説明

消音ボックス付送風機

【課題】従来の消音ボックス付送風機は、風量を大幅に増加する場合、ベルト駆動で羽根車の回転数を増加したり、インバーター制御により羽根車の回転数を増加したり、1つの機体の中に2つのファンユニットを水平に配置している。狭い天井裏スペースでのベルトやインバーター、複数のファンユニットのメンテナンス性が悪いという課題があった。
【解決手段】遠心送風機10を備えた2個の機体アッシー11−1、11−2を空間20を設けながら重ね合わせ、それぞれの機体アッシー11−1、11−2の機体開口を一体化し合流して送風する機体吸込口アダプター21と機体吹出口アダプター22により、2個の機体アッシー11−1,11−2を連結する構成としたことにより、連結強度を確保しながら振動伝播現象を防止することで、施工性とメンテナンス性をよくしながら低騒音化できる消音ボックス付送風機を提供できる。

【発明の詳細な説明】
【技術分野】
【0001】
本発明は、換気送風機器など消音ボックス内部に送風機を内蔵して使用される消音ボックス付送風機の大風量化構造に関する。
【背景技術】
【0002】
従来の消音ボックス付送風機は、風量を大幅に増加する場合、ベルト駆動で羽根車の回転数を増加したり、インバーター制御により羽根車の回転数を増加したり、1つの機体の中に2つのファンユニットを水平に配置していた。
【0003】
(従来例1)
従来の消音ボックス付送風機は、ベルト駆動で羽根車の回転数を増加して、風量を増加していたものが知られている。(例えば、特許文献1参照)。
【0004】
以下、その従来例について図4を参照しながら説明する。
【0005】
図4に示すように、機体吸込口101と機体吹出口102を箱状の機体103の対向する側面に設け、機体103には、機体吸込口101に吸込側ダクト104を接続する吸込アダプター105、および機体吹出口102には、吹出側ダクト106を接続する吹出アダプター107を配している。機体吹出口102と吹出アダプター107の間には、ダンパー式風量調節部材108を配し、ダンパー式風量調節部材108は、スライド板109とガイド部110から構成されている。
【0006】
モーター111を運転すると、プーリーベルト112を介して片吸込型遠心送風機113の羽根車の回転数は、モーター111の回転数に対して増速され、大きな風量を得ることができている。そして、機体103内部の吸込気流114は、スクロールケーシング115を通り、吐出口116から吐出気流117として流出する。また、吐出気流117をスライド板109に衝突させることで、風量を絞って調整する機能を有している。
【0007】
一般的に、適切に動力伝達をして回転数を得るために、定期的なプーリーベルト112の張りの調整や交換が必要とされている構造である。
【0008】
(従来例2)
また、他には、インバーター制御により羽根車の回転数を増加して、風量を増加していたものが知られている。(例えば、特許文献2参照)。
【0009】
以下、その従来例について図5を参照しながら説明する。
【0010】
図5に示すように、箱状のダクト状機体201に、室内の空気を吸い込む側の機体吸込口202に吸込側ダクト203、室外に空気を吹き出す側の機体吹出口204に吹出側ダクト205を接続して設置され、ダクト状機体201の内部に遠心送風機206を配し、遠心送風機206は吐出口207と渦巻状のスクロール208とケーシング吸込口209を片面に設けたケーシング側板210を備え、羽根車211をケーシング吸込口209近傍に固定したモーター212の回転軸213により駆動する。ダクト状機体201内には、吸込側風路214と吐出側風路215を区画する仕切り216を設け、電源接続用の電源端子台を兼ねているインバーター217をダクト状機体201内部の空気風路ではない部分である遠心送風機206のスクロール208の背面空間218に収納している。モーター212に対向するダクト状機体201の側面には点検用開口219が設けられている。
【0011】
遠心送風機206を運転すると、インバーター217により電源周波数は変更されてモーター212の回転数は増速され、大きな風量を得ることができている。そして、気流は吸込側ダクト203を通って、仕切り216に沿って吸込側風路214を流れ、遠心送風機206のケーシング吸込口209からスクロール208を通過後、吐出側風路215を仕切り216に沿って流れ、吹出側ダクト205から流出する。
【0012】
一般的に、インバーター217は埃や周囲温度により寿命が左右されるため、インバーター217の定期的なメンテナンス・交換が必要とされている構造である。
【0013】
(従来例3)
また、他には、1つの機体の中に2つのファンユニットを水平に配置して、風量を増加していたものが知られている。(例えば、特許文献3参照)。
【0014】
以下、その従来例について図6を参照しながら説明する。
【0015】
図6に示すように、機体301は互いに相対する二対の側面板302および上面板と下面板で構成されている。一つの側面板302には吸込側ダクト303を連結する機体吸込口304を設け、その対向する側面板302には吹出側ダクト305を連結する機体吹出口306を備えている。そして、機体301の機体吸込口304側の側面板302と機体吹出口306側の側面板302との間を開口部307を有する仕切り板308で区画されている。仕切り板308と、この仕切り板308の機体吸込口304側の側面板302の側に設けた位置規制部材309との間に、仕切り板308の開口部307にその吐出口310を合わせて位置を定めた2個の遠心送風機311を挟持して並列に固定している。この遠心送風機311は、機体301の一方の側面板302側に設けたメンテナンス用開口部312を介し、位置規制部材309を取り外すことにより、手前から順次、遠心送風機311を取り外すことができる。
【0016】
2つの遠心送風機311を運転すると、機体301の内部で遠心送風機311の2個分の風量が合流して、大きな風量を得ることができている。
【0017】
一般的に、機体301内部で2つの遠心送風機311の負荷を均等にして、並列に対称な構造となっているがゆえに、メンテナンス時にはメンテナンス用開口部312から近い遠心送風機311−1の運転確認だけでなく、その遠心送風機311を取り外すことで、奥側の遠心送風機311−2の運転の確認が必要とされている構造である。
【先行技術文献】
【特許文献】
【0018】
【特許文献1】特開平11−170885号公報
【特許文献2】特開2000−314398号公報
【特許文献3】実開昭61−127335号公報
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【0019】
このような従来の消音ボックス付送風機では、風量を大幅に増加する場合、ベルト駆動で羽根車の回転数を増加したり、インバーター制御により羽根車の回転数を増加したり、1つの機体の中に2つのファンユニットを水平に配置しているため、狭い天井裏スペースでのベルトやインバーター、複数のファンユニットのメンテナンス性が悪いという課題があった。
【0020】
本発明は、このような従来の課題を解決するものであり、複数の機体アッシーを上下方向に天面と底面を重ね合わせ、大風量な一体の消音ボックス付送風機を形成する際、連結強度を確保しながら振動伝播現象を防止することで、施工性とメンテナンス性をよくしながら低騒音化できる消音ボックス付送風機を提供することを目的とする。
【課題を解決するための手段】
【0021】
本発明の消音ボックス付送風機は、上記目的を達成するために、機体開口を設けた機体開口面を対向し、前記機体開口面を機体天面と機体底面とメンテナンス用開口を設けた2つの機体側面で連結して箱状とした機体を形成し、前記機体の内部に羽根車をモーターにより直結駆動した遠心送風機を備えた機体アッシーにおいて、2個の前記機体アッシーの一方の前記機体天面と他方の前記機体底面を対向して空間を設けながら重ね合わせ、それぞれの前記機体アッシーの同一面側にある前記機体開口を一体化し合流して送風する機体吸込口アダプターと機体吹出口アダプターにより、2個の前記機体アッシーを連結する構成としたものである。
【発明の効果】
【0022】
本発明によれば、機体開口を設けた機体開口面を対向し、前記機体開口面を機体天面と機体底面とメンテナンス用開口を設けた2つの機体側面で連結して箱状とした機体を形成し、前記機体の内部に羽根車をモーターにより直結駆動した遠心送風機を備えた機体アッシーにおいて、2個の前記機体アッシーの一方の前記機体天面と他方の前記機体底面を対向して空間を設けながら重ね合わせ、それぞれの前記機体アッシーの同一面側にある前記機体開口を一体化し合流して送風する機体吸込口アダプターと機体吹出口アダプターにより、2個の前記機体アッシーを連結する構成としたことにより、機体開口面に設けた機体吸込口アダプターと機体吹出口アダプターを用いて、2個の機体アッシーを対向して空間を設けながら重ね合わせて連結することにより、平面形状であり運転時の振幅が大きい機体天面と機体底面を直接連結する必要がないため、一方の機体アッシーの振動が対向した他方の機体アッシーに干渉することがないため、振動伝播現象を防止して振動騒音の発生を防止できるという作用を有するので、施工性とメンテナンス性を良化しながら、低騒音化することができるという効果のある消音ボックス付送風機を提供することができる。
【図面の簡単な説明】
【0023】
【図1】本発明の実施の形態1の消音ボックス付送風機の側面図
【図2】同消音ボックス付送風機の平面図
【図3】同消音ボックス付送風機の設置状態を表す側面図
【図4】従来例1の消音ボックス付送風機の平面図
【図5】従来例2の消音ボックス付送風機の平面図
【図6】従来例3の消音ボックス付送風機の平面図
【発明を実施するための形態】
【0024】
本発明の請求項1記載の消音ボックス付送風機は、機体開口を設けた機体開口面を対向し、前記機体開口面を機体天面と機体底面とメンテナンス用開口を設けた2つの機体側面で連結して箱状とした機体を形成し、前記機体の内部に羽根車をモーターにより直結駆動した遠心送風機を備えた機体アッシーにおいて、2個の前記機体アッシーの一方の前記機体天面と他方の前記機体底面を対向して空間を設けながら重ね合わせ、それぞれの前記機体アッシーの同一面側にある前記機体開口を一体化し合流して送風する機体吸込口アダプターと機体吹出口アダプターにより、2個の前記機体アッシーを連結する構成としたものであり、機体開口面に設けた機体吸込口アダプターと機体吹出口アダプターを用いて、2個の機体アッシーを対向して空間を設けながら重ね合わせて連結することにより、平面形状であり運転時の振幅が大きい機体天面と機体底面を直接連結する必要がないため、一方の機体アッシーの振動が対向した他方の機体アッシーに干渉することがないため、振動伝播現象を防止して振動騒音の発生を防止できるという作用を有するので、施工性とメンテナンス性を良化しながら、低騒音化することができるという効果を奏する。
【0025】
また、機体吸込口アダプターと機体吹出口アダプターをねじ固定するアダプターベースが、2個の機体アッシーを連結する構成としたものであり、アダプターベースが2個の前記機体アッシーを連結することにより、機体吸込口アダプターと機体吹出口アダプターを機体から着脱自在とできるため、施工時にあらかじめ機体吸込口アダプターと機体吹出口アダプターを単独でダクト接続した状態で、機体とアダプターをねじにて着脱することが可能となり、施工性とメンテナンス性を良化できるという効果を奏する。
【0026】
また、2個の機体アッシーの一方の機体天面と他方の機体底面の間の空間に緩衝材を貼り付けする構成としたものであり、空間に緩衝材を貼り付けすることにより、2個の機体アッシーの間の振動伝播現象を防止しながら一定の空間距離を確保できるため、製造時の機体アッシーの連結作業時に、あらかじめ2個の機体アッシーの積み重ねが可能となり製造作業性を良化できるという作用を有するので、製造作業性を良化しながら、低騒音化できるという効果を奏する。
【0027】
以下、本発明の実施の形態について、図面を参照しながら説明する。
【0028】
(実施の形態1)
図1および図2に示すように、機体開口1を設けた機体開口面2を対向し、機体開口面2を機体天面3と機体底面4とメンテナンス用開口5を設けた機体側面6の2面で連結して箱状とした機体7を形成し、機体7の内部に羽根車8をモーター9により直結駆動した遠心送風機10を備えた機体アッシー11としている。
【0029】
機体吸込口12と機体吹出口13を対向して機体開口面2に設け、遠心送風機10は機体吹出口13に対向した吐出口14と渦巻状のスクロール15とケーシング吸込口16を設けたケーシング側板17を側面に配置したファンケーシング18を備えている。
【0030】
2個の機体アッシー11−1、機体アッシー11−2の一方の機体天面3−1と他方の機体底面4−2を対向して空間20を設けながら重ね合わせ、それぞれの機体アッシー11−1、機体アッシー11−2の同一面側にある機体開口1−1、機体開口1−2を一体化し合流して送風する機体吸込口アダプター21と機体吹出口アダプター22により、2個の機体アッシー11−1、機体アッシー11−2を連結する構成とする。機体開口1−1、機体開口1−2の面に対向して連結するためのアダプター取付面23が、機体吸込口アダプター21と機体吹出口アダプター22に設けられている。
【0031】
そして、図3に示すように、遠心送風機10を運転すると、室内30の空気は、吸込側ダクト31から吸い込まれ、機体アッシー11−1、機体アッシー11−2の遠心送風機10を通過し、機体吹出口13を介し吹出側ダクト32から屋外33に排気される。機体アッシー11−1、機体アッシー11−2は天井34で室内30と区分けされた天井裏35に設置されており、天井34には、メンテナンス用開口5からモーター9を側面からメンテナンスするための天井点検口36が設けられている。
【0032】
上記構成により、機体開口面2に設けた機体吸込口アダプター21と機体吹出口アダプター22を用いて、2個の機体アッシー11−1、機体アッシー11−2を対向して空間20を設けながら重ね合わせて連結することにより、平面形状であり運転時の振幅が大きい機体天面3−1と機体底面4−2を直接連結する必要がなくなる。そのため、一方の機体アッシー11−1の振動が対向した他方の機体アッシー11−2に干渉することがなく、振動伝播現象を防止して振動騒音の発生を防止できる。
【0033】
なお、一般的に消音ボックス付送風機の機体の鋼板板厚は0.8mm以上とされており、機器運転中の機体天面3−1や機体底面4−2の振幅値は1mm以下の小さい値である。そして、鋼板を組み立てするためねじ頭の高さは約3〜8mmである。ねじ頭の高さや振幅値を考慮すると、直接の振動伝播を防止する目的での空間20の距離は、1〜10mm程度となる。
【0034】
また、機体吸込口アダプター21と機体吹出口アダプター22をねじ40で固定するアダプターベース41が、2個の機体アッシー11−1、機体アッシー11−2を連結する構成とする。機体開口1−1、機体開口1−2の面に対向して連結するためのアダプターベース取付面45が、アダプターベース41に設けられている。
【0035】
上記構成により、アダプターベース41が2個の機体アッシー11−1、機体アッシー11−2を連結することにより、機体吸込口アダプター21と機体吹出口アダプター22を機体7から取り外してもアダプターベース41が2個の機体アッシー11−1、機体アッシー11−2を連結した状態を保持できる。そして、機体吸込口アダプター21と機体吹出口アダプター22を機体7から着脱自在とできる。そのため、施工時にあらかじめ機体吸込口アダプター21と機体吹出口アダプター22を単独で吸込側ダクト31や吹出側ダクト32に接続した状態で、機体7と機体吸込口アダプター21や機体吹出口アダプター22をねじ40にて着脱することが可能となり施工性とメンテナンス性を良化できる。
【0036】
なお、一般的に機体吸込口アダプター21や機体吹出口アダプター22を吸込側ダクト31や吹出側ダクト32に接続する際、ダクトへの振動伝達防止の目的で、キャンバス等の伸縮継ぎ手42でリベット固定されることが多いため、ダクト内部のメンテナンス時はアダプターの着脱が要望されている。
【0037】
また、2個の機体アッシー11−1、機体アッシー11−2の一方の機体天面3−1と他方の機体底面4−2の間の空間20に緩衝材43を貼り付けする構成とする。
【0038】
上記構成により、空間20に緩衝材43を貼り付けすることにより、2個の機体アッシー11−1、機体アッシー11−2の間の振動伝播現象を防止しながら一定の空間距離を確保できる。そのため、製造時の機体アッシー11−1、機体アッシー11−2の連結作業時に、あらかじめ2個の機体アッシー11−1、機体アッシー11−2の積み重ねが可能となり製造作業性を良化できる。たとえば、2個の機体アッシー11−1、機体アッシー11−2をあらかじめ前工程にて完成状態としておき、1個の機体アッシー11−1を製造ラインに置いた状態で、2個目の機体アッシー11−2を積み重ねるという製造工程とした場合、緩衝材43の厚み分、2個の機体アッシー11−1、機体アッシー11−2の間に空間20が確保できるということである。
【0039】
なお、緩衝材43を吸音特性のあるウレタンなどの発砲材料やグラスウールなどの吸音材料とした場合、2個の機体アッシー11−1、機体アッシー11−2の騒音を空間20で吸音できる効果も得られる。
【0040】
なお、一般的な吸音材は厚み寸法が大きいほうが低周波域を含めた幅広い周波数帯の騒音を減衰できるとされているため、消音ボックス付送風機の騒音特性に合わせて空間20の距離(緩衝材43の厚み寸法)を設定することが、吸音効果を良好に得るためには望ましい。
【0041】
このように本発明の実施の形態1の消音ボックス付送風機によれば、施工性とメンテナンス性を良化しながら、低騒音化することができる。また、製造作業性も良化できる。
【0042】
なお、図面では、機体アッシー11の1個に対して遠心送風機を1個備えているが、風量拡大のため、機体アッシー11の内部に遠心送風機10を複数備えても作用効果に差違はない。
【産業上の利用可能性】
【0043】
換気送風機器などの空気搬送目的以外に、排気構造を用いて設備機器の冷却ができ、コンパクトに設置できる設備機器の送風等の用途にも適用できる。
【符号の説明】
【0044】
1 機体開口
2 機体開口面
3 機体天面
3−1 機体天面
4 機体底面
4−2 機体底面
5 メンテナンス用開口
6 機体側面
7 機体
8 羽根車
9 モーター
10 遠心送風機
11 機体アッシー
11−1 機体アッシー
11−2 機体アッシー
20 空間
21 機体吸込口アダプター
22 機体吹出口アダプター
40 ねじ
41 アダプターベース
43 緩衝材

【特許請求の範囲】
【請求項1】
機体開口を設けた機体開口面を対向し、前記機体開口面を機体天面と機体底面とメンテナンス用開口を設けた2つの機体側面で連結して箱状とした機体を形成し、前記機体の内部に羽根車をモーターにより直結駆動した遠心送風機を備えた機体アッシーにおいて、2個の前記機体アッシーの一方の前記機体天面と他方の前記機体底面を対向して空間を設けながら重ね合わせ、それぞれの前記機体アッシーの同一面側にある前記機体開口を一体化し合流して送風する機体吸込口アダプターと機体吹出口アダプターにより、2個の前記機体アッシーを連結する構成としたことを特徴とする消音ボックス付送風機。
【請求項2】
機体吸込口アダプターと機体吹出口アダプターをねじ固定するアダプターベースが、2個の機体アッシーを連結する構成としたことを特徴とする請求項1記載の消音ボックス付送風機。
【請求項3】
2個の機体アッシーの一方の機体天面と他方の機体底面の間の空間に緩衝材を貼り付けする構成としたことを特徴とする請求項1または2記載の消音ボックス付送風機。

【図1】
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【図2】
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【図3】
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【図4】
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【図5】
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【図6】
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【公開番号】特開2012−246769(P2012−246769A)
【公開日】平成24年12月13日(2012.12.13)
【国際特許分類】
【出願番号】特願2011−116576(P2011−116576)
【出願日】平成23年5月25日(2011.5.25)
【出願人】(000005821)パナソニック株式会社 (73,050)
【Fターム(参考)】