説明

中継装置および放送システム

【課題】車両に搭載され、車両の内側または外側に存在する放送受信装置の受信品質を無線信号の干渉によって劣化させることのない中継装置、およびそのような中継装置を適用した放送システムを提供する。
【解決手段】受信部36は、受信アンテナ34を介して無線信号を受信し、増幅、中間周波数帯の信号への変換、不要な信号の低減等を行ってパイロット信号検出部38および送信部40に出力する。パイロット信号検出部38は、受信部36が出力する信号にパイロット信号Pが含まれていないと判定した場合には、送信部40の動作を停止するための停止指令情報Sを送信部40に出力する。送信部40は、パイロット信号検出部38から停止指令情報Sが出力されているときは信号の出力を停止する。

【発明の詳細な説明】
【技術分野】
【0001】
本発明は、移動体に搭載される中継装置、および当該中継装置を適用した放送システムに関する。
【背景技術】
【0002】
トンネルに無線信号を放射するための誘導線アンテナを設け、車両に中継装置を搭載した放送システムが知られている。車両に搭載された中継装置は、誘導線アンテナから放射された無線信号を車両の外側から受信し車両の内側に中継送信する。これによって、車両がトンネルを走行している場合であっても、車両内の放送受信装置は良好に無線信号を受信することができる。
【0003】
【特許文献1】特開平2−79630号公報
【発明の開示】
【発明が解決しようとする課題】
【0004】
この放送システムにおいては、車両がトンネルの外側に出ると、中継装置はトンネルの外側に設けられている放送局から送信された無線信号を中継送信する。しかし、中継装置から送信された無線信号は、車両の内側に放射される他、その一部が車両の外側に漏洩し放射される。これによって、トンネルの外側かつ車両の外側に存在する放送受信装置では、放送局から直接送信された無線信号に車両の外側に漏洩して放射された無線信号が干渉し、受信品質が劣化するという問題が生じる。同様に、車両の内側に存在する放送受信装置では、放送局から直接送信された無線信号に車両の内側に中継装置によって送信された無線信号が干渉し、受信品質が劣化するという問題が生じる。この問題は、放送局が送信する無線信号の周波数と中継装置が送信する無線信号の周波数とを一致させた場合には特に顕著となる。
【0005】
本発明は、このような課題に対してなされたものであり、車両に搭載され、車両の内側または外側に存在する放送受信装置の受信品質を無線信号の干渉によって劣化させることのない中継装置、およびそのような中継装置を適用した放送システムを提供する。
【課題を解決するための手段】
【0006】
本発明は、移動体に搭載される中継装置であって、信号を受信する受信部と、前記受信部が受信した信号を送信する送信部と、放送局から信号を取得して中継送信する再放送装置が送信する信号に含まれるパイロット情報が、前記受信部が受信した信号に含まれるか否かを判定するパイロット検出部と、前記パイロット情報が含まれないと前記パイロット検出部が判定したときに、前記受信部が受信した信号の前記送信部による送信を停止させる停止部と、を備えることを特徴とする。
【0007】
また、本発明は、移動体に搭載される中継装置であって、信号を受信する受信部と、前記受信部が受信した信号を送信する送信部と、放送局から送信された信号の到来が妨げられる領域であって当該放送局から信号を取得して中継送信する再放送装置が送信した信号が到来する領域の外側に前記移動体が存在するか否かを判定する判定部と、前記移動体が前記領域の外側に存在すると前記判定部が判定したときに、前記受信部が受信した信号の前記送信部による送信を停止させる停止部と、を備えることを特徴とする。
【0008】
また、前記中継装置と、前記放送局と、前記再放送装置と、を含むことにより放送システムを構成することができる。
【発明の効果】
【0009】
本発明によれば、放送受信装置において複数の無線信号が受信され、これらの相互間の干渉によって受信品質を劣化させることのない中継装置、および放送システムを実現することができる。
【発明を実施するための最良の形態】
【0010】
図1に本発明の第1の実施形態に係る放送システムの構成を示す。放送システムは、放送局10、減衰領域中継装置12−1、漏洩ケーブル14、鉄道車両16、車内中継装置18−1、放送受信装置20Aおよび20Bを備えて構成される。
【0011】
放送局10は、テレビ放送番組等の情報を無線信号に含ませて放送送信を行う。トンネル22の外側かつ鉄道車両16の外側に存在する放送受信装置20Bは、放送局10から送信された無線信号WS1を受信し、無線信号WS1に含まれるテレビ放送番組等の情報を再生する。放送局10から送信された無線信号WS1またはWS2は、トンネル22の内側への伝搬が妨げられている。
【0012】
図2(a)に減衰領域中継装置12−1の構成を示す。減衰領域中継装置12−1は、受信アンテナ24、受信部26、パイロット信号挿入部28、送信部30、送信アンテナ接続端子32を備えて構成される。受信アンテナ24は、トンネル22の外側に設けられる。受信部26、パイロット信号挿入部28および送信部30は、トンネル22の内側に設けられてもよいし、トンネル22の外側に設けられてもよい。送信アンテナ接続端子32は、トンネル22の内側または開口端に設けられる。
【0013】
受信部26は、受信アンテナ24を介して放送局10から送信された無線信号WS2を受信し、増幅、中間周波数帯の信号への変換、不要な信号の低減等を行ってパイロット信号挿入部28に出力する。
【0014】
図3(a)に受信部26が出力する信号の周波数スペクトラムの例を示す。横軸は周波数を、縦軸は振幅を示す。図3(a)の例では、受信部26が出力する信号には、それぞれチャネル周波数帯域Ch1、Ch2、Ch3、およびCh5が割り当てられた放送信号B1、B2、B3、およびB5が含まれる。放送信号の数および放送信号の周波数間隔は任意であり、放送システムの設計仕様に応じて決定される。
【0015】
パイロット信号挿入部28は、隣接するチャネル周波数帯域の境界の周波数の信号をパイロット信号Pとして受信部26が出力する信号に加え送信部30に出力する。図3(b)にパイロット信号挿入部28が出力する信号の周波数スペクトラムの例を示す。図3(b)の例では、チャネル周波数帯域Ch2とチャネル周波数帯域Ch3との間の周波数fpに正弦波のパイロット信号Pが挿入されている。
【0016】
送信部30は、パイロット信号挿入部28が出力した信号を無線周波数帯の信号に変換し、増幅して送信アンテナ接続端子32に出力する。
【0017】
漏洩ケーブル14は、減衰領域中継装置12−1の送信アンテナ接続端子32に接続され、その延伸方向がトンネル22の延伸方向と一致するように設置される。トンネル22の長さが短い場合には、漏洩ケーブル14に代えてダイポールアンテナ、ホーンアンテナ等を適用することも可能である。漏洩ケーブル14としては、同軸ケーブルの外皮導体にスロットを設けたものが好適である。また、送信する無線信号の周波数に応じて、導波管にスロットを設けた漏洩導波管を適用してもよい。漏洩ケーブル14は無線信号をトンネル22の延伸方向に伝送しつつ無線信号WS3を送信する。
【0018】
図2(b)に車内中継装置18−1の構成を示す。車内中継装置18−1は、受信アンテナ34、受信部36、パイロット信号検出部38、送信部40、送信アンテナ42を備えて構成される。受信アンテナ34は、鉄道車両16の外側に設けられる。受信部36、パイロット信号検出部38および送信部40は、鉄道車両16の内側に設けられてもよいし、鉄道車両16の外側に設けられてもよい。また、送信アンテナ42は鉄道車両16の内側に設けられる。
【0019】
受信部36は、受信アンテナ34を介して漏洩ケーブル14から送信された無線信号WS3を受信し、増幅、中間周波数帯の信号への変換、不要な信号の低減等を行ってパイロット信号検出部38および送信部40に出力する。パイロット信号検出部38は、受信部36が出力する信号にパイロット信号Pが含まれているか否かを判定する。そして、パイロット信号Pが含まれていないと判定した場合には、送信部40の動作を停止するための停止指令情報Sを送信部40に出力する。
【0020】
送信部40は、パイロット信号検出部38から停止指令情報Sが出力されていないときは、受信部36が出力した信号を無線周波数帯の信号に変換し、増幅して送信アンテナ42を介して送信する。一方、パイロット信号検出部38から停止指令情報Sが出力されているときは、送信部40は信号の出力を停止する。
【0021】
鉄道車両16の内側に存在する放送受信装置20Aは、車内中継装置18−1の送信アンテナ42から送信された無線信号WS4を受信し、無線信号WS4に含まれるテレビ放送番組等の情報を再生する。
【0022】
このような構成によれば、鉄道車両16がトンネル22を走行しているときには、放送局10から送信された無線信号WS2は、減衰領域中継装置12−1、漏洩ケーブル14、および車内中継装置18−1を介して放送受信装置20Aで無線信号WS4として受信される。これによって、放送受信装置20Aでは良好に情報を再生することができる。
【0023】
鉄道車両16が図1の矢印Arの方向に走行してトンネル22の外側に出た場合、車内中継装置18−1は、漏洩ケーブル14から送信された無線信号WS3を十分な強度を以て受信することが不可能となる。その結果、パイロット信号検出部38は、受信部36が出力する信号にパイロット信号Pが含まれていないと判定し、停止指令情報Sを送信部40に出力する。これによって、送信部40は信号の出力を停止するため、車内中継装置18−1が放送局10から送信された無線信号WS1を中継送信することが回避される。
【0024】
本実施形態に係る車内中継装置18−1は、それを搭載する鉄道車両16がトンネル22の外側を走行しているときには送信部40による信号の出力を停止するため、車内中継装置18−1から送信され鉄道車両16から漏洩して無線信号WS5が放射されることがなくなる。これによって、トンネル22の外側かつ鉄道車両16の外側に存在する放送受信装置20Bは、放送局10から直接送信された無線信号WS1を良好に受信することができる。同様に、鉄道車両16の内側に存在する放送受信装置20Aは、放送局10から直接送信された無線信号WS1を良好に受信することができる。
【0025】
本実施形態に係る放送システムのこのような効果により、放送局10が送信する無線信号の周波数、減衰領域中継装置12−1が送受信する無線信号の周波数、および車内中継装置18−1が送受信する無線信号の周波数を同一とし、周波数の有効利用を図ることができる。
【0026】
なお、上記の説明では、漏洩ケーブル14が鉄道のトンネル22に設けられ、車内中継装置18−1が鉄道車両16に搭載されるものとした。しかし、これは一つの例であり、自動車、船舶、磁気浮上式移動体等の移動体が通過するトンネルに漏洩ケーブル等のアンテナを設け、これらの移動体に車内中継装置18−1を搭載する構成とすることも可能である。
【0027】
また、上記の説明では、放送局10から送信された無線信号の到来が妨げられる領域の1つの例としてトンネル22の内側の領域をとりあげた。放送局から送信された無線信号の到来が妨げられる領域としては、トンネルの他、例えば、山岳、建造物等により放送局から送信された無線信号が減衰して到来する領域が考えられる。このような場合、放送局から送信された無線信号の到来が妨げられる領域に、減衰領域中継装置12−1が無線信号を送信するための漏洩ケーブル等のアンテナを設ける構成とすればよい。
【0028】
次に、本発明の第2の実施形態に係る放送システムについて説明する。第2の実施形態では、第1の実施形態に係る減衰領域中継装置12−1の代わりに、図4(a)に示す減衰領域中継装置12−2を適用する。また、第1の実施形態に係る車内中継装置18−1の代わりに、図4(b)に示す車内中継装置18−2を適用する。
【0029】
減衰領域中継装置12−2は、受信アンテナ24、受信部26、送信部30、送信アンテナ接続端子32を備えて構成される。減衰領域中継装置12−2は、減衰領域中継装置12−1からパイロット信号挿入部28を取り除いて短絡した構成を有し、受信した無線信号にパイロット信号Pを挿入せずに中継送信を行う。
【0030】
車内中継装置18−2は、受信アンテナ34、受信部36、送信停止判定部44、送信部40、送信アンテナ42を備えて構成される。
【0031】
受信部36は、受信アンテナ34を介して漏洩ケーブル14から送信された無線信号WS3を受信し、増幅、中間周波数帯の信号への変換、不要な信号の低減等を行って送信部40に出力する。送信停止判定部44は、信号を送信すべき区間を車内中継装置18−2を搭載する鉄道車両16が走行しているか否かを判定する。そして、信号を送信すべき区間を走行していないものと判定した場合には、送信部40の動作を停止するための停止指令情報Sを送信部40に出力する。
【0032】
送信部40は、送信停止判定部44から停止指令情報Sが出力されていないときは、受信部36が出力した信号を無線周波数帯の信号に変換し、増幅して送信アンテナ42を介して送信する。一方、送信停止判定部44から停止指令情報Sが出力されているときは、送信部40は信号の出力を停止する。
【0033】
図5(a)に、送信停止判定部44の第1の実施例に係る送信停止判定部44Aの構成を示す。送信停止判定部44Aは、衛星測位部46、ジャイロ測位部48、地図データ記憶部50、領域判定部52を備えて構成される。衛星測位部46としては、GPS受信機等、衛星から送信された信号を受信して測位を行う装置を適用することが好適である。衛星測位部46は、所定の時間間隔で車内中継装置18−2が存在する地球における位置を測定し、その測定値を位置情報として領域判定部52に出力する。
【0034】
ジャイロ測位部48は、ある基準の位置から車内中継装置18−2が移動した方向および距離を測定し、測定値を移動ベクトルとして領域判定部52に出力する。ジャイロ測位部48としては、鉄道車両16の移動による車内中継装置18−2の加速度を測定する加速度計、鉄道車両16の移動による車内中継装置18−2の速度を測定する速度計、ある基準の位置から鉄道車両16が移動した距離を測定する距離計等を適用することが好適である。
【0035】
地図データ記憶部50は、鉄道車両16が走行する地域の地図データを記憶する。その地図データは、減衰領域中継装置12−2および漏洩ケーブル14が設置されている区間に関する情報を含む。
【0036】
領域判定部52は、衛星測位部46から所定の時間間隔で位置情報を取得すると共に、当該位置情報を基準の位置としてジャイロ測位部48に出力する。領域判定部52は、ジャイロ測位部48から基準の位置に対して算出された移動ベクトルを取得する。
【0037】
領域判定部52は、地図データ記憶部50が記憶する地図データと、基準の位置と、基準の位置に対する移動ベクトルとに基づいて、車内中継装置18−2を搭載する鉄道車両16が漏洩ケーブル14が設置されている区間を走行しているか否かを判定する。そして、漏洩ケーブル14が設置されている区間を走行していないものと判定した場合には停止指令情報Sを出力する。
【0038】
図5(b)に、送信停止判定部44の第2の実施例に係る送信停止判定部44Bの構成を示す。この実施例は、放送局10から送信された無線信号の到来が妨げられる領域がトンネルである場合に好適である。送信停止判定部44Bは、気圧センサ54、領域判定部56を備えて構成される。気圧センサ54は、鉄道車両16の内側に設けられる。気圧センサ54は鉄道車両16の内側の気圧を測定し、その測定値を領域判定部56に出力する。領域判定部56は、気圧センサ54が出力する測定値の変化に基づいて、車内中継装置18−2を搭載する鉄道車両16がトンネル22を走行しているか否かを判定する。そして、トンネル22を走行していないものと判定した場合には停止指令情報Sを出力する。
【0039】
図6(b)に、送信停止判定部44の第3の実施例に係る送信停止判定部44Cの構成を示す。この実施例は、放送局10から送信された無線信号の到来が妨げられる領域がトンネルである場合に好適である。送信停止判定部44Cは、発光部58、受光部60、領域判定部62を備えて構成される。発光部58および受光部60は、図6(a)および(b)に示すように、鉄道車両16の天井板66の鉄道車両16の外側の面に設けられる。図6(b)に示すように、鉄道車両16がトンネル22を走行しているときには、発光部58が放射した光はトンネル22の天井64で反射して受光部60で受光される。受光部60は受光した光の強度を測定し、測定値を領域判定部62に出力する。領域判定部62は、受光部60が出力する測定値に基づいて、車内中継装置18−2を搭載する鉄道車両16がトンネル22を走行しているか否かを判定する。そして、トンネル22を走行していないものと判定した場合には停止指令情報Sを出力する。
【0040】
本発明の第2の実施形態に係る放送システムによれば、減衰領域中継装置12−2が送信する信号にパイロット信号Pを挿入する必要がないため、第1の実施形態に係る放送システムに比して構成が簡単になるという利点がある。
【図面の簡単な説明】
【0041】
【図1】本発明の第1の実施形態に係る放送システムの構成を示す図である。
【図2】本発明の第1の実施形態に係る減衰領域中継装置および車内中継装置の構成を示す図である。
【図3】受信部26が出力する信号の周波数スペクトラムの例、およびパイロット信号挿入部28が出力する信号の周波数スペクトラムの例を示す図である。
【図4】本発明の第2の実施形態に係る減衰領域中継装置および車内中継装置の構成を示す図である。
【図5】第1の実施例に係る送信停止判定部44Aおよび第2の実施例に係る送信停止判定部44Bの構成を示す図である。
【図6】第3の実施例に係る送信停止判定部44Bの構成を示す図である。
【符号の説明】
【0042】
10 放送局、12−1,12−2 減衰領域中継装置、14 漏洩ケーブル、16 鉄道車両、18−1,18−2 車内中継装置、20A,20B 放送受信装置、22 トンネル、24,34 受信アンテナ、26,36 受信部、28 パイロット信号挿入部、30,40 送信部、32 送信アンテナ接続端子、38 パイロット信号検出部、42 送信アンテナ、44,44A,44B,44C 送信停止判定部、46 衛星測位部、48 ジャイロ測位部、50 地図データ記憶部、52,56,62 領域判定部、54 気圧センサ、58 発光部、60 受光部、64 天井、66 天井板、WS1〜WS5 無線信号。

【特許請求の範囲】
【請求項1】
移動体に搭載される中継装置であって、
信号を受信する受信部と、
前記受信部が受信した信号を送信する送信部と、
放送局から信号を取得して中継送信する再放送装置が送信する信号に含まれるパイロット情報が、前記受信部が受信した信号に含まれるか否かを判定するパイロット検出部と、
前記パイロット情報が含まれないと前記パイロット検出部が判定したときに、前記受信部が受信した信号の前記送信部による送信を停止させる停止部と、
を備えることを特徴とする中継装置。
【請求項2】
移動体に搭載される中継装置であって、
信号を受信する受信部と、
前記受信部が受信した信号を送信する送信部と、
放送局から送信された信号の到来が妨げられる領域であって当該放送局から信号を取得して中継送信する再放送装置が送信した信号が到来する領域の外側に前記移動体が存在するか否かを判定する判定部と、
前記移動体が前記領域の外側に存在すると前記判定部が判定したときに、前記受信部が受信した信号の前記送信部による送信を停止させる停止部と、
を備えることを特徴とする中継装置。
【請求項3】
請求項1または請求項2に記載の中継装置と、前記放送局と、前記再放送装置と、を含むことを特徴とする放送システム。

【図1】
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【図2】
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【図3】
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【図4】
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【図5】
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【図6】
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【公開番号】特開2007−258940(P2007−258940A)
【公開日】平成19年10月4日(2007.10.4)
【国際特許分類】
【出願番号】特願2006−79149(P2006−79149)
【出願日】平成18年3月22日(2006.3.22)
【出願人】(000004330)日本無線株式会社 (1,186)
【Fターム(参考)】