説明

情報伝送システム及び携帯カメラ端末

【課題】所望の対象者をもれなく確実に撮像して閲覧者に提供可能とする。
【解決手段】複数の監視対象者21〜2iに識別情報を表示する識別情報エリア31Cが設けられた携帯カメラ端末31〜3iをそれぞれ取着し、この携帯カメラ端末31〜3iによりそれぞれ撮像を行う。携帯カメラ端末31は、ユーザ端末PC1により自身のIPアドレスを受信すると、撮像中の映像に含まれる上記識別情報を認識する。そして、アドレス変換テーブル15aにアクセスして、この認識された識別情報を対応する携帯カメラ端末にアクセスするためのアドレスに変換する。このようにして、監視対象者21により撮像された映像と共に変換されたIPアドレスを要求元のユーザ端末PC1に送信するようにしたものである。

【発明の詳細な説明】
【技術分野】
【0001】
この発明は、例えば幼稚園や老人ホーム等において、園児や老人等の状況をカメラにより監視する機能を備えた情報伝送システムと、このシステムで使用される携帯カメラ端末に関する。
【背景技術】
【0002】
近年、インターネットやLAN(Local Area Network)などの各種ネットワークを介して、撮影した映像を配信するWebカメラやネットワークカメラへの関心が高まっている。これらのカメラ映像は、ネットワークに接続されたパーソナル・コンピュータ等からブラウザソフトウェアを用いることで簡単に見ることが可能で、居ながらにして遠隔地のリアルな映像を閲覧することができる。例えば、幼稚園や保育園、託児所などにWebカメラやネットワークカメラを設置して、子供の様子を家庭や職場からモニタリングするシステムが提供されている(例えば、特許文献1または特許文献2を参照。)。
【0003】
【特許文献1】特開2002−269209公報
【特許文献2】特開2003−179912公報
【発明の開示】
【発明が解決しようとする課題】
【0004】
ところが、従来の監視システムでは、カメラが固定的に設置されているため、監視対象者を固定されたアングルでしか撮像できない。このため、所望の監視対象者がカメラの死角に入って撮像されず、確認できない場合がある。また、撮像されていても、監視対象者が他の監視対象者の陰に隠れてしまったり、小さくて見つけ難いこともあり、確認作業に時間を要する場合がある。
【0005】
この発明は上記事情に着目してなされたもので、その目的とするところは、所望の対象者をもれなく確実に撮像して閲覧者に提供可能とした情報伝送システム及び携帯カメラ端末を提供することである。
【課題を解決するための手段】
【0006】
上記目的を達成するためにこの発明は、複数の対象者にそれぞれ取着された携帯カメラ端末と、これらの携帯カメラ端末に対し通信ネットワークを介して接続可能な外部端末とを具備する情報伝送システムであって、上記携帯カメラ端末は、自端末又は当該端末が取着される対象者の識別情報を表示する識別情報表示部と、対向する対象者及びこの対象者に取着された携帯カメラ端末を被写体として撮像する撮像部を備える。そして、上記外部端末から自端末宛ての情報送信要求が送られた場合に、上記撮像された被写体の画像を含む情報を上記要求元の外部端末へ送信する。一方外部端末は、上記携帯カメラ端末から送信された情報を受信する手段と、上記受信された情報に含まれる被写体の画像から、当該被写体の携帯カメラ端末の識別情報表示部に表示された識別情報を画像認識処理により検出する。そして、この検出された識別情報を、上記被写体の携帯カメラ端末に対しアクセスするためのアクセス情報に変換し、変換されたアクセス情報に基づいて、上記被写体の携帯カメラ端末に対して画像送信要求を送信するようにしたものである。
このように構成することにより、対象者の移動に撮像範囲が追従するため、対象者が自由に移動しても、監視者はもれなく確実に監視することが可能となる。また、対象者が撮像された画像にアクセスする情報も得られるため、所望の対象者を瞬時に確認することができる。
【0007】
またこの発明は、複数の対象者にそれぞれ取着され、外部端末に対して通信ネットワークを介して接続可能な携帯カメラ端末であって、自端末またはこの端末が取着される対象者の識別情報を表示する識別情報表示部と、対向する対象者及びこの対象者に取着された携帯カメラ端末を被写体として撮像する撮像部を備える。そして、上記外部端末から自端末宛ての画像送信要求が送られた場合に、上記撮像部により撮像された被写体の画像から、この被写体の携帯カメラ端末の識別情報表示部に表示された識別情報を画像認識処理により検出する。この検出された識別情報を上記被写体の携帯カメラ端末に対しアクセスするためのアクセス情報に変換する。そして、変換されたアクセス情報を上記撮像された被写体の画像とともに要求元の外部端末へ送信するようにしたものである。
このように構成しても、対象者の移動に撮像範囲が追従するため、対象者が自由に移動しても、監視者はもれなく確実に監視することが可能となる。また、対象者が撮像された画像にアクセスする情報も得られるため、所望の対象者を瞬時に確認することができる。
【発明の効果】
【0008】
したがってこの発明によれば、所望の対象者をもれなく確実に撮像して閲覧者に提供可能とした情報伝送システム及び携帯カメラ端末を提供することができる。
【発明を実施するための最良の形態】
【0009】
図1は、この発明に係わる情報伝送システム及び携帯カメラ端末を用いた監視システムの一実施形態を示す概略構成図である。このシステムは、監視対象者21〜2iに取着された携帯カメラ端末31〜3i、通信ネットワークNW、ユーザ端末PC1〜PCn及び携帯電話MPを備える。
【0010】
ユーザ端末PC1〜PCnは例えばパーソナル・コンピュータにより構成され、ブラウザソフトウェアを備えている。通信ネットワークNWは、例えばLAN、或いはインターネットに代表されるコンピュータ・ネットワークとこのコンピュータ・ネットワークと端末との間を接続するための加入者網とから構成される。また、携帯カメラ端末31〜3i及び携帯電話MPは、ワイヤレス通信を介して携帯電話加入者網にアクセスし、上記コンピュータ・ネットワークにそれぞれ接続される。かくして、上記携帯カメラ端末31〜3iにより生成された監視データは、通信ネットワークNWに接続されたユーザ端末PC1〜PCn及び携帯電話MPに配信される。
【0011】
監視対象者21〜2iは、例えば、幼稚園や保育園などの園児であり、携帯カメラ端末31〜3iは名札のように園児の前面に取り付けられる。図2に携帯カメラ端末31の外観を示す。携帯カメラ端末31〜3iは、携帯カメラ端末31と同一の構成であるため、これ以下は携帯カメラ端末31について説明する。
【0012】
携帯カメラ端末31は名札型の外観であり、カメラ31A、名前記入エリア31B及び識別情報エリア31Cを備える。カメラ31Aは、例えばピンホールレンズ付きCCDカメラにより構成される。名前記入エリア31Bには既存の名札のように監視対象者である園児の幼稚園名やクラス名、名前などが記載される。識別情報エリア31Cは、監視対象者ごとに固有の個別識別情報(以下、IDと呼称する)を含み、例えば図2のように番号が表示される。
【0013】
図3は、携帯カメラ端末31の機能構成を示すブロック図である。携帯カメラ端末31は、マイクロプロセッサなどのCPU(Central Processing Unit)11を備える。このCPU11には、バス12を介して、プログラムメモリ13、データメモリ15が接続され、さらにRF(Radio Frequency)インタフェース14、カメラインタフェース17及びGPS(Global Positioning System)受信機18が接続される。
【0014】
RFインタフェース14は、アンテナ14aを備え、無線通信のための変調及び復調を行う。そして、携帯電話加入者網を経由して、インターネットやLANなどの通信ネットワークNWに接続される。なお、アンテナ14aは園児に危険を及ぼすことのないよう内蔵構成になっているものが適する。
【0015】
カメラインタフェース17は、CPU11制御の下、カメラ31Aにより撮像された映像を取り込む機能を有する。GPS受信機18は、GPS衛星から発信される電波を利用して携帯カメラ端末31の位置を測定する。また、電源16は、例えばリチウムイオン電池などから構成され、上記各部に電源を供給する。
【0016】
プログラムメモリ13は、画像圧縮プログラム13a、位置検出プログラム13b、配信サーバプログラム13c、及びID認識プログラム13dから構成される。画像圧縮プログラム13aは、ネットワークの負荷を軽減し、配信を効率的に行うためにディジタル処理によりカメラインタフェース17を介して取り込まれた映像のデータ量を圧縮削減する。この画像圧縮方式には、例えばM−JPEG(Motion-JPEG)などが利用可能である。位置検出プログラム13bは、GPS受信機18を利用して、携帯カメラ端末31の位置を検出する。なお、GPS受信機18により取得された緯度経度情報を住所等に変換する機能を有するように構成しても良い。
【0017】
また、配信サーバプログラム13cは、ユーザ端末PC1〜PCn及び携帯電話MPから通信ネットワークNWを介して送信された配信要求を受信して、この配信要求に応じて作成された監視データを要求元に対して送信する。ID認識プログラム13dは、カメラ31Aにより撮像された映像に含まれる携帯カメラ端末31〜3iの識別情報エリア31C〜3iCに表示されたIDを画像認識処理により認識する。
【0018】
また、データメモリ15は、記憶媒体として例えばRAMまたはハードディスクなどを使用する。データメモリ15は、アドレス変換テーブル15aを記憶する。アドレス変換テーブル15aは、図4に示すように監視対象者21〜2iのID(1〜i)とIPアドレス(AD1〜ADi)とを対応付けて記憶する。
【0019】
以上のように構成された携帯カメラ端末31の動作について説明する。図5は、携帯カメラ端末31による監視データ配信の処理手順と処理内容を示すフローチャートである。
ここで、監視対象者21と監視対象者22は、向かい合わせの状態にあり、それぞれに取着された携帯カメラ端末31,32により、お互いを撮像し合っているものとする。この状態で、監視対象者21の監視者はユーザ端末PC1により、携帯カメラ端末31に対応するIPアドレス(AD1)にアクセスして、監視データ送信を要求する。
【0020】
携帯カメラ端末31のCPU11は、IPアドレス(AD1)をアンテナ14aにより受信し、RFインタフェース14において復調する。そして、ステップS5aにおいて、常駐プログラムとして動作している配信サーバプログラム13cは、IPアドレス(AD1)を受信する。そして、携帯カメラ端末31のCPU11は、位置検出プログラム13bを実行し、携帯カメラ端末31が存在する現在の位置情報を検出する。
【0021】
次に、携帯カメラ端末31のCPU11は、ID認識プログラム13dを実行する。先ず、ステップS5bにより、携帯カメラ端末31のカメラインタフェース17から取り込まれたカメラ映像を一時記憶メモリに読み出す。この読み出されたカメラ映像には、監視対象者21に対向する監視対象者22が含まれている。次にステップS5cにより、監視対象者22が取着する携帯カメラ端末32に設けられた識別情報記入エリア32Cを画像認識することによりID(2)を認識する。そして、ステップS5dにおいて、データメモリ15に設けられたアドレス変換テーブル15aにアクセスし、認識されたID(2)を対応するIPアドレス(AD2)に変換する。
【0022】
こうして、ステップS5eにより、配信サーバプログラム13cは、ステップS5bで取り込まれたカメラ映像を画像圧縮プログラム13aにより圧縮したカメラ映像と共に、上記変換されたIPアドレス(AD2)を要求元のユーザ端末PC1に送信する。
【0023】
一方、ユーザ端末PC1では、ブラウザソフトウェアを利用して監視対象者21が撮像しているカメラ映像を閲覧することができる。また、受信した監視対象者22のIPアドレス(AD2)にアクセスすることにより、監視対象者21が撮像されている携帯カメラ端末32のカメラ映像を閲覧することが可能である。
【0024】
なお、ステップS5eにおいて、配信サーバプログラム13cが、さらに位置検出プログラム13bにより測定された位置情報を共に配信するようことで、ユーザ端末PC1において、監視対象者21が取着する携帯カメラ端末31が撮像している場所を特定することができる。
【0025】
以上述べたようにこの実施形態は、複数の監視対象者21〜2iに識別情報を表示する識別情報エリア31Cが設けられた携帯カメラ端末31〜3iをそれぞれ取着し、この携帯カメラ端末31〜3iによりそれぞれ撮像を行う。携帯カメラ端末31は、ユーザ端末PC1により自身のIPアドレスを受信すると、撮像中の映像に含まれる上記識別情報を認識する。そして、アドレス変換テーブル15aにアクセスして、この認識された識別情報を対応する携帯カメラ端末にアクセスするためのアドレスに変換する。このようにして、監視対象者21により撮像された映像と共に変換されたIPアドレスを要求元のユーザ端末PC1に送信するようにしたものである。
【0026】
したがって、この実施形態によれば、所望の監視対象者をもれなく確実に撮像して閲覧者に提供可能とした情報伝送システム及び携帯カメラ端末を提供することができる。監視対象者の移動に撮像範囲が追従するため、監視対象者が自由に移動しても、監視者は常に簡単な操作で監視対象者が撮像した映像を確認することができる。また、監視対象者が撮像された画像にアクセスする情報も得られるため、所望の監視対象者の状態を瞬時に確認することができる。このため、監視者に安心感を与え、監視対象者である園児の迷子や犯罪に巻き込まれる危険性が軽減される。
【0027】
なお、この発明は、上記実施形態に限定されるものではない。例えば、識別情報記入エリア31Aに記入される識別情報は、監視対象者をそれぞれ識別できればよく、数字に限らず、絵や文字などを利用しても良い。また、識別情報記入エリア31Aを削除し、名前記入エリア31Bに記入されるクラスや名前の組み合わせにより識別するようにしても良い。
【0028】
また、それぞれの携帯カメラ端末31〜3iが撮像するカメラ映像に位置検出プログラム13bにより検出した住所等の位置情報をテロップのように重ねて表示するようにしても良い。このようにすると、監視対象者21〜2iが何処を撮像しているのかを容易に認識することができる。
【0029】
さらに、前記実施形態では携帯カメラ端末31〜3iにアドレス変換テーブル15a及びID認識プログラム13dを設けた場合を例にとって説明したが、アドレス変換テーブル15a及びID認識プログラム13dをユーザ端末PC1〜PCn及び携帯電話MPに備えるようにしてもよい。また、上記アドレス変換テーブル15a及びID認識プログラム13dを、通信ネットワーク上に設けられるプロバイダサーバや、ゲートウエイやルータ等のネットワーク機器に設けるようにすることも可能である。
【0030】
さらに、この発明の携帯カメラ端末は、監視対象者が取着するものであるため、小型かつ薄型であり、堅牢、軽量及び防水などの特徴を持たせるとさらに好適である。
この実施形態では、監視対象者として保育園や幼稚園などの園児を想定したが、例えば、老人ホームにいる高齢者の様子をモニタリングしたり、ペット預かり所に預けられたペットの監視など様々な用途に利用することができる。
【0031】
さらに、携帯カメラ端末により撮像される画像としては、静止画であってもよく、また準動画或いは動画であってもよい。また、伝送対象の情報としては、画像データに限らず、音声データや各種制御データを加えた、いわゆるマルチメディア情報であってもよい。その他、アドレス変換テーブル15aの構成や記憶する項目、プログラムメモリ13に格納される各プログラムの処理手順とその処理内容についても、この発明の要旨を逸脱しない範囲で種々変形して実施できる。
【0032】
要するにこの発明は、上記実施形態そのままに限定されるものではなく、実施段階ではその要旨を逸脱しない範囲で構成要素を変形して具体化できる。また、上記実施形態に開示されている複数の構成要素の適宜な組み合せにより種々の発明を形成できる。例えば、実施形態に示される全構成要素から幾つかの構成要素を削除してもよい。さらに、異なる実施形態に亘る構成要素を適宜組み合せてもよい。
【図面の簡単な説明】
【0033】
【図1】この発明の一実施形態に係わる情報伝送システム及び携帯カメラ端末を用いた監視システムの概略構成図。
【図2】携帯カメラ端末の外観を示す図。
【図3】図2に示す携帯カメラ端末の機能構成を示すブロック図。
【図4】図3に示す携帯カメラ端末に設けられるアドレス変換テーブルの構成を示す図。
【図5】図3に示す携帯カメラ端末による監視データ配信の処理手順と処理内容を示すフローチャート。
【符号の説明】
【0034】
21〜2i…監視対象者、31〜3i…携帯カメラ端末、NW…ネットワーク、PC1〜PCn…ユーザ端末、MP…携帯電話、31A…カメラ、31B…名前記入エリア、31C…識別情報エリア、11…CPU、12…バス、13…プログラムメモリ、13a…画像圧縮プログラム、13b…位置検出プログラム、13c…配信サーバプログラム、13d…ID認識プログラム、14…RFインタフェース、14a…アンテナ、15…データメモリ、15a…アドレス変換テーブル、16…電源、17…カメラインタフェース、18…GPS受信機。

【特許請求の範囲】
【請求項1】
複数の対象者にそれぞれ取着された携帯カメラ端末と、これらの携帯カメラ端末に対し通信ネットワークを介して接続可能な外部端末とを具備する情報伝送システムであって、
前記携帯カメラ端末は、
自端末又は当該端末が取着される対象者の識別情報を表示する識別情報表示部と、
対向する対象者及びこの対象者に取着された携帯カメラ端末を被写体として撮像する撮像部と、
前記外部端末から自端末宛ての情報送信要求が送られた場合に、前記撮像された被写体の画像を含む情報を前記要求元の外部端末へ送信する手段と
を具備し、
前記外部端末は、
前記携帯カメラ端末から送信された前記情報を受信する手段と、
前記受信された情報に含まれる被写体の画像から、当該被写体に取着された携帯カメラ端末の識別情報表示部に表示された識別情報を画像認識処理により検出する手段と、
前記検出された識別情報を、前記被写体の携帯カメラ端末に対しアクセスするためのアクセス情報に変換する手段と、
前記変換されたアクセス情報に基づいて、前記被写体の携帯カメラ端末に対して情報送信要求を送信する手段と
を備えることを特徴とする情報伝送システム。
【請求項2】
複数の対象者にそれぞれ取着され、外部端末に対し通信ネットワークを介して接続可能な携帯カメラ端末であって、
自端末又は当該端末が取着される対象者の識別情報を表示する識別情報表示部と、
対向する対象者及びこの対象者に取着された携帯カメラ端末を被写体として撮像する撮像部と、
前記外部端末から自端末宛ての画像送信要求が送られた場合に、前記撮像された被写体の画像を前記要求元の外部端末へ送信する手段と、
前記撮像部により撮像された前記被写体の画像から、当該被写体に取着された携帯カメラ端末の識別情報表示部に表示された識別情報を画像認識処理により検出する手段と、
前記検出された識別情報を、前記被写体の携帯カメラ端末に対しアクセスするためのアクセス情報に変換する手段と、
前記変換されたアクセス情報を、前記撮像された被写体の画像と共に前記要求元の外部端末へ送信する手段と
を具備することを特徴とする携帯カメラ端末。

【図1】
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【図2】
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【図3】
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【図4】
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【図5】
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【公開番号】特開2006−101027(P2006−101027A)
【公開日】平成18年4月13日(2006.4.13)
【国際特許分類】
【出願番号】特願2004−282603(P2004−282603)
【出願日】平成16年9月28日(2004.9.28)
【出願人】(000001122)株式会社日立国際電気 (5,007)
【Fターム(参考)】