説明

モノバクタム系抗生物質とβ−ラクタマーゼ系阻害剤との有用な組み合わせ

式(I)の抗生物質的活性化合物と式(II)〜(XIII)の1つのβ−ラクタマーゼ阻害剤との組み合わせを含む医薬組成物は、グラム陰性菌、特に、アズトレオナム、カルモナムおよびチゲモナムなどの抗生物質に対して耐性になっている細菌に対して活性である。場合により、前記組成物は、式(II)〜(XIII)、特に、式(V)または式(VI)の1つの他のβ−ラクタマーゼ阻害剤を含んでいてもよい。


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【特許請求の範囲】
【請求項1】
a)以下の式I:
【化1】


(式中、
R1は、SOH、OSOH、CRaRa’COOH、OCRaRa’COOH、テトラゾール−5−イル、SONHRbまたはCONHRc(これらの式中、
RaおよびRa’は、水素;アルキル;アリル;アルキル、ヒドロキシル、アルキルヒドロキシル、アミノ、アルキルアミノ、ジアルキルアミノおよびハロゲンから選択される1〜5個の置換基で置換されていてもよいベンジル;アルキル、ヒドロキシル、アルキルヒドロキシル、アミノ、アルキルアミノ、ジアルキルアミノおよびハロゲンから選択される1〜5個の置換基で置換されていてもよいフェニル;アルキルアミノ;ジアルキルアミノ;アルコキシアルキルおよびアルキル、ヒドロキシル、アルキルヒドロキシル、アミノ、アルキルアミノ、ジアルキルアミノおよびハロゲンから選択される1〜4個の置換基で置換されていてもよい5〜6員のヘテロ芳香族環から独立して選択され;
Rbは、水素;アルコキシカルボニル;アルキルアミノカルボニル;ベンジルがアルキル、ヒドロキシル、アルキルヒドロキシル、アミノ、アルキルアミノ、ジアルキルアミノおよびハロゲンから選択される1〜5個の置換基で置換されていてもよいベンジルアミノカルボニル;またはフェニルがアルキル、ヒドロキシル、アルキルヒドロキシル、アミノ、アルキルアミノ、ジアルキルアミノおよびハロゲンから選択される1〜5個の置換基で置換されていてもよいフェニルアミノカルボニルであり;
Rcは、水素;アルキル;アルキル、ヒドロキシル、アルキルヒドロキシル、アミノ、アルキルアミノ、ジアルキルアミノおよびハロゲンから選択される1〜5個の置換基で置換されていてもよいフェニル;アルキル、ヒドロキシル、アルキルヒドロキシル、アミノ、アルキルアミノ、ジアルキルアミノおよびハロゲンから選択される1〜5個の置換基で置換されていてもよいベンジル;アルコキシカルボニル;SOフェニル;SONHアルキル;またはアルキル、ヒドロキシル、アルキルヒドロキシル、アミノ、アルキルアミノ、ジアルキルアミノおよびハロゲンから選択される1〜4個の置換基で置換されていてもよい5〜6員のヘテロ芳香族環である)を表し;
R2およびR3は、水素;アルキル;アルケニル;アルキニル;アルキル、ヒドロキシル、アルキルヒドロキシル、アミノ、アルキルアミノ、ジアルキルアミノおよびハロゲンから選択される1〜5個の置換基で置換されていてもよいベンジル;アルキル、ヒドロキシル、アルキルヒドロキシル、アミノ、アルキルアミノ、ジアルキルアミノおよびハロゲンから選択される1〜5個の置換基で置換されていてもよいフェニル;アジド;ハロゲン;ジハロゲノメチル;トリハロゲノメチル;アルコキシカルボニル;カルボキシル;スルホニルまたはCHX1(式中、
X1は、アジド;アミノ;ヒドロキシル;シアノ;カルボキシル;アミノスルホニル;アルコキシカルボニル;アルカノイルアミノ;フェニルアミノカルボニル;アルキルアミノカルボニル;アルキルアミノスルホニル;フェニルがアルキル、ヒドロキシル、アルキルヒドロキシル、アミノ、アルキルアミノ、ジアルキルアミノおよびハロゲンから選択される1〜5個の置換基で置換されていてもよいフェニルアミノスルホキシ;またはアルキル、ヒドロキシル、アルキルヒドロキシル、アミノ、アルキルアミノ、ジアルキルアミノおよびハロゲンから選択される1〜5個の置換基で置換されていてもよいフェニルである)を独立して表し;
R4は、水素;アルキル;C(Rx)(Ry)Z(式中、
RxおよびRyは、水素;アルキル;アリル;(C−C)シクロアルキル;アルキル、ヒドロキシル、アルキルヒドロキシル、アミノ、アルキルアミノ、ジアルキルアミノおよびハロゲンから選択される1〜5個の置換基で置換されていてもよいフェニル;(C−C)アルケンおよび(C−C)アルキンから独立して選択されるか;またはRxおよびRyは、一緒になって、アルキレン架橋−(CH−を形成することができ、ここで、nは2〜6の整数であり;
Zは、COOH;CHN(OH)COR’(式中、
R’は、水素;アルキル;アルキルアミノ;アルキルヒドロキシ;アルキル、ヒドロキシル、アルキルヒドロキシル、アミノ、アルキルアミノ、ジアルキルアミノおよびハロゲンから選択される1〜5個の置換基で置換されていてもよいベンジル;アルキル、ヒドロキシル、アルキルヒドロキシル、アミノ、アルキルアミノ、ジアルキルアミノおよびハロゲンから選択される1〜5個の置換基で置換されていてもよいフェニル;またはアルキル、ヒドロキシル、アルキルヒドロキシル、アミノ、アルキルアミノ、ジアルキルアミノおよびハロゲンから選択される1〜4個の置換基で置換されていてもよい5〜6員のヘテロ芳香族環である)であるか、または
Zは以下の6つの基:
【化2】


(これらの式中、
Rdは、水素;アミノ;モノアルキルアミノ;カルボキシルアミノアルキル;アルコキシカルボニル;アルキル、ヒドロキシル、アルキルヒドロキシル、アミノ、アルキルアミノ、ジアルキルアミノおよびハロゲンから選択される1〜5個の置換基で置換されていてもよいベンジル;ジフェニルメチル;トリチル;またはORg(式中、Rgは、水素;アルキル;アルキル、ヒドロキシル、アルキルヒドロキシル、アミノ、アルキルアミノおよびハロゲンから選択される1〜5個の置換基で置換されていてもよいベンジル;アルキル、ヒドロキシル、アルキルヒドロキシル、アミノ、アルキルアミノおよびハロゲンから選択される1〜5個の置換基で置換されていてもよいフェニルである)であり;
ReおよびRfは、水素;アルキル;アルキル、ヒドロキシル、アルキルヒドロキシル、アミノ、アルキルアミノおよびハロゲンから選択される1〜5個の置換基で置換されていてもよいベンジル;アルキル、ヒドロキシル、アルキルヒドロキシル、アミノ、アルキルアミノおよびハロゲンから選択される1〜5個の置換基で置換されていてもよいフェニル;ORg(式中、Rgは、水素;アルキル;アルキル、ヒドロキシル、アルキルヒドロキシル、アミノ、アルキルアミノおよびハロゲンから選択される1〜5個の置換基で置換されていてもよいベンジル;アルキル、ヒドロキシル、アルキルヒドロキシル、アミノ、アルキルアミノおよびハロゲンから選択される1〜5個の置換基で置換されていてもよいフェニル;ジフェニルメチル;トリチルまたはアルコキシカルボニルである)から独立して選択されるか;または、
ReおよびRfが隣接置換基である場合、ReおよびRfは、一緒になって、−O−CH=CH−CH−、−O−CH−CH−O−、−CH−CH−CH−、−CH−CH−CH−CH−、−CH=CH−CH=CH−またはCH=C(OH)−C(OH)=CH−であってもよく;
Riは、水素;アルキル;アルキルアミノ;アルキルヒドロキシ;アルキル、ヒドロキシル、アルキルヒドロキシル、アミノ、アルキルアミノ、ジアルキルアミノおよびハロゲンから選択される1〜5個の置換基で置換されていてもよいベンジル;アルキル、ヒドロキシルから選択される1〜5個の置換基で置換されていてもよいフェニル;アルキル、ヒドロキシル、アルキルヒドロキシル、アミノ、アルキルアミノ、ジアルキルアミノおよびハロゲンから選択される1〜5個の置換基で置換されていてもよい5〜6員のヘテロ芳香族環である)
の1つである)を表し;
R5は、水素、アルキル、ハロゲノメチル、ジハロゲノメチル、トリハロゲノメチル、アルコキシ、ホルミルアミノまたはアルキルカルボニルアミノを表し;
R6は、アルキル、ヒドロキシル、アルキルヒドロキシ、アミノ、アルキルアミノ、ジアルキルアミノおよびハロゲンから選択される1〜5個の置換基で置換されていてもよいフェニル;またはアルキル、ヒドロキシル、アルキルヒドロキシル、アミノ、アルキルアミノ、カルボニルアミノおよびハロゲンから選択される1〜4個の置換基で置換されていてもよい5〜6員のヘテロ芳香族環を表す)
で示される抗生物質的活性化合物;または医薬的に許容されるその塩と、
以下のグループb1)〜b11):
b1)以下の式II:
【化3】


(式中、
R7は、SOH、OSOHまたはOCRjRj’COOH(式中、
RjおよびRj’は、水素;アルキル;アルキル、ヒドロキシル、アルキルヒドロキシル、アミノ、アルキルアミノ、ジアルキルアミノおよびハロゲンから選択される1〜5個の置換基で置換されていてもよいフェニル;アルキル、ヒドロキシル、アルキルヒドロキシル、アミノ、アルキルアミノ、ジアルキルアミノおよびハロゲンから選択される1〜5個の置換基で置換されていてもよいベンジル;アルキルアミノおよびアルコキシアルキルから独立して選択される)を表し;
R8は、アルコキシカルボニルアミノ、αもしくはβ−アミノ酸のアシル残基、または式Q−(X)−Y−(式中、
Qは、場合により、窒素、硫黄および/または酸素を含有し、場合により、フェニル環もしくは5〜6員の複素環に縮合し、場合により、アルキル;アリル;ヒドロキシル;アルキルヒドロキシル;アミノ;アルキルアミノ;ジアルキルアミノ;置換されていてもよいカルボキサミド;カルボン酸;カルボニルアルコキシ;アミノカルボニル;アルキルアミノカルボニル;ハロゲン;ハロゲノメチル;ジハロゲノメチル;トリハロゲノメチル;スルファミド;アルキル、アリルから選択される置換基で置換されるスルファミド;アルキル、ヒドロキシル、アルキルヒドロキシル、アミノ、アルキルアミノおよびハロゲンから選択される1〜5個の置換基で置換されていてもよいフェニル;およびアルキル、ヒドロキシル、アルキルヒドロキシル、アミノ、アルキルアミノ、ハロゲンおよびベンジルから選択される1〜5個の置換基で置換されていてもよいベンジル;アルキル、アミノアルキルまたはアルキルヒドロキシルで置換されていてもよい尿素;およびアルキル、アミノアルキルまたはアルキルヒドロキシルで置換されていてもよいカルバメートから選択される1〜4個の置換基で置換される3〜6員環であり;
Xは、1〜6原子長であり、炭素、窒素、酸素および/または硫黄原子を含み、それらの2個までの原子は窒素原子であってもよく、1個の原子は酸素または硫黄であってもよい直鎖スペーサを表し、
rは0〜1の整数であり;
Yは、−CO−、−CS−、−NHCO−および−SO−から選択される)の残基である)
で示される架橋モノバクタム誘導体、または医薬的に許容されるその塩、
または
b2)一般式III:
【化4】


(式中、
R4’は、水素;アルキル;C(Rx’)(Ry’)Z’(式中、
Rx’およびRy’は、水素、アルキルおよび(C−C)シクロアルキルから独立して選択され;Z’は、COOHまたは以下の2つの式:
【化5】


(式中、
Rdは、水素;アミノ;モノアルキルアミノ;アルキル;アルコキシカルボニル;アルキル、ヒドロキシル、アルキルヒドロキシル、アミノ、アルキルアミノ、ジアルキルアミノおよびハロゲンから選択される1〜5個の置換基で置換されていてもよいベンジル;ジフェニルメチル;トリチル;またはORg(式中、Rgは、水素;アルキル;アルキル、ヒドロキシル、アルキルヒドロキシル、アミノ、アルキルアミノおよびハロゲンから選択される1〜5個の置換基で置換されていてもよいベンジル;アルキル、ヒドロキシル、アルキルヒドロキシル、アミノ、アルキルアミノおよびハロゲンから選択される1〜5個の置換基で置換されていてもよいフェニルである)であり;
ReおよびRfは、水素;アルキル;アルキル、ヒドロキシル、アルキルヒドロキシル、アミノ、アルキルアミノおよびハロゲンから選択される1〜5個の置換基で置換されていてもよいベンジル;アルキル、ヒドロキシル、アルキルヒドロキシル、アミノ、アルキルアミノおよびハロゲンから選択される1〜5個の置換基で置換されていてもよいフェニル;ORg(式中、Rgは、水素;アルキル;アルキル、ヒドロキシル、アルキルヒドロキシル、アミノ、アルキルアミノおよびハロゲンから選択される1〜5個の置換基で置換されていてもよいベンジル;アルキル、ヒドロキシル、アルキルヒドロキシル、アミノ、アルキルアミノおよびハロゲンから選択される1〜5個の置換基で置換されていてもよいフェニルである);ジフェニルメチル;トリチルまたはアルコキシカルボニルから独立して選択されるか;または、
ReおよびRfが隣接置換基である場合、ReおよびRfは、一緒になって、−O−CH=CH−CH−、−O−CH−CH−O−、−CH−CH−CH−、−CH−CH−CH−CH−、−CH=CH−CH=CH−または−CH=C(OH)−C(OH)=CH−であってもよい)の1つの基を表す)を表し;
R6’は、アルキル、ヒドロキシル、アルキルヒドロキシル、アミノ、アルキルアミノ、ジアルキルアミノおよびハロゲンから選択される1〜5個の置換基で置換されていてもよいフェニル;またはアミノ、アルキルアミノ、カルボニルアミノまたはハロゲンで置換されていてもよい5〜6員のヘテロ芳香族環を表す)
で示されるモノバクタム誘導体;
または
b3)一般式IVまたはV:
【化6】


(式中、
R9は、COOHまたは5〜6員の単環式もしくは多環式ヘテロ芳香族基を表し;
R10は、水素もしくはハロゲンを表し;
R11は、CHR12;CH=CHR12(これらの式中、R12は、水素;ハロゲン;シアノ;カルボン酸;置換されていてもよいカルボキサミド;アルコキシカルボニルまたは場合により、アルキル、ヒドロキシル、アルキルヒドロキシル、アミノ、アルキルアミノ、ジアルキルアミノおよびハロゲンから選択される1〜5個の置換基で置換されるかまたは場合により、5〜6員のヘテロ芳香族環で縮合される5〜6員のヘテロ芳香族環である);CH=NR12’(式中、R12’は、アミノ、アルキルアミノ、ジアルキルアミノ、アミノカルボニル、ヒドロキシ、アルキルヒドロキシである)を表す)
で示されるペナムスルホン誘導体、または医薬的に許容されるその塩;
または
b4)一般式VI:
【化7】


(式中、
R13は、OR14;S(O)R14(これらの式中、n=0、1または2であり、R14は、水素;アルキル;(C−C)アルケン;(C−C)アルキン;またはアルキル、ヒドロキシル、アルキルヒドロキシル、アミノ、アルキルアミノ、ジアルキルアミノおよびハロゲンから選択される1〜5個の置換基で置換されていてもよい5〜6員のヘテロ芳香族環である);またはアルキル、ヒドロキシル、アルキルヒドロキシル、アミノ、アルキルアミノ、ジアルキルアミノおよびハロゲンから選択される1〜5個の置換基で置換されていてもよい5〜6員のヘテロ芳香族環を表す)
で示されるオキサペナム誘導体、または医薬的に許容されるその塩;
または
b5)一般式VII:
【化8】


(式中、
R15は、アルキル、ヒドロキシル、アルキルヒドロキシル、アミノ、アルキルアミノ、ジアルキルアミノおよびハロゲンから選択される1〜5個の置換基で置換されていてもよいか;または場合により5〜6員のヘテロ芳香族環で縮合されるかおよび/または場合により、好ましくは、(E)−配置にある−CH=CH−スペーサに張り出してエキソ−メチレン基に結合している5〜6員のヘテロ芳香族環を表す)
で示されるペネム誘導体、または医薬的に許容されるその塩;
または
b6)一般式VIII:
【化9】


(式中、
R16は、COOR17(式中、R17は、水素もしくはアルキルを表す);または5〜6員のヘテロ芳香族環で場合により縮合され、アルキル、ヒドロキシル、アルキルヒドロキシル、アミノ、アルキルアミノ、ジアルキルアミノ、ハロゲンから選択される1〜5個の置換基で場合により置換され、および/または、好ましくは、(E)−配置にある−CH=CH−スペーサに張り出してエキソ−メチレン基に場合により結合している5〜6員のヘテロ芳香族環を表す)
で示されるセフェムスルホン誘導体、または医薬的に許容されるその塩;
または
b7)一般式IX:
【化10】


(式中、
R18は、−S−アルキル、−S−(CH−NH−CH=NHまたは以下の2つの式:
【化11】


(式中、RkおよびRlは、水素;アルキル;2−、3−、4−カルボキシフェニルおよびスルファモイルから独立して選択される)の1つの基を表す)
で示されるカルバペネム誘導体、または医薬的に許容されるその塩;
または
b8)一般式X:
【化12】


(式中、
R19は、アミノ、アルキルアミノ、ジアルキルアミノまたはアルキルスルホキシドで置換されていてもよい5〜6員のヘテロ芳香族環を表す)
で示されるボロン酸誘導体、または医薬的に許容されるその塩;
または
b9)一般式XI:
【化13】


(式中、
R20および21は、5〜6員のヘテロ芳香族環;アルキル、ヒドロキシル、アルキルヒドロキシル、アミノ、アルキルアミノ、ジアルキルアミノおよびハロゲンから選択される1〜5個の置換基で置換されていてもよいフェニル;およびアルキル、ヒドロキシル、アルキルヒドロキシル、アミノ、アルキルアミノ、ジアルキルアミノおよびハロゲンから選択される1〜5個の置換基で置換されていてもよいベンジルから独立して選択される)で示されるボロン酸誘導体、または医薬的に許容されるその塩;
または
b10)一般式XII:
【化14】


(式中、
R22は、アルキル、ヒドロキシル、アルキルヒドロキシル、アミノ、アルキルアミノ、ジアルキルアミノおよびハロゲンから選択される1〜5個の置換基で置換されていてもよく、場合により5〜6員のヘテロ芳香族環で縮合される5〜6員のヘテロ芳香族環;アルキル、ヒドロキシル、アルキルヒドロキシル、アミノ、アルキルアミノ、ジアルキルアミノおよびハロゲンから選択される1〜5個の置換基で置換されていてもよいフェニル;およびアルキル、ヒドロキシル、アルキルヒドロキシル、アミノ、アルキルアミノ、ジアルキルアミノおよびハロゲンから選択される1〜5個の置換基で置換されていてもよいベンジルから選択される)
で示されるホスホン酸誘導体;
または
b11)一般式XIII:
【化15】


(式中、
R23は、水素、カルボン酸、アルコキシカルボニルまたは置換されていてもよいカルボキサミドを表し、
R24は、SOH、OSOHまたはOCRjRj’COOH(式中、RjおよびRj’は、水素、アルキル、置換されていてもよいフェニル、置換されていてもよいベンジル、アミノアルキルおよびアルコキシから独立して選択される)
で示されるジアザビシクロオクタン誘導体)
の1つのβ−ラクタマーゼ阻害剤との組み合わせを含む医薬組成物。
【請求項2】
請求項1に記載の式II〜XIIIの1つであるが、請求項1のb1)〜b11)の化合物とは異なる化合物を更に含む、請求項1に記載の組成物。
【請求項3】
式I中、
R1は、SOH、OSOHまたはCRaRa’COOHであり;R4は、C(Rx)(Ry)Z(式中、
− Rx=Ry=Hであり、Zは式:
【化16】


(式中、Rd、ReおよびRfは、式Iについて定義されたとおりである)の1つの基であるであるか;または
− Rx=Ry=メチルおよびZ=COOHである)であるか;または
R4は、4−ヒドロキシピリジノ[3,2−b]ピリジン−3−イル)メトキシであり;
R6は、2−アミノ−1,3−チアゾール−4−イル、2−アミノ−5−クロロ−1,3−チアゾール−4−イル、5−アミノ−1,2,4−チアジアゾール−3−イル、5−アミノ−1H−1,2,4−トリアゾール−3−イル、5−アミノピラゾール−3−イルまたは4−アミノピリミジン−2−イルであり;
式II〜XIIIの1つの化合物は、以下の表:
【表1】


の行の1つによるR7およびR8を有する式IIの化合物であるか、
または式V(501)(式中、R10は水素であり、R11は(1Z)−2−シアノビニルである)の化合物である、請求項1に記載の組成物。
【請求項4】
式I中、
R1は、SOHまたはOSOHであり;R2およびR5は、水素であり;R3は、メチルであり;
R4は、C(Rx)(Ry)Z(式中、
− Rx=Ry=Hであり、Zは式:
【化17】


(式中、Rd、ReおよびRfは、Rd、ReおよびRfのうちの少なくとも2つがヒドロキシであること、好ましくは、RdおよびReがヒドロキシであり、Rfが水素であることを条件に、水素およびヒドロキシから独立して選択される)の1つの基であるか;または
− Rx=Ry=メチルおよびZ=COOHであるのいずれかである)であり;
R6は、2−アミノ−1,3−チアゾール−4−イル、5−アミノピラゾール−3−イルまたくは4−アミノピリミジン−2−イルであり; 式II〜XIIIの1つの化合物は、以下の表:
【表2】




の行の1つによるR7およびR8を有する式IIの化合物である、請求項1に記載の組成物。
【請求項5】
スルバクタムまたはクラブラン酸を更に含む、請求項1または4に記載の組成物。
【請求項6】
以下の組み合わせA)〜W):
A)式Iの化合物として、アズトレオナム
および
式IIの化合物(102)(式中、R7はSOであり、R8は
【化18】


である)
および
スルバクタムである式Vの化合物;またはクラブラン酸である式VIの化合物または医薬的に許容されるその塩のいずれか;
または
B)式Iの化合物として、化合物(1)(式中、R1はSOHであり、R2は水素であり、R3はCHであり、R4は(1,5−ジヒドロキシ−4−オキソ−1H−ピリジン−2−イル)メチレンであり、R5は水素であり、R6は2−アミノ−1,3−チアゾール−4−イルである)
および
式IIの化合物(102)(式中、R7はSOであり、R8は
【化19】


である)
および
スルバクタムである式Vの化合物;またはクラブラン酸である式VIの化合物または医薬的に許容されるその塩のいずれか;
または
C)式Iの化合物として、化合物(1)(式中、R1はSOHであり、R2は水素であり、R3はCHであり、R4は(1,5−ジヒドロキシ−4−オキソ−1H−ピリジン−2−イル)メチレンであり、R5は水素であり、R6は2−アミノ−1,3−チアゾール−4−イルである)
および
式Vの化合物(501)(式中、R10は水素であり、R11は(1Z)−2−シアノビニルである)
または
D)式Iの化合物として、化合物(1)(式中、R1はSOHであり、R2は水素であり、R3はCHであり、R4は(1,5−ジヒドロキシ−4−オキソ−1H−ピリジン−2−イル)メチレンであり、R5は水素であり、R6は2−アミノ−1,3−チアゾール−4−イルである)、
および
式IIの化合物(103)(式中、R7はSOであり、R8は
【化20】


である)
および
クラブラン酸である式VIの化合物または医薬的に許容されるその塩;
または
E)式Iの化合物として、化合物(1)(式中、R1はSOHであり、R2は水素であり、R3はCHであり、R4は(1,5−ジヒドロキシ−4−オキソ−1H−ピリジン−2−イル)メチレンであり、R5は水素であり、R6は2−アミノ−1,3−チアゾール−4−イルである)、
および
式IIの化合物(111)(式中、R7はSOであり、R8は
【化21】


である)
および
クラブラン酸である式VIの化合物または医薬的に許容されるその塩;
または
F)式Iの化合物として、化合物(1)(式中、R1はSOHであり、R2は水素であり、R3はCHであり、R4は(1,5−ジヒドロキシ−4−オキソ−1H−ピリジン−2−イル)メチレンであり、R5は水素であり、R6は2−アミノ−1,3−チアゾール−4−イルである)、
および
式IIの化合物(202)(式中、R7はSONaであり、R8は
【化22】


である)
および
クラブラン酸である式VIの化合物または医薬的に許容されるその塩;
または
G)式Iの化合物として、化合物(1)(式中、R1はSOHであり、R2は水素であり、R3はCHであり、R4は(1,5−ジヒドロキシ−4−オキソ−1H−ピリジン−2−イル)メチレンであり、R5は水素であり、R6は2−アミノ−1,3−チアゾール−4−イルである)、
および
式IIの化合物(206)(式中、R7はSONaであり、R8は
【化23】


である)
および
クラブラン酸である式VIの化合物または医薬的に許容されるその塩;
または
H)式Iの化合物として、化合物(1)(式中、R1はSOHであり、R2は水素であり、R3はCHであり、R4は(1,5−ジヒドロキシ−4−オキソ−1H−ピリジン−2−イル)メチレンであり、R5は水素であり、R6は2−アミノ−1,3−チアゾール−4−イルである)、
および
式IIの化合物(323)(式中、R7はSOHであり、R8は
【化24】


である)
および
スルバクタムである式Vの化合物、またはクラブラン酸である式VIの化合物または医薬的に許容されるその塩;
または
I)式Iの化合物として、化合物(1)(式中、R1はSOHであり、R2は水素であり、R3はCHであり、R4は(1,5−ジヒドロキシ−4−オキソ−1H−ピリジン−2−イル)メチレンであり、R5は水素であり、R6は2−アミノ−1,3−チアゾール−4−イルである)、
および
式IIの化合物(324)(式中、R7はSOHであり、R8は
【化25】


である)
および
クラブラン酸である式VIの化合物または医薬的に許容されるその塩;
または
J)式Iの化合物として、化合物(12)(式中、R1はOSOHであり、R2は水素であり、R3はCHであり、R4は(1,5−ジヒドロキシ−4−オキソ−1H−ピリジン−2−イル)メチレンであり、R5は水素であり、R6は2−アミノ−1,3−チアゾール−4−イルである)
および
式IIの化合物(102)(式中、R7はSOであり、R8は
【化26】


である)
および
スルバクタムである式Vの化合物、またはクラブラン酸である式VIの化合物または医薬的に許容されるその塩
または
K)式Iの化合物として、化合物(12)(式中、R1はOSOHであり、R2は水素であり、R3はCHであり、R4は(1,5−ジヒドロキシ−4−オキソ−1H−ピリジン−2−イル)メチレンであり、R5は水素であり、R6は2−アミノ−1,3−チアゾール−4−イルである)
および
式IIの化合物(103)(式中、R7はSOであり、R8は
【化27】


である)
および
スルバクタムである式Vの化合物
または
L)式Iの化合物として、化合物(12)(式中、R1はOSOHであり、R2は水素であり、R3はCHであり、R4は(1,5−ジヒドロキシ−4−オキソ−1H−ピリジン−2−イル)メチレンであり、R5は水素であり、R6は2−アミノ−1,3−チアゾール−4−イルである)
および
式IIの化合物(323)(式中、R7はSOHであり、R8は
【化28】


である)
および
スルバクタムである式Vの化合物
または
M)式Iの化合物として、化合物(12)(式中、R1はOSOHであり、R2は水素であり、R3はCHであり、R4は(1,5−ジヒドロキシ−4−オキソ−1H−ピリジン−2−イル)メチレンであり、R5は水素であり、R6は2−アミノ−1,3−チアゾール−4−イルである)
および
式IIの化合物(324)(式中、R7はSOHであり、R8は
【化29】


である)
および
スルバクタムである式Vの化合物
または
N)式Iの化合物として、化合物(21)(式中、R1はSOHであり、R2は水素であり、R3はCHであり、R4は(1,5−ジヒドロキシ−4−オキソ−1H−ピリジン−2−イル)メチレンであり、R5は水素であり、R6は4−アミノ−ピリミジン−2−イルである)
および
式IIの化合物(102)(式中、R7はSOであり、R8は
【化30】


である)
および
スルバクタムである式Vの化合物、またはクラブラン酸である式VIの化合物または医薬的に許容されるその塩
または
O)式Iの化合物として、化合物(21)(式中、R1はSOHであり、R2は水素であり、R3はCHであり、R4は(1,5−ジヒドロキシ−4−オキソ−1H−ピリジン−2−イル)メチレンであり、R5は水素であり、R6は4−アミノ−ピリミジン−2−イルである)
および
式IIの化合物(323)(式中、R7はSOHであり、R8は
【化31】


である)
および
スルバクタムである式Vの化合物、またはクラブラン酸である式VIの化合物または医薬的に許容されるその塩
または
P)式Iの化合物として、化合物(21)(式中、R1はSOHであり、R2は水素であり、R3はCHであり、R4は(1,5−ジヒドロキシ−4−オキソ−1H−ピリジン−2−イル)メチレンであり、R5は水素であり、R6は4−アミノ−ピリミジン−2−イルである)
および
式IIの化合物(324)(式中、R7はSOHであり、R8は
【化32】


である)
および
スルバクタムである式Vの化合物
または
Q)式Iの化合物として、化合物(29)(式中、R1はOSOHであり、R2は水素であり、R3はCHであり、R4は(1,5−ジヒドロキシ−4−オキソ−1H−ピリジン−2−イル)メチレンであり、R5は水素であり、R6は2−アミノ−5−クロロ−1,3−チアゾール−4−イルである)、
および
式IIの化合物(102)(式中、R7はSOであり、R8は
【化33】


である)
および
スルバクタムである式Vの化合物、またはクラブラン酸である式VIの化合物または医薬的に許容されるその塩
または
R)式Iの化合物として、化合物(29)(式中、R1はOSOHであり、R2は水素であり、R3はCHであり、R4は(1,5−ジヒドロキシ−4−オキソ−1H−ピリジン−2−イル)メチレンであり、R5は水素であり、R6は2−アミノ−5−クロロ−1,3−チアゾール−4−イルである)、
および
式IIの化合物(323)(式中、R7はSOHであり、R8は
【化34】


である)
および
スルバクタムである式Vの化合物
または
S)式Iの化合物として、化合物(29)(式中、R1はOSOHであり、R2は水素であり、R3はCHであり、R4は(1,5−ジヒドロキシ−4−オキソ−1H−ピリジン−2−イル)メチレンであり、R5は水素であり、R6は2−アミノ−5−クロロ−1,3−チアゾール−4−イルである)、
および
式IIの化合物(324)(式中、R7はSOHであり、R8は
【化35】


である)
および
スルバクタムである式Vの化合物
または
T)式Iの化合物として、化合物(22)(式中、R1はOCHCOOHであり、R2は水素であり、R3はCHであり、R4は(1,5−ジヒドロキシ−4−オキソ−1H−ピリジン−2−イル)メチレンであり、R5は水素であり、R6は2−アミノ−1,3−チアゾール−4−イルである)
および
式IIの化合物(102)(式中、R7はSOであり、R8は
【化36】


である)
および
クラブラン酸である式VIの化合物または医薬的に許容されるその塩
または
U)式Iの化合物として、化合物(22)(式中、R1はOCHCOOHであり、R2は水素であり、R3はCHであり、R4は(1,5−ジヒドロキシ−4−オキソ−1H−ピリジン−2−イル)メチレンであり、R5は水素であり、R6は2−アミノ−1,3−チアゾール−4−イルである)
および
式IIの化合物(324)(式中、R7はSOHであり、R8は
【化37】


である)
および
スルバクタムである式Vの化合物、またはクラブラン酸である式VIの化合物または医薬的に許容されるその塩
または
V)式Iの化合物として、化合物(26)(式中、R1はOSOHであり、R2はCHであり、R3はCHであり、R4は(1,5−ジヒドロキシ−4−オキソ−1H−ピリジン−2−イル)メチレンであり、R5は水素であり、R6は2−アミノ−1,3−チアゾール−4−イルである)
および
式IIの化合物(102)(式中、R7はSOであり、R8は
【化38】


である)
および
スルバクタムである式Vの化合物、またはクラブラン酸である式VIの化合物または医薬的に許容されるその塩
または
W)式Iの化合物として、化合物(26)(式中、R1はOSOHであり、R2はCHであり、R3はCHであり、R4は(1,5−ジヒドロキシ−4−オキソ−1H−ピリジン−2−イル)メチレンであり、R5は水素であり、R6は2−アミノ−1,3−チアゾール−4−イルである)
および
式IIの化合物(324)(式中、R7はSOHであり、R8は
【化39】


である)
および
スルバクタムである式Vの化合物、またはクラブラン酸である式VIの化合物または医薬的に許容されるその塩、
の1つを含む、請求項1に記載の組成物。
【請求項7】
病原性グラム陰性菌によって引き起こされる感染症を処置するための薬剤として、請求項1に記載の式Iの化合物および、病原性グラム陰性菌によって引き起こされる感染症の処置において、同時、個別または連続投与するための組み合わせとして、請求項1に記載の式II〜XIIIの1つの化合物を含有する製品。
【請求項8】
請求項1に記載の、式II〜XIIIの1つの、他の化合物を更に含有する、請求項7に記載の製品。
【請求項9】
式Iの化合物について、
R1は、SOHまたはOSOHであり;R2およびR5は、水素であり;R3は、メチルであり;
R4は、C(Rx)(Ry)Z(式中、
− Rx=Ry=Hであり、Zは式:
【化40】


(式中、Rd、ReおよびRfは、Rd、ReおよびRfのうちの少なくとも2つがヒドロキシであること、好ましくは、RdおよびReがヒドロキシであり、Rfが水素であることを条件に、水素およびヒドロキシから独立して選択される)の1つの基であるか;または
− Rx=Ry=メチルおよびZ=COOHであるのいずれかである)であり;
R6は、2−アミノ−1,3−チアゾール−4−イル、5−アミノピラゾール−3−イルまたは4−アミノピリミジン−2−イルであり; 式II〜XIIIの1つの化合物は、式II(式中、R7およびR8は、以下の表:
【表3】




の行の1つによる)の化合物から選択される、請求項7に記載の製品。
【請求項10】
式Iの化合物について、
R1は、SOH、OSOHまたはCHRaRa’COOHであり;R2は、水素またはメチルであり;
R3は、メチルであり;
R4は、C(Rx)(Ry)Z(式中、
− Rx=Ry=Hであり、Zは式:
【化41】


(式中、Rd、ReおよびRfは、式Iについて定義されたとおりである)の1つであるかまたは
− Rx=Ry=メチルおよびZ=COOHであるのいずれかである)であるか;またはR4は、4−ヒドロキシピリジノ[3,2−b]ピリジン−3−イル)メトキシであり;R5は、水素であり;
R6は、2−アミノ−1,3−チアゾール−4−イル、2−アミノ−5−クロロ−1,3−チアゾール−4−イル、5−アミノ−1,2,4−チアジアゾール−3−イル、5−アミノ−1H−1,2,4−トリアゾール−3−イル、5−アミノピラゾール−3−イルまたは4−アミノピリミジン−2−イルであり; 式II〜XIIIの1つの化合物は、式II(式中、R7およびR8は、以下の表:
【表4】


の行の1つによる)の化合物および式V(501)(式中、R10は水素であり、R11は(1Z)−2−シアノビニルである)の化合物から選択される、請求項7に記載の製品。
【請求項11】
スルバクタムもしくはクラブラン酸を更に含む、請求項7または9に記載の製品。
【請求項12】
式Iの化合物として、化合物(1)(式中、R1はSOHであり、R2は水素であり、R3はCHであり、R4は(1,5−ジヒドロキシ−4−オキソ−1H−ピリジン−2−イル)メチレンであり、R5は水素であり、R6は2−アミノ−1,3−チアゾール−4−イルである)および式V(501)(式中、R10は水素であり、R11は(1Z)−2−シアノビニルである)の化合物を含む、請求項7または10に記載の製品。
【請求項13】
請求項1に記載の式II〜XIIIの1つの、他の化合物を更に含有する、請求項7、10または12の一項に記載の製品。
【請求項14】
更なる化合物が、式Vの化合物または式VIの化合物である、請求項13に記載の製品。
【請求項15】
以下の組み合わせA)〜V):
A)式Iの化合物として、アズトレオナム
および
式II(102)(式中、R7はSOであり、R8は
【化42】


である)の化合物
および
スルバクタムである式Vの化合物;またはクラブラン酸である式VIの化合物または医薬的に許容されるその塩のいずれか、
または
B)式Iの化合物として、化合物(1)(式中、R1はSOHであり、R2は水素であり、R3はCHであり、R4は(1,5−ジヒドロキシ−4−オキソ−1H−ピリジン−2−イル)メチレンであり、R5は水素であり、R6は2−アミノ−1,3−チアゾール−4−イルである)
および
式II(102)(式中、R7はSOであり、R8は
【化43】


である)の化合物
および
スルバクタムである式Vの化合物;またはクラブラン酸である式VIの化合物または医薬的に許容されるその塩のいずれか、
または
C)式Iの化合物として、化合物(1)(式中、R1はSOHであり、R2は水素であり、R3はCHであり、R4は(1,5−ジヒドロキシ−4−オキソ−1H−ピリジン−2−イル)メチレンであり、R5は水素であり、R6は2−アミノ−1,3−チアゾール−4−イルである)
および
式II(103)(式中、R7はSOであり、R8は
【化44】


である)の化合物
および
クラブラン酸である式VIの化合物または医薬的に許容されるその塩
または
D)式Iの化合物として、化合物(1)(式中、R1はSOHであり、R2は水素であり、R3はCHであり、R4は(1,5−ジヒドロキシ−4−オキソ−1H−ピリジン−2−イル)メチレンであり、R5は水素であり、R6は2−アミノ−1,3−チアゾール−4−イルである)
および
式II(111)(式中、R7はSOであり、R8は
【化45】


である)の化合物
および
クラブラン酸である式VIの化合物または医薬的に許容されるその塩
または
E)式Iの化合物として、化合物(1)(式中、R1はSOHであり、R2は水素であり、R3はCHであり、R4は(1,5−ジヒドロキシ−4−オキソ−1H−ピリジン−2−イル)メチレンであり、R5は水素であり、R6は2−アミノ−1,3−チアゾール−4−イルである)
および
式II(202)(式中、R7はSONaであり、R8は
【化46】


である)の化合物
および
クラブラン酸である式VIの化合物または医薬的に許容されるその塩
または
F)式Iの化合物として、化合物(1)(式中、R1はSOHであり、R2は水素であり、R3はCHであり、R4は(1,5−ジヒドロキシ−4−オキソ−1H−ピリジン−2−イル)メチレンであり、R5は水素であり、R6は2−アミノ−1,3−チアゾール−4−イルである)
および
式II(206)(式中、R7はSONaであり、R8は
【化47】


である)の化合物
および
クラブラン酸である式VIの化合物または医薬的に許容されるその塩
または
G)式Iの化合物として、化合物(1)(式中、R1はSOHであり、R2は水素であり、R3はCHであり、R4は(1,5−ジヒドロキシ−4−オキソ−1H−ピリジン−2−イル)メチレンであり、R5は水素であり、R6は2−アミノ−1,3−チアゾール−4−イルである)
および
式II(323)(式中、R7はSOHであり、R8は
【化48】


である)の化合物
および
スルバクタムである式Vの化合物、またはクラブラン酸である式VIの化合物または医薬的に許容されるその塩
または
H)式Iの化合物として、化合物(1)(式中、R1はSOHであり、R2は水素であり、R3はCHであり、R4は(1,5−ジヒドロキシ−4−オキソ−1H−ピリジン−2−イル)メチレンであり、R5は水素であり、R6は2−アミノ−1,3−チアゾール−4−イルである)
および
式II(324)(式中、R7はSOHであり、R8は
【化49】


である)の化合物
および
クラブラン酸である式VIの化合物または医薬的に許容されるその塩
または
I)式Iの化合物として、化合物(12)(式中、R1はOSOHであり、R2は水素であり、R3はCHであり、R4は(1,5−ジヒドロキシ−4−オキソ−1H−ピリジン−2−イル)メチレンであり、R5は水素であり、R6は2−アミノ−1,3−チアゾール−4−イルである)
および
式II(102)(式中、R7はSOであり、R8は
【化50】


である)の化合物
および
スルバクタムである式Vの化合物、またはクラブラン酸である式VIの化合物または医薬的に許容されるその塩
または
J)式Iの化合物として、化合物(12)(式中、R1はOSOHであり、R2は水素であり、R3はCHであり、R4は(1,5−ジヒドロキシ−4−オキソ−1H−ピリジン−2−イル)メチレンであり、R5は水素であり、R6は2−アミノ−1,3−チアゾール−4−イルである)
および
式II(103)(式中、R7はSOであり、R8は
【化51】


である)の化合物
および
スルバクタムである式Vの化合物
または
K)式Iの化合物として、化合物(12)(式中、R1はOSOHであり、R2は水素であり、R3はCHであり、R4は(1,5−ジヒドロキシ−4−オキソ−1H−ピリジン−2−イル)メチレンであり、R5は水素であり、R6は2−アミノ−1,3−チアゾール−4−イルである)
および
式II(323)(式中、R7はSOHであり、R8は
【化52】


である)の化合物
および
スルバクタムである式Vの化合物
または
L)式Iの化合物として、化合物(12)(式中、R1はOSOHであり、R2は水素であり、R3はCHであり、R4は(1,5−ジヒドロキシ−4−オキソ−1H−ピリジン−2−イル)メチレンであり、R5は水素であり、R6は2−アミノ−1,3−チアゾール−4−イルである)
および
式II(324)(式中、R7はSOHであり、R8は
【化53】


である)の化合物
および
スルバクタムである式Vの化合物
または
M)式Iの化合物として、化合物(21)(式中、R1はSOHであり、R2は水素であり、R3はCHであり、R4は(1,5−ジヒドロキシ−4−オキソ−1H−ピリジン−2−イル)メチレンであり、R5は水素であり、R6は4−アミノ−ピリミジン−2−イルである)
および
式II(102)(式中、R7はSOであり、R8は
【化54】


である)の化合物
および
スルバクタムである式Vの化合物、またはクラブラン酸である式VIの化合物または医薬的に許容されるその塩
または
N)式Iの化合物として、化合物(21)(式中、R1はSOHであり、R2は水素であり、R3はCHであり、R4は(1,5−ジヒドロキシ−4−オキソ−1H−ピリジン−2−イル)メチレンであり、R5は水素であり、R6は4−アミノ−ピリミジン−2−イルである)
および
式II(323)(式中、R7はSOHであり、R8は
【化55】


である)の化合物
および
スルバクタムである式Vの化合物、またはクラブラン酸である式VIの化合物または医薬的に許容されるその塩
または
O)式Iの化合物として、化合物(21)(式中、R1はSOHであり、R2は水素であり、R3はCHであり、R4は(1,5−ジヒドロキシ−4−オキソ−1H−ピリジン−2−イル)メチレンであり、R5は水素であり、R6は4−アミノ−ピリミジン−2−イルである)
および
式II(324)(式中、R7はSOHであり、R8は
【化56】


である)の化合物
および
スルバクタムである式Vの化合物
または
P)式Iの化合物として、化合物(22)(式中、R1はOCHCOOHであり、R2は水素であり、R3はCHであり、R4は(1,5−ジヒドロキシ−4−オキソ−1H−ピリジン−2−イル)メチレンであり、R5は水素であり、R6は2−アミノ−1,3−チアゾール−4−イルである)
および
式II(102)(式中、R7はSOであり、R8は
【化57】


である)の化合物
および
クラブラン酸である式VIの化合物または医薬的に許容されるその塩
または
Q)式Iの化合物として、化合物(22)(式中、R1はOCHCOOHであり、R2は水素であり、R3はCHであり、R4は(1,5−ジヒドロキシ−4−オキソ−1H−ピリジン−2−イル)メチレンであり、R5は水素であり、R6は2−アミノ−1,3−チアゾール−4−イルである)
および
式II(324)(式中、R7はSOHであり、R8は
【化58】


である)の化合物
および
スルバクタムである式Vの化合物、またはクラブラン酸である式VIの化合物または医薬的に許容されるその塩
または
R)式Iの化合物として、化合物(26)(式中、R1はOSOHであり、R2はCHであり、R3はCHであり、R4は(1,5−ジヒドロキシ−4−オキソ−1H−ピリジン−2−イル)メチレンであり、R5は水素であり、R6は2−アミノ−1,3−チアゾール−4−イルである)
および
式II(102)(式中、R7はSOであり、R8は
【化59】


である)の化合物
および
スルバクタムである式Vの化合物、またはクラブラン酸である式VIの化合物または医薬的に許容されるその塩
または
S)式Iの化合物として、化合物(26)(式中、R1はOSOHであり、R2はCHであり、R3はCHであり、R4は(1,5−ジヒドロキシ−4−オキソ−1H−ピリジン−2−イル)メチレンであり、R5は水素であり、R6は2−アミノ−1,3−チアゾール−4−イルである)
および
式II(324)(式中、R7はSOHであり、R8は
【化60】


である)の化合物
および
スルバクタムである式Vの化合物、またはクラブラン酸である式VIの化合物または医薬的に許容されるその塩
または
T)式Iの化合物として、化合物(29)(式中、R1はOSOHであり、R2は水素であり、R3はCHであり、R4は(1,5−ジヒドロキシ−4−オキソ−1H−ピリジン−2−イル)メチレンであり、R5は水素であり、R6は2−アミノ−5−クロロ−1,3−チアゾール−4−イルである)
および
式II(102)(式中、R7はSOであり、R8は
【化61】


である)の化合物
および
スルバクタムである式Vの化合物、またはクラブラン酸である式VIの化合物または医薬的に許容されるその塩
または
U)式Iの化合物として、化合物(29)(式中、R1はOSOHであり、R2は水素であり、R3はCHであり、R4は(1,5−ジヒドロキシ−4−オキソ−1H−ピリジン−2−イル)メチレンであり、R5は水素であり、R6は2−アミノ−5−クロロ−1,3−チアゾール−4−イルである)
および
式II(323)(式中、R7はSOHであり、R8は
【化62】


である)の化合物
および
スルバクタムである式Vの化合物
または
V)式Iの化合物として、化合物(29)(式中、R1はOSOHであり、R2は水素であり、R3はCHであり、R4は(1,5−ジヒドロキシ−4−オキソ−1H−ピリジン−2−イル)メチレンであり、R5は水素であり、R6は2−アミノ−5−クロロ−1,3−チアゾール−4−イルである)
および
式II(324)(式中、R7はSOHであり、R8は
【化63】


である)の化合物
および
スルバクタムである式Vの化合物、
の1つを含む、請求項14に記載の製品。
【請求項16】
R6は、4−アミノピリミジン−2−イルである、請求項1に記載の式Iの化合物または医薬的に許容されるその塩。
【請求項17】
、請求項1に記載の式I(式中、R5は水素であり、R2はアゼチジノン環の平面から上方を指しており、R3はアゼチジノン環の平面の下方を指しており、R1、R2、R3、R4およびR6は以下の表:
【表5】






の行の1つによる)の化合物または医薬的に許容されるその塩;
および以下の式Ia:
【化64】


(式中、
Rzは、SOHまたはCRaRa’COOH(式中、
RaおよびRa’は、水素;アルキル;アリル;アルキル、ヒドロキシル、アルコキシ、アミノ、アルキルアミノ、ジアルキルアミノおよびハロゲンから選択される1〜5個の置換基で置換されていてもよいベンジル;アルキル、ヒドロキシル、アルコキシ、アミノ、アルキルアミノ、ジアルキルアミノおよびハロゲンから選択される1〜5個の置換基で置換されていてもよいフェニル;アルキルアミノ;ジアルキルアミノ;アルコキシアルキルおよびアルキル、ヒドロキシル、アルコキシ、アミノ、アルキルアミノ、ジアルキルアミノおよびハロゲンから選択される1〜4個の置換基で置換されていてもよい5〜6員のヘテロ芳香族環から独立して選択される)であり;
R2およびR3は、水素;アルキル;アルケニル;アルキニル;アルキル、ヒドロキシル、アルコキシ、アミノ、アルキルアミノ、ジアルキルアミノおよびハロゲンから選択される1〜5個の置換基で置換されていてもよいベンジル;アルキル、ヒドロキシル、アルコキシ、アミノ、アルキルアミノ、ジアルキルアミノおよびハロゲンから選択される1〜5個の置換基で置換されていてもよいフェニル;アジド;ハロゲン;ジハロゲノメチル;トリハロゲノメチル;アルコキシカルボニル;カルボキシル;スルホニルまたはCHX1(式中、
X1は、アジド;アミノ;ハロゲン;ヒドロキシル;シアン;カルボキシル;アミノスルホニル;アルコキシカルボニル;アルカノイルアミノ;フェニルアミノカルボニル;アルキルアミノカルボニル;アミノカルボニル;カルバモイルオキシ;アルキルアミノスルホニル;フェニルがアルキル、ヒドロキシル、アルコキシ、アミノ、アルキルアミノ、ジアルキルアミノおよびハロゲンから選択される1〜5個の置換基で置換されていてもよいフェニルアミノスルホニル;アルキル、ヒドロキシル、アルコキシ、アミノ、アルキルアミノ、ジアルキルアミノおよびハロゲンから選択される1〜5個の置換基で置換されていてもよいフェニル;またはアルキル、ヒドロキシル、アルコキシ、アミノ、アルキルアミノ、ジアルキルアミノおよびハロゲンから選択される1〜5個の置換基で置換されていてもよいベンジルである)を独立して表し;
R4は、CHZ(式中、Zは式:
【化65】


(式中、
Rd、ReおよびRfは、水素;アルキル;アミノ;モノアルキルアミノ;カルボキシルアミノアルキル;アルコキシカルボニル;アルキル、ヒドロキシル、アルコキシ、アミノ、アルキルアミノ、ジアルキルアミノおよびハロゲンから選択される1〜5個の置換基で置換されていてもよいベンジル;ジフェニルメチル;トリチル;およびORg(式中、Rgは、水素;アルキル;アルキル、ヒドロキシル、アルコキシ、アミノ、アルキルアミノおよびハロゲンから選択される1〜5個の置換基で置換されていてもよいベンジル;またはアルキル、ヒドロキシル、アルコキシ、アミノ、アルキルアミノおよびハロゲンから選択される1〜5個の置換基で置換されていてもよいフェニルである)から独立して選択されるか;または
ReおよびRfが隣接置換基である場合、ReおよびRfは、また、一緒になって、−O−CH=CH−CH−、−O−CH−CH−O−、−CH−CH−CH−、−CH−CH−CH−CH−、−CH=CH−CH=CH−または−CH=C(OH)−C(OH)=CH−であってよい)の1つの基である)であり;
R5は、水素、アルキル、ハロゲノメチル、ジハロゲノメチル、トリハロゲノメチル、アルコキシ、ホルミルアミノまたはアルキルカルボニルアミノを表し;
R6は、アルキル、ヒドロキシル、アルコキシ、アミノ、アルキルアミノ、ジアルキルアミノおよびハロゲンから選択される1〜5個の置換基で置換されていてもよいフェニル;またはアルキル、ヒドロキシル、アルコキシ、アミノ、アルキルアミノ、カルボニルアミノおよびハロゲンから選択される1〜4個の置換基で置換されていてもよい5〜6員のヘテロ芳香族環を表す)
で示される化合物、または医薬的に許容されるその塩またはその分子内塩。
【請求項18】
請求項17に記載の式Iaの化合物であり、ここで、R6は、好ましくは、2−アミノ−1,3−チアゾール−4−イル、5−アミノ−1,2,4−チアジアゾール−3−イル、5−アミノ−1,2,4−オキサジアゾール−3−イル、3−アミノイソキサゾール−5−イル、5−アミノ−1−メチルピラゾール−3−イル、5−アミノピラゾール−3−イル、6−アミノ−2−ピリジル、4−アミノピリミジン−2−イル、2−カルボニルアミノ−1,3−チアゾール−4−イル、2−アミノ−5−クロロ−1,3−チアゾール−4−イルおよび2−チエニルから選択されるもので、場合によりアミノ置換されるおよび場合によりクロロ置換される5〜6員のヘテロ芳香族環である、請求項17に記載の化合物。
【請求項19】
R5は、水素である、請求項17または18に記載の化合物。
【請求項20】
Rzは、SOHである、請求項17〜19の一項に記載の化合物。
【請求項21】
R2およびR3は、メチルである、請求項20に記載の化合物。
【請求項22】
R5は水素であり、R2、R3、R4およびR6は以下の表:
【表6】


の行の1つによる、請求項20に記載の化合物、または医薬的に許容されるその塩またはその分子内塩。
【請求項23】
R5は水素であり、R4およびR6は以下の表:
【表7】


による、請求項21に記載の化合物。
【請求項24】
R5は水素であり、R4およびR6は以下の表:
【表8】


による、請求項21に記載の化合物。
【請求項25】
Rzは、CRaRa’COOHである、請求項17〜19の一項に記載の化合物。
【請求項26】
RaおよびRa’は、水素およびメチルから選択される、請求項25に記載の化合物。
【請求項27】
Rzは、
【化66】


である、請求項26に記載の化合物。
【請求項28】
R2は、水素、メチル、フルオロメチルおよびカルバモイルオキシメチルから選択されれ;R3は、水素およびメチルから選択される、請求項21または23〜27の一項に記載の化合物。
【請求項29】
R2およびR3が結合している炭素原子での配置が(S)である、請求項28に記載の化合物。
【請求項30】
R5は水素であり、Rz、R2、R3、R4およびR6は以下の表:
【表9】




の行の1つによる、請求項25に記載の化合物。
【請求項31】
請求項17〜30の一項に記載の化合物を含む医薬組成物。
【請求項32】
式Iの化合物は、請求項17に記載の式Iaの化合物である、請求項1に記載の組成物。
【請求項33】
相互に異なり、請求項1に記載の式II〜XIIIから選択される2つ以上の化合物を含む、請求項32に記載の組成物。
【請求項34】
式II〜XIIIから選択される2つ以上の化合物の1つは、式Vの化合物または式VIの化合物である、請求項33に記載の組成物。
【請求項35】
組み合わせは、I)、J)、K)、L)、P)、Q)、R)、S)、T)、U)の1つまたはT)である、請求項6に記載の組成物。
【請求項36】
R7およびR8は、以下の表:
【表10】
















の行の1つによる、請求項1に記載の式IIの化合物。
【請求項37】
グラム陰性菌に対する医薬組成物を製造するための、請求項1に記載の式Iの抗生物質的活性化合物、および請求項1に記載の、式II〜XIIIの1つによるβ−ラクタマーゼ阻害剤の組み合わせの使用。
【請求項38】
請求項1に記載の式II〜XIIIの1つの、他の化合物が更に使用される、請求項37に記載の使用。
【請求項39】
式I中、
R1は、SOHまたはOSOHであり;R2およびR5は、水素であり;R3は、メチルであり;
R4は、C(Rx)(Ry)Z(式中、
− Rx=Ry=Hであり、Zは式:
【化67】


(式中、Rd、ReおよびRfは、Rd、ReおよびRfのうちの少なくとも2つがヒドロキシであること、好ましくは、RdおよびReがヒドロキシであり、Rfが水素であることを条件に、水素およびヒドロキシから独立して選択される)の1つの基であるか;または
− Rx=Ry=メチルおよびZ=COOHであるのいずれかである)であり;
R6は、2−アミノ−1,3−チアゾール−4−イル、5−アミノピラゾール−3−イルまたは4−アミノピリミジン−2−イルであり;
式II〜XIIIの1つの化合物は、式II(式中、R7およびR8は、以下の表:
【表11】


の行の1つによる)の化合物および
式V(501)(式中、R10は水素であり、R11は(1Z)−2−シアノビニルである)の化合物から選択される、請求項37に記載の使用。
【請求項40】
スルバクタムまたはクラブラン酸が更に使用される、請求項37または39に記載の使用。
【請求項41】
式Iの化合物として、化合物(1)(式中、R1はSOHであり、R2は水素であり、R3はCHであり、R4は(1,5−ジヒドロキシ−4−オキソ−1H−ピリジン−2−イル)メチレンであり、R5は水素であり、R6は2−アミノ−1,3−チアゾール−4−イルである)、
および
式V(501)(式中、R10は水素であり、R11は(1Z)−2−シアノビニルである)の化合物が使用される、請求項37の使用。
【請求項42】
さらなる化合物は、式Vの化合物または式VIの化合物である、請求項38に記載の使用。
【請求項43】
以下の組み合わせA)〜V):
A)式Iの化合物として、アズトレオナム
および
式II(102)(式中、R7はSOであり、R8は
【化68】


である)の化合物
および
スルバクタムである式Vの化合物;またはクラブラン酸である式VIの化合物または医薬的に許容されるその塩のいずれか、
または
B)式Iの化合物として、化合物(1)(式中、R1はSOHであり、R2は水素であり、R3はCHであり、R4は(1,5−ジヒドロキシ−4−オキソ−1H−ピリジン−2−イル)メチレンであり、R5は水素であり、R6は2−アミノ−1,3−チアゾール−4−イルである)
および
式II(102)(式中、R7はSOであり、R8は
【化69】


である)の化合物
および
スルバクタムである式Vの化合物;またはクラブラン酸である式VIの化合物または医薬的に許容されるその塩のいずれか、
または
C)式Iの化合物として、化合物(1)(式中、R1はSOHであり、R2は水素であり、R3はCHであり、R4は(1,5−ジヒドロキシ−4−オキソ−1H−ピリジン−2−イル)メチレンであり、R5は水素であり、R6は2−アミノ−1,3−チアゾール−4−イルである)
および
式IIの化合物(103)(式中、R7はSOであり、R8は
【化70】


である)
および
クラブラン酸である式VIの化合物または医薬的に許容されるその塩
または
D)式Iの化合物として、化合物(1)(式中、R1はSOHであり、R2は水素であり、R3はCHであり、R4は(1,5−ジヒドロキシ−4−オキソ−1H−ピリジン−2−イル)メチレンであり、R5は水素であり、R6は2−アミノ−1,3−チアゾール−4−イルである)
および
式IIの化合物(111)(式中、R7はSOであり、R8は
【化71】


である)
および
クラブラン酸である式VIの化合物または医薬的に許容されるその塩
または
E)式Iの化合物として、化合物(1)(式中、R1はSOHであり、R2は水素であり、R3はCHであり、R4は(1,5−ジヒドロキシ−4−オキソ−1H−ピリジン−2−イル)メチレンであり、R5は水素であり、R6は2−アミノ−1,3−チアゾール−4−イルである)
および
式IIの化合物(202)(式中、R7はSONaであり、R8は
【化72】


である)
および
クラブラン酸である式VIの化合物または医薬的に許容されるその塩
または
F)式Iの化合物として、化合物(1)(式中、R1はSOHであり、R2は水素であり、R3はCHであり、R4は(1,5−ジヒドロキシ−4−オキソ−1H−ピリジン−2−イル)メチレンであり、R5は水素であり、R6は2−アミノ−1,3−チアゾール−4−イルである)
および
式IIの化合物(206)(式中、R7はSONaであり、R8は
【化73】


である)
および
クラブラン酸である式VIの化合物または医薬的に許容されるその塩
または
G)式Iの化合物として、化合物(1)(式中、R1はSOHであり、R2は水素であり、R3はCHであり、R4は(1,5−ジヒドロキシ−4−オキソ−1H−ピリジン−2−イル)メチレンであり、R5は水素であり、R6は2−アミノ−1,3−チアゾール−4−イルである)
および
式IIの化合物(323)(式中、R7はSOHであり、R8は
【化74】


である)
および
スルバクタムである式Vの化合物、またはクラブラン酸である式VIの化合物または医薬的に許容されるその塩
または
H)式Iの化合物として、化合物(1)(式中、R1はSOHであり、R2は水素であり、R3はCHであり、R4は(1,5−ジヒドロキシ−4−オキソ−1H−ピリジン−2−イル)メチレンであり、R5は水素であり、R6は2−アミノ−1,3−チアゾール−4−イルである)
および
式II(324)(式中、R7はSOHであり、R8は
【化75】


である)の化合物
および
クラブラン酸である式VIの化合物または医薬的に許容されるその塩
または
I)式Iの化合物として、化合物(12)(式中、R1はOSOHであり、R2は水素であり、R3はCHであり、R4は(1,5−ジヒドロキシ−4−オキソ−1H−ピリジン−2−イル)メチレンであり、R5は水素であり、R6は2−アミノ−1,3−チアゾール−4−イルである)
および
式IIの化合物(102)(式中、R7はSOであり、R8は
【化76】


である)
および
スルバクタムである式Vの化合物、またはクラブラン酸である式VIの化合物または医薬的に許容されるその塩
または
J)式Iの化合物として、化合物(12)(式中、R1はOSOHであり、R2は水素であり、R3はCHであり、R4は(1,5−ジヒドロキシ−4−オキソ−1H−ピリジン−2−イル)メチレンであり、R5は水素であり、R6は2−アミノ−1,3−チアゾール−4−イルである)
および
式IIの化合物(103)(式中、R7はSOであり、R8は
【化77】


である)
および
スルバクタムである式Vの化合物
または
K)式Iの化合物として、化合物(12)(式中、R1はOSOHであり、R2は水素であり、R3はCHであり、R4は(1,5−ジヒドロキシ−4−オキソ−1H−ピリジン−2−イル)メチレンであり、R5は水素であり、R6は2−アミノ−1,3−チアゾール−4−イルである)
および
式IIの化合物(323)(式中、R7はSOHであり、R8は
【化78】


である)
および
スルバクタムである式Vの化合物
または
L)式Iの化合物として、化合物(12)(式中、R1はOSOHであり、R2は水素であり、R3はCHであり、R4は(1,5−ジヒドロキシ−4−オキソ−1H−ピリジン−2−イル)メチレンであり、R5は水素であり、R6は2−アミノ−1,3−チアゾール−4−イルである)
および
式IIの化合物(324)(式中、R7はSOHであり、R8は
【化79】


である)
および
スルバクタムである式Vの化合物
または
M)式Iの化合物として、の化合物(21)(式中、R1はSOHであり、R2は水素であり、R3はCHであり、R4は(1,5−ジヒドロキシ−4−オキソ−1H−ピリジン−2−イル)メチレンであり、R5は水素であり、R6は4−アミノ−ピリミジン−2−イルである)
および
式IIの化合物(102)(式中、R7はSOであり、R8は
【化80】


である)
および
スルバクタムである式Vの化合物、またはクラブラン酸である式VIの化合物または医薬的に許容されるその塩
または
N)式Iの化合物として、化合物(21)(式中、R1はSOHであり、R2は水素であり、R3はCHであり、R4は(1,5−ジヒドロキシ−4−オキソ−1H−ピリジン−2−イル)メチレンであり、R5は水素であり、R6は4−アミノ−ピリミジン−2−イルである)
および
式IIの化合物(323)(式中、R7はSOHであり、R8は
【化81】


である)
および
スルバクタムである式Vの化合物、またはクラブラン酸である式VIの化合物または医薬的に許容されるその塩
または
O)式Iの化合物として、化合物(21)(式中、R1はSOHであり、R2は水素であり、R3はCHであり、R4は(1,5−ジヒドロキシ−4−オキソ−1H−ピリジン−2−イル)メチレンであり、R5は水素であり、R6は4−アミノ−ピリミジン−2−イルである)
および
式IIの化合物(324)(式中、R7はSOHであり、R8は
【化82】


である)
および
スルバクタムである式Vの化合物
または
P)式Iの化合物として、化合物(29)(式中、R1はOSOHであり、R2は水素であり、R3はCHであり、R4は(1,5−ジヒドロキシ−4−オキソ−1H−ピリジン−2−イル)メチレンであり、R5は水素であり、R6は2−アミノ−5−クロロ−1,3−チアゾール−4−イルである)
および
式IIの化合物(102)(式中、R7はSOであり、R8は
【化83】


である)
および
スルバクタムである式Vの化合物、またはクラブラン酸である式VIの化合物または医薬的に許容されるその塩
または
Q)式Iの化合物として、化合物(22)(式中、R1はOCHCOOHであり、R2は水素であり、R3はCHであり、R4は(1,5−ジヒドロキシ−4−オキソ−1H−ピリジン−2−イル)メチレンであり、R5は水素であり、R6は2−アミノ−1,3−チアゾール−4−イルである)
および
式II(102)(式中、R7はSOであり、R8は
【化84】


である)の化合物
および
クラブラン酸である式VIの化合物または医薬的に許容されるその塩
または
R)式Iの化合物として、化合物(22)(式中、R1はOCHCOOHであり、R2は水素であり、R3はCHであり、R4は(1,5−ジヒドロキシ−4−オキソ−1H−ピリジン−2−イル)メチレンであり、R5は水素であり、R6は2−アミノ−1,3−チアゾール−4−イルである)
および
式IIの化合物(324)(式中、R7はSOHであり、R8は
【化85】


である)
および
スルバクタムである式Vの化合物、またはクラブラン酸である式VIの化合物または医薬的に許容されるその塩
または
S)式Iの化合物として、化合物(26)(式中、R1はOSOHであり、R2はCHであり、R3はCHであり、R4は(1,5−ジヒドロキシ−4−オキソ−1H−ピリジン−2−イル)メチレンであり、R5は水素であり、R6は2−アミノ−1,3−チアゾール−4−イルである)
および
式IIの化合物(102)(式中、R7はSOであり、R8は
【化86】


である)
および
スルバクタムである式Vの化合物、またはクラブラン酸である式VIの化合物または医薬的に許容されるその塩
または
T)式Iの化合物として、化合物(26)(式中、R1はOSOHであり、R2はCHであり、R3はCHであり、R4は(1,5−ジヒドロキシ−4−オキソ−1H−ピリジン−2−イル)メチレンであり、R5は水素であり、R6は2−アミノ−1,3−チアゾール−4−イルである)
および
式IIの化合物(324)(式中、R7はSOHであり、R8は
【化87】


である)
および
スルバクタムである式Vの化合物、またはクラブラン酸である式VIの化合物または医薬的に許容されるその塩
または
U)式Iの化合物として、化合物(29)(式中、R1はOSOHであり、R2は水素であり、R3はCHであり、R4は(1,5−ジヒドロキシ−4−オキソ−1H−ピリジン−2−イル)メチレンであり、R5は水素であり、R6は2−アミノ−5−クロロ−1,3−チアゾール−4−イルである)
および
式IIの化合物(323)(式中、R7はSOHであり、R8は
【化88】


である)
および
スルバクタムである式Vの化合物
または
V)式Iの化合物として、化合物(29)(式中、R1はOSOHであり、R2は水素であり、R3はCHであり、R4は(1,5−ジヒドロキシ−4−オキソ−1H−ピリジン−2−イル)メチレンであり、R5は水素であり、R6は2−アミノ−5−クロロ−1,3−チアゾール−4−イルである)
および
式IIの化合物(324)(式中、R7はSOHであり、R8は
【化89】


である)
および
スルバクタムである式Vの化合物
の1つが使用される、請求項38に記載の使用。
【請求項44】
グラム陰性菌は、特に、アズトレオナム、カルモナムおよびチゲモナムなどの臨床的使用のために入手できるモノバクタム系抗生物質に対して耐性的であるグラム陰性菌である、請求項37〜43の一項に記載の使用。
【請求項45】
グラム陰性菌は:アクロモバクター(Achromobacter)種(A.キシロソオキシダンス(xylosooxidans)を含む);アシネトバクター(Acinetobacter)種(A.バウマンニイ(baumannii)、A.ユニイ(junii)、A.ルオフィ(lwoffi)を含む);バークホルデリア(Burkholderia)種(B.セパシア(cepacia)を含む);腸内細菌科(Enterobacteriaceae)(例えば、E.エアロゲネス(aerogenes)、E.クロアカエ(cloacae)などのエンテロバクター(Enterobacter)種を排他的ではなく含む)、エシェリキア(Escherichia)種(大腸菌(E.coli)など)、クレブシエラ(Klebsiella)種(K.オキシトカ(oxytoca)、肺炎桿菌(K.pneumoniae)など)、プロテウス(Proteus)種(P.ミラビリス(mirabilis)、P.ペンネリ(penneri)、P.ブルガリス(vulgaris)など)、セラチア(Serratia)種(S.マルセッセンス(marcescens)など);シュードモナス(Pseudomonas)種(緑膿菌(P.aeruginosa)およびP.プチダ(putida)を含む);ステノトロホモナス マルトフィリア(Stenotrophomonas maltophilia)から選択される、請求項37〜44の一項に記載の使用。

【公表番号】特表2009−518317(P2009−518317A)
【公表日】平成21年5月7日(2009.5.7)
【国際特許分類】
【出願番号】特願2008−543630(P2008−543630)
【出願日】平成18年12月7日(2006.12.7)
【国際出願番号】PCT/CH2006/000685
【国際公開番号】WO2007/065288
【国際公開日】平成19年6月14日(2007.6.14)
【出願人】(501241380)バジリア ファルマスーチカ アーゲー (24)
【氏名又は名称原語表記】Basilea Pharmaceutica AG
【Fターム(参考)】