説明

プッシュ・スイッチ

【課題】スイッチ・ノブの操作に係わらずスイッチ・ノブの照度を一定とし、運転者等の違和感を抑制可能とする。
【解決手段】スイッチ固定側部であるスイッチ・ケース7及び基板ブロック39に対し操作位置へ位置決めるための矢印Aへの押圧ストローク及び操作位置から元位置へ復帰させるための矢印Bへの復帰ストロークが可能に支持されたスイッチ・ノブ3と、基板ブロック39に支持されてスイッチ・ノブ3を透過照明する夜間照明回路53のLED5とを備え、スイッチ・ノブ3の押圧ストローク及び復帰ストロークにより負荷回路41の負荷スイッチ接点34を連動させるプッシュ・スイッチ1であって、LED5の夜間照明回路53に、スイッチ・ノブ3の押圧ストロークに応じて夜間照明回路53の抵抗値を増大させ、LED5の輝度を減少させるポテンショ・メータ36を設けたことを特徴とする。

【発明の詳細な説明】
【技術分野】
【0001】
本発明は、自動車のハザード・スイッチ、リヤ・デフォガ・スイッチ等に供されるプッシュ・スイッチに関する。
【背景技術】
【0002】
従来、プッシュ・スイッチとして、特許文献1に記載のようなものがある。
【0003】
このプッシュ・スイッチは、概略を示すと、例えば、図5〜図7のような構造であり、図8のような特性を持つ。
【0004】
図5(a)は、スイッチ・ノブの元位置と光源部との位置関係を示す概略図、図5(b)は、スイッチ・ノブの操作位置と光源部との位置関係を示す概略図、図6は、負荷回路及び夜間照明回路を示す回路図、図7は、負荷回路の接点位置を示す負荷回路及び夜間照明回路の回路図、図8は、ノブ・ストロークに対するノブ照明の関係を示すグラフである。
【0005】
図5のように、光源部としてLED101がスイッチ固定側部103に支持されてスイッチ・ノブ105を照明する構造となっている。スイッチ・ノブ105には、透過光部105aが形成され、LED101の発光により透過光部105aを介してスイッチ・ノブ105が透過照明される構成となっている。
【0006】
前記スイッチ・ノブ105は、図5(a)の元位置から図5(b)の操作位置へ押圧可能であり、この操作位置から図5(a)の元位置へ復帰が可能に支持されている。
【0007】
このスイッチ・ノブ105の押圧及び復帰操作により図6,図7の負荷スイッチ接点107が連動する。
【0008】
図6,図7のように、負荷スイッチ接点107は、負荷回路109に設けられ、LED101は、夜間照明回路111に設けられている。
【0009】
前記負荷回路109には、負荷113としてハザード・ランプ、リヤ・デフォガ等が接続されている。
【0010】
前記夜間照明回路111には、ライト・スイッチ115及び電源制限抵抗117が接続されている。
【0011】
そして、スイッチ・ノブ105が図5(a)の元位置にあるとき、スイッチ接点107は、図6の破線図示のように開となり、図7では、スイッチ・オフ(SW OFF)の破線位置となっている。
【0012】
前記スイッチ・ノブ105を押圧ストロークさせて図5(b)の操作位置に位置決めると、負荷スイッチ接点107は、図6の実線図示のように閉となり、図7では、スイッチ・オン(SW ON)の実線位置となる。
【0013】
前記負荷スイッチ接点107の閉状態は、例えばスイッチ・ノブ105がハート・カム機構の連動により操作位置でロックされることにより保持される。スイッチ・ノブ105を操作位置で僅かに押し込むとハート・カム機構によるロックが外れる。この外れによりリターン・スプリングの付勢力を介し、スイッチ・ノブ105が元位置へ復帰ストロークする。
【0014】
夜間は、ライト・スイッチ115をオンさせることによりLED101を発光させ、スイッチ・ノブ105を前記のように透過照明させることができる。
【0015】
この場合、LED101の光源輝度は、電流制限抵抗117により決まるので図8の線分119のように一定となる。これに対し、スイッチ・ノブ105は、図5(b)のように操作位置ではLED101に近く、復帰ストローク後の元位置では図5(a)のようにLED101から遠くなる。
【0016】
このため、図5(a)の元位置と図5(b)の操作位置との間のストロークによりLED101によるスイッチ・ノブ105の透過照明による透過光部105aのノブ照度は、図8の破線121のようにスイッチ・オフ側が低くなるように直線的に変化する態様となる。
【0017】
かかる照度変化により、スイッチ・ノブ105の透過照明は、図5(a)のスイッチ・オフ位置で暗く、図5(b)のスイッチ・オン位置で明るくなり、運転者等に違和感を与える恐れがあった。
【0018】
【特許文献1】特開平9−320387号公報
【発明の開示】
【発明が解決しようとする課題】
【0019】
解決しようとする問題点は、スイッチ・ノブの操作によりノブ照度が変化し、違和感を与える恐れがあった点である。
【課題を解決するための手段】
【0020】
本発明は、スイッチ・ノブの操作に係わらずスイッチ・ノブの照度を一定とし、運転者等の違和感を抑制可能とするため、スイッチ固定側部に対し操作位置へ位置決めるための押圧ストローク及び前記操作位置から元位置へ復帰させるための復帰ストロークが可能に支持されたスイッチ・ノブと、前記スイッチ固定側部に支持されて前記スイッチ・ノブを透過照明する夜間照明回路の光源部とを備え、前記スイッチ・ノブの押圧ストローク及び復帰ストロークにより負荷回路のスイッチ接点を連動させるプッシュ・スイッチであって、前記スイッチ・ノブの押圧ストロークにより前記光源部側の輝度を変化させ前記スイッチ・ノブの前記操作位置及び元位置での照度を一定に保持させる可変調整部を設けたことを最も主要な特徴とする。
【発明の効果】
【0021】
本発明は、スイッチ固定側部に対し操作位置へ位置決めるための押圧ストローク及び前記操作位置から元位置へ復帰させるための復帰ストロークが可能に支持されたスイッチ・ノブと、前記スイッチ固定側部に支持されて前記スイッチ・ノブを透過照明する夜間照明回路の光源部とを備え、前記スイッチ・ノブの押圧ストローク及び復帰ストロークにより負荷回路の負荷スイッチ接点を連動させるプッシュ・スイッチであって、前記スイッチ・ノブのストロークにより前記光源部側の輝度を変化させ前記スイッチ・ノブの前記操作位置及び元位置での照度を一定に保持させる可変調整部を設けた。
【0022】
従って、スイッチ・ノブの押圧ストロークに係わらずスイッチ・ノブの照度を一定に保持させ、運転者等の違和感を抑制することができる。
【発明を実施するための最良の形態】
【0023】
スイッチ・ノブの押圧ストロークに係わらずスイッチ・ノブの照度を一定とし、運転者等の違和感を抑制可能にするという目的を、スイッチ・ノブのストロークにより光源部側の輝度を変化させてスイッチ・ノブの操作位置及び元位置での照度を一定に保持させる可変調整部により実現した。
【実施例1】
【0024】
図1は、本発明の実施例に係るプッシュ・スイッチを示す分解斜視図、図2は、負荷回路及び夜間照明回路を示す回路図、図3は、負荷回路の接点位置を示す負荷回路及び夜間照明回路の回路図、図4は、ノブ・ストロークに対するノブ照明の関係を示すグラフである。
【0025】
図1のように、プッシュ・スイッチ1は、スイッチ・ノブ3と光源部としてのLED5とを備えている。
【0026】
前記スイッチ・ノブ3は、スイッチ固定側部であるスイッチ・ケース7に対し操作位置へ位置決めるための押圧ストローク及び前記操作位置から元位置へ復帰させるための復帰ストロークが可能に支持されている。
【0027】
前記スイッチ・ノブ3には、透過照明用の透過光部3a,3bが形成されている。このスイッチ・ノブ3は、可動ベース9に着脱可能に結合固定されている。可動ベース9は、前記スイッチ・ケース7に可動支持され、前記スイッチ・ノブ3の押圧ストロークを矢印A方向へ可能とし、前記同復帰ストロークを矢印B方向へ可能としている。
【0028】
前記スイッチ・ケース7と可動ベース9との間には、コイル・スプリングで形成されたリターン・スプリング11が介設されている。リターン・スプリング11の一端は、スイッチ・ケース7のばね受け座13で受けられ、同他端は、可動ベース9の先端に形成されたばね受け凹部(図示せず)に受けられている。このリターン・スプリング11の付勢力により、スイッチ・ノブ3は可動ベース9を介して押圧ストローク前の元位置に位置決められる。
【0029】
前記スイッチ・ケース7と可動ベース9との間には、プッシュ・ロック機構15が設けられている。プッシュ・ロック機構15は、ハート・カム17を備えている。ハート・カム17は、スイッチ・ケース7の凹部19内に収容されている。ハート・カム17は、凹部19内で支軸21に係合し、揺動可能且つ矢印A,B方向へ若干の移動が可能に支持されている。
【0030】
前記ハート・カム17とスイッチ・ケース7のばね受け部22との間に、コイル・スプリングで形成されたプッシュ・ロックばね23が介設されている。このプッシュ・ロックばね23は、ハート・カム17を矢印A方向へ付勢している。
【0031】
前記ハート・カム17のカム溝25には、ロック・ピン27の一端が係合されている。このロック・ピン27は、可動ベース9のピン支持孔29に挿通されている。ピン支持孔29は、可動ベース9の接点支持部31内中央に形成されている。ロック・ピン27の他端は、弾性片33により付勢支持されている。弾性片33は、接点支持部31内中央部に取り付けられている。
【0032】
前記接点支持部31内には、負荷可動接点35及び照明可動接点37が取り付けられている。負荷可動接点35は、負荷スイッチ接点34の可動側を構成する。照明可動接点37は、可変調整部であるポテンショ・メータ36の可動側を構成する。これら負荷可動接点35及び照明可動接点37は、弾性片33の両側に離間して配置されている。
【0033】
前記負荷スイッチ接点34は、後述のように負荷回路に設けられている。前記ポテンショ・メータ36は、後述のように光源部であるLED5の夜間照明回路に設けられている。このポテンショ・メータ36は、例えばリニア・ポテンショ・メータであり、負荷スイッチ接点34に連動し、前記スイッチ・ノブ3の押圧ストロークに応じて前記LED5の輝度を減少させて前記スイッチ・ノブ3の操作位置及び元位置での照度を一定に保持させるものである。
【0034】
本実施例では、前記スイッチ・ノブ3の押圧ストロークに応じて後述する夜間照明回路の抵抗値を増大させる構成となっている。
【0035】
前記スイッチ・ケース7に対し、基板ブロック39が固定支持されている。基板ブロック39は、図1においてスイッチ・ケース7に対し90°回転して図示しており、基板面41が可動ベース9に対向する。
【0036】
前記基板面41には、ランプ台43が形成され、前記LED5が支持されている。このようにLED5は、スイッチ固定側部である基板ブロック39に支持されて前記スイッチ・ノブ3を透過照明可能となっている。
【0037】
前記基板面41には、負荷固定接点45及び照明固定接点47が取り付けられている。負荷固定接点45は、負荷スイッチ接点34の固定側を構成し、照明固定接点47は、ポテンショ・メータ36の固定側を構成する。
【0038】
前記負荷固定接点45は、第1負荷接点部45a、第2,第3負荷接点部45b、45cを備えている。第1負荷接点部45aは電源側に接続され、第2負荷接点部45bは、負荷側に接続されるものであり、コネクタ部49内の対応する各端子に接続されている。第3負荷接点部45cは、オフ接点として設けられている。
【0039】
前記照明固定接点47は、直線的な第1照明接点部47a、第2照明接点部47bを備えている。第1照明接点部47aは電源側に接続され、第2照明接点部47bは、アース側に接続されるものであり、コネクタ部49内の対応する各端子に接続されている。
【0040】
前記照明固定接点47の第2照明接点部47bは、照明可動接点37の接触位置により抵抗値を積極的に変化させるものであり、本実施例においてカーボン基板により形成されている。
[負荷回路及び夜間照明回路]
図2,図3のように、前記負荷スイッチ接点34は、負荷回路51に設けられ、前記LED5は、夜間照明回路53に設けられている。
【0041】
前記負荷回路51には、負荷55としてハザード・ランプ、リヤ・デフォガ等が接続されている。
【0042】
前記夜間照明回路53には、前記LED5及びポテンショ・メータ36の他にライト・スイッチ57が接続されている。
[スイッチ動作]
図1において、スイッチ・ノブ3を押圧操作すると、可動ベース9がスイッチ・ケース7及び基板ブロック39に対してノブ押圧方向(矢印A方向)へリターン・スプリング11の付勢力に抗して押圧ストロークする。
【0043】
この可動ベース9の動作によりハート・カム17が、ロック・ピン27に駆動されて、支軸21を基準に揺動する。この揺動によりロック・ピン27がカム溝25のロック位置で係止状態になる。この係止状態では、ロック・ピン27を介し可動ベース9がハート・カム17に対して保持され、スイッチ・ノブ3が操作位置で位置決められる。
【0044】
スイッチ・ノブ3を再度押圧操作すると、ロック・ピン27のカム溝25に対する係止が解除され、リターン・スプリング11の付勢力により可動ベース9が矢印B方向へ復帰ストロークし、スイッチ・ノブ3は、操作前の元位置へ自動復帰する。
【0045】
この場合、前記のように可動ベース9に負荷可動接点35が支持されることで、スイッチ・ノブ3の押圧ストローク及び復帰ストロークにより負荷可動接点35を連動させる。また、可動ベース9にポテンショ・メータ36の照明可動接点37が支持されることで、前記スイッチ・ノブ3の押圧ストロークに応じて照明可動接点37を連動させる。
【0046】
前記ポテンショ・メータ36は、前記のようにリニア・ポテンショ・メータであり、照明可動接点37がスイッチ・ノブ3の押圧ストロークに応じて移動するとき、図3のように第1照明接点部47a、第2照明接点部47bに対して接触位置が変化する(図3の破線位置(SW OFF、距離最大)から実線位置(SW ON、距離最小))。
この接触位置の変化により第2照明接点部47bに対する接触長さが変化し、押圧ストローク前の破線位置で第2照明接点部47bの抵抗値が最小となり、押圧ストローク後の実線位置で同最大となる。
【0047】
すなわち、スイッチ・ノブ3の押圧ストローク前、スイッチ・ノブ3とLED5との距離が大きいとき、負荷スイッチ接点34はオフであり、第2照明接点部47bの抵抗値は図4の線分59のように最少となる。
【0048】
スイッチ・ノブ3の押圧ストローク後、スイッチ・ノブ3とLED5との距離が小さいとき、負荷スイッチ接点34はオンで負荷51が動作し、同時に第2照明接点部47bの抵抗値は図4の線分59のように増大する(図中左側)。
【0049】
この抵抗値の増大により、ライト・スイッチ57がオンとなっているとき、LED5の輝度は、線分61のように減少し、スイッチ・ノブ3のノブ照度は、線分63のように一定となる。
【0050】
かかるノブ照度の一定により、スイッチ・ノブ3の透過照明による透過光部3a,3bの照度は、負荷スイッチ34のオフ位置(スイッチ・ノブ3の元位置)及びオン位置(スイッチ・ノブ3の操作位置)の何れにおいても同等にすることができる。
[実施例の効果]
本発明実施例では、スイッチ固定側部であるスイッチ・ケース7及び基板ブロック39に対し操作位置へ位置決めるための矢印Aへの押圧ストローク及び前記操作位置から元位置へ復帰させるための矢印Bへの復帰ストロークが可能に支持されたスイッチ・ノブ3と、前記基板ブロック39に支持されて前記スイッチ・ノブ3を透過照明する夜間照明回路53のLED5とを備え、前記スイッチ・ノブ3の押圧ストローク及び復帰ストロークにより負荷回路41の負荷スイッチ接点34を連動させるプッシュ・スイッチ1であって、前記LED5の夜間照明回路53に、前記スイッチ・ノブ3の押圧ストロークに応じて前記夜間照明回路53の抵抗値を増大させ、前記LED5の輝度を減少させるポテンショ・メータ36を設けた。
【0051】
このため、スイッチ・ノブ3の押圧ストロークに係わらずスイッチ・ノブ3の操作位置及び元位置での照度を一定に保持させ、運転者等の違和感を抑制することができる。
[その他]
なお、上記実施例では、押圧ストロークに応じて夜間照明回路53の抵抗値をリニアに増大させ、スイッチ・ノブ3の全ストロークでノブ照度が一定となるようにしたが、スイッチ・ノブ3の操作位置と元位置とのノブ照度が一定であれば良く、スイッチ・ノブ3の操作途中のノブ照度は、必ずしも一定である必要はない。
【0052】
また、上記実施例では、スイッチ・ノブ3の元位置でのLED5の輝度を基準に操作位置での輝度を低下させたが、スイッチ・ノブ3の操作位置でのLED5の輝度を基準に元位置での輝度を高く設定することも可能である。
【0053】
さらに、スイッチ・ノブ3の操作位置での位置決め時にLED5に透過光を減少させるフィルタを被せるようにするなどして輝度を減少させ、スイッチ・ノブ3の操作位置と操作前の元位置とで照度を一定にすることも可能である。
【図面の簡単な説明】
【0054】
【図1】プッシュ・スイッチを示す分解斜視図である。(実施例1)
【図2】負荷回路及び夜間照明回路を示す回路図である。(実施例1)
【図3】負荷回路の接点位置を示す負荷回路及び夜間照明回路の回路図である。(実施例1)
【図4】ノブ・ストロークに対するノブ照明の関係を示すグラフである。(実施例1)
【図5】(a)は、スイッチ・ノブの元位置と光源部との位置関係を示す概略図、(b)は、スイッチ・ノブの操作位置と光源部との位置関係を示す概略図である。(従来例)
【図6】負荷回路及び夜間照明回路を示す回路図である。(従来例)
【図7】負荷回路の接点位置を示す負荷回路及び夜間照明回路の回路図である。(従来例)
【図8】ノブ・ストロークに対するノブ照明の関係を示すグラフである。(従来例)
【符号の説明】
【0055】
1 プッシュ・スイッチ
3 スイッチ・ノブ
5 LED(光源部)
7 スイッチ・ケース(スイッチ固定側部)
34 負荷スイッチ接点
36 ポテンショ・メータ(可変調整部)
39 基板ブロック(スイッチ固定側部)
41 負荷回路
53 夜間照明回路

【特許請求の範囲】
【請求項1】
スイッチ固定側部に対し操作位置へ位置決めるための押圧ストローク及び前記操作位置から元位置へ復帰させるための復帰ストロークが可能に支持されたスイッチ・ノブと、
前記スイッチ固定側部に支持されて前記スイッチ・ノブを透過照明する照明回路の光源部とを備え、
前記スイッチ・ノブの押圧ストローク及び復帰ストロークにより負荷回路の負荷スイッチ接点を連動させるプッシュ・スイッチであって、
前記スイッチ・ノブのストロークにより前記光源部側の輝度を変化させ前記スイッチ・ノブの前記操作位置及び元位置での照度を一定に保持させる可変調整部を設けた、
ことを特徴とするプッシュ・スイッチ。
【請求項2】
請求項1記載のプッシュ・スイッチであって、
前記可変調整部は、前記スイッチ・ノブの押圧ストロークに応じて前記照明回路の抵抗値を増大させる、
ことを特徴とするプッシュ・スイッチ。
【請求項3】
請求項2記載のスイッチ装置であって、
前記可変調整部は、前記スイッチ・ノブが連動させる負荷スイッチ接点に連動させたポテンショ・メータである、
ことを特徴とするプッシュ・スイッチ。

【図1】
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【図2】
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【図3】
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【図4】
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【図5】
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【図6】
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【図7】
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【図8】
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【公開番号】特開2009−104959(P2009−104959A)
【公開日】平成21年5月14日(2009.5.14)
【国際特許分類】
【出願番号】特願2007−276936(P2007−276936)
【出願日】平成19年10月24日(2007.10.24)
【出願人】(390001236)ナイルス株式会社 (136)
【Fターム(参考)】