説明

可視光通信システム、可視光通信送信装置、及び可視光通信受信装置

【課題】 会議室の照明などの可視光が部屋ごとに特有の部屋識別信号を発し、会議室に持ち込むことの出来る可搬装置が上記可視光に含まれる部屋識別信号を検出する可視光通信を行うことにより、入退室に応じて使用権限管理を自動的に管理できるシステムを提供する。
【解決手段】 部屋表示検出部(6a)を含む部屋内に持ち込み可能な可搬装置(6)と、部屋毎に特有の部屋識別信号を発する部屋識別表示部(7)と、可搬装置の使用権限が個人ID及び部屋識別信号に対応して登録された管理リスト(2a)を含む認証サーバ(2)とをネットワーク(4)を介して接続して、個人IDを管理リストに基づいて判定して使用権限を許可し、可搬装置は部屋表示検出部で検出された部屋識別信号を管理リストに基づいて判定して使用権限を許可する使用権限管理システムに用いられる可視光通信システム。

【発明の詳細な説明】
【技術分野】
【0001】
本発明は、可視光通信システム、可視光通信送信装置、及び可視光通信受信装置に関する。
【背景技術】
【0002】
従来は、会議室の使用は社内のイントラネット等の予約システムを利用して予約した上で会議を開催するシステム(特許文献1参照)があった。
【0003】
上記システムは、「ディスプレイ上の予約入力画面を介して予約スケジュールを入力するようにし、この入力された予約スケジュールを記憶する一方、記憶されている予約スケジュールを周期的にチェックし、この予約スケジュールの今周期のチェック結果に基づいて次周期までの機器の実行スケジュールを決定するようにしたものである。この発明によれば、ディスプレイ上の予約入力画面を介して予約スケジュール(例えば、会議室の使用時間帯)を入力すると、この予約スケジュールが記憶される。この予約スケジュールは周期的にチェックされ、今周期のチェック結果に基づいて次周期までの機器(例えば、空調機)の実行スケジュールが決定される。」ものであった。
【特許文献1】特開2000−305999号公報
【発明の開示】
【発明が解決しようとする課題】
【0004】
従来のシステムでは、会議の中止や時問変更等で、予定した時聞に会議が開催されていない状態でも、予約状況の更新がなされていない場合には、他の社員による会議室の使用はできなかった。
【0005】
また、会議によっては、セキュリティ上情報の取り扱いに十分注意する必要があるデータを取り扱う場合や、競合他社との打ち合わせ等の場合には、必ず双方の社員が会議室に残って各々の情報が洩れないように監視する必要があった。
【0006】
さらに、会議によっては、出席者の情報を全て的確に把握できない程の大規模な会議では、出席者の確認に多くの時間を要することがあった。
【0007】
また、予約なしでも会議室を使用することが可能であったので、正規に予約した社員がその会議の終了まで、待たねばならないというトラブルが発生していた。
【課題を解決するための手段】
【0008】
上記課題を解決することのできる本発明は、部屋毎に特有の部屋識別信号を発する部屋識別表示部と、前記部屋内に持ち込み可能な可搬装置に含まれ、前記部屋識別信号を検出する部屋表示検出部と、を含むことを特徴とする。
【0009】
また、前記部屋識別表示部は、前記部屋毎に特有の前記部屋識別信号を発する各部屋に固定された発信部を備えることを特微とする。
【0010】
また、前記発信部は、当該部屋内の照明として使用される光源の点滅で部屋毎に特有の部屋識別信号を発することを特徴とする。
【0011】
また、部屋表示検出部は前記発信部が発信した当該部屋内の照明として使用される光源の点滅を受信することにより前記部屋識別信号を検出することを特徴とする。
【0012】
また、前記部屋内に持ち込み可能な可搬装置に含まれる部屋表示検出部に部屋識別信号を検出させるための部屋毎に特有の部屋識別信号を発する部屋識別表示部を備えることを特徴とする。
【0013】
また、前記部屋識別表示部は、前記部屋毎に特有の前記部屋識別信号を発する各部屋に固定された発信部を備えることを特微とする。
【0014】
また、前記発信部は、当該部屋内の照明として使用される光源の点滅で部屋毎に特有の部屋識別信号を発することを特徴とする。
【0015】
また、部屋内に持ち込み可能な可搬装置に含まれ、部屋識別表示部が部屋毎に発した特有の部屋識別信号を検出する部屋表示検出部を含むことを特徴とする。
【0016】
また、前記部屋表示検出部は、前記部屋識別表示部が含む前記発信部が発信した当該部屋内の照明として使用される光源の点滅を受信することにより前記部屋識別信号を受けることを特徴とする。
【発明の効果】
【0017】
会議室の照明などの可視光が部屋ごとに特有の部屋識別信号を発し、会議室に持ち込むことの出来る可搬装置が上記可視光に含まれる部屋識別信号を検出する可視光通信を行うことにより、入退室に応じて使用権限管理を自動的に管理できるシステムを提供することができる。
【発明を実施するための最良の形態】
【0018】
本発明の会議室の入退出及び当該部屋内の備品の使用権限管理方法が適用されるシステム構成の第1の実施例を図1を用いて説明する。
【0019】
図1において、1は部屋(以下、会議室と称する)の境界(壁)を示し、その壁の内外で個人所有するIDに付与された権限に応じた管理をする。
【0020】
2は本発明の会議室の入退出及び当該部屋内の備品の使用権限管理方法が適用されるホストコンピュータ(認証サーバ)であって、該サーバの図示しない記憶手段には管理リストが格納されていると共に、ネットワーク通信部2bを介してネットワーク4に接続されている。
【0021】
3は例えばパーソナルコンピュータ(PC)等で構成される登録部であって、ネットワーク通信部3aを介してネットワーク4に接続されると共に、当該登録部から前記認証サーバ2の管理リスト2aを編集する使用者の権限を認証するための認証ID検出部3bが含まれている。
【0022】
5は、各会議室毎に設置された被利用装置(例えば、出入口の施錠装置、照明装置、プロジェクタ、ルームエアコン等のその会議室でのみ使用される固定的な装置)であって、当該装置毎に個別に管理するために、ネットワーク通信部5a及び認証ID検出部5bを含んでいる 認証ID検出部5bは、会議参加者の所持するIDを取得して装置毎の使用権限を識別するものであって、後述の管理リストに基づいて、ネットワークを介して設定される。
【0023】
6は、各会議室内に存在する可搬の被利用装置(例えば、パーソナルコンピュータ(PC)等の会議参加者等が持込む装置)であって、当該可搬装置毎に個別に管理するために、部屋表示検出部6a,ネットワーク通信部6b,認証ID検出部6c及び開錠処理部6dを含んでいる。
【0024】
7は、部屋表示部であって、前記可搬の被利用装置6が当該部屋登録されていることを認識して、当該部屋内で使用可能にする手段である。
【0025】
図1では、部屋表示部に当該部屋特定の信号を発信する発信部を設けて、当該発信部からの信号を前記被利用装置の部屋表示検出部6aで受信して当該装置を利用可能にする。
【0026】
発信部の1例としては、部屋の照明としてLED等の発光素子を用いて、当該LEDを特定の変調パターンを持つ信号に応じて点滅させることによって、部屋毎に特有の信号を部屋内に発信することができる。
【0027】
次に、本発明の会議室の入退出及び当該部屋内の備品の使用権限管理方法が適用されるシステム構成の第2の実施例を図2を用いて説明する。
【0028】
図2において、11は部屋(以下、会議室と称する)の境界(壁)を示し、その壁の内外で個人所有するIDに付与された権限に応じた管理をする。
【0029】
12は本発明の会議室の入退出及び当該部屋内の備品の使用権限管理方法が適用されるホストコンピュータ(認証サーバ)であって、該サーバの図示しない記憶手段には管理リストが格納されていると共に、ネットワーク通信部12bを介してネットワーク14に接続されている。
【0030】
13は例えばパーソナルコンピュータ(PC)等で構成される登録部であって、ネットワーク通信部13aを介してネットワーク14に接続されると共に、当該登録部から前記認証サーバ12の管理リスト12aを編集する使用者の権限を認証するための認証ID検出部13bが含まれている。
【0031】
15は、各会議室毎に設置された被利用装置(例えば、出入口の施錠装置、照明装置、プロジェクタ、ルームエアコン等のその会議室でのみ使用される固定的な装置)であって、当該装置毎に個別に管理するために、ネットワーク通信部15a及び認証ID検出部15bを含んでいる。
【0032】
認証ID検出部15bは、会議参加者の所持するIDを取得して装置毎の使用権限を識別するものであって、後述の管理リストに基づいて、ネットワークを介して設定される。
【0033】
16は、各会議室内に存在する可搬の被利用装置(例えば、パーソナルコンピュータ(PC)等の会議参加者等が持込む装置)であって、当該可搬装置毎に個別に管理するために、部屋表示検出部16a,やりとり部16b,認証ID検出部16c及び開錠処理部16dを含んでいる。
【0034】
17は、従属認識表示部であって、前記可搬の被利用装置16が当該部屋登録されていることを認識して、当該部屋内で使用可能にする手段である。
【0035】
図2では、従属認識表示部17の部屋表示部17aに対してネットワーク通信部17b及びやりとり部17cを介して認証サーバ12から当該部屋特定の信号を受信して、やりとり部17c,16bを介して被利用装置に送信して、当該被利用装置の開錠処理部の制御をする。
【0036】
次に管理リスト2aの1例を図3を用いて説明する。
【0037】
先ず、図3の管理リストの登録の前提となる本発明の会議室の入退出及び当該部屋内の備品の使用権限管理方法が適用される人物及び会議室の全体像について図4を用いて説明する。
【0038】
図4において、会議室A及び会議室Bは境界(壁1)によって区切られ、廊下側に入出の権限がそれぞれ設定された出入口が存在する。
【0039】
図4において会議室A及びBの或る特定日時の会議参加者は図示の如きである。
【0040】
会議室Aでは会議参加者として社員A(若しくはお客様)及び社員B〜Dの5名とし、会議室Bでは社員1〜3とする。
【0041】
また、廊下には、会議室のメンバーではない社員S及び、会議室Aの登録されたメンバーではあるが会議に遅刻した社員Fがいる。(当該社員Fは、会議室Bの登録メンバーではないので、会議室Bでは入室を拒否される。)
このような場合の優先度位管理リスト(管理リスト)は、図3のように事前に管理サーバに登録されている。
【0042】
図3の表1は、或る特定日時の会議室Aの優先度位管理リストであって、この会議室には、社員A〜Fの7人の入室が許可されている。(例えば、リストにて”1”と設定されていることにより社員S以外は無条件に入室が許可されているが、リストにて”2”と設定されている社員Sに付いては管理サーバコントロールの許可されたメンバーによる承認があった場合にのみ入室が許可される。)
また、図示しない可搬のパーソナルコンピュータ(PCA)に関しては、リストにて”1”と設定されている社員Bのみがadministrator権限を付与され、リストにて”2”と設定されている社員Cにはguest権限が付与されているが、リストに設定されていない他の社員には権限は付与されていない。
【0043】
また、会議室Aに固定のプロジェクタに関しては、リストにて”1”と設定されることにより社員B及びCのみ使用可能な権限が付与され、他の社員には権限は付与されていない。
【0044】
会議室Aの優先度位管理リストが格納された認証サーバに対する登録部(PC)からのアクセスについては、リストにて”1”と設定されることにより社員A〜Cについては設定及び閲覧の権限が付与され、社員D,E、Fにはリストにて”2”に設定されることにより閲覧の権限のみが付与されている。(なお、社員Aの代わりのお客様の場合は、リストに設定しない(−)ことにより管理サーバコントロールの権限を付与しない。)
図3の表2は、或る特定日時の会議室Bの優先度位管理リストであって、この会議室には、社員1〜3の3人の入室が許可されている。
【0045】
可搬のパーソナルコンピュータ(PC1)に関しては、社員Bのみが権限を付与され、他の社員には権限は付与されていない。
【0046】
また、会議室Bに固定のプロジェクタはなく、会議室Bの優先度位管理リストが格納された認証サーバに対する登録部(PC)からのアクセスについては、社員1〜3については設定及び閲覧の権限が付与されている。
【0047】
次に図1における本発明の会議室の入退出及び当該部屋内の備品の使用権限管理の手順を図5のフローチャートを用いて説明をする。
【0048】
・図1または図2の被利用装置5として各々の会議室の出入口近傍に設置された認証ID検出部で出入口近辺に存在する社員会議の出席者のRF−IDを受信して、前記認証サーバの管理リストに登録されている当該会議室の当該日時に入室が許可されているか否かの判定を実行する。(ステップS1)
なお、ステップS1でのRF−IDの判定に伴って、参加者個々の入室及び退室の履歴を図示しない管理サーバの記憶部に記録しておく。
【0049】
・ステップS1の判定で、Yesの場合は、入室を許可(ドアの施錠解除)し、当該会議室の天井灯(照明)の点灯、空調の起動を実行すると共に、当該会議室内のネットワークの開始を許可する。(ステップS2)
会議室内でのネットワークの開始が許可されると、当該会議室内に存在するプロジェクタ等の固定の利用装置の使用権限の認識が開始される。(会議参加者が当該装置の近傍に来るとRF−IDが認証ID検出部5bで検出され、管理リストに使用権限が登録されている場合には使用が許可されるが、登録されていない会議参加者には使用が許可されない。)
・参加者の入室及び退室の履歴の記録を基にして、会議の参加者が全員揃ったか否かの判定をする。(ステップS3)
・ステップS3の判定でYesの場合、参加者が全員揃っているので、会議が開始される。(ステップS7)
・ステップS3の判定でNoの場合、管理リストにアクセスして不参加者をチェックする。(ステップS4)
・ステップS4のチェックの結果、不参加者から会議への欠席の連絡があったか否かの判定をする。(ステップS5)
・ステップS5の判定で、Yesの場合(不参加者から事前に欠席の通知あり)には、参加者が全員揃ってはいないが、会議が開始される。(ステップS7)
・ステップS5の判定で、Noの場合(不参加者から欠席の通知無)には、当該不参加者に対して呼び出しを実行する。(ステップS6)
・会議が終了して参加者全員が会議室から退室したか否かの判定をする。(ステップS8)
・ステップS8の判定(管理サーバの記憶部に記憶された参加者の入退室データを用いて判断する。)で、Yesの場合(全員が退室)には、入室を不許可(ドアの施錠)し、当該会議室の天井灯(照明)の消灯、空調の停止を実行すると共に、当該会議室内のネットワークの開始を不許可にする。(ステップS9)
・ステップS1でNoの場合は、当該RF−IDは会議対象者以外と判定する。(ステップS10)
・ステップS10で会議対象者以外とされたRF−IDは、入室OKの特別許可社員か否かの判定をする。(ステップS11)
・ステップS11の判定でYesの場合には、当該特別許可社員の場合には、管理サーバコントロールの許可されたメンバーの承認があれば入室が許可され(ステップS12)、当該特別許可社員の退室まで図示しない管理サーバの記憶部に記録される。(ステップS13)
部屋内における可搬の被利用装置(PCA,PC1等)の使用権限管理の手順は以下のとおりである。
【0050】
図1の場合には、発信部7として、部屋の照明としてLED等の発光素子を用いて、当該LEDを特定の信号に応じて点滅させて、部屋毎に特有の信号を部屋内に発信する構成であるので、図5のフローチャートのステップS2で当該部屋の照明(天井灯)が点灯されると、当該会議室内に存在するプロジェクタ等の固定の利用装置の使用権限の認識が開始される。
【0051】
会議参加者が当該装置の近傍に来るとRF−IDが認証ID検出部5bで検出され、管理リストに使用権限が登録されている場合には使用が許可されるが、登録されていない会議参加者には使用が許可されない。
【0052】
図2の場合には、従属認識表示部17の部屋表示部17aに対してネットワーク通信部17b及びやりとり部17cを介して認証サーバ12から当該部屋特定の信号を受信して、やりとり部17c,16bを介して被利用装置に送信して、当該被利用装置の開錠処理部の制御をする構成であるので、図5のフローチャートのステップS2で当該部屋の照明(天井灯)が点灯されると、当該会議室内に存在するプロジェクタ等の固定の利用装置の使用権限の認識が開始される。
【0053】
会議参加者が当該装置の近傍に来るとRF−IDが認証ID検出部5bで検出され、管理リストに使用権限が登録されている場合には使用が許可されるが、登録されていない会議参加者には使用が許可されない。
【図面の簡単な説明】
【0054】
【図1】本発明の会議室の入退出及び当該部屋内の備品の使用権限管理方法が適用されるシステム構成の第1の実施例を示す図である。
【図2】本発明の会議室の入退出及び当該部屋内の備品の使用権限管理方法が適用されるシステム構成の第2の実施例を示す図である。
【図3】優先度位管理リスト(管理リスト)の1例を示す図である。
【図4】図3の管理リストの登録の前提となる本発明の会議室の入退出及び当該部屋内の備品の使用権限管理方法が適用される人物及び会議室の全体像を示す図である。
【図5】本発明の会議室の入退出及び当該部屋内の備品の使用権限管理の手順を示すフローチャートである。
【符号の説明】
【0055】
1,11:部屋の境界(壁)
2,12:認証サーバ
2a,12a:管理リスト
2b,12b,3a,13a,5a,15a,6b,17b:ネットワーク通信部
3,13:登録部(PC)
3b,5b,6c:認証ID検出部
4,14:ネットワーク
5,15:被利用装置(固定)
6,16:被利用装置(可搬A,可運搬B)
6a,16a:部屋表示検出部
6d,16d:開錠処理部
7,17a:部屋表示部
7a:発信部
16b,17c:やりとり部
17:従属認識表示部

【特許請求の範囲】
【請求項1】
部屋毎に特有の部屋識別信号を発する部屋識別表示部と、
前記部屋内に持ち込み可能な可搬装置に含まれ、前記部屋識別信号を検出する部屋表示検出部と、
を含むことを特徴とする可視光通信システム。
【請求項2】
前記部屋識別表示部は、前記部屋毎に特有の前記部屋識別信号を発する各部屋に固定された発信部を備えることを特微とする請求項1に記載の可視光通信システム。
【請求項3】
前記発信部は、当該部屋内の照明として使用される光源の点滅で部屋毎に特有の部屋識別信号を発することを特徴とする請求項2に記載の可視光通信システム。
【請求項4】
部屋表示検出部は前記発信部が発信した当該部屋内の照明として使用される光源の点滅を受信することにより前記部屋識別信号を検出することを特徴とする請求項3に記載の可視光通信システム。
【請求項5】
前記部屋内に持ち込み可能な可搬装置に含まれる部屋表示検出部に部屋識別信号を検出させるための部屋毎に特有の部屋識別信号を発する部屋識別表示部を備えることを特徴とする可視光通信送信装置。
【請求項6】
前記部屋識別表示部は、前記部屋毎に特有の前記部屋識別信号を発する各部屋に固定された発信部を備えることを特微とする請求項5に記載の可視光通信送信装置。
【請求項7】
前記発信部は、当該部屋内の照明として使用される光源の点滅で部屋毎に特有の部屋識別信号を発することを特徴とする請求項6に記載の可視光通信送信装置。
【請求項8】
部屋内に持ち込み可能な可搬装置に含まれ、部屋識別表示部が部屋毎に発した特有の部屋識別信号を検出する部屋表示検出部を含むことを特徴とする可視光通信受信装置。
【請求項9】
前記部屋表示検出部は、前記部屋識別表示部が含む前記発信部が発信した当該部屋内の照明として使用される光源の点滅を受信することにより前記部屋識別信号を受けることを特徴とする請求項8に記載の可視光通信受信装置。

【図1】
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【図2】
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【図3】
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【図4】
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【図5】
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【公開番号】特開2008−204423(P2008−204423A)
【公開日】平成20年9月4日(2008.9.4)
【国際特許分類】
【出願番号】特願2007−82901(P2007−82901)
【出願日】平成19年3月27日(2007.3.27)
【分割の表示】特願2007−42856(P2007−42856)の分割
【原出願日】平成19年2月22日(2007.2.22)
【出願人】(000006633)京セラ株式会社 (13,660)
【Fターム(参考)】