説明

留め具

【課題】 長期間にわたってシール性を良好に確保することができる留め具を提供する。
【解決手段】 パネル部材1の取付孔2に対し合成樹脂製の留め具本体11をその座部12から一体に突出された係止脚15において差し込むことにより取付可能な留め具であって、留め具本体11の座部12の周囲には、留め具本体11をパネル部材1に取り付けた状態において、取付孔2の周辺部に向けて張り出す弾性変形可能なフランジ40が一体成形される。フランジ40には、その周縁部に沿って環状をなしかつ同フランジ40の弾性変形に基づく弾発力によりパネル部材1の一面に弾性変形して密着するエラストマよりなるシールリップ50が一体に成形されている。

【発明の詳細な説明】
【技術分野】
【0001】
この発明は、パネル部材の取付孔に対し合成樹脂製の留め具本体をその座部から一体に突出された係止脚において差し込むことにより取付可能な留め具に関する。
【背景技術】
【0002】
従来、この種の留め具は、合成樹脂材によって一体成形されている。そして、留め具の座部から突出された係止脚がパネル部材の取付孔に差し込まれたときに、座部がパネル部材の一面に接触するようになっている。
また、取付孔の周辺のシール性が求められる場合は、例えば、留め具とは別個に製作された軟質樹脂、ゴム等のエラストマよりなるパッキンを留め具の座部とパネル部材との間に介在させている。このため、合成樹脂製の留め具と、エラストマ製のパッキンとの二部品をそれぞれ個別に製作して管理する必要があり、コスト高となる。
このようなことから、特許文献1に開示された留め具が知られている。
これにおいては、合成樹脂製の留め具本体の座部の周囲に、パネル部材の取付孔の周辺部に向けて突出するエラストマよりなるシール体が一体に成形されている。
そして、留め具本体をパネル部材に取り付けた状態において、シール体が弾性変形され、その弾性変形に基づく弾発力によってパネル部材の取付孔の周辺部に圧接することによりシール性を確保するようになっている。
【特許文献1】特開2005−9668号公報
【発明の開示】
【発明が解決しようとする課題】
【0003】
ところで、合成樹脂材に比べて柔軟なエラストマは弾性劣化しやすい。このため、特許文献1に開示された留め具においては、シール体自身の弾性変形に基づく弾発力によってパネル部材の取付孔の周辺部に圧接する構造上、シール体の弾性劣化によってシール不良が発生する場合があり、耐久性に問題点があった。
【0004】
この発明の目的は、前記問題点に鑑み、長期間にわたってシール性を良好に確保することができる留め具を提供することである。
【課題を解決するための手段】
【0005】
前記目的を達成するために、この発明の請求項1に係る留め具は、パネル部材の取付孔に対し合成樹脂製の留め具本体をその座部から一体に突出された係止脚において差し込むことにより取付可能な留め具であって、
前記留め具本体の座部の周囲には、同留め具本体を前記パネル部材に取り付けた状態において、前記取付孔の周辺部に向けて張り出す弾性変形可能なフランジが一体成形され、
前記フランジには、その周縁部に沿って環状をなしかつ同フランジの弾性変形に基づく弾発力により前記パネル部材の一面に弾性変形して密着するエラストマよりなるシールリップが一体に成形されていることを特徴とする。
【0006】
前記構成によると、パネル部材の取付孔に留め具本体の係止脚を差し込んでパネル部材に留め具を取り付けた状態において、フランジの弾性変形に基づく弾発力によってエラストマよりなるシールリップがパネル部材の一面に弾性変形して密着することで、シール性が確保される。
仮に、長期間の使用によってエラストマよりなるシールリップが弾性劣化した場合においても、フランジの弾性変形に基づく弾発力によりエラストマよりなるシールリップをパネル部材の一面に押圧して密着させることができるため、シール性を長期間にわたって良好に確保することができ、耐久性に優れる。
【0007】
請求項2に係る留め具は、請求項1に記載の留め具であって、
シールリップは、根元部から先端部に向けてしだいに狭まるテーパ状をなしていることを特徴とする。
【0008】
前記構成において、パネル部材に留め具を取り付ける際、シールリップは内方に指向して安定よくかつ容易に弾性変形されるため、パネル部材の取付孔に対する留め具本体の係止脚の挿入荷重がシールリップによって増大されることを小さく抑えることができ、パネル部材に対する留め具の取付性に優れる。
さらに、シールリップは内方に指向して弾性変形されるため、パネル部材の一面の所定の領域内で良好に密着してシールすることができる。
【0009】
請求項3に係る留め具は、請求項1に記載の留め具であって、
シールリップは、内側リップと、同内側リップの外周に位置する外側リップと、を備えて内外二重にシールする構成にしてあることを特徴とする。
【0010】
前記構成において、内側リップと外側リップによって内外二重にシールすることができ、シール性の向上を図ることができる。
【0011】
請求項4に係る留め具は、請求項3に記載の留め具であって、
留め具本体の座部からの内側リップの先端高さは、外側リップの先端高さよりも高く設定されていることを特徴とする。
【0012】
前記構成において、パネル部材の取付孔に留め具本体の係止脚を差し込んでパネル部材に留め具を取り付けた状態において、フランジの弾性変形に基づく弾発力によって内側リップが外側リップよりも大きく弾性変形してパネル部材の一面に密着する。このため、仮に、外側リップにシール不良が発生して水などが侵入したとしても、内側リップにおいて良好にシールすることができる。
【発明を実施するための最良の形態】
【0013】
以下、この発明を実施するための最良の形態を図面を用いて説明する。
(実施例1)
この発明の実施例1を図1〜図6にしたがって説明する。
図1はこの発明の実施例1に係る留め具としてのベルトクランプを正面側から視た斜視図である。図2はベルトクランプを背面側から視た斜視図である。図3はベルトクランプの正面図である。図4はベルトクランプの背面図である。図5はベルトクランプのバックル部及び係止脚の近傍を拡大して示す断面図である。図6はベルトクランプをパネル部材に取り付け、かつベルトによってワイヤハーネスを締め付けた使用状態を示す断面図である。
図1〜図4に示すように、留め具としてのベルトクランプ10は、本体部(この発明の留め具本体に相当する)11と、シールリップ50と一体状に備えて構成されている。
【0014】
図1、図2及び図5に示すように、ベルトクランプ10の本体部11は、座部12、係止脚15、バックル部20、ベルト30及びフランジ40を備え、これらが硬質の合成樹脂材(例えばポリプロピレン)による射出成形によって一体成形されている。
すなわち、本体部11の座部12は、所定板厚の円盤状に形成され、その一面(図6では下面)側の略中心部には、パネル部材1の取付孔2に差し込み可能な係止脚15が突設されている。
図5と図6に示すように、係止脚15には、同係止脚15が取付孔2に差し込まれたときに取付孔2の孔縁に弾性的に係合する係合部17を先端部に有する一対の弾性係止片16が弾性的に縮小及び拡開可能に形成されている。
【0015】
図1と図6に示すように、本体部11の座部12の係止脚15と反対側の面(図では上面)には、ベルト30が挿通可能なベルト挿入部21を有する角筒状のバックル部20が形成されている。このバックル部20のベルト挿入部21の内壁面には、単数又は複数の係止爪23を有する係止片22が弾性的に撓み変形可能に形成されている。
【0016】
バックル部20の外面(上面)には、長尺帯状のベルト30が、その根元部において結合された状態で一体に延出されている。
図5と図6に示すように、ベルト30の一面側の長手方向には、周知のように、バックル部20の係止片22の係止爪23に対応する複数の係合歯31と凹溝32とが所定ピッチで交互に形成されている。そして、ベルト30を、その先端側からベルト挿入部21に挿通してワイヤハーネス60を締め付ける際、ベルト30の締め付け方向への移動は係止片22の係止爪23と係合歯31との相互の傾斜面によって許容し、反対方向の緩み方向へは係止片22の係止爪23と係合歯31との相互の噛合面が係合することで、ベルト30の緩み方向への移動を阻止するようになっている。
【0017】
図5と図6に示すように、本体部11の座部12の周囲には、本体部11をパネル部材1に取り付けた状態において、取付孔2の周辺部に向けて張り出す弾性変形可能な薄肉皿形状のフランジ40が本体部11の射出成形と同時に同一の硬質合成樹脂材によって一体成形されている。
【0018】
図5と図6に示すように、フランジ40には、その周縁部41に沿って環状をなしかつフランジ40の弾性変形に基づく弾発力によりパネル部材1の一面に弾性変形して密着する軟質樹脂、ゴム等のエラストマよりなるシールリップ50が一体に成形されている。
この実施例1において、図5に示すように、シールリップ50は、根元部51が厚肉で先端部52に向けてしだいに薄肉に形成されるとともに、根元部51から先端部52に向けてしだいに狭まるテーパ状をなしている。
さらに、フランジ40の周縁部41がシールリップ50の厚肉の根元部51に埋め込まれた状態でフランジ40とシールリップ50とが一体化されている。
すなわち、この実施例1において、シールリップ50は、本体部11を硬質合成樹脂材によって射出成形した後、本体部11をシールリップ50の成形型内にセットした状態でフランジ40の周縁部に沿ってシールリップ50が成形される。
また、シールリップ50は、本体部11を成形している硬質合成樹脂材に対し相溶性を有するエラストマより成形することによって剥がれを防止することが望ましい。
【0019】
この実施例1に係るベルトクランプ10は上述したように構成される。
したがって、ベルトクランプ10を使用する際は、図6で示すように、ベルト30をワイヤハーネス60の外周に巻き付け、その先端側からバックル部20のベルト挿入部21に挿通させる。周知のように、ベルト30を、その先端側からベルト挿入部21に挿通してワイヤハーネス60を締め付ける際、ベルト30の締め付け方向への移動は係止片22の係止爪23と係合歯31との相互の傾斜面によって許容される。この際、ベルト挿入部21内の係止片22が弾性的に撓わむ。そして、ベルト30の締め付けを終えた時点で、係止片22の係止爪23と係合歯31との相互の噛合面が係合することで、ベルト30の緩みが阻止され、これによって、ワイヤハーネス60が締め付け状態で保持される。
【0020】
次に、図6に示すように、パネル部材1の取付孔2に対し、その上方から係止脚15を差し込む。すると、係止脚15の両弾性係止片16が係止脚15の軸芯側へ撓みながら取付孔2を通過し、これら両弾性係止片16の係合部17がパネル部材1の下面側で取付孔2の孔縁に係合する。これにより、ベルトクランプ10と共にワイヤハーネス60がパネル部材1に取り付けられる。
また、パネル部材1の取付孔2に係止脚15を差し込む際、フランジ40がシールリップ50を弾性変形させながら同フランジ40自体も弾性変形する。そして、両弾性係止片16の係合部17がパネル部材1の下面側で取付孔2の孔縁に係合した取付状態では、フランジ40の弾性変形に基づく弾発力によってシールリップ50がパネル部材1の一面(上面)に弾性変形して密着する。これによって、取付孔2からの水の浸入防止、つまり、パネル部材1の上下面間の防水性(シール性)が確保される。
仮に、長期間の使用によってエラストマよりなるシールリップ50が弾性劣化した場合においても、弾性劣化し難い硬質合成樹脂材よりなるフランジ40の弾性変形に基づく弾発力によりシールリップ50をパネル部材1の一面に押圧して密着させることができる。このため、シール性を長期間にわたって良好に確保することができ、耐久性に優れる。
【0021】
前記したように所望とする剛性を有する硬質合成樹脂製の本体部11(留め具本体)のフランジ40の周縁部に、シールに適した柔軟性を有するエラストマよりなるシールリップ50を成形して一体化したベルトクランプ10を構成することで、部品管理が容易となり、また、従来の合成樹脂製のベルトクランプに、別体のゴム製のパッキンなどの部品を組み付ける工程を省略できる。
また、フランジ40の弾性変形によって、パネル部材1の板厚のバラツキや板厚寸法差を良好に吸収することができるため、板厚寸法が異なる各種のパネル部材に対し、共通のベルトクランプ10を使用することができる。
また、フランジ40は、弾性変形してシールリップ50をパネル部材1上面に押し付けるため、パネル部材1に対するベルトクランプ10の取付け状態を安定させるスタビライザとしての機能も充分に果たす。
【0022】
また、この実施例1において、図5に示すように、シールリップ50は、根元部51から先端部52に向けてしだいに狭まるテーパ状をなしているため、パネル部材1にベルトクランプ10を取り付ける際、シールリップ50は内方に指向して安定よくかつ容易に弾性変形される。
この結果、パネル部材1の取付孔2に対する係止脚15の挿入荷重がシールリップ50によって増大されることを小さく抑えることができ、パネル部材1に対するベルトクランプ10の取付性に優れる。
さらに、図6に示すように、シールリップ50は内方に指向して弾性変形されるため、パネル部材1の一面の所定の領域内で良好に密着してシール性を良好に確保することができる。
【0023】
(実施例2)
次に、この発明の実施例2に係る留め具としてのベルトクランプを図7と図8にしたがって説明する。
図7はこの発明の実施例2に係る留め具としてのベルトクランプのバックル部及び係止脚の近傍を拡大して示す断面図である。図8はベルトクランプをパネル部材に取り付け、かつベルトによってワイヤハーネスを締め付けた使用状態を示す断面図である。
図7と図8に示すように、この実施例2においては、本体部11のフランジ40の周縁部にエラストマによって成形されるシールリップ150の断面形状を二又状に変更したものである。
すなわち、本体部11のフランジ40の周縁部にエラストマによって成形されるシールリップ150は、その根元部151から突出された内側リップ152と、この内側リップ152の外周に断面V溝状の溝部155を隔てて突出された外側リップ153とを一体に備えて二又状をなしている。
【0024】
また、この実施例2において、内側リップ152及び外側リップ153は、共に弾性変形可能に先端側に向けてしだいに薄肉状に形成されている。
さらに、本体部11の座部12からの内側リップ152の先端高さは、外側リップ153の先端高さよりも高く設定されており、内側リップ152が外側リップ153よりも大きく弾性変形されるように形成されている。
この実施例2のその他の構成は、前記実施例1と同様にして構成されるため、同一構成部分に対し同一符号を付して重複する説明は省略する。
【0025】
この実施例2に係るベルトクランプ10は上述したように構成される。
したがって、ベルトクランプ10を使用する場合には、前記実施例1と同様にして、パネル部材1の取付孔2に対し、その上方から係止脚15を差し込むことで、係止脚15の両弾性係止片16がパネル部材1の下面側で取付孔2の孔縁に係合する。これにより、ベルトクランプ10と共にワイヤハーネス60がパネル部材1に取り付けられる。
パネル部材1の取付孔2に係止脚15を差し込む際、フランジ40がシールリップ150の内側リップ152及び外側リップ153を弾性変形させながら同フランジ40自体も弾性変形する。そして、両弾性係止片16の係合部17がパネル部材1の下面側で取付孔2の孔縁に係合した取付状態では、フランジ40の弾性変形に基づく弾発力によって内側リップ152及び外側リップ153がパネル部材1の一面(上面)に弾性変形して密着する。これによって、取付孔2からの水の浸入を内外二重に防止することができ、パネル部材1の上下面間の防水性(シール性)が確保される。
仮に、長期間の使用によってエラストマよりなる内側リップ152及び外側リップ153が弾性劣化した場合においても、弾性劣化し難い硬質合成樹脂材よりなるフランジ40の弾性変形に基づく弾発力により内側リップ152及び外側リップ153をパネル部材1の一面に押圧して密着させることができる。このため、シール性を長期間にわたって良好に確保することができ、耐久性に優れる。
【0026】
また、本体部11の座部12からの内側リップ152の先端高さは、外側リップ153の先端高さよりも高く設定されている。このため、パネル部材1の取付孔2にベルトクランプ10を取り付けた状態において、フランジ40の弾性変形に基づく弾発力によって内側リップ152が外側リップ153よりも大きく弾性変形してパネル部材1の一面に密着する。このため、仮に、外側リップ153にシール不良が発生して水などが侵入したとしても、内側リップ152において良好にシールすることができる。
【0027】
なお、前記実施例1及び2においては、ベルトクランプ10を留め具の一例として説明したが、この種の留め具には種々の形式のものがある。この発明の対象は、ベルトクランプ10に限るものではなく、取付孔2に差し込む係止脚15を備え、かつシール機能を必要とする留め具であれば、各形式の留め具にこの発明を適用することができる。
【図面の簡単な説明】
【0028】
【図1】この発明の実施例1に係る留め具としてのベルトクランプを正面側から視た斜視図である。
【図2】同じくベルトクランプを背面側から視た斜視図である。
【図3】同じくベルトクランプの正面図である。
【図4】同じくベルトクランプの背面図である。
【図5】同じくベルトクランプのバックル部及び係止脚の近傍を拡大して示す断面図である。
【図6】同じくベルトクランプをパネル部材に取り付け、かつベルトによってワイヤハーネスを締め付けた使用状態を示す断面図である。
【図7】この発明の実施例2に係る留め具としてのベルトクランプのバックル部及び係止脚の近傍を拡大して示す断面図である。
【図8】同じくベルトクランプをパネル部材に取り付け、かつベルトによってワイヤハーネスを締め付けた使用状態を示す断面図である。
【符号の説明】
【0029】
10 ベルトクランプ(留め具)
11 本体部(留め具本体)
12 座部
15 係止脚
40 フランジ
50、150 シールリップ
152 内側リップ
153 外側リップ

【特許請求の範囲】
【請求項1】
パネル部材の取付孔に対し合成樹脂製の留め具本体をその座部から一体に突出された係止脚において差し込むことにより取付可能な留め具であって、
前記留め具本体の座部の周囲には、同留め具本体を前記パネル部材に取り付けた状態において、前記取付孔の周辺部に向けて張り出す弾性変形可能なフランジが一体成形され、
前記フランジには、その周縁部に沿って環状をなしかつ同フランジの弾性変形に基づく弾発力により前記パネル部材の一面に弾性変形して密着するエラストマよりなるシールリップが一体に成形されていることを特徴とする留め具。
【請求項2】
請求項1に記載の留め具であって、
シールリップは、根元部の近傍から先端部に向けてしだいに狭まるテーパ状をなしていることを特徴とする留め具。
【請求項3】
請求項1に記載の留め具であって、
シールリップは、内側リップと、同内側リップの外周に位置する外側リップと、を備えて内外二重にシールする構成にしてあることを特徴とする留め具。
【請求項4】
請求項3に記載の留め具であって、
留め具本体の座部からの内側リップの先端高さは、外側リップの先端高さよりも高く設定されていることを特徴とする留め具。

【図1】
image rotate

【図2】
image rotate

【図3】
image rotate

【図4】
image rotate

【図5】
image rotate

【図6】
image rotate

【図7】
image rotate

【図8】
image rotate


【公開番号】特開2007−218367(P2007−218367A)
【公開日】平成19年8月30日(2007.8.30)
【国際特許分類】
【出願番号】特願2006−40530(P2006−40530)
【出願日】平成18年2月17日(2006.2.17)
【出願人】(000208293)大和化成工業株式会社 (174)
【Fターム(参考)】