説明

接触検知センサ、可動部およびベッド

【課題】不感帯域のない、いずれの箇所でも接触を検知することのできる接触検知センサを提供することを目的とする。
【解決手段】接触検知センサは、第一導電シート11と、第一導電シート11の片面に積層し、且つ、厚み方向に貫通した開口17を有する第一絶縁スペーサ15と、第一絶縁スペーサ15に対して第一導電シート11に接する面と反対側の面に積層した第二導電シート14aと、第一導電シート11の他面に積層し、且つ、厚み方向に貫通した開口19を有する第二絶縁スペーサ16と、第二絶縁スペーサ16に対して第一導電シート11に接する面と反対側の面に積層した第三導電シート14bと、を備え、第一絶縁スペーサ15を構成する絶縁片18は、開口19と導電シートの積層方向に重なり、第二絶縁スペーサ16を構成する絶縁片20は、開口17と導電シートの積層方向に重なる構成である。

【発明の詳細な説明】
【技術分野】
【0001】
本発明は、何かの物体に触れたことを検知する接触検知センサに関する。
【背景技術】
【0002】
病院施設、介護施設等で利用される介護用ベッドは、被介護者が横たわる床部を傾けるための駆動部を有する。また、工場等で利用される産業用ロボットは、作業者と協力して組み立て作業等を行うために、アームを動かす駆動部を有する。介護用ベッド、産業用ロボット以外においても、駆動部を備え、アーム、床部等の可動部材を動かす駆動装置が存在する。
【0003】
このような駆動装置において、可動部材の可動範囲に人が入って来た際、可動部材が人に当たってしまうことがある。安全の確保のためには、このように可動部材が人に接触した際、即座に可動部材を停止しなければならない。
【0004】
従来より、産業用ロボットの外周側面に板状の接触検知センサを取り付け、何かが接触検知センサに触れると、産業用ロボットのアームを停止する接触検知センサが提案されている。
【0005】
図8は、従来の接触検知センサ1の斜視図である。接触検知センサ1は、多数の孔2を有する絶縁スペーサ3と、絶縁スペーサ3を介し導電面を向かい合わせて配置された2枚の導電シート4、5と、導電シート4を覆う絶縁体の柔軟シート6とを有する。
【0006】
また、導電シート4、5の両端には、導線7、8が接続されている。導線7、8は、電流の検知回路を通じて直流電源と接続される。このような構成により、柔軟シート6に触れると電流が変化するため、検知回路は接触検知センサ1で接触が発したことを検知する。
【0007】
図9は、接触検知センサの接触時の断面図であり、図9を用いて接触検知センサ1の接触検知の動作について詳細を説明する。
【0008】
接触検知センサ1は、産業用ロボットの絶縁性の側面9に取り付けられている。そして、接触検知センサ1に対して何か物が触れると、柔軟シート6の上から押圧力Fが作用する。そして、柔軟シート6と、導電シート4は、この押圧力Fによって変形し、孔2の内側へ入り込む。そして、導電シート4は、導電シート5に密着する。その結果、導線7、8は短絡し、電流が変化する。変化した電流より、検知回路は接触検知センサ1の接触の有無を判定する。
【0009】
このような接触検知センサ1を用いることで、広い範囲で外部からの接触を検知することができる(例えば、特許文献1参照)。
【先行技術文献】
【特許文献】
【0010】
【特許文献1】特開2007−102719号公報
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【0011】
しかしながら、従来の接触検知センサ1は、絶縁スペーサ3の開口(孔2)以外の箇所に接触が発生した場合、導電シート4、5の間に絶縁スペーサ3が存在するので、導電シート4、5は短絡することはない。つまり、従来の接触検知センサ1は、外部の接触を検知することのできない不感帯領域(開口以外の箇所)を有することが課題である。
【0012】
本発明は、上記従来の課題を解決するためのものであり、不感帯領域の影響を小さくした状態で、接触を検知することのできる接触検知センサを提供することを目的とする。
【課題を解決するための手段】
【0013】
上記課題を解決するために、本発明は、第一導電シートと、前記第一導電シートの一面に積層されると共に、厚み方向に貫通した開口を有する第一絶縁スペーサと、前記第一導電シートに接する面と反対側の前記第一絶縁スペーサの面に積層された第二導電シートと、前記第一導電シートの他面に積層されると共に、厚み方向に貫通した開口を有する第二絶縁スペーサと、前記第一導電シートに接する面と反対側の前記第二絶縁スペーサの面に積層した第三導電シートと、を備え、前記第二導電シートと前記第三導電シートは電気的に接続され、前記第一絶縁スペーサを構成する絶縁片は、前記第二導電シートおよび前記第一導電シートの積層方向において、前記第二絶縁スペーサの開口と重なり、前記第二絶縁スペーサを構成する絶縁片は、前記第一導電シートおよび前記第三導電シートの積層方向において、前記第一絶縁スペーサの開口と重なることを特徴とする。
【発明の効果】
【0014】
本発明は、不感帯領域の影響を小さくした状態で、接触を検知することのできる接触検知センサを提供することができる。
【図面の簡単な説明】
【0015】
【図1】本発明の実施の形態1における接触検知センサを示す図であり、(a)斜視図、(b)A−A´線断面図
【図2】本実施の形態1における絶縁スペーサを固着した第一導電シートを示す図であり、(a)平面図、(b)部分平面図
【図3】本実施の形態1における接触時の接触検知センサの断面図であり、(a)絶縁片上に物体が接触した時の断面図、(b)開口に物体が接触した時の断面図、
【図4】本発明の実施の形態2における絶縁スペーサを固着した第一導電シートの平面図
【図5】本発明の実施の形態3における絶縁スペーサを固着した第一導電シートの平面図
【図6】本発明の実施の形態4における介護用ベッドの斜視図
【図7】本実施の形態4における介護用ベッドの背ボトムの背面図
【図8】従来の接触検知センサの斜視図
【図9】従来の接触検知センサの接触時の断面図
【発明を実施するための形態】
【0016】
以下、本発明の実施の形態について、図面を参照しながら説明する。なお、同じ構成要素には同じ符号を付しており、説明を省略する場合もある。また、図面は理解しやすくするために、それぞれの構成要素を主体に模式的に示している。
【0017】
(実施の形態1)
図1(a)(b)は、本発明の実施の形態1における接触検知センサ10を示す図である。図1(a)は、接触検知センサ10の斜視図である。図1(b)は、図1(a)のA−A´線切断面図である。
【0018】
図1(a)(b)に示すように、接触検知センサ10は、導電シートを折り曲げた折曲導電シート14の間に積層体を介在したものである。この積層体は、第一絶縁スペーサ15、第一導電シート11および第二絶縁スペーサ16を積層したものである。
【0019】
なお、折曲導電シート14は、第二導電シート14aと、第三導電シート14bと、これらをつなぐ折り曲げ部と、から構成されている。ここで、第二導電シート14aは、第一導電シート11に対して第一絶縁スペーサ15側の導電シートである。また、第三導電シート14bは、第一導電シート11に対して第二絶縁スペーサ16側の導電シートである。
【0020】
構成を詳細に説明すると、接触検知センサ10は、第一導電シート11と、第一導電シート11の片面に設けた第一絶縁スペーサ15と、第一絶縁スペーサ15に対して第一導電シート11に接する面と反対側の面に配置された第二導電シート14aと、第一導電シート11の他面に積層した第二絶縁スペーサ16と、第二絶縁スペーサ16に対して第一導電シート11に接する面と反対側の面に積層した第三導電シート14bと、を有する。
【0021】
第一絶縁スペーサ15は、厚み方向に突き抜けた開口17を有する。また、第二絶縁スペーサ16は、厚み方向に突き抜けた開口19を有する。
【0022】
なお、第一導電シート11、第二導電シート14aおよび第三導電シート14bは、導電布である。導電布は、有機繊維の表面に極めて薄い金属めっきした織物であり優れた柔軟性を有する。なお、本実施の形態1では、導電布として、厚さが0.09mm、抵抗が0.05Ω/sq、材料は銅を含浸したPET織物である導電布を使用した。また絶縁スペーサ15,16として、セル範囲が70個/25mm以上であり、伸び率が200%以上であり、引っ張り強さが1.5kgf/cmであるウレタンスポンジを使用した。
【0023】
図1(b)に示すように、第一絶縁スペーサ15を構成する絶縁片18は、導電布を上から見た時に、第二絶縁スペーサ16の開口19と重なる場所に位置する。また、第二絶縁スペーサ16を構成する絶縁片20は、導電布を上から見た時に、第一絶縁スペーサ15の開口17と重なる場所に位置する。
【0024】
接触検知センサ10は、何れかの物体が第二導電シート14aに接触して厚み方向に押圧力が加わると、第二導電シート14aと第一導電シート11とが短絡するか、または、第三導電シート14bと第一導電シート11とが短絡する。その時、接触検知センサ10の第三導電シート14bと第一導電シート11に接続した接触検知回路21が、短絡したことによって生ずる電流や抵抗の変化を検知することで、接触検知センサ10の接触の有無を判定することができる。
【0025】
次に、第一絶縁スペーサ15の絶縁片18と第二絶縁スペーサ16の絶縁片20との配置関係について、詳細に説明する。
【0026】
図2(a)(b)は、本実施の形態1における絶縁スペーサを固着した第一導電シート11を示す図である。図2(a)は第一導電シート11の平面図であり、図2(b)は第一導電シート11の部分平面図である。
【0027】
図2(a)(b)に示すように、第一導電シート11の上面には複数の絶縁片18が貼り付けられ、下面には複数の絶縁片20が貼り付けられている。
【0028】
そして、第一絶縁スペーサ15は、複数の絶縁片18を均等な間隔を開けて第一導電シート11に貼り付けることで、隣り合う絶縁片18の間に開口17を形成する。また、開口17の存在する領域の反対面は、絶縁片20の領域になる。そして、絶縁片20は開口17に含まれる大きさである。
【0029】
同様に、第二絶縁スペーサ16は、隣り合う絶縁片20を均等な間隔を開けて第一導電シート11に貼り付けることで、隣り合う絶縁片20の間に開口19(図1(b)に示す)を形成する。また、第一導電シート11において、開口19の存在する領域の反対面は、絶縁片18の領域になる。そして、絶縁片18は、開口19に含まれる大きさである。
【0030】
接触検知センサ10全体の感度を均一にするためには、開口17、19と絶縁片18,20の大きさは同じであることが望ましい。しかし絶縁片18,20の位置が少しずれた場合に、開口17と絶縁片20(または、開口19と絶縁片18)が重なり、不感帯領域ができる。そのため不感帯領域を作らないために、開口17、19の面積は絶縁片18、20の面積よりも大きくする必要がある。均一性を大きく損なわないために、開口17、19は、絶縁片18、20に対して1〜4mm程度、面積が大きい方が望ましい。
【0031】
またセンサ全体での感度を均一に近づけるために、絶縁片18,20は、同じ大きさ(面積)の正方形である。ここで接触検知センサ10の全体で検知感度を均一にするためには、なるべく絶縁片18,20の大きさ(面積)が小さい方が望ましい。しかしながら、絶縁片18,20の大きさが小さすぎると、構造が複雑になり、接触検知センサ10の生産性が低下する可能性がある。
【0032】
また、絶縁片18,20の大きさ(面積)と厚さによって検知感度が大きく変わる可能性がある。本実施の形態1では、人との接触を確実に検知するために、絶縁片18,20の大きさは8mmの正方形とし、開口17,19の大きさは10mmの正方形とした。また、絶縁片18,20(開口17,19)の厚さは、2〜3mm程度とした。
【0033】
次に、接触検知センサに接触が発生した時の接触検知センサの動作を詳細に説明する。
【0034】
図3(a)(b)は、本実施の形態1における接触時の接触検知センサ10の断面図である。図3(a)は絶縁片18上に物体が接触した時の断面図である。図3(b)は開口17上に物体が接触した時の断面図である。
【0035】
図3(a)に示すように、接触検知センサ10において、第二導電シート14aを介して絶縁片18の箇所に外部から押圧力Fが加わると、絶縁片18が第一導電シート11を積層方向に押し込む。そして、第一導電シート11は、開口19を通り、第三導電シート14bと短絡する。
【0036】
また、図3(b)に示すように、第二導電シート14aを介して開口17の箇所に外部から押圧力Fが加わると、第二導電シート14aは、開口17を通り、第一導電シート11と短絡する。よって、絶縁片18のある箇所で接触が発生しても、絶縁片18が不感帯領域となることなく、いずれの箇所でも接触を検知することができる。
【0037】
なお、第二導電シート14aと第三導電シート14bとを、別体の導電シートより形成し、第二導電シート14aと第三導電シート14bとを導線等で電気的に接続してもよい。
【0038】
(実施の形態2)
図4は、本発明の実施の形態2における絶縁スペーサを固着した第一導電シート30の平面図である。図4は、接触検知センサより第二導電シート14aおよび第三導電シート14bを外した状態でもある。本実施の形態2は、前述の実施の形態1の第一導電シート11に代えて第一導電シート30を用いたものである。
【0039】
図4に示すように、第一絶縁スペーサを構成する複数の絶縁片31は、円形状である。同様に、第二絶縁スペーサを構成する複数の絶縁片32は、円形状である。接触検知センサは、絶縁片31、32が円形状であっても、不感帯領域の影響が小さい接触検知センサを提供することができる。
【0040】
(実施の形態3)
図5は、本発明の実施の形態3における絶縁スペーサを固着した第一導電シート40の平面図である。図5は、接触検知センサより第二導電シート14aおよび第三導電シート14bを外した状態でもある。本実施の形態3は、前述の実施の形態1の第一導電シート11に替えて第一導電シート40を用いたものである。
【0041】
図5に示すように、第一絶縁スペーサを構成する複数の絶縁片33は、円形状である。第二絶縁スペーサを構成する1枚の絶縁片34は、絶縁片33より大きな複数の円形状の開口35を有する。そして、絶縁片33は、開口35と導電シートの積層方向に重なる。
【0042】
また、絶縁片34は、第一絶縁スペーサの開口と、導電シートの積層方向に重なる。なお、本実施の形態3での第一絶縁スペーサの開口とは、第一導電シート11と第二導電シート14aの間で、絶縁片33が存在しない空間部である。
【0043】
接触検知センサは、絶縁片34の中に開口35を有する絶縁スペーサであっても、不感帯領域の影響が小さい接触検知センサを提供することができる。
【0044】
(実施の形態4)
図6は、本発明の実施の形態4における介護用ベッド61の斜視図であり、図7は、本実施の形態4における介護用ベッド61の背ボトムの背面図である。
【0045】
図6、図7に示すように介護用ベッド61は、接触検知センサ10を筐体の表面に装着した構成である。
【0046】
介護用ベッド61は、被介護者が横たわるマット62と、マット62を支えるボトム部63と、ボトム部63の一部である背ボトム63aの傾きを変える駆動部(図示せず)と、駆動部の制御を行う制御部64と、ボトム部63を下方で支えるベッドフレーム65を有する。
【0047】
介護用ベッド61は、例えば、制御部64に接続したリモコン(図示せず)を操作することで、背ボトム63aを動かしてマット62の背上げおよび背下げを行なうことができる。例えば、食事を行なう場合、介護者は、図6に示すように背ボトム63aを起して(背上げして)、介護用ベッド61を背上げ状態とすることができる。また、寝る場合、背ボトム63aを倒して(背下げして)、マット62に傾きのないフラット状態(背下げ状態)とすることができる。
【0048】
しかし、従来の介護用ベッドでは、背ボトムを背下げしてフラット状態に変形させる場合は、背ボトムとベッドフレームとの間に、何かを挟み込む可能性がある。具体的には、被介護者や介護者が付近にいる状態で背ボトムが動くため、被介護者や介護者の指や手が、背ボトムとベッドフレームとの間に入りこんでしまい、挟み込んでしまう可能性がある。
【0049】
それに対し、本実施の形態4の介護用ベッド61は、背ボトム63aの背面の表面に接触検知センサ10を装着している。この接触検知センサ10を用いることで、背ボトム63aの背面に人体が接触したことを検知することができる。接触検知センサ10が人体の接触を検知すると、接触検知センサ10の短絡を制御部64が検知して、制御部64は駆動部の動作を停止する。
【0050】
よって、本実施の形態4の介護用ベッド61は、人体の一部が背ボトム63aとベッドフレーム65との間に入っても、接触検知センサ10が人体の接触を検知して、駆動部を停止するので、安全性が高い。
【0051】
なお、介護用ベッド61は、可動部の一例として説明したが、可動部としては、アーム部を動かす産業用ロボット等であってもよい。
【産業上の利用可能性】
【0052】
本発明にかかる接触検知センサは、いずれの箇所でも物体が接触したことを検知するので、人に近い場所で作動する病院、介護施設等の可動部に有用である。
【符号の説明】
【0053】
10 接触検知センサ
11,30,40 第一導電シート
14 折曲導電シート
14a 第二導電シート
14b 第三導電シート
15 第一絶縁スペーサ
16 第二絶縁スペーサ
17,19,35 開口
18,20,31,32,33,34 絶縁片
21 接触検知回路
61 介護用ベッド
62 マット
63 ボトム部
63a 背ボトム
64 制御部
65 ベッドフレーム

【特許請求の範囲】
【請求項1】
第一導電シートと、
前記第一導電シートの一面に積層されると共に、厚み方向に貫通した開口を有する第一絶縁スペーサと、
前記第一導電シートに接する面と反対側の前記第一絶縁スペーサの面に積層された第二導電シートと、
前記第一導電シートの他面に積層されると共に、厚み方向に貫通した開口を有する第二絶縁スペーサと、
前記第一導電シートに接する面と反対側の前記第二絶縁スペーサの面に積層した第三導電シートと、を備え、
前記第二導電シートと前記第三導電シートは電気的に接続され、
前記第一絶縁スペーサを構成する絶縁片は、前記第二導電シートおよび前記第一導電シートの積層方向において、前記第二絶縁スペーサの開口と重なり、
前記第二絶縁スペーサを構成する絶縁片は、前記第一導電シートおよび前記第三導電シートの積層方向において、前記第一絶縁スペーサの開口と重なる
接触検知センサ。
【請求項2】
前記第二導電シートと前記第三導電シートは、1枚の導電シートを折り曲げた折曲導電シートから構成される
請求項1に記載の接触検知センサ。
【請求項3】
前記開口の面積は、積層方向において重なる前記絶縁片の面積より大きい
請求項1または2に記載の接触検知センサ。
【請求項4】
前記第一絶縁スペーサと前記第二絶縁スペーサには、前記開口と前記絶縁片とが交互に格子状に配置されている
請求項1から3のいずれか1項に記載の接触検知センサ。
【請求項5】
前記開口および前記絶縁片が方形である
請求項1から4のいずれか1項に記載の接触検知センサ。
【請求項6】
請求項1から5のいずれか1項に記載の接触検知センサを筐体の表面に装着した可動部。
【請求項7】
請求項6に記載の可動部を有するベッド。

【図1】
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【図2】
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【図3】
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【図4】
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【図5】
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【図6】
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【図7】
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【図8】
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【図9】
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【公開番号】特開2012−109100(P2012−109100A)
【公開日】平成24年6月7日(2012.6.7)
【国際特許分類】
【出願番号】特願2010−256560(P2010−256560)
【出願日】平成22年11月17日(2010.11.17)
【国等の委託研究の成果に係る記載事項】(出願人による申告)国等の委託研究の成果に係る特許出願(平成22年度独立行政法人新エネルギー・産業技術総合開発機構「生活支援ロボット実用化プロジェクト」委託研究、産業技術力強化法第19条の適用を受ける特許出願)
【出願人】(000005821)パナソニック株式会社 (73,050)
【Fターム(参考)】