説明

圧着端子ホルダ、及び圧着端子ホルダの取付構造

【課題】圧着端子の回路遮断器への接続作業をより容易に行うことができる圧着端子ホルダ、及び圧着端子ホルダの回路遮断器への取付構造を提供する。
【解決手段】、圧着端子ホルダ1の挿入部12に係止突起15を、回路遮断器2の端子孔5に係止凹部6を夫々設けており、圧着端子ホルダ1の挿入部12を回路遮断器2の端子孔5へ挿入させた際に係止突起15が係止凹部6に係止することで、圧着端子ホルダ1を回路遮断器2に取り付けた状態で支持可能とした。したがって、圧着端子3の接続作業に際して、圧着端子ホルダ1が回路遮断器2から抜け落ちる事態を防止することができ、接続作業をより容易に行うことができる。

【発明の詳細な説明】
【技術分野】
【0001】
本発明は、圧着端子を保持するための圧着端子ホルダ、及び圧着端子ホルダの回路遮断器への取付構造に関するものである。
【背景技術】
【0002】
従来、電線の先端に取り付けられる圧着端子を保持するための圧着端子ホルダとしては、特許文献1に記載されているようなものが考案されている。この圧着端子ホルダは、圧着端子のカシメ部と同形状の保持孔を合成樹脂製のブロック体に穿設してなるもので、該ブロック体の保持孔へ圧着端子を挿入することにより、回路遮断器へ接続する際に、圧着端子を所望の向きで保持可能としている。
【先行技術文献】
【特許文献】
【0003】
【特許文献1】特開2004−6184号公報
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【0004】
圧着端子ホルダを介して圧着端子を回路遮断器に接続する方法としては、先に圧着端子ホルダを回路遮断器側に取り付けた後、圧着端子ホルダを介して圧着端子を差し込む第1の方法と、圧着端子ホルダに圧着端子を保持させた後、圧着端子ホルダと共に圧着端子を回路遮断器の速結端子へ差し込む第2の方法がある。しかしながら、上記特許文献1の圧着端子ホルダを用いると、第1の方法では、圧着端子ホルダのみを回路遮断器に取り付けた状態において圧着端子ホルダが外れやすいという問題が生じる。また、第2の方法では圧着端子ホルダと共に圧着端子を回路遮断器の速結端子へ差し込む際に、圧着端子ホルダから圧着端子が抜け落ちる事態が起こり得る。さらに、圧着端子ホルダが合成樹脂製であるため、表面が滑りやすく、特に圧着端子を回路遮断器から抜き取る際に摘みづらいという問題もある。
【0005】
そこで、本発明は、上記問題に鑑みなされたものであって、圧着端子の回路遮断器への接続作業をより容易に行うことができる圧着端子ホルダ、及び圧着端子ホルダの回路遮断器への取付構造を提供しようとするものである。
【課題を解決するための手段】
【0006】
上記目的を達成するために、本発明のうち請求項1に記載の発明は、電線の先端に取り付けられる圧着端子を回路遮断器に接続する際に、前記圧着端子を保持する圧着端子ホルダを前記回路遮断器へ取り付けるための圧着端子ホルダの取付構造であって、前記圧着端子ホルダに、前記回路遮断器の端子孔へ挿入する挿入部を設けるとともに、前記挿入部の外周面に係止部を設ける一方、前記端子孔内に、前記挿入部が挿入された際、前記係止部が係止可能な被係止部を設けたことを特徴とする。
また、上記目的を達成するために、本発明のうち請求項2に記載の発明は、電線の先端に取り付けられる圧着端子を回路遮断器に接続する際に、前記圧着端子を保持する圧着端子ホルダであって、前記圧着端子ホルダに、前記圧着端子を挿通状態で保持するための挿通孔を設けるとともに、前記挿通孔内に、前記圧着端子を挿通させた際に前記圧着端子に係合する係合部を設けたことを特徴とする。
【発明の効果】
【0007】
請求項1に記載の発明によれば、圧着端子ホルダにの挿入部の外周面に係止部を設ける一方、回路遮断器の端子孔内に、係止部が係止可能な被係止部を設けており、圧着端子ホルダの挿入部を回路遮断器の端子孔へ差し込んだ際、係止部が被係止部に係止することで、圧着端子ホルダを回路遮断器に取り付けた状態で支持可能となっている。したがって、圧着端子の接続作業に際して、圧着端子ホルダが回路遮断器から抜け落ちる事態を防止することができ、接続作業をより容易に行うことができる。
請求項2に記載の発明によれば、圧着端子ホルダに、圧着端子を挿通状態で保持するための挿通孔を設けるとともに、挿通孔内に、圧着端子を挿通させた際に圧着端子に係合する係合部を設けており、圧着端子を保持するにあたって、圧着端子ホルダと圧着端子とを一体化可能としている。したがって、圧着端子ホルダと圧着端子とを共に端子孔へ差し込むといった接続作業を行うにあたり、圧着端子ホルダが圧着端子から脱落するといった事態を防止することができ、作業性の向上を図ることができる。
【図面の簡単な説明】
【0008】
【図1】第1実施例となる圧着端子ホルダの外観を示した説明図である。
【図2】圧着端子ホルダを介して圧着端子を回路遮断器に接続する様子を示した説明図である。
【図3】圧着端子ホルダを介して圧着端子を回路遮断器に接続する様子を示した説明図である。
【図4】圧着端子ホルダを介して圧着端子を回路遮断器に接続する様子を示した説明図である。
【図5】圧着端子ホルダのみを回路遮断器に取り付けた状態の断面を示した説明図である。
【図6】第2実施例となる圧着端子ホルダの説明図であって、(a)は外観を示した斜視説明図、(b)は内部を示した説明図である。
【図7】圧着端子ホルダを介して圧着端子を回路遮断器に接続した説明図である。
【図8】図7の状態における断面を示した説明図である。
【図9】圧着端子ホルダの変更例を示した説明図である。
【図10】図9に示す圧着端子ホルダを挿入可能な回路遮断器の端面を示した説明図である。
【発明を実施するための形態】
【0009】
以下、本発明の実施形態となる圧着端子ホルダ、及び圧着端子ホルダの回路遮断器への取付構造について、図面にもとづき詳細に説明する。
【0010】
[実施例1]
まず、本発明の第1実施例となる圧着端子ホルダ1及び回路遮断器2について説明する。図1は、第1実施例となる圧着端子ホルダ1の外観を示した説明図である。図2〜図4は、圧着端子ホルダ1を介して圧着端子3が取り付けられた電線4を回路遮断器2に接続する様子を示した説明図であり、図5は、圧着端子ホルダ1のみを回路遮断器2に取り付けた状態の断面を示した説明図である。
【0011】
圧着端子ホルダ1は、合成樹脂製のブロック体であって、略直方体状に形成された本体11と、本体11の長手方向における一方側の端面から突設された略円筒状の挿入部12とを一体的に備えている。本体11は、その長手方向における他方側の端面に、カシメ部3aを電線4の軸線方向から見た形と略同形状となるD型の挿通孔13が開口しており、該挿通孔13内部に圧着端子3のカシメ部3aを収納状態で保持可能となっている。また、本体11の上面と下面とには、複数のリブ14、14・・が突設された滑り止め部が設けられており、作業者が圧着端子ホルダ1を回路遮断器2へ着脱する際に把持しやすいようになっている。一方、挿入部12は、回路遮断器2に設けられている端子孔5と略同径とされており、端子孔5へ挿入可能となっている。また、挿入部12の内部空間は、圧着端子3の棒状接続部3bと略同径とされているとともに挿通孔13に連通しており、挿通孔13側から本体11内へ圧着端子3を差し込んでカシメ部3aを本体11内に保持させると、圧着端子3の棒状接続部3bの先端部が、挿通孔13を介して挿入部12の内部空間を通り、挿入部12の先端から突出するようになっている。さらに、挿入部12の外周面には、係止突起15が径方向外側へ突設されており、挿入部12を端子孔5へ挿入した際、端子孔5内に設けられている係止凹部6(図5に示す)に係止可能となっている。
【0012】
また、回路遮断器2は、端子孔5の内部構造を除くと、従来周知の回路遮断器と略同様の構成を有するものである。つまり、遮断器ケース2aの内部空間には、図示しない電源側端子と負荷側端子7、7とを電気的に接続する電路が形成されており、遮断器ケース2aの外部に設けられたハンドル8を前後方向で回動させることにより、上記電路を開閉可能としている。また、負荷側端子7は、電線4の圧着端子3を端子孔5内へ差し込むだけで接続可能な所謂速結端子として構成されており、端子孔5が連通する遮断器ケース2aの内部空間には速結端子用金具9が設置されている。そして、各負荷側端子7において、端子孔5の内周面には、圧着端子ホルダ1の挿入部12が挿入された際、係止突起15が係止可能な係止凹部6が設けられている。尚、負荷側端子7、7は、遮断器ケース2aの後面において、左右方向へ並設されている。
【0013】
さらに、電線4は、絶縁性を有するカバー部材の内部に導線を有してなる一般的なケーブル部材で、その先端には圧着端子3が取り付けられている。圧着端子3は、カバー部材が除去され露出した導線の先端をかしめるカシメ部3aと、カシメ部3aから前方へ突出する棒状接続部3bとを一体的に備えた金属性の部材である。そして、カシメ部3aは、導線をかしめた状態において、圧接側が凹平面状に、非圧接側が円弧状に夫々なっており、電線4の軸線方向から見ると略D型となっている。
【0014】
以上のような構成を有する圧着端子ホルダ1、回路遮断器2、及び圧着端子3(電線4)の接続方法について説明する。
まず、圧着端子ホルダ1の挿入部12を回路遮断器2の端子孔5へ挿入し、挿入部12の係止突起15を端子孔5の係止凹部6へ係止させて、圧着端子ホルダ1を回路遮断器2に取り付ける(図3)。すると、圧着端子ホルダ1が、圧着端子3を所望の向きで差し込み可能な姿勢で回路遮断器2に支持される。
その後、支持状態にある圧着端子ホルダ1の挿通孔13へ圧着端子3を棒状接続部3b側から差し込み、棒状接続部3bが挿入部12の先端から突出して遮断器ケース2a内部の速結端子用金具9に接続されるまで、圧着端子3及び電線4を押し込めば、接続作業は完了となる(図4)。
一方、圧着端子ホルダ1を回路遮断器2から抜き取りたい場合には、複数のリブ14、14・・が突設されてなる滑り止め部を把持し、係止突起15と係止凹部6との係止が解除されるまで抜き取り方向へ負荷をかけて圧着端子3と共に抜き取ればよい。
【0015】
上述したような第1実施例となる圧着端子ホルダ1及び回路遮断器2によれば、圧着端子ホルダ1の挿入部12に係止突起15を、回路遮断器2の端子孔5に係止凹部6を夫々設けており、圧着端子ホルダ1の挿入部12を回路遮断器2の端子孔5へ挿入させた際に係止突起15が係止凹部6に係止することで、圧着端子ホルダ1を回路遮断器2に取り付けた状態で支持可能となっている。したがって、圧着端子3の接続作業に際して、圧着端子ホルダ1が回路遮断器2から抜け落ちる事態を防止することができ、接続作業をより容易に行うことができる。
また、圧着端子ホルダ1に、複数のリブ14、14・・を突設してなる滑り止め部を設けているため、特に圧着端子ホルダ1を回路遮断器2から抜き取る際等に、作業者は圧着端子ホルダ1を確実に把持することができ、接続作業時における作業性の更なる向上を図ることができる。
【0016】
[実施例2]
次に、本発明の第2実施例となる圧着端子ホルダ21及び回路遮断器2について説明する。図6は、第2実施例となる圧着端子ホルダ21の説明図であって、(a)は外観を示した斜視説明図、(b)は内部を示した説明図である。図7は、圧着端子ホルダ21を介して圧着端子3を回路遮断器2に接続した説明図であり、図8は、図7の状態における断面を示した説明図である。尚、第1実施例と同じ構成要素については、同じ符号を付している。
【0017】
圧着端子ホルダ21は、圧着端子ホルダ1と同様、合成樹脂製のブロック体であって、本体22以外(たとえば挿入部12等)は圧着端子ホルダ1と同様に構成されている。本体22は、略直方体状に形成されており、その長手方向における一方側の端面には挿入部12が突設されている一方、他方側の端面にはD型の挿通孔13が開口され、内部に圧着端子3のカシメ部3aを収納可能となっている。そして、本体22の側面であって、挿通孔13の形状が円弧状ではなく直線状となる側(カシメ部3aの圧接側の面に対応する側)には、舌片23が設けられている。舌片23は、本体22の側面に挿通孔13内まで貫通するU字状の溝を形成することにより設けられており、該舌片23の内面には、圧着端子3のカシメ部3aの圧接側の面(すなわち凹平面状部)に係合する係合突起24が突設されている。
【0018】
そして、上記圧着端子ホルダ21を用いて、圧着端子3を回路遮断器2に接続するにあたっては、まず、圧着端子ホルダ21の挿通孔13へ圧着端子3を差し込み、棒状接続部3bを挿入部12の先端から突出させる。すると、係合突起24が圧着端子3のカシメ部3aに係合し、圧着端子ホルダ21と圧着端子3とが一体化される。
その後、棒状接続部3bと挿入部12とを回路遮断器2の端子孔5へ差し込み、係止突起15を端子孔5内の係止凹部6へ係止させれば、圧着端子3を所望の向きで回路遮断器2に接続することができる。
尚、第1実施例の圧着端子ホルダ1同様、先に圧着端子ホルダ21を回路遮断器2へ支持させた後、圧着端子3を差し込んで接続させることも可能である。また、圧着端子ホルダ21を回路遮断器2から抜き取る際には、圧着端子ホルダ1同様、複数のリブ14、14・・が突設されてなる滑り止め部を把持し、係止突起15と係止凹部6との係止が解除されるまで抜き取り方向へ負荷をかけて圧着端子3と共に抜き取ればよい。
【0019】
上述したような第2実施例となる圧着端子ホルダ21及び回路遮断器2によれば、第1実施例となる圧着端子ホルダ1同様、圧着端子ホルダ21の挿入部12に係止突起15を、回路遮断器2の端子孔5に係止凹部6を夫々設けており、圧着端子3とともに圧着端子ホルダ21の挿入部12を回路遮断器2の端子孔5へ差し込み、係止突起15を係止凹部6に係止させることで、圧着端子3を所望の向きで回路遮断器2に接続することができ、接続作業を容易に行うことができる。
また、圧着端子ホルダ21に、係合突起24が突設された舌片23を設けており、圧着端子3を挿通孔13へ差し込んで係合突起24を圧着端子3のカシメ部3aに係合させることにより、圧着端子ホルダ21と圧着端子3とを一体化可能としている。したがって、圧着端子ホルダ21と圧着端子3とを共に端子孔5へ差し込むといった接続作業を行うにあたり、圧着端子ホルダ21が圧着端子3から脱落するといった事態を防止することができ、作業性の向上を図ることができる。
さらに、圧着端子ホルダ21に、複数のリブ14、14・・を突設してなる滑り止め部を設けているため、作業者は圧着端子ホルダ21を確実に把持することができ、接続作業時における作業性の更なる向上を図ることができる。
【0020】
なお、本発明に係る圧着端子ホルダ及び回路遮断器は、上記実施形態の態様に何ら限定されるものではなく、圧着端子ホルダの構成、回路遮断器における圧着端子ホルダの支持に係る構成等について、本発明の趣旨を逸脱しない範囲で、必要に応じて適宜変更することができる。
【0021】
たとえば、第1実施例の圧着端子ホルダ1では、挿入部12に係止突起15を設けているが、係止突起15に代えて、図9に示すように挿入方向へ延びる係止リブ32を設けた圧着端子ホルダ31を採用することも可能である。該圧着端子ホルダ31を採用するにあたっては、図10に示すように、回路遮断器30に設けられる端子孔33に、係止凹部ではなく、端子孔33の穿設方向へ延びる係止溝34を設ける必要がある。
そして、圧着端子ホルダ31及び回路遮断器30によっても、第1実施例の圧着端子ホルダ1同様、圧着端子ホルダ31の挿入部12を回路遮断器30の端子孔33へ挿入した際に係止リブ32が係止溝34に係止することで、圧着端子ホルダ31を回路遮断器30に取り付けた状態で支持することができ、接続作業の作業性を向上することができるという効果がある。
【0022】
また、上記第2実施例の圧着端子ホルダ21では、挿入部12に係止突起15を設けているが、回路遮断器2へ差し込む前に圧着端子ホルダ21と圧着端子3とを一体化するといった接続作業を実施するのであれば、係止突起15を必ずしも設ける必要はない。係止突起15を設けないことにより、回路遮断器2への取り付け姿勢が自動的に定まらないことにはなるものの、圧着端子3からの圧着端子ホルダ21の脱落防止を図ることができ、ひいては作業性の向上といった効果を発揮することはできる。
さらに、滑り止め部を構成するリブ14の設置位置や挿通孔13の形状等についても適宜変更可能であって、リブ14、14・・を上面にのみ設けたとしても滑り止めとして一定の効果を奏し得るし、挿通孔13の形状は圧着端子3の形状に合っていればD型に何ら限定されることはない。
加えて、上記実施形態や変更例では、圧着端子ホルダに突起を、端子孔に凹部を夫々設けているが、圧着端子ホルダに凹部(係止部)を、端子孔に突起(被係止部)を夫々形成することは当然可能である。
【符号の説明】
【0023】
1、21、31・・圧着端子ホルダ、2、30・・回路遮断器、3・・圧着端子、3a・・カシメ部、3b・・棒状接続部、4・・電線、5、33・・端子孔、6・・係止凹部(被係止部)、11、22・・本体、12・・挿入部、13・・挿通孔、14・・リブ、15・・係止突起(係止部)、23・・舌片、24・・係合突起(係合部)、32・・係止リブ(係止部)、34・・係止溝(被係止部)。

【特許請求の範囲】
【請求項1】
電線の先端に取り付けられる圧着端子を回路遮断器に接続する際に、前記圧着端子を保持する圧着端子ホルダを前記回路遮断器へ取り付けるための圧着端子ホルダの取付構造であって、
前記圧着端子ホルダに、前記回路遮断器の端子孔へ挿入する挿入部を設けるとともに、前記挿入部の外周面に係止部を設ける一方、
前記端子孔内に、前記挿入部が挿入された際、前記係止部が係止可能な被係止部を設けたことを特徴とする圧着端子ホルダの取付構造。
【請求項2】
電線の先端に取り付けられる圧着端子を回路遮断器に接続する際に、前記圧着端子を保持する圧着端子ホルダであって、
前記圧着端子ホルダに、前記圧着端子を挿通状態で保持するための挿通孔を設けるとともに、前記挿通孔内に、前記圧着端子を挿通させた際に前記圧着端子に係合する係合部を設けたことを特徴とする圧着端子ホルダ。

【図1】
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【図2】
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【図3】
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【図4】
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【図5】
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【図6】
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【図7】
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【図8】
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【図9】
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【図10】
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【公開番号】特開2011−171066(P2011−171066A)
【公開日】平成23年9月1日(2011.9.1)
【国際特許分類】
【出願番号】特願2010−32679(P2010−32679)
【出願日】平成22年2月17日(2010.2.17)
【出願人】(000124591)河村電器産業株式会社 (857)
【Fターム(参考)】