説明

画像音声記録再生装置

【課題】 高価なフラッシュメモリの容量を増加することができ、しかも、動画と静止画との時間的或いは位置的な関連も容易に把握することが可能な画像音声蓄積装置を提供する。
【解決手段】 メモリカード135に外部データを記録するカード記録モードと、メモリカード135からディスク133に当該メモリカード内のデータを一括転送する一括転送モードとを具備し、デジタルカメラ画像のメモリカードを装着し、ディスクにコピーする。また、ディスクにコピーされたメモリカードのデータを読み出し、正常にディスク記録媒体にコピーされたことを確認したら、メモリカードのデータを消去する。更に、ディスクの動画再生を行う際に、動画と同一時刻に撮影された静止画が存在する場合には、画面の一部に所定時間、当該静止画を表示する。

【発明の詳細な説明】
【技術分野】
【0001】
本発明は、撮影した画像と音声を蓄積する画像音声蓄積装置、特に、メモリカードを装着することが可能な画像音声蓄積装置に関するものである。
【背景技術】
【0002】
近年、画像音声記録再生装置、例えば、カムコーダ(カメラ付きレコーダ)においてもディスク媒体を用いることでランダムアクセス性を向上し、簡便なインデックス編集を行えるものも出回っている。更に、動画に加えて静止画機能も充実し、静止画はディスク以外にフラッシュメモリ等のメモリカードにも書き出すことが可能な機種もある。しかしながら、動画撮影が主目的であるので静止画撮影を主目的とするデジタルカメラに比べて画質が劣るのは歪めない。
【0003】
これは、動画用撮像デバイス(CCD等)と光学系を使用する以上は避けられないことである。そのため、撮影にはカムコーダとデジタルカメラを合わせて持ち歩くことはまだまだ続きそうである。この場合には、安価な記録媒体のディスクに加えてデジタルカメラ用に高価なフラッシュメモリも携行しなければならないのが実情である。また、カムコーダやデジタルカメラで撮影した画像の時間的、位置的な関連も後で撮影者が思い出して整理する必要があり、面倒で不確かである。
【0004】
特開2003−087615号公報には、複数のデジタルカメラ間でグループを構成し、代表デジタルカメラを決めて、それに画像データを無線で集約する技術が開示されている。
【特許文献1】特開2003−087615号公報
【発明の開示】
【発明が解決しようとする課題】
【0005】
カムコーダとデジタルカメラを用いて撮影するような場合には、上述のように安価なディスクと高価なフラッシュメモリを使用することになるため、高価なフラッシュメモリの空き容量を極力増加するような工夫をすることが必要である。また、特許文献1には、上述のように事前に決めたグループ間で画像を代表カメラに無線により実時間で集約する技術が記載されているが、再生時の動画と静止画の時間的或いは位置的な関連付けに関しては言及されていなかった。
【0006】
本発明の目的は、高価なフラッシュメモリの容量を増加でき、しかも、動画と静止画との時間的或いは位置的な関連も容易に把握することが可能な画像音声蓄積装置を提供することにある。
【課題を解決するための手段】
【0007】
本発明は、上記目的を達成するため、動画音声或いは静止画を記録するディスク記録媒体及びメモリカードを装着可能な画像音声蓄積装置であって、前記メモリカードに外部データを記録するカード記録モードと、前記メモリカードから前記ディスク記録媒体に当該メモリカード内のデータを一括転送する一括転送モードとを有することを特徴とする。
【発明の効果】
【0008】
本発明によれば、画像音声データの記録或いは再生機能に加えてデジタルカメラ等のメモリカードを記録媒体とする機器のデータの記録も行え、且つ、メモリカードからディスク記録媒体にデータを一括転送することにより高価なメモリカードの空き容量を増加させることができる。また、動画の表示画面の一部に同一時刻或いは同一場所で撮影された静止画を表示することにより、動画と取り込んだ静止画との時間的関係或いは位置的関係が明確となり、シーンの確認や編集の助けとなる。
【発明を実施するための最良の形態】
【0009】
次に、発明を実施するための最良の形態について図面を参照して詳細に説明する。図1は本発明に係る画像音声蓄積装置の一実施形態を示すブロック図である。本発明の画像音声蓄積装置は、主にカメラ部10、システム制御部11、表示部12、蓄積部13から構成されている。
【0010】
カメラ部10はフォーカスレンズ101、IRIS102、CCD103、カメラ信号処理回路104、ADC105、カメラ制御部106から構成されている。システム制御部11はシステムコントローラ111、ワークメモリ113、RTC114、GPS115を含んでいる。
【0011】
表示部12はLCDドライバー121、LCD部124、DAC123等から構成され、蓄積部13はCODEC131、ディスクドライブ132、メモリカードスロット134等から構成されている。ディスクドライブ132にはディスク133が装着され、撮影された画像音声データはディスク133に記録される。また、メモリカードスロット134にメモリカード(フラッシュメモリ)135が装着可能に構成されている。他のデジタルカメラ等で撮影されたデータはメモリカード135に記録可能であり、更に、メモリカード135のデータはディスク133に記録可能に構成されている。
【0012】
ダイヤルスイッチ112はモードを切り替えるスイッチであり、ダイヤルスイッチ112を操作することによって、静止画の記録モード、動画の記録モード、電源オン/オフ、カード静止画の記録モード(他のデジタルカメラ等からの外部データをメモリカード135に記録するモード)、カードからコピー(メモリカード135のデータをディスク133にコピーするモード)を選択することが可能である。また、116は再生ボタン、117は記録ボタンを示す。なお、図1では音声データを記録する構成要素に関しては省略している。
【0013】
図2はメモリカード135のデータをディスク133にコピーするモードが選択された場合の動作を示すフローチャートである。まず、他のデジタルカメラで撮影した画像データはそのデジタルカメラに装着されたメモリカードに記録される。その後、メモリカードをデジタルカメラから抜き出してメモリカードスロット134に装着し、ダイヤルスイッチ112を「電源/切り」から「カードからコピー」に切り替える。
【0014】
システム制御部11のシステムコントローラ111はダイヤルスイッチ112で「カードからコピー」が選択されたことを確認すると(S101)、メモリカード135がメモリカードスロット134に装着されているかを確認し(S102)、装着されていることを確認すると、メモリカード135のファイル番号NをN=1とする(S103)。Nはメモリカードのファイルに付与された番号であり、ファイルの古い順に若い番号が付与され、N=1のファイルはメモリカードの最も古いファイルデータを示す。
【0015】
次いで、システム制御部11は各部を制御し、メモリカード135の最も古いデータを読み出し、ディスクドライブ132でそのデータをディスク133に記録する(S104)。その後、ディスク133にコピーしたデータを読み出し、メモリカード135のオリジナルデータと比較して正常にコピーできたか否かを確認するベリファイを行う(S106)。正常にコピーできたことを確認すると、システム制御部11は各部を制御してメモリカード135のN=1のファイルデータを消去する(S107)。
【0016】
その後、メモリカード135のファイル番号N=N+1とし(S108)、全てのメモリカード135のファイルを消去したかを判定する(S109)。この場合は、最も古いデータを消去したばかりであるので、S104からの処理を行い、メモリカードの2番目に古いN=2のデータ、3番目に古いN=3、…、というようにメモリカード135のデータを古い順にディスク133にコピーし、メモリカード135のそれに対応するデータを消去していく。一方、この一連の処理の途中のS106でベリファイエラーが発生した場合には、ディスクエラーとして処理を終了する。このようにメモリカード135のデータをディスク133にコピーすることにより、メモリカード135の空き容量を増加させることができる。
【0017】
次に、本実施形態では、ディスク135の動画再生を行う際に、動画と同一時刻に撮影された静止画(メモリカードからコピーされた静止画)が存在する場合には、再生画面の一部に所定の時間、当該静止画を表示することが可能である。
【0018】
具体的には、まず、ダイヤルスイッチ112を「動画」にすると、システム制御部11はカメラモードとなり、カメラ部10のカメラ制御部106に撮像処理を指示する。カメラ制御部106はフォーカスレンズ101、IRIS102を制御し、CCD103に映像を写し込む。カメラ信号処理回路104はCCD103の画像信号を適切なレベルの電気信号に変換し、この電気信号はADC105によりデジタル信号に変換され、表示部12と蓄積部13に送られる。表示部12では入力された電気信号をLCDドライバー121でLCD用電気信号に変換し、LCD部121の画面に撮影した映像を表示する。
【0019】
ここで、記録ボタン117を押下すると、システム制御部11のシステムコントローラ111はCODEC131にエンコード開始を指示し、これを受けてCODEC131はカメラ部10のADC105から送られてくる動画情報をMPEG等の動画圧縮方式で圧縮し、ディスクドライブ132に転送する。更に、システムコントローラ111はディスク133への記録を指示する。この時、システムコントローラ111はRTC114からの撮影時の日時情報を取得し、CODEC131に送る。CODEC131はこれらの日時情報を合わせてディスクドライブ132に転送し、ディスク133に記録を行う。
【0020】
また、図1のダイヤルスイッチ112を「動画」にし、再生する動画ファイルを選択して再生ボタン116を押下すると、システム制御部11のシステムコントローラ111は選択された動画ファイルの撮影開始日時情報と撮影終了日時情報(これらの情報は撮影時にメモリに記録されている)を読み込み、事前にメモリカード135からコピーした静止画の撮影日時情報(この情報もメモリに記録されている)と比較する。そして、撮影日時が動画の撮影時間(撮影開始から撮影終了まで時間)に含まれている静止画の再生リストを高速アクセスが可能なワークメモリ113上に作成する。なお、再生リストを準備する準備動作には、ディスク133へのヘッドのシーク動作等を考慮すると、1秒〜数秒程度必要である。
【0021】
図3(a)は撮影した動画を再生する場合の撮影開始時の動画、図3(b)は所定時間後の動画の一部に静止画が表示された状態、図3(c)は更に所定時間後の動画の一部に静止画が表示された状態を示す。また、図4は動画の撮影時刻と静止画の撮影時刻を関連付けて示す。図5は上述の再生リストの一例を示す。
【0022】
ここで、動画を再生する場合には、まず、図3(a)に示すように撮影開始時刻の動画が表示される。再生中にはシステム制御部11は一般的に動画のフィールドレートの割り込み信号にて時間管理を行うので、その中で、再生リストの先頭の0002.jpgの撮影時刻が到来したかを比較する。その時刻が到来したならば、システム制御部11は図3(b)に示すように画面の一部に静止画像をスーパインポーズする。スーパインポーズの具体的な方法は詳しく後述する。
【0023】
その後、再生リストの次の0003.jpgの撮影時刻が到来したかを同様に比較し、その間、図3(c)に示すように静止画は変わらないが動画は更新していく。更に、0003.jpgの撮影時刻が到来したならば不図示ではあるが、静止画部分を0002.jpgから0003.jpgへと切り替える。以上の動作を撮影終了時刻まで継続する。
【0024】
次に、MPEG動画像の中にJPEG静止画像をスーパインポーズする具体的な方法について説明する。図6はCODEC131の詳細なブロック図、図7はスーパインポーズ時の画面アドレスを示す図である。なお、図6は動画像コーディクにMPEG方式を、静止画像コーディクにJPEG方式を使用した場合の例を示す。また、他の文字やグラフィックスの回路ブロックが入る場合もあるが省略する。
【0025】
図7に示すように読み出しアドレス(MXmin,MYmin)は全画面表示のMPEG画像の左上の画像アドレスであり、一般的には(0,0)である。また、(MXmax,MYmax)は右下の画像アドレスであり、NTSC方式の場合には、(719,479)であるが、周辺部に縁取りや文字表示領域を入れる場合もあるのでこの限りではない。
【0026】
図6において、太線は再生時の信号経路であり、ディスクドライブ132からMPEGやJPEGのデータが再生され、それぞれのCODEC601、602でデコードされ、画像として再生マルチプレクサ603に送られる。静止画のスーパインポーズがなく、動画のみを表示する場合には、システム制御部11はマルチプレクサ603にMPEG CODEC601のからの出力をLCDドライバー121やDAC123に出力するように選択信号JVALIDをローレベルにネゲートしておく。
【0027】
次に、システム制御部11は上述のように静止画撮影時刻が到来し、静止画のスーパインポーズを行うタイミングになると、画面の画像アドレス(x,y)を読み出すタイミングが静止画をスーパインポーズする部分に入った場合、つまり、ここでは図7の画面右下の矩形内部の静止画像領域であり、
JXmin<=x<=JXmax 且つ JYmin<=y<JYmax
のタイミングで選択信号JVALIDをハイレベルにアサートする。これにより、再生マルチプレクサ603は選択信号JVALIDがハイレベルの期間だけJPEG CODEC602の出力をLCDドライバー121やDAC123に出力する。従って、図7の右下の矩形内部の静止画像領域のみが静止画のJPEG CODEC602の出力に切り替えられ、スーパインポーズを実現できる。
【0028】
このように動画の表示画面の一部にその動画と同一時刻に撮影された静止画を表示することにより、撮影した動画像と取り込んだ静止画像との時間関係が明確となるため、シーンの確認や編集の助けとなり、使い勝手を向上することができる。
【0029】
次に、本実施形態では、上述のように動画と同一時刻に撮影された静止画を画面の一部に表示するだけでなく、撮影場所を限定するためほぼ同一の場所で撮影された静止画を画面の一部に表示することが可能である。本実施形態では、図8に示すように動画撮影者はA地点で撮影を行い、静止画撮影者は同様にA地点で0001.jpgから0004.jpgまで静止画の撮影を行い、その後、A地点から相当距離離れたB地点に移動して0005.jpgから0006.jpgまで静止画を撮影したと仮定する。
【0030】
まず、図1のダイヤルスイッチ112を「動画」にし、再生する動画ファイルを選択して再生ボタン116を押下すると、システム制御部11のシステムコントローラ111は選択された動画ファイルの撮影開始日時情報と撮影終了日時情報(これらの情報は撮影時にメモリに記録されている)を読み込み、事前にメモリカード135からコピーした静止画の撮影日時情報(この情報もメモリに記録されている)と比較する。また、この場合には、動画撮影時にGPS115から位置情報を取得し、図示しないメモリに格納しておく。
【0031】
次に、システム制御部11は撮影日時が動画の撮影時間(撮影開始から撮影終了までの時間)に含まれている静止画であって、且つ、ほぼ同一の場所(A地点)で撮影された静止画の再生リストを高速アクセスが可能なワークメモリ113上に作成する。再生リストを準備する準備動作には、ディスク133へのヘッドのシーク動作等を考慮すると、1秒〜数秒程度必要である。
【0032】
図9はこの場合の再生リストを示す。図9に示すように再生リストには同一時刻で且つ同一場所で撮影された静止画という条件であるため、A地点で撮影された0002.jpg〜0004.jpgの静止画がリストアップされる。この再生リストの静止画が先の説明と同様に撮影された動画を表示する場合に、表示画面の一部に表示される。なお、デジタルカメラで静止画を撮影する場合にも、GPSを利用して位置情報を取得し、メモリに格納しておく必要がある。
【0033】
ここで、動画と静止画が同一場所で撮影されたと判断する方法の一例について説明する。この場合には、上述のようにデジタルカメラで静止画を撮影する場合も、本実施形態の装置で動画を撮影する場合も位置情報(経度緯度情報)を取得するのが前提である。
【0034】
まず、経度はその定義から90度が10000Kmであるので、経度方向の距離はA地点とB地点の距離の経度方向の成分=A地点とB地点の経度差/90度×10000Kmである。この値が所定の距離(例えば、100m)以上であれば別地点と判断し、それ以下であれば経度方向の距離を計算する。経度は経度=0度の赤道上以外は補正が必要となり、A地点とB地点の距離の経度方向成分=A地点とB地点の経度差×COS(A地点の経度)×10000Kmとなる。この値が所定の距離(例えば、100m)以上であれば別地点であると判断し、それ以下であれば同一地点と判断する。
【図面の簡単な説明】
【0035】
【図1】本発明の画像音声蓄積装置の一実施形態を示すブロック図である。
【図2】図1の実施形態の動作を説明するフローチャートである。
【図3】本発明による動画撮影時刻が静止画撮影時刻と同一である時に動画の表示画面の一部に静止画を表示する例を説明する図である。
【図4】動画撮影と静止画撮影の時刻を関連付けて説明する図である。
【図5】静止画再生リストの一例を示す図である。
【図6】図1のCODECを詳細に示すブロック図である。
【図7】スーパインポーズ時における画面アドレスを説明する図である。
【図8】本発明による動画撮影時刻が静止画撮影時刻と同一で且つ撮影場所が同一である時に動画の表示画面の一部に静止画を表示する例を説明する図である。
【図9】図8の場合の静止画再生リストの一例を示す図である。
【符号の説明】
【0036】
10 カメラ部
11 システム制御部
12 表示部
13 蓄積部
101 フォーカスレンズ
102 IRIS
103 CCD
104 カメラ処理回路
105 ADC
106 カメラ制御部
111 システムコントローラ
112 ダイヤルスイッチ
113 ワークメモリ
114 RTC
115 GPS
116 再生ボタン
117 記録ボタン
121 LCDドライバー
123 DAC
124 LCD部
131 CODED
132 ディスクドライブ
133 ディスク
134 メモリカードスロット
135 メモリカード
601 MPEG CODEC
602 JPEG CODEC
603 再生マルチプレクサ

【特許請求の範囲】
【請求項1】
動画音声或いは静止画を記録するディスク記録媒体及びメモリカードを装着可能な画像音声蓄積装置であって、前記メモリカードに外部データを記録するカード記録モードと、前記メモリカードから前記ディスク記録媒体に当該メモリカード内のデータを一括転送する一括転送モードとを有することを特徴とする画像音声蓄積装置。
【請求項2】
前記ディスク記録媒体にコピーされたメモリカードのデータを読み出し、正常にディスク記録媒体にコピーされたことを確認したら、前記メモリカードのデータを消去することを特徴とする請求項1に記載の画像音声蓄積装置。
【請求項3】
前記ディスク記録媒体の動画再生を行う際に、前記動画と同一時刻に撮影された静止画が存在する場合には、画面の一部に所定時間、当該静止画を表示することを特徴とする請求項1又は2に記載の画像音声蓄積装置。
【請求項4】
前記ディスク記録媒体の動画再生を行う際に、前記動画と同一時刻で、且つ、同一場所で撮影された静止画が存在する場合には、画面の一部に所定時間、当該静止画を表示することを特徴とする請求項1又は2に記載の画像音声蓄積装置。

【図1】
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【図2】
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【図3】
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【図4】
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【図5】
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【図6】
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【図7】
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【図8】
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【図9】
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【公開番号】特開2006−148683(P2006−148683A)
【公開日】平成18年6月8日(2006.6.8)
【国際特許分類】
【出願番号】特願2004−337573(P2004−337573)
【出願日】平成16年11月22日(2004.11.22)
【出願人】(000001007)キヤノン株式会社 (59,756)
【Fターム(参考)】