説明

ロータリ圧縮機

【課題】低コストで、潤滑油の吸込み油面位置を低くすることができるロータリ圧縮機を得ること。
【解決手段】圧縮機筐体の下部に配置され、冷媒ガスを圧縮し、上、下マフラーカバー170T、170Sを介して前記圧縮機筐体内へ吐出する圧縮部と、前記圧縮機筐体の上部に配置され回転軸を介して前記圧縮部を駆動するモータと、前記圧縮機筐体の底部に貯留された潤滑油と、前記回転軸の下部の軸穴に挿入され前記回転軸の回転により前記下マフラーカバー170Sの吸入口171Sから前記潤滑油を前記軸穴に吸上げて前記圧縮部に給油する螺旋状のポンプ羽根173と、を備えるロータリ圧縮機において、前記下マフラーカバー170Sの吸入口171Sを、下方へ突出する筒状孔172Sとした。

【発明の詳細な説明】
【技術分野】
【0001】
本発明は、空気調和機の冷凍サイクルに使用されるロータリ圧縮機に関する。
【背景技術】
【0002】
従来、ロータリ圧縮機において、圧縮機構の各摺動部に給油するために、回転軸の下端内部にポンプ用羽根を挿着し、下マフラーカバーの給油入口径をポンプ用羽根の外径未満となるようにした給油装置が開示されている(例えば、特許文献1参照)。また、回転軸の下端部に設けられ、回転軸の回転に応じて、密閉容器の下端部分の油溜め部に貯留された潤滑油を、回転軸の軸心方向に延びるように設けられた油通路に吸上げて圧縮要素の摺動箇所に潤滑油を供給する油ポンプと、下部軸受の軸受部の摺動面に設けられ、回転軸の外表面に潤滑油を供給するため、回転軸の軸方向に沿って延びる給油溝と、を備え、給油溝の一端側は、シリンダ側の端面において解放し、他端側は、回転軸の下端部側において閉塞されている、ロータリ圧縮機が開示されている(例えば、特許文献2参照)。また、回転軸の下端に油ポンプを備えたロータリ圧縮機が開示されている(例えば、特許文献3参照)。
【先行技術文献】
【特許文献】
【0003】
【特許文献1】特開平06−042485号公報(図2)
【特許文献2】特開2009−121316号公報(第3頁、図6)
【特許文献3】特開2009−180108号公報(図1)
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【0004】
しかしながら、上記特許文献1に開示された従来の技術によれば、暖房運転起動時(圧縮機停止時に密閉容器内に多量の冷媒が流入し、密閉容器下部に貯留した潤滑油に冷媒が溶け込み、圧縮機を再起動したときに油面が上昇して潤滑油が密閉容器外へ流出しやすい)や高速運転時に、潤滑油の油面位置が給油装置の吸込み可能位置よりも低くなり、給油量が不足する。そのため、圧縮機構の各摺動部に焼付きや摩耗等が発生する、という問題がある。
【0005】
また、上記特許文献2に記載された従来の技術によれば、潤滑油の油面位置が低くなることに対応するためには、下部軸受を下方へ延ばす必要があり、軸受が大形になって材料費が増え、それを製作するための鋳物型が大形化し重くなる、という問題がある。また、上記特許文献3に開示された従来の技術によれば、回転軸の下端に装着した油ポンプが、吸込み可能位置を低くするので、信頼性が向上するが、部品数が増え、回転軸下端部の構造が複雑になり、コストアップとなる、という問題がある。
【0006】
本発明は、上記に鑑みてなされたものであって、低コストで、潤滑油の吸込み油面位置を低くすることができるロータリ圧縮機を得ることを目的とする。
【課題を解決するための手段】
【0007】
上述した課題を解決し、目的を達成するために、本発明は、圧縮機筐体の下部に配置され、冷媒ガスを圧縮し、上、下マフラーカバーを介して前記圧縮機筐体内へ吐出する圧縮部と、前記圧縮機筐体の上部に配置され回転軸を介して前記圧縮部を駆動するモータと、前記圧縮機筐体の底部に貯留された潤滑油と、前記回転軸の下部の軸穴に挿入され前記回転軸の回転により前記下マフラーカバーの吸入口から前記潤滑油を前記軸穴に吸上げて前記圧縮部に給油する螺旋状のポンプ羽根と、を備えるロータリ圧縮機において、前記下マフラーカバーの吸入口を、下方へ突出する筒状孔としたことを特徴とする。
【発明の効果】
【0008】
本発明によれば、構造が簡単で、低コストで、潤滑油の吸込み油面位置を低くすることができる、という効果を奏する。
【図面の簡単な説明】
【0009】
【図1】図1は、本発明にかかるロータリ圧縮機の実施例1を示す縦断面図である。
【図2】図2は、第1、第2の圧縮部の横断面図である。
【図3】図3は、実施例1の給油ポンプを示す縦断面図である。
【図4】図4は、実施例1の給油ポンプを示す下面図である。
【図5】図5は、実施例2の給油ポンプを示す縦断面図である。
【発明を実施するための形態】
【0010】
以下に、本発明にかかるロータリ圧縮機の実施の形態を図面に基づいて詳細に説明する。なお、この実施例によりこの発明が限定されるものではない。
【実施例1】
【0011】
図1は、本発明にかかるロータリ圧縮機の実施例1を示す縦断面図であり、図2は、第1、第2の圧縮部の横断面図であり、図3は、実施例1の給油ポンプを示す縦断面図であり、図4は、実施例1の給油ポンプを示す下面図である。
【0012】
図1に示すように、実施例1のロータリ圧縮機1は、密閉された縦置き円筒状の圧縮機筐体10の下部に設置された圧縮部12と、圧縮機筺体10の上部に設置され、回転軸15を介して圧縮部12を駆動するモータ11と、を備えている。
【0013】
モータ11のステータ111は、圧縮機筐体10の内周面に焼きばめされて固定されている。モータ11のロータ112は、ステータ111の中央部に配置され、モータ11と圧縮部12とを機械的に接続する回転軸15に焼きばめされて固定されている。
【0014】
圧縮部12は、第1の圧縮部12Sと、第1の圧縮部12Sと並列に設置され第1の圧縮部12Sの上側に積層された第2の圧縮部12Tと、を備えている。第1、第2の圧縮部12S、12Tは、第1、第2吸入孔135S、135T、第1、第2ベーン溝128S、128T及び第1、第2背圧室129S、129Tを設けるための第1、第2張出し部122S、122Tを有する環状の第1、第2シリンダ121S、121Tを備えている。
【0015】
図1及び図2に示すように、第1、第2シリンダ121S、121Tには、モータ11と同心に、円形の第1、第2シリンダ内壁123S、123Tが形成されている。第1、第2シリンダ内壁123S、123T内には、シリンダ内径よりも小さい外径の第1、第2環状ピストン125S、125Tが夫々配置され、第1、第2シリンダ内壁123S、123Tと、第1、第2環状ピストン125S、125Tとの間に、冷媒ガスを吸入し圧縮して吐出する第1、第2作動室130S、130T(圧縮空間)が形成される。
【0016】
第1、第2シリンダ121S、121Tには、第1、第2シリンダ内壁123S、123Tから径方向に、シリンダ高さ全域に亘る第1、第2ベーン溝128S、128Tが形成され、第1、第2ベーン溝128S、128T内に、夫々平板状の第1、第2ベーン127S、127Tが、気密且つ摺動自在に嵌合されている。
【0017】
図示しないが、第1、第2ベーン溝128S、128Tの奥部には、第1、第2スプリングが配置されている。常時は、この第1、第2スプリングの反発力により、第1、第2ベーン127S、127Tが、第1、第2ベーン溝128S、128T内から第1、第2作動室130S、130T内に突出し、その先端が、第1、第2環状ピストン125S、125Tの外周面に当接し、第1、第2ベーン127S、127Tにより、第1、第2作動室130S、130T(圧縮空間)が、第1、第2吸入室131S、131Tと、第1、第2圧縮室133S、133Tとに区画される。
【0018】
また、第1、第2シリンダ121S、121Tには、第1、第2ベーン溝128S、128Tの奥部と圧縮機筐体10内とを、図1の開口部Rで連通して圧縮機筐体10内の圧縮された冷媒ガスを導入し、第1、第2ベーン127S、127Tに、冷媒ガスの圧力により背圧をかける第1、第2背圧室129S、129Tが形成されている。
【0019】
第1、第2シリンダ121S、121Tの第1、第2張出し部122S、122Tには、第1、第2吸入室131S、131Tに外部から冷媒を吸入するために、第1、第2吸入室131S、131Tと外部とを連通させる第1、第2吸入孔135S、135Tが設けられている。
【0020】
また、図1に示すように、第1シリンダ121Sと第2シリンダ121Tの間には、中間仕切板(閉塞板)140が設置され、第1シリンダ121Sの第1作動室130Sと第2シリンダ121Tの第2作動室130Tとを区画している。第1シリンダ121Sの下端部には、下端板(閉塞板)160Sが設置され、第1シリンダ121Sの第1作動室130Sを閉塞している。また、第2シリンダ121Tの上端部には、上端板(閉塞板)160Tが設置され、第2シリンダ121Tの第2作動室130Tを閉塞している。
【0021】
下端板160Sには、下軸受部161Sが形成され、下軸受部161Sに、回転軸15の下軸受支持部151が回転自在に支持されている。上端板160Tには、上軸受部161Tが形成され、上軸受部161Tに、回転軸15の上軸受支持部153が回転自在に支持されている。
【0022】
回転軸15は、互いに180°位相をずらして偏芯させた第1偏芯部152Sと第2偏芯部152Tとを備え、第1偏芯部152Sは、第1の圧縮部12Sの第1環状ピストン125Sと回転自在に嵌合し、第2偏芯部152Tは、第2の圧縮部12Tの第2環状ピストン125Tと回転自在に嵌合している。
【0023】
回転軸15が回転すると、第1、第2環状ピストン125S、125Tが、第1、第2シリンダ内壁123S、123Tに沿って第1、第2シリンダ121S、121T内を図2の反時計回りに公転し、これに追随して第1、第2ベーン127S、127Tが往復運動する。この第1、第2環状ピストン125S、125T及び第1、第2ベーン127S、127Tの運動により、第1、第2吸入室131S、131T及び第1、第2圧縮室133S、133Tの容積が連続的に変化し、圧縮部12は、連続的に冷媒ガスを吸入し圧縮して吐出する。
【0024】
図1に示すように、下端板160Sの下側には、下マフラーカバー170Sが設置され、下端板160Sとの間に下マフラー室180Sを形成している。そして、第1の圧縮部12Sは、下マフラー室180Sに開口している。すなわち、下端板160Sの第1ベーン127S近傍には、第1シリンダ121Sの第1圧縮室133Sと下マフラー室180Sとを連通する第1吐出孔190S(図2参照)が設けられ、第1吐出孔190Sには、圧縮された冷媒の逆流を防止する第1吐出弁200Sが設置されている。
【0025】
下マフラー室180Sは、環状に連通された1つの室であり、第1の圧縮部12Sの吐出側を、下端板160S、第1シリンダ121S、中間仕切板140、第2シリンダ121T及び上端板160Tを貫通する冷媒通路136(図2参照)を通して後述の上マフラー室180T内に連通させる連通路の一部である。また、第1吐出弁200Sに重ねて、第1吐出弁200Sの撓み開弁量を制限するための第1吐出弁押さえ201Sが、第1吐出弁200Sとともにリベットにより固定されている。第1の圧縮部12Sで圧縮された冷媒ガスは、下マフラー室180Sを通って圧力脈動が低減され、上マフラー室180T内に吐出される。
【0026】
図1に示すように、上端板160Tの上側には、上マフラーカバー170Tが設置され、上端板160Tとの間に上マフラー室180Tを形成している。上端板160Tの第2ベーン127T近傍には、第2シリンダ121Tの第2圧縮室133Tと上マフラー室180Tとを連通する第2吐出孔190T(図2参照)が設けられ、第2吐出孔190Tには、圧縮された冷媒の逆流を防止する第2吐出弁200Tが設置されている。
【0027】
また、第2吐出弁200Tに重ねて、第2吐出弁200Tの撓み開弁量を制限するための第2吐出弁押さえ201Tが、第2吐出弁200Tとともにリベットにより固定されている。第1、第2の圧縮部12S、12Tで圧縮された冷媒ガスは、上マフラー室180Tを通って圧力脈動が低減され、圧縮機筐体10内に吐出される。
【0028】
第1シリンダ121S、下端板160S、下マフラーカバー170S、第2シリンダ121T、上端板160T、上マフラーカバー170T及び中間仕切板140は、ボルト175により一体に締結されている。ボルト175により一体に締結された圧縮部12のうち、上端板160Tの外周部が、圧縮機筐体10にスポット溶接により固着され、圧縮部12を圧縮機筐体10に固定している。
【0029】
円筒状の圧縮機筺体10の外周壁には、軸方向に離問して下部から順に、第1、第2貫通孔101、102が、第1、第2吸入管104、105を通すために設けられている。また、圧縮機筺体10の外側部には、独立した円筒状の密閉容器からなるアキュムレータ25が、アキュムホルダー252及びアキュムバンド253により保持されている。
【0030】
アキュムレータ25の天部中心には、冷凍サイクルの低圧側と接続するシステム接続管255が接続され、アキュムレータ25の底部に設けられた底部連通孔257には、一端がアキュムレータ25の内部上方まで延設され、他端が、第1、第2吸入管104、105の他端に接続される第1、第2低圧連絡管31S、31Tが挿通されている。
【0031】
冷凍サイクルの低圧冷媒をアキュムレータ25を介して第1、第2の圧縮部12S、12Tに導く第1、第2低圧連絡管31S、31Tは、吸入部としての第1、第2吸入管104、105を介して第1、第2シリンダ121S、121Tの第1、第2吸入孔135S、135T(図2参照)に接続されている。すなわち、第1、第2吸入孔135S、135Tは、冷凍サイクルの低圧側に並列に連通している。
【0032】
圧縮機筺体10の天部には、冷凍サイクルの高圧側と接続し高圧冷媒ガスを冷凍サイクルの高圧側に吐出する吐出部としての吐出管107が接続されている。すなわち、第1、第2吐出孔190S、190Tは、冷凍サイクルの高圧側に連通している。
【0033】
圧縮機筺体10の底部には、およそ第2シリンダ121Tの高さまで潤滑油が封入され貯留されている。また、潤滑油は、回転軸15の下部の軸穴に挿入された螺旋状のポンプ羽根173によって前記軸穴に吸上げられ、圧縮部12に給油され、摺動部品の潤滑及び微小隙間によって圧縮冷媒の圧縮空間を区画している箇所のシールをしている。
【0034】
次に、図1、図3及び図4を参照して、実施例1のロータリ圧縮機1の特徴的な構成について説明する。図1、図3及び図4に示すように、下マフラーカバー170Sの吸入口171Sを、下方へ突出する筒状孔172Sとすることにより、低コストで、吸込み油面位置を低くすることができ、給油の信頼性が向上する。筒状孔172Sは、プレス加工若しくはバーリング加工により形成することができる。
【0035】
以下に、筒状孔172Sによる潤滑油の吸上げ原理を説明する。下マフラーカバー170Sは、回転軸15の下端部で、第1シリンダ121Sから下マフラー室180S内に吐出された冷媒ガスが回転軸15の軸穴に回り込まないように、下軸受部161Sの下端に圧接されたシール部で冷媒ガスをシールしている。一方、下マフラーカバー170Sの筒状孔172Sは、前記シール部により下マフラー室180Sから隔離され、回転軸15が回転してポンプ羽根173が回転すると、回転軸15の軸穴内が負圧になり、筒状孔172Sを介して、潤滑油を吸い上げる。
【実施例2】
【0036】
図5は、実施例2の給油ポンプを示す縦断面図である。図5に示すように、実施例2においては、筒状孔172Sを、下方ほど内径が小さいテーパ状にすることにより、吸入口171Sの口径が絞られ、より潤滑油が流入しやすくなり、更に給油の信頼性が向上する。
【符号の説明】
【0037】
1 ロータリ圧縮機
10 圧縮機筐体
11 モータ
12 圧縮部
15 回転軸
25 アキュムレータ
31S 第1低圧連絡管
31T 第2低圧連絡管
101 第1貫通孔
102 第2貫通孔
104 第1吸入管
105 第2吸入管
107 吐出管(吐出部)
111 ステータ
112 ロータ
12S 第1の圧縮部
12T 第2の圧縮部
121S 第1シリンダ
121T 第2シリンダ
122S 第1張出し部
122T 第2張出し部
123S 第1シリンダ内壁
123T 第2シリンダ内壁
125S 第1環状ピストン
125T 第2環状ピストン
127S 第1ベーン
127T 第2ベーン
128S 第1ベーン溝
128T 第2ベーン溝
129S 第1背圧室
129T 第2背圧室
130S 第1作動室
130T 第2作動室
131S 第1吸入室
131T 第2吸入室
133S 第1圧縮室
133T 第2圧縮室
135S 第1吸入孔
135T 第2吸入孔
136 冷媒通路
140 中間仕切板(閉塞板)
151 下軸受支持部
152S 第1偏芯部
152T 第2偏芯部
153 上軸受支持部
160S 下端板(閉塞板)
160T 上端板(閉塞板)
161S 下軸受部
161T 上軸受部
170S 下マフラーカバー
170T 上マフラーカバー
171S 吸入口
172S 筒状孔
173 ポンプ羽根
175 ボルト
180S 下マフラー室
180T 上マフラー室
190S 第1吐出孔
190T 第2吐出孔
200S 第1吐出弁
200T 第2吐出弁
201S 第1吐出弁押さえ
201T 第2吐出弁押さえ
252 アキュムホルダー
253 アキュムバンド
255 システム接続管
257 底部貫通孔
R 第1、第2背圧室の開口部


【特許請求の範囲】
【請求項1】
圧縮機筐体の下部に配置され、冷媒ガスを圧縮し、上、下マフラーカバーを介して前記圧縮機筐体内へ吐出する圧縮部と、
前記圧縮機筐体の上部に配置され回転軸を介して前記圧縮部を駆動するモータと、
前記圧縮機筐体の底部に貯留された潤滑油と、
前記回転軸の下部の軸穴に挿入され前記回転軸の回転により前記下マフラーカバーの吸入口から前記潤滑油を前記軸穴に吸上げて前記圧縮部に給油する螺旋状のポンプ羽根と、
を備えるロータリ圧縮機において、
前記下マフラーカバーの吸入口を、下方へ突出する筒状孔としたことを特徴とするロータリ圧縮機。
【請求項2】
前記筒状孔をバーリング加工により形成したことを特徴とする請求項1に記載のロータリ圧縮機。
【請求項3】
前記筒状孔を、下方ほど内径が小さいテーパ状としたことを特徴とする請求項1又は2に記載のロータリ圧縮機。


【図1】
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【図2】
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【図3】
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【図4】
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【図5】
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【公開番号】特開2012−202237(P2012−202237A)
【公開日】平成24年10月22日(2012.10.22)
【国際特許分類】
【出願番号】特願2011−64984(P2011−64984)
【出願日】平成23年3月23日(2011.3.23)
【出願人】(000006611)株式会社富士通ゼネラル (1,266)
【Fターム(参考)】