説明

携帯電話によるマルチメディアコントローラ

携帯電話を用いて、マルチメディア機器を遠隔制御しインタラクティブ動作を行うシステム及び方法を提供する。このシステム及び方法は、持続的なインターネット接続を確立することが出来る携帯電話を利用することにより達成される。携帯電話のキーパットでユーザにより入力される信号を受信し、その入力をマルチメディア機器によって認識されるコマンドへと変換するソフトウェアのアプリケーションを携帯電話に提供する。例えば前記マルチメディア機器は、テレビ、セットトップボックス、あるいは、ティーボやリプレイTVの様なデジタルビデオレコーダなどがある。前記ソフトウェアプリケーションは、ユーザによるデータ入力を直接あるいは少なくとも1つの中央サーバを経て、前記機器へ送る。携帯電話で入力されるコマンドの遠方機器で認識されるコマンドへのマッピングは、携帯電話、中央サーバあるいは機器自体で行うことが出来る。

【発明の詳細な説明】
【技術分野】
【0001】
本発明はマルチメディア機器と遠隔的にインタラクティブ動作または制御を行う、新しいシステムと方法に関するものである。
【背景技術】
【0002】
現在、インタラクティブ体験に必要なユーザ入力機器のコストと設計のために、多くのインタラクティブ体験の広範囲の使用が制限されている。例えば、コントローラポートの数により、家庭用ビデオゲーム機での同時プレイヤの数が制限されている。またタッチスクリーン使用が同時にわずか1人か2人のユーザに制限されている。
【0003】
20人位の人達が1つの大きな画面でゲームを行うビデオゲームの例がある。
ゲームコントローラは座席に内蔵され、ゲームプレイシステムに直接接続されている。しかしながらテーマパークの様な大きな公共会場において、カスタム入力機能を多数の人達に提供するには莫大なコストが掛かってしまう。
【0004】
リモートコントローラとビデオゲームコントローラは、よく知られた技術で
ある。テレビセットトップボックスでは、マルチコントローラシステムが提供される場合には、リモートコントローラは信号送信機の強度と利用できるユニークなデバイスIDの数によって制限される。
【0005】
従って、共通のユーザーインターフェースを備えるロケーションベースのマルチメディアアプリケーションやゲームアプリケーションを生成することが望まれる。ユーザーインターフェースは、コンテンツクリエータや遊技場のために極めて安価にすべきである。前記インターフェースは、同時ユーザ参加に対し無限に拡張可能なユーザの数を提供する必要がある。
【発明の開示】
【0006】
そこで本発明は、携帯電話の使用によりマルチメディア機器とインタラクティブ動作を行い制御する方法を提供する。携帯電話にリモートコントロールの使用をシミュレートさせるソフトウェアを提供する。これは、インターネット接続を確立することができるセルラ電話および/またはモバイル電話を利用することによって達成される。携帯電話のキーパットでユーザによって入力される入力信号を受信し、前記入力信号をマルチメディア機器で認識されるコマンドに変換するソフトウェアを携帯電話に提供する。例えばマルチメディア機器は、テレビ、セットトップボックス、あるいは、ティーボやリプレイTVの様なデジタルビデオレコーダなどである。ソフトウェアプリケーションは、ユーザによって入力されるデータを、直接あるいは少なくとも1つの中央サーバを通して機器に送信する。携帯電話で入力されるコマンドの遠方機器で認識されるコマンドへのマッピングは、携帯電話、中央サーバあるいは機器自体において生起させることができる。それにより、ユーザは自分の携帯電話を使って、たとえば自宅で機器のリモートコントロールを使うのと同じ方法で、テレビやオーディオ/ビデオ記録器の様な自宅の機器に命令することができる。
【0007】
本発明は、2.5Gあるいは3Gの携帯電話を用いて個々のマルチメディア機器を制御する方法も提供する。3G(第3世代)は、携帯電話ネットワークの性能を高め、データ速度を増大するのに使用する標準規格及び技術の集合を現す語である。3Gの無線は、機器が静止している状態か歩行の速さで動いている場合は384Kbpsまで帯域幅を増やすことができ、車で移動中の場合は128Kbpsまで増やすことができ、固定アプリケーションでは2Mbpsまで増やすことができる。3Gは、WCDMA、GSM(GPRS)、そしてTDMAの様な無線エアーインターフェースを介して働くものである。新しいEDGE(for Enhanced Data for GSM Environment air interface)は、3G携帯電話の帯域幅のニーズを満たすために特別に開発された。
【0008】
これらの電話に組み込まれた無線インターネット接続機能を使用すると、携帯電話は、ユビキタスで携帯可能なマルチメディア及びゲームコントローラになる。これにより、ユーザは持ち運び可能で大規模なマルチメディア体験を共有することが出来る。
【0009】
例えば、本発明を使用すると、800人を超える大観衆が同時にIMAXスクリーン上に表示されるゲームを行うことが出来る。このアイデアを重要なものとしていることは、全ての人達の為にIMAX会場はゲームコントローラを購入しインストールし、配り、また整備する必要がなくなることである。この様なコストの節約により、新しくて刺激的なインタラクティブなマルチメディアショウを経済的に実行可能とすることが出来る。新しいショウが、このシステムのために簡単に開発されるだろう。
【0010】
本発明を使用すると、非常に多種の形式のマルチメディア機器とインタラクティブ動作及び制御を行うことが可能となる。また本発明は、ある人のホームコンピュータ上の機能やアプリケーションとインタラクティブ動作を行う為に使用することが出来る。自分の携帯電話を使って、セットトップボックスあるいはティーボやリプレイTVユニットの様なビデオレコーダが記録を行うように遠隔制御または指示出来る。一般にネットワークに接続されている機器は全て、携帯電話によるコマンドで遠隔操作出来る。
【0011】
本発明の上記の又は他の目的、特徴、利点は、以下に図面を参照して、詳細に記載される代表的な実施例の説明を読むことで明らかになる。
【発明を実施するための最良の形態】
【0012】
典型的な実施例の以下の記載においては、本発明の特定の実施例を例示する添付図面を参照されたい。他の実施例も利用でき、本発明の範囲から外れることがなく構造や機能の変更が可能であることが理解される。
【0013】
本発明は、リモートコントロール及び携帯電話を用いてマルチメディアとインタラクティブ動作を行うシステム及び方法を提供する。これは、持続的なインターネット接続を確率することが出来るセルラ電話及び/あるいはモバイル電話を利用することにより成し遂げられる。携帯電話のキーパットでユーザによって入力される入力信号を受信し、その入力をマルチメディア機器で認識されるコマンドへと変換するソフトウェアプリケーションを携帯電話に提供する。例えば、マルチメディア機器は、テレビ、セットトップボックス、あるいはティーボやリプレイTVの様なデジタルビデオレコーダであっても良い。ソフトウェアプリケーションは、直接あるいは少なくとも1つの中央サーバを経て、ユーザによるデータ入力を機器へと送る。携帯電話で入力されたコマンドの遠方機器で認識されるコマンドへのマッピングは、携帯電話、中央サーバもしくは機器自体において生起させることができる。これにより、ユーザは自分の携帯電話を使って、自宅で機器のリモートコントロールを扱うかの様に、テレビやオーディオ/ビデオレコーダの様な機器に命令することが出来る。
【0014】
携帯電話を用いて遠方の機器を遠隔制御する為の代表的な実施例のブロック図を図1に示す。
【0015】
多くの携帯電話100が示されている。クライアントアプリケーション110は、携帯電話100にインストールされている。代表的な実施例では、クライアントアプリケーション110は、コマンドを遠方機器に入力する能力をユーザに提供するユーザーインターフェースを携帯電話の画面上に提供する。例えば、アプリケーション110は、複数のコマンドと、各コマンドに対応するキーパッド上の番号の様な入力キーを一覧表示することが出来る。図2に、ユーザーインターフェースがどの様な物かが例示されている。
【0016】
1つの実施例では、クライアントアプリケーション110は多数の様々な遠方機器に対してコマンドを入力するオプションを提供する、ただ1つのアプリケーションである。もう1つの実施例では、携帯電話は各遠方機器につき1つづつ、いくつかのクライアントアプリケーション110を具えるものとすることが出来る。
【0017】
代表的な実施例において、携帯電話上のアプリケーション110は、サンマイクロシステムのインターネット標準規格であるJava(登録商標)プログラム言語に基づく、Java2のプラットフォームマイクロエディション(J2ME)で開発されている。前記J2MEプラットフォームは、コンシューマ用のJavaプラットフォームであり、携帯電話やPDA、TVセットトップボックスや、車内テレマティックシステムなどの様に埋め込まれた機器である。モトローラi50sxやi85sやi90cの様な携帯電話は、Java2マイクロエディションソフトウェアが現在ロードされている携帯電話の非常に僅かな例である。前記J2MEプラットフォームは、広範囲のネットワーキングプロトコルを提供する。
【0018】
ユーザは前記アプリケーションを無線ネットワークを介して自身の携帯電話にダウンロードしインストールしてもよい。また、前記アプリケーションは、ユーザにより購入される前に携帯電話にプレインストールしてもよい。また、ユーザはインターネット接続を用いてソフトウェアをデスクトップやラップトップコンピュータにダウンロードし、その後インストールの為にそのプログラムを自分の携帯電話に転送してもよい。例えば、データトランスファーケーブルをコンピュータから携帯電話へデータを送る為に購入することができる。また、ブルーツース(IEEE 802.15)や赤外線通信は、コンピュータと携帯電話間の通信を可能にする他の方法である。
【0019】
クライアントアプリケーション110は、ユーザから入力を受け取る。1つの実施例として、1つの入力キーが携帯電話で押されると、プログラムが極めて小さなイベント識別子が発生する。例えば、携帯電話で「1」というキーを押すと、16進数の識別子0x31が発生する。この識別子は、携帯電話のネットワークを経て中央部に置かれたサーバ120へ送られる。
【0020】
サーバ120のアドレスは、携帯電話上のクライアントアプリケーション110内にハードコード化される。IPベースプロトコルの他に、SMS(ショートメッセージサービスプロトコル)をデータを携帯電話からのデータ伝送に使用してもよい。
【0021】
サーバ120は更に、携帯電話からデータを受信し、該データをマルチメディア機器で認識される適切なフォーマットへ変換する様に構成されたソフトウェア130を具える。サーバ120はまた、ユーザの携帯電話から制御すべき既知の機器の一覧表も含むことができる。携帯電話から受信されたデータが機器によって認識可能なコマンドへ変換されると、該データは150で示される適切な機器に転送される。
【0022】
他の実施例では、前記識別子は携帯電話からモバイルネットワーク及びインターネットを経てマルチメディア機器へと送られる。図3はこの様な実施例を示している。この様な実施例では、マルチメディア機器150は更に、携帯電話100によって発生された識別子を遠隔制御コマンドとして解釈するソフトウェア160を具えている。マルチメディア機器上の前記ソフトウェア160は、携帯電話の固有のIPアドレスに基づいて、コマンドを機器上の所望の動作に関連づけることが出来る。
【0023】
また、携帯電話は、多数のIP接続を受け入れるソフトウェアを実行するコンピュータ(例えばPC)を経てマルチメディア機器へ接続出来る。図4は、コンピュータ170が1つ以上の機器150へと接続される代表的な実施例を示すものである。コンピュータ170は更に、携帯電話100からのメッセージを受信し、そのメッセージを機器150の1つによって認識されるコマンドへ解釈するように構成されたソフトウェア180を実行する。従って、コンピュータ170はホームコンピュータでよく、複数の機器150をコンピュータに接続することが出来る。これらの機器は、例えばUSBやシリアル接続により周辺機器として接続することができる。これらの機器は有線又は無線ネットワークによりコンピュータに接続することもできる。
【0024】
更に他の実施例では、携帯電話100に存在するクライアントアプリケーション110を、各キーを押すと遠方の機器で認識される実際のコマンドを発生するように構成する。携帯電話に存在するクライアントアプリケーションは、ユーザにより入力されるコマンドを遠方機器で認識されるコマンドに変換する。このときコマンドは機器へ直接送られる。
【0025】
本発明はいくつかのアプリケーションで使用することが出来る。
【0026】
図5は、ユーザが自分の家の中に設置された多数の機器の内1つ以上を遠隔的に制御し、インタラクティブ動作を行う為に携帯電話をどの様に使用できるかの例を示すものである。例えば、本発明によるソフトウェアを実行するホームコンピュータは、ユーザ宅内の多くの機器と接続することが出来る。例えば、テレビ、セットトップボックス、ティーボやリプレイテレビ、VCR、DVDプレイヤまたはレコーダの様なデジタルビデオレコーダ、あるいはホームステレオシステム等の家電製品はホームコンピュータへ接続出来る。更に、照明システムの様な家庭用器具も制御出来る。
【0027】
ホームコンピュータ上のソフトウェアにアクセスすることも出来る。
【0028】
例えばコンピュータ上にあるゲームは、携帯電話を用いて、遠方から楽しむことが出来る。代表的な実施例として、モトローラ製i85sフォンの様なJava携帯電話や携帯電話上で実行するJ2MEアプリケーションは、PC上で実行するアプリケーションの為のゲームコントローラとして働く。例えば前記電話アプリケーションはスモールサーバープログラムを介して簡単なフラッシュムービーに接続する。ムービーは飛行機の飛行などがある。携帯電話のキーを押すことで、メッセージを動作中のフラッシュムービーに送る。これらのメッセージによって飛行機のスピードを落としたり、上げたり、上昇したり下降したりミサイルを発射させることが出来る。
【0029】
更に、ゲームプレイに参加できるプレイヤの数を増やすことが出来る。例えば、もしも10人の人が宇宙船シューティングゲームを行っている場合、プレイヤ5は赤い宇宙船をコントロールする。プレイヤ5は自分の携帯電話の「発射」ボタンを押す(例えば「#」キー)。前記アプリケーションがこのキープレスを16進の識別子0x23として解釈する。このキープレスは、IPを経由してゲームを実行するマルチメディアコンピュータに送られる。コンピュータ上で実行する前記アプリケーションが、「発射」という命令をプレイヤ5のIPアドレスから受信したことを知ると、赤い宇宙船のレーザを発射する。携帯電話とコンピュータ間には双方向通信がある為、コンピュータはメッセージを携帯電話に返すことが出来る。宇宙船の例では、前記マルチメディアコンピュータは、近くの対戦相手のレーダ像をシミュレートするために使用するデータを送ることが出来る。
【0030】
もう1つの実施例として携帯電話を使ってロケーションベースのエンタテイメントプロトタイプを制御する。接続は、携帯電話からアプリケーションへ直接なされる。携帯電話からアプリケーションメッセージを送ることによって、よく知られたアニメのキャラクタの、あらかじめ定義された3Dアニメーション及び音響効果が達成される。
【0031】
本発明によればまた、テーマパークの乗り物待ち行列においてインタラクティビティを費用を掛けずに高めることが出来る。待ち行列エンターテイメントをコントローラの費用や耐久性について心配することなく開発できる。ゲームは、乗り物待ち行列に設置されるモニタ上に表示され、客は行列内で自分の携帯電話を使って、モニタ上に表示されたゲームとインタラクティブ動作を行うことが出来る。
【0032】
本発明は、「誰が大金持ちになるか?」といった代表的な大規模のアトラクションに使用される。本発明はまた、大きな主表示画面を使用すれば、大規模のマルチユーザ体験を安く作ることができる。本発明はクイズゲームなどにもに等しく適用され、またディズニーランドのファンタスミックショウのウォーターウォール上での多数の彩色画などのマルチメディア体験に使われる。
【0033】
好適実施例の以上の記載は本発明の説明と開示を目的とするものがあり、本発明を記載どおりにものに限定するものではない。上記の教えに照らせば多くの変更や変形が可能となる。本発明の範囲は、この詳細な説明により限定されず、請求項によって限定される。
【図面の簡単な説明】
【0034】
【図1】本発明による代表的な実施例のブロック図である。
【図2】クライアントアプリケーションにより表示されるユーザーインターフェースの、代表的な実施例を示す図である。
【図3】本発明による代表的な実施例のブロック図である。
【図4】本発明による代表的な実施例のブロック図である。
【図5】本発明による代表的な実施例のブロック図である。

【特許請求の範囲】
【請求項1】
携帯電話を用いて機器を遠隔制御する方法であって、
中央サーバにおいて少なくとも1つの携帯電話から持続的なネットワーク接続を受け付けるステップと、
中央サーバにおいて前記持続的な接続を経て携帯電話からコマンドを受信するステップと、
携帯電話から受信したコマンドを遠隔地にある機器によって認識されるコマンドへと変換する様に構成されたソフトウェアを設けるステップと、
前記遠隔地にある機器によって認識されるコマンドを通信ネットワークを経て遠隔地にある機器へと送るステップと、
を具えることを特徴とする遠隔制御方法。
【請求項2】
前記機器は、マルチメディア機器であることを特徴とする請求項1記載の遠隔制御方法。
【請求項3】
前記機器は、セットトップボックスであることを特徴とする請求項1記載の遠隔制御方法。
【請求項4】
前記機器は、オーディオまたはビデオレコーダであることを特徴とする請求項1記載の遠隔制御方法。
【請求項5】
前記機器は、ゲームを行う機器であることを特徴とする請求項1記載の遠隔制御方法。
【請求項6】
前記機器は、コンピュータであることを特徴とする請求項1記載の遠隔操作方法。
【請求項7】
携帯電話からのコマンドが、携帯電話のキーパットを経てユーザにより入力されることを特徴とする請求項1記載の遠隔制御方法。
【請求項8】
ユーザにより入力されるコマンドが、遠隔地にある機器が実行すべき命令を意味することを特徴とする請求項7記載の遠隔制御方法。
【請求項9】
ユーザが携帯電話を用いてテレビ番組録画を実行することを特徴とする請求項1記載の遠隔操作方法。
【請求項10】
携帯電話を用いてマルチメディア機器を遠隔制御する方法であって、
遠隔地にある機器向きの命令を表す少なくとも1つの入力信号をユーザから受信するステップと、
少なくとも1つの入力信号を遠隔地にある機器により認識されるフォーマットの出力コマンドに変換するステップと、
前記出力コマンドを遠隔地にある機器に送るステップと、
を具えることを特徴とする遠隔制御方法。
【請求項11】
前記変換は携帯電話上のソフトウェアで行うことを特徴とする請求項10記載の遠隔制御方法。
【請求項12】
前記変換はサーバ上のソフトウェアで行うことを特徴とする請求項10記載の遠隔制御方法。
【請求項13】
前記変換は遠隔地にある機器上のソフトウェアで行うことを特徴とする請求項10記載の遠隔制御方法。
【請求項14】
前記変換はSMSメッセージジングによりデータを送ることによって行うことを特徴とする請求項10記載の遠隔制御方法。
【請求項15】
前記変換はTCP/IPネットワークプロトコルを利用して行うことを特徴とする請求項10記載の遠隔制御方法。
【請求項16】
前記遠隔地にある機器はゲーム機器であることを特徴とする請求項10記載の遠隔制御方法。
【請求項17】
前記遠隔地にある機器はテレビジョンセットトップボックスであることを特徴とする請求項10記載の遠隔制御方法。
【請求項18】
携帯電話を用いてマルチメディア機器を制御する方法であって、
携帯電話を介してマルチメディア機器へと繋がる持続的なインターネット接続を生成するステップと、
携帯電話のキーを種々のコマンドへとマッピングし、押された各キーに対して識別子を発生するステップと、
前記識別信号をインターネットによりマルチメディア機器に送るステップと、
前記識別子を解釈し、
前記識別子を適切なコマンドに変換して実行するステップと、
を具えることを特徴とする制御方法。
【請求項19】
前記マルチメディア機器はデジタルビデオレコーダであることを特徴とする請求項18記載の制御方法。
【請求項20】
前記マルチメディア機器はマルチプレーヤゲーム機であることを特徴とする請求項19記載の制御方法。
【請求項21】
インタラクティブ体験に参加する方法であって、
携帯電話を介してサーバに繋がる持続的なネットワーク接続を生成するステップと、
インタラクティブ動作を行うユーザのためのプロンプトを含む表示をビデオモニタに表示するステップと、
各キーが識別子を発生する様にプログラムされた携帯電話のキーを押すことで前記表示とインタラクティブ動作を行い、前記識別子を適切な応答へと変換するサーバに前記持続的なインターネットを経てサーバに送るステップと、
を具えることを特徴とする体験参加方法。
【請求項22】
前記表示はゲームであることを特徴とする請求項21記載の体験参加方法。
【請求項23】
前記表示はクイズであることを特徴とする請求項21記載の体験参加方法。

【図1】
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【図2】
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【図3】
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【図4】
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【図5】
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【公表番号】特表2007−515698(P2007−515698A)
【公表日】平成19年6月14日(2007.6.14)
【国際特許分類】
【出願番号】特願2006−532569(P2006−532569)
【出願日】平成16年4月30日(2004.4.30)
【国際出願番号】PCT/US2004/013925
【国際公開番号】WO2004/107099
【国際公開日】平成16年12月9日(2004.12.9)
【出願人】(504399716)ディズニー エンタープライゼス インコーポレイテッド (73)
【Fターム(参考)】