説明

画像形成装置

【課題】フルカラー画像および単色画像のプリント作成可能な画像形成装置であって、画質向上、単色プリントのコスト低減、フルカラー画像ユニットの耐久性向上がはかれる画像形成装置を提供すること。
【解決手段】5組の感光体ドラムと現像手段とを有する画像形成ユニットを搭載し、書き込み手段にてその内4組の画像形成ユニットの感光体ドラム上に潜像を形成し、それぞれ異なった色のトナーが内在する前記4組の画像形成ユニットの現像手段にて前記潜像をトナー像に顕像化し、当該トナー像を重ね合わせてフルカラー画像を形成することができ、もう1組の画像形成ユニットは、前記4組の画像形成ユニットの中の1色と同色のトナーが内在する現像手段にて単色画像を形成することができることを特徴とする画像形成装置。

【発明の詳細な説明】
【技術分野】
【0001】
本発明は、電子写真方式の複写機、プリンタ、FAX等の画像形成装置に関し、特にカラー画像形成ユニットを有する画像形成装置に関する。
【背景技術】
【0002】
4組の画像形成ユニットを有する電子写真方式の画像形成方式の画像形成装置においては、各々異なったトナーを有する画像形成ユニットで形成された単色画像を中間転写体に重ね合わせフルカラー画像形成が行われている。この場合、4組の画像形成ユニットは直列に連設された構成になっており、各単色トナー像が中間転写体に順次転写され重ね合わされフルカラー画像が形成される。
【0003】
しかしながら、フルカラーの画像形成装置でも、例えば黒のみの単色画像を形成する頻度が多く、上記構成では1枚の単色画像のプリント時の出力時間がかかり、かつ中間転写体はじめ装置全体の負荷も大きくなる。
【0004】
そこで、黒の画像形成ユニットと他の3色の画像形成ユニットとを分けて配設し、黒のプリント時には他の3色の画像形成ユニットの駆動を待機させ、第1のモードである黒の画像形成ユニットのみで転写材上に直接転写する方式によって出力時間を短縮し、第2のモードであるフルカラー画像形成時には、中間転写体を介した他の3色の重ね合わせた転写材上の画像に黒画像を直接転写する方法が提案されている(例えば、特許文献1参照)。
【特許文献1】特開2002−182447号公報
【発明の開示】
【発明が解決しようとする課題】
【0005】
しかしながら、上記提案のような方法では、黒と3色との画像形成ユニットの配設位置が分かれているため画像ズレ等の画質不良が発生しやすくなる。また、単色(黒)トナーの消費頻度が多く、そのトナーボトル等の交換回数も増え、装置の保守の面からも不便である。
【0006】
本発明は、5組の画像形成ユニットを搭載し、フルカラーの画像形成用の4組の画像形成ユニットと単色画像形成ユニットとを分けて配設して画像ズレ等の画質不良を回避し、また前記4組の画像形成ユニットの内の1組に使用されるトナーと、使用頻度の高いもう1組の単色用の画像形成ユニットのトナーを同質、同色にして、かつトナー収納手段を共用化することにより、画質向上、単色プリントのコスト低減、フルカラー用の画像形成ユニットの耐久性向上がはかれる画像形成装置を提供することを目的とする。
【課題を解決するための手段】
【0007】
上記目的は、下記のような構成により達成することができる。
【0008】
5組の感光体ドラムと現像手段とを有する画像形成ユニットを搭載し、書き込み手段にてその内4組の画像形成ユニットの感光体ドラム上に潜像を形成し、それぞれ異なった色のトナーが内在する前記4組の画像形成ユニットの現像手段にて前記潜像をトナー像に顕像化し、当該トナー像を重ね合わせてフルカラー画像を形成することができ、もう1組の画像形成ユニットは、前記4組の画像形成ユニットの中の1色と同色のトナーが内在する現像手段にて単色画像を形成することができることを特徴とする画像形成装置。
【発明の効果】
【0009】
画像ズレが回避でき、単色プリントのコスト低減、フルカラーの画像形成ユニットの耐久性向上となる。
【発明を実施するための最良の形態】
【0010】
はじめに、本発明の画像形成装置について図1を基に説明する。
【0011】
本発明の実施の形態における説明では、本明細書に用いる用語により技術範囲が限定されることはない。
【0012】
図1は画像形成装置の全体構成の一例を示す模式図である。
【0013】
図1において、10は感光体ドラム、11は帯電手段であるスコロトロン帯電器、12はデジタル式の露光書込み手段である書込装置、13は現像手段である現像器、14は感光体10の表面を清掃するためのクリーニング装置で、15は感光体ドラム10のクリーニング用のブレードであって、当該ブレード15によって掻き落とされたトナーは搬送スクリュー100でクリーニング装置14から搬送され不図示の廃棄箱に廃棄される。ただし、後述する単色画像形成に使用されるトナーと同色のトナーについてはリサイクル用に使用される。16は現像スリーブ、18はトナー収納手段、20は中間転写体である中間転写ベルトを示す。
【0014】
4組の画像形成ユニット1は感光体ドラム10、スコロトロン帯電器11、現像器13、およびクリーニング装置14等からなっており、各色毎の画像形成ユニット1の機械的な構成は同じであるので、図1ではY(イエロー)系列のみの構成について参照符号を付けており、もう3組のM(マゼンタ)、C(シアン)およびK(黒)の構成要素については参照符号を省略した。
【0015】
現像器13は、感光体ドラム10の周面に対し所定の間隔を保ち、感光体ドラム10の回転方向と逆方向に回転する円筒状の非磁性ステンレスあるいはアルミ材で形成された現像スリーブ16を有している。4組の内3組(実施の形態では、Y、M、C)の現像器13にはトナー収納手段18から必要時に不図示のトナー搬送手段にてトナーが補給される。
【0016】
各色毎の画像形成ユニット1の配置は中間転写ベルト20の走行方向に対して、Y、M、C、Kの順になっている。転写時には、1次転写ローラ25が中間転写ベルト20を感光体10に圧着させる。なお、圧着領域では感光体ドラム10は中間転写ベルト20の走行方向と同方向、かつ、同線速度で回転する。
【0017】
1Aは、単色画像形成時に稼働する画像形成ユニットであり、なお、当該画像形成ユニット1Aの詳細については後述する。
【0018】
19は、搬送ベルトユニットである。190は複数個の穴が穿けられた搬送ベルトで駆動ローラ191、従動ローラ192に張架されている。193は吸引箱で、前記搬送ベルト190と接触する面に複数個の穴が穿けられ、不図示のダクトおよび吸引ファン等に接続され、走行する前記搬送ベルト190上に転写材Pを吸引する機能を果たす。搬送ベルトユニット19は、搬送ベルト190、駆動ローラ191、従動ローラ192、吸引箱193等でを構成されている。また、搬送ベルト190を介して感光体ドラム10Aに対向する位置にトナーと逆極性の電位が印加される転写ローラ194が配設されている。フルカラー画像形成時には、前記搬送ベルト190は点線で示した位置を走行し、単色画像形成時には前記転写ローラ194は、不図示の機構によって張力に抗してベルトを持ち上げ、搬送ベルト190および転写材Pを介して感光体ドラム10Aに当接または当接解除が可能で、感光体ドラム10A上のトナー像を転写材P上に転写する。
【0019】
中間転写ベルト20は駆動ローラ21、アースローラ22、テンションローラ23、除電ローラ27、従動ローラ24に張架され、これらのローラと中間転写ベルト20、1次転写ローラ25、クリーニング装置28等で中間転写ベルトユニット2を構成する。なお、前記アースローラ(バックアップローラ)22は、アルミ地肌のままの導電性アルミローラで、接地されている。
【0020】
感光体ドラム10は、例えばアルミ材によって形成される円筒状の金属基体の外周に導電層、a−Si層あるいは有機感光体(OPC)等の感光層を形成したものであり、導電層を接地した状態で図の矢印で示す反時計方向に回転する。
【0021】
読み取り装置80からの画像データに対応する電気信号は、画像形成レーザで光信号に変換され、書込装置12によって感光体ドラム10上に投光される。
【0022】
中間転写ベルト20の走行は不図示の駆動モータによる駆動ローラ21の回転によって行われる。当該中間転写ベルト20の材質は、体積抵抗率106〜1012Ω・cmの無端ベルトであり、例えば変性ポリイミド、熱硬化ポリイミド、エチレンテトラフルオロエチレン共重合体、ポリフッ化ビニリデン、ナイロンアロイ等のエンジニアリングプラスチックに導電材料を分散した、厚さ0.04〜0.10mmの半導電性フィルム基体の外側に、好ましくはトナーフィルミング防止層として厚さ5〜50μmのフッ素コーティングを行った、2層構成のシームレスベルトである。ベルトの基体としては、この他に、シリコンゴム或いはウレタンゴム等に導電材料を分散した厚さ0.5〜2.0mmの半導電性ゴムベルトを使用することもできる。
【0023】
1次転写ローラ25は、トナーと逆極性の直流電圧が印加され、不図示の圧着および圧着解除機構によってベルト内側から中間転写ベルト20を感光体ドラム10に押し当て、アースローラ22とで形成されたニップ部Sで、中間転写ベルト20上に形成されたトナー像を転写材Pに再転写(2次転写)する。
【0024】
26は、2次転写手段である2次転写ローラで、不図示の圧着および圧着解除機構によって転写材Pを介してアースローラ22を押圧し、中間転写ベルト20上のトナー像を転写材Pに転写する機能を有する。なお、2次転写ローラ26は、表面がコート層で覆われた導電性のソリッドゴムからなり、転写時にはトナーと逆極性バイアス電圧が印加されいる(または、アースローラ22にトナーと同極性の電圧印加し、2次転写ローラ26をアースしてもよい。)。
【0025】
除電ローラ27には、トナーと同極性または逆極性の直流電圧を重畳した交流電圧が印加され、トナー像を転写材Pに転写後、中間転写ベルト20に残留するトナーの電荷を弱めている。
【0026】
4は定着装置で、加熱ローラ41と圧着ローラ42を有している。
【0027】
前記加熱ローラ41は薄手のアルミから形成された円筒状のもので、内側から所定の温度まで加熱するハロゲンヒータ47等を有し、その温度は、前記加熱ローラ41に設置された不図示の接触温度センサにより検出され、制御される。
【0028】
70は紙送り出しローラ、71はタイミングローラ、72は紙カセット、73は搬送ローラである。81は排紙ローラで、定着された転写材を排紙皿82へ排出する。
【0029】
制御部B1は、画像形成プロセス制御、定着温度制御、転写材搬送制御、トナー濃度制御等を行う。
【0030】
次に、図1に基づいて画像形成プロセスを説明する。
【0031】
フルカラー画像形成(第2のモード)の場合は、画像記録のスタートと同時に不図示の感光体駆動モータの始動により色信号Yの感光体10は矢印で示す反時計方向に回転され、同時にスコロトロン帯電器11の帯電作用により感光体10に電位の付与が開始される。
【0032】
感光体10は電位を付与されたあと、書込装置12によってYの画像データに対応する画像の書込みが開始され、感光体10の表面に原稿画像のYの画像に対応する静電潜像が形成される。
【0033】
前記静電潜像はYの現像器13により非接触の状態で反転現像され、感光体10の回転に応じYのトナー像が感光体10上に形成される。
【0034】
当該感光体10上に形成されたYのトナー像は、Yの1次転写ローラ25の作用により、中間転写ベルト20上に一次転写される。
【0035】
その後、前記感光体ドラム10はクリーニング14のブレード15によって残留トナーが清掃され、次の画像形成サイクルにはいる(以下、M、C、Kのクリーニングプロセスにても同様故、説明を省略する)。なお、Y、M、C、Kの中の1色の感光体ドラム10のクリーニング後に取り除かれたトナーは搬送スクリュー100によって不図示の貯留部に搬送されリサイクル用として再使用される。
【0036】
次いで、書込装置12によってM(マゼンタ)の色信号すなわちMの画像データに対応する画像書き込みが行われ、感光体10の表面に原稿画像のMの画像に対応する静電潜像が形成される。当該静電潜像は、Mの現像器13により感光体10上にMのトナー像となり、Mの1次転写ローラ25において、中間転写ベルト20上の前記Yのトナー像と同期が取られ、前記Yのトナー像の上に重ね合わされる。
【0037】
同様のプロセスにより、Y、Mの重ね合わせトナー像と同期が取られ、C(シアン)のトナー像が、Cの1次転写ローラ25において、前記のY、Mの重ね合わせトナー像上へ重ね合わされる。次に、すでに形成されているY、M、Cの重ね合わせトナー像と同期が取られ、Kのトナー像が、Kの1次転写ローラ25において、前記のY、M、Cの重ね合わせトナー像上へ重ね合わされ、Y、M、CおよびKの重ね合わせトナー像が形成される。
【0038】
重ね合わせトナー像が担持されている中間転写ベルト20は矢印のように時計方向に送られ、転写材Pが紙カセット72より、紙送り出しローラ70によって送り出され、搬送ローラ73を経て、タイミングローラ71へ搬送され一時停止し、その後前記タイミングローラ71の駆動によって搬送ベルトユニット19へ送られ、搬送ベルト190面に吸着し、中間転写ベルト20上の重ね合わせトナー像と同期がとられて、トナーと逆極性の直流電圧が印加されている2次転写ローラ26(中間転写ベルト20に圧着状態にある)のニップ部Sに給送され、中間転写ベルト20上の重ね合わせトナー像が一括して転写材Pに2次転写される。ただし、搬送ベルト190は感光体ドラム1Aから離間した状態(図1において、搬送ベルト190、転写ローラ194は点線で示した状態にある。)にある。
【0039】
その後、中間転写ベルト20は走行し、除電ローラ27によって残留トナーの電荷が弱められ、クリーニング装置28でベルト上の残存トナーがクリーニング装置28のブレード29によって清掃され、次の画像形成サイクルに入る。
【0040】
掻き落とされたトナーは、クリーニング装置28内に溜められ、不図示の搬送スクリューの回転によって軸方向(図1において紙表面から紙裏面方向)に搬送し、不図示の廃棄管を介して貯留箱に溜められる。
【0041】
前記重ね合わせトナー像が転写された転写材Pは、定着装置4へと送られ、加熱ローラ41と加圧ローラ42とのニップ部Tで挟持、加圧され定着される。トナー像が定着された転写材Pは、排紙ローラ81によって排紙皿82へ搬送される。
【0042】
次に、本発明に係わる単色の画像形成ユニットおよびトナー収納手段の特徴について説明する。
【0043】
前記画像形成ユニット1Aは、単色画像形成のみに使用されるもう1組の画像形成ユニットであり、感光体ドラム10A、スコロトロン帯電器11A、書込装置12A、現像器13A、およびクリーニング装置14A等から構成されている。
【0044】
なお、感光体ドラム10A、現像器13A、トナー収納手段18Aは、ドラム径、現像スリーブ径、トナー収納容量等において、それぞれ感光体ドラム10、現像器13、トナー収納手段18のものより大型に作られている。
【0045】
したがって、感光体ドラム10Aの使用面積や現像器13A中の現像剤容量の多くなっているので感光体ドラムや現像剤の耐久時間を伸ばすことができる。
【0046】
15Aは感光体ドラム10Aのクリーニング用のブレードであって、当該ブレード15Aによって掻き落とされたトナーは搬送スクリュー101でクリーニング装置14Aから搬送されサイクル用に使用される。
【0047】
前述したが、同色のトナーを使用する画像形成ユニット1のクリーニング装置14で清掃されたトナーもまたリサイクル用に使用される。
【0048】
トナー収納手段18AのトナーボトルBTは、トナーボトルbt(Y、M、C用)より大型にして、同色、同質のトナーをフルカラー画像形成用の現像器13と単色画像形成用の現像器13Aとの双方に補給するのに十分な収納容量になるよう大型に作られ共用化され、必要に応じて不図示のトナー搬送手段を介して現像器13、13Aに補給される。これに伴って後処理である定着装置、転写条件を共通化させている。したがって、大型のトナーボトルBTを搭載するだけで、フルカラー画像形成と単色画像形成とに共用できメンテナンス上に有利となり、さらに、トナー収納手段の配列をコンパクトにまとめることができ、装置の小型化が可能となる。
【0049】
すなわち、単色画像形成ユニット1Aの感光体ドラム10A、現像器13Aとトナー収納手段18Aを画像形成ユニット1のものより大型化(ドラム径、現像スリーブ、トナー収納手段の)することによってユニットの耐久性が向上し、トナー収納手段(トナーボトル)の共有化によってメンテナンス性の向上につながり、また単色トナーのリサイクル使用等、コスト/プリントの低減が達成される。
【0050】
単色画像形成(第1のモード)の場合の画像形成プロセスは、前記画像形成ユニット1および前記中間転写ベルトユニット2の稼働を待機させ、画像形成ユニット1Aのみが画像形成ジョブを行う。すなわち、前記画像形成ユニット1と同様に、スコロトロン帯電器11で感光体ドラム1上に電位が付与され、書込装置12Aで形成された潜像を現像器13でトナー像に顕像化して、タイミングローラ71で前記トナー像と同期がとられ、当接状態にある搬送ベルト190と感光体ドラム10Aとのニップ部Rに送られ、前記トナー像が転写体Pに転写される。さらに搬送ベルト193に吸着、搬送され、定着装置4へと送られ、加熱ローラ41と加圧ローラ42とのニップ部Tで挟持、加圧され定着される。トナー像が定着された転写材Pは、排紙ローラ81によって排紙皿82へ搬送される。ただし、2次転写ローラ26を通過の際には、当該2次転写ローラ26は中間転写ベルト20から離間している。
【0051】
本実施の形態においては、使用頻度の高いK(黒)トナーが単色画像形成用として使用されているが、使用頻度が高ければY(イエロー)、M(マゼンタ)、C(シアン)の内いずれか1つを単色画像形成用にして上述したような使用が可能である。
【図面の簡単な説明】
【0052】
【図1】画像形成装置の全体構成の一例を示す模式図である。
【符号の説明】
【0053】
1、1A 画像形成ユニット
10、10A 感光体ドラム
11、11A 帯電器
13、13A 現像器
14、14A クリーニング装置
15、15A ブレード
18、18A トナー収納手段
19 搬送ベルトユニット
190 搬送ベルト
193 吸引箱
194 転写ローラ
20 中間転写ベルト
26 2次転写ローラ
BT、bt トナーボトル
4 定着装置
41 加熱ローラ
42 圧着ローラ

【特許請求の範囲】
【請求項1】
5組の感光体ドラムと現像手段とを有する画像形成ユニットを搭載し、書き込み手段にてその内4組の画像形成ユニットの感光体ドラム上に潜像を形成し、それぞれ異なった色のトナーが内在する前記4組の画像形成ユニットの現像手段にて前記潜像をトナー像に顕像化し、当該トナー像を重ね合わせてフルカラー画像を形成することができ、もう1組の画像形成ユニットは、前記4組の画像形成ユニットの中の1色と同色のトナーが内在する現像手段にて単色画像を形成することができることを特徴とする画像形成装置。
【請求項2】
前記もう1組の画像形成ユニットと前記4組の内の1組の画像形成ユニットは、トナー収納手段を共用することを特徴とする請求項1に記載の画像形成装置。
【請求項3】
前記もう1組の画像形成ユニット用のトナー収納手段のトナー収納容量は前記4組の内の3組の各トナー収納容量よりも大型であることを特徴とする請求項1または2に記載の画像形成装置。
【請求項4】
前記もう1組の画像形成ユニットの感光体ドラム、現像手段は、前記4組の感光体ドラム、現像手段よりも大型であることを特徴とする請求項1ないし3のいずれか1項に記載の画像形成装置。
【請求項5】
前記もう1組の画像形成ユニットは、黒単色の画像形成およびトナー収納手段に係合することを特徴とする請求項1ないし4のいずれか1項に記載の画像形成装置。
【請求項6】
前記同色のトナーはリサイクル使用されることを特徴とする請求項1ないし5のいずれか1項に記載の画像形成装置。

【図1】
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【公開番号】特開2007−279624(P2007−279624A)
【公開日】平成19年10月25日(2007.10.25)
【国際特許分類】
【出願番号】特願2006−109460(P2006−109460)
【出願日】平成18年4月12日(2006.4.12)
【出願人】(303000372)コニカミノルタビジネステクノロジーズ株式会社 (12,802)
【Fターム(参考)】