説明

燃料消費評価装置

【課題】勾配状況を考慮して燃料消費が最も少ないエコルートの案内を行ない、最適なエコドライブを実現可能にする。
【解決手段】燃料消費評価値演算処理部2の演算により、勾配の上り下りと実際の燃費の相関値であって、実情に即するように下りの燃費を上りの燃費より高くしたものを、上り下りの各勾配区間と距離の積の演算に加え、自車1の走行予定路(エコルートの候補ルート)の燃料消費評価値を、勾配の上り下りに対する燃費の実情に即して精度よく算出して推定し、燃料消費が最も少ないエコルートの案内を可能にする。

【発明の詳細な説明】
【技術分野】
【0001】
この発明は、自車の走行ルートの燃料消費を評価する燃料消費評価装置に関し、詳しくは勾配状況を考慮して燃料消費が最も少ないエコルートの案内が行え、最適なエコドライブを実現可能な燃料消費評価装置に関する。
【背景技術】
【0002】
従来、車両のカーナビゲーション装置は、ドライバが指定した出発地点から到着地点に至る走行ルートを画面表示して案内する。そして、エコドライブの観点からは、燃料消費が少ないエコルートを探索して案内することが望まれ、多くの場合、走行距離が短いルートを燃料消費が少ないエコルートとして探索して案内している。
【0003】
しかしながら、より好ましいエコドライブを実現するには、走行距離だけでなく勾配も考慮する必要がある。
【0004】
そこで、走行ルートを複数の区間に細分化し、走行ルートの各区間について、各区間の勾配毎に推奨される最高燃費走行速度を案内することが提案されている(例えば、特許文献1(要約書、段落[0007]−[0009]、[0016]−[0046]、図1、図2、図5等)参照)。
【先行技術文献】
【特許文献】
【0005】
【特許文献1】特開2009−257966号公報
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【0006】
特許文献1に記載の車載カーナビゲーション装置の場合、走行ルートの探索には勾配状況が考慮されず、探索された走行ルートの区間毎に、算出された平均勾配に基づいて勾配毎の最高燃費走行速度を求めて案内する構成であるので、走行ルートの勾配状況によっては最適なエコドライブを実現できない。
【0007】
すなわち、上り勾配ではアクセルが踏み続けられて燃料消費が多いアクセルオンの状態に維持され続けるのに対して、下り勾配ではアクセルが踏まれず、燃料スロットルがオフして一定エンジン回転以上でフューエルカットが働くアクセルオフの状態に維持される。そのため、勾配の上り下りがある区間に対して、単純に区間毎の平均勾配に基づき、その区間を平均勾配に応じたアクセルオンの状態で走行し続けるとした場合の燃料消費と、その区間の上り勾配だけアクセルオンの状態で走行して下り勾配ではアクセルオフで走行する実際の燃料消費とにはずれがある。
【0008】
より具体的に説明すると、図7の(a)、(b)に示すように車両Carが地点p1から地点p2に走行する場合でも、(a)の走行ルート(上りLαと下りLβのルート)のように最初に急な上り勾配が少しあって残りは下り勾配になる場合と、(b)の走ルート(上りLγと下りLδのルート)のようにように急ではないが上り勾配が長く続く場合とでは、平均勾配が同じであっても、(a)の方が(b)より燃料消費が少なくなることが、種々の試験走行等から判明した。そのため、上記したように走行ルートの平均勾配に基づいて勾配毎の最高燃費走行速度を案内するだけでは、エコルートとしての信頼性に乏しく、最適なエコドライブを実現できない。なお、実際の交通状況下においては、上り勾配では渋滞が生じ易く、下り勾配では渋滞が殆ど生じないことから、これらの渋滞状況の上り下りの差も燃料消費に影響し、最適なエコドライブが一層実現困難である。
【0009】
本発明は、勾配状況を考慮して燃料消費が最も少ないエコルートの案内が行え、最適なエコドライブを実現可能にすることを目的とする。
【課題を解決するための手段】
【0010】
上記した目的を達成するために、本発明の燃料消費評価装置は、車両の走行予定路の各勾配区間の勾配指標値および距離の積の和から燃料消費評価値を算出して推定する燃料消費評価装置であって、上り下りの勾配に対する燃費傾向を示す勾配と燃費の相関値を前記積の演算に加えて前記燃料消費評価値を算出する燃料消費推定手段を備え、下りの前記相関値を上りの前記相関値より大きくすることを特徴としている(請求項1)。
【0011】
そして、前記燃料消費推定手段は、下りの勾配区間の前記勾配指標値と前記距離との積に、下りの前記相関値/上りの前記相関値の絶対値の係数を乗算することが好ましい(請求項2)。
【発明の効果】
【0012】
請求項1の発明の場合、車両の走行予定路(エコルートの候補ルート)を上り下りの各勾配区間に区切り、各勾配区間の勾配指標値(例えば、勾配の上り下りを正負で区別し、勾配の程度を数値で表した指標値)および距離の積の和から燃料消費評価値を算出して推定する際、燃料消費推定手段により、勾配の上り下りと実際の燃費の相関値であって、実情に即するように下りの燃費を上りの燃費より高くしたものを前記積の演算に加えて燃料消費評価値が算出される。
【0013】
この場合、勾配の上り下りに対する燃費の実情に即して走行予定路の燃料消費評価値を算出して推定することができ、勾配状況を考慮したより精度の高い燃料消費評価値の推定に基づき、確実に、燃料消費が最も少ない走行予定路をエコルートに選んで案内することができ、最適なエコドライブが実現可能になる。
【0014】
請求項2の発明の場合、燃料消費推定手段により、下りの勾配区間の勾配指標値と距離との各積に下りの相関値/上りの相関値の絶対値の係数を乗算することにより、請求項1の相関値を加えた演算を実現することができ、下りの勾配区間についてのみ前記係数の乗算を追加する簡単な演算でより精度の高い燃費評価値に基づくエコルー卜案内を提供することができる。
【図面の簡単な説明】
【0015】
【図1】本発明の一実施形態の燃料消費評価装置のブロック図である。
【図2】走行予定路の説明図であり、(a)は上方から俯瞰した図、(b)、(c)、(d)は各走行予定路それぞれの勾配状態を示す図である。
【図3】試験ルートの説明図である。
【図4】図3の試験ルートの上りの勾配と燃費との関係を示す図である。
【図5】図3の試験ルートの下りの勾配と燃費との関係を示す図である。
【図6】図1の処理手順のフローチャートである。
【図7】上り勾配と下り勾配の配分が異なる走行ルート例の説明図である。
【発明を実施するための形態】
【0016】
つぎに、本発明をより詳細に説明するため、一実施形態について、図1〜図6を参照して詳述する。
【0017】
図1は本実施形態の燃料消費評価装置を示し、自車1に搭載された燃料消費評価装置は、車内ネットワーク(CAN)の通信機能を有するカーナビゲーション装置により形成される。このカーナビゲーション装置は、概略、CPU、メモリ等で形成された燃料消費評価値演算処理部2に、GPS受信部3、車内ネットワーク4を構成するCAN(Controller Area Network)の通信部5、地図情報のCD、DVDを読み出す地図情報部6、操作部7を接続し、燃料消費評価値演算処理部2にエコルート決定部8を接続し、エコルート決定部8により決定したエコルートを画面表示する液晶表示パネル等の表示部9を備えて形成される。
【0018】
燃料消費評価値演算処理部2は、本発明の燃料消費推定手段を形成し、後述するように、自車1の走行予定路(エコルートの候補ルートであり、以下、走行ルートという)の各勾配区間の勾配指標値および距離の積の和から燃料消費評価値を算出して推定する際、上り下りの勾配に対する燃費傾向を示す勾配と燃費の相関値を前記積の演算の加えて燃料消費評価値を算出する。具体的には、下りの勾配区間の勾配指標値と距離との積に、下りの相関値/上りの相関値の絶対値の係数を乗算して走行ルートの燃料消費評価値を算出する。
【0019】
GPS受信部3は、GPS(Global Positioning System)の位置情報を受信する。
【0020】
通信部5は車内ネットワーク3を介して自車1の速度センサ、アクセル開度センサ、舵角センサ等の各種のセンサ(図示せず)やエンジン制御ユニット等の各種の制御ユニット(ECU)と情報をやり取りする。
【0021】
地図情報部6はCD、DVDに例えばカーナビ用のKiwi地図ディスクフォーマットで書き込まれた各地の地図情報を、燃料消費評価値演算処理部2の制御で読み出す。なお、地図情報は例えば国土地理院の50mメッシュの高度データを含む地図情報である。
【0022】
操作部7はドライバ等が表示部9の表示地図を見ながら出発地点や到着地点を指定したりするタッチパネル等で形成される。
【0023】
エコルート決定部8は、燃料消費評価値演算処理部2が燃料消費評価値を推定した複数の走行ルートから、最も燃料消費評価値の小さい走行ルートを選んでエコルートに決定し、決定したエコルートを推奨ルートとして表示部9の表示地図上に案内表示する。
【0024】
表示部7は、表示モードの選択等にしたがって表示内容が切り替わり、通常は、GPS受信部3の位置情報に基づいて地図情報部6から読み出した現在地の地図を表示し、ルート検索の指定等に基づいて前記したエコルートの案内表示等を行なう。
【0025】
つぎに、燃料消費評価値演算処理部2の燃料消費評価値の推定処理について説明する。
【0026】
例えば図2(a)に示す出発地点A、到着地点Bが指定されると(実際には、出発地点Aは現在の地点とされて省略され、到着地点Bだけが指定されることが多い)、燃料消費評価値演算処理部2は、地図情報部6の地図情報に基づき、出発地点Aと到着地点Bの間の複数の走行ルート、例えば3ルートR1、R2、R3を検索する。ルートR1は出発地点Aから途中の地点paまでが上りの区間LAa、地点paから到着地点Bまでが下りの区間LaBである(図2(b))。ルートR2は出発地点Aから途中の地点pbまでが上りの区間LAb、地点pbから到着地点Bまでが下りの区間LbBである(図2(c))。ルートR3は出発地点Aから途中の地点pcまでが上りの区間LAc、地点pcから到着地点Bまでが下りの区間LcBである(図2(d))。
【0027】
そして、燃料消費評価値演算処理部2は高度情報から各ルートR1、R2、R3それぞれの上りの勾配区間LAa、LAb、LAcおよび、下りの勾配区間LaB、LbB、LcB(距離)を認識するとともに、それらの勾配区間LAa、LAb、LAc、LaB、LbB、LcBの勾配の大きさも認識する。
【0028】
つぎに、燃料消費評価値演算処理部2は、上り下りそれぞれの勾配につき、例えば、燃料を消費する上り勾配を正、フューエルカットが働く下り勾配を負とし、かつ、それぞれの勾配の程度を4段階に区切って小さい方から1〜4の数値で評価し、勾配指標値を求める。この勾配指標値によれば、各勾配区間の燃料消費の傾向が4段階評価で示される。
【0029】
そして、各ルートR1〜R3の燃料消費評価値は、簡単には、各勾配区間LAa、LAb、LAc、LaB、LbB、LcBの勾配指標値および距離の積の和から算出して推定できる。
【0030】
すなわち、走行ルートR1については、3・LAa+(−1)・LaB、走行ルートR2については、2・LAb+(−2)・LbB、走行ルートR3については、1・LAc+(−3)・LcBを、燃料消費評価値として推定できる。
【0031】
しかしながら、実際には同じ4段階評価であっても、種々の試験走行等から、燃費と勾配の関係は、上りの勾配より下りの勾配の方がきつい(勾配に対する燃費の変化が大きく相関が高い)ことが判明した。
【0032】
図3は試験走行を行った走行経路(試験ルート)を示し、同図のa地点(出発地点)とそれより高いk地点(目的地点)の間をルートを変えて往復し、ルート1(a−b−c−d−e−f−g−h−i−kの9区間(19.0km))の上り(aからk)、下り(kからa)、ルート2(a−p−o−n−m−l−kの6区間(15.7km))の上り(aからk)、下り(kからa)の4パターンで走行し、各アルファベット表記区間(リンク)の燃費を測定した。なお、自車1として使用した車両は、出願人の販売に係る軽自動車であり、4名乗車状態にて測定を行った。また、早朝の交通量が少ない状況下で計測を行ない、極力渋滞の影響を受けないよう工夫した。そして、アルファベット表記の各地点は信号機の信号にしたがって停止した地点(ノード)であり、各区間は停止せず走行した。a地点の標高は21m、k地点の標高は390mであり、標高差は369mである。そのため、ルート1、2とも、a地点からk地点に向かうパターンは上りであり、逆にk地点からa地点に向かうパターンは下りである。
【0033】
つぎの表1、表2の表は、ルート1、2の各区間(Sec)での距離(Dist)、道路勾配(Slope)、上り車速(Up speed)、そのときの燃費(Up mileage)、下り車速(Down speed)、そのときの燃費(Down mileage)を示す。なお、燃費の表示は、最も燃費の値が低かったi〜k区間の上り燃費を1.00として、それとの比率で示す。ルート1に要した時間は、上りが38分41秒、下りが37分39秒、ルート2に要した時間は、上りが41分22秒、下りが43分06秒であった。
【0034】
【表1】

【0035】
【表2】

【0036】
図4、図5は、表1、表2の表に基づいて上り、下りそれぞれの道路勾配と燃費の関係を回帰分析の直線で示す。それぞれのドットが区間毎の実測値であり、これらの図から区間毎の道路勾配と燃費は相関関係のあることがわかる。なお、上り坂での相関値は0.42、下り坂での相関値は0、75となり、下り坂の勾配が燃費と相関関係が強くなっている。なお、上りの方が渋滞が生じ易く、その点でも燃費が下りより低くなる。
【0037】
そして、燃費傾向を示す勾配と燃費の相関値を「勾配/燃費」とすると、同じ評価段階であっても上りの勾配区間と下りの勾配区間とでは相関値の大きさ(絶対値)が異なり、下りの勾配区間が長くなる程燃料消費が少なくなる。
【0038】
すなわち、上りの勾配区間について、|勾配/燃費|=α、下りの勾配区間について、|勾配/燃費|=βとすると、図4、図5からも明らかなようにα<βであり、下りの勾配区間の勾配に対する燃費の影響が大きく、下りの勾配区間が長くなる程、実際の燃料消費は少なくなる。
【0039】
そして、下りの相関値β/上りの相関値αの絶対値の係数をγ(β/α=γ)として、各ルートR1〜R3の燃料消費評価値の下りの勾配区間の勾配指標値と距離との積にγを乗算し、相関値α、βを前記積の演算に加えると、各ルートR1〜R3の燃料消費評価値を一層精度よく算出して推定できる。
【0040】
そこで、燃料消費評価値演算処理部2は、走行ルートR1については、3・LAa+γ・(−1)・LaB、走行ルートR2については、2・LAb+γ・(−2)・LbB、走行ルートR3については、1・LAc+γ・(−3)・LcBを、それぞれの燃料消費評価値として演算して推定する。なお、係数γについては、例えば燃料消費評価値演算処理部2が実際に走行学習してマップデータとして蓄積保持してもよく、また、外部装置から受信する等して獲得してもよい。
【0041】
このようにすることで、燃料消費評価値演算処理部2は、走行ルートR1〜R3について、勾配状況を考慮したより精度の高い燃料消費評価値の推定を行なうことができる。
【0042】
そして、燃料消費評価値演算処理部2の推定結果がエコルート決定部8に送られ、エコルート決定部8は燃料消費評価値が最小の走行ルートをエコルートに決定し、決定したエコルートを表示部9に表示してドライバに案内する。
【0043】
図6は上記の一連の処理手順を示し、地点指定により少なくとも到着地点Bが指定されると、地点A、B間の走行ルートが検索される(ステップS1)。つぎに、検索された各走行ルートの燃料消費評価値が演算されて推定され(ステップS2)、燃料消費評価値が最小の走行ルートがエコルートに決定され(ステップS3)、決定されたエコルートが案内表示される(ステップS4)。
【0044】
そして、この走行ルートの検索からエコルートの案内表示までの処理が、到着地点Bに達するまで繰り返し行なわれることにより、途中で走行ルートを変更しても、時々刻々に、最適なエコルートが検索されて案内される。
【0045】
以上説明したように、本実施形態の場合、燃料消費評価値演算処理部2の係数γを用いた演算により、勾配の上り下りに対する燃費の実情に即して走行ルートR1〜R3の燃料消費評価値を算出して精度よく推定することができ、その推定結果に基づき、エコルート決定部8により、勾配状況を考慮した精度の高い燃料消費評価値の推定に基づいて、確実に、燃料消費が最も少ない走行ルートをエコルートに選んで案内することができ、最適なエコドライブを実現できる。
【0046】
また、係数γを下りの勾配区間についてのみ乗算すればよいので、燃料消費評価値演算処理部2の演算が簡単で複雑になることがない。
【0047】
そして、本発明は上記した実施形態に限定されるものではなく、その趣旨を逸脱しない限りにおいて上述したもの以外に種々の変更を行なうことが可能であり、例えば、検索される走行ルートR1〜R3において、上り、下りの勾配区間がそれぞれ複数区間あってもよく、検索される走行ルートが2ルートあるいは4ルート以上であってもよいのは勿論である。
【0048】
つぎに、本発明の各手段の構成は前記実施形態の構成に限るものではなく、カーナビゲーション装置を利用しなくてもよい。また、車内通信はCANに限るものではない。
【0049】
そして、本発明は、種々の車両に搭載する燃料消費評価装置に適用することができる。
【符号の説明】
【0050】
1 自車
2 燃料消費評価値演算処理部
8 エコルート決定部
9 表示部

【特許請求の範囲】
【請求項1】
車両の走行予定路の各勾配区間の勾配指標値および距離の積の和から燃料消費評価値を算出して推定する燃料消費評価装置であって、
上り下りの勾配に対する燃費傾向を示す勾配と燃費の相関値を前記積の演算の加えて前記燃料消費評価値を算出する燃料消費推定手段を備え、
下りの前記相関値を上りの前記相関値より大きくすることを特徴とする燃料消費評価装置。
【請求項2】
請求項1に記載の燃料消費評価装置において、
前記燃料消費推定手段は、下りの勾配区間の前記勾配指標値と前記距離との積に、下りの前記相関値/上りの前記相関値の絶対値の係数を乗算することを特徴とする燃料消費評価装置。

【図1】
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【図2】
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【図3】
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【図4】
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【図5】
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【図6】
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【図7】
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【公開番号】特開2012−47551(P2012−47551A)
【公開日】平成24年3月8日(2012.3.8)
【国際特許分類】
【出願番号】特願2010−189059(P2010−189059)
【出願日】平成22年8月26日(2010.8.26)
【出願人】(000002967)ダイハツ工業株式会社 (2,560)
【Fターム(参考)】