説明

環状アミノピラゾールアミド誘導体

【課題】糖尿病等の疾患の予防および/または治療薬として有用な11βHSD1阻害剤の提供。
【解決手段】式(1):


(Rはアルキル基等、Rはハロゲン原子等、Rは水酸基等、Rは式(2):


で表される基、環AはC2−7、Nからなる環、Rは、アルキル基等、nは0〜3、Rwは単結合等、Rxは−NR1CO−等、Ryは単結合等、Rzはアリール基等、R1は水素原子等を表す。)で表される化合物、またはその薬学上許容される塩。


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【特許請求の範囲】
【請求項1】
式(1):
【化1】

[式中、
は、アルキル基を表し、
は、水素原子、ハロゲン原子、またはアルキル基を表し、
は、水酸基または-CONH基を表し、
は、式(2):
【化2】

で表される基を表し、
環Aは、2から7の炭素原子と1つの窒素原子からなる環を表し、
は、アルキル基を表し、
nは、0〜3を表し、
Rwは単結合、またはアルキレン基を表し
Rxは−NR1CO−、−NR1SO−、または−NR1CONR2−を表し、
Ryは単結合、置換されていてもよいアルキレン基、アルケニレン基またはシクロアルキレン基を表し、
Rzは置換されていてもよいアリール基または置換されていてもよいヘテロアリール基を表し、
1は水素原子、置換されていてもよいアルキル基、または置換されていてもよいシクロアルキル基を表し、
2は水素原子、置換されていてもよいアルキル基、または置換されていてもよいシクロアルキル基を表す。]
で表される化合物またはその薬学上許容される塩。
【請求項2】
が下記式(G1)から(G8):
【化3】

(式中、Rは、水素原子、またはアルキル基を表す。)から選ばれる、請求項1記載の化合物またはその薬学上許容される塩。
【請求項3】
Rzが、置換されていてもよいヘテロアリール基を表す、請求項1または2記載の化合物またはその薬学上許容される塩。
【請求項4】
置換されていてもよいヘテロアリール基のヘテロアリール基が、チエニル、フリル、ピロリル、ピラゾリル、イミダゾリル、オキサゾリル、イソオキサゾリル、チアゾリル、イソチアゾリル、1,2,4−チアジアゾリル、1,2,4−オキサジアゾリル、1,3,4−オキサジアゾリル、1,3,4−チアジアゾリル、1,2,4−トリアゾリル、1,2,3−トリアゾリル、ピリジル、ピリダジニル、ピリミジル、またはピラジニルである、請求項3記載の化合物またはその薬学上許容される塩。
【請求項5】
Rzが置換されていてもよいフェニル、または置換されていてもよいチエニルである、請求項1または2記載の化合物またはその薬学上許容される塩。
【請求項6】
が、メチルまたはエチルである、請求項1〜5のいずれか一項に記載の化合物またはその薬学上許容される塩。
【請求項7】
がシクロプロピルである、請求項1〜5のいずれか一項に記載の化合物またはその薬学上許容される塩。
【請求項8】
が水素原子である、請求項6〜7のいずれか一項に記載の化合物またはその薬学上許容される塩。
【請求項9】
が、水素原子である、請求項1〜5のいずれか一項に記載の化合物またはその薬学上許容される塩。
【請求項10】
がメチルまたはエチルである、請求項9記載の化合物またはその薬学上許容される塩。
【請求項11】
がシクロプロピルである、請求項9記載の化合物またはその薬学上許容される塩。
【請求項12】
がメチルである、請求項1〜11のいずれか一項に記載の化合物またはその薬学上許容される塩。
【請求項13】
が塩素原子、フッ素原子またはメチルである、請求項1〜12のいずれか一項に記載の化合物またはその薬学上許容される塩。
【請求項14】
が塩素原子またはメチルである、請求項1〜12のいずれか一項に記載の化合物またはその薬学上許容される塩。
【請求項15】
が、塩素原子である、請求項1〜12のいずれか一項に記載の化合物またはその薬学上許容される塩。
【請求項16】
が、メチルである、請求項1〜12のいずれか一項に記載の化合物またはその薬学上許容される塩。
【請求項17】
が、水酸基である、請求項1〜16のいずれか一項に記載の化合物またはその薬学上許容される塩。
【請求項18】
が、CONH基である、請求項1〜16のいずれか一項に記載の化合物またはその薬学上許容される塩。
【請求項19】
が、単結合またはメチレン基である、請求項1〜18のいずれか一項に記載の化合物またはその薬学上許容される塩。
【請求項20】
が、単結合またはメチレン基である、請求項1〜19のいずれか一項に記載の化合物またはその薬学上許容される塩。
【請求項21】
が、(G1)である、請求項1〜18のいずれか一項に記載の化合物またはその薬学上許容される塩。
【請求項22】
が水素である、請求項21記載の化合物またはその薬学上許容される塩。
【請求項23】
がメチレンである、請求項22記載の化合物またはその薬学上許容される塩。
【請求項24】
Rxが−NHSO−である、請求項23記載の化合物またはその薬学上許容される塩。
【請求項25】
が単結合である、請求項24記載の化合物またはその薬学上許容される塩。
【請求項26】
がメチレンである、請求項24記載の化合物またはその薬学上許容される塩。
【請求項27】
Rxが−NHCO−であり、Rがメチレンである、請求項23記載の化合物またはその薬学上許容される塩。
【請求項28】
が単結合であり、Rが−NRCONH−であり、Rが、メチル、エチルまたはシクロプロピルであり、Rがメチレンである、請求項22記載の化合物またはその薬学上許容される塩。
【請求項29】
が、(G3)であり、Rが単結合である、請求項1〜20のいずれか一項に記載の化合物またはその薬学上許容される塩。
【請求項30】
が−NHCO−であり、Rがメチレンである、請求項29記載の化合物またはその薬学上許容される塩。
【請求項31】
が−NHSO−であり、Rが単結合またはメチレンである、請求項29記載の化合物またはその薬学上許容される塩。
【請求項32】
が−NRCONH−であり、Rがメチル、エチルまたはシクロプロピルであり、Rが単結合またはメチレンである、請求項29記載の化合物またはその薬学上許容される塩。
【請求項33】
が−NHCONR−であり、Rがメチル、エチルまたはシクロプロピルであり、Rが単結合またはメチレンである、請求項29記載の化合物またはその薬学上許容される塩。
【請求項34】
が、(G5)であり、Rがメチレンであり、Rが−NRCO−であり、Rがメチルまたはエチルであり、Rが単結合である、請求項1〜20のいずれかに記載の化合物またはその薬学上許容される塩。
【請求項35】
請求項1〜34のいずれか一項に記載の化合物またはその薬学上許容される塩を有効成分として含有する医薬。
【請求項36】
請求項1〜34のいずれか一項に記載の化合物またはその薬学上許容される塩を有効成分として含有するII 型糖尿病、耐糖能異常、高血糖、インスリン抵抗性、脂質代謝異常症、高血圧、動脈硬化、血管狭窄、肥満、認知障害、痴呆症、アルツハイマー症、シンドロームX、鬱、心血管疾患、またはアテローム性動脈硬化の治療剤。
【請求項37】
請求項1〜34のいずれか一項に記載の化合物またはその薬学上許容される塩を有効成分として含有する糖尿病、インスリン抵抗性、またはII 型糖尿病の治療剤。

【公開番号】特開2010−180177(P2010−180177A)
【公開日】平成22年8月19日(2010.8.19)
【国際特許分類】
【出願番号】特願2009−26663(P2009−26663)
【出願日】平成21年2月6日(2009.2.6)
【出願人】(000002912)大日本住友製薬株式会社 (332)
【Fターム(参考)】