説明

情報端末装置およびその入力制御方法

【課題】ペンによる文字入力機能と手によるタッチ入力機能の両方の機能を具備した表示部を備え、使用者の誤入力を防止するとともに、使い勝手のよい情報端末装置およびその入力制御方法を提供する。
【解決手段】ペン入力部41aとタッチ入力部41bとが表示部47と一体に構成され、ペン入力部41aからのペン入力の有無を検出するペン入力検出部42aと、タッチ入力部41bからのタッチ入力の有無を検出するタッチ入力検出部42bと、ペン入力検出部42aがペン入力を検出するとともに、タッチ入力検出部42bがタッチ入力を検出した場合には、タッチ入力を無効にし、タッチ入力がなくなった時点でタッチ入力を有効にするように制御する入力制御部44とを備えた。

【発明の詳細な説明】
【技術分野】
【0001】
本発明は、ペン入力機能を備えたタブレット型の情報端末装置およびその入力制御方法に関するものである。
【背景技術】
【0002】
近年、PDAやタブレットPC等の携帯型の情報端末装置が急速に普及しつつある。このような携帯型の情報端末装置においてはその使用形態あるいは小型軽量の要求から従来のキーボードやマウスの使用が難しい。そこで、これらに代わってディスプレイをタッチペンや手でタッチすることにより必要な情報を入力するポインティングデバイスが利用される場合が多い。また、最近では、専用の入力ペンを使ったデジタイズ機能とタッチペンや手によるタッチパネル機能を同じディスプレイ上で実現したものが登場してきている。このようなものをここではタブレットと呼ぶことにする。
【0003】
このような入力ペンと手の両方を使えるタブレットでは、液晶ディスプレイ(以下、「LCD」という)等の表面にデジタイザとタッチパネルが設けられている。入力ペンまたは手のどちらかがタブレット画面にタッチした状態では問題ないが、画面に手をつきながらペン入力するときのように両方同時にタッチした場合には、お手つき部分をタッチとして誤入力する問題があった。
【0004】
このために、従来は、ペン入力の際には、ペンを持つ手が接触する領域を無効領域に設定することにより、この誤検出を防いでいた(例えば、特許文献1を参照)。
【0005】
また、タッチ領域の面積を比較し、小面積のタッチ領域(ペン)を有効にし、大面積のタッチ領域(手)を無効と判定することにより、この誤検出を防いでいた(例えば、参考文献2を参照)。
【0006】
ここで、タブレット画面にペンを用いて文字を入力する方法を図7を用いて説明する。図7は所定のアプリケーションでタブレット画面上に入力画面51を開いて、現住所、電話番号、氏名等をペン5で手書き入力する場合の手順を説明するための図である。
【0007】
図7(a)において、入力画面51には現住所入力欄52、電話番号入力欄53および氏名入力欄54が表示されている。使用者が現住所を入力する際には、ペン5で現住所入力欄52の内部をタッチすると文字入力パッド55が表示される。文字入力パッド55には手書き文字記入領域56の他に、OKボタン57、Cancelボタン58が配置されている。OKボタン57は手書き入力を確定させるためのボタン、Cancelボタン58は入力を中止するボタンであり、使用者がペン5等を使ってそれぞれのボタンをタッチすることにより所定の動作が行われる。また、カーソル59は次に入力される文字位置を指示するポインターであり、使用者がOKボタン57をタッチすると手書き入力した文字を文字認識してテキストデータに変換し、このカーソル59の位置から入力される。
【0008】
図7に示すように、使用者が文字入力パッド55の手書き文字記入領域56に所定文字(「中央区」)をペン5で手書き入力し(図7(a))、次にOKボタン57をペン5でタッチすると、手書き入力文字(「中央区」)は現住所入力欄52の正しい位置(「大阪市」の後)に入力される(図7(b))。
【特許文献1】特開平9−44293号公報
【特許文献2】特開2006−39686号公報
【発明の開示】
【発明が解決しようとする課題】
【0009】
しかしながら、上記従来の方法では、ペン5と手4が同時にタブレット画面にタッチしている場合には問題ないが、ペン5での手書き文字入力が終了し、手4をタブレット画面から離す前にペン5をタブレット画面から離すと、手4のタッチが有効になってしまう。このとき、手4のタッチ位置によっては入力画面51の意図しない場所にカーソル59が移動して誤入力してしまうという問題があった。
【0010】
図8は誤って入力する例を示す。図8において、使用者のペン5を持つ手4が、本来入力すべき現住所入力欄52とは異なる入力欄、例えば氏名入力欄54にタッチしている場合を考える。図8(a)のようにペン5で文字を書いている間はよいが、文字の記入が終わり図8(b)のように手4が氏名入力欄54をタッチした状態で、ペン5をタブレット画面から離すと、タッチが有効になり、カーソル59が氏名入力欄54へ移動してしまう。このような状態で図8(c)のように、OKボタン57にペン5でタッチすると、手書き文字記入領域56に記入した文字(「中央区」)は氏名入力欄54に入力される。このように、従来の方法では、手4がタブレット画面上のタッチする位置によっては、誤った位置に文字が入力されることがあった。
【0011】
本発明は、上記課題を解決するためになされたもので、ペンによる文字入力機能と手によるタッチ入力機能の両方の機能を具備した表示部を備え、使用者の誤入力を防止するとともに、使い勝手のよい情報端末装置およびその入力制御方法を提供することを目的とする。
【課題を解決するための手段】
【0012】
上記の目的を達成するために、本発明の情報端末装置は、ペン入力部とタッチ入力部とが表示部と一体に構成された情報端末装置であって、ペン入力部からのペン入力の有無を検出するペン入力検出部と、タッチ入力部からのタッチ入力の有無を検出するタッチ入力検出部と、ペン入力検出部がペン入力を検出するとともに、タッチ入力検出部がタッチ入力を検出した場合には、タッチ入力を無効にし、タッチ入力がなくなった時点でタッチ入力を有効にするように制御する入力制御部とを備えた。
【0013】
このような構成により、ペンによる文字入力機能と手によるタッチ入力機能の両方の機能を有する情報端末装置において、使用者のお手つきによって誤った位置にカーソルが移動し、文字入力位置を間違えることがない。これにより、情報端末装置の文字入力のスピードと信頼性が向上し、使用者は安心して手書き文字入力機能を使用することができる。
【0014】
また本発明の情報端末装置では、ペン入力部はデジタイザで構成され、タッチ入力部はタッチパネルで構成されてもよい。
【0015】
このような構成により、例えば専用ペンを使った電磁誘電方式のデジタイザと、抵抗膜方式のタッチパネルから構成されるタブレットを使って文字入力が可能となるので、特別な工夫なくペン入力とタッチ入力を区別でき、文字入力の信頼性をさらに上げることができる。さらに、デジタイザを使うのでより細かな文字入力が可能となる。
【0016】
本発明の情報端末装置の入力制御方法は、ペン入力部とタッチ入力部とが表示部と一体に構成された情報端末装置の入力制御方法であって、ペン入力の有無を検出するペン入力検出ステップと、タッチ入力の有無を検出するタッチ入力検出ステップと、ペン入力とタッチ入力とを同時に検出した場合には、タッチ入力を無効にし、タッチ入力がなくなった時点でタッチ入力を有効にするよう制御する入力制御ステップとを備えた。
【発明の効果】
【0017】
本発明によれば、ペンによる文字入力機能と手によるタッチ入力機能の両方の機能を具備した表示部を備え、使用者の誤入力を防止するとともに、使い勝手のよい情報端末装置およびその入力制御方法を提供することができる。
【発明を実施するための最良の形態】
【0018】
以下、本発明の実施の形態について図面を参照しながら詳細に説明する。
【0019】
(実施の形態)
図1は、本発明の実施の形態における情報端末装置1の概観を示す斜視図である。情報端末装置1はタブレットPCであり、本体2と入力および表示用のタブレット画面3を備えている。タブレット画面3は後述するように、表示用のLCD、文字入力用のデジタイザおよびタッチパネルが一体構造となって形成されている。
【0020】
使用者がペン5を手4で把持してタブレット画面3に文字を記入すると、デジタイザがペン5の位置座標を検出し、タブレット画面3に表示するとともに、本体2の文字認識機能により、記入した文字が入力される。また同時に、画面内に表示されたアイコン等を手(指)4でタッチすることにより本体2に各種動作指示を与えることができる。
【0021】
図2は、タブレット画面3の構成を説明するための図であり、LCD23の上部と下部にそれぞれタッチパネル21およびデジタイザ22が形成されている。
【0022】
タッチパネル21は、例えば抵抗膜方式があり、ベースとなるガラス面の表面に薄いスペーサをはさみ、その表面にPETなどのフィルムシートが貼り付けられる。ガラスおよびフィルムの間には、ITO(Indium Thin Oxide)等の透明な電極格子が設けられている。使用者がタッチしていない状態では、スペーサにより2枚の電極は接触していないために、電流は流れず、フィルム面をタッチすると、圧力によりフィルムがたわみ、ガラス面の電極と接触し、電気が流れる。ガラス面、フィルム面それぞれの透明電極の抵抗によるX方向およびY方向の分圧比を測定して押された位置を検出する。この方法は、ペンによって文字を入力するような細かな入力は苦手であるが、画面上の比較的大きな所定の位置を指定する場合には有効な方法である。
【0023】
デジタイザ22は、例えば、電磁誘導方式を用いセンサー基板に複数のセンサーコイルが配置されており、入力ペンにはコイルとコンデンサで構成された共振回路が内蔵されている。センサーコイルに電流を流すとタブレットの前面に磁界が発生し、それがペンの共振回路にエネルギーを蓄える。次にセンサーコイル側の電流を止めて、ペンに蓄えたエネルギーを使ってペン側から磁界をセンサーコイルに送り返す。この動作を高速に繰り返すことにより、入力ペンからの位置等の情報を検出する。検出した位置情報から文字認識により文字入力が可能となる。
【0024】
また、タッチパネル21およびデジタイザ22の実現方法は上記の方法に限定されるものではなく、例えば、静電結合方式を使って、ペン5と手(指)4による入力時の電流の流れる方向を検知して両方の入力を区別する方法等でもよい。また、タブレット画面3の構成も図2に限定されるものではなくLCD23上でデジタイザ機能とタッチパネル機能を実現できるものであればよい。
【0025】
次に、図3を用いて本実施の形態における情報端末装置1のシステム構成を説明する。図3は情報端末装置1のシステム構成を示すブロック図である。図3に示すように情報端末装置1は、CPU31、RAM32、ROM33、ディスプレイコントローラ34、LCD23、ディスクコントローラ35、HDD(ハードディスクドライブ)36、ポインティングデバイスコントローラ37、タッチパネル21、デジタイザ22およびバス38を備えている。
【0026】
図3において、CPU31は、情報端末装置1全体を制御する中央処理装置である。RAM32は、CPU31の主記憶メモリとして動作する。ROM33にはBIOS等の基本動作プログラムが収納される。ディスプレイコントローラ34は文字データや画像データをLCD23に表示する。ディスクコントローラ35はHDD36へのデータの書き込みおよびHDD36からのデータの読み出しの制御を行う。HDD36には各種データとともに、OSや各種アプリケーションソフトを記憶している。ポインティングデバイスコントローラ37はタッチパネル21およびデジタイザ22からの入力を受付け、入力座標をBIOS等へ伝える。
【0027】
次に、本実施の形態における情報端末装置1の入力機能について説明する。図4は情報端末装置1の機能ブロック図である。ペン入力検出部42aはペン入力部41aからのペン入力の有無を検出する。同様にタッチ入力検出部42bはタッチ入力部41bからのタッチ入力を検出する。ペン入力検出部42aおよびタッチ入力検出部42bの検出結果は、入力制御部44に送られ、入力制御部44において、両方の検出結果に基づいて、それぞれの入力を有効にするか無効するか判断し、その結果を処理部45へ出力する。また処理部45には、ペン入力座標検出部43aおよびタッチ入力座標検出部43bからそれぞれペンおよび手によるタブレット画面3の接触位置(XY座標)が取り込まれる。
【0028】
処理部45においては、取り込んだペン入力座標から手書き文字を認識してテキストデータに変換したり、手書き文字をそのまま表示部47に表示する。また、表示部47にはアイコン等が表示されており、このアイコンをペンや手でタッチすることにより、アプリケーションソフトを起動することができる。文字やデータを入力するアプリケーションであれば、入力開始位置をペンや手でタッチすることによりカーソルを移動させることもできる。表示制御部46は処理部45から処理データを受取り、表示部47に表示させる。
【0029】
上記において、図3と図4の各構成要素の対応は以下の通りである。
【0030】
ペン入力部41a、ペン入力検出部42a、ペン入力座標検出部43aはデジタイザ22に対応し、タッチ入力部41b、タッチ入力検出部42b、タッチ入力座標検出部43bはタッチパネル21に対応する。また、入力制御部44はポインティングデバイスコントローラ37およびCPU31に対応し、処理部45はCPU31に、表示制御部46はディスプレイコントローラ37に、表示部47はLCD23にそれぞれ対応する。
【0031】
図5は、本実施の形態の情報端末装置1の入力動作の流れを示すフローチャートである。図4および図5を用いて情報端末装置1の入力動作を説明する。図5に示すように、まず情報端末装置1の電源を入れると入力制御部44はペン入力およびタッチ入力ともに有効に設定する(ステップS1)。次に、ステップS2でペン入力検出部42aはペン入力部41aへのペン入力の有無を検出し、ペン入力があれば(Yes)ステップS3に進む。ステップS3では、タッチ入力検出部42bがタッチ入力部41bへのタッチ入力の有無を検出する。そしてタッチ入力がある場合は、入力制御部44はタッチ入力を無効にする(ステップS4)。すなわち、ペン入力とタッチ入力が同時にある場合にはタッチ入力を無効にする。これは、使用者がペンで文字入力等を行う場合の通常の状態であり、これにより使用者が文字入力中にタブレットからペンを離してもタッチ入力が無効になっているためにカーソルが誤って移動して誤入力することがない。一方、ステップS2またはステップS3でそれぞれペン入力、タッチ入力を検出しなかった場合(No)はステップS7に進む。ステップS7では終了か否かを判定して、終了でない場合(No)はステップS2に戻って動作を継続する。
【0032】
次に、ステップS5でタッチ入力検出部42bがタッチ入力が無くなったことを検出すると(Yes)、入力制御部44はタッチ入力を有効に設定する(ステップS6)。これは、使用者が文字入力を終了し、ペンも手もタブレットから離した状態すなわち初期状態である。そして最後に終了か否かを判定し、終了でない場合はステップS2に戻って動作を繰り返す。
【0033】
最後に、実際の入力場面を想定した動作を図6を用いて説明する。図6は所定のアプリケーションで入力画面を開いて、現住所、電話番号、氏名等をペン5で手書き入力する場合のペン5および手4とタブレットとの位置関係を説明するための図である。図6(a)はペン5と手4の両方がタブレットに付いている状態(通常の状態)を示す図、図6(b)はペン5だけをタブレットから離した状態の図(休止の状態)、図6(c)は再びペン5をタブレット上にタッチした状態の図である。
【0034】
図6(a)において、入力画面51には現住所を入力するための現住所入力欄52、電話番号入力欄53および氏名入力欄54が表示されている。使用者が現住所を入力する際には、ペン5で現住所入力欄52の内部をタッチすると文字入力パッド55が表示される。
【0035】
まず、使用者が文字入力パッド55の手書き文字入力領域56に住所をペン5で記入する。その際、ペン5を持つ手4が氏名入力欄54をタッチしているとする。この場合でも、ペン5と手4が同時にタブレットにタッチしているので手4のタッチは無効になり、ペン5の入力が優先される。
【0036】
次に、使用者が所定文字(「中央区」)の記入を終わり、ペン5をタブレットから離す(図6(b))。手4は引き続き氏名入力欄54にタッチしたままであるが、タッチ入力は無効のままであるのでカーソル59が氏名入力欄54の位置に移動せず、本来の位置である現住所入力欄52の「大阪市」の後にとどまっている。この状態で、使用者がペン5でOKボタン57をタッチすると、手書き入力文字は現住所入力欄52の正しい位置(「大阪市」の後)に入力される(図6(c))。
【0037】
なお、上記実施の形態では、タブレットはデジタイザとタッチパネルとで構成するとして説明したが、必ずしもこのような構成である必要はない。例えば、タッチ領域の面積によりペンと手を区別できればタッチパネルのみのタブレットを使用する場合でも同様に文字の誤入力を防止することができる。
【0038】
以上説明したように、本実施の形態の情報端末装置によれば、手でタブレットをタッチしたままペンをタブレットから離す場合にも、次の入力位置を指定するカーソルは誤った位置に移動することがなく手書き入力文字を正しい位置に入力することが可能となる。
【産業上の利用可能性】
【0039】
本発明は、ペン入力機能とタッチ入力機能を有するタブレット型の情報端末装置に幅広く適用可能である。
【図面の簡単な説明】
【0040】
【図1】本発明の実施の形態における情報端末装置の概観図
【図2】同情報端末装置のタブレットの構成を説明するための図
【図3】同情報端末装置のシステム構成を示すブロック図
【図4】同情報端末装置の機能ブロック図
【図5】同情報端末装置の入力動作の流れを示すフローチャート
【図6】同情報端末装置のペンおよび手とタブレットとの位置関係を説明するための図
【図7】従来の情報端末装置で手書き入力する場合の手順を説明するための図
【図8】従来の情報端末装置で誤って入力する例を示す図
【符号の説明】
【0041】
1 情報端末装置
2 本体
3 タブレット
4 手
5 ペン
21 タッチパネル
22 デジタイザ
23 LCD
31 CPU
32 RAM
33 ROM
34 ディスプレイコントローラ
35 ディスクコントローラ
36 HDD(ハードディスクドライブ)
37 ポインティングデバイスコントローラ
38 バス
41a ペン入力部
41b タッチ入力部
42a ペン入力検出部
42b タッチ入力検出部
43a ペン入力座標検出部
43b タッチ入力座標検出部
44 入力制御部
45 処理部
46 表示制御部
47 表示部

【特許請求の範囲】
【請求項1】
ペン入力部とタッチ入力部とが表示部と一体に構成された情報端末装置であって、
前記ペン入力部からのペン入力の有無を検出するペン入力検出部と、
前記タッチ入力部からのタッチ入力の有無を検出するタッチ入力検出部と、
前記ペン入力検出部が前記ペン入力を検出するとともに、前記タッチ入力検出部が前記タッチ入力を検出した場合には、前記タッチ入力を無効にし、
前記タッチ入力がなくなった時点で前記タッチ入力を有効にするように制御する入力制御部とを備えた情報端末装置。
【請求項2】
前記ペン入力部はデジタイザで構成され、前記タッチ入力部はタッチパネルで構成された請求項1に記載の情報端末装置。
【請求項3】
ペン入力部とタッチ入力部とが表示部と一体に構成された情報端末装置の入力制御方法であって、
ペン入力の有無を検出するペン入力検出ステップと、
タッチ入力の有無を検出するタッチ入力検出ステップと、
前記ペン入力と前記タッチ入力とを同時に検出した場合には、前記タッチ入力を無効にし、
前記タッチ入力がなくなった時点で前記タッチ入力を有効にするよう制御する入力制御ステップとを備えた情報端末装置の入力制御方法。

【図1】
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【図2】
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【図3】
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【図4】
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【図5】
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【図6】
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【図7】
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【図8】
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【公開番号】特開2010−20658(P2010−20658A)
【公開日】平成22年1月28日(2010.1.28)
【国際特許分類】
【出願番号】特願2008−182233(P2008−182233)
【出願日】平成20年7月14日(2008.7.14)
【出願人】(000005821)パナソニック株式会社 (73,050)
【Fターム(参考)】