説明

改善された携帯通信端末及びそのための方法

【課題】改善されたユーザインターフェースを備えた携帯通信装置、及び携帯通信装置用入力方法。
【解決手段】プロセッサ及びタッチディスプレイを有する、携帯通信装置用入力方法、及びその携帯通信装置が開示される。本発明は、特にキーセットを有するタッチキーパッドを表示すること、そのキーセットのうちの一つのキー上で物体を検知すること、及び物体が検知された際、上記の一つのキーに隣接して第1のキーのサブセットを表示することを含み、そのキーのサブセットは、上記の一つのキーの第1のサブ機能のセットに関連付けられている。

【発明の詳細な説明】
【技術分野】
【0001】
本発明は、改善されたユーザインターフェースを備えた携帯通信装置、及び携帯通信装置用入力方法に関する。
【背景技術】
【0002】
非常に多くの機能を有する今日の携帯通信装置が抱える問題は、非常に多数の機能を非常に限られた数の入力手段、すなわち、キー、回転入力手段、ジョイスティックなどでコントロールすることにある。これは、通常、メニューシステムを用いて対処され、その場合、機能は、通常は階層的になっているメニューシステムをナビゲートすることによってアクセスされる。しかし、よく使用される機能について、特に複数の機能がシーケンスにおいて操作されるとき、メニューアプローチはユーザにとって満足のいくものではない。この一つの例はテキストの入力である。この場合、マルチタップまたは予想機能が既に使用されている。しかしまだ、現存する解は誤りを生じ易いため、改善の必要がある。この問題は、米国特許出願公開第2005/0140659号に示されているように、複数の通常キーと複数の追加キーを有するキーパッドを用いて解決され得る。その追加キーは、通常キーの動作に応じて適合する機能を得る。これはテキスト入力用に使用され、そして例えば、「2」の通常キーがアルファベット記号「a」、「b」及び「c」も含み、その「2」の通常キーが押下されたとき、追加キーは、それぞれ、「a」、「b」及び「c」の機能を得る。この方法では、ユーザは入力しようとする何れかのアルファベット記号を容易に選択できる。しかしながら、このアプローチは幾つかの理由によりまだ十分なものではない。例えば、追加キーはそれらが使用されないときでも、キーパッド上の貴重なスペースを占め、ユーザは各入力について通常キーセットと追加キーセット間を移動しなければならない。
【0003】
そこで、入力及び機能を作動させる改善された方法が必要とされている。
【先行技術文献】
【特許文献】
【0004】
【特許文献1】米国特許出願公開第2005/0140659号
【発明の概要】
【0005】
上記の観点において、本発明の目的は、上述した問題を解決または少なくとも軽減することにある。特に、携帯通信装置用の直感的に理解可能であり、かつ効率的なユーザインターフェース及び入力アプローチを提供することを目的とする。
【0006】
本発明の第1の側面によれば、プロセッサとタッチディスプレイとを有する携帯通信装置が提供される。ここでタッチディスプレイは、プロセッサの制御の下、キーセットを有するタッチキーパッドを表示し、そのキーセットのうちの一つのキー上の物体を検出し、かつその一つのキー上で物体が検出されたとき、その一つのキーの第1のサブ機能のセットに関連付けられた第1のキーのサブセットを表示するように構成される。そして第1のキーのサブセットは、上記の一つのキーに隣接して配置される。
【0007】
この利点は、キーのサブセットが最初に操作されたキーに直接隣接して配置され、そのため、ユーザはサブ機能に関連付けられたキーを素早くかつ直感的に理解して操作することができる。
【0008】
タッチディスプレイを、プロセッサの制御の下、第1のキーのサブセットのうちの一つのキー上の物体を検出し、かつその第1のキーのサブセットのうちの一つのキー上で物体が検出されたとき、その第1のキーのサブセットのうちの一つのキーの第2のサブ機能のセットに関連付けられた第2のキーのサブセットを表示するように構成し、その第2のキーのサブセットを、上記の第1のキーのサブセットのうちの一つのキーに隣接して配置してもよい。
【0009】
これにより、ユーザは、多数の機能があっても、携帯通信装置の操作の直感性を維持する構造化された方法で、非常に多数の機能の中から選択を行うことが可能となる。
【0010】
第2のサブ機能のセットは、第1のサブ機能のセットのうちの一つのサブ機能に対して階層的に関連していてもよい。
【0011】
これは、直感的な操作のユーザの体感を向上する。
【0012】
第1のサブ機能のセットは、携帯通信装置の第1のアプリケーションに関連するものであり、第2のサブ機能のセットは、その携帯通信装置の第2のアプリケーションに関連するものであってもよい。
【0013】
これにより、ユーザはキーパッドから直接アクセスされるどのアプリケーションも、メニューシステムからそのアプリケーションを最初に選択する必要なく、選択することができる。
【0014】
第1のサブ機能のセットは、アプリケーションに依存するものであってもよい。第2のサブ機能のセットもまた、アプリケーションに依存するものであってもよい。上記の一つのキーの第1のサブ機能のセットに関連付けられた第1のキーのサブセットは、第1のアプリケーションに関連するサブ機能に関連付けられた第1のキーのグループと、第2のアプリケーションに関連するサブ機能に関連付けられた第2のキーのグループとを有してもよい。また、第1のキーのサブセットのうちの一つのキーの第2のサブ機能のセットに関連付けられた第2のキーのサブセットは、第1のアプリケーションに関連するサブ機能に関連付けられた第1のキーのグループと、第2のアプリケーションに関連するサブ機能に関連付けられた第2のキーのグループとを有してもよい。
【0015】
これは、携帯通信装置の実際の使用に依存するサブ機能をより具体的に表示することを可能にする。
【0016】
さらに、タッチディスプレイを、プロセッサの制御の下、そのタッチディスプレイ上でキーセットのうちの上記一つのキーに隣接する少なくとも一つのキーを移動して、第1のキーのサブセットのための空間を設けるように構成してもよい。さらにまた、タッチディスプレイを、プロセッサの制御の下、そのタッチディスプレイ上で第1のキーのサブセットのうちの上記一つのキーに隣接する少なくとも一つのキーを移動して、第2のキーのサブセットのための空間を設けるように構成してもよい。さらに、タッチディスプレイを、プロセッサの制御の下、そのタッチディスプレイ上でキーセットのうちの上記一つのキーに隣接する少なくとも一つのキーを縮小して、第1のキーのサブセットのための空間を設けるように構成してもよい。さらにまた、タッチディスプレイを、プロセッサの制御の下、そのタッチディスプレイ上で第1のキーのサブセットのうちの上記一つのキーに隣接する少なくとも一つのキーを縮小して、第2のキーのサブセットのための空間を設けるように構成してもよい。
【0017】
この利点は、携帯通信装置が追加キーのための空間を自動的に設けて、追加キーが最初に操作されたキーに直接隣接することができるという点にある。これは、タッチディスプレイにより提供されるタッチキーパッドの特性の順応性により可能となる。
【0018】
タッチディスプレイを、上記の検出から所定時間を経過した後まで、第1のキーのサブセットの表示を遅らせるように構成してもよい。
【0019】
これは、キーの意図しない操作によって追加キーセットのポップアップを描写せず、気に障らないようにすることを可能にする。その所定時間は、ユーザが設定してもよく、事前設定でもよく、あるいは、求められたユーザの対話操作速度の履歴により適合させてもよい。
【0020】
タッチディスプレイを、上記検出の中断後、所定時間の間第1のキーのサブセットを表示するように構成してもよい。
【0021】
これは、ユーザが、ある時間中キーのサブセットのうちの所望のキーを決定して操作し、あるいは、ユーザが何れの機能も起動させたくないときは再度そのキーのサブセットを消すことを可能にする。これは、ユーザフレンドリー性を向上する。その所定時間は、ユーザが設定してもよく、事前設定でもよく、あるいは、求められたユーザの対話操作速度の履歴により適合させてもよい。
【0022】
サブ機能は、英数入力と、メディアプレーヤー入力と、アプリケーション、機能または連絡先へのショートカットと、若しくはブラウザ入力またはそれらの何れかの組み合わせを含んでもよい。
【0023】
キーの第1のセット、第1のキーのサブセット及び第2のキーのサブセットのキーの機能は、それぞれ、キーを押下することで起動される。また、上記の物体は、指、針またはデジタイザペンであってもよい。
【0024】
本発明の第2の側面によれば、プロセッサとタッチディスプレイとを有する携帯通信装置の入力方法が提供される。係る方法は、キーセットを有するタッチキーパッドを表示するステップと、そのキーセットのうちの一つのキー上の物体を検出するステップと、物体が検出されたとき、その一つのキーの第1のサブ機能のセットに関連付けられた第1のキーのサブセットを、その一つのキーに隣接して表示するステップとを含む。
【0025】
係る方法は、第1のキーのサブセットのうちの一つのキー上の物体を検出するステップと、物体が検出されたとき、その第1のキーのサブセットのうちの一つのキーの第2のサブ機能のセットに関連付けられた第2のキーのサブセットを、上記の第1のキーのサブセットのうちの一つのキーに隣接して表示するステップをさらに含んでもよい。
【0026】
係る方法は、タッチディスプレイ上でキーセットのうちの上記一つのキーに隣接する少なくとも一つのキーを移動して、第1のキーのサブセットのための空間を設けるステップをさらに含んでもよい。
【0027】
係る方法は、タッチディスプレイ上で第1のキーのサブセットのうちの上記一つのキーに隣接する少なくとも一つのキーを移動して、第2のキーのサブセットのための空間を設けるステップをさらに含んでもよい。
【0028】
係る方法は、タッチディスプレイ上でキーセットのうちの上記一つのキーに隣接する少なくとも一つのキーを縮小して、第1のキーのサブセットのための空間を設けるステップをさらに含んでもよい。
【0029】
係る方法は、タッチディスプレイ上で第1のキーのサブセットのうちの上記一つのキーに隣接する少なくとも一つのキーを縮小して、第2のキーのサブセットのための空間を設けるステップをさらに含んでもよい。
【0030】
上記の物体を検出するステップは、第1のキーのサブセットを表示する前の所定時間の間、物体を検出することを含む。
【0031】
係る方法は、指の検出中断後の所定時間の間、第1のキーのサブセットの表示を継続するステップをさらに含んでもよい。
【0032】
キーの第1のセット、第1のキーのサブセット及び第2のキーのサブセットのキーの機能は、それぞれ、キーを押下したときに起動される。
【0033】
一般に、第2のサブ機能のセットは、第1のサブ機能のセットのうちの一つのサブ機能に対して階層的に関連していてもよい。第1のサブ機能のセットは、携帯通信装置の第1のアプリケーションに関連するものであり、第2のサブ機能のセットは、その携帯通信装置の第2のアプリケーションに関連するものであってもよい。第1のサブ機能のセットは、アプリケーションに依存するものであってもよい。一つのキーの第1のサブ機能のセットに関連付けられた第1のキーのサブセットは、第1のアプリケーションに関連するサブ機能に関連付けられた第1のキーのグループと、第2のアプリケーションに関連するサブ機能に関連付けられた第2のキーのグループとを有してもよい。第2のサブ機能のセットは、アプリケーションに依存するものであってもよい。また、第1のキーのサブセットのうちの一つのキーの第2のサブ機能のセットに関連付けられた第2のキーのサブセットは、第1のアプリケーションに関連するサブ機能に関連付けられた第1のキーのグループと、第2のアプリケーションに関連するサブ機能に関連付けられた第2のキーのグループとを有してもよい。サブ機能は、英数入力と、メディアプレーヤー入力と、アプリケーション、機能または連絡先へのショートカットと、若しくはブラウザ入力またはそれらの何れかの組み合わせを含んでもよい。
【0034】
本発明の第2の側面の利点は、本発明の第1の側面の利点と本質的に同じである。
【0035】
一般に、請求項において使用されている全ての用語は、ここで明示的に異なる意味に規定されない限り、その技術分野においてその用語の通常の意味により解釈されるものである。「ある/その(要素、装置、構成部品、手段、ステップ等)」に対する全ての参照は、明示的に異なるように述べられない限り、その要素、装置、構成部品、手段、ステップ等の少なくとも一つの実例に対する参照としてオープンに解釈されるべきものである。ここに開示されている如何なる方法のステップも、明示的に述べられていない限り、開示された順序に完全に従って実行される必要はない。
本発明の他の目的、特徴及び利点は、下記の詳細な開示、添付された従属請求項及び図面から明らかとなるであろう。
【図面の簡単な説明】
【0036】
【図1】本発明の機能ブロックの概略図である。
【図2a】本発明の様々な実施形態による例を示す図である。
【図2b】本発明の様々な実施形態による例を示す図である。
【図3a】本発明の様々な実施形態による例を示す図である。
【図3b】本発明の様々な実施形態による例を示す図である。
【図4】本発明の様々な実施形態による例を示す図である。
【図5】本発明の様々な実施形態による例を示す図である。
【図6a】本発明の様々な実施形態による例を示す図である。
【図6b】本発明の様々な実施形態による例を示す図である。
【図7】本発明の様々な実施形態による例を示す図である。
【図8】本発明の様々な実施形態による例を示す図である。
【図9】本発明による方法の実施形態によるプロセスを示すフローチャートである。
【図10】本発明の実施形態によるサブプロセスを示すフローチャートである。
【図11】本発明の実施形態によるサブプロセスを示すフローチャートである。
【発明を実施するための形態】
【0037】
上記のものだけでなく、本発明の追加的な目的、特徴及び利点は、添付の図面を参照しつつ、本発明を限定するものではなく、例示する、以下の本発明の好ましい実施形態の詳細な説明を通じてより良く理解されるであろう。ここでは、同様の要素に対して、同じ参照番号が使用される。
【0038】
図1は、本発明の一つの実施形態による携帯通信装置100を概略的に示す図である。本発明のコアに寄与しない部分は、本発明の特徴を分かり難くしないよう除外されていることに留意されたい。その携帯通信装置は、プロセッサ102、ユーザインターフェース(UI)104及びメモリ106を有する。特に、メモリ106は、携帯通信装置のアプリケーションを動作させるプログラムコードを保持する。またメモリ106は、そのアプリケーションによって使用されるデータも保持する。ここでは、メモリ106は単一のユニットとして示されている。しかし、そのメモリは2以上のユニットであってもよく、及び/または複数のパーティションに分割されていてもよい。プロセッサ102は要素104、106及び108間の接続を介して、携帯通信装置100の機能を制御するように構成される。その要素の制御の接続は、信号転送及び情報交換も表す。携帯通信装置100は、プロセッサ102に接続された送受信機(図示せず)をさらに有し、その送受信機はアンテナ(図示せず)を通じて無線信号を送信し、かつ受信するように構成される。携帯通信装置は、回転ダイアル、マイクロホン、スピーカ及びブザーをさらに有してもよい。これらの要素は、本発明のコアを分かり難くしないように図1には示していない。さらに、様々な電子機器、例えば赤外線データ通信、ブルートゥース、無線ローカルエリアネットワーク等といったものを含んでもよい。本発明は、特にUI104の特別な特徴に関連し、そのUI104は、プロセッサ102により制御され、提供される情報を表示し、入力情報を検出してプロセッサ102へ提供するように構成されたタッチディスプレイ108を有する。タッチディスプレイ108は、タッチディスプレイ108の一部分が、例えばユーザの指により押下されたか否か、及び物体、例えばその指がタッチディスプレイ108の一部分上に保持されているか否かの両方を検出するように構成される。物体がそのディスプレイの一部分上に保持されている状態の検出は、1以上の方法(例えば、ディスプレイに近接した、すなわち、ディスプレイに覆い被さる物体を静電容量的に検出すること、ディスプレイに対する物体からの力を求めることにより実行可能なスクリーンのライトタッチなど)で実行することができる。ディスプレイの一部分が押下されたことの検出は、タッチディスプレイについて従来行われているように実行される。
【0039】
タッチディスプレイ108は、タッチキーパッド、すなわち、キーパッドの表示されたイメージを表示するように構成され、キーパッドの表示されたイメージのキーがマップされるタッチディスプレイ108のエリアが含まれるそのキーパッドの表示されたイメージは、タッチディスプレイ108の接触及び/または押下による操作を検出するタッチディスプレイ108の能力を用いて、携帯通信装置100を操作するために使用される。
【0040】
図2〜図8を参照しつつ、多数の例示及び実施形態により、UI104の機能及び外観を説明する。しかし、本発明の範囲内で使用可能なケースは多数に上るため、提示した例及び実施形態の代替物及び提示した例及び実施形態の組み合わせも等しく可能であることに留意されたい。
【0041】
図2aは、スピーカ202、マイクロホン204及びタッチディスプレイ206を有する携帯通信装置200を示す。携帯通信装置200は、図1を参照しつつ説明したように、携帯通信装置において通常使用される多数の要素を有してもよい。それらは、本発明のエッセンスを分かり難くしないように、図2aだけでなく、以下で説明される図においても表されていない。タッチディスプレイ206は、キーセット210を有するキーパッド208のイメージを表示する。タッチディスプレイ206が、例えば数値「5」の入力を主機能として持つキー212(そのキーは、通常、文字「j」、「k」及び「l」またはアルファベットを使用しない言語用の他の記号若しくはストロークも有する)上で物体(その物体は、指、針またはデジタイザペンであってもよい)を検出したとき、図2bに示すように、キー212に隣接してキーのサブセット214が表示される。この例では、文字「j」、「k」及び「l」の入力機能を、キーのサブセット214のキー215、216、217にそれぞれ関連付けることができる。あるいは、それらのキーは、他のアプリケーションの機能に関連する記号、例えば、メディアプレーヤーの「巻き戻し」、「再生」、「一時停止」及び「早送り」用に、「<<」、「>」、「||」及び「>>」を有することができる。また、ブラウザアプリケーションの「戻る」、「進む」及び「ホーム」用の
【表1】

メッセージアプリケーションの「送信」、「削除」、「保存」及び「マップ」用の
【表2】

などといった他の例も可能である。そしてユーザは、キー215、216、217のうちの一つを押下して、所望の機能を動作させることができる。
【0042】
図3aは、携帯通信装置300を示し、その携帯通信装置300では、物体(例えば、指、針またはデジタイザペン)がキー302上で検出されたことにより、キーのサブセット304がキー302に隣接して表示されている。キーのサブセット304のキー306を、記号「<<」、「>」及び「>>」(それらは通常、コンシューマ製品においてそれぞれ、「巻き戻し」、「送り」及び「早送り」を意味する)によって図示されているように、メディアプレーヤー、FMラジオ、ブラウザ若しくは、送り及び巻き戻しナビゲーションが提供される、例えばボイスメールを聞くことを制御する他のアプリケーションに関連付けることができる。これらのアプリケーションは、時によって単に「巻き戻し」、「送り」及び「早送り」だけでなくそれ以外の機能、例えば、検索機能、次または前のトラック/アルバム/周波数帯域等へのステップを備えることが可能である。そのため、図3bの例に示すように、キーのサブセット304のキー308上で物体を検出することにより、第2のキーのサブセット310が第1のキーのサブセット304のキー308に隣接して表示される。その第2のキーのサブセット310は、それぞれ、「検索/ステップまき戻し」及び「巻き戻し(再生)」を意味する記号「|<<」及び「<」により図示されるような、キー312を有する。
【0043】
ここに説明した例では、1または2レベルのキーのサブセット及び関連するサブ機能のセットを示した。しかし、本発明によれば、レベル数は限定されない。一方、ユーザインターフェース及びそのディスプレイ、及び多数レベルに対する必要性が限られており、かつ携帯通信装置のユーザビリティを考慮する必要があるため、レベル数は実際には限られる。
【0044】
携帯通信装置のディスプレイ上の限られたスペースに対処するため、動作するキー、すなわち、物体がその上で検出されているキーに隣接するキーを移動及び/またはサイズ変更して、追加のキーのサブセット用の空間を設けることができる。これは、キーパッドがタッチディスプレイ上で提供されるイメージであり、そのため適応されたキーパッドの新しいイメージを提供することが可能であり、かつディスプレイ上のキーの位置のマッピング及びディスプレイのタッチ機能に関連したエリアがその新しいイメージに対して再マップされることから、可能となるものである。この例を図4〜図8に示す。
【0045】
図4では、物体(例えば、指、針またはデジタイザペン)がキー400上で検出されており、そのことにより、キーのサブセット402がキー400に隣接して表示されている。キーのサブセット402用の空間を設けるために、隣接するキー404は縮小されている。
【0046】
図5では、物体(例えば、指、針またはデジタイザペン)がキー500上で検出されており、そのことにより、キーのサブセット502がキー500に隣接して表示されている。キーのサブセット502用の空間を設けるために、隣接するキー504は移動されている。この場合、隣接するキー504はキーのサブセット502から離れる、上方へ移動されている。好ましい実施形態では、動作するキー、すなわち、物体がその上で検出されているキーは常に同じ位置に止め、そのためユーザは物体の位置をその周囲が変化する静止点として体感する。これは、物体(例えば指)下のキーが遠ざかって、ユーザビリティが低下することを避けるためである。このように、動作するキーを同じ位置に止める一方、隣接するキーの位置及びサイズを変更することができる。また、ユーザインターフェースが改善すると考えられる場合には、1個以上の隣接するキーを完全に除去することも可能である。
【0047】
図6aでは、物体(例えば、指、針またはデジタイザペン)がキー600上で検出されており、そのことにより、キーのサブセット602がキー600に隣接して表示されている。キーのサブセット602用の空間を設けるために、隣接するキー604は縮小され、かつ移動されている。この例では、キーのサブセット602のサブ機能は、例えば、電話帳の連絡先に関連付けられている。ここで、キー600において表される文字「j」、「k」及び「l」のそれぞれについて、電話帳にある3人のファーストネームがそのキーのサブセットのキー604として表される。これに関して、「ファーストネーム」を、アルファベット順、ユーザの定義順、もしくは統計、すなわち呼出履歴に基づく順の何れかにすると解釈することができる。ここで、ユーザはキー604の何れか一つを押下して、連絡先にアクセスすることができ、例えば、呼出またはその連絡先へメッセージを送信することができ、または、キー604のうちの一つのキー606上に物体を保持して、図6bに示すような第2のキーのサブセット608を得ることができる。図6bでは、キー606を除いて、第1のキーのサブセット602の各キー604も、図4、図5及び図6bを参照して説明した「隣接するキー」に含まれることに留意する。また、複数のキー610〜614も移動及び/または縮小されていることに留意する。
【0048】
図7では、物体(例えば、指、針またはデジタイザペン)がキー700上で検出されており、そのことにより、キーのサブセット702がキー700に隣接して表示されている。キーのサブセット702用の空間を設けるために、隣接するキー704は縮小されている。キーのサブセット702は、キーの二つのグループ706、708を有しており、各グループ706、708は異なるタイプの入力に関連付けられている。第1のグループ706は、記号「<<」、「>」及び「>>」(通常、それらは、少なくともコンシューマ用製品において「巻き戻し」、「送り」及び「早送り」をそれぞれ意味する)により図示されたように、メディアプレーヤー、FMラジオ、ブラウザ、若しくは、送り及び巻き戻しナビゲーションが提供される、例えばボイスメールを聞くことを制御する他のアプリケーションに関連付けられる。第2のグループ708は、図2〜6を参照して上述したように、文字「j」、「k」及び「l」(それらを、ラテン文字を使用しない言語用の他の記号またはストロークとしてもよい)及びそれらに関連する機能及びアプリケーションに関連付けられる。複数のサブセットの一つのレベルにおける一つのサブセットに、異なる関連付けがなされた、複数のグループ706、708を準備することにより、ユーザは多くの機能及び/またはアプリケーションに直接アクセスすることができる。
【0049】
図9は、本発明の一つの実施形態による方法を示すフローチャートである。幾つかのステップは図示の順序と異なる順序で実行されてもよく、またリアルタイムシステムでは通常行われるように、幾つかのステップは並列に実行されてもよい。図示された方法の各機能は、明示的に述べない限り、本発明にとって本質的なものではないことに留意されたい。また示された方法は、本発明の本質により改良されたもの最も洗練したものと考えるべきである。しかし、タッチキーパッド表示ステップ900においてタッチキーパッドが表示されなければならず、検出ステップ902において指がタッチキーパッドの一つのキー上で検出されなければならず、その検出がなされたとき、第1のキーのサブセット表示ステップ904において第1のキーのサブセットが表示されなければならない。タッチキーパッド表示ステップ900は、タッチキーパッド、すなわち、キーパッドの表示されたイメージを表示することを含み、キーパッドの表示されるイメージのキーがマップされる表示エリアが含まれるそのキーパッドの表示されたイメージは、タッチディスプレイの接触及び/または押下による操作を検出するタッチディスプレイの能力を用いて、携帯通信装置を操作するために使用される。検出ステップ902は、表示されたタッチキーパッド上で提供されるキーセットのうちの一つのキー上で物体(その物体は、例えば、指、針またはデジタイザペンであってもよい)を検出することを含む。第1のキーのサブセット表示ステップ904は、検出ステップ902において着目したキーに隣接して、タッチディスプレイ上で第1のキーのサブセットを表示することを含む。
【0050】
図2〜図8に示した例を参照して上述したように、複数レベルのサブステップが提供されてもよい。そのため、本方法は、サブセットのキーのうちの一つにおいて物体を検出する少なくとも一つのステップ906を含み、ここでその検出がなされると、表示ステップ908において、ステップ906で着目したキーに隣接して、さらに別のキーのサブセットが表示される。同様のステップ(図示せず)が、キーのサブセットの各レベルに対して提供される。
【0051】
本発明は、携帯通信装置のユーザビリティを劇的に改善する。そのユーザビリティは、意図しないキーが現れてイライラさせられることを避けるために、所定時間の間中物体が検出されることを要求することにより、さらに改善される。これは待機ステップ903において実行され、その所定時間中に物体が検出されるまで、キーのサブセットは現れない。そうでなければ、本方法は検出ステップ902へ戻る。同様のことがステップ906におけるキーのサブセットのキー上での物体の検出にも適用され、この場合、表示ステップ908の前に、同様の待機ステップ907が挿入される。
【0052】
同様に、キーのサブセットのキーが、それらのキーが押下されない場合にディスプレイから消去される前に、短過ぎず、長過ぎない特定の時間の間表示される。そのため、キーのサブセットについての表示ステップ904、908は、それぞれ、所定時間の間のみ、キーのサブセットを示すように適合されてもよい。
【0053】
図10は、図9を参照して説明したプロセスと並列に走ることが好ましいサブプロセスのフローチャートである。そのサブプロセスは利用可能な、多くの場合に限られた表示空間に対処する。一般に、そのプロセスは、タッチキーパッドがキーのサブセットにより拡張されるにつれてより広い空間を必要とするか否かを確認する。そのため、そのプロセスは、スケール確認ステップ1000で示されるように、図9を参照して上述した検出ステップ902、906におけるように、着目するキーに隣接するキーのサイズを変更する必要性を確認するステップを含む。サイズ変更が必要であると判定されたとき、隣接キーサイズ変更ステップ1002において、そのサイズ変更が実行される。ここで1個以上の隣接するキーが縮小される。そのステップはさらに、あるいは代わりに、着目するキーに隣接するキーを移動させる必要性を確認するステップを含んでもよい。これは移動確認ステップ1004において実行され、隣接するキーの移動が必要とされる場合、その移動は隣接キー移動ステップ1006において実行される。それらの必要性がもはやなくなったときには、キーのサイズ変更及び位置変更は元に戻されることが好ましい。
【0054】
図11は、何れかのキーが押下されたか否か、及び、それがなされたとき、関連する機能を起動させるプロセスを示すフローチャートである。このプロセスは従来の方法により実行され、キー押下確認ステップ1100においてどれかのキーが押下されたか否かを確認するステップと、関連機能起動ステップ1102(さらなる説明は不要であろう)とを含む。
【0055】
図8は、図2〜図7を参照しつつ説明した特徴の全てが組み合わされた携帯通信装置800を示し、特に複数のグループが一つのサブセットレベルにおいて使用され、そのサブセットレベルの次のサブセットレベルが「j」を持つキー802に関連付けられており、その次のサブセットレベルは文字「J」で始まる名前の複数の連絡先となっている。一方、図8はまた携帯通信装置800を示すものであってもよく、その携帯通信装置800では、次のサブセットレベルが「j」に関連付けられるものの、その名前「Jane」、「Jens」、「John」及び「Juha」が、アーティスト、アルバム、歌、イメージまたは他のメディアコンテンツの名前であり、それによりこれらのタイプのアプリケーションについてさらに改善された入力方法を示し、ここで第1のキーのサブセットのキーの「二つのグループ」が同じアプリケーションに対する異なる入力となるものでもよい。これは不明瞭に見えるかもしれないが、明らかなことは、本発明により提示されたアプローチは様々なやり方で組み合わせ可能であることであり、この簡単な記述ではこれ以上説明しない。このように、上記の幾つかの実施形態を参照しつつ、本発明を主に説明してきた。しかし、当業者には容易に分かるように、上記で開示されたもの以外の実施形態も、添付の特許請求の範囲で規定される、本発明の範囲内で等しく可能である。

【特許請求の範囲】
【請求項1】
プロセッサとタッチディスプレイとを有する携帯通信装置であって、
前記タッチディスプレイは、前記プロセッサの制御の下、
キーセットを有するタッチキーパッドを表示し、
前記キーセットのうちの一つのキー上の物体を検出し、
前記一つのキー上で前記物体が検出されたとき、前記一つのキーの第1のサブ機能のセットに関連付けられた第1のキーのサブセットを表示し、該第1のキーのサブセットは、前記一つのキーに隣接して配置される、
ように構成されることを特徴とする携帯通信装置。
【請求項2】
前記タッチディスプレイは、前記プロセッサの制御の下、
前記第1のキーのサブセットのうちの一つのキー上の物体を検出し、
前記第1のキーのサブセットのうちの一つのキー上で前記物体が検出されたとき、前記第1のキーのサブセットのうちの前記一つのキーの第2のサブ機能のセットに関連付けられた第2のキーのサブセットを表示し、該第2のキーのサブセットは前記第1のキーのサブセットのうちの前記一つのキーに隣接して配置されるように構成される、
請求項1に記載の携帯通信装置。
【請求項3】
前記第2のサブ機能のセットは、前記第1のサブ機能のセットのうちの一つのサブ機能に対して階層的に関連する、請求項2に記載の携帯通信装置。
【請求項4】
前記第1のサブ機能のセットは、前記携帯通信装置の第1のアプリケーションに関連し、前記第2のサブ機能のセットは、前記携帯通信装置の第2のアプリケーションに関連する、請求項2に記載の携帯通信装置。
【請求項5】
前記第2のサブ機能のセットはアプリケーションに依存する請求項2〜4の何れか一項に記載の携帯通信装置。
【請求項6】
前記第1のキーのサブセットのうちの前記一つのキーの前記第2のサブ機能のセットに関連付けられた前記第2のキーのサブセットは、第1のアプリケーションに関連するサブ機能に関連付けられた第1のキーのグループと、第2のアプリケーションに関連するサブ機能に関連付けられた第2のキーのグループとを有する、請求項2〜5の何れか一項に記載の携帯通信装置。
【請求項7】
前記タッチディスプレイは、前記プロセッサの制御の下、前記タッチディスプレイ上で前記第1のキーのサブセットのうちの前記一つのキーに隣接する少なくとも一つのキーを移動して、前記第2のキーのサブセットのための空間を設けるようにさらに構成される、請求項2〜6の何れか一項に記載の携帯通信装置。
【請求項8】
前記タッチディスプレイは、前記プロセッサの制御の下、前記タッチディスプレイ上で前記第1のキーのサブセットのうちの前記一つのキーに隣接する少なくとも一つのキーを縮小して、前記第2のキーのサブセットのための空間を設けるようにさらに構成される、請求項2〜7の何れか一項に記載の携帯通信装置。
【請求項9】
前記第1のサブ機能のセットは、アプリケーションに依存する請求項1〜8の何れか一項に記載の携帯通信装置。
【請求項10】
前記一つのキーの第1のサブ機能のセットに関連付けられた前記第1のキーのサブセットは、第1のアプリケーションに関連するサブ機能に関連付けられた第1のキーのグループと、第2のアプリケーションに関連するサブ機能に関連付けられた第2のキーのグループとを有する、請求項1〜9の何れか一項に記載の携帯通信装置。
【請求項11】
前記タッチディスプレイは、前記プロセッサの制御の下、前記タッチディスプレイ上で前記キーセットのうちの前記一つのキーに隣接する少なくとも一つのキーを移動して、前記第1のキーのサブセットのための空間を設けるようにさらに構成される、請求項1〜10の何れか一項に記載の携帯通信装置。
【請求項12】
前記タッチディスプレイは、前記プロセッサの制御の下、前記タッチディスプレイ上で前記キーセットのうちの前記一つのキーに隣接する少なくとも一つのキーを縮小して、前記第1のキーのサブセットのための空間を設けるようにさらに構成される、請求項1〜11の何れか一項に記載の携帯通信装置。
【請求項13】
前記タッチディスプレイは、前記の検出から所定時間を経過した後まで、前記第1のキーのサブセットの表示を遅らせるように構成される、請求項1〜12の何れか一項に記載の携帯通信装置。
【請求項14】
前記タッチディスプレイは、前記検出の中断後、所定時間の間前記第1のキーのサブセットを表示するように構成される、請求項1〜13の何れか一項に記載の携帯通信装置。
【請求項15】
前記サブ機能は、英数入力と、メディアプレーヤー入力と、アプリケーション、機能または連絡先へのショートカットと、若しくはブラウザ入力またはそれらの何れかの組み合わせを含む、請求項1〜14の何れか一項に記載の携帯通信装置。
【請求項16】
プロセッサとタッチディスプレイとを有する携帯通信装置の入力方法であって、
キーセットを有するタッチキーパッドを表示するステップと、
前記キーセットのうちの一つのキー上の物体を検出するステップと、
前記物体が検出されたとき、前記一つのキーの第1のサブ機能のセットに関連付けられた第1のキーのサブセットを、前記一つのキーに隣接して表示するステップと、
を含むことを特徴とする携帯通信装置の入力方法。
【請求項17】
前記第1のキーのサブセットのうちの一つのキー上の物体を検出するステップと、
前記物体が検出されたとき、前記第1のキーのサブセットのうちの前記一つのキーの第2のサブ機能のセットに関連付けられた第2のキーのサブセットを、前記第1のキーのサブセットのうちの前記一つのキーに隣接して表示するステップとをさらに含む、請求項16に記載の方法。
【請求項18】
前記タッチディスプレイ上で前記第1のキーのサブセットのうちの前記一つのキーに隣接する少なくとも一つのキーを移動して、前記第2のキーのサブセットのための空間を設けるステップをさらに含む、請求項17に記載の方法。
【請求項19】
前記第2のサブ機能のセットは、前記第1のサブ機能のセットのうちの一つのサブ機能に対して階層的に関連する、請求項17または18に記載の方法。
【請求項20】
前記第1のサブ機能のセットは、前記携帯通信装置の第1のアプリケーションに関連し、前記第2のサブ機能のセットは、前記携帯通信装置の第2のアプリケーションに関連する、請求項17〜19の何れか一項に記載の方法。
【請求項21】
前記タッチディスプレイ上で前記第1のキーのサブセットのうちの前記一つのキーに隣接する少なくとも一つのキーを縮小して、前記第2のキーのサブセットのための空間を設けるステップをさらに含む、請求項17〜20の何れか一項に記載の方法。
【請求項22】
前記第2のサブ機能のセットはアプリケーションに依存する請求項17〜21の何れか一項に記載の方法。
【請求項23】
前記第1のキーのサブセットのうちの前記一つのキーの前記第2のサブ機能のセットに関連付けられた前記第2のキーのサブセットは、第1のアプリケーションに関連するサブ機能に関連付けられた第1のキーのグループと、第2のアプリケーションに関連するサブ機能に関連付けられた第2のキーのグループとを有する、請求項17〜22の何れか一項に記載の方法。
【請求項24】
前記タッチディスプレイ上で前記キーセットのうちの前記一つのキーに隣接する少なくとも一つのキーを移動して、前記第1のキーのサブセットのための空間を設けるステップをさらに含む、請求項16〜23の何れか一項に記載の方法。
【請求項25】
前記タッチディスプレイ上で前記キーセットのうちの前記一つのキーに隣接する少なくとも一つのキーを縮小して、前記第1のキーのサブセットのための空間を設けるステップをさらに含む、請求項16〜24の何れか一項に記載の方法。
【請求項26】
前記物体を検出するステップは、前記第1のキーのサブセットを表示する前の所定時間の間、前記物体を検出することを含む、請求項16〜25の何れか一項に記載の方法。
【請求項27】
前記物体の検出を中断した後の所定時間の間、前記第1のキーのサブセットの表示を継続するステップをさらに含む、請求項16〜26の何れか一項に記載の方法。
【請求項28】
前記第1のサブ機能のセットは、アプリケーションに依存する請求項16〜27の何れか一項に記載の方法。
【請求項29】
前記一つのキーの第1のサブ機能のセットに関連付けられた前記第1のキーのサブセットは、第1のアプリケーションに関連するサブ機能に関連付けられた第1のキーのグループと、第2のアプリケーションに関連するサブ機能に関連付けられた第2のキーのグループとを有する、請求項16〜28の何れか一項に記載の方法。
【請求項30】
前記サブ機能は、英数入力と、メディアプレーヤー入力と、アプリケーション、機能または連絡先へのショートカットと、若しくはブラウザ入力またはそれらの何れかの組み合わせを含む、請求項16〜29の何れか一項に記載の方法。

【図1】
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【図2a】
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【図2b】
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【図3a】
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【図3b】
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【図4】
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【図5】
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【図6a】
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【図6b】
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【図7】
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【図8】
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【図9】
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【図10】
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【図11】
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【公開番号】特開2012−53921(P2012−53921A)
【公開日】平成24年3月15日(2012.3.15)
【国際特許分類】
【出願番号】特願2011−264642(P2011−264642)
【出願日】平成23年12月2日(2011.12.2)
【分割の表示】特願2009−500950(P2009−500950)の分割
【原出願日】平成19年3月12日(2007.3.12)
【出願人】(398012616)ノキア コーポレイション (1,359)
【Fターム(参考)】