説明

二環式へテロ環及びCCR2レセプターアンタゴニストとしてのそれらの使用

本発明は、式(I)(式中、A、L、E、F、G、R、R、R、R、R、R、R、V、W、及びnは明細書及び請求項に定義されたとおりである)で示される新規二環式化合物、ならびにその生理学的に許容しうる塩に関する。これらの化合物は、CCR2レセプター、CCR5レセプター、及び/又はCCR3レセプターのアンタゴニストであり、医薬として使用することができる。


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【特許請求の範囲】
【請求項1】
式(I):
【化90】


[式中、
Aは、アリール、ヘテロアリール、アリールメチル又はヘテロアリールメチル(ここで、前記環は、場合によりハロゲン、アリール、ヘテロアリール、C1−6アルキル、ハロC1−6アルキル、C1−6アルコキシ及びハロC1−6アルコキシからなる群より独立して選択される1〜3個の置換基で置換されている)であり;
Eは、CH又はOであり;
Fは、CH、O、N(R)、S、SO又はSOであり;
Gは、単結合、CH、又はCHCH(但し、EがOである場合、FはO、S、SO又はSOではない)であり;
Lは、結合、NH−C(=O)、NH−C(=S)、又はCH=CH−C(=O)であり;
、R及びRは、互いに独立して:
−水素、
−C1−6アルキル(これは、場合によりヒドロキシ、C1−6アルコキシ、カルボキシル、カルバモイル、モノ又はジ−C1−6アルキル置換アミノカルボニル及びC1−6アルコキシカルボニル、アリール及びヘテロアリール(ここで、前記ヘテロアリール及びアリール環は、場合によりハロゲン、C1−6アルキル、ハロC1−6アルキル、C1−6アルコキシ及びハロC1−6アルコキシからなる群より独立して選択される1〜3個の置換基で置換されている)からなる群より独立して選択される1〜3個の置換基で置換されている)、
−C3−7シクロアルキル、又は
−アリール
からなる群より選択され;
及びRは、互いに独立して:
−水素、
−C1−6アルキル(これは、場合によりアミノ、ヒドロキシ、カルボキシル、カルバモイル、モノ又はジ−C1−6アルキル置換アミノカルボニル及びC1−6アルコキシカルボニルからなる群より独立して選択される1〜3個の置換基で置換されている)、又は
−C3−7シクロアルキル(これは、場合によりアミノ、ヒドロキシ、カルボキシル、カルバモイル、モノ又はジ−C1−6アルキル置換アミノカルボニル及びC1−6アルコキシカルボニルからなる群より独立して選択される1〜3個の置換基で置換されている)
からなる群より選択されるか;あるいは
とRは、それらが結合している炭素原子と一緒になってC3−7シクロアルキル又はヘテロシクリル(これは、場合によりC1−4アルキル、ハロC1−4アルキル及びハロゲンからなる群より独立して選択される1〜3個の置換基で置換されている)を形成し;
及びRは、互いに独立して:
−C1−6アルキル、
−C3−6アルケニル、
−C3−6アルキニル、
−ヒドロキシC2−6アルキル、
−C1−6アルコキシC2−6アルキル、
−C3−7シクロアルキル(これは、場合によりRからなる群より独立して選択される1〜3個の置換基で置換されている)、
−C3−7シクロアルキルC1−6アルキル(ここで、シクロアルキルは、場合によりRからなる群より独立して選択される1〜3個の置換基で置換されている)、
−C7−10ビシクロアルキル、
−フェニルC1−3アルキル(ここで、フェニルは、場合によりRからなる群より独立して選択される1〜3個の置換基で置換されている)、
−ヘテロアリールC1−3アルキル(ここで、ヘテロアリールは、場合によりRからなる群より独立して選択される1〜3個の置換基で置換されている)、
−ヘテロシクリル(これは、場合によりRからなる群より独立して選択される1〜3個の置換基で置換されている)、又は
−ヘテロシクリルC1−6アルキル(ここで、ヘテロシクリルは、場合によりRからなる群より独立して選択される1〜3個の置換基で置換されている)
からなる群より選択されるか;あるいは
とRは、それらが結合している窒素原子と一緒になって、場合によりRからなる群より独立して選択される1〜3個の置換基で置換されているヘテロシクリルを形成し、そしてここで、R及びRにより形成される前記ヘテロシクリルの環炭素原子の1個は、場合によりカルボニル基もしくはSOで置き換えられ;そして/又はR及びRにより形成されるヘテロシクリルの環炭素原子の1個はまた、場合によりC1−6アルキルで置換されているC3−7シクロアルキル又はヘテロシクリルである別の環の環炭素原子であり、そしてここで、前記C3−7シクロアルキル又はヘテロシクリルの1もしくは2個の環炭素原子は、場合によりカルボニル基により置き換えられており;
は、水素、C1−6アルキル、C(=O)R、S(O)Rであり;
は、C1−6アルキル又はC3−7シクロアルキルであり;
Vは、C1−4アルキレン(ここで、それぞれ炭素原子は、場合により:
−ヒドロキシ、
−C1−6アルキル、
−C1−6アルコキシ、
−ヒドロキシ−C1−6アルキル、
−C1−6アルコキシ−C1−6アルキル、
−ハロゲン、又は
−ハロC1−6アルキル
からなる群より独立して選択される1又は2個の置換基で置換されている)であり;
Wは、結合、CH又はC(=O)であり;
nは、0又は1であり;
は、ヒドロキシ、シアノ、NR、ハロゲン、C1−6アルキル、ハロC1−6アルキル、ヒドロキシC1−6アルキル、C1−6アルコキシ、C1−6アルコキシC1−6アルキル、C3−7シクロアルキル、C1−6アルコキシカルボニル、アシル、−C(O)NR、−NR−C(O)−R、−NR−C(O)−OR、−NR−C(O)−NR、−NR−SO−R、−NR−SO−NR、−OC(O)NR、−OC(O)OR、C1−6アルキルスルホニル、C1−6アルキルスルフィニル、C1−6アルキルチオ、フェニル、フェニルC1−3アルキル、ヘテロアリール、ヘテロアリールC1−3アルキル及びヘテロシクリルであり、そして前記フェニル及び前記フェニルC1−3アルキルのフェニル、前記ヘテロアリール及び前記ヘテロアリールC1−3アルキルのヘテロアリール、ならびにヘテロシクリルは、場合によりヒドロキシ、シアノ、NR、ハロゲン、C1−6アルキル、ハロC1−6アルキル、ヒドロキシC1−6アルキル、C1−6アルコキシカルボニル、アシル、−C(O)NR、−NR−C(O)−R、−NR−C(O)−OR、−NR−C(O)−NR、−NR−SO−R、−NR−SO−NR、−OC(O)NR、−OC(O)OR、C1−6アルキルスルホニル、C1−6アルキルスルフィニル及びC1−6アルキルチオからなる群より独立して選択される1〜3個の置換基で置換されており、そしてヘテロシクリルの1又は2個の環炭素原子は、場合によりカルボニル基で置き換えられ;
、R及びRは、独立して水素又はC1−6アルキルである]
で示される化合物又はそのプロドラッグもしくは薬学的に許容しうる塩。
【請求項2】
Aが、フェニル又はナフチル(ここで、前記フェニル及び前記ナフチルは、場合によりハロゲン、ハロC1−6アルキル、ハロC1−6アルコキシ及びアリールからなる群より選択される1〜3個の置換基で置換されている)である、請求項1記載の化合物。
【請求項3】
Aが、ハロゲン原子及びトリフルオロメチルからなる群より選択される1又は2個の置換基で置換されているフェニルである、請求項1及び2のいずれか一項記載の化合物。
【請求項4】
Aが、クロロ、フルオロ及びトリフルオロメチルからなる群より独立して選択される1又は2個の置換基で置換されているフェニルである、請求項1〜3のいずれか一項記載の化合物。
【請求項5】
Aが、3−フルオロ−フェニル、3−クロロ−4−トリフルオロメチル−フェニル又は3,4−ジクロロフェニルである、請求項1〜4のいずれか一項記載の化合物。
【請求項6】
とRが、それらが結合している窒素原子と一緒になって、場合によりハロゲン、ヒドロキシ、C1−6アルキル及びヒドロキシC1−6アルキルからなる群より独立して選択される1〜3個の置換基で置換されているヘテロシクリルを形成し;そして/又は
及びRにより形成されるヘテロシクリルの環炭素原子の1個が、C3−7シクロアルキル又はシクロヘテロアルキルである別の環の環炭素原子でもある、請求項1〜5のいずれか一項記載の化合物。
【請求項7】
とRが、それらが結合している窒素原子と一緒になってピペリジル又はピロリジニルを形成し、そして前記ピペリジル及びピロリジニルが、場合によりハロゲン、ヒドロキシ、C1−6アルキル及びヒドロキシC1−6アルキルからなる群より独立して選択される1もしくは2個の置換基で置換されており、そして/又は
及びRにより形成される前記ピペリジル及びピロリジニルの環炭素原子の1個がまた、C3−7シクロアルキル環により共有される、請求項1〜6のいずれか一項記載の化合物。
【請求項8】
とRが、それらが結合している窒素原子と一緒になって6−アザ−スピロ[2,5]オクタ−6−イル、5−アザスピロ[2.5]オクタ−5−イル、7−アザ−スピロ[3.5]ノナ−7−イル、8−アザ−スピロ[4.5]デカ−8−イル、1,8−ジアザ−スピロ[4.5]デカ−8−イル、1,3,8−トリアザ−スピロ[4.5]デカ−8−イル、2,8−ジアザ−スピロ[4.5]デカ−8−イル、1−オキサ−3,8−ジアザ−スピロ[4.5]デカ−8−イル、1−オキサ−8−アザ−スピロ[4.5]デカ−8−イル、2−オキサ−8−アザ−スピロ[4.5]デカ−8−イル、2−オキサ−7−アザ−スピロ[3.5]ノナ−7−イル、1−オキサ−7−アザ−スピロ[3.5]ノナ−7−イル、9−アザ−スピロ[5.5]ウンデカ−9−イル、1−オキサ−4,9−ジアザ−スピロ[5.5]ウンデカ−9−イルを形成し、そしてここで、スピロ−ヘテロシクリル環が、場合によりヒドロキシ、オキソ、アルコキシ、フッ素又はC1−6アルキルからなる群より独立して選択される1〜3個の置換基で置換されている、請求項1〜7のいずれか一項記載の化合物。
【請求項9】
とRが、それらが結合している窒素原子と一緒になって6−アザ−スピロ[2,5]オクタ−6−イル(ここで、スピロ−ヘテロシクリル環は、場合によりフルオロ、ヒドロキシ又はC1−6アルキルからなる群より独立して選択される1〜2個の置換基で置換されている)を形成する、請求項1〜7のいずれか一項記載の化合物。
【請求項10】
とRが、それらが結合している窒素原子と一緒になって(S)−4−ヒドロキシ−6−アザ−スピロ[2,5]オクタ−6−イルを形成する、請求項1〜9のいずれか一項記載の化合物。
【請求項11】
nが、好ましくは0である、請求項1〜10のいずれか一項記載の化合物。
【請求項12】
Vが、C1−2アルキレンである、請求項1〜11のいずれか一項記載の化合物。
【請求項13】
、R、R、R及びRが、独立して水素又はC1−6アルキルである、請求項1〜12のいずれか一項記載の化合物。
【請求項14】
及びRの一方が水素又はC1−6アルキルであり、そして他方が水素であり、そしてR及びRが水素であり、そしてRが水素又はC1−6アルキルである、請求項1〜13のいずれか一項記載の化合物。
【請求項15】
又はRの一方がメチルであり、そして他方が水素であり、そしてR、R及びRが水素である、請求項1〜14のいずれか一項記載の化合物。
【請求項16】
Lが、NH−C(=O)又はCH=CH−C(=O)である、請求項1〜15のいずれか一項記載の化合物。
【請求項17】
Lが、NH−C(=O)である、請求項1〜16のいずれか一項記載の化合物。
【請求項18】
E及びFが、独立してO又はCH(但し、EがOである場合、Fは、Oではない)である、請求項1〜17のいずれか一項記載の化合物。
【請求項19】
Gが、単結合又はCHである、請求項1〜18のいずれか一項記載の化合物。
【請求項20】
がメチルであり、R、R、R及びRが水素であり、LがNHC(=O)であり、VがC1−2アルキレンであり、そしてRとRが、それらが結合している窒素原子と一緒になって(S)−4−ヒドロキシ−6−アザ−スピロ[2,5]オクタ−6−イルを形成する、請求項1〜19のいずれか一項記載の化合物。
【請求項21】
(3S,6S,8aS)−3−[2−((S)−4−ヒドロキシ−6−アザ−スピロ[2.5]オクタ−6−イル)−エチル]−6−メチル−5−オキソ−ヘキサヒドロ−オキサゾロ[3,2−a]ピラジン−7−カルボン酸(3,4−ジクロロ−フェニル)−アミド、
(3S,6S,8aR)−3−[2−((S)−4−ヒドロキシ−6−アザ−スピロ[2.5]オクタ−6−イル)−エチル]−6−メチル−5−オキソ−ヘキサヒドロ−オキサゾロ[3,2−a]ピラジン−7−カルボン酸(3,4−ジクロロ−フェニル)−アミド、
(3S,6S,8aR)−3−[3−((S)−4−ヒドロキシ−6−アザ−スピロ[2.5]オクタ−6−イル)−3−オキソ−プロピル]−6−メチル−5−オキソ−ヘキサヒドロ−オキサゾロ[3,2−a]ピラジン−7−カルボン酸(3−クロロ−4−トリフルオロメチル−フェニル)−アミド、
(4S,7S)−4−((S)−4−ヒドロキシ−6−アザ−スピロ[2.5]オクタ−6−イルメチル)−7−メチル−6−オキソ−ヘキサヒドロ−ピラジノ[2,1−b][1,3]オキサジン−8−カルボン酸(3,4−ジクロロ−フェニル)−アミド、
(4S,7S,9aR)−4−[2−((S)−4−ヒドロキシ−6−アザ−スピロ[2.5]オクタ−6−イル)−エチル]−7−メチル−6−オキソ−ヘキサヒドロ−ピラジノ[2,1−c][1,4]オキサジン−8−カルボン酸(3,4−ジクロロ−フェニル)−アミド、
(4S,7S,9aR)−4−[2−((S)−4−ヒドロキシ−6−アザ−スピロ[2.5]オクタ−6−イル)−エチル]−7−メチル−6−オキソ−ヘキサヒドロ−ピラジノ[2,1−c][1,4]オキサジン−8−カルボン酸(3−クロロ−4−トリフルオロメチル−フェニル)−アミド、
(3S,6R,8aS)−6−[2−((S)−4−ヒドロキシ−6−アザ−スピロ[2.5]オクタ−6−イル)−エチル]−3−メチル−4−オキソ−ヘキサヒドロ−ピロロ[1,2−a]ピラジン−2−カルボン酸(3,4−ジクロロ−フェニル)−アミド、
(3S,6S,8aR)−3−[3−((S)−4−ヒドロキシ−6−アザ−スピロ[2.5]オクタ−6−イル)−3−オキソ−プロピル]−6−メチル−5−オキソ−ヘキサヒドロ−オキサゾロ[3,2−a]ピラジン−7−カルボン酸(3,4−ジクロロ−フェニル)−アミド、
(3S,6R,8aS)−6−[3−((S)−4−ヒドロキシ−6−アザ−スピロ[2.5]オクタ−6−イル)−3−オキソ−プロピル]−3−メチル−4−オキソ−ヘキサヒドロ−ピロロ[1,2−a]ピラジン−2−カルボン酸(3−クロロ−4−トリフルオロメチル−フェニル)−アミド、
(4S,7S,9aR)−4−[3−((S)−4−ヒドロキシ−6−アザ−スピロ[2.5]オクタ−6−イル)−3−オキソ−プロピル]−7−メチル−6−オキソ−ヘキサヒドロ−ピラジノ[2,1−c][1,4]オキサジン−8−カルボン酸(3,4−ジクロロ−フェニル)−アミド、
(4S,7S,9aR)−N−(3−クロロ−4−(トリフルオロメチル)フェニル)−4−(3−((S)−4−ヒドロキシ−6−アザスピロ[2.5]オクタン−6−イル)−3−オキソプロピル)−7−メチル−6−オキソヘキサヒドロピラジノ[2,1−c][1,4]オキサジン−8(1H)−カルボキサミド、
(4S,7S,9aR)−N−(3,4−ジクロロフェニル)−4−(2−(4,4−ジフルオロ−6−アザスピロ[2.5]オクタン−6−イル)エチル)−7−メチル−6−オキソヘキサヒドロピラジノ[2,1−c][1,4]オキサジン−8(1H)−カルボキサミド、
(3S,6R,9aS)−6−[3−((S)−4−ヒドロキシ−6−アザ−スピロ[2.5]オクタ−6−イル)−3−オキソ−プロピル]−3−メチル−4−オキソ−オクタヒドロ−ピリド[1,2−a]ピラジン−2−カルボン酸(3,4−ジクロロ−フェニル)−アミド、
(3S,6R,9aS)−6−[3−((S)−4−ヒドロキシ−6−アザ−スピロ[2.5]オクタ−6−イル)−3−オキソ−プロピル]−3−メチル−4−オキソ−オクタヒドロ−ピリド[1,2−a]ピラジン−2−カルボン酸(3−クロロ−4−トリフルオロメチル−フェニル)−アミド、
(3S,6R,9aS)−6−[2−((S)−4−ヒドロキシ−6−アザ−スピロ[2.5]オクタ−6−イル)−エチル]−3−メチル−4−オキソ−オクタヒドロ−ピリド[1,2−a]ピラジン−2−カルボン酸(3,4−ジクロロ−フェニル)−アミド、
(3S,6R,9aS)−6−[2−((S)−4−ヒドロキシ−6−アザ−スピロ[2.5]オクタ−6−イル)−エチル]−3−メチル−4−オキソ−オクタヒドロ−ピリド[1,2−a]ピラジン−2−カルボン酸(3−クロロ−フェニル)−アミド、
(3S,6R,9aS)−6−[2−((S)−4−ヒドロキシ−6−アザ−スピロ[2.5]オクタ−6−イル)−エチル]−3−メチル−4−オキソ−オクタヒドロ−ピリド[1,2−a]ピラジン−2−カルボン酸(3−フルオロ−フェニル)−アミド
からなる群より選択される、請求項1記載の化合物。
【請求項22】
式(I’):
【化91】


[式中、A、L、E、F、G、V、W、n、R、R、R、R、R、Rは、請求項1〜20のいずれか一項により定義されているとおりである]で示される請求項1記載の化合物。
【請求項23】
式(I”):
【化92】


[式中、A、L、E、F、G、V、W、R、R、Rは、請求項1〜20のいずれか一項により定義されているとおりである]で示される請求項1記載の化合物。
【請求項24】
治療上活性な物質として使用するための、請求項1〜22のいずれかに記載の化合物。
【請求項25】
CCR2レセプターアンタゴニスト、CCR3レセプターアンタゴニストもしくはCCR5レセプターアンタゴニストにより処置可能な疾患の治療及び/又は予防のための治療上活性な物質として使用するための、請求項1〜22のいずれかに記載の化合物。
【請求項26】
CCR2レセプターアンタゴニスト、CCR3レセプターアンタゴニスト又はCCR5レセプターアンタゴニストにより処置可能な疾患の処置のための、請求項1〜22のいずれかに記載の化合物。
【請求項27】
疾患が、末梢動脈閉塞性疾患、重症虚血肢、不安定アテローム性動脈硬化性プラーク患者、不安定アンギナ、うっ血性心不全、左心室肥大、虚血再灌流障害、脳卒中、心筋症、再狭窄、関節リウマチ、糖尿病及び糖尿病性合併症、糖尿病性腎症、過敏性腸症候群、クローン病、多発性硬化症、神経障害性疼痛、アテローム性血栓症及び/又は熱傷/糖尿病における潰瘍/重症虚血肢あるいは喘息である、請求項25記載の化合物。
【請求項28】
式(Ia):
【化93】


で示される化合物の製造方法であって、式(1):
【化94】


で示される化合物を、式A−N=C=Oの化合物と、又は式A−NH−C(=O)−O−フェニルのフェニルカルバメートと反応させる工程を含む、方法
[式中、A、E、F、G、R、R、R、R、R、R、R、V、W及びnは、請求項1と同義である]。
【請求項29】
特に、新規化合物、中間体、医薬、使用及び製造方法に関する、本明細書に前述のとおり定義される発明。

【公表番号】特表2013−506701(P2013−506701A)
【公表日】平成25年2月28日(2013.2.28)
【国際特許分類】
【出願番号】特願2012−532559(P2012−532559)
【出願日】平成22年10月5日(2010.10.5)
【国際出願番号】PCT/EP2010/064770
【国際公開番号】WO2011/042399
【国際公開日】平成23年4月14日(2011.4.14)
【出願人】(591003013)エフ.ホフマン−ラ ロシュ アーゲー (1,754)
【氏名又は名称原語表記】F. HOFFMANN−LA ROCHE AKTIENGESELLSCHAFT
【Fターム(参考)】