説明

情報処理装置

【課題】割引制度の適用要件は複雑であるので、ユーザは、割引制度が適用可能な状態にあっても、割引制度の適用を受ける権利を見逃してしまう傾向にあったこと。
【解決手段】車両が有料道路に存在する場合、「特典案内」を表す操作釦が表示される。指等が操作釦に接触すると、車両による有料道路の現利用状況は有料道路の利用に係る特典が発生するための発生条件を満たすか否かが表示される。現在時刻が時間条件に該当しない場合であっても、SA・PAで休憩がなされれば、通過予定時刻が時間条件に該当しうる場合、時間条件「0:00〜4:00」が表示される。また、所沢I.C及び鶴ヶ島I.Cでは、通過予定時刻が時間条件に該当しないので、所沢I.C及び鶴ヶ島I.Cの手前にそれぞれ設けられた三芳PA及び高坂SAについての案内が表示される。

【発明の詳細な説明】
【技術分野】
【0001】
本発明は、移動体及び有料道路に係る情報を処理する情報処理装置に関するものであって、より詳しくは、ナビゲーション装置等に関するものである。
【背景技術】
【0002】
近年、ETC(Electronic Toll Collection sysytem)の利用者を対象にした割引制度が提供されている(非特許文献1を参照)。
【0003】
当該割引制度を考慮した技術として、割引を考慮して通行料金を算出する車両用情報案内装置(特許文献1を参照)や割引を経路探索コストに反映するナビゲーション装置(特許文献2を参照)等が知られている。
【非特許文献1】「ドラなび ETC深夜割引 深夜割引の適用判定例(全ての普通車の料金)」[URL:http://www.nexco.ne.jp/night_discount/tekiyou.html 平成18年5月22日検索]
【特許文献1】特開2005−18427号公報(段落0040乃至0044、図3)
【特許文献2】特開2005−77333号公報(段落0045乃至0049、図9)
【発明の開示】
【発明が解決しようとする課題】
【0004】
背景技術によれば、有料道路に係る入口及び出口並びにこれらの通過時刻が予め定められなければ、ユーザに対して割引適用の有無を把握させることができなかった。また、割引制度の適用要件は複雑であるので、ユーザは、割引制度が適用可能な状態にあっても、割引制度の適用を受ける権利を見逃してしまう傾向にあった。
【課題を解決するための手段】
【0005】
本発明に係る情報処理装置は、有料道路の利用に係る特典が発生するための発生条件及び移動体による有料道路の現利用状況を処理する情報処理装置であって、前記特典が発生するか否かが前記発生条件及び前記現利用状況によって確定されない場合、確定がされていない旨の未確定案内を出力装置に出力させる処理部を備えるものである。本発明における字句の解釈は、次のとおりである。
【0006】
「有料道路」とは、利用料金が課される道路であればよい。例えば、高速道路やバイパス等がある。
【0007】
「有料道路の利用に係る特典」とは、道路を利用する者に有利なものであればよい。例えば、利用料金の割引や利用ポイント(いわゆるマイレッジ)の加算などがある。
【0008】
「発生条件」とは、特典が発生するための条件として道路管理者が規定したものである。例えば、有料道路での滞在期間、有料道路に係る特定の出入口(緯度経度や名称など)、出入口の通過時刻や車種などがある。
【0009】
「現利用状況」とは、「発生条件」との対比が可能な要素を含んでいれば足りる。例えば、現在時刻、現在位置(緯度経度や名称など)や車種などがある。
【0010】
「確定されない場合」の具体例として、次のものがある。「発生条件」が有料道路での滞在期間(例えば、0:00から4:00まで)で定義されている場合において、現在時刻(例えば、23:30)は有料道路での滞在期間に該当しないが、出口通過予定時刻(例えば、0:42)は有料道路での滞在期間に該当する場合がある。また、「発生条件」が有料道路に係る特定の入口及び出口で定義されている場合において、現在位置は有料道路に係る特定の入口に該当するが、出口の候補の何れかが有料道路に係る特定の出口に該当しない場合がある。
【0011】
「確定がされていない旨の未確定案内」とは、特典が発生するか否かが確定されていないことをユーザに伝えるものであればよい。「未確定案内」は、好ましくは、満たすべき「発生条件」を内容とする。また、確定がなされた状態と確定がなされていない状態とで、表示態様(文字、色や輝度など)や音声態様(音声や大きさなど)等が異なってもよい。さらに、「未確定案内」は、「前記特典が発生する可能性がある旨の案内」又は「前記特典が発生しない可能性がある旨の案内」であってもよい。これらの案内は、HDD等の記憶装置に予め記憶されたものである。
【0012】
「出力装置」とは、未確定案内などを出力し得る装置であれば足り、情報処理装置に備えられているか否かを問わない。具体的には、スピーカ、表示装置や振動発生装置などがある。
【0013】
「処理部」とは、ハードウエア又はソフトウエアとハードウエアとの協働によって具体的な処理を実現するための部位である。
【0014】
「処理部」は、好ましくは、前記発生条件が始期及び終期によって定義され、かつ、前記現利用状況が現在時刻である場合、前記現在時刻が前記始期よりも前の時刻であれば、有料道路に設けられた待機用施設に係る施設案内を前記出力装置に出力させる。ここで、「前記現在時刻が前記始期よりも前の時刻であれば」の具体例として、現在時刻(例えば、23:30)は有料道路での滞在期間(0:00から4;00)に該当しないことが挙げられる。「有料道路に設けられた待機用施設」とは、好ましくは、サービスエリアやパーキングエリアなどである。
【0015】
「処理部」は、好ましくは、前記現在状況が前記発生条件に該当する場合、発生が確定した旨の発生確定案内を前記出力装置に出力させるものである。「発生確定案内」は、好ましくは、特典内容である。この案内は、HDD等の記憶装置に予め記憶されたものである。
【発明の効果】
【0016】
本発明は、特典が発生するか否かが確定がされていない旨を案内することによって、ユーザに対して特典が発生しうる状態を把握させることができるという効果を有する。
【発明を実施するための最良の形態】
【0017】
本発明に係る情報処理装置を実施するための最良の形態は、図1乃至図7で示される。
【0018】
<表示例>本実施の形態に係る表示例は、図1乃至図3で示される。車両(「移動体」に相当する)が有料道路に存在する場合、「特典案内」を表す操作釦が表示される(図1参照)。指等が操作釦に接触すると、車両による有料道路の現利用状況は有料道路の利用に係る特典が発生するための発生条件を満たすか否かが表示される(図2及び図3参照)。これらの表示例では、「有料道路」は関越自動車道である。また、「特典」は深夜割引である。また、「発生条件」は時間条件である。さらに、「現利用状況」は現在時刻である。
【0019】
時間条件は、「0:00(「始期」に相当する)から4:00(「終期」に相当する)までに利用すること」であるので、現在時刻が22:30であれば、時間条件は満たされない。しかも、東松山インターチェンジ(以下、I.Cという)I.C、鶴ヶ島I.C及び所沢I.Cについて、それぞれの通過予定時刻は22:46、22:56及び23:56であるので、時間条件は満たされない。もっとも、現在時刻及び通過予定時刻が時間条件に該当しない場合であっても、サービスエリア(以下、SAという)やパーキングエリア(以下、PAという)等(「待機用施設」に相当する)で休憩がなされれば、通過予定時刻が時間条件に該当しうる。そこで、休憩がなされれば、通過予定時刻が時間条件に該当しうる場合、時間条件「0:00〜4:00」(「未確定案内」に相当する)が表示される(図2参照)。また、所沢I.C及び鶴ヶ島I.Cでは、通過予定時刻が時間条件に該当しないので、所沢I.C及び鶴ヶ島I.Cの手前にそれぞれ設けられた三芳PA及び高坂SAについての案内(「施設案内」に相当する)が表示される(図2参照)。
【0020】
三芳PAで休憩がなされ、現在時刻が24:01となった場合、現在時刻は時間条件に該当するので、深夜割引確定の旨(「発生確定案内」に相当する)が表示される(図3を参照)。また、所沢I.C及び鶴ヶ島I.Cの手前にそれぞれ設けられた三芳PA及び高坂SAについて、それらの案内は表示されない(消去される)(図3を参照)。
【0021】
本実施の形態に係る表示例は、以下で説明されるハードウエア及びソフトウエアによって実現される。
【0022】
<ハードウエア構成>本実施の形態に係る情報処理装置1のハードウエア構成は、図4で示される。情報処理装置1は、I/O2、ROM3、HDD4、CPU5、RAM6、描画IC7、VRAM8、音声IC9及びGPSレシーバ10を備えている。これらのデバイスは、バスで接続されている。
【0023】
I/O2には、方位センサ11、車速センサ12、タッチパネル13、スピーカ(「出力装置」に相当する)21、表示装置(「出力装置」に相当する)22及びETC車載器30が接続されている。
【0024】
ROM3には、起動時や緊急時などに必要な基本プログラム(例えば、BIOS)が記憶されている。
【0025】
HDD4には、特典データベース(以下、データベースは「DB」と略して称される)、探索DB等、案内用画像や操作釦画像等の各種データが記憶されている。特典DBの主キーは、探索DBの一属性である道路IDである(図5参照)。
【0026】
HDD4には、さらに、特典プログラムや探索用プログラム等の各種プログラムが記憶されている。ここで、特典プログラムは、判定処理に係るプログラムを含んでいる。判定処理に係るプログラムは、特典DBの一属性である判定パターンに対応付けられている。
【0027】
RAM6には、各種プログラムや各種データ等が展開される領域、I/O2を介して入力されたデータ、CPU5による処理で得られたデータ、GPSレシーバ10によって得られるデータ等が記憶される領域が設けられている。
【0028】
VRAM8には、画像が展開される領域が設けられている。画像は、描画IC7によってVRAM8に展開される。また、展開された画像は、描画IC7によって表示装置22に順次出力される。
【0029】
<特典処理>本実施に形態に係る特典処理は、CPU7がHDD4からRAM6に展開された特典用プログラム等を実行することで実現される。実行条件は、タッチパネル13の出力値から求められる接触座標と操作釦の表示座標とが一致し、かつ、ETC車載器30が動作していることである。ここで、操作釦は、GPSレシーバ10によって得られる現在位置が探索DBに含まれる有料道路に補正されたこと、又は、ETC車載器30が通信を開始したことを条件として、表示される。本実施の形態に係る特典処理の流れは、図6で示される。
【0030】
現利用状況と発生条件との比較結果を得るための判定処理が呼び出される(S1)。判定処理は、発生条件に含まれる時間条件や出入口条件等によって異なる。したがって、判定処理の具体例は、次のとおりである。現在位置に係る道路IDが、RAM6に記憶された現在位置及びRAM6に記憶された探索DBを用いて得られる。そして、得られた道路IDは、RAM6に記憶される。道路IDがRAM6に記憶されると、判定処理パターンは、RAM6に記憶された道路ID及びRAM6に記憶された特典DBを用いて得られる。判定処理パターンが得られると、このパターンに対応付けられた判定処理が呼び出される。
【0031】
ステップS2で呼び出された判定処理が実行される(S2)。この処理では、発生確定、発生未確定及び不発生確定の何れか1つが判定結果としてRAM6(又はCPU5のレジスタ)に記憶される。
【0032】
ステップS2での判定結果がRAM6(又はCPU5のレジスタ)に記憶されると、この判定結果が発生確定か否かが判定される(S3)。
【0033】
ステップS3で判定結果が発生確定であるとの判定がなされると(S3の「y」)、表示装置22に対して発生確定案内を表示させるための命令が出力される(S4)。この命令によって、描画IC7は、案内用画像のうち発生確定案内をVRAM8に展開し、VRAM8に展開された画像を表示装置22に順次出力する。これによって、「深夜割引確定」という表示が得られる(図3参照)。
【0034】
他方、ステップS3で判定結果が発生確定ではないとの判定がなされると(S3の「n」)、ステップS2での判定結果が発生未確定か否かが判定される(S5)。
【0035】
ステップS5で判定結果が発生未確定であるとの判定がなされると(S5の「y」)、表示装置22に対して発生未確定案内及び施設案内を表示させるための命令が出力される(S6)。この命令によって、描画IC7は、案内用画像のうち発生未確定案内及び施設案内をVRAM8に展開し、VRAM8に展開された画像を表示装置22に順次出力する。これによって、未確定案内として、「深夜割引条件0:00〜4:00」という時間条件(発生条件)が表示される(図2参照)。また、「高坂SA」及び「三芳PA」という施設案内が表示される(図2参照)。
【0036】
ステップS5で判定結果が発生未確定ではないとの判定がなされると(S5の「n」)、不発生が確定しているので、表示装置22に対して不発生確定の旨を表示させるための命令が出力される(S7)。これによって、最終的に、不発生確定の旨が表示される。
【0037】
<判定処理>本実施の形態に係る判定処理は、図7で示される。本実施の形態では、判定処理パターンは、現在時刻tpが始期tbから終期teまでの範囲に含まれるか否かを判定するためのものであるとする。すなわち、時間条件のみが考慮される判定パターンに対応する判定処理が呼び出されている。
【0038】
この判定処理では、GPSレシーバ10で得られる現在時刻tpとRAM6に記憶された始期tb(図5参照)とが比較される(S11)。ここで、現在時刻tpを含む各時刻は、それぞれ24時間制で扱われる。
【0039】
ステップS11で現在時刻tpが始期tb以上であれば(S11の「≧」)、RAM6に記憶された現在時刻tpとRAM6に記憶された周期teとが比較される(S12)。
【0040】
ステップS12で現在時刻tpが終期te以下であれば(S12の「≦」)、現在時刻tpは時間条件を満たすので、発生確定の旨がRAM6(又はCPU5のレジスタ)に記憶される(S13)。
【0041】
ステップS12で現在時刻tpが終期teより大きければ(S12の「>」)、始期tbと「0:00」とが比較される(S14)。この手続は、現在時刻tpが「23:59」であり、始期tbが「0:00」であれば、発生可能性があると判定するためのものである。
【0042】
ステップS14で始期tbと「0:00」とが一致しなければ(S14の「≠」)、車両が有料道路内で終日停車しない限り、現在時刻tpは時間条件を満たさないので、不発生確定の旨がRAM6(又はCPU5のレジスタ)に記憶される(S15)。
【0043】
ステップS14で始期tbと「0:00」とが一致すれば(S14の「=」)、将来の時刻が時間条件を満たしうるので、発生未確定の旨がRAM6(又はCPU5のレジスタ)に記憶される(S16)。また、ステップS11で現在時刻tpが始期tbより小さければ(S11の「<」)、将来の時刻が時間条件を満たしうるので、発生未確定の旨がRAM6(又はCPU5のレジスタ)に記憶される。
【0044】
各判定結果がRAM6(又はCPU5のレジスタ)記憶されると、判定処理は終了する。
【0045】
<本実施の形態における効果>本実施の形態によれば、休憩がなされれば、休憩後に到来する時刻が時間条件を満たしうる場合、時間条件が表示される(図2参照)ので、ユーザに対して割引が発生しうる状態を把握させることができる。
【0046】
本実施の形態によれば、休憩がなされれば、休憩後に到来する時刻が時間条件を満たしうる場合、休憩すべき施設案内が表示される(図2参照)ので、ユーザに対して割引の恩恵を享受させることができる。
【0047】
本実施の形態によれば、現在時刻tpは時間条件[tb,te]に該当すれば、発生確定案内が表示される(図3を参照)ので、ユーザに対して割引が発生していることを把握させることができる。
【0048】
<変形例1>図1で示される表示例は、出口となるI.Cが特定されていない場合に係るものである。練馬I.Cが出口となるI.Cとして特定されていれば、練馬I.Cにおける通過予定時刻23:56が時間条件「0:00〜4:00」とともに表示されてもよい。このとき、練馬I.Cの手前にある三芳PA及び高坂SAについて、それらに係る施設案内が表示される。仮に、三芳PA又は高坂SAで休憩がなされ、現在時刻が24:01になれば、時間条件が満たされるので、発生確定案内が表示される。そして、練馬I.Cの手前に設けられた三芳PA及び高坂SAについて、それらに係る施設案内が消去される。さらに、発生確定案内は、練馬I.Cに係る画像の表示態様を異ならせることで示されてもよい。
【0049】
<変形例2>本実施の形態では、発生確定案内は、「深夜割引確定」(図3)である。もっとも、発生確定案内は、発生している割引の内容(「特典内容」に相当する)であってもよい。
【0050】
<変形例3>本実施の形態では、特定の判定処理パターンに対応する判定処理が、開示されている。もっとも、前述の「ドラなび」には、多種多用な特典が開示されている。したがって、当業者は、時間条件の他に、出入口条件等を特典DBに追加(図5参照)すればよい。また、当業者は、出入口条件等を考慮して、判定処理パターン及びこれに対応する判定処理を適宜作成すればよい。
【0051】
<変形例4>本実施の形態では、「未確定案内」として「時間条件」(発生条件)が出力されている。もっとも、「未確定案内」は、「次のICで降りれば、通勤割引の発生が確定します」(「前記特典が発生する可能性がある旨の案内」に相当する)又は「次のICで降りなければ、通勤割引の不発生が確定します」(「前記特典が発生しない可能性がある旨の案内」に相当する)であってもよい。これらの案内は、HDD4に予め用意されることになる。
【0052】
<変形例5>本実施の形態では、各種案内は、表示装置22で表示されているが、スピーカ21で出力されてもよい。
【産業上の利用可能性】
【0053】
本発明は、ユーザに対して特典が発生しうる状態を把握させることができるという効果を有し、ナビゲーション装置等に有用である。
【図面の簡単な説明】
【0054】
【図1】本実施の形態に係る表示例(操作釦)を示す図
【図2】本実施の形態に係る表示例(未確定案内)を示す図
【図3】本実施の形態に係る表示例(発生確定案内)を示す図
【図4】本実施の形態に係る情報処理装置のハードウエア構成を示す図
【図5】本実施の形態に係る特典データベースの構造を示す図
【図6】本実施の形態における特典処理の流れを示す図
【図7】本実施の形態における判定処理の流れを示す図
【符号の説明】
【0055】
1 情報処理装置
5 CPU(処理部)
6 RAM(処理部)
7 描画IC(処理部)
8 VRAM(処理部)
22 表示装置(出力装置)

【特許請求の範囲】
【請求項1】
有料道路の利用に係る特典が発生するための発生条件及び移動体による有料道路の現利用状況を処理する情報処理装置であって、
前記特典が発生するか否かが前記発生条件及び前記現利用状況によって確定されない場合、確定がされていない旨の未確定案内を出力装置に出力させる処理部を備える情報処理装置。
【請求項2】
前記処理部は、前記未確定案内として前記発生条件を前記出力装置に出力させることを特徴とする請求項1に記載の情報処理装置。
【請求項3】
前記処理部は、前記未確定案内として前記特典が発生する可能性がある旨の案内又は前記特典が発生しない可能性がある旨の案内を前記出力装置に出力させることを特徴とする請求項1に記載の情報処理装置。
【請求項4】
前記処理部は、前記発生条件が始期及び終期によって定義され、かつ、前記現利用状況が現在時刻である場合、前記現在時刻が前記始期よりも前の時刻であれば、有料道路に設けられた待機用施設に係る施設案内を前記出力装置に出力させることを特徴とする請求項1に記載の情報処理装置。
【請求項5】
前記処理部は、前記現在状況が前記発生条件に該当する場合、発生が確定した旨の発生確定案内を前記出力装置に出力させることを特徴とする請求項1に記載の情報処理装置。
【請求項6】
前記処理部は、前記発生確定案内として特典内容を前記出力装置に出力させることを特徴とする請求項5に記載の情報処理装置。

【図1】
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【図2】
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【図3】
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【図4】
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【図5】
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【図6】
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【図7】
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【公開番号】特開2008−39578(P2008−39578A)
【公開日】平成20年2月21日(2008.2.21)
【国際特許分類】
【出願番号】特願2006−214112(P2006−214112)
【出願日】平成18年8月7日(2006.8.7)
【出願人】(000005821)松下電器産業株式会社 (73,050)
【Fターム(参考)】