説明

回転分析デバイス

【課題】液体の計量を精度よく行うことのできる回転分析デバイスを提供することを目的とする。
【解決手段】分析するために必要な量の試料液を注入/収容するための液体収容室9と、液体収容室9に連結通路13によって連結されるとともに液体収容室9に対して半径方向外方に配置された試料液を一定量保持する計量室10と、計量室10に連結され、計量室10の容量よりも過剰な容量の試料液を受容するための溢流室11を有する回転分析デバイスであって、溢流室11の流入口16は、計量室10の溢流口14より半径方向内方に配置されるとともに計量室10の溢流口14と毛細管通路17で連結される。

【発明の詳細な説明】
【技術分野】
【0001】
本発明は、生物学的流体を光学的に分析する回転分析デバイスに関するものであり、より詳細には、光学的分析装置で生物学的流体の測定に使用する回転分析デバイスにおける生物学的流体の計量に関する。
【背景技術】
【0002】
従来、生物学的流体を光学的に分析する方法として液体流路を形成したマイクロデバイスを用いて分析する方法が知られている。マイクロデバイスは回転装置を使って流体の制御をすることが可能であり、遠心力を利用して試料の計量、細胞質材料の分離、分離された流体の移送分配等を行うことができるため、種々の生物化学的な分析を行うことが可能である。
【0003】
遠心力を利用して試料を計量する方法としては、図7に示すように中心から周縁に向けて分析前に希釈すべき液体を収容する中央収容部71と、計量室72及び溢流室73と、混合室74と、測定セル75とを備え、計量室72が溢流室73とほぼ平行に配置され、且つ供給口76及び溢流口77以外に供給口76と対向する計量室壁面に設けられる開口78を有し、この開口が常時開放されると共に、供給口76及び溢流口77より遥かに小さい断面を有することを特徴とする回転分析デバイスがあり、このような構成にすることで計量室72の充填が高速で実施され、且つその溢流が即刻除去される。液体は計量室72が液体で満たされ始めるとすぐにこの室から流出し始める。そのため、流入口断面積対流出口断面積の比の関数たる供給時間対流出口からの流出時間の比を好きなだけ小さくすることができることから、測定に正確さが与えられる(特許文献1)。
【0004】
また、図8に示すように大型流体室81と、大型流体室81に連結されると共に大型流体室81に対して半径方向外方に配置された計量室82と、計量室82に連結された溢流室83と、計量室82に対して半径方向外方に配置された受容室84と、計量室82から受容室84に液体を供給するための毛細管連結手段85とを有する回転分析デバイスがあり、毛細管連結手段85は毛細管構造を有するサイフォン86を含み、サイフォン86の肘状屈曲部分が、回転分析デバイスの中心から、計量室82の半径方向再内方点と実質的に同じ距離になるように位置付けられることで、回転分析デバイスの回転中は毛細管力が遠心力に比べて小さいため、液体/空気の界面は回転分析デバイスの軸線と同じ軸線を有し、且つ回転分析デバイスの中心から計量室82の半径方向再内方点までの距離に等しい長さの半径を持つ回転円筒体の形状と合致して計量室82は充填され、過剰な液は溢流室83に流れ込む。回転分析デバイスを止めると、計量室82内に充填された液が、毛細管力で毛細管連結手段85に流入し、再度回転させることでサイフォンが始動し、計量室82内に存在する液は受容室84に排出される(特許文献2)。
【特許文献1】特開昭61−167469号公報
【特許文献2】特表平5−508709号公報
【発明の開示】
【発明が解決しようとする課題】
【0005】
しかしながら、前記従来の構成では、回転分析デバイスが回転中の時は、遠心力が液体と計量室壁面との間に働く表面張力より大きいため、溢流口の開口位置で液面が釣り合って所定の量を計量できているが、次工程に移るために回転を減速あるいは停止させた場合に、液体は遠心力から開放されると同時に液体と溢流口壁面の界面で表面張力が働き出し、その表面張力によって液体は溢流口の壁面を伝って溢流室に流出してしまい、精密な計量ができていなかった。また、液体の物性値の違いによって流出する量がばらつくため、分析する液体ごとに計量室の大きさを変える必要があった。
【0006】
本発明は、前記従来の課題を解決するもので、液体の計量を精度よく行うことのできる回転分析デバイスを提供することを目的とする。
【課題を解決するための手段】
【0007】
前記従来の課題を解決するために、本発明の回転分析デバイスは、分析するために必要な量の試料液を注入/収容するための液体収容室と、前記液体収容室に連結通路によって連結されるとともに前記液体収容室に対して半径方向外方に配置された前記試料液を一定量保持する計量室と、前記計量室に連結され当該計量室の容量よりも過剰な容量の試料液を受容するための溢流室を有する回転分析デバイスであって、前記溢流室の流入口は、前記計量室の溢流口より半径方向内方に配置されるとともに前記計量室の溢流口と毛細管通路で連結されることを特徴としたものである。
【0008】
また、本発明は、分析するために必要な量の試料液を注入/収容するための液体収容室と、前記液体収容室に連結通路によって連結されるとともに前記液体収容室に対して半径方向外方に配置された前記試料液を一定量保持する計量室と、前記計量室に連結され当該計量室の容量よりも過剰な容量の試料液を受容するための溢流室と、前記計量室で計量された試料液を移送して該試料液の吸光度を測定するための測定セルと、前記計量室と測定セルをつなぐ連結通路の間に計量室の測定セル側出口の半径方向位置より外方に位置する毛細管バルブと、を備える。
【発明の効果】
【0009】
本発明の回転分析デバイスによれば、回転分析デバイスを回転させて計量室に保持させた液体を、次工程に移るために回転を減速あるいは停止させても、計量室と溢流室を毛細管で連結させることで、液体はその毛細管内にトラップされて溢流室に流出しないため、正確な計量を行うことができる。また、表面張力の異なる液体も計量後の溢流室への流出が無くなるため、同じ量だけ計量することができる。
【発明を実施するための最良の形態】
【0010】
以下に、本発明の回転分析デバイスの実施の形態を図面とともに詳細に説明する。
【実施例1】
【0011】
図1は、本発明の第1の実施例における回転分析デバイスの構成を示す模式図である。また、図2は第1の実施例における回転分析デバイスのマイクロチャネルが形成された基板を示す斜視図である。
【0012】
図1において、本発明の回転分析デバイスは、マイクロチャネル4a、4bを有する基板1と、平坦な基板2と、接着層3で構成されている。
【0013】
基板1に形成されるマイクロチャネル4a、4bは、図3に示すような凹凸のあるマイクロチャネルパターンを射出成形により作製しており、分析する試料液を回転分析デバイスに注入し、遠心力と毛細管力を利用して流体移動をさせることが可能となっている。
【0014】
本発明では、マイクロチャネル4aに透過光を照射して、検査すべき試料液と試薬の反応状態を光学的に分析する。測定時には、マイクロチャネル4a内に試料液と試薬とを反応させた反応溶液5が充填され、反応溶液5は試料液と試薬の反応の割合で吸光度が変化するため、光源部6からマイクロチャネル4aに透過光を照射し、受光部7にてその透過光の光量を測定することで、反応溶液5を透過した光量の変化を測定することができるため、反応状態を分析することができる。
【0015】
本発明では、基板1および基板2の厚みは、1mm〜5mmで形成しているが、特に制限は無く、マイクロチャネル4a、4bを形成可能な厚みであればよい。基板1および基板2の形状についても特に限定する必要が無く、用途目的に応じた形状、例えば、シート状、板状、棒状、その他複雑な形状の成形物などの形状が可能である。
【0016】
本発明では基板1および基板2の材料として、易成形性、高生産性、低価格の面からプラスチックを使用しているが、ガラス、シリコンウェハー、金属、セラミックなど接合できる材料であれば特に制限はない。
【0017】
本発明ではマイクロチャネル4a、4bを有する基板1および基板2にはマイクロチャネル4a、4b内の粘性抵抗を減らし流体移動をしやすくするために親水性処理を行っているが、ガラス等の親水性材料を用いたり、成形時に界面活性剤、親水性ポリマー、シリカゲルの如き親性粉末などの親水化剤を添加させて材料表面に親水性を付与させたりしてもかまわない。親水性処理方法としては、プラズマ、コロナ、オゾン、フッ素等の活性ガスを用いた表面処理方法や界面活性剤による表面処理が挙げられる。ここで、親水性とは水との接触角が90度未満のことをいい、より好ましくは接触角40度未満である。
【0018】
本発明では、接着剤を用いて基板1と基板2を接合しているが、使用する材料に応じて溶融接合や陽極接合などの接合方法で接合してもかまわない。
【0019】
次に上記で説明した本発明の第1の実施例における回転分析デバイスのマイクロチャネル構成および試料液の移送プロセスについて説明する。
【0020】
図3は第1の実施例における回転分析デバイスのマイクロチャネル構成を示す平面図である。また、図4(a)〜図4(d)は本発明の第1の実施例における回転分析デバイスの移送プロセスを示す図である。
【0021】
図2に示すように、本発明の回転分析デバイスのマイクロチャネル構成は、試料液を注入/収容するための液体収容室9と、試料液を一定量計量し保持する計量室10と、計量室10の容量よりも過剰な容量の試料液を受容するための溢流室11と、計量室10で計量された試料液を移送させて試薬と反応させ、その液の吸光度を測定するための測定セル12とで構成されている。ここで、本実施例では省略しているが、計量室10と測定セル12の間には細胞質を分離するための分離室や、試料液を希釈/混合するための混合室等を設けてもかまわない。
【0022】
本発明では、液体試料室9、計量室10、溢流室11、測定セル12の深さを0.3mm〜2mmで形成しているが、試料液の量や吸光度測定するための条件(光路長、測定波長、試料液の反応濃度、試薬の種類等)によって調整可能である。
【0023】
液体収容室9は計量室10と連結通路13を介してつながっており、図4(a)に示すように注入口8から試料液を注入/収容し、回転分析デバイスを回転させることで、図4(b)に示すように、試料液を計量室10に移送することができる。
【0024】
本発明では、連結通路13の深さを液体収容室9や計量室10と同じ深さにしているが、計量室10に空気孔を設けることで、深さ50μm〜200μmの毛細管形状にすることも可能である。
【0025】
計量室10は、計量室10より半径方向内方に配置された溢流室11の流入口16に、計量室10の半径方向最内方に位置する溢流口14から毛細管流路17を介して連結され、計量室10の半径方向最外方に位置する場所から連結通路15を介して測定セル12に連結されている。溢流室11には、試料液が流入しやすいように空気孔18が設けられており、測定セル12にも、試料液が連結通路15を流れやすいように空気孔19が設けられている。
【0026】
連結通路15は、回転分析デバイスの回転中心から溢流室11の流入口16と、毛細管流路17の界面までの距離より内方に配置される曲管を備えたサイフォン形状である。本発明では、連結通路15の幅を0.5mm〜2mm、深さを50μm〜200μmで形成しているが、毛細管力で連結通路15内を試料液で充填できるのであれば特に制限はない。
【0027】
このように計量室10と測定セル12を連結することで、液体収容室9内に収容された試料液を回転分析デバイスの回転によって計量室10に移送・充填させても、図4(b)に示すように、連結通路15内の試料液は、回転分析デバイスの回転中心から溢流室11の流入口16と、毛細管流路17の界面までの半径方向の距離に相当する位置までしか充填されない。計量室10の充填完了後に回転分析デバイスを停止させると、図4(c)に示すように、連結通路15内は毛細管力が働き、測定セル12の入口まで試料液で満たされる。このとき、試料液は測定セル12の深さが深く、毛細管力が連結通路15の毛細管力に比べて極めて小さいため、測定セル12内には流入しない。
連結通路15が満たされた後、回転分析デバイスを再度回転させることで計量室10内に保持されている試料液は、図4(d)に示すように、サイフォン効果で測定セルに移送される。
【0028】
本発明では、計量室10を構成する壁面のうち、回転分析デバイスの半径方向内側に位置する壁面の形状が、計量室10の連結通路13付近から溢流口14付近にかけて半径方向内方に入り込むように形成される。即ち、計量室10を構成する壁面のうち、回転分析デバイスの半径方向内側に位置する壁面は、計量室10の試料液の流入口から溢流口へ向かうに従って半径方向位置が回転中心へ近接するように形成することで、液体収容室9から試料液を移送させた際に、計量室10内の空気が溢流口14に向かって選択的に抜けるため、計量室10の充填時に空気の混入による試料液の計量ばらつきが少なくなる。
【0029】
本発明では、毛細管流路17の深さは50μm〜200μmで形成されており、このようにすることで、回転分析デバイスの回転中は、溢流室11の流入口16と、毛細管流路17の界面までの半径方向の距離に相当する位置で液面が安定して計量され、回転の減速/停止時には、試料液は毛細管流路17の毛細管力によって毛細管流路17内にトラップされているため、溢流室11への流出を防ぐことができ、精密な計量が可能となる。また、毛細管流路17内にトラップされている試料液は、次の回転時に遠心力によって計量室10に戻されるため、計量された試料液を全て次の工程に移送することが可能となる。
【実施例2】
【0030】
図5は、本発明の第2の実施例における回転分析デバイスの構成を示す模式図である。また、図6は第2の実施例における回転分析デバイスのマイクロチャネルが形成された基板を示す斜視図である。
【0031】
図5において、実施例1の構成と異なるところは、計量室10の溢流口14と溢流室11の流入口16との間に溢流制御室20を設け、溢流室11の流入口16と溢流制御室20を深さ50μm〜200μmの毛細管流路21を介して連結した点である。
【0032】
溢流制御室20は計量室10および溢流室11より半径方向内方に配置されており、その深さは、図6に示すように0.3mm〜2mmで形成されている。このような構成にすることで、溢流室11に流入した試料液の表面張力が低い場合でも、回転停止時に毛細管流路21の毛細管力で毛細管流路21内にトラップされるため、試料液が計量室10に逆流するのを抑制することが可能となる。
【0033】
同じように、連結通路15を計量室10の半径方向最外方より外側の距離に相当する位置と測定セル12の間に設けた、深さ0.3mm〜2mmの毛細管バルブ22を介して計量室10と測定セル12を連結することで、測定セル12に移送させた試料液は、毛細管力の極めて小さい毛細管バルブ22があるため、毛細管バルブ22の流出口までしか毛細管力で戻ることができず、計量室10に逆流するのを抑制することが可能となる。
【産業上の利用可能性】
【0034】
本発明にかかる回転分析デバイスは、回転分析デバイスを回転させて計量室に保持させた液体を、次工程に移るために回転を減速あるいは停止させても、計量室と溢流室を毛細管で連結させることで、液体はその毛細管内にトラップされて溢流室に流出しないため、正確な計量を行うことができるという効果を有し、光学的分析装置で生物学的流体の測定に使用する回転分析デバイスにおける生物学的流体の計量方法等として有用である。
【図面の簡単な説明】
【0035】
【図1】本発明の第1の実施例における回転分析デバイスの構成を示す模式図
【図2】第1の実施例における回転分析デバイスのマイクロチャネルが形成された基板を示す斜視図
【図3】第1の実施例における回転分析デバイスのマイクロチャネル構成を示す平面図
【図4】第1の実施例における回転分析デバイスの移送プロセスを説明するための図
【図5】第2の実施例における回転分析デバイスのマイクロチャネル構成を示す平面図
【図6】第2の実施例における回転分析デバイスのマイクロチャネルが形成された基板を示す斜視図
【図7】従来例の遠心力を利用して試料の計量を説明するための図
【図8】従来例の他の遠心力を利用して試料の計量を説明するための図
【符号の説明】
【0036】
1、2 基板
3 接着層
4a、4b マイクロチャネル
5 反応溶液
6 光源部
7 受光部
8 注入口
9 液体収容室
10 計量室
11 溢流室
12 測定セル
13 連結通路
14 溢流口
15 連結通路
16 流入口
17 毛細管流路
18、19 空気孔
20 溢流制御室
21 毛細管流路
22 毛細管バルブ
71 中央収容部
72 計量室
73 溢流室
74 混合室
75 測定セル
76 供給口
77 溢流口
78 開口
81 大型流体室
82 計量室
83 溢流室
84 受容室
85 毛細管連結手段
86 サイフォン

【特許請求の範囲】
【請求項1】
分析するために必要な量の試料液を注入/収容するための液体収容室と、
前記液体収容室に連結通路によって連結されるとともに前記液体収容室に対して半径方向外方に配置された前記試料液を一定量保持する計量室と、
前記計量室に連結され当該計量室の容量よりも過剰な容量の試料液を受容するための溢流室を有する回転分析デバイスであって、
前記溢流室の流入口は、前記計量室の溢流口より半径方向内方に配置されるとともに前記計量室の溢流口と毛細管通路で連結されることを特徴とする回転分析デバイス。
【請求項2】
前記計量室を構成する壁面のうち、回転分析デバイスの半径方向内側に位置する壁面は、当該計量室の試料液の流入口から溢流口へ向かうに従って半径方向位置が回転中心へ近接するように形成されることを特徴とする請求項1に記載の回転分析デバイス。
【請求項3】
前記計量室と前記溢流室が溢流制御室を介して毛細管で連結され、回転停止時に前記溢流室から前記計量室への試料液の逆流を防止することを特徴とする請求項1又は請求項2に記載の回転分析デバイス。
【請求項4】
前記溢流制御室は、前記計量室及び前記溢流室より半径方向内方に配置されることを特徴とする請求項3に記載の回転分析デバイス。
【請求項5】
分析するために必要な量の試料液を注入/収容するための液体収容室と、
前記液体収容室に連結通路によって連結されるとともに前記液体収容室に対して半径方向外方に配置された前記試料液を一定量保持する計量室と、
前記計量室に連結され当該計量室の容量よりも過剰な容量の試料液を受容するための溢流室と、
前記計量室で計量された試料液を移送して該試料液の吸光度を測定するための測定セルと、
前記計量室と測定セルをつなぐ連結通路の間に計量室の測定セル側出口の半径方向位置より外方に位置する毛細管バルブと、
を備える回転分析デバイス。
【請求項6】
前記毛細管バルブは、前記計量室への逆流を抑制するために毛細管力を前記計量室と測定セルをつなぐ連結通路の毛細管力より小さく設定することを特徴とする請求項5に記載の回転分析デバイス。

【図1】
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【図2】
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【図3】
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【図4】
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【図5】
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【図6】
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【図7】
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【図8】
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【公開番号】特開2007−33225(P2007−33225A)
【公開日】平成19年2月8日(2007.2.8)
【国際特許分類】
【出願番号】特願2005−216736(P2005−216736)
【出願日】平成17年7月27日(2005.7.27)
【出願人】(000005821)松下電器産業株式会社 (73,050)
【Fターム(参考)】