説明

発生した排熱をターボ機械の補助システムによって回収するためのシステム

【課題】発生した排熱を補助冷却システムにより回収することによって発電プラントの効率を高めるシステムを提供する。
【解決手段】本システムは、復水ループ(177)及び熱回収ループ(230)を含むことができる。これらのループ(177、230)は、ガスタービン(100)の補助冷却システムを発電プラントの排熱回収ボイラ(165)と結合することができる。この結合により、より小型のエコノマイザセクションを可能にすることができ、それにより、発電プラントの効率を高めることができる。

【発明の詳細な説明】
【技術分野】
【0001】
本発明は、総括的には発電プラントの効率を高めるためのシステムに関し、より具体的には、それに限定されないが、発生した排熱を発電プラントによって利用して排熱回収ボイラが行う仕事量を軽減するためのシステムに関する。
【背景技術】
【0002】
一般的に、発電プラントの多くの部品及び/又はシステムは、冷却することを必要とする。これらの部品には、それに限定されないが、例えば発電機、潤滑油システム、変圧器、タービン入口冷却システム、圧縮機中間冷却システム及び同様のものを含むことができる。これらの部品及びシステムは、非効率性(ウィンデージ、軸受、電気加熱など)により発生した熱を廃棄する。一般的に、これらの冷却機能は、発電プラントの性能及び効率に直接影響を与える。
【0003】
普通、これらのシステムは、空冷式又は水冷式熱交換器を利用することができる個々のスキッドを用いる。それに限定されないが、例えば発電機冷却水スキッドは、冷却媒体として水を有する熱交換器を使用することができる。潤滑油スキッドは、水冷式熱交換器を利用することができる。圧縮機中間冷却スキッドは、周囲温度の水を利用することができる。変圧器冷却スキッドは、空冷式熱交換器を使用することによって変圧器を冷却することができる。これらの独立した冷却スキッドは、前述の発電プラント部品及びシステムの冷却により生じた排熱を廃棄する。
【0004】
複合サイクル発電プラントは、排熱回収ボイラ(HRSG)を利用する。発電プラントは、ガスタービンからの排出ガスを使用してHRSG内で水を加熱し、蒸気を発生させる。蒸気は、蒸気タービン又はその他のプロセスで使用した後に、凝縮し、凝縮器に流れる。凝縮した蒸気(以下においては、「復水」又は同様のもの)は、再加熱するために復水ループ内をHRSGのセクションに流れる。HRSGは一般的に、瞬間蒸発させて蒸気にする前に、復水を中間温度まで加熱するエコノマイザセクションを有する。HRSGにおいてエコノマイザを使用することにより、発電プラントの全体的効率が低下する。現在までのところ、発電プラントの部品に結合して、前述の排熱を使用して復水を加熱しかつエコノマイザの使用を排除又は減少させる周知のシステムは存在しない。
【先行技術文献】
【特許文献】
【0005】
【特許文献1】米国特許第6909349号明細書
【特許文献2】米国特許第6938417号明細書
【特許文献3】米国特許出願公開第2005/0188707号明細書
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【0006】
上述の理由から、排熱放出を発電プラント補助システムによって回収するシステムに対する必要性が存在する。このシステムでは、排熱を使用してHRSG内を流れる復水の温度を上昇させなければならない。
【課題を解決するための手段】
【0007】
本発明の実施形態によると、少なくとも1つのガスタービン(100)及び排熱回収ボイラ(HRSG)(165)を含む発電プラントの効率を高めるためのシステムを提供し、本システムは、発電プラントの少なくとも1つの部品と流体連通しておりかつ該発電プラントの少なくとも1つの部品から受けた排熱を取出す少なくとも1つの補助システムと、HRSG(165)と結合されており、該HRSG(165)から復水を受けかつ該復水の一部分を少なくとも1つの補助システムの入口部分に移送する復水ループ(177)を含む凝縮器(175)と、復水を利用して排熱を少なくとも1つの補助システムからHRSG(165)に移送する熱回収ループ(230)とを含み、熱回収ループ(230)が、HRSG(165)に戻すのに先立って復水の温度を上昇させ、それにより、該HRSG(165)が行う仕事量を減少させて発電プラントの効率を高める。
【0008】
本発明のこれらの及びその他の特徴、態様並びに利点は、図面全体を通して同じ参照符号が同様の要素を表わしている添付図面を参照して以下の詳細な説明を読むことにより、一層良好に理解されるであろう。
【図面の簡単な説明】
【0009】
【図1】先行技術の発電プラント補助システムにおいて排熱を取出すために使用する独立した冷却スキッドを示す概略図。
【図2】本発明の実施形態による、排熱を使用してHRSG内で復水を加熱するシステムを示す概略図。
【発明を実施するための形態】
【0010】
好ましい実施形態の以下の詳細な説明は、本発明の特定の実施形態を示す添付図面を参照している。異なる構造及び作用を有するその他の実施形態も、本発明の技術的範囲から逸脱するものではない。
【0011】
本明細書では、専ら読者の便宜のために特定の用語を使用しており、本発明の技術的範囲に対する限定として捉えるべきではない。例えば、「上部」、「下部」、「左側」、「右側」、「前方」、「後方」、「頂部」、「底部」、「水平方向」、「垂直方向」、「上流側」、「下流側」、「前部」、「後部」及び同様のもののような用語は、図に示す構成を単に説明しているに過ぎない。実際に、本発明の実施形態の1つ又は複数の要素は、あらゆる方向に配向することができ、従って、特に明記しない限り、この用語は、種々の変形形態を含むものとして理解されたい。
【0012】
本発明は、排熱を放出する発電プラントの部品に結合することによってHRSGの中を流れる復水の温度を上昇させる技術的効果を有する。本発明の実施形態は、排熱を回収して復水を加熱することができるシステムの形態を採る。本発明の実施形態は、本発明が曝される運転環境に耐えることができるあらゆる材料で製作することができる。
【0013】
本発明は、少なくとも1つの燃焼タービン(ガスタービン、航空転用タービン又は同様のもの)、少なくとも1つの排熱回収ボイラ(ボイラ、HRSG又は同様のもの)、及び少なくとも1つの凝縮器を有する広範な発電プラントに適用することができる。以下に述べるものは、それに限定されないが、本発明が適用される発電プラント構成の形式の実施例である。本発明の実施形態は、ガスタービン、蒸気タービン、HRSG及び凝縮器を有する発電プラントに適用することができる。この場合、発電プラントは、他のプロセスのためにHRSGが発生した蒸気を使用することができる。
【0014】
次に、幾つかの図を通して様々な参照符号が同様の要素を表わしている図を参照すると、図1は、先行技術の発電プラントにおいて排熱を取出す独立した冷却スキッドを示す概略図である。図1は、ガスタービン100、排熱回収ボイラ(HRSG)165、蒸気タービン170、凝縮器175、及び発電機155を含む発電プラントを示す。
【0015】
ガスタービン100は、ロータシャフト120を有する軸流圧縮機110を含む。吸入空気105は、参照符号110で示す圧縮機に流入し、加圧され、次いで燃焼システム130に吐出され、該燃焼システム130において、天然ガスのような燃料135を燃焼させて高エネルギー燃焼ガス140を形成し、この高エネルギー燃焼ガス140により、タービンセクション145を駆動する。タービンセクション145において、高温ガス140のエネルギーが仕事に転換され、その仕事の幾らかを使用してシャフト120を介して圧縮機110を駆動し、その仕事の残りの部分は、発電機155のような負荷を駆動するのに利用できる。変圧器160は、発電機155に対して物理的に結合され、かつ該発電機が発生する電圧を調整する。
【0016】
HRSG165は、タービンセクション145から排出ガス150を受けることができる。排出ガス150からの熱により、HRSG165の復水ループ177内を流れる復水(図示せず)を加熱する。復水は次に、蒸気に瞬間蒸発し、蒸気は、蒸気タービン170に流れることができる。トルクを発生させた後に、蒸気は、凝縮器175に向かって流れ、凝縮器175において、蒸気は凝縮して復水の形態に戻ることができる。ボイラ給水ポンプ(図示せず)又は同様のものは、復水ループ177内で復水を移動させてHRSG165に再流入させ、このHRSG165において、前述の流れプロセスを繰り返すことができる。
【0017】
それに限定されないが、ガスタービン100、発電機155及び変圧器160のような発電プラントの部品は、除去する必要がある排熱を発生する。これら部品は一般的に、排熱を除去する熱交換器又は同様のものを含む補助システムを有する。補助システムは、それに限定されないが、空気、オイル及び水のような流体を使用して、補助システムが排熱を除去するために使用する流体を冷却することができる。下記のものは、それに限定されないが、特定の補助システムが通常使用する流体の実施例である。圧縮機110内の部品の温度を低下させるために、冷却流体として水を組込んだ圧縮機中間冷却スキッド(CIS)180を使用している。CIS180は、CIS高温管路181及びCIS低温管路183を有し、該CIS高温管路181は、加熱加圧空気を取出し、CIS180を通して加熱加圧空気を流しかつ該CIS180において冷却させ、また該CIS低温管路183は、その冷却空気を圧縮機110に戻す。ガスタービン100及び発電機155内で使用する潤滑油の温度を低下させるために、潤滑油冷却スキッド(LOCS)185を使用する。LOCS185は、水冷式熱交換器によって周囲温度の空気を使用して該LOCS185から熱を除去する。LOCS185は、該LOCS185を通して潤滑油を循環させる管路187、189、191を有し、より低温の潤滑油がガスタービン100に戻れるようにする。発電機155は、冷却水スキッド(CWS)193を使用して内部部品の温度を低下させる。CWS193は、該CWS193及び発電機155を通して冷却流体を循環させるCWS高温管路195及びCWS低温管路197を含む。変圧器160の部品は、変圧器冷却スキッド(TCS)200によって冷却される。TCS200は、冷却媒体としてオイルを利用することができる。TCS200は、TCS高温管路201及びTCS低温管路203を利用して、前述のプロセスと同様に排熱を除去することができる。
【0018】
これらの補助システム、すなわちCIS180、LOCS185、CWS193及びTCS200は一般的に、復水ループ177内の復水を加熱するようには結合されない。これらのシステムによって取出された排熱は回収されず、従って熱エネルギーが無駄になる。
【0019】
図2は、本発明の実施形態による、排熱を使用してHRSG内で復水を加熱するシステムを示す概略図である。説明したように、本発明は、少なくとも1つの燃焼タービン(ガスタービン、航空転用タービン又は同様のもの)、少なくとも1つの排熱回収ボイラ(ボイラ、HRSG又は同様のもの)、及び少なくとも1つの凝縮器を有する広範な発電プラントに適用することができる。本発明の実施形態は、図1に示す発電プラント構成に適用される。図2の説明は、本発明に限定されることになる。
【0020】
本発明は、補助システムの熱交換器で使用する冷却流体の供給源として凝縮器175から流出する復水を利用する。このような機構により、熱交換器に対して様々な冷却流体(オイル、水、空気又は同様のもの)を供給する必要性が排除される。本発明はまた、熱交換器の吐出物(加熱された冷却流体)をHRSG165の入口部分に移送する。このような機構により、復水の温度を上昇させて蒸気を発生させるためにHRSG165で必要となる仕事量が大幅に低減される。
【0021】
本発明の実施形態は、少なくとも1つの補助システムによって排熱放出を回収する。本発明の実施形態は、補助システムをHRSG165で使用する復水の流路と結合する。図2に示すように、本発明の実施形態は、復水ループ177と流体連通した熱回収ループ230を含むことができる。
【0022】
本発明の実施形態では、復水ループ177は、凝縮器175の出口から始まることができる。復水は、凝縮器175から、復水内に含まれる空気の大部分を除去することができるエアレータ210に流すことができる。次に、この復水は、復水ループ177の「ヘッダ」セクション又は同様のものに流すことができる。ヘッダセクションは一般的に、復水ループ177と補助システムの熱交換器との間における個々の連結を可能にする。図2に示すように、前述の補助システム、すなわちCIS180、LOCS185、CWS193及びTCS200の各々は、復水ループ177のヘッダと結合することができる。説明したように、このような機構により、復水を各補助システムへの冷却流体供給源として役立てることができる。従って、本発明の実施形態では、CIS180はCIS復水供給源212を含み、LOCS185はLOCS復水供給源216を含み、CWS193はCWS復水供給源220を含み、またTCS200はTCS復水供給源224を含む。
【0023】
図2はまた、HRL230の流路を示している。HRL230は、複数の補助システム内において排熱で加熱した復水をHRSG165に移送するのに利用される。HRL230は、復水ループ177のヘッダセクションと同様に、各補助システムとの個々の連結を可能にするヘッダセクションを含むことができる。図2に示すように、前述の補助システムの各々、すなわちCIS180、LOCS185、CWS193及びTCS200は、HRL230のヘッダと結合することができる。従って、本発明の実施形態では、CIS180はCIS復水戻り214を含み、LOCS185はLOCS復水戻り218を含み、CWS193はCWS復水戻り222を含み、またTCS200はTCS復水戻り226を含む。HRL230流路は一般的に、ヘッダセクションから始まり、HRSG165で終端することができる。
【0024】
説明したように、本発明は、HRSG165のエコノマイザセクションが行う仕事量を低減する。それに限定されないが、例えば図1に示すように、現在公知のエコノマイザセクションは、凝縮器175から戻る水を加熱する。エコノマイザセクションが行うこのような「顕熱作用」は、復水を約120°Fから約190°Fまで上昇させることができ、その後、復水は、瞬間蒸発させて蒸気にすることができる。ここでは、エコノマイザセクションは、復水を約70°Fに加熱する。
【0025】
本発明により、発電プラントの1つ又は複数の補助システムが顕熱作用の大部分を行うことができる。これ迄の実施例に続けて、エコノマイザセクションが復水を190°Fまで加熱することを必要とする場合に、本発明の実施形態は、復水を約150°Fまで加熱することができる。この場合に、エコノマイザセクションは、復水を大きな差である約40°Fほど加熱しなければならないだけである。このような本発明の利点により、本発明の実施形態を組込んでいない同様な装備の発電プラントと比較して、HRSG165の比較的より小さい寸法のエコノマイザセクションが可能になる。
【0026】
より小型のエコノマイザを備えた発電プラントを作動させた場合には、オペレータは、幾つかの利点を受けることができる。小型のエコノマイザは、発生する背圧をより小さくすることができる。一般的に、背圧が低ければ低いほど、排出ガス150をHRSG165に流し込むのにガスタービン100が行う仕事量がより少なくなる。背圧の低下により、負荷(発電機、機械駆動装置又は同様のもの)を駆動するより多くのエネルギーが可能になり、それにより、ガスタービン100の効率を高めることができる。
【0027】
その幾つかの例示的な実施形態のみに関して本発明をかなり詳細に図示しかつ説明してきたが、本発明の新規な教示及び利点から実質的に逸脱することなくかつ特に前述の教示に照らして開示の実施形態に対して様々な変更、省略及び付加を行うことができるので、本発明をそれら実施形態に限定することを意図するものではないことを当業者には理解されたい。従って、全てのそのような変更、省略及び付加は、特許請求の範囲に定める本発明の技術思想及び技術的範囲内に含むことができるものとして保護することを意図している。
【符号の説明】
【0028】
100 ガスタービン
105 吸入空気
110 圧縮機
120 シャフト
130 燃焼システム
135 燃料
140 燃焼ガス
145 タービンセクション
150 排出ガス
155 発電機
160 変圧器
165 HRSG
170 蒸気タービン
175 凝縮器
177 復水ループ
180 圧縮機中間冷却スキッド(CIS)
181 CIS高温管路
183 CIS低温管路
185 潤滑油冷却スキッド(LOCS)
187、189、191 LOCS管路
193 冷却水スキッド(CWS)
195 CWS高温管路
197 CWS低温管路
200 変圧器冷却スキッド(TCS)
201 TCS高温管路
203 TCS低温管路
210 エアレータ
212 CIS復水供給
214 CIS復水戻り
216 LOCS復水供給
218 LOCS復水戻り
220 CWS復水供給
222 CWS復水戻り
224 TCS復水供給
226 TCS復水戻り
230 熱回収ループ

【特許請求の範囲】
【請求項1】
少なくとも1つのガスタービン(100)及び排熱回収ボイラ(HRSG)(165)を含む発電プラントの効率を高めるためのシステムであって、当該システムが、
前記発電プラントの少なくとも1つの部品と流体連通しておりかつ該発電プラントの少なくとも1つの部品から受けた排熱を取出す少なくとも1つの補助システムと、
前記HRSG(165)と結合されており、該HRSG(165)から復水を受けかつ該復水の一部分を前記少なくとも1つの補助システムの入口部分に移送する復水ループ(177)を含む凝縮器(175)と、
前記復水を利用して排熱を前記少なくとも1つの補助システムから前記HRSG(165)に移送する熱回収ループ(230)と
を含備えており、前記熱回収ループ(230)が、前記HRSG(165)に戻すのに先立って前記復水の温度を上昇させ、それにより、該HRSG(165)が行う仕事量を減少させて前記発電プラントの効率を高める、システム。
【請求項2】
前記復水ループ(177)が、前記復水が前記凝縮器(175)から少なくとも1つのエアレータ(210)を通って前記少なくとも1つの補助システムの入口部分に流れるように構成される、請求項1記載のシステム。
【請求項3】
前記熱回収ループ(230)が、前記復水が前記少なくとも1つの補助システムの吐出部分から前記HRSG(165)の入口部分に流れるように構成される、請求項2記載のシステム。
【請求項4】
前記少なくとも1つの補助システムが、前記少なくとも1つのガスタービン(100)と結合されておりかつ該少なくとも1つのガスタービン(100)内の圧縮機部品の内部温度を調整する圧縮機中間冷却スキッド(CIS)(180)を含む、請求項3記載のシステム。
【請求項5】
前記CIS(180)の入口部分が、前記復水ループ(177)から第1の温度で復水を受け、かつ前記熱回収ループ(230)に対して第2の温度で復水を吐出する、請求項4記載のシステム。
【請求項6】
前記少なくとも1つの補助システムが、前記少なくとも1つのガスタービン(100)と結合されておりかつ潤滑油の温度を調整する潤滑油冷却スキッド(LOCS)(185)を含む、請求項3記載のシステム。
【請求項7】
前記LOCS(185)の入口部分が、前記復水ループ(177)から第1の温度で復水を受け、かつ前記熱回収ループ(230)に対して第2の温度で復水を吐出する、請求項6記載のシステム。
【請求項8】
前記少なくとも1つの補助システムが、前記少なくとも1つのガスタービン(100)と結合されておりかつ該少なくとも1つのガスタービン(100)の冷却水システムの温度を調整する冷却水スキッド(CWS)(193)を含む、請求項3記載のシステム。
【請求項9】
前記CWS(193)の入口部分が、前記復水ループ(177)から第1の温度で復水を受け、かつ前記熱回収ループ(230)に対して第2の温度で復水を吐出する、請求項8記載のシステム。
【請求項10】
前記少なくとも1つの補助システムが、前記発電プラントガスタービン(100)の少なくとも1つの変圧器と結合されておりかつ前記少なくとも1つの変圧器の冷却流体の温度を調整する変圧器冷却スキッド(TCS)(200)を含む、請求項3記載のシステム。

【図1】
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【図2】
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【公開番号】特開2009−299682(P2009−299682A)
【公開日】平成21年12月24日(2009.12.24)
【国際特許分類】
【出願番号】特願2009−132634(P2009−132634)
【出願日】平成21年6月2日(2009.6.2)
【出願人】(390041542)ゼネラル・エレクトリック・カンパニイ (6,332)
【氏名又は名称原語表記】GENERAL ELECTRIC COMPANY
【Fターム(参考)】