説明

画像処理システム

【課題】リソースはダウンロード時に接続が切れ易い通信から課金処理を切り離すことができ、ダウンロード途中で接続が切断された場合でも課金処理を行うことができる画像処理システムを提供すること。
【解決手段】フォント、ICCプロファイル等のリソースをダウンロード可能な画像処理システムにおいて、Web上より有料のリソースをダウンロードする手段と、リソースのダウンロード時には課金せず、別途課金システムにアクセスした際に課金を行う手段を有する。より具体的には、リソースにおいて暗号化されたリソースをダウンロードする手段と、該リソース使用後にリソースの無効化を行う手段と、暗号化されたリソースを復号化する際のパスワードを課金システムへのアクセス時にダウンロードする手段を有することを特徴とする。

【発明の詳細な説明】
【技術分野】
【0001】
本発明は、有料のリソース( フォント、ICCプロファイル等) をネットワークを介してダウンロードする画像処理システムに関するものである。
【背景技術】
【0002】
従来、Webから有料リソースをダウンロードする際には予めユーザー登録を行い、使用権を購入するか、ダウンロード時に課金を行いダウンロードを行っていた。
【特許文献1】特開2001−134515号公報
【発明の開示】
【発明が解決しようとする課題】
【0003】
しかし、Webよりのダウンロードにおいて通信の混雑等により接続が切断されることも多く、ダウンロードが失敗する場合も少なくない。特に、リソースデータはサイズの大きいものが多くダウンロードに時間が掛かる場合が多く、ネットワークの接続が切れる可能性が高い。このような場合、予め課金されていると、ダウンロードされていないにも拘らず課金が行われたり、課金を行わない状態で接続が切れるという問題があった。
【0004】
本発明は上記問題に鑑みてなされたもので、その目的とする処は、リソースはダウンロード時に接続が切れ易い通信から課金処理を切り離すことができ、ダウンロード途中で接続が切断された場合でも課金処理を行うことができる画像処理システムを提供することにある。
【課題を解決するための手段】
【0005】
上記目的を達成するため、請求項1記載の発明は、フォント、ICCプロファイル等のリソースをダウンロード可能な画像処理システムにおいて、Web上より有料のリソースをダウンロードする手段と、リソースのダウンロード時には課金せず、別途課金システムにアクセスした際に課金を行う手段を有することを特徴とする。
【0006】
請求項2記載の発明は、請求項1記載の発明において、リソースにおいて暗号化されたリソースをダウンロードする手段と、該リソース使用後にリソースの無効化を行う手段と、暗号化されたリソースを復号化する際のパスワードを課金システムへのアクセス時にダウンロードする手段を有することを特徴とする。
【0007】
請求項3記載の発明は、請求項1記載の発明において、リソースにおいて暗号化されたリソースをダウンロードする手段と、リソースのダウンロード時に所定のIDを共にダウンロードする手段と、該IDに対応しリソースの復号化を行うためのパスワードを課金システムへのアクセス時にダウンロードする手段と、該パスワードとIDを入力することでリソースを使用可能にする復号化手段と、該リソース使用後にリソースの無効化を行う手段を有することを特徴とする。
【発明の効果】
【0008】
請求項1記載の発明によれば、リソースのダウンロードと課金のためのアクセスを切り離し、別途の課金システムへアクセスを行うことにより、接続状態が不安定な場合でも課金処理を安定化させることができる。
【0009】
又、請求項2及び3記載の発明によれば、リソースを暗号化し、使用する際に復号化する手段を有し、課金システムにアクセス時に復号化のためのパスワードを提供することで無断使用を防ぐことができる。
【発明を実施するための最良の形態】
【0010】
<実施の形態1>
以下、本発明をプリンタ、コピー、ファクシミリの各々の機能を有する複合印刷装置(以下、MFP(Multi Function Product)と略す)適用し、図面を用いて更に詳細に説明する。
【0011】
本実施の形態の構成を説明する前に、本実施の形態を適用するMFPの構成を図1を参照して説明する。
【0012】
図1は本実施の形態に係るMFPの内部構造を示す断面図である。
【0013】
図1において、100はMFP本体であり、ネットワークをとして印字データを受取り印刷するプリンタとして使用することができる。又、電話回線にも接続されており、ファクシミリとしても機能する他、単体でもコピー機として使用することができる。
【0014】
121は操作のためのスイッチ及びMFPの状態を表示する液晶タッチパネルで構成される操作パネル、101はMFP100全体の制御する制御ユニットである。
【0015】
レーザ・ドライバ102は、半導体レーザ103を駆動するための回路であり、入力されたビデオ信号に応じて半導体レーザ103から発射されるレーザビーム104をオン・オフ切替する。
【0016】
レーザビーム104は、回転多面鏡105で左右方向に振られて静電ドラム106上を走査することにより、静電ドラム106上には静電潜像が形成される。この潜像は、静電ドラム106周囲の現像ユニット(トナーカートリッジ)107によって現像された後、記録用紙に転写される。この記録用紙にはカット・シートを用い、カット・シート記録紙は、MFPに装着した給紙カセット108,109,110及び111に収納され、給紙ローラ113,114,115及び116により装置内に取り込まれ、用紙搬送ローラ112によって用紙搬送ベルト117に載せられて像形成・現像機構を通過する。
【0017】
記録用紙に転写されたトナー(粉末インク)は、定着器118で熱と圧力により記録用紙に固定され、記録用紙は搬送ローラ119と110によってMFP本体100外に出力される。
【0018】
112はスキャナであり、原稿をセットして操作パネル121からコピーを指示すると原稿は原稿台に取り込まれてハロゲンランプ(不図示)で露光され、その反射像が撮像される。撮像された像は、A/D変換されて制御ユニット101に送られ、必要な処理を施されてビデオ信号となり、レーザ・ドライバ102に入力される。
【0019】
又、外部ネットワークを通して印刷データが送信されてくると、印字データは制御ユニット101内で解析されてビデオ信号となり、レーザ・ドライバ102に入力される。
【0020】
又、電話回線からファクシミリのデータが送信されてくると、それはモデム123を経由して制御ユニット201に取り込まれ、ビデオ信号に変換されてレーザ・ドライバ202に入力される。
【0021】
図2は図1に示したMFPの制御ユニット105の概略構成を示すブロック図である。
【0022】
201はコントローラボードの本体を示す。231はデジタルカメラであり、撮影した画像をJPEG画像で印字データとして転送してくる。又、印字データは、入力インターフェース部202を介して取り込まれる。
【0023】
操作パネル121からコピーの実行が指示されるとスキャナ222で読み取られたイメージは、スキャナインタフェース部206を介して取り込まれ、CPU203で必要な処理を施されてドットデータに変換される。生成されたドットデータは、出力インターフェース部204を介して印刷機構本体部205に送られ、実際に印刷される。ここで施される処理とは、例えばスキャナ222の読み取り解像度から印刷機構部205の印刷解像度への変換や、印刷機構部205の用紙の搬送方向に合わせた回転処理等である。
【0024】
電話回線に接続されたモデム223からファクシミリのデータを受け付けるとそれはCPU203で処理され、ドットデータに変換される。生成されたドットデータは、出力インターフェース部204を介して印刷機構本体部205に送られ、実際に印刷される。ここで行われる処理とは、例えばハフマン圧縮された印字データの伸長等である。
【0025】
CPU203によるこれらの一連の処理の処理手順は全てROM207内にプログラムされており、このプログラムに従ってCPU203は動作する。又、ホストコンピュータ231やスキャナ222及びモデム223からのデータはRAM208上に蓄えられて必要な処理が施される。
【0026】
209は一般のEEPROM等で構成する不揮発性メモリであり、以後、NVRAM(Non Volatile RAM)と称す。NVRAM209には操作パネル221で指定されたパネル設定値が記憶される。
【0027】
210はハードディスクであり、ダウンロードされたICCプロファイルや印字データを格納するために用いられる。
【0028】
211はネットワークIF部であり、ネットワークとの接続を行う。WebへのアクセスはネットワークIF部を介して行う。
【0029】
本実施の形態においては、デジタルカメラ231とMFP100とのカラーマッチングのためのICCプロファイルをWebよりダウンロードするリソースの対象としている。
【0030】
図3は本発明における請求項1記載の各手段の動作を説明するフローチャートであり、リソースのダウンロード及び印刷時における印刷装置の動作を説明したものである。
【0031】
デジタルカメラ231より印字データを受信する(S301)。ICCプロファイルを保持しているWebへアクセスを行う(S302)。ICCプロファイルをダウンロードする(S303)。ダウンロードに失敗したならば(S304)、再度、ダウンロードを試みる(S303)。ダウンロードに成功したならば(S304)、課金システムヘアクセスする(S305)。アクセスに失敗したならば(S306)、再度、課金システムヘアクセスする(S305)。
【0032】
アクセスに成功したならば(S306)、該リソースを用い印刷処理を行う(S307)。
【0033】
図4は本発明における請求項2記載の各手段の動作を説明するフローチャートであり、印刷時における印刷装置の動作を説明したものである。
【0034】
デジタルカメラ231より印字データを受信する(S401)。Webへアクセスを行う(S402)。ICCプロファイルをダウンロードする(S403)。ダウンロードに失敗したならば(S404)、再度、ダウンロードを試みる(S403)。ダウンロードに成功したならば(S404)、課金システムヘアクセスする(S405)。アクセスに失敗したならば(S406)、再度、課金システムヘアクセスする(S405)。
【0035】
アクセスに成功したならば(S406)、パスワードをダウンロードする(S407)。該パスワードを使用しリソースを復号化する(S408)。該リソースを用い印刷処理を行う(S409)。印刷が終了したならばリソースの暗号化を行う(S410)。
【0036】
図5は本発明における請求項3記載の各手段の動作を説明するフローチャートであり、印刷時における印刷装置の動作を説明したものである。
【0037】
デジタルカメラ231より印字データを受信する(S501)。Webへアクセスを行う(S502)。ICCプロファイルをダウンロードする(S503)。ダウンロードしたICCプロファイルに対するIDをダウンロードする(S504)。ダウンロードに失敗したならば(S505)、再度ダウンロードを試みる(S503)。ダウンロードに成功したならば(S505)、課金システムヘアクセスし(S506)、ステップ504で得たIDを入力する(S507)。
【0038】
アクセスに成功したならば(S508)、対応するパスワードをダウンロードする(S509)。該パスワードを使用しICCプロファイルを復号化する(S510)。該ICCプロファイルを用いて印刷処理を行う(S511)。印刷処理が終了したならばステップ509で得たパスワードで解凍できないように該パスワード登録し、無効化する(S512)。
【0039】
図6は図5におけるステップ512のリソース無効化手段においてリソースデータを削除する方式に換えたものである。
【0040】
又、本発明は、複数の機器から構成されるシステムに適用しても、1つの機器から成る装置に適用しても構わない。又、本発明は、システム或は装置にプログラムを供給することによって実施される場合にも適用できることは言うまでもない。この場合、本発明に係るプログラムを格納した媒体が本発明を構成することになる。そして、該記憶媒体からそのプログラムをシステム或は装置に読み出すことによって、そのシステム或は装置が予め定められた仕方で動作する。
【0041】
<実施の形態2>
以下、本発明をプリンタ、コピー、ファクシミリの各々の機能を有する複合印刷装置(以下、MFP(Multi Function Product)と略す)適用し、図面を用いて更に詳細に説明する。
【0042】
本実施の形態の構成を説明する前に、本実施の形態を適用するMFPの構成を図1を参照して説明する。
【0043】
図1は実施の形態に係るMFPの内部構造を示す断面図である。図において、100はMFP本体であり、ネットワークを通して印字データを受取り印刷するプリンタとして使用することができる。又、電話回線にも接続されており、ファクシミリとしても機能する他、単体でもコピー機として使用することができる。
【0044】
121は操作のためのスイッチ及びMFPの状態を表示する液晶タッチパネルで構成される操作パネル、101はMFP100全体の制御する制御ユニットである。
【0045】
レーザ・ドライバ102は、半導体レーザ103を駆動するための回路であり、入力されたビデオ信号に応じて半導体レーザ103から発射されるレーザビーム104をオン・オフ切替する。
【0046】
レーザビーム104は、回転多面鏡105で左右方向に振られて静電ドラム106上を走査することにより、静電ドラム106上には静電潜像が形成される。この潜像は、静電ドラム106周囲の現像ユニット(トナーカートリッジ)107によって現像された後、記録用紙に転写される。この記録用紙にはカット・シートを用い、カット・シート記録紙は、MFPに装着した給紙カセット108,109,110及び111に収納され、給紙ローラ113,114,115及び116により装置内に取り込まれ、用紙搬送ローラ112によって用紙搬送ベルト117に載せられて像形成・現像機構を通過する。
【0047】
記録用紙に転写されたトナー(粉末インク)は定着器118で熱と圧力により記録用紙に固定され、記録用紙は、搬送ローラ109と110によってMFP本体外に出力される。112はスキャナであり、原稿をセットして操作パネル121からコピーを指示すると原稿は原稿台に取り込まれてハロゲンランプ(不図示)で露光され、その反射像が撮像される。撮像された像はA/D変換されて制御ユニット101に送られ、必要な処理を施されてビデオ信号となり、レーザ・ドライバ102に入力される。
【0048】
又、外部ネットワークを通して印刷データが送信されてくると、印字データは制御ユニット101内で解析されてビデオ信号となり、レーザ・ドライバ102に入力される。又、電話回線からファクシミリのデータが送信されてくると、それはモデム123を経由して制御ユニット201に取り込まれ、ビデオ信号に変換されてレーザ・ドライバ702に入力される。
【0049】
図7は図1に示したMFPの制御ユニット105の概略構成を示すブロック図である。
【0050】
図7において、701はコントローラボードの本体を示す。731はホストコンピュータであり、印字データを送信する。本実施の形態においては、画像処理装置に内蔵していないフォントを印字データ内で使用している。印字データは、入力インターフェース部702を介して取り込まれる。
【0051】
操作パネル121からコピーの実行が指示されるとスキャナ722で読み取られたイメージは、スキャナインタフェース部706を介して取り込まれ、CPU703で必要な処理を施されてドットデータに変換される。生成されたドットデータは、出力インターフェース部704を介して印刷機構本体部705に送られ、実際に印刷される。ここで施される処理とは、例えばスキャナ722の読み取り解像度から印刷機構部705の印刷解像度への変換や、印刷機構部705の用紙の搬送方向に合わせた回転処理等である。
【0052】
電話回線に接続されたモデム723からファクシミリのデータを受け付けるとそれはCPU703で処理され、ドットデータに変換される。生成されたドットデータは、出力インターフェース部704を介して印刷機構本体部705に送られ、実際に印刷される。ここで行われる処理とは、例えばハフマン圧縮された印字データの伸長等である。
【0053】
CPU703によるこれらの一連の処理の処理手順は全てROM707内にプログラムされており、このプログラムに従ってCPU703は動作する。又、ホストコンピュータ731やスキャナ722及びモデム723からのデータは、RAM708上に蓄えられて必要な処理が施される。
【0054】
709は一般のEEPROM等で構成する不揮発性メモリであり、以後、NVRAM(Non Volatile RAM)と称す。NVRAM709には操作パネル721で指定されたパネル設定値が記憶される。710はハードディスクであり、ダウンロードされたICCプロファイルや印字データを格納するために用いられる。711はネットワークIF部であり、ネットワークとの接続を行う。WebへのアクセスはネットワークIF部を介して行う。
【0055】
本実施の形態においては、印字データ内で使用しているMFP100に内蔵されていないフォントをWebよりダウンロードするリソースの対象としている。
【0056】
図8は本発明における請求項3記載の各手段の動作を説明するフローチャートであり、印刷時における印刷装置の動作を説明したものである。
【0057】
ホストコンピュータ731より印字データを受信する(S801)。Webへアクセスを行う(S802)。フォントデータをダウンロードする(S803)。ダウンロードしたフォントデータに対するIDをダウンロードする(S804)。ダウンロードに失敗したならば(S805)、再度ダウンロードを試みる(S803)。ダウンロードに成功したならば(S805)、課金システムヘアクセスし(S806)、ステップ804で得たIDを入力する(S807)。
【0058】
アクセスに成功したならば(S808)、対応するパスワードをダウンロードする(S809)。該パスワードを使用しフォントデータを復号化する(S810)。該フォントデータを用いて印刷処理を行う(S811)。印刷処理が終了したならば、該フォントデータを削除する(S812)。
又、本発明は、複数の機器から構成されるシステムに適用しても、1つの機器から成る装置に適用しても構わない。又、本発明はシステム或は装置にプログラムを供給することによって実施される場合にも適用できることは言うまでもない。この場合、本発明に係るプログラムを格納した媒体が本発明を構成することになる。そして、該記憶媒体からそのプログラムをシステム或は装置に読み出すことによって、そのシステム或は装置が予め定められた仕方で動作する。
【図面の簡単な説明】
【0059】
【図1】本発明の実施の形態1に係る印刷装置であるMFPの断面図である。
【図2】本発明の実施の形態1に係る印刷装置の基本構成を示すブロック図である。
【図3】本発明の実施の形態1の請求項1記載の各手段の動作を表すフローチャートである。
【図4】本発明の実施の形態1の請求項2記載の各手段の動作を表すフローチャートである。
【図5】本発明の実施の形態1の請求項3記載の各手段の動作を表すフローチャートである。
【図6】本発明の実施の形態1の請求項3記載の各手段の動作を表すフローチャートである。
【図7】本発明の実施の形態2に係る印刷装置の基本構成を示すブロック図である。
【図8】本発明の実施の形態2における請求項3記載の各手段の動作を表すフローチャートである。
【符号の説明】
【0060】
100 印刷装置本体
101 制御ユニット
102 レーザ・ドライバ
103 半導体レーザ発射装置
104 レーザ・ビーム
105 回転多面鏡
106 静電ドラム
107 トナーカートリッジ
108 給紙トレイ1
109 給紙トレイ2
110 給紙トレイ3
111 給紙トレイ4
112 用紙搬送ローラ
113 給紙ローラ
117 用紙搬送ベルト
118 定着器
121 操作パネル
122 スキャナ
123 モデム
201 コントローラボード
202 ホスト・コンピュータとの入力インタフェース部
203 CPU
204 印刷機構部への出力インターフェース部
205 印刷機構部
206 スキャナインタフェース部
207 ROM
208 RAM
209 NVRAM
210 HD(ハードディスク)
211 ネットワークIF部
222 スキャナ
223 モデム
231 デジタルカメラ
801 コントローラボード
802 ホスト・コンピュータとの入力インタフェース部
803 CPU
804 印刷機構部への出力インターフェース部
805 印刷機構部
806 スキャナインタフェース部
807 ROM
808 RAM
809 NVRAM
810 HD(ハードディスク)
811 ネットワークIF部
822 スキャナ
823 モデム
831 ホストコンピュータ

【特許請求の範囲】
【請求項1】
フォント、ICCプロファイル等のリソースをダウンロード可能な画像処理システムにおいて、
Web上より有料のリソースをダウンロードする手段と、リソースのダウンロード時には課金せず、別途課金システムにアクセスした際に課金を行う手段を有することを特徴とする画像処理システム。
【請求項2】
リソースにおいて暗号化されたリソースをダウンロードする手段と、該リソース使用後にリソースの無効化を行う手段と、暗号化されたリソースを復号化する際のパスワードを課金システムへのアクセス時にダウンロードする手段を有することを特徴とする請求項1記載の画像処理システム。
【請求項3】
リソースにおいて暗号化されたリソースをダウンロードする手段と、リソースのダウンロード時に所定のIDを共にダウンロードする手段と、該IDに対応しリソースの復号化を行うためのパスワードを課金システムへのアクセス時にダウンロードする手段と、該パスワードとIDを入力することでリソースを使用可能にする復号化手段と、該リソース使用後にリソースの無効化を行う手段を有することを特徴とする請求項1記載の画像処理システム。

【図1】
image rotate

【図2】
image rotate

【図3】
image rotate

【図4】
image rotate

【図5】
image rotate

【図6】
image rotate

【図7】
image rotate

【図8】
image rotate


【公開番号】特開2006−350643(P2006−350643A)
【公開日】平成18年12月28日(2006.12.28)
【国際特許分類】
【出願番号】特願2005−175306(P2005−175306)
【出願日】平成17年6月15日(2005.6.15)
【出願人】(000001007)キヤノン株式会社 (59,756)
【Fターム(参考)】