール
46 押付装置
P パック
F フィルム
R フィルムロール

【特許請求の範囲】
【請求項1】
フィルムロールからフィルムをフィルム供給機構(8)により繰り出し、包装位置(7)へ供給して、フィルム切断機構(9)により所定長さに切断すると共に、被包装物が収納されたパックをパック搬送機構(2)により1パックずつ包装位置(7)に送り込み、包装位置(7)に位置づけられたパックに、フィルム被覆機構(10)によりフィルムを被せ、フィルムが掛けられたパックをパック搬送機構(2)により包装位置(7)から搬出し、ストッカ(4)に集積するフィルム包装装置において、
前記フィルム被覆機構(10)では、上昇ばね(28a)の付勢力による持上部材(27)の上昇に伴いパックを持ち上げて、パックの上面をフィルムで覆い、挟持アーム(22)の動作によりフィルムの両側の粘着部をパックの側面に上方から下方へ撫で付けるように押し付けて貼り付け、下降シリンダ(28b)の駆動により持上部材(27)と共にパックを下降させることを特徴とするフィルム包装装置。
【請求項2】
前記ストッカ(4)では、包装位置(7)から搬出されたパックが搬出台(29)上に一列に並んだとき、送出機構(31)のガイドバー(32)を前進させて、一列のパックを集積コンベヤ(30)に移載し、集積コンベヤ(30)の駆動に伴い、パックの長さに手入れ用隙間の間隔を加算した距離に亘ってパックを前進させ、この動作を繰り返して、集積コンベヤ(30)上に複数列のパックを集積することを特徴とする請求項1に記載のフィルム包装装置。
【請求項3】
前記フィルム供給機構(8)では、フィルムロールから繰り出したフィルムに印字する印字機構を設け、この印字機構は、ヘッド部(41)に着脱自在に字型(42)を装着し、インクテープ(43)の供給リール(44)及び巻取リール(45)を設け、字型(42)をインクテープ(43)を介してフィルムに押し付ける押付装置(46)を備え、押付装置(46)の動作に伴い、供給リール(44)及び巻取リール(45)が回転してインクテープ(43)が送られるものとしたことを特徴とする請求項1又は2に記載のフィルム包装装置。

【図1】
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【図2】
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【図3】
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【図4】
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【図5】
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【図6】
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【図7】
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【図8】
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【公開番号】特開2008−44673(P2008−44673A)
【公開日】平成20年2月28日(2008.2.28)
【国際特許分類】
【出願番号】特願2007−134111(P2007−134111)
【出願日】平成19年5月21日(2007.5.21)
【出願人】(505355162)有限会社アイズ (3)
【Fターム(参考)】