説明

携帯情報端末装置

【課題】 片手で効率良く文字入力やナビゲーション操作を行うこと操作を行うことができる携帯情報端末装置を提供すること。
【解決手段】 携帯情報端末装置本体の背面側に、キー入力部11による文字入力を支援する補助キー入力部12を備えるとともに、その補助キー入力部12を構成する各補助キー18〜21を人差し指以下の指で操作できる位置に配置する。これにより、片手で効率良く文字入力操作やナビゲーション操作を行うことが可能となる。

【発明の詳細な説明】
【技術分野】
【0001】
本発明は、携帯電話やPDA(Personal Digital Assistant)等の携帯情報端末装置に関し、特に文字入力やナビゲーション操作が可能な携帯情報端末装置に関する。
【背景技術】
【0002】
近時、携帯電話は様々なコンテンツを扱えるようになってきており、情報機器としても認知されつつある。特に、携帯メール、静止画、動画コンテンツ、Webページ閲覧など、本来の携帯電話としての機能以外のアプリケーションが脚光を浴びている。これらアプリケーションにおける操作は、携帯電話の表面側に備えられたダイヤルキー(数字ボタン)と各種選択メニューキーを利用して行われる。
【0003】
携帯電話で想定される入力操作として、文字入力と、メニューや決定ボタンのようなナビゲーション操作がある。文字入力では、例えば数字の「1」のボタンを押下することで「あ行」の文字が入力され、以後継続して押下する毎に「い」→「う」→「え」→「お」の順で遷移する。一方、ナビゲーションでは、装置本体表面側に備えられているカーソルキー(4方向プッシュスイッチとセンタスイッチの複合スイッチ、更にセンターキーにスクロール機能を有するものもある)の操作によって、ブラウザの決定や動画ビューアなどの操作を行う。
【0004】
これらの操作は携帯電話に備えられている各種キーを使用して行うことになるが、その他に、携帯電話にキーボードを接続して入力操作を可能にしたものもある(例えば、特許文献1、特許文献2参照)。
【0005】
特許文献1で開示された発明は、1つキーに2つの文字又は1つの文字と1つの記号を割り当て、シングルタッチとダブルタッチにより、2つの文字又は1つの文字と1つの記号の区別を行うようにしており、さらにショートタッチとロングタッチにより、大文字と小文字の区別を行うようにしている。
【特許文献1】特開2002−297292号公報
【特許文献2】特開2002−41214号公報
【発明の開示】
【発明が解決しようとする課題】
【0006】
しかしながら、従来の携帯電話においては、文字入力操作やナビゲーション操作を携帯電話に備えられている各種キーを使用して行うことになるが、携帯電話の操作ボタンの配置が装置本体表面側もしくは側面側に限られていることもあって、携帯電話を片手で持って操作した場合、その多くは親指1つで操作することになり入力効率が良くないという問題がある。
【0007】
また、特許文献1で開示されたキーボードを使用する場合、これを別途持ち歩かねばならず不便であり、また1つのキーでの入力に限られており、上記の場合と同様に入力効率が良くない。また、1つのキーでシングルタッチとダブルタッチ、ショートタッチとロングタッチと入力方法を使い分けなければならないので、タッチ方法によっては誤認や時間がかかってしまう虞がある。
【0008】
また、特許文献2で開示されたキーボードを使用する場合もこれを別途持ち歩かねばならず不便であり、またこのキーボードの場合は両手を拘束してしまうことから、例えば歩行中や電車内で立って乗車しているときなど、片手で操作しなければならないような状況での使用には向いておらず、携帯電話としての利用シーンを十分に満たすものではない。
【0009】
なお、上記問題は、携帯電話に限定されず、片手での使用が可能なPDA等の携帯情報端末装置も勿論該当する。
【0010】
本発明はかかる点に鑑みてなされたものであり、片手で効率良く文字入力やナビゲーション操作を行うこと操作を行うことができる携帯情報端末装置を提供することを目的とする。
【課題を解決するための手段】
【0011】
本発明の携帯情報端末装置は、装置本体の前面側に設けられ、文字入力を含む各種入力を行う主入力手段と、装置本体に設けられ、前記主入力手段による入力操作の補助を行う補助入力手段と、を具備する構成を採る。
【0012】
また、本発明の携帯情報端末装置は、上記携帯情報端末装置において、前記補助入力手段は、一方向に押下可能な押ボタンスイッチを具備する構成を採る。
【0013】
また、本発明の携帯情報端末装置は、上記携帯情報端末装置において、前記補助入力手段は、前記押ボタンスイッチを少なくとも4個具備し、且つそれらの押ボタンスイッチの全て又はそのうちの4個が、人が装置本体を手で持ったときに、人差し指以下の各指上に来るように配置されている。
【0014】
また、本発明の携帯情報端末装置は、上記携帯情報端末装置において、前記補助入力手段は、前記押ボタンスイッチを少なくとも4個具備し、且つそれらの押ボタンスイッチが、十字状に配置されている。
【0015】
また、本発明の携帯情報端末装置は、上記携帯情報端末装置において、前記押ボタンスイッチが4個以上ある場合、そのうちの1個が装置本体の前面側で、且つ親指上に来るように配置されている。
【0016】
また、本発明の携帯情報端末装置は、上記携帯情報端末装置において、前記補助入力手段は、回転体と、前記回転体の動きを検出するエンコーダと、前記回転体の装置内部方向への押下を検出する押ボタンスイッチと、を具備する構成を採る。
【0017】
また、本発明の携帯情報端末装置は、上記携帯情報端末装置において、前記補助入力手段は、赤外線又はブルートゥースを用いた無線通信手段を具備する構成を採る。
【発明の効果】
【0018】
本発明によれば、片手で効率良く文字入力やナビゲーション操作を行うことができる。
【発明を実施するための最良の形態】
【0019】
以下、本発明の実施の形態について、図面を参照して詳細に説明する。
【0020】
(実施の形態1)
図1は、本発明の実施の形態1に係る携帯情報端末装置の概観を示す斜視図である。図2は、本実施の形態に係る携帯情報端末装置の前面側のキー入力部を示す平面図である。図3は本実施の形態に係る携帯情報端末装置の背面側の補助キー入力部を示す平面図である。なお、本実施の形態では、携帯情報端末装置として携帯電話を例に挙げているが、その他、PDAやPHS等の携帯可能な情報端末も勿論含まれる。
【0021】
図1において、本実施の形態の携帯電話10は、本体部10Aと表示部10Bの2つの部分から構成されており、本体部10Aの前面側には、図2に示すキー入力部(主入力手段)11が配置されており、表示部10Bの背面側には、図3に示す補助キー入力部(補助入力手段)12が配置されている。
【0022】
キー入力部11は、数字と文字が対応したダイヤルキー13と、各種機能キー14と、カーソルキー(十字キーとも呼ばれる)15と、発信/受信キー16と、電源/終了キー17とを備えている。これらキー13〜17は従来から在るものと同様のものであり、親指操作が可能となっている。他方、補助キー入力部12は、キー入力部11による文字入力を支援するものであり、例えば、濁点入力を実現する補助キー18と、大文字、小文字変換を実現する補助キー19と、補助操作を実現する補助キー20と、「お」の母音変換を実現する補助キー21とを備えている。これらの補助キー18〜21は人差し指以下の指で操作できる位置に配置されている。
【0023】
以下、補助キー入力部12による文字入力支援の手順について、従来の文字入力方法と比較しながら説明する。なお、この説明において、図4〜図9に示すフローチャートを参照することとする。
【0024】
図4は、従来の文字入力方法における「が」を入力する場合の手順を示すフローチャート、図5は、本実施の形態の携帯電話における「が」を入力する場合の手順を示すフローチャート、図6は、従来の文字入力方法における「A」を入力する場合の手順を示すフローチャート、図7は、本実施の形態の携帯電話における「A」を入力する場合の手順を示すフローチャート、図8は、従来の文字入力方法における「の」を入力する場合の手順を示すフローチャート、図9は、本実施の形態の携帯電話における「の」を入力する場合の手順を示すフローチャートである。
【0025】
(1) ひらがな文字入力に関し、例えば「が」を入力する場合、「か」行変換を実現するダイヤルキー13内のキー1301(「2」のキー)を押すことで実現する(図4のステップS401)。この場合、キー1301は、「か」行変換及び「A、B、C、a、b、c」のアルファベット入力を実現するキーであり、最初に「か」が来るので一度だけ押せば良い。「か」を入力した後、濁点を入力するために、濁点入力を実現するキー1302(「*」のキー)を押す。これにより濁点が付された「が」が入力される(図4のステップS402)。
【0026】
(2) これに対し、本実施の形態の携帯電話では、「か」の文字を選択するキー1301と濁点入力を実現する背面側の補助キー18を同時に押す。これにより、一度に「が」が入力される(図5のステップS501のひらがな入力、濁点付与同時実現工程)。
【0027】
(3) 次に、英文大文字「A」を入力する場合、従来は「a」のアルファベット入力を実現するダイヤルキー13内のキー1301を押すことで実現する(図6のステップS601)。この場合、キー1301は、「か」行変換及び「A、B、C、a、b、c」のアルファベット入力を実現するキーであるので、このキー1301を連打して「b」(図6のステップS602の英文字入力順送り工程)、「c」(ステップS603の英文字入力順送り工程)と遷移させることで、目的の「A」を入力することができる(ステップS604の大文字小文字切り替え工程)。
【0028】
(4) これに対し、本実施の形態の携帯電話では、「a」のアルファベット入力を実現するダイヤルキー13内のキー1301と、大文字小文字を変換する裏面の補助キー19(大文字、小文字変換を実現するキー)を同時に押す。これにより、一度に「A」が入力される(図7のステップS701の英文字入力、大文字小文字変換同時実現工程)。
【0029】
(5) 次に、ひらがな「の」を入力する場合、従来は「な」行変換を実現するダイヤルキー13内のキー1303を押すことで実現する(図8のステップS801のひらがな入力工程)。この場合、キー1303は、「な」行変換及び「J、K、L、j、k、l」のアルファベット入力を実現するキーであるので、このキー1303を連打して「に」(ステップS802のひらがな文字入力順送り工程)、「ぬ」(ステップS803のひらがな文字入力順送り工程)、「ね」(ステップS804のひらがな文字入力順送り工程)、「の」(ステップS805のひらがな文字入力順送り工程)と遷移させることで、目的の「の」を入力することができる。
【0030】
(6) これに対し、本実施の形態の携帯電話では、「な」行変換を実現するダイヤルキー13内のキー1303と、「お」の母音変換を実現する裏面の補助キー21を同時に押す。これにより、一度に「の」が入力される(図9のステップS901のひらがな行、母音の同時指定による所望ひらがな入力工程)。
【0031】
次に、本実施の形態の携帯電話におけるナビゲーション支援の手順について説明する。ここで、図10は、従来処理を示す模式図、図11は、本実施の形態の携帯電話における処理を示す模式図である。
【0032】
例えば、自動車運転ゲームアプリケーションの実行中において、従来は図10に示すように、ハンドル操作とアクセル・ブレーキ操作が排他的になっている。すなわち、一方の操作を行っている最中に他方の操作はできないようになっている。ハンドル操作は、例えばカーソルキー15(ナビゲーション及び決定を実現するキー)で行い、アクセル・ブレーキ操作は例えば電源/終了キー17(電源及び受話オフ機能を実現するキー)で行う。
【0033】
これに対し、本実施の形態の携帯電話では、補助キーを使用することで、図11に示すように、ハンドル操作とアクセル・ブレーキ操作を同時に行える。例えば、カーソルキー15でハンドル操作を行いながら、補助キー20(補助操作を実現するキー)でアクセル・ブレーキ操作を行う。補助キーを使用することで、パーソナルコンピューターや専用ゲーム機と同様の操作が可能となる。
【0034】
一方、テキスト編集操作の場合、従来は機能キー14の1つを操作し、始点と終点をカーソルであわせてカーソルキー15の中央部分を押すことで、文字列のコピー、カット等を行っていた。これに対し、本実施の形態に係る携帯電話では、補助キー20(補助操作を実現するキー)を押しながらカーソルを進めて行くと文字が選択され、装置表面のコピー機能を実現するキー例えばカーソルキー15を押すことで、コピーやカットが可能となる。
【0035】
また、動画などのマルチメディア再生時の静止画キャプチャ操作を行う場合、従来は動画をカーソルキー15で一時停止させてから、キャプチャ操作を行う機能メニューから静止画を得ていた。これに対し、本実施の形態に係る携帯電話では、補助キー20で動画などのマルチメディア情報をリアルタイムにシーク、スロー再生、コマ送り再生させながら、同時にカーソルキー15で静止画キャプチャする操作が可能である。
【0036】
また、メニュー選択画面時においても、従来はカーソルキー15の中央部を親指で押してメニュー画面を開いてから目的のメニュー項目まで、カーソルキー15の上下左右部分を操作して進ませ、同じ親指で目的のメニューを選択することを可能にしていた。これに対し、本実施の形態に係る携帯電話では、カーソルキー15の中央部を親指で押してメニュー画面を開き、補助キー20を異なる指で操作し、目標のメニュー項目までシークを行い、カーソルキー15を親指で選択することにより素早く、効果的なメニュー選択操作が可能となる。
【0037】
このように、本実施の形態の携帯電話によれば、キー入力部11による文字入力を支援する補助キー入力部12を備えるとともに、その補助キー入力部12を構成する各補助キー18〜21を人差し指以下の指で操作できる位置に配置したので、片手で効率良く文字入力操作やナビゲーション操作を行うことができる。
【0038】
なお、上記実施の形態では、補助キー入力部12を構成する各補助キー18〜21を人差し指以下の指で操作できる位置に配置して、人差し指以下全ての指で操作するようにしたが、図12に示すように、中心軸が十字状に交わるように配置して人差し指のみで全ての操作を行えるようにしても構わない。因みに、その中央部に補助キー22を追加しても良い。
【0039】
また、補助キー18〜21のような押しボタン式のキーに代わって、図13に示すようなトラックボール(回転体)30を用いても良い。この場合、トラックボール30を補助キー18側に回転させて押下することで補助キー18を操作したときと同様の作用が得られる。また同様に補助キー19側に回転させて押下することで補助キー19を操作したときと同様に作用が得られる。また同様に補助キー20側に回転させて押下することで補助キー20を操作したときと同様の作用が得られる。また同様に補助キー21側に回転させて押下することで補助キー21を操作したときと同様の作用が得られる。
【0040】
但し、トラックボール30より得られる情報は略無限であるので、補助キー18〜21以上の操作が可能である。なお、トラックボールの場合、それの回転を検出するエンコーダが用いられることは言うまでもない。また、トラックボール30の装置内部側に押ボタンスイッチ(図示略)を設けてトラックボール30を装置内部側に押し込むことで、新たなキー入力ができるようにしても良い。例えば、補助入力の決定に用いることができる。
【0041】
また、各補助キー18〜21を図3に示すように配置することは人間工学に適うものであるが、例えば図14に示すように、一直線上に配置するようにしても構わない。
【0042】
また、補助キーの数に限定はなく、例えば1個であっても構わない。この場合、例えば図15に示すように、人差し指で操作できる位置に配置すれば良い。
【0043】
また、補助キーを、通話やメールブラウジング等の操作補助にも勿論使用することができる。
【0044】
(実施の形態2)
図16は、本発明の実施の形態2に係る携帯電話の概観を示す斜視図である。図16において、本実施の形態の携帯電話は、図14に示す補助キー配列を応用し、特に人差し指以下の4本の指を最大限に生かす為に装置本体の形状をハンドグリップ形状としたものである。さらに本実施の形態の携帯電話では、1個の押ボタンスイッチ22を装置本体前面側で且つ親指上に来るように配置している。このようなハンドグリップ形状及びスイッチ構成とすることで、操作性が更に向上する。そして、全ての指にボタンを割り当てることで、多用な操作が可能となる。
【0045】
(実施の形態3)
図17は、本発明の実施の態様3に係る携帯電話の概観を示す斜視図である。図17において、本実施の形態の携帯電話は、図13に示すトラックボール30を応用し、装置全体をマウスとして利用可能にしたものである。トラックボール30を用いたマウスの他に補助キーや赤外線又はブルートゥース(Bluetooth)を用いた無線通信装置(図示略)を設けることで、装置全体を1つの入力装置として利用することができる。ビデオアウトされた装置画面の操作や他の機器への赤外線装置を介したリモコン入力装置としての利用が可能となる。
【産業上の利用可能性】
【0046】
本発明は、携帯電話、PDA、PHSなどの携帯情報端末装置に用いるに好適である。
【図面の簡単な説明】
【0047】
【図1】本発明の実施の形態1に係る携帯電話の概観を示す斜視図
【図2】実施の形態1に係る携帯電話のキー入力部を示す平面図
【図3】実施の形態1に係る携帯電話の補助キー入力部を示す平面図
【図4】従来の携帯情報端末装置における平仮名文字入力処理を示すフローチャート
【図5】実施の形態1に係る携帯電話における平仮名文字入力処理を示すフローチャート
【図6】従来の携帯情報端末装置における英大文字入力処理を示すフローチャート
【図7】実施の形態1に係る携帯電話における英大文字入力処理を示すフローチャート
【図8】従来の携帯情報端末装置における平仮名文字入力処理を示すフローチャート
【図9】実施の形態1に係る携帯電話における平仮名文字入力処理を示すフローチャート
【図10】従来の携帯情報端末装置における自動車運転ゲームアプリケーションの操作処理を示す模式図
【図11】実施の形態1に係る携帯電話における自動車運転ゲームアプリケーションの操作処理を示す模式図
【図12】実施の形態1に係る携帯電話の補助キー入力部の応用例を示す平面図
【図13】実施の形態1に係る携帯電話の補助キー入力部の応用例を示す平面図
【図14】実施の形態1に係る携帯電話の補助キー入力部の応用例を示す平面図
【図15】実施の形態1に係る携帯電話の補助キー入力部の応用例を示す平面図
【図16】本発明の実施の形態2に係る携帯電話の概観を示す斜視図
【図17】本発明の実施の形態3に係る携帯電話の概観を示す斜視図
【符号の説明】
【0048】
10 携帯電話
10A 本体部
10B 表示部
11 キー入力部
12 補助キー入力部
13 ダイヤルキー
14 機能キー
15 カーソルキー
16 発信/受信キー
17 電源/終了キー
18〜22 補助キー
30 トラックボール

【特許請求の範囲】
【請求項1】
装置本体の前面側に設けられ、文字入力を含む各種入力を行う主入力手段と、
装置本体に設けられ、前記主入力手段による入力操作の補助を行う補助入力手段と、
を具備することを特徴とする携帯情報端末装置。
【請求項2】
前記補助入力手段は、一方向に押下可能な押ボタンスイッチを具備することを特徴とする請求項1に記載の携帯情報端末装置。
【請求項3】
前記補助入力手段は、前記押ボタンスイッチを少なくとも4個具備し、且つそれらの押ボタンスイッチの全て又はそのうちの4個が、人が装置本体を手で持ったときに、人差し指以下の各指上に来るように配置されていることを特徴とする請求項2に記載の携帯情報端末装置。
【請求項4】
前記補助入力手段は、前記押ボタンスイッチを少なくとも4個具備し、且つそれらの押ボタンスイッチが、十字状に配置されていることを特徴とする請求項2に記載の携帯情報端末装置。
【請求項5】
前記押ボタンスイッチが4個以上ある場合、そのうちの1個が装置本体の前面側で、且つ親指上に来るように配置されていることを特徴とする請求項3又は請求項4に記載の携帯情報端末装置。
【請求項6】
前記補助入力手段は、回転体と、前記回転体の動きを検出するエンコーダと、前記回転体の装置内部方向への押下を検出する押ボタンスイッチと、を具備することを特徴とする請求項1から請求項5のいずれかに記載の携帯情報端末装置。
【請求項7】
前記補助入力手段は、赤外線又はブルートゥースを用いた無線通信手段を具備することを特徴とする請求項1から請求項6のいずれかに記載の携帯情報端末装置。

【図1】
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【図2】
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【図3】
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【図4】
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【図5】
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【図6】
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【図7】
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【図8】
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【図9】
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【図10】
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【図11】
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【図12】
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【図13】
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【図14】
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【図15】
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【図16】
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【図17】
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【公開番号】特開2006−99449(P2006−99449A)
【公開日】平成18年4月13日(2006.4.13)
【国際特許分類】
【出願番号】特願2004−285061(P2004−285061)
【出願日】平成16年9月29日(2004.9.29)
【公序良俗違反の表示】
(特許庁注:以下のものは登録商標)
1.Bluetooth
【出願人】(000005821)松下電器産業株式会社 (73,050)
【Fターム(参考)】