説明

携帯端末装置

【課題】処理負担の増加を抑えつつ、画像を再生する順序をユーザの意図に応じて設定し得る携帯電話機1を提供する。
【解決手段】携帯電話機1は、表示部11、21と、画像と当該画像に関連付けられたテキスト情報とを記憶する記憶部200と、前記画像を選択する入力を受け付ける受付部12、22と、前記表示部を11,21制御する表示制御部100と、を備える。ここで、前記表示制御部100は、前記画像のサムネイル画像を前記表示部11、21の第1領域に表示させるとともに、前記受付部12、22により受け付けられた前記入力によって前記第1領域に表示された前記サムネイル画像が選択された時、選択された前記サムネイル画像に対応する前記画像に関連付けられた前記テキスト情報を、前記表示部11、21において、前記第1領域とは異なる第2領域に表示させる。

【発明の詳細な説明】
【技術分野】
【0001】
本発明は、携帯電話機やPDA(Personal Digital Assistant)等の携帯端末装置に関するものである。
【背景技術】
【0002】
従来、携帯端末装置には、複数の動画のそれぞれをサムネイル画像に縮小して一覧表示する機能が設けられている。かかる機能において、サムネイル画像がユーザにより選択されると、選択されたサムネイル画像に対応する動画が再生される(たとえば、特許文献1参照)。
【先行技術文献】
【特許文献】
【0003】
【特許文献1】特開2010−259028号公報
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【0004】
上記の構成では、ユーザは動画を再生する順序を定めることができない。
【0005】
このため、ユーザがサムネイル画像を選択し、動画を再生する順序を設定することにより、ユーザが再生リストを作成することも考えられる。この場合、選択されたサムネイル画像が再生する順序に並んだ再生リストが表示され得る。
【0006】
しかしながら、画像のデータ容量は大きいため、上記のように再生リストがサムネイル画像で作成されると、再生リストを作成するための処理の負担が大きくなってしまう。
【0007】
本発明は、かかる課題に鑑みてなされたものであり、処理負担の増加を抑えつつ、画像を再生する順序をユーザの意図に応じて設定し得る携帯端末装置を提供することを目的とする。
【課題を解決するための手段】
【0008】
本発明の携帯端末装置は、表示部と、画像と当該画像に関連付けられたテキスト情報とを記憶する記憶部と、前記画像を選択する入力を受け付ける受付部と、前記表示部を制御する表示制御部と、を備える。ここで、前記表示制御部は、前記画像のサムネイル画像を前記表示部の第1領域に表示させるとともに、前記受付部により受け付けられた前記入力によって前記第1領域に表示された前記サムネイル画像が選択されたとき、選択された前記サムネイル画像に対応する前記画像に関連付けられた前記テキスト情報を、前記表示部において、前記第1領域とは異なる第2領域に表示させる。
【0009】
本態様に係る携帯端末装置において、前記表示制御部は、前記テキスト情報と当該テキスト情報に対応する前記サムネイル画像のそれぞれに、互いが関連することを示す目印を付すように構成され得る。
【0010】
本態様に係る携帯端末装置において、前記目印は、色および形状の少なくともいずれか一方を含むように構成され得る。
【0011】
本態様に係る携帯端末装置において、前記表示制御部は、前記サムネイル画像が選択された順に、前記テキスト情報を前記第2領域に表示するように構成され得る。
【0012】
本態様に係る携帯端末装置において、前記画像は、静止画および動画の少なくともいずれか一方を含むように構成され得る。
【0013】
本態様に係る携帯端末装置において、前記表示制御部は、前記サムネイル画像とともに、前記テキスト情報を含む前記画像の付属情報を前記表示部に表示するように構成され得る。
【0014】
本態様に係る携帯端末装置において、前記表示制御部は、前記第2領域に表示された前記テキスト情報に関連付けられた前記画像を、前記第1領域に表示された前記サムネイル画像より大きなサイズで、前記表示部において、前記第1領域および前記第2領域とは異なる第3領域に表示するように構成され得る。
【0015】
この場合、前記表示制御部は、前記第2領域に表示された前記テキスト情報の並びに従った順番で前記第3領域に前記画像を表示するように構成され得る。
【0016】
さらに、この場合、前記表示部は、第1表示部および第2表示部を含み、前記受付部は、前記第1表示部に対する入力を受け付ける第1受付部、および前記第2表示部に対する入力を受け付ける第2受付部を含み、前記表示制御部は、前記画像を前記第1表示部の前記第3領域に表示し、前記サムネイル画像を前記第2表示部の前記第1領域に表示し、前記テキスト情報を前記第2表示部の前記第2領域に表示するよう構成され得る。
【0017】
本発明のプログラムは、表示部と、画像と当該画像に関連付けられたテキスト情報とを記憶する記憶部と、前記画像を選択する入力を受け付ける受付部とを備える携帯端末装置のコンピュータに、前記画像のサムネイル画像を前記表示部の第1領域に表示させるとともに、前記受付部により受け付けられた前記入力によって前記第1領域に表示された前記サムネイル画像が選択されたとき、選択された前記サムネイル画像に対応する前記画像に関連付けられた前記テキスト情報を、前記表示部において、前記第1領域とは異なる第2領域に表示させる機能を付与する。
【発明の効果】
【0018】
本発明によれば、処理負担の増加を抑えつつ、画像を再生する順序をユーザの意図に応じて設定し得る携帯端末装置を提供することができる。
【0019】
本発明の効果ないし意義は、以下に示す実施の形態の説明により更に明らかとなろう。ただし、以下の実施の形態は、あくまでも、本発明を実施化する際の一つの例示であって、本発明は、以下の実施の形態に記載されたものに何ら制限されるものではない。
【図面の簡単な説明】
【0020】
【図1】実施の形態に係る携帯電話機の外観構成を示す図である。
【図2】実施の形態に係る携帯電話機の状態の切り替えを説明するための図である。
【図3】実施の形態に係る携帯電話機の全体構成を示すブロック図である。
【図4】実施の形態に係る検索画面および検索結果一覧を表示した各表示面を示す図である。
【図5】実施の形態に係る動画を再生するための画面を表示した各表示面を示す図である。
【図6】実施の形態に係る動画を再生するための処理手順を示すフローチャートである。
【図7】実施の形態に係る動画を再生するための画面を表示した各表示面を示す図である。
【図8】実施の形態に係るサムネイル画像および再生項目の目印の例を示す図である。
【発明を実施するための形態】
【0021】
以下、本発明の実施の形態について、図面を参照して説明する。
【0022】
<携帯電話機の構成>
図1は、携帯電話機1の構成を示す分解斜視図である。携帯電話機1は、第1キャビネット10と、第2キャビネット20と、これら第1、第2キャビネット10、20を保持する保持体30とで構成されている。
【0023】
第1キャビネット10は、横長の直方体形状を有する。第1キャビネット10には、第1タッチパネルが配されている。第1タッチパネルは、第1ディスプレイ11、第1タッチセンサ12および第1透明カバー13を含む。
【0024】
第1ディスプレイ11は、表示部の第1表示部に相当し、第1表示面11a1に画像を表示する。第1ディスプレイ11は、第1液晶パネル11aおよび第1液晶パネル11aを照明する第1バックライト11bで構成されている(図3参照)。第1液晶パネル11aの前面に第1表示面11a1が設けられる。第1ディスプレイ11の上に第1タッチセンサ12が重ねられて配されている。第1バックライト11bは1つまたは複数の光源を含む。
【0025】
第1タッチセンサ12は、第1ディスプレイ11に対する入力を受け付ける第1受付部に相当する。第1タッチセンサ12は、透明な長方形状のシートであり、第1ディスプレイ11の第1表示面11a1を覆う。第1タッチセンサ12は、マトリクス状に配された第1透明電極と第2透明電極とを備えている。第1タッチセンサ12は、これら透明電極間の静電容量の変化を検出することによって、ユーザが触れた第1表示面11a1上の位置を検出し、その位置に応じた位置信号を出力する。なお、ユーザが第1表示面11a1を触れるとは、たとえば、ユーザがペンなどの接触部材や指を第1表示面11a1上または上方を配することである。接触部材や指は第1表示面11a1上または上方で静止してもよいし、移動してもよい。また、第1表示面11a1を触れるとは、実際には、後述する第1透明カバー13の中で画像が映る領域を触れることである。
【0026】
第1透明カバー13が、第1タッチセンサ12の上に重ねられている。第1透明カバー13は、第1タッチセンサ12を覆い、第1キャビネット10の正面に現れる。
【0027】
第1キャビネット10の内部には、中央やや後ろ位置にカメラモジュール14が配されている。このカメラモジュール14における被写体像を取り込むためのレンズ窓(図示せず)が、第1キャビネット10の下面に設けられている。
【0028】
また、第1キャビネット10の内部には、前面近傍の中央位置に磁石15が配されており、右前角部に磁石16が配されている。
【0029】
さらに、第1キャビネット10の右側面および左側面には、突起部17が設けられている。
【0030】
第2キャビネット20は、横長の直方体形状であって、第1キャビネット10とほぼ同じ形状と大きさを有する。第2キャビネット20には、第2タッチパネルが配されている。第2タッチパネルは、第2ディスプレイ21、第2タッチセンサ22および第2透明カバー23を含む。
【0031】
第2ディスプレイ21は、表示部の第2表示部に相当し、第2表示面21a1に画像を表示する。第2ディスプレイ21は、第2液晶パネル21aおよび、第2液晶パネル21aを照明する第2バックライト21bで構成されている。第2液晶パネル21aの前面に第2表示面21a1が設けられる。第2バックライト21bは1つまたは複数の光源を含む。なお、第1ディスプレイ11および第2ディスプレイ21は、有機EL等他の表示素子により構成されてもよい。
【0032】
第2タッチセンサ22は、第2ディスプレイ21に対する入力を受け付ける第2受付部に相当する。第2タッチセンサ22が第2ディスプレイ21に重ねられている。第2タッチセンサ22は第2ディスプレイ21を覆い、第2タッチセンサ22の上に第2透明カバー23が重ねられている。なお、第2タッチセンサ22の構成は、第1タッチセンサ12と同様である。なお、ユーザが第2表示面21a1を触れるとは、実際には、後述する第2透明カバー23の中で画像が映る領域をユーザが指などで触れることである。
【0033】
第2透明カバー23は、第2タッチセンサ22を覆い、第2キャビネット20の正面に現れる。
【0034】
第2キャビネット20の内部には、後面近傍の中央位置に磁石24が配されている。
この磁石24と第1キャビネット10の磁石15とは、後述する開状態で互いに引き合うよう構成されている。なお、磁石24または磁石15のいずれか一方の磁力が十分大きければ、他方の磁石を磁性体に代えてもよい。
【0035】
第2キャビネット20の内部において、右前角部には閉鎖センサ25が配されており、右後角部には開放センサ26が配されている。これらセンサ25、26は、たとえば、ホールICなどで構成され、磁石16の磁力に反応して検出信号を出力する。後述する閉状態で、第1キャビネット10の磁石16が閉鎖センサ25に接近するので、閉鎖センサ25からON信号が出力される。一方、開状態になると、第1キャビネット10の磁石16が開放センサ26に接近するので、開放センサ26からON信号が出力される。
【0036】
さらに、第2キャビネット20の両側面にはそれぞれ2つの軸部27が設けられている。
【0037】
保持体30は、底板部31と、底板部31の右端部に形成された右保持部32と、底板部31の左端部に形成された左保持部33とで構成されている。
【0038】
底板部31には、3つのコイルバネ34が左右方向に並ぶように配されている。これらコイルバネ34は、第2キャビネット20が保持体30に取り付けられた状態において、第2キャビネット20の下面に当接し、第2キャビネット20に対して上方に押し上げる力を付与する。
【0039】
右保持部32の上面にはマイク35および電源キー36が配されている。左保持部33の上面には、スピーカ38が配されている。
【0040】
また、右保持部32の外側面には、複数のハードキー37が配されている。
【0041】
右保持部32および左保持部33の内側面には、案内溝39(左保持部33側のみ図示)が形成されている。案内溝39は、上溝39a、下溝39bおよび2つの縦溝39cとで構成されている。上溝39aおよび下溝39bは前後方向に延び、縦溝39cは、上溝39aと下溝39bとを繋ぐように上下に延びる。
【0042】
携帯電話機1を組み立てる際には、軸部27が案内溝39の下溝39bに挿入され、第2キャビネット20が保持体30の収容領域R内に配置される。突起部17が案内溝39の上溝39aに挿入され、第1キャビネット10が第2キャビネット20の上に配置され、第1キャビネット10が保持体30の収容領域R内に収まる。
【0043】
こうして、底板部31、右保持部32および左保持部33に囲まれた収容領域Rの中に、第1キャビネット10および第2キャビネット20が上下に重なった状態で収容される。この状態では、第1キャビネット10は、上溝39aに案内されて前後にスライド可能である。第2キャビネット20は、下溝39bに案内されて前後にスライド可能である。また、第2キャビネット20が前方に移動し、軸部27が縦溝39cまでくると、第2キャビネット20は、縦溝39cに案内されて上下にスライド可能となる。
【0044】
図2は、携帯電話機1を閉状態から開状態へ切り替えるための操作について説明するための図である。
【0045】
図2(a)に示す閉状態では、第1キャビネット10が第2キャビネット20の上に重ねられて、携帯電話機1が畳まれる。第2表示面21a1が第1キャビネット10で隠れ、第1表示面11a1のみが外部に露出する。
【0046】
図2(b)に示す矢印の方向に、第1キャビネット10が後方に移動し、図2(c)に示す矢印の方向に、第2キャビネット20が前方へ引き出される。第2キャビネット20が第1キャビネット10に完全に重ならなくなると、図1に示す軸部27が縦溝39cにくる。これにより、軸部27が縦溝39cに沿って動き、第2キャビネット20は上下に移動可能になる。このとき、コイルバネ34の弾性力と、磁石15および磁石24の引力とにより、第2キャビネット20は上昇する。
【0047】
図2(d)に示すように、第2キャビネット20が第1キャビネット10と密着して並び、第2キャビネット20の第2表示面21a1が第1表示面11a1と同じ高さになる。これにより、携帯電話機1は開状態に切り替えられる。開状態では、第1キャビネット10および第2キャビネット20が広げられて、第1表示面11a1と第2表示面21a1の双方が外部に露出する。
【0048】
図3は、携帯電話機1の全体構成を示すブロック図である。本実施の形態の携帯電話機1は、上述した各構成要素の他、CPU100、メモリ200、映像エンコーダ301、音声エンコーダ302、キー入力回路303、通信モジュール304、バックライト駆動回路305、映像デコーダ306、音声デコーダ307、バッテリー309、電源部310、クロック311を備えている。
【0049】
カメラモジュール14はCCD等の撮像素子を有する。カメラモジュール14は、撮像素子から出力された撮像信号をデジタル化し、その撮像信号にガンマ補正等の各種補正を施して映像エンコーダ301へ出力する。映像エンコーダ301は、カメラモジュール14からの撮像信号にエンコード処理を施してCPU100へ出力する。
【0050】
マイク35は、集音した音声を音声信号に変換して音声エンコーダ302へ出力する。音声エンコーダ302は、マイク35からのアナログの音声信号をデジタルの音声信号に変換するとともに、デジタルの音声信号にエンコード処理を施してCPU100へ出力する。
【0051】
キー入力回路303は、電源キー36やハードキー37の各キーが押されたときに、各
キーに応じた入力信号をCPU100へ出力する。
【0052】
通信モジュール304は、CPU100からの情報を無線信号に変換し、アンテナ304aを介して基地局へ送信する。また、通信モジュール304は、アンテナ304aを介して受信した無線信号を情報に変換してCPU100へ出力する。
【0053】
バックライト駆動回路305は、CPU100からの制御信号に応じた電圧を第1バックライト11bおよび第2バックライト21bに印加する。第1バックライト11bは、バックライト駆動回路305による電圧により点灯し、第1液晶パネル11aを照明する。第2バックライト21bは、バックライト駆動回路305による電圧により点灯し、第2液晶パネル21aを照明する。
【0054】
映像デコーダ306は、CPU100からの画像情報を第1液晶パネル11aおよび第2液晶パネル21aで表示できる画像信号に変換し、これらを液晶パネル11a、21aに出力する。第1液晶パネル11aは、画像信号に応じた画像を第1表示面11a1に表示する。第2液晶パネル21aは、映像信号に応じた画像を第2表示面21a1に表示する。
【0055】
音声デコーダ307は、CPU100からの音声信号と、着信音やアラーム音等の各種報知音の音信号とにデコード処理を施し、さらにアナログの音声信号に変換してスピーカ38に出力する。スピーカ38は、音声デコーダ307からの音声信号や着信音等を再生する。
【0056】
バッテリー309は、CPU100やCPU100以外の各部へ電力を供給するためのものであり、二次電池からなる。バッテリー309は電源部310に接続されている。
【0057】
電源部310は、バッテリー309の電圧を各部に必要な大きさの電圧に変換して各部へ供給する。また、電源部310は、外部電源(図示せず)を介して供給された電力をバッテリー309へ供給して、バッテリー309を充電する。
【0058】
クロック311は、時間を計測し、計測した時間を応じた信号をCPU100へ出力する。
【0059】
メモリ200は、ROMおよびRAMを含む。メモリ200には、CPU100に制御機能を付与するための制御プログラムが記憶されている。
【0060】
メモリ200には、カメラモジュール14で撮影した画像の情報、通信モジュール304を介して外部から取り込んだ情報、および各タッチセンサ12、22により入力された情報が所定のファイル形式で保存される。カメラモジュール14で撮影した画像は、静止画である写真、および動画であるビデオを含む。
【0061】
メモリ200には、表示情報が記憶されている。表示情報は、各表示面11a1、21a1に表示される画像の内容と、各画像が各表示面11a1、21a1に表示される位置とを対応付けた情報である。画像には、静止画および動画がある。動画は複数のフレームで構成され、各フレームは静止画からなる。静止画は、アイコン、ボタン、写真、サムネイル画像およびテキストレイアウト領域を含む。テキストレイアウト領域は、テキスト情報が表示された領域である。また、後述する動画と動画のサムネイル画像と動画の詳細情報と再生項目とは、動画の識別情報により関連づけられてメモリ200に記憶される。
【0062】
CPU100は、キー入力回路303および各タッチセンサ12、22からの操作入力
信号に基づき、制御プログラムに従って、カメラモジュール14、マイク35、通信モジュール304、液晶パネル11a、21a、スピーカ38、スピーカ38等を動作させる。これにより、CPU100は、通話機能、電子メール機能、キーロック機能等の各種アプリケーションを実行する。
【0063】
CPU100は、検索部として、動画を検索し、検索結果の情報を取り込む。具体的には、CPU100は、ユーザにより入力されたキーワードなどの情報を通信モジュール304により動画の配信元、たとえば、特定のサーバへ送信する。これにより、その情報を属性に含む動画が検索され、CPU100は、検索結果の動画の情報を、通信モジュール304を介して受信する。なお、動画の情報は画像情報、音声情報および付属情報を含み、画像情報は複数のフレームで形成される。ただし、検索結果としては、動画の情報の一部が取得される。たとえば、画像情報のうちの1つのフレームおよび付属情報だけが取り込まれる。付属情報には、画像のタイトル、コメント、撮影日時、投稿日時、撮影者、投稿者、データ容量、再生時間など画像を詳しく示す情報が挙げられる。また、動画の画像情報、音声情報および付属情報には動画の識別情報が付されており、動画の識別情報により画像情報、音声情報および付属情報は対応付けられている。
【0064】
CPU100は、表示情報を参照し、各タッチセンサ12、22による入力位置からユーザにより選択された画像を判断する。たとえば、図4(a)に示す入力キーのボタン上がユーザによりタッチされると、表示情報に基づき、タッチされた入力位置に表示される入力キーが特定される。これにより、入力キーが選択され、入力キーが示す文字が入力されたと判断される。また、たとえば、図4(b)に示す動画Aのサムネイル画像“イメージA”上がユーザによりタッチされると、CPU100は、入力位置に表示されるサムネイル画像“イメージA”を特定する。これにより、サムネイル画像“イメージA”およびこれに対応する動画Aが選択されたと判断されるとともに、サムネイル画像に関連付けられた動画Aの詳細情報が取得される。
【0065】
CPU100は、抽出部として、選択された動画の付属情報からテキスト情報の一部または全部を抽出すると共に、動画の付属情報から動画の識別情報を取得する。具体的には、図5(b)に示すように、動画Dのサムネイル画像“イメージD”が選択されると、CPU100は、動画Dの詳細情報からタイトル名“タイトルD”を抽出する。抽出された情報には、動画の識別情報が付与される。なお、抽出されたテキスト情報は、動画を特定するための情報であるため、後述する動画の再生項目に利用される。
【0066】
CPU100は、表示制御部として、映像デコーダ306およびバックライト駆動回路305へ制御信号を出力する。たとえば、CPU100は、バックライト駆動回路305を制御し、各バックライト11b、21bを消灯する。一方、CPU100は、各バックライト11b、21bを点灯すると共に、映像デコーダ306を制御し、各表示面11a1、21a1に画像を表示させる。なお、CPU100は、各表示面11a1、21a1に画像を表示する際のコントラスト、輝度、画面サイズ、および画面の透明度なども制御する。
【0067】
たとえば、図4(b)および図5(a)に示すように、動画の検索結果一覧が各表示面11a1、21a1の第1領域に表示される。動画の検索結果一覧はサムネイル画像および詳細情報で構成される。サムネイル画像は、動画の画像情報に基づき1つのフレームが縮小されて表示された画像からなり、動画より小さなサイズで表示される。詳細情報は、動画の付属情報の一部または全部が入力されたテキストレイアウト領域からなる。横に並ぶサムネイル画像と詳細情報とが対になって1つの動画を示す。
【0068】
図5(b)に示すように、再生リストが第2表示面21a1の第2領域に表示される。
第2領域は、再生リストが設けられる再生リスト欄21a2に相当する。再生リストは、1つまたは複数の再生項目を含む。再生項目が再生対象の動画を示し、再生項目が並ぶ順番が動画の再生順位を定める。再生項目は、抽出部により抽出されたテキスト情報が入力されたテキストレイアウト領域からなる。再生項目が並ぶ順番は、ユーザによりサムネイル画像が選択された順に対応する。なお、ユーザにより再生項目が表示される位置を移動する操作がなされると、再生項目の表示位置が移動されてもよい。これにより、再生項目が並ぶ順が変更されるため、動画が再生される順も変更される。
【0069】
ここで、検索結果一覧のサムネイル画像と再生リストの再生項目とが関連付けて表示される。たとえば、サムネイル画像に対応する動画が再生対象に選ばれると、動画の再生項目とサムネイル画像に同じ目印が付される。サムネイル画像および再生項目の枠の色や形状を合わせることにより目印とすることもできるし、サムネイル画像および再生項目に同じマークを付すことにより目印とすることもできる。具体的には、図5(b)を参照して、サムネイル画像“イメージD”に対応する動画Dが再生項目“タイトルD”に挙げられている場合、サムネイル画像の枠と再生項目の枠とが同じ線幅の太線で表わされる。また、サムネイル画像“イメージE”に対応する動画Eが再生項目“タイトルE”に挙げられている場合、サムネイル画像の枠と再生項目の枠とが同様の二重線で表わされる。
【0070】
さらに、図5(a)および図5(b)に示すように、動画はサムネイル画像より大きなサイズで第1表示面11a1の第3領域に表示される。動画のフレームが連続的に表示されることにより、動画が再生される。動画は、再生リストの順またはユーザにより個別に選択された順に再生される。再生項目に挙がると、再生の前または再生時に、再生項目が並ぶ順に、再生項目に対応する動画の識別情報が通信モジュール304を介して動画の配信元へ送信される。これに応じて識別情報に対応する動画の画像情報および再生情報が配信元からダウンロードされ、画像情報に基づき画像が第1表示面11a1に表示される。なお、早送りボタン、一時停止ボタンおよび巻き戻しボタンが動画上に表示される。これらのボタンは、動画の再生が開始されてから、およびユーザによる操作がされてから所定時間の間表示される。
【0071】
CPU100は、画像の表示に同期させて、音声情報に基づき音声をスピーカ308から出力する。これにより、動画が再生される。
【0072】
<第1の実施形態の処理手順>
図4(a)は、動画を検索するための画面を各表示面11a1、21a1に表示した図である。図4(b)は、動画の検索結果一覧を各表示面11a1、21a1に表示した図である。図5(a)は、動画、検索結果一覧および再生リスト欄21a2を第2表示面21a1に表示した図である。図5(b)は、検索結果一覧、再生リストおよび動画を各表示面11a1、21a1に表示した図である。図6は、動画を再生する処理手順を示すフローチャートである。
【0073】
ユーザの操作により動画を再生するアプリケーションがCPU100により実行されると、図4(a)に示す検索画面が第1表示面11a1に表示され、複数の入力キーのボタンが第2表示面21a1に表示される(S101)。検索画面には、検索ボタンおよび、文字を入力するためのテキストボックスが表示される。
【0074】
ユーザにより入力キーが押されると、押された入力キーに対応する文字がテキストボックスに入力される。その後、ユーザにより検索ボタンが押されると、テキストボックスに入力された文字列をキーワードとして、インターネットまたは特定のサーバなどに存在する動画ファイルが検索される(S102:YES)。
【0075】
キーワードに関する動画が検出され、検出された動画の情報のうちの画像情報の1つのフレームおよび付属情報が通信モジュール304を介して取り込まれる。そして、フレームがサムネイル画像として表示され、付属情報が詳細情報として表示される。図4(b)に示すように、動画A〜Fからなる検索結果一覧が両表示面11a1、21a1に表示される(S103)。ここでは、検索結果一覧に、動画A〜Fの6つの動画に対応するサムネイル画像“イメージA〜F”および詳細情報が表示されている。ただし、検索結果の動画の数が6つより多い場合、図面の上方向または下方向にユーザが指で各表示面11a1、21a1をフリックまたはスライドする操作を行うことにより、指の動く方向にサムネイル画像および詳細情報が移動する。これにより、他の動画のサムネイル画像および詳細情報が表示されるので、ユーザは検索結果一覧の全てを見ることができる。
【0076】
検索結果一覧において動画Bのサムネイル画像“イメージB”または詳細情報がユーザによりタップされると、これらに対応する動画Bが選択される(S104:YES)。これ
により、動画Bの全ての画像情報および音声情報がダウンロードされながら、動画Bが再生される(S105)。動画Bの再生の際には、図5(a)に示すように、画像情報に基づき動画Bの画像が第1表示面11a1に表示されるとともに、音声情報に基づいて音声がスピーカ308から出力される。ダウンロードされた画像情報および音声情報は一時的にメモリ200に保存されるが、これらの情報は動画の再生終了により消去される。
【0077】
また、図5(a)に示すように、第2表示面21a1に検索結果一覧および再生リスト欄21a2が表示される(S106)。ここでも、検索結果一覧に表示されるサムネイル画像および詳細情報は、ユーザがフリックおよびスライドの操作を行うことにより移動する。
【0078】
ユーザは、検索結果一覧の中からサムネイル画像“イメージD”上を指でタッチすると、サムネイル画像“イメージD”が選択される(S107:YES)。ユーザは、選択したサムネイル画像に対応する動画を再生リストの再生項目に設定する場合、指を第2表示面21a1上にタッチしたままで再生リスト欄21a2にスライドさせる(S108:YES)。これにより、サムネイル画像“イメージD”に対応する動画Dの付属情報からタイト
ル名“タイトルD”が抽出される。タイトル名“タイトルD”は再生項目“タイトルD”に設定され、再生項目“タイトルD”が再生リスト欄21a2に表示される。このとき、動画Dのサムネイル画像“イメージD”の枠と、再生項目“タイトルD”の枠とが太線で同じ色に表わされる(S109)。この枠により、サムネイル画像“イメージD” および
再生項目“タイトルD”が関連することが示される。
【0079】
一方、ユーザが、選択したサムネイル画像に対応する動画を再生リストに挙げるのではなく、動画をすぐに再生したい場合、指を再生リスト欄21a2にスライドさせない(S
108:NO)。この場合、ユーザは、指をサムネイル画像“イメージD”上にタッチした後に第1表示面11a1へ移動させたり、サムネイル画像“イメージD”上を指で連続して2度タッチしたり、サムネイル画像“イメージD”上を所定時間以上指でタッチしたままにしたりする。これにより、サムネイル画像“イメージD”に対応する動画Dが再生対象として特定される。そして、動画Dの情報がダウンロードされる。
【0080】
このとき、動画が再生されていなければ(S110:NO)、動画Dが再生される(S111)。これに対し、動画が再生されていれば(S110:YES)、動画の再生が終了させられて、動画Dが再生される(S112)。
【0081】
動画Dの再生開始後、CPU100は、サムネイル画像に対する選択を監視する(S1
07)。サムネイル画像が選択されない場合(S107:NO)、動画が再生中であったり(
S113:YES)、次の再生項目が再生リスト欄21a2に挙げられていなかったりする
と、引きづづきサムネイル画像に対する選択が監視される(S107)。一方、再生が終了し(S113:YES)、次の再生項目が挙がっていれば(S114:YES)、再生項目に対応する動画の再生が開始される(S115)。そして、再生項目に対応する動画が再生されると、再生項目が消える。
【0082】
以上、本実施形態によれば、ユーザは、再生リスト欄21a2に再生項目を並べることにより、動画の再生順序を設定することができる。
【0083】
特に、ユーザは、検索結果一覧のサムネイル画像上にタッチした指を再生リスト欄21a2にスライドさせるだけで、再生項目を再生リスト欄21a2に簡単に挙げることができる。
【0084】
この検索結果一覧にはサムネイル画像および詳細情報が表示されているため、これらの情報を基にユーザは適切に所望の動画を選択することができる。
【0085】
また、本実施形態によれば、テキスト情報で再生項目が設定されるため、画像(たとえば、サムネイル画像)で再生項目が設定される場合に比べて、CPU100がデータを処理する負担が抑えられる。
【0086】
さらに、再生項目およびサムネイル画像に同じ目印が付されていることにより、再生項目およびサムネイル画像が対応していることが直感的にわかる。このため、再生項目に対応するサムネイル画像を参照することにより、ユーザは再生項目が表わす動画を把握し易い。
【0087】
<その他の実施形態>
以上、本発明の実施の形態について説明したが、本発明は、上記実施の形態によって何ら制限されるものではなく、また、本発明の実施の形態も、上記以外に種々の変更が可能である。
【0088】
たとえば、上記実施形態では、図5に示す画面において動画が表示されたが、写真などの静止画が表示されてもよい。この場合、静止画が再生項目の並び順に従って順次表示される。
【0089】
また、上記実施形態では、通信モジュール304を介してインターネットや所定サーバなどから取り込まれた画像が検索結果一覧として表示された。これに対し、携帯電話機1内のメモリ200から読み出された画像が画像一覧として表示されてもよい。この場合、メモリ200内の特定の画像が検索されて、検索された画像が一覧表示されてもよいが、メモリ200の中の全ての画像が一覧表示されてもよい。
【0090】
さらに、上記実施形態では、携帯電話機1は第1表示面11a1および第2表示面21a1の2つの表示面を備えていたが、携帯電話機1は1つまたは3つ以上の表示面を備えることもできる。
【0091】
また、上記実施形態では、第1表示面11a1に動画が表示され、第2表示面21a1に検索結果一覧および再生リストが表示された。これらの動画、検索結果一覧および再生リストが表示される領域はこれに限定されない。たとえば、閉状態の携帯電話機1のように、1つの表示面しか外部に現れていない場合、動画、検索結果一覧および再生リストの全てが1つの表示面に表示される。この際、これらの画像が同時に1つの表示面に表示されるのではなく、動画だけが表示されていて、ユーザの操作時のみ検索結果一覧および再生リストが表示されるようにしてもよい。
【0092】
さらに、上記実施形態では、検索結果一覧としてサムネイル画像および詳細情報が表示されたが、図7に示すように、サムネイル画像だけが表示されてもよい。
【0093】
また、上記実施形態では、サムネイル画像、詳細情報および再生項目がそれぞれ縦方向に並べて配置されたが、これらの並ぶ方向はこれに限定されない。たとえば、図7に示すように、サムネイル画像を横方向に並べることもできる。
【0094】
また、上記実施形態では、検索結果一覧および再生リストが横方向に並べて配置されたが、図7に示すように、検索結果一覧および再生リストが縦方向に並べて配置されてもよい。このように、サムネイル画像と再生項目とが離れて配置されていても、色や形状などの目印によりサムネイル画像および再生項目の対応関係を容易に把握可能である。また、サムネイル画像および再生項目はユーザの意図に応じて自由に配置され得る。さらに、サムネイル画像および再生項目のサイズが自由に設定され得るため、サイズが小さくされれば、表示される情報量を増やすことができる。
【0095】
さらに、上記実施形態では、再生項目に対応する動画が再生されると、再生リストから再生項目が消えた。これに対し、再生項目上に指が所定時間以上タッチされていると、×マークや削除のコメントなど再生項目を削除するためのメッセージが表示されるようにしてもよい。この場合、メッセージが選択されると、再生項目が消去される。さらに、動画を再生する機能が終了されると、全ての再生項目が消去されてもよい。
【0096】
上記実施形態において、携帯電話機1は、動画が再生中に、電話やメールの着信があると、動画の再生が一時的に中断され、着信音がスピーカ308から出力されるような構成とされても良い。
【0097】
上記実施形態では、サムネイル画像の枠および再生項目の枠の線幅や線の数を合わせることにより、サムネイル画像と対応する再生項目との目印としたが、これに限定されない。たとえば、サムネイル画像の枠および再生項目の枠において、図8(a)のように斜線などの線の模様や、図8(b)のように波線など線の形や、図8(c)のように三角形などの枠の形を合わせることにより、サムネイル画像と対応する再生項目との目印とすることもできる。また、図8(d)に示すように、サムネイル画像の枠および対応する再生項目の枠に星型などのマークを付すことにより、サムネイル画像と再生項目との目印とすることもできる。
【0098】
また、上記実施形態では、携帯電話機1を用いたが、PDAや携帯ゲーム機などの携帯端末装置を用いることもできる。
【0099】
この他、本発明の実施の形態は、特許請求の範囲に示された技術的思想の範囲内において、適宜、種々の変更が可能である。たとえば、上記実施形態の一部または全部を組み合わせることができる。
【符号の説明】
【0100】
1 携帯電話機
11 第1ディスプレイ
12 第1タッチセンサ
21 第2ディスプレイ
22 第2タッチセンサ
100 CPU
200 メモリ

【特許請求の範囲】
【請求項1】
表示部と、
画像と当該画像に関連付けられたテキスト情報とを記憶する記憶部と、
前記画像を選択する入力を受け付ける受付部と、
前記表示部を制御する表示制御部と、を備え、
前記表示制御部は、前記画像のサムネイル画像を前記表示部の第1領域に表示させるとともに、前記受付部により受け付けられた前記入力によって前記第1領域に表示された前記サムネイル画像が選択されたとき、選択された前記サムネイル画像に対応する前記画像に関連付けられた前記テキスト情報を、前記表示部において、前記第1領域とは異なる第2領域に表示させる、
ことを特徴とする携帯端末装置。
【請求項2】
請求項1に記載の携帯端末装置において、
前記表示制御部は、前記テキスト情報と当該テキスト情報に対応する前記サムネイル画像のそれぞれに、互いが関連することを示す目印を付す、
ことを特徴とする携帯端末装置。
【請求項3】
請求項2に記載の携帯端末装置において、
前記目印は、色および形状の少なくともいずれか一方を含む、
ことを特徴とする携帯端末装置。
【請求項4】
請求項1ないし3のいずれか一項に記載の携帯端末装置において、
前記表示制御部は、前記サムネイル画像が選択された順に、前記テキスト情報を前記第2領域に表示する、
ことを特徴とする携帯端末装置。
【請求項5】
請求項1ないし4のいずれか一項に記載の携帯端末装置において、
前記画像は、静止画および動画の少なくともいずれか一方を含む、
ことを特徴とする携帯端末装置。
【請求項6】
請求項1ないし5のいずれか一項に記載の携帯端末装置において、
前記表示制御部は、前記サムネイル画像とともに、前記テキスト情報を含む前記画像の付属情報を前記表示部に表示する、
ことを特徴とする携帯端末装置。
【請求項7】
請求項1ないし6のいずれか一項に記載の携帯端末装置において、
前記表示制御部は、前記第2領域に表示された前記テキスト情報に関連付けられた前記画像を、前記第1領域に表示された前記サムネイル画像より大きなサイズで、前記表示部において、前記第1領域および前記第2領域とは異なる第3領域に表示する、
ことを特徴とする携帯端末装置。
【請求項8】
請求項7に記載の携帯端末装置において、
前記表示制御部は、前記第2領域に表示された前記テキスト情報の並びに従った順番で前記第3領域に前記画像を表示する、
ことを特徴とする携帯端末装置。
【請求項9】
請求項8に記載の携帯端末装置において、
前記表示部は、第1表示部および第2表示部を含み、
前記受付部は、前記第1表示部に対する入力を受け付ける第1受付部、および前記第2
表示部に対する入力を受け付ける第2受付部を含み、
前記表示制御部は、前記画像を前記第1表示部の前記第3領域に表示し、前記サムネイル画像を前記第2表示部の前記第1領域に表示し、前記テキスト情報を前記第2表示部の前記第2領域に表示する、
ことを特徴とする携帯端末装置。
【請求項10】
表示部と、画像と当該画像に関連付けられたテキスト情報とを記憶する記憶部と、前記画像を選択する入力を受け付ける受付部とを備える携帯端末装置のコンピュータに、
前記画像のサムネイル画像を前記表示部の第1領域に表示させるとともに、前記受付部により受け付けられた前記入力によって前記第1領域に表示された前記サムネイル画像が選択されたとき、選択された前記サムネイル画像に対応する前記画像に関連付けられた前記テキスト情報を、前記表示部において、前記第1領域とは異なる第2領域に表示させる機能を付与するプログラム。

【図1】
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【図2】
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【図3】
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【図4】
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【図5】
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【図6】
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【図7】
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【図8】
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【公開番号】特開2012−155536(P2012−155536A)
【公開日】平成24年8月16日(2012.8.16)
【国際特許分類】
【出願番号】特願2011−14095(P2011−14095)
【出願日】平成23年1月26日(2011.1.26)
【出願人】(000006633)京セラ株式会社 (13,660)
【Fターム(参考)】