説明

携帯端末装置

【課題】2つの筐体間を連結する連結部を、低周波数でありかつ広帯域である周波数帯の電波を受信するためのアンテナとして利用すること。
【解決手段】携帯端末装置は、回路基板が設けられた筐体と、前記回路基板から給電されることで第1の周波数帯の電波を送受信するアンテナと、前記第1の周波数帯よりも低くかつ広い周波数帯である第2の周波数帯の電波を受信可能な所定の電気長を有するとともに、前記筐体と前記筐体と異なる他の筐体とを可動自在に連結し、前記回路基板から給電されることで、前記第2の周波数帯の電波を受信する導電性の連結部とを備えた。

【発明の詳細な説明】
【技術分野】
【0001】
本発明は、携帯端末装置に関する。
【背景技術】
【0002】
近年、携帯電話機等の携帯端末装置は、通話機能やメール機能だけに留まらず、近距離無線通信機能やワンセグメント放送の視聴機能等を備えるようになり、ますます多機能化が進んでいる。このような多機能化に伴って、アンテナの数も増加する傾向にあり、このため、各アンテナの配置方式が種々検討されている。
【0003】
例えば、2つの筐体がヒンジ部を介して可動自在に連結された折り畳み式の携帯端末装置において、通話用アンテナとワンセグメント放送の受信用のアンテナ(以下、「ワンセグ用アンテナ」という)とを異なる位置に配置したものが知られている。
【0004】
図4は、通話用アンテナとワンセグ用アンテナとを異なる位置に配置した携帯端末装置の一例を示す図である。図4に示すように、第1の筐体111と第2の筐体112とがヒンジ部113を介して可動自在に連結された携帯端末装置110では、通話用アンテナとして、モノポールアンテナ114がヒンジ部113の近傍に配置されている。一方、ワンセグ用アンテナとして、伸縮自在なロッドアンテナ115が第2の筐体112の側面部に配置されている。
【0005】
図5は、通話用アンテナとワンセグ用アンテナとを異なる位置に配置した携帯端末装置の他の例を示す図である。なお、図5では、図4と同一の部位には同一の符号を付して示している。図5に示す携帯端末装置120では、ワンセグ用のアンテナとして、内蔵アンテナ121が第2の筐体112におけるヒンジ部113と反対側の端部に配置されている。
【0006】
ところで、図4及び図5に示した従来の携帯端末装置は、第2の筐体112の側面部や端部にワンセグ用アンテナを配置するためのスペースを別途確保している。このため、装置の小型化が阻害されるという問題がある。
【0007】
そこで、このような問題を解消するために、2つの筐体を連結するヒンジ部を通話用以外の他の用途のアンテナとして利用した携帯端末装置が知られている。この従来の携帯端末装置では、ヒンジ部が導電性の材料により形成されている。そして、ヒンジ部が、筐体の内部に設けられた回路基板から給電されることで、GPS(Global Positioning System)用の電波を受信するアンテナとして機能する。
【0008】
かかる従来の携帯端末装置では、ヒンジ部自体をGPS用のアンテナとして利用するため、ヒンジ部により連結される一方の筐体にGPS用のアンテナを配置するためのスペースを別途用意する必要がない。したがって、装置の小型化を図ることができる。
【先行技術文献】
【特許文献】
【0009】
【特許文献1】特開2007−88692号公報
【特許文献2】特開2009−94859号公報
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【0010】
しかしながら、上述した従来の携帯端末装置では、ヒンジ部をワンセグ用アンテナとして利用することができないという問題がある。
【0011】
具体的には、従来の携帯端末装置では、ヒンジ部をGPS用のアンテナとして利用しているが、GPS電波の周波数帯は約1575MHz前後であり、これに対応するヒンジ部の電気長は20〜30mm程度である。一方、ワンセグ用の電波の周波数帯は、比較的に低周波かつ広帯域(約400〜800MHz)であり、従来の携帯端末装置が備えたヒンジ部では、電気長が不足する。その結果、従来の携帯端末装置では、ヒンジ部をワンセグ用アンテナとして利用することができない。
【0012】
開示の技術は、上記に鑑みてなされたものであって、2つの筐体間を連結する連結部を、低周波数でありかつ広帯域である周波数帯の電波を受信するためのアンテナとして利用することができる携帯端末装置を提供することを目的とする。
【課題を解決するための手段】
【0013】
上述した課題を解決し、目的を達成するため、本願に開示する携帯端末装置は、回路基板が設けられた筐体と、前記回路基板から給電されることで第1の周波数帯の電波を送受信するアンテナと、前記第1の周波数帯と異なる周波数帯である第2の周波数帯の電波を受信可能な所定の電気長を有するとともに、前記筐体と前記筐体と異なる他の筐体とを可動自在に連結し、前記回路基板から給電されることで、前記第2の周波数帯の電波を受信する導電性の連結部とを備えた。
【発明の効果】
【0014】
本願の開示する携帯端末装置の一つの態様によれば、2つの筐体間を連結する連結部を、低周波数でありかつ広帯域である周波数帯の電波を受信するためのアンテナとして利用することができるという効果を奏する。
【図面の簡単な説明】
【0015】
【図1】図1は、本実施例に係る携帯電話機の外観斜視図である。
【図2】図2は、本実施例に係る携帯電話機が備えた連結部の周辺の構成を示す拡大斜視図である。
【図3】図3は、ワンセグ回路部の構成を示すブロック図である。
【図4】図4は、通話用アンテナとワンセグ用アンテナとを異なる位置に配置した携帯端末装置の一例を示す図である。
【図5】図5は、通話用アンテナとワンセグ用アンテナとを異なる位置に配置した携帯端末装置の他の例を示す図である。
【発明を実施するための形態】
【0016】
以下に、本願の開示する携帯端末装置の実施例を図面に基づいて詳細に説明する。
【実施例】
【0017】
本実施例は、本願の開示する携帯端末装置を折り畳み式の携帯電話機へ適用した例を示す。図1は、本実施例に係る携帯電話機の外観斜視図である。図2は、本実施例に係る携帯電話機が備えた連結部の周辺の構成を示す拡大斜視図である。
【0018】
図1及び図2に示すように、携帯電話機10は、表示部側の第1の筐体11と、操作部側の第2の筐体12とを有する。これら第1の筐体11と第2の筐体12とは、連結部13により回動自在に連結されている。第1の筐体11及び第2の筐体12は、例えば、軽量で高強度のマグネシウム合金等の材料により箱形状に形成されている。連結部13の近傍には、連結部13の露出を防ぐための図示しない外装カバーが設けられている。なお、図1では、第1の筐体11に対して第2の筐体12を回動することによって、第1の筐体11と第2の筐体12とが重なり合った状態を示している。
【0019】
第1の筐体11には、回路基板14、図示しないレシーバ、LCD(Liquid Crystal Display)素子等で構成される表示部等が配設されている。一方、第2の筐体12には、回路基板15、図示しない操作キー、マイクロホン等が配設されている。
【0020】
第2の筐体12の回路基板15には、図2に示すように、通話用の無線回路部16、ワンセグメント放送用の無線回路であるワンセグ回路部17とともに、図示しないプロセッサ、メモリ等による処理回路部等が配設されている。第1の筐体11の回路基板14と第2の筐体12の回路基板15とは、連結部13を貫通する接続ケーブル18により電気的に接続されている。
【0021】
第2の筐体12の連結部13側の一端には、通話用のアンテナである通話用アンテナ19が配設されている。通話用アンテナ19は、回路基板15に設けられた無線回路部16にフレキシケーブル等の導電部材20を介して接続されている。通話用アンテナ19は、無線回路部16から給電されることで、第1の周波数帯の電波を送受信する。無線回路部16は、通話用アンテナ19から入力される第1の周波数帯の受信信号に対して復調等の無線通話に必要な所定の処理を施す。
【0022】
なお、第1の周波数帯としては、例えば、通話用の周波数帯である2GHz帯等の比較的に高周波数かつ狭帯域である周波数帯が用いられる。
【0023】
連結部13は、金属等の導電性の材質により形成されたヒンジモジュールであり、第1の筐体11と第2の筐体12とを回動自在に連結する。また、連結部13は、回路基板15に設けられたワンセグ回路部17に板金等の導電部材21を介して接続されている。連結部13は、第1の周波数帯よりも低くかつ広い第2の周波数帯の電波を受信可能な所定の電気長を有し、ワンセグ回路部17から給電されることで、第2の周波数帯の電波を受信する。
【0024】
なお、第1の周波数帯が通話用の2GHz帯であるとすると、第2の周波数帯としては、例えば、ワンセグメント放送用の周波数帯である400MHz〜800MHz帯等の比較的に低周波数かつ広帯域である周波数帯が用いられる。
【0025】
具体的には、連結部13は、第1のヒンジ部22と、第2のヒンジ部23とを有する。第1のヒンジ部22は、第1の軸22aを中心として第1の筐体11と第2の筐体12とを回動自在に連結する。第2のヒンジ部23は、第1の軸22aと直交する第2の軸23aを中心として第1の筐体11と第2の筐体12とを回動自在に連結する。そして、連結部13は、第1のヒンジ部22の長さと第2のヒンジ部23の長さとを含む当該連結部13の合計の電気長を、第2の周波数帯の電波の1/4波長に設定している。これにより、連結部13は、第2の周波数帯の電波との間で共振状態となるアンテナとして機能し、第2の周波数帯の電波を効率良く受信することができる。
【0026】
ワンセグ回路部17は、連結部13に対する給電を行うとともに、連結部13から入力される第2の周波数帯の受信信号に対して復調等のワンセグメント放送の受信に必要な所定の処理を施す。以下、ワンセグ回路部17の具体的な構成を説明する。
【0027】
図3は、ワンセグ回路部17の構成を示すブロック図である。図3に示すように、ワンセグ回路部17は、位相調整回路部24と、周波数遮断部25と、整合回路部26と、ワンセグ回路本体部27とを有する。
【0028】
位相調整回路部24は、連結部13における第2の周波数帯の電波に対する受信特性が維持されるように、連結部13に流れる電流の位相を調整する。さらに、位相調整回路部24は、通話用アンテナ19に流れる電流の位相と連結部13に流れる電流の位相とが逆相以外の状態となるように、連結部13に流れる電流の位相を調整する。
【0029】
周波数遮断部25は、例えば、ローパスフィルタ、ハイパスフィルタ、バンドパスフィルタにより構成されている。周波数遮断部25は、通話用アンテナ19により受信される第1の周波数帯を遮断するとともに、連結部13により受信される第2の周波数帯を通過させる。
【0030】
整合回路部26は、連結部13とワンセグ回路本体部27との間で流れる電流を整流化するために、連結部13のインピーダンスとワンセグ回路本体部27の入力インピーダンスとを整合する。
【0031】
ワンセグ回路本体部27は、連結部13に対する給電を行うとともに、連結部13から入力される第2の周波数帯の受信信号を復調し、復調された信号を用いて第1の筐体11に設けられた図示しない表示部に画像表示を行う。
【0032】
上述してきたように、本実施例では、第1の筐体11と第2の筐体12とを連結する導電性の連結部13が、通話用アンテナ19により受信される電波の第1の周波数帯よりも低くかつ広い第2の周波数帯の電波を受信可能な所定の電気長を有する。そして、連結部13が、第2の筐体12に設けられた回路基板15から給電されることで第2の周波数帯の電波を受信する。このため、本実施例によれば、ワンセグメント放送用の電波のように比較的に低周波数かつ広帯域である電波を受信するためのアンテナとして、筐体間を連結する連結部13を利用することができる。
【0033】
また、本実施例では、連結部13が、第1のヒンジ部22と第2のヒンジ部23とを備え、第1のヒンジ部22の長さと第2のヒンジ部23の長さとを含む電気長を、第2の周波数帯の電波の1/4波長に設定している。このため、本実施例によれば、ワンセグメント放送用の電波のように比較的に低周波数かつ広帯域である電波を受信するための連結部13の電気長を容易に確保することができる。
【0034】
また、本実施例では、回路基板15に設けられ、連結部13における第2の周波数帯の電波に対する受信特性が維持されるように、連結部13に流れる電流の位相を調整する位相調整回路部24を備える。このため、本実施例によれば、連結部13の可動に伴って連結部13に流れる電流の位相が変動した場合であっても、ワンセグメント放送用の電波のように比較的に低周波数かつ広帯域である電波を安定的に受信することができる。
【0035】
また、本実施例では、位相調整回路部24が、さらに、通話用アンテナ19に流れる電流の位相と連結部13に流れる電流の位相とが逆相以外の状態となるように、連結部13に流れる電流の位相を調整する。このため、本実施例によれば、通話用アンテナ19に流れる電流と連結部13に流れる電流とが互いに干渉し合う事態を回避することができ、その結果、通話用アンテナ19と連結部13の双方のアンテナ特性が劣化することを防ぐことができる。
【0036】
また、本実施例では、回路基板15に設けられ、通話用アンテナ19により受信される第1の周波数帯を遮断するとともに、連結部13により受信される第2の周波数帯を通過させる周波数遮断部25を備える。このため、本実施例によれば、通話用アンテナ19により受信される第1の周波数帯の電波の一部が連結部13に捕捉される自体を回避することができ、その結果、通話用アンテナ19と連結部13の双方のアンテナ特性が劣化することをより一層防ぐことができる。
【0037】
(他の実施例)
さて、これまで本発明の実施例について説明したが、本発明は上述した実施例以外にも、特許請求の範囲に記載した技術的思想の範囲内において、種々の異なる実施例にて実施することもできる。
【0038】
すなわち、本実施例では、ヒンジモジュールによる折り畳み方式の携帯電話機へ本発明を適用した例を説明したが、図示したヒンジモジュールに限らず各種のヒンジモジュールによる折り畳み方式の携帯電話機へ本発明を適用することもできる。さらには、ヒンジモジュールによる折り畳み方式に限らず、本発明は、例えばスライド方式や平面回転方式の連結部によって固定側筐体に対して可動側筐体を可動自在とした携帯電話機にも同様に適用することができる。
【0039】
また、本実施例では、携帯端末装置としての携帯電話機への適用例を説明したが、本発明は、これに限定されるものではない。例えば、本発明は、PDA(Personal Digital Assistants)のような小型情報処理端末、小型音楽再生装置、携帯テレビ、携帯型ゲーム機等の他の各種携帯端末装置にも適用することができる。
【0040】
以上の実施例を含む実施形態に関し、さらに以下の付記を開示する。
【0041】
(付記1)回路基板が設けられた筐体と、
前記回路基板から給電されることで第1の周波数帯の電波を送受信するアンテナと、
前記筐体と前記筐体と異なる他の筐体とを可動自在に連結するとともに、前記第1の周波数帯よりも低くかつ広い周波数帯である第2の周波数帯の電波を受信可能な所定の電気長を有し、前記回路基板から給電されることで前記第2の周波数帯の電波を受信する導電性の連結部と
を備えたことを特徴とする携帯端末装置。
【0042】
(付記2)前記連結部は、
第1の軸を中心として前記筐体と前記他の筐体とを回動自在に連結する第1のヒンジ部と、前記第1の軸と直交する第2の軸を中心として前記筐体と前記他の筐体とを回動自在に連結する第2のヒンジ部とを備え、
前記第1のヒンジ部の長さと前記第2のヒンジ部の長さとを含む前記電気長を、前記第2の周波数帯の電波の1/4波長に設定したことを特徴とする付記1に記載の携帯端末装置。
【0043】
(付記3)前記回路基板に設けられ、前記連結部における前記第2の周波数帯の電波に対する受信特性が維持されるように、前記連結部に流れる電流の位相を調整する位相調整回路部をさらに備えたことを特徴とする付記1又は2に記載の携帯端末装置。
【0044】
(付記4)前記位相調整回路部は、前記連結部における前記第2の周波数帯の電波に対する受信特性が維持されるとともに、前記アンテナに流れる電流の位相と前記連結部に流れる電流の位相とが逆相以外の状態となるように、前記連結部に流れる電流の位相を調整することを特徴とする付記3に記載の携帯端末装置。
【0045】
(付記5)前記回路基板に設けられ、前記第1の周波数帯を遮断するとともに、前記第2の周波数帯を通過させる周波数遮断部をさらに備えたことを特徴とする付記1〜4のいずれか一つに記載の携帯端末装置。
【0046】
(付記6)前記第1の周波数帯は、通話用の周波数帯であり、前記第2の周波数帯は、ワンセグメント放送用の周波数帯であることを特徴とする付記1〜5のいずれか一つに記載の携帯端末装置。
【符号の説明】
【0047】
10 携帯電話機
11 第1の筐体
12 第2の筐体
13 連結部
14 回路基板
15 回路基板
16 無線回路部
17 ワンセグ回路部
18 接続ケーブル
19 通話用アンテナ
20 導電部材
21 導電部材
22 第1のヒンジ部
22a 第1の軸
23 第2のヒンジ部
23a 第2の軸
24 位相調整回路部
25 周波数遮断部
26 整合回路部
27 ワンセグ回路本体部

【特許請求の範囲】
【請求項1】
回路基板が設けられた筐体と、
前記回路基板から給電されることで第1の周波数帯の電波を受信するアンテナと、
前記筐体と前記筐体と異なる他の筐体とを可動自在に連結するとともに、前記第1の周波数帯と異なる周波数帯である第2の周波数帯の電波を受信可能な所定の電気長を有し、前記回路基板から給電されることで前記第2の周波数帯の電波を受信する導電性の連結部と
を備えたことを特徴とする携帯端末装置。
【請求項2】
前記連結部は、
第1の軸を中心として前記筐体と前記他の筐体とを回動自在に連結する第1のヒンジ部と、前記第1の軸と直交する第2の軸を中心として前記筐体と前記他の筐体とを回動自在に連結する第2のヒンジ部とを備え、
前記第1のヒンジ部の長さと前記第2のヒンジ部の長さとを含む前記電気長を、前記第2の周波数帯の電波の1/4波長に設定したことを特徴とする請求項1に記載の携帯端末装置。
【請求項3】
前記回路基板に設けられ、前記連結部における前記第2の周波数帯の電波に対する受信特性が維持されるように、前記連結部に流れる電流の位相を調整する位相調整回路部をさらに備えたことを特徴とする請求項1又は2に記載の携帯端末装置。
【請求項4】
前記位相調整回路部は、前記連結部における前記第2の周波数帯の電波に対する受信特性が維持されるとともに、前記アンテナに流れる電流の位相と前記連結部に流れる電流の位相とが逆相とならないように、前記連結部に流れる電流の位相を調整することを特徴とする請求項3に記載の携帯端末装置。
【請求項5】
前記回路基板に設けられ、前記第1の周波数帯を遮断するとともに、前記第2の周波数帯を通過させる周波数遮断部をさらに備えたことを特徴とする請求項1〜4のいずれか一つに記載の携帯端末装置。

【図1】
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【図2】
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【図3】
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【図4】
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【図5】
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【公開番号】特開2011−55240(P2011−55240A)
【公開日】平成23年3月17日(2011.3.17)
【国際特許分類】
【出願番号】特願2009−202068(P2009−202068)
【出願日】平成21年9月1日(2009.9.1)
【出願人】(000005223)富士通株式会社 (25,993)
【Fターム(参考)】