説明

ロータリー式容器処理装置

【課題】容器台32の回転によって、容器4とともに回転するトップロケータ44の回転に異常があった場合にこれを検出する。
【解決手段】容器4を載せてその底面を支持する容器台32とこの容器台32の上方に昇降可能に配置されたトップロケータ44と、容器台32を回転させるサーボモータ38とを備えており、トップロケータ44の下端に設けた回転自在な容器支持部60と容器台32とにより容器4を挟持した状態で容器4を回転させる。トップロケータ44の方向を向けた近接センサ72により、容器支持部60に設けた検出片74を検出し、所定時間内の検出回数を判定手段である制御装置76に送って、正常な回転をしているか否かを判定する。

【発明の詳細な説明】
【技術分野】
【0001】
本発明は、容器台上に載せた容器を、容器台とその上方のトップロケータとで挟持した状態で回転させて所定の処理を行うロータリー式容器処理装置に係り、例えば、容器を回転させることにより容器内に充填された液体中に混入している異物を浮揚させて検出する異物検査装置等のようなロータリー式容器処理装置に関するものである。
【背景技術】
【0002】
容器内に充填された液体中に異物が混入している場合にこれを検出する異物検査装置が従来から知られている(例えば、特許文献1参照)。特許文献1に記載された発明に係る「充填液体中の異物検査装置」は、検査ロータ(回転体)の円周上に、モータの回転軸が連結された被検体載置台を設け、この載置台上に被検体(容器)を載せ、回転体の回転によって円周方向に回転搬送する。
【0003】
前記容器の搬送される円周上の3箇所の固定位置に、カメラを配置し、その対向する位置に設けた照明を利用して、カメラと照明との間を通過する載置台上の被検体の異物検査のための撮影を行う。被検体内の充填液中の異物の検出のために、前記モータによって被検体を回転させ、その後回転の停止を行い、充填液中の動き回る異物を検出する。
【0004】
一般に、容器を容器台上に載せて回転(自転)させ、その回転中に容器の処理を行う容器処理装置では、回転させることにより容器が倒れたり飛び出したりしてしまわないように、容器台の上方に容器の頭部を支持するトップロケータを設け、容器を載せてその底面を支持する容器台と上方のトップロケータとにより、容器を上下から挟持した状態で回転させるようにしている。通常は、下方の容器台をモータ等によって回転駆動し、一方、上方のトップロケータの、容器の頭部を直接押さえる部分(容器支持部)を回転自在にしておき、容器台および容器の回転に伴って、トップロケータの容器支持部を一体的に回転させるようにしている。
【特許文献1】特開2003−107011号公報(第3−4頁、図2)
【発明の開示】
【発明が解決しようとする課題】
【0005】
前記のような従来の異物検査装置等の容器処理装置で、モータの不良やトップロケータの不具合、例えば、トップロケータの容器支持部を回転自在に支持するボールベアリングの故障によって、容器に所定の回転を付与することができない場合には、正常な検査等の処理が行えないという問題が発生する。また、容器台が正常に回転しているのに対し、トップロケータ側が正常に回転しない場合には、トップロケータと容器のキャップとの間に過負荷が発生し、キャップを傷付けたり、あるいは所定のトルクで締め付けてあるキャップが緩んでしまう等の問題が発生するおそれがあった。
【0006】
本発明は、前記課題を解決するためになされたもので、トップロケータが正常に回転しない場合にこれを検出することができる容器処理装置を提供することを目的とするものである。
【課題を解決するための手段】
【0007】
本発明は、容器を載せてその底面を支持する容器台と、この容器台を回転させる回転手段と、前記容器台の上方に昇降可能に設けられ、回転自在な容器支持部を有するトップロケータとを備え、容器台上に供給された容器を上方のトップロケータとの間に挟持した状態で回転させて所定の処理を行う容器処理装置において、前記トップロケータの容器支持部に設けた検出片と、この検出片を検出するセンサと、このセンサからの信号を受けて、前記トップロケータが正常に回転しているか否かを判定する判定手段とを設け、前記容器台の回転動作時に、前記センサからの信号が所定時間当たりの設定回数だけ入力されない場合に、トップロケータが異常であると判定することを特徴とするものである。
【発明の効果】
【0008】
本発明のロータリー式容器処理装置は、トップロケータの自由に回転する部分である容器支持部にセンサにより検出される検出片を設けるとともに、この検出片を検出するセンサを設け、所定時間におけるセンサによる検出片の検出回数によって正常な回転が行われているか否かを判定するようにしたので、容器が正常な回転をしていない場合に確実に検出することができる。従って、異物検査装置に適用した場合にも、充填液中の異物を確実に検出することができ、また、過負荷の発生によりキャップに傷が付いたり緩んでしまうことを防止できる。
【発明を実施するための最良の形態】
【0009】
回転手段によって回転される容器台とその上方に配置されたトップロケータとを備えており、容器台上に載せた容器の頭部をトップロケータに設けた回転自在の容器支持部によって上方から押さえ、容器を上下から挟持した状態で容器台を回転させると、容器とともに容器支持部が回転する。容器支持部に設けた検出片をセンサによって検出するようになっており、このセンサが所定時間内に検出片を検出した回数を判定手段に送って判定するという構成により、トップロケータが正常に回転しているか否かを正確に判定するという目的を達成する。
【実施例1】
【0010】
以下、図面に示す実施例により本発明を説明する。図1は本発明の一実施例に係るロータリー式容器処理装置の全体の構成を簡略化して示す平面図である。この実施例では、容器処理装置の一例として、容器内に充填された液中に異物が混入しているか否かを検査する異物検査装置1について説明する。
【0011】
供給コンベヤ2は、その上流側に設置されたフィラ(図示せず)によって液体が充填され、キャッパ(図示せず)によってキャッピングが行われた容器4を連続的に搬送する。これら容器4はインフィードスクリュー6によって所定の間隔に切り離され、導入ホイール8に引き渡される。導入ホイール8の外周には、円周方向等間隔で複数の容器保持部が形成されており、これら各容器保持部に容器4を受け入れて回転搬送する。
【0012】
この導入ホイール8に続いて供給ホイール10が配置されている。この供給ホイール10には、前記導入ホイール8と同様に外周部に円周方向等間隔で容器保持部が形成されており、前記導入ホイール8から受け渡された容器4をこれら各容器保持部に保持して回転搬送する。
【0013】
供給ホイール10によって回転搬送された容器4は、この実施例に係る異物検査装置1に供給される。この異物検査装置1は、後に説明するように、回転体に円周方向等間隔で多数の容器台が設けられており、前記供給ホイール10によって供給された容器4は、各容器台上に1本ずつ載せられて底面を支持された状態で、回転体の回転によって回転搬送される。
【0014】
異物検査装置1によって検査が行われた容器4は、前記各ホイール8、10と同様に円周方向等間隔で容器保持部が形成された排出ホイール12に引き渡されて回転搬送され、排出コンベヤ14上に排出される。この異物検査装置1は、容器4内に充填された液体中に異物が混入しているか否かを検査するもので、異物が発見されなかった正常な容器だけが排出ホイール12から排出コンベヤ14上に排出されて次の工程に送られる。また、検査によって液中に異物が検出された容器4は、排出ホイール12から排出コンベヤ14上に排出されず、排出ホイール12に保持されたままこの排出コンベヤ14を通過してリジェクトホイール16に引き渡される。リジェクトホイール16にも円周方向等間隔で複数の容器保持部が設けられており、排出ホイール12から受け取った容器4を、容器保持部に保持して回転させ、排出コンベヤ14と平行に配置されているリジェクトコンベヤ18上に排出する。
【0015】
次に、前記図1および異物検査装置1の要部の縦断面図である図2により、異物検査装置1の構成について説明する。この異物検査装置1の回転体20は、図示しない中央の回転軸(図2の右側に位置している)に取り付けられた上下2枚の回転円板22、24を備えており、これら上下2枚の回転円板22、24が一体として回転する。下方の回転円板24の外周部に円周方向等間隔で円孔24aが形成され、これら各円孔24a内に円筒状の保持筒26が挿通されている。これら各保持筒26は、上下方向の中央部にフランジ26aが形成され、このフランジ26aがボルト28によって前記下方の回転円板24の上面に固定されている。円筒状の保持筒26内に、直立した回転軸30が回転自在に支持されている。回転軸30の保持筒26の上方に突出している部分に、それぞれ容器台32が取り付けられており、これら各容器台32上に容器4が載せられ、その底面を支持されて回転搬送される。
【0016】
回転軸30の保持筒26よりも下方に延びている部分に、プーリー34が固定されている。下方の回転円板24の下面には、ブラケット36を介してサーボモータ38が取り付けられ、このサーボモータ38の駆動軸38aにプーリー39が固定されている。このサーボモータ38に固定されたプーリー39と、前記回転軸30の下端のプーリー34との間にベルト40が掛け回されており、サーボモータ38の駆動が、これらプーリー39、34およびベルト40を介して回転軸30に伝達され、回転軸30上に設けられた容器台32が、正転および逆転方向に任意の回転速度で回転する。
【0017】
前記各容器台32の上方に、容器台32上の容器4の頭部(正確にはキャップ42の上面)を押さえるトップロケータ44がそれぞれ設けられている。上方の回転円板22の外周部の、前記各容器台32と対応する位置にそれぞれ円孔22aが形成され、これら各円孔22a内に、直立した円筒状の保持筒46が挿通され、その外面に形成された取り付け部46aを介して上方の回転円板22の上面に固定されている。この円筒状保持筒46内に、トップロケータ44の昇降ロッド48が昇降可能に挿通されている。保持筒46内面の上部と、トップロケータ44の昇降ロッド48の外周に形成された段部との間に、スプリング50が挿入されて、昇降ロッド48を常時下方へ付勢している。
【0018】
昇降ロッド48の保持筒46から上方へ突出している部分に、取付部材52を介してカムフォロア54が取り付けられている。これら各カムフォロア54は、各昇降ロッド48の軸線に対して回転体20の半径方向外方を向くように取り付けられている。回転体20の回転によるこのカムフォロア54の移動軌跡に沿って、カムフォロア54の下方側に位置するように固定の円形カム56が配置されている。カムフォロア54が固定円形カム56のカム面上を移動することにより、昇降ロッド48が昇降する。なお、昇降ロッド48の上端の取付部材52には回り止めプレート58が取り付けられており、昇降ロッド48の保持筒46に対する回転を規制している。
【0019】
昇降ロッド48の保持筒46の下端から突出している部分に、容器4の頭部に直接接触してこの容器4を押さえる容器支持部60が設けられている。この容器支持部60は、図3に拡大して示すように、ほぼカップ状の形状をしており、昇降ロッド48の下端に形成された小径部48aに下方から嵌合し、ボールベアリング62およびブッシュ64、66を介して回転自在に装着されている。また、昇降ロッド48の下端に設けられた前記小径部48aの中間に環状の溝48bが形成されており、容器支持部60の外面から挿入された抜け止めピン68がこの環状溝48b内に係合している(図3では抜け止めピン68の図示を省略している)。
【0020】
上方の回転円板22の下面側に、ブラケット70を介して、各トップロケータ44に対応する近接センサ72が水平に取り付けられている。これらの近接センサ72は、各トップロケータ44の容器支持部60の方向を向いている。一方、各トップロケータ44の容器支持部60の外周面には、前記各近接センサ72によって検出される検出片74が設けられている。トップロケータ44は昇降可能になっており、昇降ロッド48が下降して、容器支持部60が容器台32上の容器4を上方から押さえた状態の時に、検出片74が近接センサ72と同じ高さになるように検出片74の取り付け位置および近接センサ72の取付高さが設定されている。
【0021】
前記近接センサ72は、トップロケータ44の容器支持部60の回転によって前記検出片74を検出し、その信号を、トップロケータ44の回転が正常であるか異常であるかを判定する判定手段としての制御装置76に送る。制御装置76は、近接センサ72が検出片74を所定時間内に検出した回数によって、トップロケータ44が正常な回転を行っているか否かを判定する。例えば、近接センサ72が1秒間に検出片74を5回以上検出した場合は正常と判定し、4回以下の場合には不良と判定する。
【0022】
この実施例の異物検出装置1では、前記回転体20の回転による容器4の搬送経路中に、容器台32の回転による容器4の回転(自転)、回転の停止および逆転を行う区間が順次設定されている。図1中のAで示す範囲が、容器台32の回転により容器4を一定方向に回転させる正転区間、Bで示す範囲が、前記正転区間Aで回転させた容器4を一時停止させる停止区間、そして、Cで示す範囲が、前記正転区間Aの回転と逆方向に容器4を回転させる逆転区間である。このように容器4を回転停止させることにより、容器4内に充填された液体中に異物が混入していた場合に、この異物を踊らせて浮き上がらせることができ、異物の検出を可能にする。
【0023】
前記逆転区間Cの下流側に検査区間Dが設定されており、この検査区間Dの容器4の方向を向けて、回転体20の外部側に3台のカメラ78、80、82が設置されている。また、これら3台のカメラ78、80、82によって容器4を撮影する領域の下方には照明84が設置されている。なお、この検査区間Dも前記逆転区間Cと同一の方向に回転を継続するようにしている。前述のように正転、停止および逆転させた後の容器4を、逆転区間Cと同様の回転(逆転)を継続させたまま、下方から照明を当てた状態でカメラ78、80、82によって撮影することにより、容器4内の液中に異物があった場合にこれを検出することができる。
【0024】
前記構成に係る異物検査装置1の作動について説明する。図示しないフィラにおいて液体が充填され、キャッパでキャップ42が装着されて密封された容器4が、供給コンベヤ2によって連続的に搬送される。連続的に搬送されてきた容器4は、供給コンベヤ2上でインフィードスクリュー6によって所定の間隔に切り離されて、導入ホイール8に順次搬入される。導入ホイール8の容器保持部によって保持されて回転搬送された容器4は、次の供給ホイール10に受け渡されて回転搬送され、ロータリー式の異物検査装置1内に供給される。異物検査装置1の容器台32上に容器4を供給する時点では、上方のトップロケータ44は円形カム56によって上昇されており、トップロケータ44の容器支持部60が容器4の頭部(キャップ42)に干渉しないようになっている。
【0025】
供給ホイール10から各容器台32上に1本ずつ容器4が載せられて、回転体20の回転により回転搬送(公転)される。これら容器4が、容器台32を一方向に回転させる正転区間Aに到達する前に、前記円形カム56のカム形状によってトップロケータ44を下降させる。トップロケータ44が最も下降した状態では、円筒状の保持筒46の内部に挿入されたスプリング50によって、容器支持部60の下面が容器4のキャップ42の上面に衝突する衝撃を干渉する。このときには、トップロケータ44の容器支持部60に取り付けられている検出片74は、上方の回転円板22の下面に固定されている近接センサ72と同じ高さに位置している。
【0026】
このように容器4の底面を支持している容器台32と、上方から容器4のキャップ42の上面を押さえているトップロケータ44とによって上下から容器4を挟持した状態で、容器4は回転搬送される。回転搬送された容器4が正転区間Aに入ると、サーボモータ38の駆動によって容器台32が所定の回転速度で回転され、容器4を一定の方向に回転(自転)させる。サーボモータ38によって容器台32が回転し、この容器台32の回転によって容器4が回転することにより、この容器4に圧接されているトップロケータ44の容器支持部60が一体的に従動回転する。
【0027】
容器台32とトップロケータ44とに挟持された容器4が正転区間Aから停止区間Bに入ると、サーボモータ38が容器台32の回転を停止させる。さらに、次の逆転区間Cに来ると、サーボモータ38の駆動により容器台32を前記正転区間Aと逆の方向に回転させる。このように容器4を一方向に回転させると容器4内の液体も同方向に回転を始め、その後、容器4の回転を停止させても容器4内の液体が慣性により回転を続ける。この状態から容器4を逆方向に回転させると、容器4内の液体が回転していた方向と逆方向に回転する力が加えられ、攪拌された状態になる。液体がこのような状態になると、液中に異物が混入していた場合には、この異物が踊らされて浮き上がる。その後、容器4の逆転状態を継続させたまま、カメラ78、80、82の設置されている検査区間Dに容器4が入ると、3台のカメラ78、80、82によって連続的に複数回の撮影が行われる。この撮影を行う検査区間Dでは、容器の搬送経路の下方に設置した照明84によって容器4を下方側から照らしており、液中に異物があった場合には、カメラ78、80、82によって確実に検出することが可能である。
【0028】
3台のカメラ78、80、82によって撮影されて検査が行われた容器4は、排出ホイール12によって排出される。液中に異物の存在が認められない正常な容器4は、排出ホイール12から排出コンベヤ14上に排出されて次の工程に送られる。また、液中に異物が検出された場合には、この容器4は排出コンベヤ14上に排出されず、排出ホイール12に保持されたまま回転搬送されてリジェクトホイール16に引き渡され、さらにこのリジェクトホイール16からリジェクトコンベヤ18上に排出される。
【0029】
前記のように、正転区間Aおよび逆転区間Cにおいて、容器台32を回転させると、容器台32とともに容器4を挟持している上方のトップロケータ44の容器支持部60が、容器4とともに回転する。このように容器支持部60が回転すると、近接センサ72がこの容器支持部60の外面に固定されている検出片74を検出する。近接センサ72の検出信号は制御装置76に送られ、正常な回転が行われているか否かが制御装置76によって判定される。この実施例では、近接センサ72による検出信号が1秒間に5回以上の場合には、トップロケータ44が正常な回転を行っていると制御装置76が判定する。また、1秒間に検出する信号が4回以下の時には、正常な回転が行われず回転不良であると判定する。必要な回転が得られない場合には、容器4内の液中に異物が混入していても十分に踊らせることができず検出できなかったり、キャップ42を傷付けてしまうおそれがあるが、この実施例に係る異物検査装置では、回転が不足した場合には確実に検出することができるので、前記不具合の発生を防止することができる。
【図面の簡単な説明】
【0030】
【図1】ロータリー式容器処理装置の一例である異物検査装置の全体の構成を簡略化して示す平面図である。(実施例1)
【図2】前記異物検査装置の要部の縦断面図である。
【図3】図2の要部の拡大図である。
【符号の説明】
【0031】
4 容器
32 容器台
38 回転手段(サーボモータ)
44 トップロケータ
60 容器支持部
72 センサ(近接センサ)
74 検出片
76 判定手段(制御装置)

【特許請求の範囲】
【請求項1】
容器を載せてその底面を支持する容器台と、この容器台を回転させる回転手段と、前記容器台の上方に昇降可能に設けられ、回転自在な容器支持部を有するトップロケータとを備え、容器台上に供給された容器を上方のトップロケータとの間に挟持した状態で回転させて所定の処理を行う容器処理装置において、
前記トップロケータの容器支持部に設けた検出片と、この検出片を検出するセンサと、このセンサからの信号を受けて、前記トップロケータが正常に回転しているか否かを判定する判定手段とを設け、
前記容器台の回転動作時に、前記センサからの信号が所定時間当たりの設定回数だけ入力されない場合に、トップロケータが異常であると判定することを特徴とするロータリー式容器処理装置。

【図1】
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【図2】
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【図3】
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【公開番号】特開2009−156607(P2009−156607A)
【公開日】平成21年7月16日(2009.7.16)
【国際特許分類】
【出願番号】特願2007−332164(P2007−332164)
【出願日】平成19年12月25日(2007.12.25)
【出願人】(000253019)澁谷工業株式会社 (503)
【Fターム(参考)】