説明

ベータ−セクレターゼ調節物質としてのスピロ四環式化合物および使用法

本発明は、ベータ−セクレターゼ酵素活性を調節するため、ならびにアルツハイマー病(AD)および関連する状態をはじめとするベータ−セクレターゼが関与する疾患を治療するために有用な新種の化合物を含む。一実施形態において、化合物は、一般式I


(式中、式IのA、A、A、A、A、A、T、T、W、X、YおよびZは本明細書に定義する。)を有する。本発明は、ベータ−セクレターゼタンパク質の活性に関連する障害および状態の治療、予防、または療法のための医薬組成物におけるこれらの化合物の使用も包含する。かかる障害としては、たとえば、アルツハイマー病、認知障害、認識障害、統合失調症および脳上のプラーク形成および/または沈着が関連および/または原因の他の中枢神経系疾患が挙げられる。本発明はまた、式I、式Iの化合物の調製に有用な中間体および方法のさらなる実施形態も含む。


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【特許請求の範囲】
【請求項1】
式I:
【化1】

の化合物またはその立体異性体、互変異性体もしくは薬剤的に許容される塩
(式中、
はCRまたはNであり;
はCRまたはNであり;
はCRまたはNであり;
はCRまたはNであり;
はCRまたはNであり;
はCRまたはNであり;
はCRまたはNであり;
はCRまたはNであり、ただし、(1)TがNである場合、AはCRであり;および(2)A、A、A、A、A、A、TおよびTのうちの4つ以下がNであり;
、R、RおよびRのそれぞれは独立して、H、F、Cl、Br、CF、OCF、C1−6−アルキル、CN、OH、−OC1−6−アルキル、−S(O)1−6−アルキル、−NHC1−6−アルキルまたは−C(O)C1−6−アルキルであり、ここで、前記C1−6−アルキルおよび、OC1−6−アルキル、−S(O)1−6−アルキル、−NHC1−6−アルキルおよび−C(O)C1−6−アルキルのC1−6−アルキル部分は、任意に、F、オキソまたはOHの1〜3個の置換基で置換され;
およびRのそれぞれは独立して、H、ハロ、ハロアルキル、ハロアルコキシル、C1−6−アルキル、C2−6アルケニル、C2−6−アルキニル、C3−8−シクロアルキル、C4−8−シクロアルケニル、CN、OR10、SR10、NR1010、C(O)R10、S(O)R10、S(O)10、NR10C(O)R10、C(O)NR1010、NR10S(O)10、S(O)NR10、NR10C(O)NR1010、あるいは炭素原子で形成される完全飽和または部分もしくは完全不飽和4員、5員、6員、または7員単環式または9員もしくは10員二環式環であり、前記環は任意に、O、N、またはSから選択される1〜4個のヘテロ原子を含み、ここで、前記C1−6−アルキル、C2−6−アルケニル、C2−6−アルキニル、C3−8−シクロアルキル、C4−8−シクロアルケニルおよび環は任意に独立して、RまたはR10の1〜5個の置換基で置換され;
およびRのそれぞれは独立して、H、ハロ、ハロアルキル、ハロアルコキシル、C1−6−アルキル、CN、OH、OC1−6−アルキル、S(O)1−6−アルキル、NHC1−6−アルキルまたはC(O)C1−6−アルキルであり;
各Rは独立して、−C(O)R10、−S(O)10、−C(O)NHR10、−NHC(O)R10、−NHC(O)NHR10、−S(O)NHR10または−NHS(O)10であり;
各R10は、独立して、H、ハロ、ハロアルキル、CN、OH、NO、NH、アセチル、オキソ、C1−10−アルキル、C2−10−アルケニル、C2−10−アルキニル、C3−10−シクロアルキル、C4−10−シクロアルケニル、C1−10−アルキルアミノ−、C1−10−ジアルキルアミノ−、C1−10−アルコキシル、C1−10−チオアルコキシルあるいは完全飽和または部分もしくは完全不飽和3〜8員単環式または6〜12員二環式であり、炭素原子で形成される前記環系は、任意に、単環式ならば1〜3個のヘテロ原子を含み、あるいは二環式ならば1〜6個のヘテロ原子を含み、前記ヘテロ原子は、O、N、またはSから選択され、ここで、前記C1−10−アルキル、C2−10−アルケニル、C2−10−アルキニル、C3−10−シクロアルキル、C4−10−シクロアルケニル、C1−10−アルキルアミノ−、C1−10−ジアルキルアミノ−、C1−10−アルコキシル、C1−10−チオアルコキシルおよび前記環系の環のそれぞれは、任意に独立して、ハロ、ハロアルキル、ハロアルコキシル、CN、NO、NH、OH、オキソ、メチル、メトキシル、エチル、エトキシル、プロピル、プロポキシル、イソプロピル、イソプロポキシル、シクロプロピル、シクロプロピルメトキシル、ブチル、ブトキシル、イソブトキシル、tert−ブトキシル、イソブチル、sec−ブチル、tert−ブチル、シクロブチル、ペンチル、シクロペンチル、ヘキシル、シクロヘキシル、C1−10−アルキルアミノ−、C1−10−ジアルキルアミノ−、C1−10−チオアルコキシル、ベンジルまたはフェニルの1〜5個の置換基で置換され;
WはCRであり;
XはOまたはSであり;
Yは存在しないか、またはYはCR、C(=O)、O、NR、もしくはS(O)であり;
Zは存在しないか、またはZはCR、C(=O)、O、NR、もしくはS(O)であり;ならびに
各oは独立して、0、1もしくは2であり、ただし、YおよびZの両方が非存在、−O−もしくは−S(O)−ではないとする。)。
【請求項2】
はCRであり;
はCRであり;
はCRであり;
はCRであり;
はCRであり;
はCRであり;ならびに
はCRである、請求項1の化合物、またはその立体異性体、互変異性体もしくはその薬剤的に許容される塩。。
【請求項3】
YはOであり;ならびに
Zは存在しないかまたはCR1010である、請求項2の化合物、またはその薬剤的に許容される塩。
【請求項4】
およびRのうちの一方は、独立して、炭素原子で形成される完全飽和または部分もしくは完全不飽和5員もしくは6員単環または9員もしくは10員二環式環であり、前記環は、任意にO、N、またはSから選択される1〜4個のヘテロ原子を含み、ならびに任意にRまたはR10の1〜5個の置換基で置換され;
およびRのうちのもう一方は、独立して、H、ハロ、ハロアルキル、ハロアルコキシル、C1−6−アルキル、C2−6アルケニル、C2−6−アルキニル、C3−8−シクロアルキル、C4−8−シクロアルケニル、CN、OR10、SR10、NR1010、C(O)R10、S(O)10、NR10C(O)R10、C(O)NR1010、NR10S(O)10、S(O)NR10、NR10C(O)NR1010であり、ここで前記C1−6−アルキル、C2−6−アルケニル、C2−6−アルキニル、C3−8−シクロアルキル、C4−8−シクロアルケニルは任意に独立して、RまたはR10の1〜5個の置換基で置換され;ならびに
、R、RおよびRのそれぞれは独立して、H、F、Cl、CF、OCF、メチル、エチル、CN、OH、OCH、SCH、NHCHまたはC(O)CHであり;
およびRのそれぞれは独立して、H、ハロ、ハロアルキル、ハロアルコキシル、C1−6−アルキル、CN、OH、OC1−6−アルキル、SC1−6−アルキル、NHC1−6−アルキルまたはC(O)C1−6−アルキルであり;
YはOであり;ならびに
Zは存在しない、請求項2の化合物、またはその薬剤的に許容される塩。
【請求項5】
は、フェニル、ピリジル、ピリミジル、ピリダジニル、ピラジニル、トリアジニル、チオフェニル、フリル、ピロリル、ピラゾリル、イミダゾリル、トリアゾリル、テトラゾリル、チアゾリル、オキサゾリル、イソキサゾリル、イソチアゾリル、チアジアゾリル、オキサジアゾリル、ピロリジニル、オキサゾリニル、イソキサゾリニル、チアゾリニル、ピラゾリニル、モルホリニル、ピペリジニル、ピペラジニルおよびピラニルから選択される環であり、前記環は、任意に1〜5個のRまたはR10の置換基で置換されている、請求項4の化合物。
【請求項6】
が、ハロ、ハロアルキル、ハロアルコキシル、C1−6−アルキル、C2−6アルケニル、C2−6−アルキニル、C3−8−シクロアルキル、OR10、SR10、NR1010またはフェニル、ピリジン、ピリミジン、ジヒドロピラン、モルホリン、オキサゾール、イソキサゾール、アゼチジン、ピラン、ピラゾールおよびイミダゾールから選択される環であり、ここで前記C1−6−アルキル、C2−6−アルケニル、C2−6−アルキニルおよび環は、任意に、RまたはR10の1〜5個の置換基で置換され;ならびに
、R、RおよびRのそれぞれは、独立して、H、F、Cl、CF、メチル、CN、OH、OCH、SCHまたはNHCHであり;ならびに
およびRのそれぞれは独立して、H、ハロ、ハロアルキル、ハロアルコキシル、C1−6−アルキル、CN、OH、OC1−6−アルキル、SC1−6−アルキル、NHC1−6−アルキルまたはC(O)C1−6−アルキルであり;
は、フェニル、ピリジル、ピリミジル、ピリダジニル、ピラジニル、トリアジニル、チオフェニル、フリル、ピロリル、ピラゾリル、イミダゾリル、トリアゾリル、テトラゾリル、チアゾリル、オキサゾリル、イソキサゾリル、イソチアゾリル、チアジアゾリル、オキサジアゾリル、ピロリジニル、オキサゾリニル、イソキサゾリニル、チアゾリニル、ピラゾリニル、モルホリニル、ピペリジニル、ピペラジニルおよびピラニルから選択される環であるか、またはRは、−OC1−10アルキルであり、前記環および−OC1−10アルキルは、任意に独立して、RまたはR10の1〜5個の置換基で置換され;
YはOであり;ならびに
Zは存在しないかまたはCR1010である、請求項2の化合物、またはその薬剤的に許容される塩。
【請求項7】
が、ハロ、ハロアルキル、ハロアルコキシル、C1−6−アルキル、C2−6アルケニル、C2−6−アルキニル、OR10またはSR10であり、ここで、前記C1−6−アルキル、C2−6−アルケニル、C2−6−アルキニルおよびC3−8−シクロアルキルが任意に独立して、RまたはR10の1〜5個の置換基で置換され;
、R、RおよびRのそれぞれは独立して、H、F、メチル、CNまたはOHであり;
およびRのそれぞれは独立して、H、F、Cl、CF、メチル、CN、OH、OCH、SCHまたはNHCHであり;
は、フェニル、ピリジル、ピリミジル、ピリダジニル、ピラジニル、トリアジニルまたはチオフェニルから選択される環であり、前記環は、任意に独立して、RまたはR10の1〜5個の置換基で置換され;
WはCH、−CHFまたは−CCHであり;
XはOであり;
YはOであり;ならびに
Zは存在しない、請求項2の化合物、またはその薬剤的に許容される塩。
【請求項8】
一般式IV−A
【化2】

(式中、
はCRまたはNであり;
はCRまたはNであり;
はCRまたはNであり;ただし、A、AおよびAの1つ以下がNであり;
、R、RおよびRのそれぞれは独立して、H、F、Cl、Br、CF、OCF、CH、C、CN、OH、CHであり;
およびRのそれぞれは独立して、H、ハロ、ハロアルキル、ハロアルコキシル、C1−6−アルキル、C2−6アルケニル、C2−6−アルキニル、C3−8−シクロアルキル、C4−8−シクロアルケニル、CN、OR10、SR10、NR1010、C(O)R10、S(O)10、NR10C(O)R10、C(O)NR1010、NR10S(O)10、S(O)NR10、NR10C(O)NR1010、あるいは炭素原子で形成される完全飽和または部分もしくは完全不飽和5員もしくは6員単環または9員もしくは10員二環式環であり、前記環は、任意にO、N、またはSから選択される1〜4個のヘテロ原子を含み、ここで、前記C1−6−アルキル、C2−6−アルケニル、C2−6−アルキニル、C3−8−シクロアルキル、C4−8−シクロアルケニルおよび環は任意に独立して、RまたはR10の1〜5個の置換基で置換され;
およびRのそれぞれは独立して、H、ハロ、ハロアルキル、ハロアルコキシル、C1−6−アルキル、CN、OH、OC1−6−アルキル、SC1−6−アルキル、NHC1−6−アルキルまたはC(O)C1−6−アルキルであり;
各Rは独立して、−C(O)R10、−S(O)10、−C(O)NHR10、−NHC(O)R10、−NHC(O)NHR10、−S(O)NHR10または−NHS(O)10であり;
各R10は独立して、H、ハロ、ハロアルキル、CN、OH、NO、NH、アセチル、オキソ、C1−10−アルキル、C2−10−アルケニル、C2−10−アルキニル、C3−10−シクロアルキル、C4−10−シクロアルケニル、C1−10−アルキルアミノ−、C1−10−ジアルキルアミノ−、C1−10−アルコキシル、C1−10−チオアルコキシルあるいは完全飽和または部分もしくは完全不飽和3〜8員単環式または6〜12員二環式であり、炭素原子で形成される前記環系は、任意に、単環式ならば1〜3個のヘテロ原子を含み、二環式ならば1〜6個のヘテロ原子を含み、前記ヘテロ原子は、O、N、またはSから選択され、ここで前記C1−10−アルキル、C2−10−アルケニル、C2−10−アルキニル、C3−10−シクロアルキル、C4−10−シクロアルケニル、C1−10−アルキルアミノ−、C1−10−ジアルキルアミノ−、C1−10−アルコキシル、C1−10−チオアルコキシルおよび前記環系の環のそれぞれは、任意に独立して、ハロ、ハロアルキル、ハロアルコキシル、CN、NO、NH、OH、オキソ、メチル、メトキシル、エチル、エトキシル、プロピル、プロポキシル、イソプロピル、イソプロポキシル、シクロプロピル、シクロプロピルメトキシル、ブチル、ブトキシル、イソブトキシル、tert−ブトキシル、イソブチル、sec−ブチル、tert−ブチル、シクロブチル、ペンチル、シクロペンチル、ヘキシル、シクロヘキシル、C1−10−アルキルアミノ−、C1−10−ジアルキルアミノ−、C1−10−チオアルコキシル、ベンジルまたはフェニルの1〜5個の置換基で置換され;
WはCH、−CHFまたは−CHC1−3アルキルであり;ならびに
XはOまたはSである。)を有する、請求項1の化合物、またはその立体異性体、互変異性体もしくは薬剤的に許容される塩。
【請求項9】
はCRであり;
はCRであり;
はCRであり;
、R、RおよびRのそれぞれは、独立して、H、F、Cl、Br、CF、OCF、CH、C、CN、OH、CHであり;
は、H、ハロ、ハロアルキル、ハロアルコキシル、C1−6−アルキル、C2−6アルケニル、C2−6−アルキニル、C3−8−シクロアルキル、C4−8−シクロアルケニル、CN、OR10、SR10、NR1010、C(O)R10、S(O)10、NR10C(O)R10、C(O)NR1010、NR10S(O)10、S(O)NR10、NR10C(O)NR1010、あるいは5員もしくは6員単環または9員から10員二環式複素環、アリールまたはヘテロアリール環であり、ここで、前記C1−6−アルキル、C2−6−アルケニル、C2−6−アルキニル、C3−8−シクロアルキル、C4−8−シクロアルケニルおよび環は、任意に独立して、RまたはR10の1〜5個の置換基で置換され;
およびRのそれぞれは、独立して、H、ハロ、ハロアルキル、ハロアルコキシル、C1−6−アルキル、CN、OH、OC1−6−アルキル、SC1−6−アルキル、NHC1−6−アルキルまたはC(O)C1−6−アルキルであり;
は、フェニル、ピリジルまたはピリミジルであり、そのそれぞれが任意に、F、Cl、Br、I、CF、C、ハロアルコキシル、C1−6−アルキル、CN、OH、OC1−6−アルキル、SC1−6−アルキル、SC1−6−アルキル、S(O)1−6−アルキル(oは0、1もしくは2である。)、NHC1−6−アルキルまたはC(O)C1−6−アルキルの1〜5個の置換基で置換され、
各Rは独立して、−C(O)R10、−S(O)10、−C(O)NHR10、−NHC(O)R10、−NHC(O)NHR10、−S(O)NHR10または−NHS(O)10であり;
各R10は独立して、H、ハロ、ハロアルキル、CN、OH、NO、NH、アセチル、オキソ、C1−10−アルキル、C2−10−アルケニル、C2−10−アルキニル、C3−10−シクロアルキル、C4−10−シクロアルケニル、C1−10−アルキルアミノ−、C1−10−ジアルキルアミノ−、C1−10−アルコキシル、C1−10−チオアルコキシルあるいは5員もしくは6員単環または7員から11員二環複素環式、アリールまたはヘテロアリール環であり、ここで、前記C1−10−アルキル、C2−10−アルケニル、C2−10−アルキニル、C3−10−シクロアルキル、C4−10−シクロアルケニル、C1−10−アルキルアミノ−、C1−10−ジアルキルアミノ−、C1−10−アルコキシル、C1−10−チオアルコキシルおよび前記環系の環のそれぞれは、任意に独立してハロ、ハロアルキル、ハロアルコキシル、CN、NO、NH、OH、オキソ、メチル、メトキシル、エチル、エトキシル、プロピル、プロポキシル、イソプロピル、イソプロポキシル、シクロプロピル、シクロプロピルメトキシル、ブチル、ブトキシル、イソブトキシル、tert−ブトキシル、イソブチル、sec−ブチル、tert−ブチル、シクロブチル、ペンチル、シクロペンチル、ヘキシル、シクロヘキシル、C1−10−アルキルアミノ−、C1−10−ジアルキルアミノ−、C1−10−チオアルコキシル、ベンジルまたはフェニルの1〜5個の置換基で置換され;
Wは、CH、−CHFまたは−CHCHであり;ならびに
XはOである、請求項8の化合物またはその立体異性体もしくは薬剤的に許容される塩。
【請求項10】
2’−(2,2−ジメチルプロポキシ)−7’−(5−ピリミジニル)スピロ[1,3−オキサゾール−4,9’−キサンテン]−2−アミン;
(4S)−2’−プロポキシ−7’−(5−ピリミジニル)スピロ[1,3−オキサゾール−4,9’−キサンテン]−2−アミン;
2’−(2−メチルプロポキシ)−7’−(5−ピリミジニル)スピロ[1,3−オキサゾール−4,9’−キサンテン]−2−アミン;
2’−プロポキシ−7’−(5−ピリミジニル)スピロ[1,3−オキサゾール−4,9’−キサンテン]−2−アミン;
(4S)−2’−メトキシ−7’−(5−ピリミジニル)スピロ[1,3−オキサゾール−4,9’−キサンテン]−2−アミン;
(4R)−2’−プロポキシ−7’−(5−ピリミジニル)スピロ[1,3−オキサゾール−4,9’−キサンテン]−2−アミン;
(4S)−2’−(5−クロロ−2−フルオロフェニル)−7’−メトキシスピロ[1,3−オキサゾール−4,9’−キサンテン]−2−アミントリフルオロ酢酸;
2’−クロロ−7’−(5−ピリミジニル)スピロ[1,3−オキサゾール−4,9’−キサンテン]−2−アミン;
2’−メトキシ−7’−(5−ピリミジニル)スピロ[1,3−オキサゾール−4,9’−キサンテン]−2−アミン;
2’−(2−フルオロ−5−メトキシフェニル)−7’−メトキシスピロ[1,3−オキサゾール−4,9’−キサンテン]−2−アミン;
(4S)−2’−(2,2−ジメチルプロポキシ)−7’−(5−ピリミジニル)スピロ[1,3−オキサゾール−4,9’−キサンテン]−2−アミン;
(4S)−2’−(2−メチルプロポキシ)−7’−(5−ピリミジニル)スピロ[1,3−オキサゾール−4,9’−キサンテン]−2−アミン;
(4S)−2’−(5−ピリミジニル)−7’−(2,2,2−トリフルオロエトキシ)スピロ[1,3−オキサゾール−4,9’−キサンテン]−2−アミン;
(4R)−2’−(3,3−ジメチルブチル)−7’−(5−ピリミジニル)スピロ[1,3−オキサゾール−4,9’−キサンテン]−2−アミン;
(4S)−2’−(シクロプロピルメトキシ)−7’−(5−ピリミジニル)スピロ[1,3−オキサゾール−4,9’−キサンテン]−2−アミン;
(4R)−2’−(3,3−ジメチル−1−ブチン−1−イル)−7’−(5−ピリミジニル)スピロ[1,3−オキサゾール−4,9’−キサンテン]−2−アミン;
(4S)−2’−(((1S)−2,2−ジフルオロシクロプロピル)メトキシ)−7’−(5−ピリミジニル)スピロ[1,3−オキサゾール−4,9’−キサンテン]−2−アミン;
(4S)−2’−(((1R)−2,2−ジフルオロシクロプロピル)メトキシ)−7’−(5−ピリミジニル)スピロ[1,3−オキサゾール−4,9’−キサンテン]−2−アミン;
(5S)−7−(2,2−ジメチルプロポキシ)−3−(3−ピリジニル)スピロ[クロメノ[2,3−b]ピリジン−5,4’−[1,3]オキサゾール]−2’−アミン;
(4S)−2’−(2−フルオロ−2−メチルプロポキシ)−7’−(5−ピリミジニル)スピロ[1,3−オキサゾール−4,9’−キサンテン]−2−アミン;
(4S)−2’−(2−メトキシ−2−メチルプロポキシ)−7’−(5−ピリミジニル)スピロ[1,3−オキサゾール−4,9’−キサンテン]−2−アミン;
3−(((4S)−2−アミノ−7’−(3−ピリジニル)スピロ[1,3−オキサゾール−4,9’−キサンテン]−2’−イル)オキシ)−2,2−ジメチルプロパンニトリル;
(4S)−2’−((3−メチル−3−オキセタニル)メトキシ)−7’−(3−ピリジニル)スピロ[1,3−オキサゾール−4,9’−キサンテン]−2−アミン;
(5S)−7−((3−メチル−3−オキセタニル)メトキシ)−3−フェニルスピロ[クロメノ[2,3−b]ピリジン−5,4’−[1,3]オキサゾール]−2’−アミン;
(5S)−3−(3,3−ジメチル−1−ブチン−1−イル)−7−(3−ピリジニル)スピロ[クロメノ[2,3−b]ピリジン−5,4’−[1,3]オキサゾール]−2’−アミン;
3−(((5S)−2’−アミノ−3−(5−ピリミジニル)スピロ[クロメノ[2,3−b]ピリジン−5,4’−[1,3]オキサゾール]−7−イル)オキシ)−2,2−ジメチルプロパンニトリル;
(4R)−2’−(3,6−ジヒドロ−2H−ピラン−4−イル)−7’−(5−ピリミジニル)スピロ[1,3−オキサゾール−4,9’−キサンテン]−2−アミン;
(4R)−2’−(3−メトキシ−3−メチル−1−ブチン−1−イル)−7’−(5−ピリミジニル)スピロ[1,3−オキサゾール−4,9’−キサンテン]−2−アミン;
(5S)−3−(3,3−ジメチル−1−ブチン−1−イル)−7−(5−ピリミジニル)スピロ[クロメノ[2,3−b]ピリジン−5,4’−[1,3]オキサゾール]−2’−アミン;
1−(((4R)−2−アミノ−7’−(5−ピリミジニル)スピロ[1,3−オキサゾール−4,9’−キサンテン]−2’−イル)エチニル)シクロブタノール;
N−(3−((4S)−2−アミノ−4−メチル−5,6−ジヒドロ−4H−1,3−チアジン−4−イル)−4−フルオロフェニル)−5−メチル−2−ピラジンカルボキサミド;
N−(3−((4S)−2−アミノ−4−メチル−5,6−ジヒドロ−4H−1,3−チアジン−4−イル)−4−フルオロフェニル)−5−メトキシ−2−ピラジンカルボキサミド;
3−(((5S)−2’−アミノ−3−フェニルスピロ[クロメノ[2,3−b]ピリジン−5,4’−[1,3]オキサゾール]−7−イル)オキシ)−2,2−ジメチルプロパンニトリル;
(5S)−7−(2,2−ジメチルプロポキシ)−3−(4−ピリジニル)スピロ[クロメノ[2,3−b]ピリジン−5,4’−[1,3]オキサゾール]−2’−アミン;
(5S)−3−(3,3−ジメチル−1−ブチン−1−イル)−7−(2−フルオロ−3−ピリジニル)スピロ[クロメノ[2,3−b]ピリジン−5,4’−[1,3]オキサゾール]−2’−アミン;
(4S)−2’−(2,2−ジメチル−4−モルホリニル)−7’−(5−ピリミジニル)スピロ[1,3−オキサゾール−4,9’−キサンテン]−2−アミン;
(4S)−2’−(2,2−ジメチル−4−モルホリニル)−7’−(3−ピリジニル)スピロ[1,3−オキサゾール−4,9’−キサンテン]−2−アミン;
(4S)−2’−((2R,6S)−2,6−ジメチル−4−モルホリニル)−7’−(3−ピリジニル)スピロ[1,3−オキサゾール−4,9’−キサンテン]−2−アミン;
(4R)−2’−(6,6−ジメチル−3,6−ジヒドロ−2H−ピラン−4−イル)−7’−(5−ピリミジニル)スピロ[1,3−オキサゾール−4,9’−キサンテン]−2−アミン;
(4S)−4’−フルオロ−2’−(3−メトキシ−3−メチル−1−ブチン−1−イル)−7’−(5−ピリミジニル)スピロ[1,3−オキサゾール−4,9’−キサンテン]−2−アミン;
(5S)−3−(3,3−ジメチル−1−ブチン−1−イル)−7−(3−ピリジニル)スピロ[クロメノ[2,3−b]ピリジン−5,4’−[1,3]オキサゾール]−2’−アミン;
(4S)−2’−(3,6−ジヒドロ−2H−ピラン−4−イル)−4’−フルオロ−7’−(3−ピリジニル)スピロ[1,3−オキサゾール−4,9’−キサンテン]−2−アミン;
(5S)−7−(5−クロロ−2−フルオロフェニル)−3−(3,6−ジヒドロ−2H−ピラン−4−イル)スピロ[クロメノ[2,3−b]ピリジン−5,4’−[1,3]オキサゾール]−2’−アミン;
(4S)−2’−(3,6−ジヒドロ−2H−ピラン−4−イル)−4’−フルオロ−7’−(5−ピリミジニル)スピロ[1,3−オキサゾール−4,9’−キサンテン]−2−アミン;
(5S)−3−(3,6−ジヒドロ−2H−ピラン−4−イル)−7−フェニルスピロ[クロメノ[2,3−c]ピリジン−5,4’−[1,3]オキサゾール]−2’−アミン;
(5S)−3−(3,6−ジヒドロ−2H−ピラン−4−イル)−7−(2−フルオロ−3−ピリジニル)スピロ[クロメノ[2,3−c]ピリジン−5,4’−[1,3]オキサゾール]−2’−アミン;
(5S)−3−(3−メトキシ−3−メチル−1−ブチン−1−イル)−7−(2−ピラジニル)スピロ[クロメノ[2,3−b]ピリジン−5,4’−[1,3]オキサゾール]−2’−アミン;
(4S)−2’−(2−フルオロ−3−ピリジニル)−7’−(3−メチル−5−イソキサゾリル)スピロ[1,3−オキサゾール−4,9’−キサンテン]−2−アミン;
(5S)−3−(2,2−ジメチルプロポキシ)−7−(3−ピリジニル)スピロ[クロメノ[2,3−b]ピリジン−5,4’−[1,3]オキサゾール]−2’−アミン;
(4S)−4’−フルオロ−2’−(2−フルオロ−2−メチルプロポキシ)−7’−(5−ピリミジニル)スピロ[1,3−オキサゾール−4,9’−キサンテン]−2−アミン;
(4S)−2’−(3,3−ジフルオロ−1−アゼチジニル)−7’−(3−ピリジニル)スピロ[1,3−オキサゾール−4,9’−キサンテン]−2−アミン;
(4S)−2’−(3,6−ジヒドロ−2H−ピラン−4−イル)−3’−フルオロ−7’−(5−ピリミジニル)スピロ[1,3−オキサゾール−4,9’−キサンテン]−2−アミン;
(4S)−3’−フルオロ−2’−(1−メチル−1H−ピラゾール−4−イル)−7’−(3−ピリジニル)スピロ[1,3−オキサゾール−4,9’−キサンテン]−2−アミン;
(5S)−3−((1E)−3,3−ジメチル−1−ブテン−1−イル)−7−(5−ピリミジニル)スピロ[クロメノ[2,3−c]ピリジン−5,4’−[1,3]オキサゾール]−2’−アミン;
(4S)−2’−(2,2−ジメチル−4−モルホリニル)−7’−(2−フルオロ−3−ピリジニル)スピロ[1,3−オキサゾール−4,9’−キサンテン]−2−アミン;
(5S)−7−(2−フルオロ−3−ピリジニル)−3−(3−ピリジニル)スピロ[クロメノ[2,3−c]ピリジン−5,4’−[1,3]オキサゾール]−2’−アミン;
(5S)−7−(2−フルオロ−3−ピリジニル)−3−(4−ピリジニル)スピロ[クロメノ[2,3−c]ピリジン−5,4’−[1,3]オキサゾール]−2’−アミン;
(4S)−2’−(2−フルオロ−3−ピリジニル)−7’−(4−モルホリニル)スピロ[1,3−オキサゾール−4,9’−キサンテン]−2−アミン;
(5S)−7−(2−フルオロ−3−ピリジニル)−3−(テトラヒドロ−2H−ピラン−4−イル)スピロ[クロメノ[2,3−c]ピリジン−5,4’−[1,3]オキサゾール]−2’−アミン;
(5S)−3−(2,2−ジメチル−4−モルホリニル)−7−(3−ピリジニル)スピロ[クロメノ[2,3−c]ピリジン−5,4’−[1,3]オキサゾール]−2’−アミン;
(5S)−7−(2−フルオロ−3−ピリジニル)−3−((3−メチル−3−オキセタニル)エチニル)スピロ[クロメノ[2,3−b]ピリジン−5,4’−[1,3]オキサゾール]−2’−アミン;
3−(((4S)−2−アミノ−4’−フルオロ−7’−(2−フルオロ−3−ピリジニル)スピロ[1,3−オキサゾール−4,9’−キサンテン]−2’−イル)オキシ)−2,2−ジメチルプロパンニトリル;
(5S)−3−(3,6−ジヒドロ−2H−ピラン−4−イル)−7−(2−フルオロ−5−メチル−3−ピリジニル)スピロ[クロメノ[2,3−c]ピリジン−5,4’−[1,3]オキサゾール]−2’−アミン;
(4S)−4’−フルオロ−7’−(2−フルオロ−3−ピリジニル)−2’−((3−メチル−3−オキセタニル)メトキシ)スピロ[1,3−オキサゾール−4,9’−キサンテン]−2−アミン;
(5S)−7−(5−クロロ−2−フルオロフェニル)−3−((3−メチル−3−オキセタニル)エチニル)スピロ[クロメノ[2,3−b]ピリジン−5,4’−[1,3]オキサゾール]−2’−アミン;
(5S)−7−(3−クロロフェニル)−3−(3,6−ジヒドロ−2H−ピラン−4−イル)スピロ[クロメノ[2,3−c]ピリジン−5,4’−[1,3]オキサゾール]−2’−アミン;
(4S)−4’−フルオロ−2’−(1−メチル−1H−ピラゾール−4−イル)−7’−(3−ピリジニル)スピロ[1,3−オキサゾール−4,9’−キサンテン]−2−アミン;
(4S)−2’−(3,6−ジヒドロ−2H−ピラン−4−イル)−4’−フルオロ−7’−(2−フルオロ−3−ピリジニル)スピロ[1,3−オキサゾール−4,9’−キサンテン]−2−アミン;
(5S)−3−(3,6−ジヒドロ−2H−ピラン−4−イル)−7−(5−フルオロ−3−ピリジニル)スピロ[クロメノ[2,3−c]ピリジン−5,4’−[1,3]オキサゾール]−2’−アミン;
(5S)−3−(6,6−ジメチル−3,6−ジヒドロ−2H−ピラン−4−イル)−7−(3−ピリジニル)スピロ[クロメノ[2,3−c]ピリジン−5,4’−[1,3]オキサゾール]−2’−アミン;
(5S)−3−(3,6−ジヒドロ−2H−ピラン−4−イル)−7−(6−フルオロ−3−ピリジニル)スピロ[クロメノ[2,3−c]ピリジン−5,4’−[1,3]オキサゾール]−2’−アミン;
(4S)−4’−フルオロ−7’−(2−フルオロ−3−ピリジニル)−2’−(テトラヒドロ−2H−ピラン−4−イル)スピロ[1,3−オキサゾール−4,9’−キサンテン]−2−アミン;
(4S)−4’−フルオロ−7’−(2−フルオロ−3−ピリジニル)−2’−(1−メチル−1H−ピラゾール−4−イル)スピロ[1,3−オキサゾール−4,9’−キサンテン]−2−アミン;
(4S)−3’−フルオロ−2’−(2−フルオロ−2−メチルプロポキシ)−7’−(3−ピリジニル)スピロ[1,3−オキサゾール−4,9’−キサンテン]−2−アミン;および
(5S)−3−(3,3−ジメチル−1−ブチン−1−イル)−7−(5−ピリミジニル)スピロ[クロメノ[2,3−c]ピリジン−5,4’−[1,3]オキサゾール]−2’−アミン
から選択される、請求項1の化合物、またはその立体異性体もしくは薬剤的に許容される塩。
【請求項11】
請求項1から10のいずれかに記載の化合物および薬剤的に許容される賦形剤を含む医薬組成物。
【請求項12】
対象の脳脊髄液中のベータアミロイドペプチドのレベルを減少させるための医薬を製造するための、請求項1から10のいずれかに記載の化合物の使用。
【請求項13】
対象においてアルツハイマー病、認識障害またはそれらの組み合わせを治療するための医薬を製造するための、請求項1から10のいずれかに記載の化合物の使用。
【請求項14】
対象においてアルツハイマー病、認識障害またはそれらの組み合わせを治療するための請求項1から10のいずれかに記載の化合物を含む医薬の使用。
【請求項15】
対象において、軽度の認識障害、ダウン症、オランダ型アミロイド症を伴う遺伝性脳出血、脳アミロイド血管症、変性認知症、パーキンソン病と関連する認知症、核上まひと関連する認知症、皮質基底変性に関連する認知症、びまん性レヴィー小体型のアルツハイマー病またはそれらの組み合わせからなる群から選択される神経障害を治療するための医薬を製造するための、請求項1から10のいずれかに記載の化合物の使用。
【請求項16】
対象の脳上のプラーク形成を軽減する医薬を製造するための、請求項1から10のいずれかに記載の化合物の使用。
【請求項17】
対象の脳上のプラーク形成を減少させるための、請求項14の医薬の使用。
【請求項18】
請求項1の化合物を調製する方法であって、化合物20
【化3】

(式IのA、A、A、R、R、R、R、R、R、WおよびXは請求項1で定義のとおりである。)を、構造R−B(OH)(Rは請求項1で定義のとおりである。)を有する化合物と反応させて、請求項1の化合物を調製する工程を含む、方法。

【公表番号】特表2012−502112(P2012−502112A)
【公表日】平成24年1月26日(2012.1.26)
【国際特許分類】
【出願番号】特願2011−527012(P2011−527012)
【出願日】平成21年9月11日(2009.9.11)
【国際出願番号】PCT/US2009/056748
【国際公開番号】WO2010/030954
【国際公開日】平成22年3月18日(2010.3.18)
【出願人】(500049716)アムジエン・インコーポレーテツド (242)
【Fターム(参考)】