説明

発光装置、発光装置の駆動方法、プリントヘッドおよび画像形成装置

【課題】配線の数を抑制できる発光装置等を提供する。
【解決手段】発光装置65は、それぞれが、複数の発光素子を含む発光素子列102を有し、φW端子とφE端子に送信される指定信号により、点灯または非点灯の制御の対象として指定される発光チップC(C1〜C40)と、選択信号φV(φVa〜φVj)を送信することにより、選択信号φV(φVa〜φVj)の組み合わせによって、発光チップC(C1〜C40)のそれぞれに対応する指定信号が構成され、点灯または非点灯の制御の対象として指定する選択信号発生部160とを備えている。


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【特許請求の範囲】
【請求項1】
それぞれが、複数の発光素子を有し、2以上且つN(Nは2以上の整数)以下の個数の指定信号で点灯または非点灯の制御の対象として指定される、複数の発光チップと、
M個(Mは3以上の整数であって、M>N)の選択信号を送信することにより、当該M個の選択信号から2以上且つN以下の個数の組み合わせによって、前記複数の発光チップを構成するそれぞれの発光チップに対応する前記指定信号が構成され、前記制御の対象として指定する選択信号発生部と
を備える発光装置。
【請求項2】
前記複数の発光チップは個以下であって、当該複数の発光チップを構成するそれぞれの発光チップの指定信号の個数がNであって、それぞれの発光チップを指定する前記M個の選択信号からN個を取り出した組み合わせが互いに重複しないことを特徴とする請求項1に記載の発光装置。
【請求項3】
前記選択信号発生部は、前記選択信号を、前記複数の発光チップを前記制御の対象として指定する組み合わせ毎に時系列で送信することを特徴とする請求項1または2に記載の発光装置。
【請求項4】
前記複数の発光チップの前記複数の発光素子のそれぞれの発光素子を順に前記制御の対象として設定する転送信号を送信する転送信号発生部をさらに備えることを特徴とする請求項1ないし3のいずれか1項に記載の発光装置。
【請求項5】
前記複数の発光チップの前記複数の発光素子に点灯のための電力を供給する点灯信号を送信する点灯信号発生部をさらに備えることを特徴とする請求項1ないし4のいずれか1項に記載の発光装置。
【請求項6】
前記複数の発光チップの前記複数の発光素子に点灯のための電力が電源線から供給されるとともに、点灯した発光素子を消灯させるため、当該電源線により当該発光素子に加えられた電位を当該発光素子が消灯する電位に変化させる消灯信号を供給する消灯信号発生部をさらに備えることを特徴とする請求項1ないし4のいずれか1項に記載の発光装置。
【請求項7】
それぞれが、複数の発光素子を有し、2以上且つN(Nは2以上の整数)以下の個数の指定信号で点灯または非点灯の制御の対象として指定される、複数の発光チップを備える発光装置の駆動方法であって、
前記複数の発光チップの前記複数の発光素子のそれぞれの発光素子を順に点灯または非点灯の制御の対象として設定するステップと、
M個(Mは3以上の整数であって、M>N)の選択信号の2以上且つN以下の個数の組み合わせによって前記指定信号を構成し、前記複数の発光チップから前記制御の対象の発光チップを指定するステップと
を含むことを特徴とする発光装置の駆動方法。
【請求項8】
それぞれが複数の発光素子を有する複数の発光チップと、
前記複数の発光チップを、M群(Mは2以上の整数)に分け、それぞれの群に属する発光チップに対して、当該複数の発光チップを構成するそれぞれの発光チップの複数の発光素子を1つずつ点灯または非点灯の制御の対象として順に設定する転送信号を共通に送信する転送信号供給手段と、
前記M群のそれぞれの群に属する発光チップに対して、前記転送信号により前記制御の対象に設定された発光素子を点灯の対象として選択する許可信号を共通に送信する許可信号供給手段と、
前記M群のそれぞれに属する発光チップをN組(Nは2以上の整数)に分け、それぞれの組に属する発光チップに対して、前記制御の対象に設定された発光素子を点灯の対象として選択する書込信号を共通に送信する書込信号供給手段と、
前記M群のそれぞれの群に属する発光チップに対して、前記許可信号により選択され、かつ前記書込信号により選択される発光素子に点灯のための電力を供給する点灯信号を共通に送信する点灯信号供給手段と
を備えた発光装置。
【請求項9】
前記書込信号供給手段は、前記N組のそれぞれの組に属す発光チップに対して、前記M群の群毎に時系列で、前記制御対象に指定された発光素子を点灯の対象として選択する書込信号を送信することを特徴とする請求項8に記載の発光装置。
【請求項10】
前記点灯信号供給手段、前記転送信号供給手段および前記許可信号供給手段は、前記M群のそれぞれの群に対して、群毎に前記点灯信号、前記転送信号および前記許可信号の送信時刻をずらして送信することを特徴とする請求項8または9に記載の発光装置。
【請求項11】
前記点灯信号供給手段、前記転送信号供給手段および前記許可信号供給手段は、前記M群のそれぞれの群に対して、群毎に位相を360°/Mずらして、前記点灯信号、前記転送信号および前記許可信号を送信することを特徴とする請求項10に記載の発光装置。
【請求項12】
複数の発光素子と、
それぞれが、前記複数の発光素子のそれぞれの発光素子に対応して設けられ、それぞれの発光素子を順に点灯または非点灯の制御の対象として順に設定する、複数の転送素子と、
それぞれが、指定信号を受信することで、前記複数の発光素子のそれぞれの発光素子の点灯または非点灯の制御がされる、N(Nは2以上の整数)個の制御端子と
を含む発光チップ。
【請求項13】
前記発光チップは、
それぞれが、前記複数の発光素子のそれぞれの発光素子と、前記複数の転送素子であって、当該発光素子に対応して設けられた転送素子との間に、前記N個の制御端子にそれぞれ送信されたN個の信号と、当該転送素子からの信号とを入力とし、当該発光素子へ信号を出力する、複数のAND回路をさらに含むことを特徴とする請求項12に記載の発光チップ。
【請求項14】
前記発光チップの前記複数の転送素子が、それぞれが第1のゲート端子、第1のアノード端子、第1のカソード端子を有する複数の転送サイリスタ、前記複数の発光素子が、それぞれが第2のゲート端子、第2のアノード端子、第2のカソード端子を有する複数の発光サイリスタであって、
前記複数の転送サイリスタのそれぞれの転送サイリスタの前記第1のゲート端子をそれぞれ相互に接続する、複数の第1の電気的手段をさらに含むこと
を特徴とする請求項13に記載の発光チップ。
【請求項15】
前記発光チップの前記複数のAND回路のそれぞれのAND回路が、
一端が前記転送サイリスタの前記第1のゲート端子と接続され、他端が前記発光サイリスタの前記第2のゲート端子に接続された第2の電気的手段と、
それぞれが、前記N個の制御端子のそれぞれと前記発光サイリスタの前記第2のゲート端子との間に設けられた、N個の第3の電気的手段と
を備えることを特徴とする請求項14に記載の発光チップ。
【請求項16】
前記発光チップは、
それぞれが、前記複数の転送サイリスタのそれぞれの転送サイリスタに対応して設けられ、一端が前記第1のゲート端子と接続され、他端が前記発光サイリスタの前記第2のゲート端子に接続された、複数の第2の電気的手段と、
それぞれが、前記複数の発光サイリスタのそれぞれの発光サイリスタに対応して設けられ、一端が前記第2のゲート端子に接続された、複数の第3の電気的手段と、
前記複数の第3の電気的手段のそれぞれの他端が接続された書込線と、前記N個の制御端子との間にそれぞれ設けられたN個のショットキー接合ダイオードとを備え、
前記複数のAND回路のそれぞれのAND回路が、
前記複数の第2の電気的手段の1個と、前記複数の第3の電気的手段の1個と、前記N個のショットキー接合ダイオードとで構成される
ことを特徴とする請求項14に記載の発光チップ。
【請求項17】
前記発光チップは、
それぞれが、前記複数の転送サイリスタのそれぞれの前記第1のゲート端子と一端が接続される、複数の第4の電気的手段と、
それぞれが、第3のゲート端子、第3のアノード端子、第3のカソード端子を有し、当該第3のゲート端子と前記複数の第4の電気的手段のそれぞれの他端とが接続される、複数の書込サイリスタと、
それぞれが、前記複数の書込サイリスタのそれぞれの前記第3のゲート端子と、前記複数の発光サイリスタのそれぞれの前記第2のゲート端子とが接続された、複数の第5の電気的手段と、
前記複数の書込サイリスタのそれぞれの前記第3のアノード端子または前記第3のカソード端子のいずれか一方を接続する書込信号線の一端と、前記N個の制御端子のそれぞれとの間に設けられたN個の第6の電気的手段とを備え、
前記複数のAND回路のそれぞれのAND回路が、
前記複数の第4の電気的手段の1個と、前記複数の書込サイリスタの1個と、前記N個の第6の電気的手段とで構成される
ことを特徴とする請求項14に記載の発光チップ。
【請求項18】
第4のゲート端子、第4のアノード端子、第4のカソード端子を有し、前記書込信号線に接続された前記複数のAND回路のそれぞれのAND回路における前記書込サイリスタの前記第3のアノード端子または前記第3のカソード端子のいずれか一方と前記N個の第6の電気的手段との間に、当該第4のアノード端子または当該第4のカソード端子のいずれか一方を当該書込信号線に接続した書込許可サイリスタをさらに備えることを特徴とする請求項17に記載の発光チップ。
【請求項19】
第5のゲート端子、第5のアノード端子、第5のカソード端子を有し、当該第5のゲート端子が、前記複数の発光サイリスタのそれぞれの発光サイリスタの前記第2のアノード端子または前記第2のカソード端子のいずれか一方が接続され、点灯のための電力を送信する点灯信号線に接続され、当該第5のアノード端子または当該第5のカソード端子のいずれか一方が、電流制限抵抗を介して、消灯のための消灯信号が送信される消灯信号端子に接続されている消灯サイリスタをさらに含むことを特徴とする請求項12ないし18のいずれか1項に記載の発光チップ。
【請求項20】
複数の発光素子と、
それぞれが、前記複数の発光素子のそれぞれの発光素子に対応して設けられ、それぞれの発光素子を順に点灯または非点灯の制御の対象として順に設定する、複数の転送素子と、
を含む自己走査型発光素子アレイを複数備えるとともに、
それぞれが、指定信号を受信することで、前記複数の発光素子のそれぞれの発光素子の点灯または非点灯の制御がされる、N(Nは2以上の整数)個の制御端子と
を備える発光チップ。
【請求項21】
前記自己走査型発光素子アレイを複数備える発光チップにおいて、
第6のゲート端子、第6のアノード端子、第6のカソード端子を有し、隣接する2個の自己走査型発光素子アレイの間において、当該第6のアノード端子または当該第6のカソード端子のいずれか一方が、当該隣接する2個の当該自己走査型発光素子アレイの一方の制御信号線に接続され、当該第6のゲート端子が、当該隣接する2個の自己走査型発光素子アレイの他方の制御信号線に接続された、反転サイリスタを
さらに含むことを特徴とする請求項20に記載の発光チップ。
【請求項22】
それぞれが、複数の発光素子を有し、2以上且つN(Nは2以上の整数)以下の個数の指定信号で点灯または非点灯の制御の対象として指定される、複数の発光チップと、M個(Mは3以上の整数であって、M>N)の選択信号を送信することにより、当該M個の選択信号から2以上且つN以下の個数の組み合わせによって、当該複数の発光チップを構成するそれぞれの発光チップに対応する当該指定信号が構成され、当該制御の対象として指定する選択信号発生部とを備え、像保持体を露光して静電潜像を形成する露光手段と、
前記露光手段から照射される光を前記像保持体上に結像させる光学手段と
を備えるプリントヘッド。
【請求項23】
像保持体を帯電する帯電手段と、
それぞれが、複数の発光素子を有し、2以上且つN(Nは2以上の整数)以下の個数の指定信号で点灯または非点灯の制御の対象として指定される、複数の発光チップと、M個(Mは3以上の整数であって、M>N)の選択信号を送信することにより、当該M個の選択信号から2以上且つN以下の個数の組み合わせによって、当該複数の発光チップを構成するそれぞれの発光チップに対応する当該指定信号が構成され、当該制御の対象として指定する選択信号発生部とを備え、前記像保持体を露光して静電潜像を形成する露光手段と、
前記露光手段から照射される光を前記像保持体上に結像させる光学手段と、
前記像保持体に形成された前記静電潜像を現像する現像手段と、
前記像保持体に現像された画像を被転写体に転写する転写手段と
を備える画像形成装置。

【図1】
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【図2】
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【図3】
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【図4】
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【図5】
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【図6】
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【図7】
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【図8】
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【図9】
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【図10】
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【図11】
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【図12】
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【図13】
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【図14】
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【図15】
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【図16】
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【図17】
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【図18】
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【図19】
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【図20】
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【図21】
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【図22】
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【図23】
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【図24】
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【図25】
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【図26】
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【図27】
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【図28】
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【図29】
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【図30】
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【図31】
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【図32】
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【図33】
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【図34】
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【図35】
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【図36】
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【図37】
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【図38】
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【図39】
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【図40】
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【図41】
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【図42】
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【図43】
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【図44】
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【図45】
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【図46】
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【図47】
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【図48】
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【図49】
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【図50】
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【図51】
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【図52】
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【図53】
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【公開番号】特開2011−218772(P2011−218772A)
【公開日】平成23年11月4日(2011.11.4)
【国際特許分類】
【出願番号】特願2010−108687(P2010−108687)
【出願日】平成22年5月10日(2010.5.10)
【特許番号】特許第4683157号(P4683157)
【特許公報発行日】平成23年5月11日(2011.5.11)
【出願人】(000005496)富士ゼロックス株式会社 (21,908)
【Fターム(参考)】