説明

物品投入装置

【課題】物品を一定の姿勢で袋体に投入できるとともに、袋体が破損することなく物品を投入できる物品投入装置を提供することにある。
【解決手段】物品投入装置10を、袋体100を位置決めする袋体位置決め手段12と、袋体100の開口部102を開放する開放手段14と、物品110が摺動可能に支持される支持体18と、支持体18を垂直方向に起立させる図示しない回動手段と、物品110が落下しないように規制するストッパー22と、袋体100の開口部102に支持体18を挿入する摺動部材25と、ストッパー22による規制を解除するモータ26と、物品110の上端を下方へ押圧する押し下げ体28と、を備えている。

【発明の詳細な説明】
【技術分野】
【0001】
本発明は、幅方向に延びる開口部からヘッダーを延出し、物品の販売等に使用する袋体に物品を投入する物品投入装置に関するものである。
【背景技術】
【0002】
従来から、物品を販売するために物品を袋体に入れて店舗で吊るして陳列している。そして、このような袋体に商品を装填する装置について案出され出願されている(例えば特許文献1及び2に記載する商品自動包装用装置。)。特許文献1及び2に記載する袋体は、開口縁からヘッダー部を延出し、ヘッダー部にフックに引っかける吊下孔を備えて構成されている。特許文献1に記載する商品自動包装用装置は、商品装填ステージにおいて、シャッター手段を移動して商品排出口を開放し、商品、回転ドラムのベッドに保持された袋体内に落下させる装置である。特許文献2に記載する商品自動包装用装置は、商品装填ステージにおいて、開閉手段を後退させてシュート路を開放し、商品を、回転ドラムのベッドに保持された袋体内に落下させる装置である。
【0003】
しかし、これらの商品自動包装用装置によれば、商品を単に重力降下させて袋体内に落下させる構成であるため、商品を一定の姿勢で袋体内に収めることが困難であると考えられる。
【先行技術文献】
【特許文献】
【0004】
【特許文献1】特許第2620209号公報
【特許文献2】特許第3280007号公報
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【0005】
本発明の目的は、物品を一定の姿勢で袋体に投入できる物品投入装置を提供することにある。
【課題を解決するための手段】
【0006】
本発明の物品投入装置は、幅方向に延びる開口部からヘッダーを延出した袋体に物品を投入する物品投入装置であり、前記袋体を、前記開口部が上向きになるように起立させられた状態に位置決めする袋体位置決め手段と、前記位置決めされた袋体の開口部を開放する開放手段と、コンベヤにより搬送される前記物品を受け取り、該物品が摺動可能に支持される支持体と、前記支持体を回動させ、該支持体に支持された物品を、前記位置決めされた袋体の上方において、起立させる回動手段と、前記起立させられた物品が前記支持体から落下しないように規制する落下規制手段と、前記支持体及び落下規制手段を降下させることにより、前記位置決めされた袋体の開口部に該支持体を挿入する昇降手段と、前記落下規制手段による規制を解除することにより、前記位置決めされた袋体内に前記物品を落下させて投入する規制解除手段と、を備えたことを特徴とする。
【0007】
本発明の物品投入装置は、前記物品投入装置において、前記支持体が、前記コンベヤの搬送方向に対して左右対称であり互いに分離する一対の分離体から構成され、前記コンベヤが有するプッシャーが、該一対の分離体の中間隙間部に入りながら、前記物品の後端を後押しすることにより、該支持体が、該物品を受け取ることを特徴とする。
【0008】
本発明の物品投入装置は、前記物品投入装置において、前記規制を解除された物品の上端を下方へ押圧する押し下げ体を備えたことを特徴とする。
【0009】
本発明の物品投入装置は、前記物品投入装置において、前記押し下げ体が、下方へ回動することにより、前記一対の分離体の中間隙間部に入ることを特徴とする。
【0010】
本発明の物品投入装置は、前記物品投入装置において、前記落下規制手段が、前記一対の分離体の中間隙間部に入りながら、前記物品が前記支持体から落下しないように規制することを特徴とする。
【0011】
本発明の物品投入装置は、前記物品投入装置において、前記開放手段が、前記物品の開口部内に空気を吹き込む空気噴出手段を有することを特徴とする。
【0012】
本発明の物品投入装置は、前記物品投入装置において、前記開放手段が、前記物品の開口部付近を吸引する吸引手段を有することを特徴とする。
【発明の効果】
【0013】
本発明の物品投入装置によれば、物品を支持した支持体を袋体に挿入した状態から落下規制手段による規制を解除して物品を袋体内に落下させて投入することができる。このため、袋体上方から落下させる構成とは異なり、物品の落下距離を極力短くすることにより、物品を一定の姿勢で袋体に投入できる。
【図面の簡単な説明】
【0014】
【図1】本発明の物品投入装置を示す側面図である。
【図2】図1の物品投入装置によって物品を投入する袋体を示す斜視図である。
【図3】図1の物品投入装置の使用状態を示す図であり、同図(a)は正面図であり、同図(b)は平面図である。
【図4】図1の物品投入装置の設置状態を示す平面図である。
【図5】図1の物品投入装置の使用状態を示す側面図である。
【図6】図1の物品投入装置の使用状態を示す側面図であり、同図(a)は正面図であり、同図(b)は平面図である。
【図7】図1の物品投入装置の使用状態を示す側面図である。
【発明を実施するための形態】
【0015】
本発明の物品投入装置について図面に基づいて説明する。図1及び図3〜図7において、符号10は、袋体100に物品110を投入する本発明の物品投入装置である。
【0016】
袋体100は、図2に示すように、幅方向に延びる開口部102からヘッダー104を延出し開口部102にフラップ106を折り重ねて構成され、袋体100に物品110を入れて、フラップ106の裏側の図示しない剥離フィルムを除去し、粘着剤112の塗布されているフラップ106の裏側面を袋本体114に接着することにより物品110を包装できる。このようにして物品110を包装した状態でヘッダー104の孔116をフックに引っかけて吊るすことができる。
【0017】
物品投入装置10は、図1に示すように、袋体100を、フラップ106が持ち上げられ開口部102が上向きになるように起立させられた状態に位置決めする袋体位置決め手段12と、位置決めされた袋体100の開口部102を開放する開放手段14と、コンベヤ16により搬送される物品110を受け取り、物品110が摺動可能に支持される支持体18と、支持体18を回動軸20のまわりに回動させ、支持体18に支持された物品110を、位置決めされた袋体100の上方において、垂直方向に起立させる図示しない回動手段と、起立させられた物品110が支持体18から落下しないように規制するストッパー(落下規制手段)22と、支持体18を支柱24に沿って降下させることにより、位置決めされた袋体100の開口部102に支持体18を挿入する摺動部材(昇降手段)25と、ストッパー22による規制を解除することにより、位置決めされた袋体100内に、物品110を投入するモータ(規制解除手段)26と、規制を解除された物品110の上端を下方へ押圧する押し下げ体28と、を備えている。
【0018】
袋体位置決め手段12は、図1に示すように、袋体100のヘッダー104及びフラップ106をベッド32及び33によって挟持して回転ドラム30に固定することにより、袋体100を、開口部102が上向きになるように起立させられた状態に位置決めするように構成されている。図4に示すヘッダー保持部Aにおいて、一のベッド32がスプリングにより付勢力を付与されて、ヘッダー104が回転ドラム30と一のベッド32との間に挟持され、フラップ固定部Bにおいて、他のベッド33がスプリングにより付勢力を付与されて、フラップ106が一のベッド32と他のベッド33との間に挟持される。
【0019】
開放手段14は、図1に示すように、袋体100の開口部102付近を吸引する吸引ノズル(吸引手段)34と、袋体100の開口部102内に空気を吹き込む噴出ノズル(空気噴出手段)36と、を備えている。なお、吸引ノズル(吸引手段)34を袋体から離隔させる方向に移動させる離隔手段を備えてもよい。
【0020】
支持体18は、図3に示すように、コンベヤ16の搬送方向(X軸方向)に対して左右対称であり互いに分離する一対の分離体38から構成され、コンベヤ16が有するプッシャー40が、一対の分離体38の中間隙間部42に入りながら、物品110の後端を後押しして物品110を支持体18内に挿入することにより、支持体18が、物品110を受け取るように構成されている。2個の分離体38は、開口方向が相対向するコの字断面を有して構成され、挿入された物品110が貫通可能なように構成されている。また、2個の分離体38は、袋体100に容易に挿入できるように、先端44へいくに従って細くなるように構成され、物品110を容易に挿入できるように、後端46へいくに従って広がるように構成されている。
【0021】
また、支持体18は、フレーム50に固定され、フレーム50は、回動軸20のまわりに回動可能に、摺動部材25に取り付けられている。すなわち、フレーム50を回動軸20のまわりに回動させて垂直方向に起立させることにより、支持体18を垂直方向に起立させることができる。モータ26は、フレーム50に固定されている。支柱24は、摺動部材25を上下往復動させる電動シリンダから構成されている。
【0022】
なお、コンベヤ16は、2本のエンドレスベルト48の各々にプッシャー40が複数本設けられ、コンベヤ16の搬送方向における2本のエンドレスベルト48の相対位置を変更することにより、物品110を載置するスペース幅Wを調節できる。
【0023】
回動手段は、このフレーム50を回動軸20のまわりに90度の回動角度で回動駆動させる手段であり、クランク機構、モータ機構、又はシリンダ機構等によって構成される。なお、ステッピングモータ又はサーボモータ等を用いて回動角度を調節できるように構成してもよい。
【0024】
押し下げ体28は、モータ54によって回動軸52のまわりに下方へ回動することにより、一対の分離体38の中間隙間部42に入るように構成されている。
【0025】
このような構成の物品投入装置10により、袋体100に物品110を投入する作用について、以下に説明する。物品投入装置10は、コンベヤ200から搬送される袋体100をヘッダー保持部Aにおいてヘッダー104を保持し、回転ドラム30によって送りながら、フラップ固定部Bにおいてフラップ106を押し上げて固定し、物品投入部Cにおいて袋体100に物品110を投入し、剥離部Dにおいて剥離フィルムを剥離し、袋閉部Eにおいてフラップ106を閉じて密閉し、搬出部Fにおいて物品110の投入された袋体100を搬出する物品袋詰め装置202における物品投入部Cが備える装置である。
【0026】
すなわち、物品投入装置10を備える物品投入部Cには、図1に示すように、コンベヤ200から搬送され、ヘッダー保持部Aにおいてヘッダー104が保持され、フラップ固定部Bにおいてフラップ106が固定された袋体100が回転ドラム30によって送られる。物品投入部Cに送られた袋体100は、ヘッダー104及びフラップ106が、ベッド32及び33によって固定され保持されている。一方で、コンベヤ16に載置された物品110が、プッシャー40により押圧されて物品投入部Cに搬送される。
【0027】
搬送された物品110は、プッシャー40により押圧されることにより、図3及び図5(a)に示すように、支持体18内に挿入され、支持体18は物品110を受け取る。支持体18が物品110を受け取ると、回動手段により、フレーム50及び支持体18が反時計まわりに、90度の回動角度で回動し、図5(b)及び図6に示すように、垂直方向に起立する。支持体18が垂直方向に起立することにより、支持体18内の物品110は下方へ落下しようとするが、ストッパー22が一対の分離体38の中間隙間部42に入りながら物品110を止めて落下を規制する。
【0028】
次に、摺動部材25及び支持体18が支柱24に沿って降下し、図7(a)に示すように、支持体18が袋体100の開口部102に挿入される。この時、吸引ノズル34によって物品110の開口部102付近が吸引され、噴出ノズル36によって物品110の開口部102内に空気が吹き込まれることにより、開口部102が開放されており、支持体18はスムーズに袋体100に挿入される。なお、吸引ノズル34による吸引及び噴出ノズル36による空気の噴出は、支持体18が開口部102に挿入される時のみに行ってもよく、支持体18が開口部102に挿入される時に限らずに継続的に行ってもよい。
【0029】
ここで、支持体18が降下し支持体18の下端付近が袋体100内に挿入された時に、モータ26が回動駆動してストッパー22が一対の分離体38の中間隙間部42から抜出され、落下の規制が解除されることにより、物品110が支持体18内から袋体100内へ落下する。なお、支持体18の下端付近が袋体100内に入り込んだ時に、ストッパー22が一対の分離体38の中間隙間部42から抜出されるため、ストッパー22が開口部102に干渉することはない。その後、押し下げ体28が、図7(b)に示すように、モータ54によって回動軸52のまわりに下方へ回動することにより、一対の分離体38の中間隙間部42に入る。なお、モータ(規制解除手段)26がストッパー22による規制を解除することにより、通常は、位置決めされた袋体100内に、物品110を自然落下させて投入することができるが、物品110が分厚い等の場合には、ストッパー22による規制を解除しても、物品110が支持体18内に引っ掛かって残存することもあるため、ストッパー22による規制を解除した後には、押し下げ体28は、必ず回動軸52のまわりに下方へ回動して中間隙間部42に入る。このため、支持体18内に物品110が残存している場合には、押し下げ体28は、物品110の上端を下方へ押圧して袋体100内に強制的に落下させる。
【0030】
このようにして、物品投入部Cに物品110が投入されると、支持体18が上昇して袋体100の外に出される。この時、押し下げ体28が中間隙間部42に入っているため、仮に袋体100内に入れられている物品110が支持体18とともに上昇しても、物品110は押し下げ体28により上昇を規制され、物品110が袋体100の上方へ出てしまうことはない。その後、支持体18及びフレーム50等は、図1に示す状態に戻され、物品投入部Cにおける物品投入作業が終了する。物品投入部Cに物品110が投入された袋体100は、回転ドラム30によって剥離部Dに送られ、剥離部Dにおいて剥離フィルムが剥離され、袋閉部Eにおいてフラップ106が閉じられて密閉され、搬出部Fにおいて搬出される。
【0031】
このような物品投入装置10によれば、物品110を入れて支持した支持体18の下端付近を袋体100に挿入した状態からストッパー22による規制を解除して物品110を袋体100内に落下させて投入することができる。このため、袋体100の上方から落下させる構成とは異なり、物品110の落下距離を極力短くすることにより、物品110を一定の姿勢で袋体100に投入できる。また、複数の物品110を袋体100に投入する場合であっても、複数の物品110が分散することなく複数の物品110を投入できる。
【0032】
さらに、支持体18が、コンベヤ16の搬送方向に対して左右対称であり互いに分離する一対の分離体38から構成されているため、コンベヤ16が有するプッシャー40が、一対の分離体38の中間隙間部42に入りながら、物品110を支持体18内に挿入することにより、支持体18が、コンベヤ16から物品110を受け取ることが可能となる。また、ストッパー22が一対の分離体38の中間隙間部42に入りながら物品110の下端の中心部を止めて、物品110の姿勢を安定した状態に維持しつつ落下を規制できる。また、押し下げ体28が、一対の分離体38の中間隙間部42に入るため、支持体18内に物品110が残存している場合には、支持体18内に挿入されている物品110の上端の中心部を下方へ押圧し、物品110の中心部に力を付加して、スムーズに物品110を落下させることができる。
【0033】
以上、本発明の実施形態について図面に基づいて説明したが、本願発明は図示したものに限定されない。例えば、支持体は、一対の分離体から構成されるものではなく一体に構成されるものであり、コンベヤのプッシャー、押し下げ体、落下規制手段が入り込む溝又は孔を備えたものであってもよい。また、本発明の物品投入装置によって物品を投入する袋体は、上述の袋体100に限定されず、例えば、ヘッダーが包囲する芯材を備えた袋体(例えば、特許第3280007号公報に示す袋体)であってもよい。また、上端を開いてフラップを閉じた状態で上端開口部から物品を投入し、その後に上端を溶着によって閉じる袋体であってもよい。また、支持体を、2個の分離体38の開口方向が相対向するコの字断面の断面積が先端(下端)へいくに従って細くなるとともに、その断面積を拡縮可能な機構から構成し、その断面積を狭めて袋体の落下を規制するとともに、その断面積を拡げて落下の規制を解除できるように構成してもよい。このような構成の場合、支持体が落下規制手段及び規制解除手段を兼用し、支持体の下端付近だけでなく、支持体の中間付近又は全体を袋体に挿入させた状態で落下規制手段による規制を解除できる。
【0034】
その他、本発明は、その主旨を逸脱しない範囲で当業者の知識に基づき種々の改良、修正、変更を加えた態様で実施できるものである。
【産業上の利用可能性】
【0035】
本発明の物品投入装置によれば、物品の落下距離を極力短くすることにより、物品を一定の姿勢で袋体に投入できる。このため、袋体に自動的に物品を順次投入していく装置として広く利用できる。
【符号の説明】
【0036】
10:物品投入装置
12:袋体位置決め手段
14:開放手段
16:コンベヤ
18:支持体
20:回動軸
22:ストッパー(落下規制手段)
24:支柱
25:摺動部材(昇降手段)
26:モータ(規制解除手段)
28:押し下げ体
30:回転ドラム
32、33:ベッド
34:吸引ノズル(吸引手段)
36:噴出ノズル(空気噴出手段)
38:分離体
40:プッシャー
42:中間隙間部
44:先端
46:後端
48:エンドレスベルト
50:フレーム
100:袋体
102:開口部
104:ヘッダー
106:フラップ
110:物品
112:粘着剤
114:袋本体
116:孔
202:物品袋詰め装置
A:ヘッダー保持部
B:フラップ保持部
C:物品投入部
D:剥離部
E:袋閉部
F:搬出部

【特許請求の範囲】
【請求項1】
幅方向に延びる開口部からヘッダーを延出した袋体に物品を投入する物品投入装置であり、
前記袋体を、前記開口部が上向きになるように起立させられた状態に位置決めする袋体位置決め手段と、
前記位置決めされた袋体の開口部を開放する開放手段と、
コンベヤにより搬送される前記物品を受け取り、該物品が摺動可能に支持される支持体と、
前記支持体を回動させ、該支持体に支持された物品を、前記位置決めされた袋体の上方において、起立させる回動手段と、
前記起立させられた物品が前記支持体から落下しないように規制する落下規制手段と、
前記支持体及び落下規制手段を降下させることにより、前記位置決めされた袋体の開口部に該支持体を挿入する昇降手段と、
前記落下規制手段による規制を解除することにより、前記位置決めされた袋体内に前記物品を落下させて投入する規制解除手段と、
を備えた物品投入装置。
【請求項2】
前記支持体が、前記コンベヤの搬送方向に対して左右対称であり互いに分離する一対の分離体から構成され、前記コンベヤが有するプッシャーが、該一対の分離体の中間隙間部に入りながら、前記物品の後端を後押しすることにより、該支持体が、該物品を受け取る請求項1に記載する物品投入装置。
【請求項3】
前記規制を解除された物品の上端を下方へ押圧する押し下げ体を備えた請求項2に記載する物品投入装置。
【請求項4】
前記押し下げ体が、下方へ回動することにより、前記一対の分離体の中間隙間部に入る請求項3に記載する物品投入装置。
【請求項5】
前記落下規制手段が、前記一対の分離体の中間隙間部に入りながら、前記物品が前記支持体から落下しないように規制する請求項2〜請求項4のいずれかに記載する物品投入装置。
【請求項6】
前記開放手段が、前記物品の開口部内に空気を吹き込む空気噴出手段を有する請求項1〜請求項5のいずれかに記載する物品投入装置。
【請求項7】
前記開放手段が、前記物品の開口部付近を吸引する吸引手段を有する請求項1〜請求項6のいずれかに記載する物品投入装置。

【図1】
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【図2】
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【図3】
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【図4】
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【図5】
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【図6】
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【図7】
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【公開番号】特開2013−10516(P2013−10516A)
【公開日】平成25年1月17日(2013.1.17)
【国際特許分類】
【出願番号】特願2011−142765(P2011−142765)
【出願日】平成23年6月28日(2011.6.28)
【出願人】(000001339)グンゼ株式会社 (919)
【Fターム(参考)】