説明

保管装置及び同保管装置を備えた計測装置

【課題】オイルミストや塵などの付着から不使用時にある検出手段を保護して測定精度の悪化を防止する保管装置を提供すること。
【解決手段】被検物Mの形状情報を採取するための検出手段(非接触センサ20a、タッチプローブ20b)をその不使用時に保管する保管装置であって、前記不使用時の検出手段をその周囲の雰囲気から隔てる保護手段(プローブボックス30,エアーポンプ40)を備える。

【発明の詳細な説明】
【技術分野】
【0001】
本発明は被検物の3次元形状を測定する検出手段をその不使用時に保管する保管装置及び同保管装置を備えた計測装置に関する。
【背景技術】
【0002】
被検物の3次元形状を測定する計測装置として、例えば基盤上に水平一方向に移動するXステージとこれと直交する水平他方向に移動するYステージからなる移動テーブルを設け、また基盤上に垂直方向に移動するZステージにセンサヘッドを設けて、このセンサヘッドに移動テーブル上に載置された被検物に向けて測定光を発する光源と被検物から反射した測定光の反射光画像を取得するテレビカメラを内蔵した装置が提案されている(特許文献1)。
【0003】
上記装置では非接触式のセンサヘッドを使用しているが、被検物の表面に接触する探針で計測する接触式のセンサヘッドを使用する計測装置がある。また、非接触式のセンサヘッドと接触式のセンサヘッドの両方式のセンサヘッドを使用する計測装置もあり、この計測装置では、これら2つのセンサヘッドを交換可能な装置と、これらセンサヘッドのうち不使用時にあるセンサヘッドを一時格納しておく棚装置とが設けられている。
【特許文献1】特開平11−125508号公報
【発明の開示】
【発明が解決しようとする課題】
【0004】
上記計測装置では、棚装置は開放されており、格納されているセンサヘッドは計測装置が設置される雰囲気中に曝されている。センサヘッドが棚装置に格納されている時間が長いと、雰囲気中に塵やオイルミストが浮遊している場合、これら塵やオイルミストがセンサヘッドに付着するおそれがある。
【0005】
生産性向上の観点から計測装置を被検物の加工機械(例えば旋盤など)のそばに設置することで、加工機械と計測装置との間を行き来する時間のロスを可及的に少なくすることができる。しかし、計測装置が設置された雰囲気中に浮遊する塵やオイルミストの量は非常多く、これにより塵やオイルミストがセンサヘッドに付着する量も多い。このため、長期間棚装置に格納されていたセンサヘッドを棚装置から取り出して被検物の形状測定に使用すると、付着して堆積した塵やオイルミストの厚さの量だけ誤って計測されることがあり、この結果、計測精度が悪化する課題があった。
【0006】
本発明は上記事情に鑑みてなされたもので、オイルミストや塵などの付着から不使用時にある検出手段を保護して測定精度の悪化を防止する保管装置及び同保管装置を備えた計測装置を提供することを目的とする。
【課題を解決するための手段】
【0007】
上記目的を達成する本発明の請求項1に記載の保管装置は、被検物の形状情報を採取するための検出手段をその不使用時に保管する保管装置であって、前記不使用時の検出手段をその周囲の雰囲気から隔てる保護手段を備えたことを特徴とする。
【0008】
本発明の請求項2に記載の保管装置は、前記保護手段が、前記保護手段の外界の雰囲気よりも不純物の少ない気体を流して、前記検出手段を前記雰囲気から隔てる気体流形成手段であることを特徴とする。
【0009】
本発明の請求項3に記載の保管装置は、前記保護手段が、前記検出手段を覆って該検出手段の周囲の雰囲気から隔てるカバー部材と、該カバー部材の内部に前記雰囲気よりも不純物の少ない気体を供給する気体供給部とを備えることを特徴とする。
【0010】
本発明の請求項4に記載の保管装置は、前記カバー部材に前記気体供給部から供給された気体を前記保護手段の外界に放出する開口部を設け、前記開口部に気体フィルタを配置してなることを特徴とする。
【0011】
本発明の請求項5に記載の保管装置は、前記カバー部材の前記気体供給部との接続箇所に気体フィルタを配置していることを特徴とする。
【0012】
本発明の請求項6に記載の計測装置は、被検物の形状を測定する計測装置であって、前記被検物の形状情報を採取する検出手段と、前記検出手段の不使用時に該検出手段を保管する請求項1又は3乃至5の何れか一項に記載の保管装置と、を備えてなることを特徴とする。
【0013】
本発明の請求項7に記載の計測装置は、更に前記検出手段と前記保管装置とを相対的に移動可能にする移動機構を有し、前記移動機構の移動範囲内に前記保管装置が配置されることを特徴とする。
【0014】
本発明の請求項8に記載の計測装置は、被検物の形状を測定する計測装置であって、前記被検物の形状情報を採取する検出手段と、前記検出手段の不使用時に該検出手段を保管する請求項2に記載の保管装置と、を備え、前記保管装置に具備された前記気体流形成手段が、前記保管装置に具備された前記保護手段の外界の雰囲気よりも不純物の少ない気体を供給する気体ポンプを備え、前記気体ポンプが前記使用中の検出手段に振動が伝わらないように配置されていることを特徴とする。
【0015】
本発明の請求項9に記載の計測装置は、前記気体供給部が、使用時の前記検出手段に振動が伝わらないように配置された気体ポンプを備えることを特徴とする。
【発明の効果】
【0016】
本発明によれば、オイルミストや塵などの付着から不使用時にある検出手段を保護して測定精度の悪化を防止する。
【発明を実施するための最良の形態】
【0017】
以下本発明の保管装置とこの保管装置を備えた計測装置の一実施形態について図1乃至図4を参照して説明する。
【0018】
本発明の保管装置とこの保管装置を備えた計測装置は塵やオイルミストが浮遊する雰囲気の中、例えば旋盤のそばに設置される。計測装置は被検物の3次元形状を計測する装置である。
【0019】
図1は本発明の保管装置を備えた計測装置の一実施形態を示す概略図である。
【0020】
計測装置は、被検物Mの形状情報を採取するための検出手段として利用できる不使用状態にある非接触センサ20a(又はタッチプローブ20b)をその周囲の雰囲気から隔てるプローブボックス30を装備している。プローブボックス30の内部にプローブボックス30の外界の雰囲気(計測装置が設置されている雰囲気)よりも不純物の少ない気体であるクリーンエアーを供給する気体供給部としてのエアーポンプ40が設けられている。
【0021】
非接触センサ20aは被検物Mの形状を光切断法によって計測するセンサで、タッチプローブ20bは被検物Mの表面に探針を接触させて被検物Mの形状を計測するセンサである。
【0022】
エアーポンプ40は、その駆動時に発生する振動が計測装置本体10(使用中の非接触センサ20a又はタッチプローブ20b)に伝わるのを可及的に少なくするため、計測装置本体10から離して設置される。また、エアーポンプ40は、加工機械等が設置された建屋の戸外の空気を吸入するようにしている。
【0023】
計測装置本体10は、床11に設置された除振台12上にベース13を配置し、このベース13上に、Xステージ14、Yステージ15及びZステージ16とが配置される。
【0024】
除振台12は、エアーポンプ40で発生して床11を通じてベース13に伝わる振動の殆どを吸収する装置である。したがって、使用中にある非接触センサ20a又はタッチプローブ20bはエアーポンプ30が発生する振動の影響を殆ど受けることがない。
【0025】
Xステージ14は、被検物Mを載置する機構で、載置した被検物Mと上述したプローブボックス30をベース13上で水平一方向(図1の矢印X方向参照)に平行移動させる。
【0026】
Yステージ15は、ベース13上でXステージ14と直交する水平他方向(図1の矢印Y方向参照)に移動する水平部分15aと、この水平部分15a上に垂直に起立して設けられた垂直部分15bとを有している。この垂直部分15bにはZステージ16が移動可能に支持されている。
【0027】
Zステージ16は、Yステージ15の垂直部分15bに沿いベース13に対して垂直方向(図1の矢印Z方向参照)に移動可能な基部16aと、この基部16aからベース13に対して平行に延びるアーム部16bとを有している。アーム部16bの先端部にはヘッド17を介して被検物Mと対向するようにして非接触センサ20a、タッチプローブ20bが着脱自在に取り付けられる。
【0028】
Yステージ15とZステージ16はベース13上で非接触センサ20a又はタッチプローブ20bを移動可能に支持搬送する支持機構として機能する。例えば、Xステージ14を駆動してプローブボックス30を所定の位置に搬送する一方、Yステージ15、Zステージ16を駆動して非接触センサ20aを搬送し、該位置でヘッド17から非接触センサ20aを取り外してプローブボックス30内に格納する。一方、プローブボックス30内に格納されている別のタッチプローブ20bを、ヘッド17を介して取り付けてXステージ14に載置された被検物M上の位置まで各ステージを駆動して位置決めする。
【0029】
ヘッド17は、非接触センサ20aとタッチプローブ20bとを交換可能に保持する装置で、Yステージ15、Zステージ16によってベース13上を移動する。ヘッド17に取り付けられた、使用中にある非接触センサ20a又はタッチプローブ20bの位置は、Xステージ14、Yステージ15、Zステージ16それぞれの位置の合成された位置である。非接触センサ20aは、図3に示すように、測定光を被検物Mに投影する投影ユニット21と、測定光が照射された被検物Mの像を撮像する撮像ユニット22とを有する。そして、撮像された画像データを出力する。一方、タッチプローブ20bはタッチプローブ20bの先端に接触したか否かに応じて所定の信号が出力される。なお、非接触センサ20a又はタッチプローブ20bから出力される形状情報は図示しない計測回路によって被検物Mの形状データに変換され、CADなどの装置に出力される。
【0030】
プローブボックス30は、図2に示すように、吸気口31と排気口32とが設けられ、不使用状態にあるタッチプローブ20b又は非接触センサ20aが図示しない保管部材によって、一時格納されている。吸気口31にはエアーホース41が接続されている。プローブボックス30の内部の空間には、エアーホース41でクリーンエアーがエアーポンプ40から供給される。エアーホース41は弾性に富むゴムで構成され、エアーポンプ40が発生する振動を吸収して、その振動をプローブボックス30に伝えない役目を果たしている。
【0031】
吸気口31にはエアーフィルタ33が設けられ、エアーホース41から出るクリーンエアーに含まれる塵やオイルミストなどの不純物を更に取り除いて、プローブボックス30内の空間に送り出している。
【0032】
プローブボックス30には、図示しない扉とその開閉装置が設けられ、その扉が閉じているときには、その内部の空間にタッチプローブ20bや非接触センサ20aを格納して、それらを雰囲気から隔離する。この格納中、吸気口31からエアーフィルタ33を通ってこの空間内に送り出されたクリーンエアーは、タッチプローブ20bと非接触センサ20aとの周囲を通って、排気口32に設けられたエアーフィルタ34を通って排気口32から雰囲気中に流れ出す。クリーンエアーは、タッチプローブ20bと非接触センサ20aとの周囲に、塵やオイルミストのない空気の層を形成する。
【0033】
このように、タッチプローブ20bと非接触センサ20aとがプローブボックス30に格納されているときには、タッチプローブ20bと非接触センサ20aとはプローブボックス30に覆われているので、雰囲気に含まれる塵やオイルミストが付着することがない。
【0034】
従って、塵やオイルミストが付着していないタッチプローブ20b又は非接触センサ20aで被検物Mの形状を計測することが出来る。また、タッチプローブ20bと非接触センサ20aが長時間プローブボックス30に保管されていた後でも、被検物Mの形状を高精度に計測できる。
【0035】
タッチプローブ20bと非接触センサ20aがプローブボックス30に格納された後、図示しない電源が遮断されると、タッチプローブ20bと非接触センサ20aとは長時間プローブボックス30に格納されることになる。しかし、プローブボックス30の吸気口31と排気口32とには、それぞれエアーフィルタ33、34が設けられているので、雰囲気中のエアーが排気口32からプローブボックス30内に流入しても、これらエアーフィルタ34によって塵やオイルミストが除去されるので、プローブボックス30内に塵やオイルミストが入り込むことはない。
【0036】
このように、電源が遮断されているときでも、プローブボックス30内のタッチプローブ20bと非接触センサ20aには、塵やオイルミストが付着しないので、電源投入直後でも、被検物Mの形状を高精度に計測できる。
【0037】
また、エアーポンプ40から供給されるクリーンエアーはエアーホース42を介して使用中(計測中)の非接触センサ20a又はタッチプローブ20bにも供給され、非接触センサ20a又はタッチプローブ20bに雰囲気中の塵やオイルミストが付着するのを防止している。エアーホース42は弾性に富むゴムで構成され、エアーポンプ40が発生する振動を吸収して、その振動が使用中(計測中)の非接触センサ20a、タッチプローブ20bに伝えない役目を果たしている。なお、エアーポンプ40のエアー供給口には流量調整弁43が設けられていて、この流量調整弁43によってエアーホース41を介してプローブボックス30に供給されるクリーンエアー量とエアーホース42を介して非接触センサ20a又はタッチプローブ20bに供給されるクリーンエアー量との調整を行うようにしてある。
【0038】
図3はヘッド17に取り付けられた非接触センサ20aにクリーンエアーを供給する状態を示している。非接触センサ20aを構成する投影ユニット21と撮像ユニット22の周囲にはそれぞれ気体流供給路20cが形成され、エアーホース42から送られたクリーンエアーが気体流供給路20cの開口から噴出することによって空気の層(エアーカーテン)が形成され、周囲の環境と隔てられて、雰囲気中の塵やオイルミストが投影ユニット21、撮像ユニット22の光学部品に付着するのを防止している。
【0039】
図4はヘッド17に取り付けられたタッチプローブ20bにクリーンエアーを供給する状態を示している。タッチプローブ20bにも周囲から噴出されるクリーンエアーが流れる気体流供給路20cが形成されている。エアーホース42から送られたクリーンエアーは気体流供給路20cから噴出し、タッチプローブ20bの周囲に沿い、タッチプローブ20bの先端で合流するようにして流れる。それ故、タッチプローブ20bを包み込むように円錐形状の空気の層(エアーカーテン)を形成し、タッチプローブ20bを周囲の環境から隔てて、雰囲気中の塵やオイルミストがタッチプローブ20bに付着するのを防止している。
【0040】
従って、計測中においても非接触センサ20a又はタッチプローブ20bに塵やオイルミストが付着せず、高精度な計測が可能となる。
【0041】
なお、上述した計測装置には、操作卓50が装備され、この操作卓50から入力された指令などが中央制御装置(CPU)51で処理され、CPU51からXステージ14、Yステージ15、Zステージ16の駆動部に制御信号が送られ、またエアーポンプ40の駆動部に制御信号が送られる。Xステージ14、Yステージ15、Zステージ16、エアーポンプ40は送られた制御信号に基づいて動作する。
【0042】
上述したように本実施形態の計測装置は、生産性向上のために旋盤などの加工機械のそばに設置しても、不使用時の非接触センサ20a又はタッチプローブ20bはプローブボックス30とその内部に流れるクリーンエアーによって雰囲気中の塵やオイルミストが付着することがなく、また使用中の非接触センサ20a又はタッチプローブ20bもクリーンエアーによって雰囲気中の塵やオイルミストが付着することがなく、被検物Mの形状を高精度に計測することが可能になる。
【0043】
本発明は上記実施形態で示したものに限定されるものではない。例えば保護手段としてプローブボックス30の代わりに、非接触センサ20aやタッチプローブ20bにクリーンエアーを吹き付けるか、あるいは、非接触センサ20aやタッチプローブ20bを包む気体(空気)の層を形成するなどして、非接触センサ20aやタッチプローブ20bを雰囲気から隔てるようにしてもよい。
【0044】
また、クリーンエアーを流すことなく、プローブボックス30を密閉型にするなどして雰囲気中の塵やオイルミストが流入しないようにしてもよい。
【図面の簡単な説明】
【0045】
【図1】本発明の保管装置を備えた計測装置の一実施形態を示す概略図である。
【図2】図1の計測装置に装備される保管装置の概略図である。
【図3】図1の非接触センサにクリーンエアーを流した状態の説明図である。
【図4】図1のタッチプローブにクリーンエアーを流した状態の説明図である。
【符号の説明】
【0046】
10 計測装置本体
11 床
12 除振台
13 ベース
14 Xステージ
15 Yステージ
16 Zステージ
20a 非接触センサ(検出手段)
20b タッチプローブ(検出手段)
30 プローブボックス(カバー部材)
31 吸気口
32 排気口
33,34 フィルタ
40 エアーポンプ

【特許請求の範囲】
【請求項1】
被検物の形状情報を採取するための検出手段をその不使用時に保管する保管装置であって、
前記不使用時の検出手段をその周囲の雰囲気から隔てる保護手段を備えたことを特徴とする保管装置。
【請求項2】
請求項1に記載の保管装置において、
前記保護手段は、前記保護手段の外界の雰囲気よりも不純物の少ない気体を流して、前記検出手段を前記雰囲気から隔てる気体流形成手段であることを特徴とする保管装置。
【請求項3】
請求項1に記載の保管装置において、
前記保護手段は、前記検出手段を覆って該検出手段の周囲の雰囲気から隔てるカバー部材と、該カバー部材の内部に前記雰囲気よりも不純物の少ない気体を供給する気体供給部とを備えることを特徴とする保管装置。
【請求項4】
請求項3に記載の保管装置において、
前記カバー部材に前記気体供給部から供給された気体を前記保護手段の外界に放出する開口部を設け、
前記開口部に気体フィルタを配置してなることを特徴とする保管装置。
【請求項5】
請求項4に記載の保管装置において、
前記カバー部材の前記気体供給部との接続箇所に気体フィルタを配置していることを特徴とする保管装置。
【請求項6】
被検物の形状を測定する計測装置であって、
前記被検物の形状情報を採取する検出手段と、
前記検出手段の不使用時に該検出手段を保管する請求項1又は3乃至5の何れか一項に記載の保管装置と、
を備えてなることを特徴とする計測装置。
【請求項7】
請求項6に記載の計測装置において、
更に前記検出手段と前記保管装置とを相対的に移動可能にする移動機構を有し、前記移動機構の移動範囲内に前記保管装置が配置されることを特徴とする計測装置。
【請求項8】
被検物の形状を測定する計測装置であって、
前記被検物の形状情報を採取する検出手段と、
前記検出手段の不使用時に該検出手段を保管する請求項2に記載の保管装置と、を備え、
前記保管装置に具備された前記気体流形成手段は、前記保管装置に具備された前記保護手段の外界の雰囲気よりも不純物の少ない気体を供給する気体ポンプを備え、
前記気体ポンプは前記使用中の検出手段に振動が伝わらないように配置されていることを特徴とする計測装置。
【請求項9】
請求項6に記載の計測装置において、
前記気体供給部は、使用時の前記検出手段に振動が伝わらないように配置された気体ポンプを備えることを特徴とする計測装置。

【図1】
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【図2】
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【図3】
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【図4】
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【公開番号】特開2009−14614(P2009−14614A)
【公開日】平成21年1月22日(2009.1.22)
【国際特許分類】
【出願番号】特願2007−178660(P2007−178660)
【出願日】平成19年7月6日(2007.7.6)
【出願人】(000004112)株式会社ニコン (12,601)
【Fターム(参考)】