説明

画像情報送信装置、画像情報送信方法および画像情報送信プログラム

【課題】送信対象となる外部装置へ画像の記憶場所を特定する情報を送信する場合における利便性を向上させる。
【解決手段】取得部は原稿から原画像の記憶場所を特定する画像記憶情報を取得し、送信部は、取得した画像記憶情報を、送信対象となる外部装置へ送信する。

【発明の詳細な説明】
【技術分野】
【0001】
本発明は、画像情報送信装置、画像情報送信方法および画像情報送信プログラムに関し、特に、原稿を読取る処理を行う画像情報送信装置、画像情報送信方法および画像情報送信プログラムに関する。
【背景技術】
【0002】
近年、紙原稿の電子化が進みつつある。そのため、紙原稿を画像データに変換し、当該画像データを管理する場面が増えつつある。
【0003】
特許文献1には、紙原稿(紙文書)を電子化することにより得た電子画像のデータを管理するための技術が開示されている。
【先行技術文献】
【特許文献】
【0004】
【特許文献1】特開2004−216863号公報
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【0005】
多くの紙原稿の電子化により、多くの画像データを管理している状況において、他のユーザが使用している外部装置に対し、特定の画像の記憶場所を報知することが求められる場合がある。この場合、例えば、ある装置が、特定の画像の記憶場所を特定する情報(以下、記憶情報)を、送信対象となる外部装置へ送信する必要がある。
【0006】
しかしながら、ある装置に、記憶情報を外部装置へ送信させるには、ユーザに多くの手間をかけてしまうという問題がある。多くの手間は、例えば、ユーザが、キーボード等の入力装置を利用して記憶情報を入力するといった手間である。
【0007】
本発明は、上述の問題点を解決するためになされたものであって、その目的は、送信対象となる外部装置へ画像の記憶場所を特定する情報を送信する場合における利便性を向上させることを可能とする画像情報送信装置等を提供することである。
【課題を解決するための手段】
【0008】
上述の課題を解決するために、この発明のある局面に従う画像情報送信装置は、原画像の記憶場所を特定する画像記憶情報が付加された原稿から画像記憶情報を取得する取得部と、取得した画像記憶情報を、送信対象となる外部装置へ送信する送信部とを備える。
【0009】
すなわち、取得部は原稿から原画像の記憶場所を特定する画像記憶情報を取得し、送信部は、取得した画像記憶情報を、送信対象となる外部装置へ送信する。
【0010】
つまり、画像記憶情報を、外部装置へ送信する場合において、ユーザは、例えば、キーボード等の入力装置を利用して画像記憶情報を入力するための操作を行う必要がない。ユーザが画像記憶情報を入力するための操作を行う場合、ユーザに多くの手間が発生する。そのため、ユーザに多くの手間をかけることなく、画像情報送信装置は、原画像の記憶場所を特定する画像記憶情報を、送信対象となる外部装置へ送信することができる。
【0011】
したがって、送信対象となる外部装置へ画像の記憶場所を特定する情報を送信する場合における利便性を向上させることができる。
【0012】
この発明の他の局面に従う画像情報送信方法は、原画像の記憶場所を特定する画像記憶情報が付加された原稿から画像記憶情報を取得する取得ステップと、取得した画像記憶情報を、送信対象となる外部装置へ送信する送信ステップとを備える。
【0013】
この発明のさらに他の局面に従う画像情報送信プログラムは、原画像の記憶場所を特定する画像記憶情報が付加された原稿から画像記憶情報を取得する取得ステップと、取得した画像記憶情報を、送信対象となる外部装置へ送信する送信ステップとをコンピュータに実行させる。
【0014】
すなわち、本発明に従う画像情報送信方法および画像情報送信プログラムによれば、原稿から原画像の記憶場所を特定する画像記憶情報が取得され、取得した画像記憶情報が、送信対象となる外部装置へ送信される。
【0015】
つまり、画像記憶情報を、外部装置へ送信する場合において、ユーザは、例えば、キーボード等の入力装置を利用して画像記憶情報を入力するための操作を行う必要がない。ユーザが画像記憶情報を入力するための操作を行う場合、ユーザに多くの手間が発生する。そのため、ユーザに多くの手間をかけることなく、原画像の記憶場所を特定する画像記憶情報を、送信対象となる外部装置へ送信することができる。
【0016】
したがって、送信対象となる外部装置へ画像の記憶場所を特定する情報を送信する場合における利便性を向上させることができる。
【発明の効果】
【0017】
本発明により、送信対象となる外部装置へ画像の記憶場所を特定する情報を送信する場合における利便性を向上させることができる。
【図面の簡単な説明】
【0018】
【図1】本実施の形態におけるネットワークシステムの構成を示す図である。
【図2】画像形成装置内のハードウエア構成を示したブロック図である。
【図3】操作パネル部の外観を示す図である。
【図4】サーバ内のハードウエア構成を示したブロック図である。
【図5】情報付加印刷処理のフローチャートである。
【図6】一例としてのコード付加画像を示す図である。
【図7】コード付加原稿読取処理のフローチャートである。
【図8】一例としての操作受付画像を示す図である。
【図9】画像記憶情報提示電子メールに示される画像記憶情報の一例を示す図である。
【図10】一例としての操作受付画像を示す図である。
【図11】本発明に係る画像形成装置の特徴的な第1の機能構成を示すブロック図である。
【図12】本発明に係る画像形成装置の特徴的な第2の機能構成を示すブロック図である。
【発明を実施するための形態】
【0019】
以下、図面を参照しつつ、本発明の実施の形態について説明する。以下の説明では、同一の部品には同一の符号を付してある。それらの名称および機能も同じである。したがって、それらについての詳細な説明は繰り返さない。
【0020】
<第1の実施の形態>
(システムの構成)
図1は、本実施の形態におけるネットワークシステム1000の構成を示す図である。図1に示されるように、ネットワークシステム1000は、画像形成装置100と、サーバ201と、端末装置202と、ルーター60とを含む。
【0021】
画像形成装置100は、MFP(Multifunction Peripheral)である。画像形成装置100は、FAX機能、コピー機能、プリンタ機能、スキャナ機能等の複数の機能を有する。なお、画像形成装置100は、MFPに限定されることなく、たとえば、FAX機能、コピー機能、プリンタ機能の少なくとも1つの機能を有する装置であってもよい。
【0022】
サーバ201および端末装置202は、PC(Personal Computer)である。
【0023】
サーバ201は、ネットワークシステム1000内のファイルサーバとして動作する。
【0024】
画像形成装置100、サーバ201、端末装置202およびルーター60は、ネットワーク20に接続される。ネットワーク20は、たとえば、LAN(Local Area Network)である。
【0025】
ルーター60は、ネットワーク20とインターネット70とを接続する機能を有する。
【0026】
サーバ201および端末装置202の各々は、ネットワーク20を介して、画像形成装置100とデータ通信を行なう。
【0027】
なお、端末装置202は、ネットワークシステム1000に含まれなくてもよい。
【0028】
また、画像形成装置100は、PSTN(Public Switched Telephone Network:公衆交換電話網)40を利用して、画像形成装置101とデータ通信を行なう。
【0029】
画像形成装置101は、画像形成装置100と同じ装置である。
【0030】
(画像形成装置)
次に、画像形成装置100について詳細に説明する。
【0031】
図2は、画像形成装置100内のハードウエア構成を示したブロック図である。なお、図2には、説明のために、記録媒体50も示している。記録媒体50には、後述するプログラム51が記録されている。すなわち、プログラム51は、媒体等に記録されてプログラム製品として流通される。また、記録媒体50もプログラム製品として流通される。
【0032】
図2に示されるように、画像形成装置100は、制御部110と、RAM(Random Access Memory)120と、記憶部122と、記憶媒体アクセス部130とを備える。制御部110、RAM120、記憶部122および記憶媒体アクセス部130は、データバス102に接続されている。
【0033】
制御部110は、CPU(Central Processing Unit)である。なお、制御部110は、CPUに限定されることなく、演算機能を有するその他の回路であってもよい。
【0034】
RAM120は、揮発性のメモリである。RAM120は、制御部110によってデータアクセスされる。RAM120は、一時的にデータを記憶するワークメモリとしての機能を有する。
【0035】
記憶部122は、不揮発性のメモリである。記憶部122は、たとえば、ハードディスクドライブである。なお、記憶部122は、ハードディスクドライブに限定されることなく、不揮発性のメモリであれば、その他のメモリ(たとえば、フラッシュメモリ)であってもよい。記憶部122は、制御部110によって、データアクセスされる。記憶部122には、プログラム51、その他の各種データ等が記憶されている。
【0036】
制御部110は、記憶部122に記憶されているプログラム51を実行し、プログラム51に基づいて、画像形成装置100内の各部に対する各種処理や、演算処理等を行なう。
【0037】
記憶媒体アクセス部130は、制御部110からの指示により、プログラム51が記憶された記録媒体50から、プログラム51を読み出す機能を有する。記録媒体50に記憶されているプログラム51は、制御部110が行なうインストール処理により、記憶媒体アクセス部130により読み出され、記憶部122に記憶される。このインストール処理用プログラムは、予め、記憶部122に格納されている。インストール処理は、制御部110が、インストール処理用プログラムに基づいて行なう。
【0038】
記録媒体50は、SD(Secure Digital)メモリーカードである。なお、記録媒体50は、SDメモリーカードに限定されることなく、データを不揮発的に記録可能なその他の媒体であってもよい。
【0039】
画像形成装置100は、さらに、操作パネル部300を備える。
【0040】
操作パネル部300は、データバス102に接続されている。操作パネル部300は、表示部310と、入力部320とを有する。
【0041】
図3は、操作パネル部300の外観を示す図である。
【0042】
表示部310は、文字や画像等を表示する機能を有する。表示部310には、文字や画像等を表示する表示面が設けられる。表示部310は、LCDパネル(Liquid Crystal Display Panel)を使用した装置である。なお、表示部310は、上記以外の表示方式のパネルを使用した装置であってもよい。
【0043】
また、表示部310は、ユーザが、表示面に直接触れることで、情報入力可能なタッチパネル機能を有する。表示部310は、ユーザが表示面にタッチした位置情報を、制御部110へ送信する。制御部110は、受信した位置情報に基づいて、所定の処理を行なう。すなわち、表示部310は、ユーザが画像形成装置100を操作するためのインターフェースである。
【0044】
入力部320は、数字ボタン群322を含む。数字ボタン群322は、複数の数字ボタンを含む。数字ボタン群322に含まれる複数の数字ボタンの各々は、ユーザにより押下されることにより、数字を入力するためのボタンである。入力部320は、さらに、画像形成装置100を操作するための複数のボタンを含む。
【0045】
入力部320は、当該入力部320に含まれる複数のボタンのうち、ユーザにより押下操作されたボタンに対応するボタン信号を、制御部110へ送信する。制御部110は、受信したボタン信号に基づいて、所定の処理を行なう。すなわち、入力部320は、ユーザが画像形成装置100を操作するためのインターフェースである。以下においては、ユーザによる、表示部310の表示面に対するタッチ操作または入力部320の操作を、インターフェース操作Mともいう。
【0046】
再び、図2を参照して、画像形成装置100は、さらに、スキャナ部150と、印刷部160と、通信部170と、モデム172と、NCU174とを備える。
【0047】
スキャナ部150は、原稿を読み取ることにより画像を取得する機能を有する。原稿は、例えば、紙等の記録媒体である。以下においては、スキャナ部150が原稿を読み取ることにより画像を取得する処理を、原稿読取り処理という。
【0048】
印刷部160は、紙等の媒体に、指示された画像または文字を印字してプリントアウトする機能(以下、印刷機能という)を有する。以下においては、印刷部160が、記録媒体に、画像または文字を印字してプリントアウトするための処理を印刷処理という。
【0049】
印刷処理における記録媒体は、例えば、紙、OHP(Overhead Projector)フィルムなど、画像を形成することが可能な媒体であればどのような媒体であってもよい。なお、本実施の形態においては、印刷の対象となる記録媒体は、一例として、紙であるとする。
【0050】
以下においては、記録媒体に印刷されるオリジナルの画像を、原画像という。また、以下においては、原画像のデータを、原画像データという。原画像データは、PDL(Page Description Language)データがラスタライズ(画像化)されたデータである。PDLデータは、プリンタに対して描画を指示するためのプログラミング言語のデータである。
【0051】
なお、画像形成装置100は、外部からの指示に応じて、原画像データを外部装置(例えば、サーバ201)に記憶させるための処理を行う。以下においては、原画像データの記憶場所を特定する情報を、画像記憶情報という。
【0052】
また、画像形成装置100は、動作モードとして、情報付加印刷モードを有する。情報付加印刷モードとは、原画像データを外部装置に記憶させる場合において、画像記憶情報と、縮小原画像とを1枚の記録媒体(紙)に印刷するためのモードである。縮小原画像は、原画像を縮小した画像である。
【0053】
通信部170は、有線技術または無線技術を利用して、ネットワーク20に接続される装置とデータ通信を行なう機能を有する。有線技術は、たとえば、イーサネット(登録商標)に基づく技術である。なお、有線技術は、イーサネット(登録商標)に基づく技術に限定されることなく、その他の有線技術であってもよい。
【0054】
無線技術は、たとえば、IEEE802.11gに基づく技術である。なお、無線技術は、IEEE802.11gに基づく技術に限定されることなく、その他の無線技術であってもよい。
【0055】
モデム172は、ファクシミリ規格に従った通信(以下、ファクシミリ通信という)を行う機能を有する。モデム172は、ファクシミリ通信において、送信対象となる画像データを変調する。また、モデム172は、ファクシミリ通信において、外部から受信した画像データを復調する。
【0056】
NCU174は、PSTN40と接続される回線終端装置である。
【0057】
(サーバ)
次に、サーバ201について詳細に説明する。
【0058】
図4は、サーバ201内のハードウエア構成を示したブロック図である。
【0059】
図4に示されるように、サーバ201は、制御部210と、RAM(Random Access Memory)220と、記憶部222と、通信部270とを備える。
【0060】
制御部210、RAM220、記憶部222および通信部270は、データバス204に接続されている。
【0061】
制御部210は、CPUである。なお、制御部210は、CPUに限定されることなく、演算機能を有するその他の回路であってもよい。
【0062】
RAM220は、揮発性のメモリである。RAM220は、制御部210によってデータアクセスされる。RAM220は、一時的にデータを記憶するワークメモリとしての機能を有する。
【0063】
記憶部222は、不揮発性のメモリである。記憶部222は、たとえば、ハードディスクドライブである。なお、記憶部222は、ハードディスクドライブに限定されることなく、不揮発性のメモリであれば、その他のメモリ(たとえば、フラッシュメモリ)であってもよい。記憶部222は、制御部210によって、データアクセスされる。記憶部222には、プログラム91、後述する原画像データ92、その他の各種データ等が記憶されている。
【0064】
制御部210は、記憶部222に記憶されているプログラム91を実行し、プログラム91に基づいて、サーバ201内の各部に対する各種処理や、演算処理等を行なう。
【0065】
通信部270は、有線技術を利用して、ネットワーク20に接続される装置とデータ通信を行なう機能を有する。有線技術は、たとえば、イーサネット(登録商標)に基づく技術である。なお、有線技術は、イーサネット(登録商標)に基づく技術に限定されることなく、その他の有線技術であってもよい。
【0066】
(印刷処理)
次に、動作モードが情報付加印刷モードである画像形成装置100が印刷処理を行う場合の処理(以下、情報付加印刷処理という)について説明する。
【0067】
ここで、端末装置202が、印刷データを、画像形成装置100へ送信したとする。本実施の形態において、印刷データは、印刷対象データに基づく画像を、記録媒体としての紙に印刷させるためのデータであるとする。印刷対象データは、例えば、文書を作成するためのアプリケーションにより生成されたテキストデータである。また、印刷データは、端末装置202に予めインストールされたプリンタドライバにより、印刷対象データがPDLデータに変換されたデータであるとする。
【0068】
図5は、情報付加印刷処理のフローチャートである。
【0069】
ステップS111では、制御部110が、印刷データを受信したか否かを判定する。ステップS111において、YESならば処理はステップS112に移行する。一方、ステップS111において、NOならば、再度、ステップS111の処理が行われる。
【0070】
ステップS112では、画像データ生成処理が行われる。画像データ生成処理では、制御部110が、受信したPDLデータとしての印刷データをラスタライズ(画像化)することにより、原画像データを生成する。
【0071】
ステップS113では、画像データ記憶処理が行われる。画像データ記憶処理では、制御部110が、生成した原画像データと、データ記憶命令とを、サーバ201へ送信する。データ記憶命令は、送信した原画像データを、サーバ201に記憶させるための命令である。
【0072】
サーバ201の制御部210は、原画像データおよびデータ記憶命令の受信に応じて、原画像データを、記憶部222に記憶させる。これにより、記憶部222に記憶された原画像データが、原画像データ92である。そして、制御部210は、原画像データの記憶場所を特定する情報である画像記憶情報を、画像形成装置100へ送信する。画像記憶情報は、URL(Uniform Resource Locator)である。なお、画像記憶情報は、URLに限定されることなく、例えば、ファイルパス等であってもよい。
【0073】
画像形成装置100の制御部110は、画像記憶情報を受信し、受信した画像記憶情報をRAM120に記憶させる。
【0074】
ステップS114では、コード画像生成処理が行われる。コード画像生成処理では、制御部110が、受信したURLとしての画像記憶情報を示すコード画像を生成する。生成されたコード画像は、受信したURLとしての画像記憶情報を示す2次元コードを示す画像である。
【0075】
2次元コードは、例えば、QRコード(登録商標)である。なお、コード画像は、2次元コードに限定されることなく、1次元コードを示す画像であってもよい。1次元コードは、例えば、バーコードである。
【0076】
ステップS115では、コード付加印刷処理が行われる。コード付加印刷処理では、制御部110が、原画像データが示す原画像を縮小することにより縮小原画像を生成する。そして、制御部110は、コード画像および縮小原画像を記録媒体(紙)に印刷させる処理を、印刷部160に実行させる。
【0077】
以下においては、コード画像および縮小原画像が印刷された記録媒体を、コード付加原稿という。すなわち、コード付加印刷処理により、コード付加原稿が生成される。コード画像は、画像記憶情報を示す2次元コードを示す画像である。つまり、コード付加原稿は、画像記憶情報が付加された原稿である。コード付加原稿は、例えば、以下のコード付加画像400が印刷された原稿である。
【0078】
図6は、一例としてのコード付加画像400を示す図である。
【0079】
図6に示されるように、コード付加画像400は、コード画像410と、縮小原画像420とを示す。縮小原画像420の画質は、当該縮小原画像420に対応する原画像の画質より低い。コード画像410は、縮小原画像420に対応する原画像データの記憶場所を特定する、画像記憶情報としてのURLを示す。
【0080】
(原稿の読取り)
次に、画像形成装置100が行う、コード付加原稿を読取るための処理(以下、コード付加原稿読取処理という)について説明する。
【0081】
ここで、画像形成装置100は、図示しないADF(Auto Document Feeder)を備えるとする。また、ユーザにより、画像形成装置100のADFにコード付加原稿が置かれたとする。そして、ユーザが、コード付加原稿読取り操作を行ったとする。コード付加原稿読取り操作は、ADFに置かれたコード付加原稿を、スキャナ部150に読取らせるためのインターフェース操作Mである。
【0082】
コード付加原稿読取処理は、コード付加原稿読取り操作が行われることにより、画像形成装置100により実行される。この場合、画像形成装置100内の原稿を搬送する装置(図示せず)により、コード付加原稿は、スキャナ部150により当該コード付加原稿が読取り可能な位置へ搬送される。ここで、スキャナ部150により読取られるコード付加原稿は、一例として、図6のコード付加画像400が印刷された原稿であるとする。
【0083】
図7は、コード付加原稿読取処理のフローチャートである。
【0084】
ステップS211では、画像取得処理が行われる。画像取得処理では、スキャナ部150が、コード付加原稿を読取ることによりコード付加画像を取得する。そして、スキャナ部150は、取得したコード付加画像を、制御部110へ送信する。ここで、コード付加画像は、図6のコード付加画像400であるとする。
【0085】
ステップS212では、情報取得処理が行われる。情報取得処理では、制御部110が、コード付加画像に示されるコード画像が示す2次元コードが示す情報(以下、コード対応情報という)を取得する。
【0086】
2次元コードが示す情報を取得するための処理は、当該2次元コードに基づく規格に基づいた復号処理により行われる。例えば、2次元コードが、QRコード(登録商標)である場合、QRコード(登録商標)に基づく規格に基づいた復号処理により、2次元コードが示す情報が取得される。2次元コードが示す情報を取得するための処理は、周知な技術により行われるので詳細な説明は繰り返さない。
【0087】
ステップS213では、制御部110が、取得したコード対応情報が、URLとしての画像記憶情報であるか否かを判定する。ステップS213において、YESならば、処理はステップS214に移行する。一方、ステップS213において、NOならば、このコード付加原稿読取処理は終了する。
【0088】
ステップS214では、制御部110が、URLとしての画像記憶情報により特定される記憶場所にアクセス可能であるか否かを判定する。具体的には、制御部110が、通信部170を利用して、URLとしての画像記憶情報により特定される記憶場所に対応する装置(例えば、サーバ201)にアクセス可能であるか否かを判定する。
【0089】
ステップS214において、YESならば、処理はステップS215に移行する。一方、ステップS214において、NOならば、処理は、後述するステップS235に移行する。ここでは、アクセス可能と判定されたとする。
【0090】
ステップS215では、制御部110が、以下の操作受付画像500を生成し、生成した操作受付画像500を、表示部310に表示させる。
【0091】
図8は、一例としての操作受付画像500を示す図である。
【0092】
操作受付画像500には、ボタン画像511,512,513,514が配置される。ボタン画像511は、押下処理されることにより、取得したコード付加画像が示す縮小原画像に対応する原画像を印刷する処理を、画像形成装置100に実行させるためのボタン画像である。
【0093】
ボタン画像512は、押下処理されることにより、ファクシミリ規格に従った通信により、取得したコード付加画像が示す縮小原画像に対応する原画像データを送信する処理を、画像形成装置100に実行させるためのボタン画像である。ボタン画像513は、押下処理されることにより、取得したコード付加画像が示すコード画像が示す、URLとしての画像記憶情報を、予め設定された送信先へ送信する処理を、画像形成装置100に実行させるためのボタン画像である。
【0094】
ボタン画像514は、押下処理されることにより、コード付加原稿読取処理を終了するためのボタン画像である。
【0095】
なお、操作受付画像500には、さらに、取得したコード付加画像が示す縮小原画像に対応する原画像データが記憶されている場所を示すURLが表示されていてもよい。
【0096】
再び、図7を参照して、ステップS216では、制御部110が、ボタン操作が行われたか否かを判定する。ボタン操作は、図8のボタン画像511,512,513,514のいずれかを押下処理するためのインターフェース操作Mである。
【0097】
ステップS216において、YESならば、処理は、ステップS217に移行する。一方、ステップS216において、NOならば、再度、ステップS216の処理が行われる。
【0098】
ステップS217では、制御部110が、行われたボタン操作が、終了操作であるか否かを判定する。終了操作は、図8のボタン画像514を押下処理するためのインターフェース操作Mである。ステップS217において、YESならば、このコード付加原稿読取処理は終了する。一方、ステップS217において、NOならば、処理はステップS218に移行する。
【0099】
ステップS218では、制御部110が、行われたボタン操作を判定する。ボタン操作が、ボタン画像511を押下処理するためのインターフェース操作Mである場合、制御部110は、操作Aが行われたと判定し、処理はステップS221に移行する。
【0100】
ボタン操作が、ボタン画像512を押下処理するためのインターフェース操作Mである場合、制御部110は、操作Bが行われたと判定し、処理はステップS222に移行する。ボタン操作が、ボタン画像513を押下処理するためのインターフェース操作Mである場合、制御部110は、操作Cが行われたと判定し、処理はステップS223に移行する。
【0101】
ステップS221では、原画像取得処理が行われる。原画像取得処理では、制御部110が、URLとしての画像記憶情報により特定される記憶場所(例えば、サーバ201)から、取得したコード付加画像が示す縮小原画像に対応する原画像データを読み出すことにより、当該原画像データを取得する。
【0102】
ステップS224では、原画像印刷処理が行われる。原画像印刷処理では、制御部110は、取得した原画像データが示す原画像を、印刷部160により記録媒体(紙)に印刷させる。
【0103】
この処理により、ユーザは、例えば、原画像データを検索するための操作を行う必要がない。ユーザが原画像データを検索するための操作を行う場合、ユーザに多くの手間が発生する。そのため、ユーザに多くの手間をかけることなく、ユーザは、原画像が印刷された記録媒体としての原稿を容易に取得することができる。
【0104】
ステップS222では、画像取得処理が行われる。画像取得処理では、ステップS221の画像取得処理と同様なので詳細な説明は繰り返さない。この処理により、取得したコード付加画像が示す縮小原画像に対応する原画像データが取得される。
【0105】
ステップS225では、原画像送信処理が行われる。原画像送信処理では、制御部110は、取得した原画像データを、予め設定された送信先(以下、設定送信先という)へ送信する原画像データ送信処理を行う。設定送信先は、ユーザによる設定送信先を設定するためのインターフェース操作Mにより予め設定されている。
【0106】
原画像データ送信処理では、制御部110が、電子メールを利用して、設定送信先としての外部装置(以下、送信先外部装置という)へ送信する。送信先外部装置は、情報、データ等の送信対象となる外部装置である。以下においては、送信先外部装置に設定された電子メールアドレスを、送信先電子メールアドレスという。
【0107】
具体的には、制御部110は、通信部170を利用して、送信先電子メールアドレスを宛先とした電子メールであって、原画像データを添付した電子メールを、図示しないメールサーバへ送信する。以下においては、原画像データを添付した電子メールを、原画像添付電子メールという。
【0108】
メールサーバは、送信先電子メールアドレスを宛先とした原画像添付電子メールを受信すると、受信した原画像添付電子メールと、送信先電子メールアドレスとを対応づけて記憶する。
【0109】
メールサーバは、送信先外部装置から、電子メールの送信要求があった場合、原画像添付電子メールを、送信先外部装置へ送信する。なお、メールサーバは、プッシュ方式により、電子メールの送信要求がなくても、原画像添付電子メールを、送信先外部装置へ送信してもよい。
【0110】
なお、原画像データ送信処理において、原画像データを送信する手段は電子メールに限定されず、例えば、ファクシミリ規格に従った通信により行われてもよい。
【0111】
この場合、原画像データ送信処理では、制御部110が、モデム172およびNCU174を利用して、ファクシミリ規格に従った通信により、原画像データを、送信先外部装置(例えば、画像形成装置101)へ送信する。
【0112】
この処理により、原画像データを送信先外部装置へ送信する場合において、ユーザは、例えば、原画像データを検索するための操作を行う必要がない。ユーザが原画像データを検索するための操作を行う場合、ユーザに多くの手間が発生する。そのため、ユーザに多くの手間をかけることなく、画像形成装置100は、送信対象となる外部装置へ、迅速に原画像データを送信することができる。したがって、原画像データを送信対象となる外部装置へ送信する場合における、ユーザの利便性を向上させることができる。
【0113】
ステップS223では、画像記憶情報送信処理が行われる。画像記憶情報送信処理では、まず、制御部110が、ステップS212の処理により取得した、URLとしての画像記憶情報を示す電子メールを作成する。以下においては、画像記憶情報を示す電子メールを、画像記憶情報提示電子メールという。
【0114】
図9は、画像記憶情報提示電子メールに示される画像記憶情報の一例を示す図である。
【0115】
図9に示されるように、画像記憶情報提示電子メールには、URLとしての画像記憶情報610が示される。
【0116】
再び、図7を参照して、ステップS223の画像記憶情報送信処理では、制御部110が、生成した画像記憶情報提示電子メールを、送信先電子メールアドレスを宛先として、図示しないメールサーバへ送信する。
【0117】
メールサーバは、送信先外部装置から、電子メールの受信要求があった場合、原画像添付電子メールを、送信先外部装置へ送信する。なお、メールサーバは、プッシュ方式により、電子メールの受信要求がなくても、画像記憶情報提示電子メールを、送信先外部装置へ送信してもよい。
【0118】
この処理により、送信対象となる送信先外部装置へ画像記憶情報を送信する場合において、ユーザは、例えば、キーボード等の入力装置を利用して画像記憶情報を入力するための操作を行う必要がない。ユーザが画像記憶情報を入力するための操作を行う場合、ユーザに多くの手間が発生する。そのため、ユーザに多くの手間をかけることなく、画像形成装置100は、原画像の記憶場所を特定する画像記憶情報を、送信対象となる外部装置へ送信することができる。
【0119】
すなわち、送信対象となる外部装置へ画像の記憶場所を特定する情報を送信する場合における利便性を向上させることができる。
【0120】
なお、画像記憶情報送信処理において送信される画像記憶情報提示電子メールには、当該画像記憶情報提示電子メールが示す画像記憶情報により特定される原画像のサムネイル(縮小画像)が付加されてもよい。この場合、画像記憶情報提示電子メールを見たユーザは、URLにアクセスしなくても、原画像の内容を容易に把握することができる。
【0121】
次に、ステップS214でNOと判定された場合、すなわち、画像記憶情報により特定される記憶場所にアクセス可能でない場合の処理について説明する。この場合、処理はステップS235に移行する。
【0122】
ステップS235では、制御部110が、以下の操作受付画像700を生成し、生成した操作受付画像700を、表示部310に表示させる。
【0123】
図10は、一例としての操作受付画像700を示す図である。
【0124】
操作受付画像700には、ボタン画像513,514が配置される。
【0125】
図10に示されるボタン画像513,514は、図8のボタン画像513,514と同じなので詳細な説明は繰り返さない。
【0126】
再び、図7を参照して、ステップS236では、制御部110が、ボタン操作が行われたか否かを判定する。ここで、ボタン操作は、図10のボタン画像513,514のいずれかを押下するためのインターフェース操作Mである。
【0127】
ステップS238では、制御部110が、行われたボタン操作を判定する。ボタン操作が、ボタン画像513を押下処理するためのインターフェース操作Mである場合、制御部110は、操作Cが行われたと判定し、処理は前述したステップS223に移行する。
【0128】
ボタン操作が、終了操作である場合、このコード付加原稿読取処理は終了する。終了操作は、前述したように、ボタン画像514を押下処理するためのインターフェース操作Mである。
【0129】
以上説明したように、本実施の形態では、ステップS224の原画像印刷処理が行われることにより、URLとしての画像記憶情報により特定される記憶場所(例えば、サーバ201)から、原画像データが取得される。そして、取得した原画像データが示す原画像が、記録媒体(紙)に印刷される。
【0130】
この処理により、ユーザは、例えば、原画像データを検索するための操作を行う必要がない。ユーザが原画像データを検索するための操作を行う場合、ユーザに多くの手間が発生する。そのため、ユーザに多くの手間をかけることなく、ユーザは、原画像が印刷された記録媒体としての原稿を容易に取得することができる。
【0131】
また、ステップS225の原画像送信処理が行われることにより、原画像データが送信先外部装置へ送信される。
【0132】
この処理により、原画像データを送信先外部装置へ送信する場合において、ユーザは、例えば、原画像データを検索するための操作を行う必要がない。ユーザが原画像データを検索するための操作を行う場合、ユーザに多くの手間が発生する。そのため、ユーザに多くの手間をかけることなく、画像形成装置100は、送信対象となる外部装置へ、迅速に原画像データを送信することができる。したがって、原画像データを送信対象となる外部装置へ送信する場合における、ユーザの利便性を向上させることができる。
【0133】
また、ステップS223の画像記憶情報送信処理が行われることにより、画像記憶情報が送信先外部装置へ送信される。
【0134】
この処理により、送信対象となる送信先外部装置へ画像記憶情報を送信する場合において、ユーザは、例えば、キーボード等の入力装置を利用して画像記憶情報を入力するための操作を行う必要がない。ユーザが画像記憶情報を入力するための操作を行う場合、ユーザに多くの手間が発生する。そのため、ユーザに多くの手間をかけることなく、画像形成装置100は、原画像の記憶場所を特定する画像記憶情報を、送信対象となる外部装置へ送信することができる。
【0135】
すなわち、送信対象となる外部装置へ画像の記憶場所を特定する情報を送信する場合における利便性を向上させることができる。
【0136】
本実施の形態では、原画像データは、PDLデータがラスタライズ(画像化)されたデータであるとした。しかしながら、これに限定されず、原画像データは、例えば、PDLデータであってもよい。
【0137】
(機能ブロック図)
図11は、本発明に係る画像形成装置100の特徴的な第1の機能構成を示すブロック図である。つまり、図11は、図2に示されるハードウエア構成によって実現される画像形成装置100の機能のうち、本発明に関わる機能を示すブロック図である。なお、図11には、説明のために、制御部110と、スキャナ部150とを示す。
【0138】
制御部110は、機能的には、取得部111と、画像取得部112と、送信部113とを含む。
【0139】
スキャナ部150は、原画像の記憶場所を特定する画像記憶情報が付加された原稿を読取ることにより、コード付加画像を取得する。コード付加画像は、画像記憶情報を示すコード画像を示す。スキャナ部150は、取得したコード付加画像を、制御部110へ送信する。
【0140】
取得部111は、コード付加画像に示されるコード画像から画像記憶情報を取得する。すなわち、取得部111は、画像記憶情報が付加された原稿から画像記憶情報を取得する。
【0141】
画像取得部112は、画像記憶情報により特定される記憶場所から原画像を取得する。送信部113は、取得した原画像を、送信対象となる外部装置へ送信する。
【0142】
なお、制御部110に含まれる、取得部111、画像取得部112および送信部113の全てまたは一部は、ハードウエアで構成されてもよい。また、取得部111、画像取得部112および送信部113の全てまたは一部は、制御部110により実行されるプログラムのモジュールであってもよい。
【0143】
図12は、本発明に係る画像形成装置100の特徴的な第2の機能構成を示すブロック図である。つまり、図12は、図2に示されるハードウエア構成によって実現される画像形成装置100の機能のうち、本発明に関わる機能を示すブロック図である。なお、図12には、説明のために、制御部110と、スキャナ部150とを示す。
【0144】
制御部110は、機能的には、取得部111と、送信部113とを含む。
【0145】
スキャナ部150は、原画像の記憶場所を特定する画像記憶情報が付加された原稿を読取ることにより、コード付加画像を取得する。コード付加画像は、画像記憶情報を示すコード画像を示す。スキャナ部150は、取得したコード付加画像を、制御部110へ送信する。
【0146】
取得部111は、コード付加画像に示されるコード画像から画像記憶情報を取得する。すなわち、取得部111は、画像記憶情報が付加された原稿から画像記憶情報を取得する。送信部113は、取得した画像記憶情報を、送信対象となる外部装置へ送信する。
【0147】
なお、制御部110に含まれる、取得部111および送信部113の全てまたは一部は、ハードウエアで構成されてもよい。また、取得部111および送信部113の全てまたは一部は、制御部110により実行されるプログラムのモジュールであってもよい。
【0148】
今回開示された実施の形態はすべての点で例示であって制限的なものではないと考えられるべきである。本発明の範囲は上記した説明ではなくて特許請求の範囲によって示され、特許請求の範囲と均等の意味および範囲内でのすべての変更が含まれることが意図される。
【産業上の利用可能性】
【0149】
本発明は、送信対象となる外部装置へ画像を送信する場合における利便性を向上させることを可能とする画像送信装置として、利用することができる。また、本発明は、送信対象となる外部装置へ画像の記憶場所を特定する情報を送信する場合における利便性を向上させることを可能とする画像情報送信装置として、利用することができる。
【符号の説明】
【0150】
100 画像形成装置
110,210 制御部
122,222 記憶部
150 スキャナ部
160 印刷部
170 通信部
201 サーバ
300 操作パネル部
1000 ネットワークシステム

【特許請求の範囲】
【請求項1】
原画像の記憶場所を特定する画像記憶情報が付加された原稿から前記画像記憶情報を取得する取得部と、
取得した前記画像記憶情報を、送信対象となる外部装置へ送信する送信部と
を備える、画像情報送信装置。
【請求項2】
前記原稿は、前記原画像が縮小された縮小原画像を示す、
請求項1に記載の画像情報送信装置。
【請求項3】
前記画像記憶情報は、URL(Uniform Resource Locator)である、
請求項1または2に記載の画像情報送信装置。
【請求項4】
前記原稿は2次元コードを示し、
前記取得部は、前記2次元コードから前記画像記憶情報を取得する、
請求項1〜3のいずれかに記載の画像情報送信装置。
【請求項5】
前記送信部は、電子メールを利用して、前記画像記憶情報を前記外部装置へ送信する、
請求項1〜4のいずれかに記載の画像情報送信装置。
【請求項6】
原画像の記憶場所を特定する画像記憶情報が付加された原稿から前記画像記憶情報を取得する取得ステップと、
取得した前記画像記憶情報を、送信対象となる外部装置へ送信する送信ステップと
を備える、画像情報送信方法。
【請求項7】
原画像の記憶場所を特定する画像記憶情報が付加された原稿から前記画像記憶情報を取得する取得ステップと、
取得した前記画像記憶情報を、送信対象となる外部装置へ送信する送信ステップと
をコンピュータに実行させるための画像情報送信プログラム。

【図1】
image rotate

【図2】
image rotate

【図3】
image rotate

【図4】
image rotate

【図5】
image rotate

【図6】
image rotate

【図7】
image rotate

【図8】
image rotate

【図9】
image rotate

【図10】
image rotate

【図11】
image rotate

【図12】
image rotate


【公開番号】特開2010−245791(P2010−245791A)
【公開日】平成22年10月28日(2010.10.28)
【国際特許分類】
【出願番号】特願2009−91574(P2009−91574)
【出願日】平成21年4月3日(2009.4.3)
【出願人】(000006297)村田機械株式会社 (4,916)
【Fターム(参考)】