説明

梱包体

【課題】 口栓付きパウチを安全に搬送可能であって、容易に組立可能な梱包体を提供する。
【解決手段】 梱包体1は、一対の紙体2aの間にひだ折りされた紙体2bが配置されて構成されているダンボール2により形成され、薄肉部26bを有する口栓付きパウチPを収容する梱包体であって、梱包体1は、一端に開口を有し前記開口を開閉可能なフラップ14、15が形成されている箱体5と、両端部が段目方向に折られてコの字型に形成され、段目方向と直交する方向の下端面から上方に切り欠き20が形成され、箱体5の内部に配置される口栓保護用仕切体6と、を備え、口栓保護用仕切体6は、口栓保護用仕切体6の段目方向の両端部が箱体5の側体13に当接するように配置され、口栓付きパウチPの口栓26が切り欠き20に嵌め込まれるとともに、口栓付きパウチPの薄肉部26bがコの字型の部分に収容されている。

【発明の詳細な説明】
【技術分野】
【0001】
本願は、例えば口栓付きパウチを梱包するための梱包体の技術分野に関する。
【背景技術】
【0002】
口栓付きパウチなどの製品の出荷にあたり、搬送の利便性や製品の保護等の理由によりダンボール製の梱包体が利用されている。
【0003】
従来は、当該製品の出荷にあたり、上方に開口を有し前記開口を開閉可能なフラップが形成されているダンボール製の箱体に当該口栓付きパウチなどの被梱包物を並べて収納し、当該被梱包物と箱体との間に発泡スチロールなどの緩衝材を入れて梱包して出荷していた。
【0004】
当該口栓付きパウチは、パウチの一端に薄肉部を有する口栓を備えたものであり、使用する際には、当該薄肉部を折って使用するものである。
【発明の開示】
【発明が解決しようとする課題】
【0005】
しかしながら、このような従来の梱包体では、被梱包物の搬送時、落下等外部からの衝撃によって、特に、梱包体の口栓側の側体に衝撃を受けると口栓の薄肉部が折れてしまうなどの問題があった。
【0006】
また、搬送時の衝撃などにより、口栓付きパウチが移動し、搬送先で当該梱包体を開封した際に煩雑になってしまうなどの問題があった。
【0007】
また、従来から梱包体のコストはなるべく抑えたいという要望がある。
【0008】
そこで、本願は上記各問題点の解決を課題の一例として為されたもので、口栓付きパウチを安全に搬送可能であって、容易に組立て可能な梱包体を提供することを目的とする。
【課題を解決するための手段】
【0009】
上記課題を解決するために、請求項1に記載の梱包体(1)は、一対の紙体(2a)の間にひだ折りされて段目が形成されている紙体(2b)が配置されて構成されているダンボール(2)により形成され、薄肉部(26b)を有する口栓付きパウチ(P)を収容する梱包体であって、前記梱包体は、一端に開口を有し前記開口を開閉可能なフラップ(14、15)が形成されている箱体(5)と、両端部が段目方向に折られてコの字型に形成され、当該段目方向と直交する方向の一方の端面から当該段目方向と直交する方向に切り欠き(20)が形成され、当該箱体の内部に配置される口栓保護用仕切体(6)と、を備え、当該口栓保護用仕切体は、当該口栓保護用仕切体の段目方向の両端面が当該箱体の側体(13)に当接するように配置され、当該口栓付きパウチの口栓(26)が切り欠きに嵌め込まれるとともに、当該口栓付きパウチの薄肉部(26b)がコの字型の部分に収容されることを特徴とする。
【0010】
また、請求項2に記載の梱包体は、当該梱包体の内部には、当該口栓付きパウチが上下左右に移動するのを防止するための移動防止用仕切体(7、7a)を備えており、当該移動防止用仕切体は、当該箱体の開口側に、当該移動防止用仕切体の段目方向と直交する方向の一方の端面が臨むように配置されていることを特徴とする。
【0011】
また、請求項3に記載の梱包体は、当該移動防止用仕切体は、口栓付きパウチの左右方向に移動するのを防止するための左右移動防止用仕切体(7)と、上下方向に移動するのを防止するための上下移動防止用仕切体(7a)と、から構成され、当該口栓保護用仕切体は、前記梱包体の内部に2個並べて配置され、当該左右移動防止用仕切体は、当該両口栓保護用仕切体の間であって、且つ当該箱体の内部を左右に区分けして配置され、当該上下移動防止用仕切体は、当該口栓付きパウチがその軸線方向に移動しないように当該左右移動防止用仕切体と直交して配置されていることを特徴とする。
【発明を実施するための最良の形態】
【0012】
以下、本願の最良の実施形態について、図1乃至図6を用いて詳細に説明する。なお、以下に説明する実施の形態は、口栓付きパウチを内部に収容するための梱包体に適用した場合の実施形態である。なお、本願において梱包体に収容される被梱包物は薄肉部を有する口栓付きパウチを一例として説明するが、これに限定されるものではない。すなわち、薄肉部を有していない口栓付きパウチなどであっても構わない。
【0013】
図1はダンボールの外観図、図2は梱包体の組み付け構成図、図3は口栓保護用仕切体の外観図、図4は梱包体の内部構成図、図5は梱包体に収容される口栓付きパウチの外観図、図6は口栓付きパウチを梱包体に収容した際の内部構成図、図7は他の実施形態の梱包体の内部構成図である。なお、以下の説明において、便宜的に、図4の上下左右方向を梱包体の上下左右方向と称して説明を行うものとする。
【0014】
本願の梱包体1は、ダンボール2を所定の形状に切り分け、所定の形状に形成して製造されるものである。当該ダンボール2は、図1に示すように、互いの面が対向して配置される一対の紙体2aと、当該紙体2aの間に配置されるひだ折りされて段目が形成された紙体2bと、を備えて構成されている。なお、当該ダンボール2は、一般的に使用されているダンボールである。
【0015】
梱包体1をダンボール製にすることにより、ダンボールを所定の形状に切り分けるのみで、当該梱包体1を製造することが可能であるので、コスト面での効果も大きい。さらに、容易に組立てられるので、組立作業時における作業性の向上が図れる。
【0016】
図2に示すように、梱包体1は、後述する口栓付きパウチPを収容するための箱体5と、箱体5の内部に設けられ、後述する当該口栓付きパウチPの口栓26(特に、後述する薄肉部26b)を保護するとともに当該箱体5の内部を仕切る口栓保護用仕切体6と、当該口栓保護用仕切体6が上部に配置され、口栓付きパウチPの口栓26の首部分を支持する支持体8と、当該口栓付きパウチPが上下左右に移動するのを防止するとともに当該箱体5の内部を仕切る移動防止用仕切体7、7aと、を備えている。なお、移動防止用仕切体7、7aは、梱包時の口栓付きパウチPを並べて配置する際の位置を定める位置決め手段としても機能するものである。
【0017】
梱包時において、口栓付きパウチPは、箱体5の上面から内部に並べて配置され、移動防止用仕切体7、7aによりその形状が保たれつつ保持され、口栓26の首部分が後述する口栓保護用仕切体6の切り欠きに嵌め入れられて箱体5の内部に収容される。最後に、箱体5の上面が閉じられて、口栓付きパウチPの製品が梱包される。
【0018】
箱体5は、矩形状の底体11と、底体11の外周から上方に垂設されて形成された4枚の側体12、12、13、及び13と、側体12、13の上方に折り曲げ線(符号なし)を介して形成されたフラップ14、14、15、及び15と、を有する。なお、箱体5は、所定の厚みを有するダンボールを所定の形に切り出し、折り返すことによって組み立てられるものである。即ち、箱体5は、上面に開口を有するダンボール製の箱型形状である。また、フラップ14、15は、対向する位置同士がそれぞれ内フラップ14と外フラップ15として機能する。そして、箱体5は、内フラップ14に外フラップ15を重ね合わせて開口を閉口できる。よって、折り曲げ線は、開閉時の基準となる端部として機能する(以下同様)。なお、この内フラップ14、及び外フラップ15は本願のフラップとして機能する。
【0019】
図3に示すように、口栓保護用仕切体6は、矩形状の基体18と、当該基体18の長手方向の両側部を折り曲げ線を介して折り曲げられて形成された端部体19と、を有する。即ち、当該端部体19は、当該基体18の面と直交する方向に折り曲げられて形成されている。また、端部体19は、ダンボールの段目方向に折り返されて形成されている。
【0020】
当該口栓保護用仕切体6は、所定の厚みを有するダンボールを所定の形に切り出し、当該ダンボールの段目方向に折り返すことによってコの字型の形状に組み立てられるものである。
【0021】
また、口栓保護用仕切体6は、段目方向と直交する方向の下端面から上方に向かって切り欠き20が、当該下端面に沿って複数、形成されている。当該切り欠き20の幅は、口栓の径とほぼ同じ長さに形成され、当該切り欠き20に後述する口栓26の首部分が嵌め入れられる。そして、口栓付きパウチPの薄肉部26bは当該コの字型の部分に収容される。
【0022】
また、箱体5に当該口栓保護用仕切体6を取り付ける時における端部体19の側端面は、図4に示すように、箱体5の上側体13に当接するように配置される。また、口栓保護用仕切体6は、上側体13に沿って、箱体5の内部に2個並べて配置される。
【0023】
また、支持体8は、所定の厚みを有するダンボールを所定の形に切り出し、当該ダンボールの段目方向に折り返すことによってコの字型の形状に組み立てられる。そしてこの支持体8は、口栓保護用仕切体6と同様に、支持体8の側端面は、箱体5の上側体13に当接するように配置され、箱体5の内部に設けられる。
【0024】
このようにすれば、当該口栓保護用仕切体6、及び支持体8を箱体5に組み付けた状態において、当該口栓保護用仕切体6、及び支持体8は、箱体5の上側体13側に、ダンボールの段目方向の端面が臨むように配置されるので、当該口栓保護用仕切体6及び、支持体8は箱体5の上側体13側からの衝撃に対して強くなる。よって、箱体5の上側体13側からの衝撃によって、箱体5がつぶれて口栓部に影響を及ぼすのを防止できる。
【0025】
なお、口栓保護用仕切体6を上下方向に延ばして形成し、口栓保護用仕切体6が支持体8を兼用するようにしても構わない。また、本実施形態では、口栓保護用仕切体6を箱体5の内部に2個並べて配置されているが、箱体5の幅が狭い場合には、口栓保護用仕切体6の両端部体19が箱体5の側体12に当接するように1個の口栓保護用仕切体6を箱体5の内部に配置するようにしても構わない。
【0026】
また、箱体5の内部には、口栓付きパウチPを収容する際に、当該口栓付きパウチPが左右に移動するのを防止する左右移動防止用仕切体7(以下、単に「移動防止用仕切体」と称する。)と上下方向に移動するのを防止する上下移動防止用仕切体7a(以下、単に「移動防止用仕切体」と称する。)が配置されている。また、各移動防止用仕切体7、7aは、ダンボールの段目方向と直交する方向の一方の端面が箱体5の開口側になるように配置される。
【0027】
当該左右移動防止用仕切体7は、2個並べて配置された口栓保護用仕切体6の間であって、箱体5の内部を左右に区分けするように配置されている。また、上下移動防止用仕切体7aは、当該箱体5の下方に、当該箱体5の内部を上下に区分けするように配置されている。当該上下移動防止用仕切体7aは、口栓付きパウチPを収容した状態において、当該口栓付きパウチPの下端部とほぼ当接するように配置される。なお、当該上下移動防止用仕切体7aの下方の空間部には、発泡スチロールなどの緩衝部材(図示なし)を収容しておくことが好ましい。
【0028】
当該箱体に収容される口栓付きパウチについて図5を用いて説明する。
【0029】
口栓付きパウチPは、表裏フィルム製のパウチ25周縁の上部にプラスチック成形体による口栓26が取り付けられたものである。当該口栓26は、当該表裏フィルム製のパウチ25に融着され、内部がパウチ25の内部と連通している基台26aと、薄肉部26bを有する首部分を介して当該基台26aに取り付けられている口栓部26cと、を備えて構成され、当該基台26aと口栓部26cとは一体的に形成されている。
【0030】
また、当該口栓付きパウチPは、当該口栓部26cを折り曲げて、薄肉部26bを切断することにより使用可能となるものである。
【0031】
当該口栓付きパウチPは、図6に示すように、箱体5の内部に並べて配置される。その際、口栓付きパウチPの口栓26の首部分が口栓保護用仕切体6に形成された切り欠き20に嵌めこまれ、口栓部26c及び薄肉部26bは、口栓保護用仕切体6のコの字型の部分に収容される。また、口栓付きパウチPは左右方向が箱体5の側体12と上下移動防止用仕切体7の間に収容され、上下方向が口栓保護用仕切体6の基体18と左右移動防止用仕切体7aの間に収容される。
【0032】
なお、箱体5は、図7に示すように、口栓保護用仕切体6の側部体19と箱体5の上側体12との間に、当該箱体5の左右側体12に沿って外枠保護用仕切体30を備え、当該外枠保護用仕切体30と左右側体12との間に空間部を形成するようにして、当該空間部に発泡スチロールなどの緩衝部材31を収容するようにしても構わない。
【0033】
以上説明したように、上記実施形態によれば、本願に係る梱包体1は、互いの面が対向して配置されている一対の紙体2aの間にひだ折りされて段目が形成されている紙体2bが配置されて構成されているダンボール2により形成され、薄肉部26bを有する口栓付きパウチPを収容する梱包体1であって、当該梱包体1は、一端に開口を有し前記開口を開閉可能なフラップ14、15が形成されている箱体5と、両端部が当該段目方向に折られてコの字型に形成され、当該段目方向と直交する方向の下端面から上方向に、この下端面に沿って複数の切り欠き20が形成され、当該箱体5の内部に配置される口栓保護用仕切体6と、を備え、当該口栓保護用仕切体6は、当該口栓保護用仕切体6の段目方向の両端部が当該箱体5の上側体13に当接するように配置され、当該口栓付きパウチPの口栓26が当該切り欠き20に嵌め込まれるとともに、口栓付きパウチPの薄肉部26bが当該コの字型の部分に収容されるものである。
【0034】
このように、口栓保護用仕切体6は、コの字型に形成され、その段目方向の両端部が箱体5の上側体13に当接するように配置されているので、梱包体1の側体13側からの衝撃に対して強くなる。
【0035】
よって、箱体5の内部に収容される口栓付きパウチPの当該口栓側の方向から内側への衝撃に特に強くなり、当該方向から箱体5に衝撃があっても箱体5はつぶれることなく、口栓26の部分を保護できる。また、口栓26の横方向からの衝撃に対しても、口栓保護用仕切体6の基体18がその衝撃を吸収するため口栓26の部分は保護される。
【0036】
よって、口栓付きパウチPの口栓側の箱体5の上側体13を効果的に補強できるとともに、口栓付きパウチPの口栓26部分を保護できる。
【0037】
また、当該梱包体1の内部には、当該口栓付きパウチPが上下左右に移動するのを防止するための移動防止用仕切体7、7aを備えており、当該移動防止用仕切体7、7aは、当該箱体5の開口側に、当該移動防止用仕切体7、7aの段目方向と直交する方向の上端面が臨むように配置されている。このようにすれば、当該箱体5を効果的に補強できる。
【0038】
さらに、当該移動防止用仕切体は、口栓付きパウチPの左右方向に移動するのを防止するための左右移動防止用仕切体7と、上下方向に移動するのを防止するための上下移動防止用仕切体7aと、から構成され、当該口栓保護用仕切体6は2個並べて配置され、当該左右移動防止用仕切体7は、当該両口栓保護用仕切体6の側部体19との間であって、且つ当該箱体5の側体12と平行して配置され、当該上下移動防止用仕切体7aは、当該口栓付きパウチPが、その軸線方向に移動しないように当該左右移動防止用仕切体7と直交して配置されている。このようにすれば、搬送時において口栓付きパウチPが上下左右に移動するのを効果的に防止することができる。
【0039】
さらに当該梱包体1は、ダンボール2を所定の形状に切り分けるのみで、当該梱包体1を製造することが可能であるので、コスト面の効果も大きい。さらに、梱包体1は、容易に組み立てられるので、組立作業時における作業性の向上が図れる。
【図面の簡単な説明】
【0040】
【図1】ダンボールの外観図である。
【図2】梱包体の組み付け構成図である。
【図3】口栓保護用仕切体の外観図である。
【図4】梱包体の内部構成図である。
【図5】梱包体に収容される口栓付きパウチの外観図である。
【図6】口栓付きパウチを梱包体に収容した際の内部構成図である。
【図7】他の実施形態の梱包体の内部構成図である。
【符号の説明】
【0041】
P 口栓付きパウチ
1 梱包体
2 ダンボール
5 箱体
6 口栓保護用仕切体
7、7a 移動防止用仕切体
13 側体
14、15 フラップ
20 切り欠き

【特許請求の範囲】
【請求項1】
一対の紙体の間にひだ折りされて段目が形成されている紙体が配置されて構成されているダンボールにより形成され、薄肉部を有する口栓付きパウチを収容する梱包体であって、
前記梱包体は、
一端に開口を有し前記開口を開閉可能なフラップが形成されている箱体と、
両端部が段目方向に折られてコの字型に形成され、当該段目方向と直交する方向の一方の端面から当該段目方向と直交する方向に切り欠きが形成され、当該箱体の内部に配置される口栓保護用仕切体と、
を備え、
当該口栓保護用仕切体は、
当該口栓保護用仕切体の段目方向の両端面が当該箱体の側体に当接するように配置され、当該口栓付きパウチの口栓が切り欠きに嵌め込まれ、前記口栓付きパウチの薄肉部がコの字型の部分に収容されることを特徴とする梱包体。
【請求項2】
当該梱包体の内部には、当該口栓付きパウチが上下左右に移動するのを防止するための移動防止用仕切体を備えており、
当該移動防止用仕切体は、
当該箱体の開口側に、当該移動防止用仕切体の段目方向と直交する方向の一方の端面が臨むように配置されていることを特徴とする請求項1に記載の梱包体。
【請求項3】
当該移動防止用仕切体は、口栓付きパウチの左右方向に移動するのを防止するための左右移動防止用仕切体と、上下方向に移動するのを防止するための上下移動防止用仕切体と、から構成され、
当該口栓保護用仕切体は前記梱包体の内部に2個並べて配置され、
当該左右移動防止用仕切体は、当該両口栓保護用仕切体の間であって、且つ当該箱体の内部を左右に区分けして配置され、
当該上下移動防止用仕切体は、当該口栓付きパウチがその軸線方向に移動しないように当該左右移動防止用仕切体と直交して配置されていることを特徴とする請求項1、又は2に記載の梱包体。

【図1】
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【図2】
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【図3】
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【図4】
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【図5】
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【図6】
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【図7】
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【公開番号】特開2007−15701(P2007−15701A)
【公開日】平成19年1月25日(2007.1.25)
【国際特許分類】
【出願番号】特願2005−196176(P2005−196176)
【出願日】平成17年7月5日(2005.7.5)
【出願人】(000002897)大日本印刷株式会社 (14,506)
【Fターム(参考)】