説明

プリント基板及びプリント基板の種別識別方法

【課題】比較的小さな面積で多くの種別を識別することができるプリント基板を提供する。
【解決手段】種別識別表示10には、4対のランド(12a1,12a2と12b1,12b2と12c1,12c2と12d1,12d2)が設けられている。それぞれのランドの対に対して、電子部品(抵抗器)5が実装されていない場合は“0”、実装されていれば“1”を示す。それぞれの箇所(4対)が示す数字の組み合わせにより、プリント基板の種別を示す識別番号を表す。

【発明の詳細な説明】
【技術分野】
【0001】
本発明は、仕向け地,製造場所,仕様,機種等の種別を識別することができるプリント基板及びプリント基板の種別識別方法に関する。
【背景技術】
【0002】
電子機器の製造工程において、多品種の電子機器を製造する場合がある。電子機器に内蔵するプリント基板を異ならせることによって、それぞれの品種の電子機器とすることが多い。電子機器の品種の一例として、仕向け地がある。電子機器を製造する際には、プリント基板が複数の仕向け地の内のどの仕向け地のものであるかを識別できることが必要である。特許文献1〜3には、プリント基板の種別を識別するための種別識別方法が記載されている。
【先行技術文献】
【特許文献】
【0003】
【特許文献1】特開平2−251194号公報
【特許文献2】特開平5−13899号公報
【特許文献2】特開2001−223457号公報
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【0004】
特許文献1〜3に記載されているように、プリント基板の種別を識別するためには、プリント基板上にプリント基板の種別を識別するための識別表示を行うことが必要となる。小型の電子機器ではプリント基板が小さいため、小さい面積の識別表示でプリント基板の種別を識別することが望まれる。しかも、種別が多い場合にも対応できるよう、多くの種別を識別可能な識別表示とすることが望まれる。
【0005】
本発明はこのような要望に対応するため、比較的小さな面積で多くの種別を識別することができるプリント基板及びプリント基板の種別識別方法を提供することを目的とする。
【課題を解決するための手段】
【0006】
本発明は、上述した従来の技術の課題を解決するため、1または複数箇所のランド(12a1〜12d2)が設けられ、それぞれの箇所の前記ランドに対して、n種類(nは1以上の整数)の電子部品(5,6)のいずれもが実装されていない状態と、前記n種類のいずれかの電子部品が実装されている状態とによって、それぞれの箇所が(n+1)進数の一桁の数字を示し、それぞれの箇所が示す数字の組み合わせにより、識別番号を表す種別識別表示(10)が設けられていることを特徴とするプリント基板を提供する。
【0007】
また、本発明は、上述した従来の技術の課題を解決するため、1または複数箇所のランド(12a1〜12d2)が設けられ、それぞれの箇所の前記ランドに対して、n種類(nは1以上の整数)の電子部品(5,6)のいずれもが実装されていない状態と、前記n種類のいずれかの電子部品が実装されているn種類の状態とによって、それぞれの箇所が(n+1)進数の一桁の数字を示し、前記複数箇所のランドが(n+1)進数の桁の並びを示し、前記複数個所のランドの部品の実装状況による(n+1)進数の数字が意味する数を数値として識別番号とする種別識別表示(10)が設けられていることを特徴とするプリント基板を提供する。
【0008】
上記のそれぞれのプリント基板において、前記種別識別表示は枠(11)で囲われていることが好ましい。
【0009】
上記のそれぞれのプリント基板において、前記ランドは複数箇所並べて設けられ、前記ランドが並んでいる方向の一方の側に、前記識別番号の最下位または最上位の桁を示す印が設けられていることが好ましい。
【0010】
上記のそれぞれのプリント基板において、前記電子部品として、抵抗器を用いることが好ましい。上記のそれぞれのプリント基板において、前記電子部品として、コンデンサを用いることが好ましい。
【0011】
さらに、本発明は、上述した従来の技術の課題を解決するため、プリント基板(100)の所定の位置に、前記プリント基板の種別識別表示(10)として、1または複数箇所のランド(12a1〜12d2)を設け、それぞれの箇所の前記ランドに対して、n種類(nは1以上の整数)の電子部品(5,6)のいずれもが実装されていない状態と、前記n種類のいずれかの電子部品が実装されているn種類の状態とによって、それぞれの箇所が(n+1)進数の一桁の数字を示し、それぞれの箇所が示す数字の組み合わせにより、前記プリント基板の種別を示す識別番号を表すことを特徴とするプリント基板の種別識別方法を提供する。
【0012】
さらにまた、本発明は、上述した従来の技術の課題を解決するため、1または複数箇所のランド(12a1〜12d2)が設けられ、それぞれの箇所の前記ランドに対して、n種類(nは1以上の整数)の電子部品(5,6)のいずれもが実装されていない状態と、前記n種類のいずれかの電子部品が実装されているn種類の状態とによって、それぞれの箇所が(n+1)進数の一桁の数字を示し、前記複数箇所のランドが(n+1)進数の桁の並びを示し、前記複数個所のランドの部品の実装状況による(n+1)進数の数字が意味する数を数値として識別番号とすることを特徴とするプリント基板の種別識別方法を提供する。
【0013】
上記のそれぞれのプリント基板の種別識別方法において、前記電子部品は、前記プリント基板に実装されている電気回路の一部を構成せず、前記識別番号を表すため専用に用いられていることが好ましい。
【0014】
上記のそれぞれのプリント基板の種別識別方法において、前記電子部品として、抵抗器を用いることが好ましい。上記のそれぞれのプリント基板の種別識別方法において、前記電子部品として、コンデンサを用いることが好ましい。
【発明の効果】
【0015】
本発明のプリント基板及びプリント基板の種別識別方法によれば、比較的小さな面積で多くの種別を識別することが可能となる。
【図面の簡単な説明】
【0016】
【図1】本発明のプリント基板の一実施形態を示す平面図である。
【図2】図1における種別識別表示10の具体例を示す平面図である。
【図3】種別識別表示10が示す識別番号と仕向け地との対応表の例を示す図である。
【図4】図1における種別識別表示10の他の具体例を示す平面図である。
【図5】種別識別表示10が示す識別番号と仕向け地との対応表の他の例を示す図である。
【発明を実施するための形態】
【0017】
以下、本発明のプリント基板及びプリント基板の種別識別方法の一実施形態について、添付図面を参照して説明する。図1において、一実施形態のプリント基板100には、複数種類の電子部品(チップ部品)1〜6が実装されている。例えば、電子部品3,4は集積回路、電子部品5は抵抗器、電子部品6はコンデンサである。以下、抵抗器5、コンデンサ6とする。プリント基板100の所定箇所には、種別識別表示10が設けられている。種別識別表示10を設ける場所は任意であり、電気回路を構成する各電子部品1〜6を実装していない、空いている領域に設ければよい。
【0018】
図2を用いて種別識別表示10の詳細について説明する。図2(A)に示すように、種別識別表示10は、例えばシルク印刷によって形成された枠11内に、ランド12a1〜12d2が設けられている。ランド12a1,12a2と、ランド12b1,12b2と、ランド12c1,12c2と、ランド12d1,12d2がそれぞれ対になっており、電子部品を4箇所実装可能となっている。枠11の外側であり、4対のランド12a1〜12d2が並んでいる方向の一方の側には、一例として三角形の印13が付されている。印13は、種別識別表示10が示す数字の最下位の桁がある側を示している。印13も例えばシルク印刷によって形成すればよい。
【0019】
印13を枠11の内側に設けてもよいし、種別識別表示10が示す数字の最上位の桁がある側を示してもよい。本実施形態では、後述するように、種別識別表示10にプリント基板100で使用している電子部品を用いている。枠11は、種別識別表示10であることを容易に認識することができるように設けられている。枠11を設ければ、種別識別表示10として用いている電子部品と電気回路の部品として用いている電子部品とを容易に区別することができるので、枠11を設けることが好ましい。
【0020】
本実施形態においては、ランド12a1,12a2と、ランド12b1,12b2と、ランド12c1,12c2と、ランド12d1,12d2とのそれぞれで、電子部品が実装されていない状態を“0”とする。図2(A)では、4対のランド12a1〜12d2のいずれも電子部品が実装されていないので、プリント基板100の種別を識別するための識別番号として“0000”を示している。
【0021】
図2(B)は、最下位の桁を示すランド12d1,12d2に対して電子部品が実装されている状態を示している。図2においては、電子部品の一例として、抵抗器5を用いている。ランド12a1,12a2と、ランド12b1,12b2と、ランド12c1,12c2と、ランド12d1,12d2とのそれぞれで、抵抗器5が実装されている状態を“1”とする。図2(B)では、最下位の桁を示すランド12d1,12d2に抵抗器5が実装されているので、プリント基板100の種別を識別するための識別番号として“0001”を示している。
【0022】
同様にして、図2(C)は、ランド12b1,12b2とランド12c1,12c2とに抵抗器5が実装されており、プリント基板100の種別を識別するための識別番号として“0110”を示している。図1に示すプリント基板100における種別識別表示10は、図2(C)の状態である。
【0023】
以上のように図2(A),(B),(C)のそれぞれが表す識別番号は、4桁2進数の数字として認識して識別することができる。
【0024】
図2に示す例では、ランドを4対とし、4桁の数字を表すようにしているが、桁数は任意である。種別識別表示10に用いる電子部品としては抵抗器5に限定されるものではない。種別識別表示10内に実装されている電子部品は電気回路を構成するものではなく、単に、プリント基板100の種別を識別するための識別番号を表すため専用に用いられている。従って、電子部品の電気的性能は任意でよい。抵抗器5は非常に安価であり、種別識別表示10に用いる電子部品として好適である。また、抵抗器5は非常に小型の部品であるため、種別識別表示10を小さくすることができる。
【0025】
図2に示す例では、種別識別表示10が示す識別番号は4桁であるので、16通りの識別番号を表現することができる。例えば図3に示すように、識別番号と仕向け地とを対応させた対応表20を作成しておけば、プリント基板100の仕向け地を容易に判断することができる。
【0026】
種別識別表示10が示す種別は仕向け地に限定されるものではない。プリント基板100の仕様や、プリント基板100を搭載する電子機器の機種であってもよい。また、種別識別表示10は電子機器の製造工程の際に必要となる情報以外を示すものであってもよい。例えば、プリント基板100の製造場所(製造工場)を示してもよく、プリント基板100を搭載する電子機器の製造場所(製造工場)を示してもよい。種別識別表示10が示す種別は任意である。
【0027】
図4は、図2を発展させて、さらに多くの識別番号を表現することができるようにした例である。図4に示す例では、種別識別表示10に用いる電子部品として、抵抗器5に加えて、コンデンサ6を用いている。ランド12a1,12a2と、ランド12b1,12b2と、ランド12c1,12c2と、ランド12d1,12d2とのそれぞれで、コンデンサ6が実装されている状態を“2”とする。図4の例では、ランド12a1,12a2とランド12b1,12b2とに抵抗器5が実装され、ランド12d1,12d2にコンデンサ6が実装されているので、プリント基板100の種別を識別するための識別番号として“1102”を示している。
【0028】
以上のように図4が表す識別番号は、4桁3進数の数字として認識して識別することができる。
【0029】
コンデンサ6も非常に安価であり、小型の部品であるため、種別識別表示10に用いる電子部品として好適である。しかも、抵抗器5とコンデンサ6とは視覚的に区別が容易である。複数の電子部品を実装する場合には、色や文字等で、人が視覚的に容易に識別することができる電子部品を用いる。抵抗器5には、抵抗器の種類を示す数字が付されていることがあるので、数字が異なる2種類の抵抗器5を用いて、“1”と“2”を表すようにしてもよい。
【0030】
図4に示す例では、種別識別表示10が示す識別番号は4桁であり、2種類の電子部品を用いているので、81通りの識別番号を表現することができる。種別識別表示10に用いる電子部品の種類をさらに増やせば、さらに多くの識別番号を表現することができる。
【0031】
本実施形態では、抵抗器5やコンデンサ6のように両端に端子を有する電子部品を種別識別表示10に用いる電子部品としたため、ランド12a1〜12d2は対として形成されている。ランドは電子部品の端子の形状に合わせて設ければよい。即ち、1または複数箇所のランドを設ければよい。
【0032】
以上の説明より分かるように、本実施形態では、種別識別表示10は、それぞれの箇所のランドに対して、n種類(nは1以上の整数)の電子部品が実装されていない状態とn種類のいずれの電子部品が実装されているかによって、それぞれの箇所が(n+1)進数の一桁の数字を示すこととなる。そして、それぞれの箇所が示す数字の組み合わせにより、プリント基板100の種別を識別するための識別番号を表している。
【0033】
また、枠11内全体で表す数字が示す実質的な数を数値とした識別番号としてもよい。
具体的には、
図2(C)の2進数による識別番号を例にすると、2進数の0110は、
0×2+1×2+1×2+0×2
より10進数では6となり、6を識別番号とする。
図4を3進数による識別番号を例にすると、3進数の1102は、
1×3+1×3+0×3+2×3
より10進数では38となり、38を識別番号とする。
【0034】
この場合、それぞれの箇所のランド12a1〜12d2に対して、n種類(nは1以上の整数)の電子部品のいずれもが実装されていない状態と、n種類のいずれかの電子部品が実装されているn種類の状態とによって、それぞれの箇所が(n+1)進数の一桁の数字を示す。複数箇所のランド12a1〜12d2が(n+1)進数の桁の並びを示す。複数個所のランド12a1〜12d2の部品の実装状況による(n+1)進数の数字が意味する数を数値として識別番号とする。
【0035】
図5は、枠11内全体で表す数字が示す実質的な数を数値とした識別番号の識別番号と仕向け地とを対応させた対応表21の例を示している。図5に示すように、枠11内が表す(n+1)進数の数字が意味する数を任意のN進数の数値(Nは任意の自然数)として認識し、識別番号として対応する仕向けを識別してもよい。上記の例では数を数値として認識するため10進数の数値に変換したが、枠11内が表す数字が4桁の2進数であった場合、16進数に変換し認識する識別番号の桁数を少なくすることもできる。
【0036】
図1に示す本実施形態のプリント基板100は、電子部品の実装機で各電子部品1〜6を実装する際に併せて、種別識別表示10に対して抵抗器5やコンデンサ6を実装することができる。従って、1枚のプリント基板100を製造する工程の中でほとんど付加的な工数を追加することなく、種別識別表示10を設けることが可能となる。しかも、上記のように、安価な電子部品を用いることによって、コストの上昇は極めてわずかである。電気回路用の電子部品としては用いることができない本来であれば廃棄される電子部品を用いてもよく、この場合にはコストの上昇はほとんどない。
【0037】
本発明は以上説明した本実施形態に限定されるものではなく、本発明の要旨を逸脱しない範囲において種々変更可能である。
【符号の説明】
【0038】
1〜4 電子部品
5 抵抗器
6 コンデンサ
10 種別識別表示
11 枠
12a1〜12d2 ランド
13 印
100 プリント基板

【特許請求の範囲】
【請求項1】
1または複数箇所のランドが設けられ、
それぞれの箇所の前記ランドに対して、n種類(nは1以上の整数)の電子部品のいずれもが実装されていない状態と、前記n種類のいずれかの電子部品が実装されているn種類の状態とによって、それぞれの箇所が(n+1)進数の一桁の数字を示し、それぞれの箇所が示す数字の組み合わせにより、識別番号を表す種別識別表示が設けられている
ことを特徴とするプリント基板。
【請求項2】
1または複数箇所のランドが設けられ、
それぞれの箇所の前記ランドに対して、n種類(nは1以上の整数)の電子部品のいずれもが実装されていない状態と、前記n種類のいずれかの電子部品が実装されているn種類の状態とによって、それぞれの箇所が(n+1)進数の一桁の数字を示し、
前記複数箇所のランドが(n+1)進数の桁の並びを示し、
前記複数個所のランドの部品の実装状況による(n+1)進数の数字が意味する数を数値として識別番号とする種別識別表示が設けられている
ことを特徴とするプリント基板。
【請求項3】
前記種別識別表示は枠で囲われていることを特徴とする請求項1または2に記載のプリント基板。
【請求項4】
前記ランドは複数箇所並べて設けられ、前記ランドが並んでいる方向の一方の側に、前記識別番号の最下位または最上位の桁を示す印が設けられていることを特徴とする請求項1〜3のいずれか1項に記載のプリント基板。
【請求項5】
前記電子部品として、抵抗器を用いることを特徴とする請求項1〜4のいずれか1項に記載のプリント基板。
【請求項6】
前記電子部品として、コンデンサを用いることを特徴とする請求項1〜4のいずれか1項に記載のプリント基板。
【請求項7】
プリント基板の所定の位置に、前記プリント基板の種別識別表示として、1または複数箇所のランドを設け、
それぞれの箇所の前記ランドに対して、n種類(nは1以上の整数)の電子部品のいずれもが実装されていない状態と、前記n種類のいずれかの電子部品が実装されているn種類の状態とによって、それぞれの箇所が(n+1)進数の一桁の数字を示し、それぞれの箇所が示す数字の組み合わせにより、前記プリント基板の種別を示す識別番号を表す
ことを特徴とするプリント基板の種別識別方法。
【請求項8】
1または複数箇所のランドが設けられ、
それぞれの箇所の前記ランドに対して、n種類(nは1以上の整数)の電子部品のいずれもが実装されていない状態と、前記n種類のいずれかの電子部品が実装されているn種類の状態とによって、それぞれの箇所が(n+1)進数の一桁の数字を示し、
前記複数箇所のランドが(n+1)進数の桁の並びを示し、
前記複数個所のランドの部品の実装状況による(n+1)進数の数字が意味する数を数値として識別番号とする
ことを特徴とするプリント基板の種別識別方法。
【請求項9】
前記電子部品は、前記プリント基板に実装されている電気回路の一部を構成せず、前記識別番号を表すため専用に用いられていることを特徴とする請求項7または8に記載のプリント基板の種別識別方法。
【請求項10】
前記電子部品として、抵抗器を用いることを特徴とする請求項7〜9のいずれか1項に記載のプリント基板の種別識別方法。
【請求項11】
前記電子部品として、コンデンサを用いることを特徴とする請求項7〜9のいずれか1項に記載のプリント基板の種別識別方法。

【図1】
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【図2】
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【図3】
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【図4】
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【図5】
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【公開番号】特開2013−69856(P2013−69856A)
【公開日】平成25年4月18日(2013.4.18)
【国際特許分類】
【出願番号】特願2011−207207(P2011−207207)
【出願日】平成23年9月22日(2011.9.22)
【出願人】(308036402)株式会社JVCケンウッド (1,152)
【Fターム(参考)】