説明

吹付可能なマイクロパルプ組成物

表面をコートするための組成物であって、この組成物は、ポリ尿素およびポリウレタンの群から選択された少なくとも1つのポリマーと、0.01〜200マイクロメートルの体積平均長さを有する、上記ポリマー中に分散されたパラアラミドマイクロパルプとを有する。

【発明の詳細な説明】
【技術分野】
【0001】
本発明は、トラックの荷台において使用するための組成物に関する。
【背景技術】
【0002】
従来のベッドライナーはピックアップトラックの荷台を貨物破損から保護する予備成形インサートであり、典型的に、ポリエチレン、ポリプロピレン、またはポリ塩化ビニルなどの材料から製造される。取り付け後、このようなライナーは、極端な環境条件に暴露した後に割れる傾向があり、それによってトラックの荷台自体から分離する。これらの「差込み式(drop-in)」ライナーは、ほこりおよび湿分がトラックの荷台とライナーとの間に集まってしまうという問題を生じることがある。これは、ライナーの下の支持体の腐蝕の加速環境をもたらす。
【0003】
吹付可能なベッドライナーは、ほこり、湿分、および泥詰まり問題を避けながら改良された耐腐蝕性および耐亀裂性など、差込み式ライナーよりも多数の改良を提供する。しかしながら、このような望ましい耐久性を提供するために、このようなコーティングは、非常に高い薄膜塗り厚で塗布されなければならない。それ故に、それらはトラックの荷台に、場合によっては危険で非常に可燃性である有機材料のかなりの量を増す。このため、難燃性であるコーティング組成物が必要とされる。さらに、スプレー・イン(spray-in)製品は概して、それらの差込み式競合品ほど強靭であると考えられていない。市場調査は、改良された切断抵抗および破壊抵抗、改良された引裂強さおよび増加した弾性率によって示されるような改良された靭性および耐久性を有する高級スプレー・インベッドライナーに対する需要があることを示している。スプレー・インベッドライナーは、いくつかの性能の利点を有する、より低騒音、より好適合の代替物を提供する。吹付可能なエポキシ、ポリウレタン、またはポリ尿素は、このような組成物において用いられる化学的成分の例である。これらのコーティングは典型的に、主な薄膜形成成分としての硬化性樹脂、エラストマー成分、および強化用充填剤を含有する。
【0004】
標準Kevlar(登録商標)パルプがこの市場において使用されており、強化の利点を提供する。Kevlar(登録商標)は、E.I.du Pont de Nemours and Company, Wilmington, DE(DuPont)から入手可能な芳香族ポリアミド(またはアラミド)、具体的にはポリ(p−フェニレンテレフタルアミド)である。本明細書中で用いられるとき、「アラミド」は、アミド(−CONH−)結合の少なくとも85%が2つの芳香環に直接結合しているポリアミドを意味する。しかしながら、標準Kevlar(登録商標)パルプの繊維サイズは適用の問題を生じ、吹付ノズルを詰まらせ、非効率および不均一性をもたらすことがある。ノズルに加えて、逆止め弁、スプリング等の吹付装置の他の部品に悪影響を与える場合がある。
【0005】
米国特許公開第2002/0137871A1号明細書に記載されているように、ポリウレタン樹脂を強化するための標準Kevlar(登録商標)パルプの使用に関する問題は、例えば、繊維がポリウレタンから分離し、および/または劣化することがあり、それによって、減少した強度および安定性によって示されるようにKevlar(登録商標)繊維を加える利点を損なうことがあるということである。
【0006】
国際特許公開第03/044250号パンフレットに開示されているように、標準Kevlar(登録商標)繊維を0.01マイクロメートル〜100マイクロメートルの範囲の体積平均長さを有するマイクロパルプに変換することができる。国際特許公開第03/044100号パンフレットに開示されているように、このようなマイクロパルプをコーティング組成物中で用いて、コーティングの外観に相当な悪影響を与えず改良されたチップ抵抗を有するコーティングを製造することができる。
【発明の開示】
【課題を解決するための手段】
【0007】
本発明は、0.01〜3.0%のマイクロパルプ、好ましくは0.05〜1.0%のマイクロパルプおよびより好ましくは0.1〜0.5%のマイクロパルプを含有する吹付可能なトラックベッドライナーを包含する。マイクロパルプの体積重み付き平均長さは、0.1〜200マイクロメートル、好ましくは1〜150マイクロメートル、より好ましくは5〜100マイクロメートルおよび最も好ましくは5〜50マイクロメートルであってもよい。
【発明を実施するための最良の形態】
【0008】
難燃性を有すると共にトラックの荷台の摩擦および耐久性要求条件に耐える能力を有する吹付可能なコーティング組成物を提供することが本発明の目的である。このような組成物を伝導性にして、トラックの荷台に貯蔵されることがあるガソリンに点火することがあるかまたはガソリン充填作業の間に危険源になることがある静電気を発生する可能性を最小限に抑えることが本発明の別の目的である。また、このようなコーティングが、様々なトップコートの上に塗布されうると共に従来の吹付装置を用いることによってすぐれた接着力を有することが望ましい。さらに、典型的に0.02〜0.08インチ(0.51〜2.03mm)の範囲の吹付装置のオリフィスが作業中に詰まらないことが本発明の目的である。
【0009】
新たに開発されたマイクロパルプ技術の使用は、特別な吹付装置の改良または適用の問題を全く伴わずに材料の強度、弾性率、切断抵抗、破壊抵抗、および引裂強さの改良を提供することができることが見出された。吹付装置を詰まらせる商用パルプは典型的に約500マイクロメートルの長さを有するが、200マイクロメートル程度の長さを有するマイクロパルプは同様な装置を詰まらせない。
【0010】
マイクロパルプ
本明細書中で用いられるとき、マイクロパルプは、0.01〜200マイクロメートルまたは0.1〜200マイクロメートルまたは1〜150マイクロメートルまたは5〜150マイクロメートルまたは5〜50マイクロメートルの範囲の体積平均長さを有する加工有機繊維である。このようなマイクロパルプは概して、1グラム当たり25〜500平方メートルの範囲の平均表面積を有する。本発明のマイクロパルプは、2つ以上のウェブ状、樹状、分岐状、マッシュルーム状またはフィブリル構造物のかみ合い結合物を含有する繊維有機材料である。
【0011】
マイクロパルプは、有機繊維を液体成分および固体成分からなる媒体と接触させる工程と、次いでその組合せを攪拌して有機繊維のサイズを低減して改質する工程とによって製造される。出発原料として用いられた有機繊維は、パルプ、短繊維、フィブリド、またはこれらの形態の混合物を含有することができる。この処理によってマイクロパルプが液体成分中に均一に分散される。
【0012】
パルプは、回転円板の間で短繊維を精製して繊維をより小さな部分に切断および剪断することによって製造することができる。パルプ粒子は、各パルプ粒子の本体から延在する多数のフィブリルまたは触毛を有することによって短繊維と異なる。これらのフィブリルまたは触毛は、複合材料を強化するための微細な毛状アンカーを提供し、パルプに非常に高い表面積をもたせる。特に有用な出発原料がアラミドパルプであることは当該技術分野で公知であり、アラミド繊維を精製してアラミド繊維材料の短部分をフィブリル化することによって製造することができる。このようなパルプは、4.2〜15平方メートル/グラムの範囲の表面積および0.6〜1.1ミリメートル(mm)の範囲のKajaani重量平均長さを有することが報告されている。このようなパルプは、マイクロパルプと比べて高い体積平均長さを有する。例えば、スタイル1F543 Kevlar(登録商標)パルプ(DuPontから入手可能)は、0.6〜0.8mmの範囲のKajaani重量平均長さを有し、レーザー回折(defraction)を用いてこのパルプを測定するとき、体積平均長さは500〜600マイクロメートル(0.5〜0.6mm)である。アラミドパルプを重合溶液から直接製造する別の方法が米国特許第5,028,372号明細書に開示されている。
【0013】
ポリマー
本発明のマイクロパルプと共に使用するために適したポリマーには、ポリウレタン、ポリ尿素の他、脂肪族および芳香族の両方の組成物を含めることができるその他の適した組成物がある。
【0014】
ポリウレタンは、イソシアネート成分/材料とポリオール成分/材料とを接触させることによって製造される。ポリウレタンを製造するための適したイソシアネート成分は、米国特許第6,613,389号明細書に記載されている。ポリウレタンを製造するための適したポリオール成分には、限定せずに、アルキルジオール、トリオール、またはポリオール、ポリエステル、ポリエステルポリオール、ポリエーテル(エチレンまたはプロピレン鎖)ポリオール、アクリルポリオール、およびカプロラクタム系ポリオールなど、直鎖状または分岐状ジオールまたはポリオールなどがある。
【0015】
ポリ尿素は、ポリエーテルアミン成分/材料とイソシアネート成分/材料とを接触させることによって製造される。ポリ尿素を製造するための適したイソシアネート成分は、米国特許第6,613,389号明細書に記載されている。
【0016】
ポリ尿素を製造するための適したアミン成分には、限定せずに、ジアミン、ポリアミン、ポリエーテルアミン、およびヒンダード第二アミン付加体などがある。また、適したアミンは、米国特許第6,613,389号明細書および米国特許第6,369,189号明細書に記載されている。
【0017】
本発明によって保護ポリマー構造物で表面をコートするための1つの方法において、有機繊維、固体成分、および第1の反応成分を必要とする。有機繊維は、マイクロパルプの形のアラミド繊維であってもよい。好ましいアラミドには、ポリ(p−ヘニレン(henylene)テレフタルアミド)、ポリ(m−フェニレンイソフタルアミド、およびそれらの混合物がある。固体成分は、酸化ジルコニウムなどの粉砕のために適した任意の媒体であってもよい。第1の反応成分は、ポリオール、ポリアミン、ジアミン、およびそれらの混合物であってもよい。
【0018】
有機繊維、固体成分、および第1の反応成分を一緒に攪拌して、有機繊維を0.01〜200マイクロメートルの体積平均長さを有するマイクロパルプに変化させ、その結果、それを第1の反応成分中に分散させる。固体成分を除去した後、第1の反応混合物が残り、次にそれを第2の反応成分と接触させる。第2の反応成分は、ポリイソシアネート、ジイソシアネート、またはイソシアネート官能基を有するジイソシアネートの反応生成物であってもよい。第1の反応混合物を第2の反応成分と混合することによって液体ポリマーを形成する。液体ポリマーは、ポリウレタン、ポリ尿素、またはそれらの混合物であってもよく、次にマイクロパルプは液体ポリマー中に分散される。マイクロパルプが液体ポリマー中に分散されるとき、マイクロパルプの重量パーセントは、ポリマーとマイクロパルプとの合計の0.01〜3.0重量パーセントまたは0.05〜1重量パーセントまたはさらに0.1〜0.5重量パーセントである。分散されたマイクロパルプを有する液体ポリマーは、ノズルまたは吹付け装置の他の部品を詰まらせずに次に表面上にノズルを通して良好に吹付けることができる混合物を形成する。表面に塗布した後、液体ポリマー/マイクロパルプ混合物を硬化および/または乾燥させて、トラックの荷台などの表面上に可撓性固体保護ポリマー構造物を形成する。
【0019】
試験方法
以下の試験方法は以下の実施例において用いられる。
【0020】
引張強さは、単位断面積当たりの力として表された材料の最大応力または破断応力であり、ASTM D 412によって定量される。引張強さは、Instron(Canton,Massachusetts)から入手可能なInstronモデル1130で測定され、ポンド/平方インチ(Mpa)として記録される。
【0021】
破壊抵抗はポンド単位で表され、ASTM F−1342によって定量された。
【0022】
引裂抵抗はポンド/インチ単位で表され、ASTM D−624によって測定された。
【0023】
Kajaani重量平均長さは、Kajaani繊維長さ分析器を用いて標準作業手順に従って定量される。
【0024】
体積重み付き平均長さは、Beckman Coulter LS200レーザー回折粒度分析器を用いて定量された。
【実施例】
【0025】
本発明は以下の特定の実施例によって示される。特に記載しない限り、全ての部およびパーセンテージは重量に基づいている。本発明の方法によって行なわれた実施例は数字によって示され、比較例または対照用実施例はアルファベットによって示される。
【0026】
69gの(約110℃の炉内で予備乾燥された)Kevlar(登録商標)パルプマージ1F543を6822gのDuPontによって開発されたPL−5264ポリエステル樹脂に添加することによって、パルプの1.0重量%混合物を製造した。(重量に基づいて)9.13%のトリメチロールプロパン、22.20%のネオペンチルグリコール、42.86%のアジピン酸、および25.81%の1,6−ヘキサンジオールの混合物を反応させることによって、PL−5264組成物を製造した。混合物を、水分離器を有する反応器内で最高225℃まで加熱し、副生水を集め、そして5未満の酸価が得られた。最終生成物は、約176g/当量のヒドロキシル当量を有した。パルプおよびポリエステルをPremier Mill(Reading,PA)から入手可能なCowlesタイプ撹拌器で約200〜500rpmの速度で約10リットルのタンク内で攪拌した。窒素を密閉タンクの上部でパージして吸水を最小にした。約5分間の撹拌後に、商用Kevlar(登録商標)パルプの代表として2リットルをタンクから直接ポンプで汲み出した。Beckman Coulter(Fullerton,CA)から入手可能なBeckman Coulter LS200粒度分析器を用いて繊維長さを測定した。この混合物はTBL−1と呼ばれ、370.6マイクロメートルの体積重み付き平均長さを有した。
【0027】
5488gのポリエステル樹脂および55.5gの乾燥されたKevlar(登録商標)パルプからなる第2の投入材料を、上からのタンク内の残りの材料に添加し、さらに5分間攪拌した。完全に混合して、混合物を、75%の体積投入量において1.0mm酸化ジルコニウム媒体を有するPremier Mill(Reading,PA)から入手可能な1.5リットルのPremier媒体ミルに通過させた。ミルは、毎分2250フィート、7.2kw、128g/分の流量で運転された。1リットルのこの混合物をミルに通してパージし、廃棄した。次に2リットルの材料をミルの出口から集めた(生成物を一回ミルに通す)。この混合物はTBL−2と呼ばれ、185.1マイクロメートルの体積重み付き平均長さを有した。
【0028】
上の2リットルを集めた後、ミルの出口をタンクに戻して流れを再循環に設定した。30分間の再循環の後、さらに2リットルを集めた。この混合物はTBL−3と呼ばれ、67.3マイクロメートルの体積重み付き平均長さを有した。
【0029】
次に、ミルを再循環に戻し、混合物をさらに2時間(または合計2.5時間)再循環させ、約3リットルを集めた。この混合物はTBL−4と呼ばれ、体積重み付き平均長さは34マイクロメートルであった。
【0030】
実施例1〜2および比較例A〜C
TBL−1およびTBL−3を付加的な樹脂で希釈し、Bayer Corp(Pittsburgh,PA)から入手可能な75重量%のDesmodur N−3400および25%のDesmodur N3300のイソシアネート混合物と反応させ、その結果、最終ウレタン組成物はそれぞれ、0.1%および0.3%のパルプ(またはマイクロパルプ)を含有した。組成物を型内にキャストしてウレタンスラブを形成した。しかしながら、1つのスラブをKevlar(登録商標)を全く用いずに製造し、機械的性質について試験し、比較例Aとして以下の表に示す。0.1%のパルプおよび0.3%のパルプを有するTBL−1からスラブを製造し、機械的性質について試験し、それぞれ、比較例BおよびCとして以下の表に示す。0.1重量%および0.3重量%のKevlar(登録商標)マイクロパルプを有するTBL−3からスラブを製造し、機械的性質について試験し、それぞれ、実施例1および2として以下の表に示す。
【0031】
表1

【0032】
上の表の結果は、本発明のマイクロパルプは吹付可能であるが、ベッドライナーのために望ましい機械的性質の妥協点がない(そして場合によっては改良点がある)ことを示す。

【特許請求の範囲】
【請求項1】
表面をコートするための組成物であって、
ポリ尿素およびポリウレタンからなる群から選択された少なくとも1つのポリマーと、
0.01〜200マイクロメートルの体積平均長さを有する、前記ポリマー中に分散されたパラアラミドマイクロパルプとを含む、組成物。
【請求項2】
前記マイクロパルプの重量パーセントが、前記ポリマーと前記マイクロパルプとの合計の0.01〜3.0重量パーセントである、請求項1に記載の組成物。
【請求項3】
前記パラアラミドが、ポリ(p−フェニレンテレフタルアミド)、ポリ(m−フェニレンイソフタルアミド)およびそれらの混合物からなる群から選択される、請求項1に記載の組成物。
【請求項4】
前記パラアラミドがポリ(p−フェニレンテレフタルアミド)である、請求項3に記載の組成物。
【請求項5】
0.080インチ(2.03mm)以下のオリフィスを有する吹付け機によって、前記オリフィスを詰まらせずに吹付けられて表面上にマイクロパルプ強化ポリマー保護構造物を形成することができる、請求項1に記載の組成物。
【請求項6】
前記表面が、金属、ガラス繊維、およびプラスチックからなる群から選択された材料から製造される、請求項2に記載の保護層でコートされた表面。
【請求項7】
前記表面が車両の荷台のための保護ライナーである、請求項2に記載の保護層でコートされた表面。
【請求項8】
保護ポリマー構造物で表面をコートするための方法であって、
有機繊維と、固体成分と、ポリオール、ポリアミン、ジアミン、およびそれらの混合物からなる群から選択された少なくとも第1の反応成分とを接触させる工程と、
前記有機繊維と、前記固体成分と、前記第1の反応成分とを攪拌して、前記有機繊維を、前記第1の反応成分中に分散される0.01〜200マイクロメートルの体積平均長さを有するマイクロパルプに変化させる工程と、
前記固体成分を除去して第1の反応混合物を形成する工程と、
前記第1の反応混合物をポリイソシアネート、ジイソシアネート、およびイソシアネート官能基を有するジイソシアネートの反応生成物からなる群から選択された第2の反応成分と接触させる工程と、
前記第1の反応混合物を前記第2の反応成分と混合して、ポリウレタン、ポリ尿素、およびそれらの混合物からなる群から選択された液体ポリマーを形成し、前記マイクロパルプが前記液体ポリマー中に分散される工程と、
前記液体ポリマーを、ノズルを通して前記表面上に、前記ノズルを詰まらせずに吹付ける工程と、
前記液体ポリマーを乾燥させて可撓性固体保護ポリマー構造物を前記表面上に形成する工程とを含む方法。
【請求項9】
前記硬化工程が乾燥である、請求項8に記載の方法。
【請求項10】
前記有機繊維が、ポリ(p−フェニレンテレフタルアミド)およびポリ(m−フェニレンイソフタルアミド)からなる群から選択されたパラアラミドである、請求項8に記載の方法。
【請求項11】
前記パラアラミドがポリ(p−フェニレンテレフタルアミド)である、請求項10に記載の方法。

【公表番号】特表2009−525393(P2009−525393A)
【公表日】平成21年7月9日(2009.7.9)
【国際特許分類】
【出願番号】特願2008−553368(P2008−553368)
【出願日】平成19年2月2日(2007.2.2)
【国際出願番号】PCT/US2007/002857
【国際公開番号】WO2007/092295
【国際公開日】平成19年8月16日(2007.8.16)
【出願人】(390023674)イー・アイ・デュポン・ドウ・ヌムール・アンド・カンパニー (2,692)
【氏名又は名称原語表記】E.I.DU PONT DE NEMOURS AND COMPANY
【Fターム(参考)】