説明

作業車の原動部構造

【課題】エンジン冷却用のファンの正逆回転切換の作動不良を低減し、信頼性の高い原動部構造を具現する。
【解決手段】エンジン(16)の外側方に配置したラジエータ(21)と、ラジエータ(21)の外側に配置した防塵網(59)と、エンジン(16)とラジエータ(21)の間に遊転状態に支持して設けたファン(24)と、エンジン(16)に備えたエンジン出力軸(1)からの駆動力が入力される入力軸(2)と、入力軸(2)の回転を正逆に切換えてファン側出力軸(5)から出力させるギヤ式の切換機構(GC)と、ファン側出力軸(5)からファン(24)へ回転を伝動する伝動機構(D2)とを設ける。

【発明の詳細な説明】
【技術分野】
【0001】
本発明は、コンバイン等の作業車の原動部構造に関する。
【背景技術】
【0002】
例えば、下記特許文献1には、ラジエータ用のファンを正転状態と逆転状態とに切換自在なベルト伝動装置として、駆動プーリで常時駆動される駆動ベルトの内周面と外周面に対してファンを駆動するベルト伝動の正転用プーリと逆転用プーリとを共に移動して押圧させてファンを正転状態と逆転状態とに切り換える構成が記載されている。
【先行技術文献】
【特許文献】
【0003】
【特許文献1】特開2001−263063号公報
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【0004】
前記従来のラジエータ冷却用のファンの正転状態と逆転状態との切換は、正転用プーリと逆転用プーリを共に移動してベルトの内周面と外周面とに択一的に押圧させる特殊な構成で、正転用プーリと逆転用プーリを大きく動かさなければならないので、ベルトとプーリの間に滑りが発生しやすく、ベルトの摩耗等によって作動不良を生じ易くなる問題がある。
【0005】
本発明は、動力の断続を行う一般的な構成を用いてファンの正逆回転切換を行えるようにすることで、作動不良を防止し、エンジンの冷却効率を高めて作業能率を向上させることを課題とする。
【課題を解決するための手段】
【0006】
上記本発明の課題は、次の技術手段により解決される。
請求項1に記載の発明は、エンジン(16)の外側方に配置したラジエータ(21)と、該ラジエータ(21)の外側に配置した防塵網(59)と、前記エンジン(16)とラジエータ(21)の間に遊転状態に支持して設けたファン(24)と、前記エンジン(16)に備えたエンジン出力軸(1)からの駆動力が入力される入力軸(2)と、該入力軸(2)の回転を正逆に切換えてファン側出力軸(5)から出力させるギヤ式の切換機構(GC)と、前記ファン側出力軸(5)からファン(24)へ回転を伝動する伝動機構(D2)とを設けたことを特徴とする作業車の原動部構造とした。
【0007】
請求項2に記載の発明は、前記切換機構(GC)を、入力軸(2)上に遊転状態に設けた第一ギヤ(7)及び第二ギヤ(9)と、該第一ギヤ(7)及び第二ギヤ(9)を入力軸(2)と一体で回転させる多板クラッチ(23)と、前記ファン側出力軸(5)上に遊転状態で設けられ、前記第一ギヤ(7)に噛み合う第三ギヤ(8)及び前記第二ギヤ(9)に逆転用のカウンタギヤ(10)を介して噛み合う第四ギヤ(11)と、該第三ギヤ(8)と第四ギヤ(11)とをファン側出力軸(5)に択一的に一体化する爪クラッチ(12)を備えたシフタ(13)とで構成したことを特徴とする請求項1に記載の作業車の原動部構造とした。
【0008】
請求項3に記載の発明は、前記切換機構(GC)を、入力軸(2)上に固定した第一ギヤ(7)及び第二ギヤ(9)と、前記ファン側出力軸(5)上に遊転状態で設けられ、前記第一ギヤ(7)に噛み合う第三ギヤ(8)及び前記第二ギヤ(9)に逆転用のカウンタギヤ(10)を介して噛み合う第四ギヤ(11)と、該第三ギヤ(8)と第四ギヤ(11)とをファン側出力軸(5)に択一的に一体化する爪クラッチ(12)を備えたシフタ(13)と、前記ファン側出力軸(5)の回転を制動するブレーキ(25)とで構成したことを特徴とする請求項1に記載の作業車の原動部構造とした。
【0009】
請求項4に記載の発明は、前記ファン(24)を遊転状態に支持する支持軸(20)を、エンジン(16)に取り付けたことを特徴とする請求項1または請求項2または請求項3に記載の作業車の原動部構造とした。
【0010】
請求項5に記載の発明は、前記入力軸(2)の回転で駆動される発電機(3)を設けたことを特徴とする請求項1〜請求項4のいずれか一項に記載の作業車の原動部構造とした。
【発明の効果】
【0011】
請求項1に記載の発明によると、ファン(24)の正逆転切換がギヤ式の切換機構(GC)で行われるので、切換が滑らかに行われ、故障の頻度も少なく信頼性が高まり、エンジン(16)の冷却状態を良好に維持して、作業車の作業能率を高めることができる。
【0012】
請求項2に記載の発明によると、上記請求項1に記載の発明の効果を奏するうえに、爪クラッチ(12)によるファン(24)の正逆転切換に際し、シフタ(13)の切換操作の前後で多板クラッチ(23)の遮断及び接続を行うことで、ファン(24)の正逆転駆動を無理なく行うことができ、更に故障しにくいものとすることができる。
【0013】
請求項3に記載の発明によると、上記請求項1に記載の発明の効果を奏するうえに、爪クラッチ(12)によるファン(24)の正逆転切換に際し、シフタ(13)の切換操作時にブレーキ(25)によってファン側出力軸(5)を制動することで、ファン(24)が正転状態から逆転状態に切り換わる際に、伝動機構に衝撃的な力が掛かるのを防止でき、更に故障しにくいものとすることができる。
【0014】
請求項4に記載の発明によると、上記請求項1または請求項2または請求項3に記載の発明の効果を奏するうえで、ファン(24)を支持するための特別な構造物を設ける必要がなく、構造を簡素化して安価に提供することができる。
【0015】
請求項5に記載の発明によると、上記請求項1〜請求項4のいずれか一項に記載の発明の効果を奏するうえに、発電機(3)がエンジン(16)の駆動力で駆動されることにより、エンジン(16)の稼動に要する電力を自給することが可能となる。
【図面の簡単な説明】
【0016】
【図1】本発明の第一実施例の動力伝動線図である。
【図2】本発明の第二実施例の動力伝動線図である。
【図3】本発明の第三実施例の動力伝動線図である。
【図4】正逆転モータの制御ブロック図である。
【図5】コンバインの側面図である。
【図6】コンバインの車体フレームの側面図である。
【図7】コンバインの車体フレームの平面図である。
【図8】一部の拡大側面図である。
【図9】コンバインの正面図である。
【図10】コンバインの側面図である。
【図11】コンバインの平面図である。
【発明を実施するための形態】
【0017】
以下、本発明の実施形態を図面に示す実施例を参照しながら説明する。
図10及び図11に基づき本発明を備えたコンバインの全体構成について説明する。
コンバイン51の走行車体52の下方には、左右一対のクローラ走行装置53,53を配設し、走行車体52の右前側部に操縦部54を、その後方にグレンタンク56を配設し、左側部に脱穀部55を配設し、脱穀部55の後方に排藁処理装置57を配設している。操縦部54の下側にはエンジン16を配置している。操縦部54及び脱穀部55の前方には、植立穀稈を分草し、引起しながら刈取り、後方の脱穀部55に向けて搬送する刈取搬送部58を昇降自在に設けている。
【0018】
図1に示す伝動線図は、本発明の第一実施例で、エンジン16の外側に防塵網59を設け、防塵網59とエンジン16の間にラジエータ21を配置してラジエータ21の内側に冷却ファン(ファン)24を配置している。
【0019】
なお以下の説明では、冷却ファン24を防塵網59の外側から内側へ吸気する冷却状態で駆動する回転方向を正回転、冷却ファン7を防塵網59の内側から外側へ吹出す除塵状態で駆動する回転方向を逆回転と言う。
【0020】
エンジン16のエンジン出力軸1には第一出力プーリ17を一体でし、エンジン16内のウオーターポンプの駆動軸をエンジン16の外側方に突出させたウオーターポンプ駆動軸20にポンプ入力プーリ19を設け、該ポンプ入力プーリ19とギヤケース6の入力軸2の入力プーリ18との間に第一ベルトD1を巻き掛けて第一駆動系を構成し、ギヤケース6のファン側出力軸5に一体で設けたファン駆動プーリ14と冷却ファン24のファンプーリ15との間に第二ベルト(伝動機構)D2を巻き掛けてファン駆動系を構成している。冷却ファン24は、支持軸としてのウオーターポンプ駆動軸20の軸端に軸支している。
【0021】
ギヤケース6内には、入力軸2に対して回転自在に設けた中空軸7aに第一ギヤ7と第二ギヤ9を設け、入力軸2と中空軸7aとの間に多板クラッチ23を設けている。ギアケース6の前記入力プーリ18と反対側に突出させた軸端は継手23で発電機3の発電軸4を連結して発電機3を常時駆動する。
【0022】
ギヤケース6内のファン側出力軸5には第三ギヤ8と第四ギヤ11を遊嵌し、この第三ギヤ8と第四ギヤ11の間に設け、ファン側出力軸5に対して摺動自在に嵌合わせた爪クラッチ12を設け、シフタ13によってファン出力軸5の軸心方向にスライドすることで、第三ギア8と第四ギア11の何れかの回転をファン出力軸5に伝達する。
【0023】
すなわち、多板クラッチ23を遮断状態に切換え、シフタ13で爪クラッチ12をスライドさせた後、多板クラッチ23を再び接続状態としてファン側出力軸5に伝動する。第三ギヤ8は第一ギヤ7と噛み合い、エンジン16の駆動力により逆回転し、第四ギヤ11はカウンタギヤ10を介して第二ギヤ9と噛み合って、エンジン16の駆動力により正回転する。従って、爪クラッチ12を第三ギヤ8に噛み合わすとファン側出力軸5が逆回転し、第四ギヤ11に噛み合わすとファン側出力軸5が正回転することになる。多板クラッチ23を設けたことにより、ファン出力軸5の回転方向反転時の衝撃力を緩和することができ、回転方向の切換を円滑に行うことができる。なお、シフタ13は、ギヤケース6のファン出力軸5軸心方向略中央に位置する。
【0024】
図2に示す伝動線図は、前記第一実施例の一部を変更した第二実施例で、ギヤケース6内の入力軸2に設ける入力クラッチ22を無くして第一ギヤ7と第二ギヤ9を入力軸2に一体で設け、ファン側出力軸5のファン駆動プーリ14と反対側の軸端に内拡式ブレーキ25を装着し、爪クラッチ12を中立にして内拡式ブレーキ25を作動してファン側出力軸5の回転を停止した状態で、爪クラッチ12をスライドして正逆回転の切換を行う。
【0025】
この構成によって、ファン側出力軸5及び冷却ファン24の回転を停止させてからシフタ13を作動させて、爪クラッチ12を接続するので、冷却ファン24の回転方向の反転に要する時間を短縮することができ、ラジエータ21を効率的に冷却することができる。また、爪クラッチの磨耗や破損を防止して耐久性を高めることができる。
【0026】
図3に示す伝動線図は、前記第二実施例の一部を変更した第三実施例で、エンジン出力軸1からギヤケース6の入力軸2へのベルトD1による第一駆動系にテンション式のクラッチ27を設けて、ファン側出力軸5の回転を正逆に切換える際にクラッチ27を切ると共に内拡式ブレーキ25を作動してファン側出力軸5を停止し、爪クラッチ12のスライド切換を滑らかに行えるようにしている。なお、エンジン出力軸1に第二出力プーリ26を一体で設けて、ウオーターポンプ駆動軸20のポンプ入力プーリ19との間にベルトを巻き掛けて、ウオーターポンプ駆動軸20を常時駆動する。
【0027】
図4は、コンバインにおいて回転方向を切換可能な正逆転モータ40により冷却ファン24を回転駆動する構成における制御ブロック図で、穀稈センサ31と脱穀スイッチ32と車速スイッチ33とバックスイッチ34と主変速レバーポジションセンサ35とパワステレバーセンサ36から操作信号や検出信号がコントローラ30に入力し、正転リレー37と逆転リレー38に制御信号が出力されて、正逆切換回路39を通じて正逆転モータ40の回転が制御される。
【0028】
正逆転モータ40の制御は、機体を走行させて収穫作業を開始し、穀稈センサ31が穀稈を検出し走行速度が一定以上になってから数秒後に冷却ファン24を逆回転させて、ラジエータ21や防塵網59に付着した塵埃を吹飛ばす。
【0029】
また、収穫作業の終了時には、穀稈センサ31が穀稈を感知しなくなってパワステレバセンサ36の旋回操作検出後或いはバックスイッチ34のオンから数秒後に冷却ファン24を逆回転させて、ラジエータ21や防塵網59に付着した塵埃を吹飛ばす。
【0030】
図5は、コンバインの走行車体52の左右片側を前後支柱44F、44Rで支持して浮かせ、浮いたクローラ43を駆動して泥落としする作業状態で、この泥落としをすることで道路上に泥を落とさないようにする。
【0031】
前後支柱44F、44Rを取り付けるブラケットを機体42左右四か所に設け、前後支柱44F、44Rの取付を検出する支柱取付センサを設けて、このセンサが前後支柱44F、44Rを検出すると前後支柱44F、44Rと反対側の設置しているクローラ43にブレーキを作用させる。
【0032】
この前後支柱44F、44Rの取付は、機体左右水平機構で機体42を最上昇位置に上昇させて前後支柱44F、44Rを取り付けるが、この一連の作業手順を泥落としモードボタンを押すとモニタに表示するようにすると良い。
【0033】
支柱取付センサが前後支柱44F、44Rの取付を検出し、取付側が最上昇位置で、非取付側が最下位置で、パワステレバーを操作して非取付側の接地しているクローラ43にブレーキをかけ、モニタに「支柱取付側のクローラが浮いていることを確認して下さい。」と表示し、HSTレバーを操作してクローラ43を動かすように指示する。
【0034】
なお、機体が水平でなくパワステレバーを操作しないとモニタに次の操作を表示しないようにすることで安全な作業を担保する。
図6,7は、コンバインの車体フレームを示し、クローラ43の昇降機構を設けている。この昇降機構の回転軸支部にグリースを注入するニップル45(45a〜45h)を側面から見える位置に取り付けている。ニップル45は、図8の如く、断面コ字状のガード46で破損を防ぎ、ガード46の内側角部46aをCカットしてグリスガンのノズル先端を差し込み易くしている。
【0035】
図9は、コンバインの正面図で、左右に並んで起立する穀稈引起装置50の上端に刈取バイザ49を設け、この刈取バイザ49を開閉するバイザ取手48を操縦席側前方に突き出して設け、操縦席前の操縦台に前取手47を設けている。この前取手47は、上方に湾曲隆起しているが、前記刈取バイザ49の右端に設けるバイザ取手48の後方側で隆起を低くして、操縦席の作業者が前取手47を越えて手を差し伸ばしてバイザ取手48を握り易くしている。
【符号の説明】
【0036】
1 エンジン出力軸
2 入力軸
3 発電機
5 回転軸(ファン側出力軸)
6 ギヤケース
7 第一ギヤ
8 第三ギヤ
9 第二ギヤ
10 カウンタギヤ
11 第四ギヤ
12 爪クラッチ
13 シフタ
16 エンジン
20 ウオーターポンプ駆動軸(支持軸)
21 ラジエータ
23 多板クラッチ
24 冷却ファン(ファン)
25 ブレーキ
59 防塵網
GC 切換機構
D2 第二ベルト(伝動機構)

【特許請求の範囲】
【請求項1】
エンジン(16)の外側方に配置したラジエータ(21)と、該ラジエータ(21)の外側に配置した防塵網(59)と、前記エンジン(16)とラジエータ(21)の間に遊転状態に支持して設けたファン(24)と、前記エンジン(16)に備えたエンジン出力軸(1)からの駆動力が入力される入力軸(2)と、該入力軸(2)の回転を正逆に切換えてファン側出力軸(5)から出力させるギヤ式の切換機構(GC)と、前記ファン側出力軸(5)からファン(24)へ回転を伝動する伝動機構(D2)とを設けたことを特徴とする作業車の原動部構造。
【請求項2】
前記切換機構(GC)を、入力軸(2)上に遊転状態に設けた第一ギヤ(7)及び第二ギヤ(9)と、該第一ギヤ(7)及び第二ギヤ(9)を入力軸(2)と一体で回転させる多板クラッチ(23)と、前記ファン側出力軸(5)上に遊転状態で設けられ、前記第一ギヤ(7)に噛み合う第三ギヤ(8)及び前記第二ギヤ(9)に逆転用のカウンタギヤ(10)を介して噛み合う第四ギヤ(11)と、該第三ギヤ(8)と第四ギヤ(11)とをファン側出力軸(5)に択一的に一体化する爪クラッチ(12)を備えたシフタ(13)とで構成したことを特徴とする請求項1に記載の作業車の原動部構造。
【請求項3】
前記切換機構(GC)を、入力軸(2)上に固定した第一ギヤ(7)及び第二ギヤ(9)と、前記ファン側出力軸(5)上に遊転状態で設けられ、前記第一ギヤ(7)に噛み合う第三ギヤ(8)及び前記第二ギヤ(9)に逆転用のカウンタギヤ(10)を介して噛み合う第四ギヤ(11)と、該第三ギヤ(8)と第四ギヤ(11)とをファン側出力軸(5)に択一的に一体化する爪クラッチ(12)を備えたシフタ(13)と、前記ファン側出力軸(5)の回転を制動するブレーキ(25)とで構成したことを特徴とする請求項1に記載の作業車の原動部構造。
【請求項4】
前記ファン(24)を遊転状態に支持する支持軸(20)を、エンジン(16)に取り付けたことを特徴とする請求項1または請求項2または請求項3に記載の作業車の原動部構造。
【請求項5】
前記入力軸(2)の回転で駆動される発電機(3)を設けたことを特徴とする請求項1〜請求項4のいずれか一項に記載の作業車の原動部構造。

【図1】
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【図2】
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【図3】
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【図4】
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【図5】
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【図6】
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【図7】
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【図8】
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【図9】
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【図10】
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【図11】
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【公開番号】特開2012−72732(P2012−72732A)
【公開日】平成24年4月12日(2012.4.12)
【国際特許分類】
【出願番号】特願2010−219303(P2010−219303)
【出願日】平成22年9月29日(2010.9.29)
【出願人】(000000125)井関農機株式会社 (3,813)
【Fターム(参考)】