説明

積層ブロー壜体

【課題】 本発明は、遮光機能を有する遮光層を積層した積層ブロー壜体における、口筒部内周面や底部のシールにおける色合いの差異により、消費者が違和感や不信感等の悪い印象を懐くと云う問題点を層構成の点から効果的に防止することを課題とする。
【解決手段】 押出成形した筒状の多層パリソンのブロー成形により成形され、口筒部と肩部と胴部とパリソンのピンチオフによるシール部が形成された底部を有し、外殻を形成する外層の内側に遮光機能を発揮する遮光層を積層して構成される積層ブロー壜体において、口筒部の上端に至りこの上端に向けて遮光層の層厚がグラデーション状に減少する遮光層の層厚に係るグラデーション領域と、底部のシール部に至りこのシール部に向けて遮光層の層厚がグラデーション状に減少する遮光層の層厚に係るグラデーション領域のうち、少なくとも一方のグラデーション領域を配設する、と云うものである。

【発明の詳細な説明】
【技術分野】
【0001】
本発明は、外層と遮光層を有する多層パリソンをダイレクトブロー成形方法により成形し、遮光機能を有する層を積層した合成樹脂製の積層ブロー壜体に関する。

【背景技術】
【0002】
合成樹脂製のブロー壜体において、外層、遮光層さらには中間層を積層したブロー積層壜体とすることにより、成形性や強度や剛性等の壜体としての基本的な性能に加えて、単層では実現できない高度なガスバリア性や遮光性等の機能を発揮させることができる。
たとえば特許文献1には、遮光機能を発揮させるために黒色顔料や二酸化チタン等を分散させた合成樹脂から成る外層、中間層、遮光層から形成される積層ブロー壜体に係る発明が記載されている。
図6に示される壜体101は、口筒部102、肩部103、胴部104、底部105を有し、外層111と遮光層112を積層した代表的な積層ブロー壜体の例であり、遮光層112は黒色の顔料を分散させた合成樹脂から成り、遮光機能が発揮されようにしたものである。
【0003】
また、特許文献2には上記のような積層ブロー壜体の前駆体である多層パリソンを共押出成形により成形するための多層ブロー成形用ダイスに係る発明が記載されている。

【先行技術文献】
【特許文献】
【0004】
【特許文献1】特開2000−264325号公報
【特許文献2】特開平10−128836号公報
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【0005】
ここで、図6に示したような遮光機能を有する壜体101に内容液を充填し、口筒部102をキャップでシールしたような商品では、使用時にキャップを開封した際に黒色に着色した口筒部2の内周面が視覚されるため、あるいは底部105の底面に径方向に直線状に形成されるシール部106に黒色に着色した遮光層112の端面が露出するため、特に食品容器に使用した場合、消費者が違和感や不信感等の悪い印象を懐くと云う問題点がある。
【0006】
本発明は、遮光機能を有する遮光層を積層した積層ブロー壜体における、口筒部内周面や底部のシールにおける色合いの差異により、消費者が違和感や不信感等の悪い印象を懐くと云う問題点を層構成の点から効果的に防止することを課題とする。

【課題を解決するための手段】
【0007】
上記技術的課題を解決する手段の内、本発明の主たる構成は、
押出成形した筒状の多層パリソンのブロー成形により成形され、口筒部と肩部と胴部とパリソンのピンチオフによるシール部が形成された底部を有し、外殻を形成する外層の内側に遮光機能を有する遮光層を積層して構成される積層ブロー壜体において、
口筒部の上端に至りこの上端に向けて遮光層の層厚がグラデーション状に減少する遮光層の層厚に係るグラデーション領域と、
底部のシール部に至りこのシール部に向けて遮光層の層厚がグラデーション状に減少する遮光層の層厚に係るグラデーション領域のうち、
少なくとも一方のグラデーション領域を配設する、と云うものである。
【0008】
上記構成において、遮光層の層厚に係るグラデーション領域は壜体の上部の口筒部の上端に至る領域、若しくは壜体の下部の底部のシール部に至る領域のうちの一方、あるいはその双方に配設することができる。
また、どの程度の範囲でグラデーション領域を配設するか、あるいはどの程度まで層厚を減少させるか等のグラデーション領域に係る構成は、遮光層により達成される遮光機能、下で述べるグラデーション領域の成形性、そしてグラデーション領域の作用効果、すなわち色合いの差異を緩和する作用効果を考慮して決めることができる。
【0009】
積層ブロー壜体の遮光層の層厚に係るグラデーション領域は、その前駆体である筒状の多層パリソンの壜体のグラデーション領域に相当する部分に遮光層の層厚に係るグラデーション領域を配設しておくことにより形成することができる。
また、多層ブロー成形用のダイスを用いて共押出成形により多層パリソンを成形する際、所定のタイミングで遮光層を形成する遮光層用樹脂の流路における遮光層用樹脂の流量を変化させる、あるいは流動を開始あるいは停止することにより、多層パリソンに遮光層の層厚に係るグラデーション領域を配設することができる。
【0010】
ここで、遮光層用樹脂の流動量の調整、あるいは流動の開始、遮断は、たとえば遮光層用樹脂の流路への溶融樹脂を供給する供給流路に付設したボールバルブ、スプルーバルブ等のバルブ機構やシャッター機構の制御、あるいは押出機、アキュムレータ等による吐出圧力の調整等により実施することができる。
溶融樹脂は粘弾性的な性質を有するため、曳糸効果もあり、所定のタイミングで遮光層用樹脂の流動を開始あるいは停止しても、結果として、遮光層の層厚をグラデーション状に変化させることができる。
【0011】
そして、遮光層は合成樹脂に黒色顔料や二酸化チタン等の遮光機能を有する顔料やフィラーを分散させるため、黒色、グレー、紫色等の色合いで高濃度に着色され、使用時にキャップを開封した際、口筒部の内周面にこの種の高濃度の色合いが視覚され、消費者が違和感や不信感等の悪い印象を抱く懸念があるが、
上記構成により、口筒部近傍では遮光層の層厚を薄くし、遮光層の影響を小さくし、視覚される色合いの濃度を抑制して外層と遮光層との色合いの差異を小さくすることができ、キャップを開封した際における色合いの差異に起因して消費者が懐く違和感や不信感に係る感情を緩和することができる。
【0012】
また、底部のシール部に至るグラデーション領域を配設することにより、シール部近傍で遮光層の層厚を薄くして、遮光層の影響を小さくし、シール部での色合いの差異に起因する違和感についても同様に緩和することができる。
【0013】
本発明の他の構成は、上記主たる構成において、口筒部の上端に至るグラデーション領域の端部である口筒部、若しくはシール部に至るグラデーション領域の端部であるシール部を、遮光層が積層されていない非遮光領域とする、と云うものである。
【0014】
上記構成は、グラデーション領域の端部における遮光層の層厚の減少をさらに進行させて、口筒部、若しくはシール部を遮光層が積層していない、非遮光領域としたものであり、このような構成は多層ブロー成形用ダイスを用いて共押出成形により多層パリソンを成形する際、所定のタイミングで遮光層を形成する遮光層用樹脂の流路において前述したようなバルブ機構やシャッター機構等の適宜の手段で遮光層用樹脂の流動を開始あるいは停止することにより可能となる。
【0015】
そして、上記構成により口筒部、若しくはシール部を非遮光領域とすることにより、口筒部やシールにおける色合いの差異による違和感に係る問題をより確実に解消することができる。
【0016】
本発明のさらに他の構成は、上記主たる構成において、積層構造を外側から内側に向けて、外層/遮光層/接着層/バリア層とする、と云うものである。
【0017】
本発明の積層ブロー壜体の積層構造は、外層の内側に遮光層を積層すると云う範疇の中で、さまざまな態様とすることができ、上記構成はその代表的なバリエーションの一つである。ここでバリア層としては、使用目的に応じて酸素等の気体、薬剤や化粧料の成分、水分、香料成分等の成分に対してバリア機能やこれら成分の吸着を防止する機能が発揮されるものを選択することができ、遮光層による遮光機能と、バリア層によるバリア機能を合せて内容物の品質の低下を効果的に防止することができる。
また接着層は遮光層とバリア層を接着する機能を発揮させるための層である。
【0018】
ここで、接着層やバリア層は一般的に外層や遮光層に比較してその層厚を薄くして積層するため、例えば遮光層が黒に着色している場合には、接着層やバリア層によりその着色濃度が若干緩和されるものの、依然としてグレーの色合いが現出するため、本発明のグラデーション領域による作用効果は十分に発揮される。

【発明の効果】
【0019】
本発明は、上記した構成となっているので、以下に示す効果を奏する。
すなわち本発明の主たる構成を有する積層ブロー壜体にあっては、
口筒部の上端に至る、あるいは底部のシール部に至るグラデーション領域を配設することにより、口筒部あるいはシール部における遮光層の層厚を薄くして、遮光層の影響を小さくし、遮光層を積層したことに起因する口筒部の色合いの差異による違和感や不信感に係る問題を効果的に解消することができる。

【図面の簡単な説明】
【0020】
【図1】本発明の壜体の第1実施例を一部縦断して示す側面図である。
【図2】図1の壜体の底面図である。
【図3】本発明の壜体の第2実施例の上半部の半縦断側面図である。
【図4】本発明の壜体の第3実施例を一部縦断して示す側面図である。
【図5】多層パリソンの成形状態を示す概略説明図である。
【図6】従来の積層ブロー壜体の一例の半縦断側面図である。
【発明を実施するための形態】
【0021】
以下、本発明の実施形態を実施例により図面を参照しながら説明する。
図1、2は本発明の積層ブロー壜体の第1実施例を示すものであり、図1は一部縦断して示す側面図、図2は底面図である。この壜体1は円筒状の口筒部2、肩部3、上部から中央高さ位置にかけてテーパー状に拡径する筒状の胴部4、そして底部5を有し、底部5にはパリソンのピンチオフ時に形成されるシール部6が径方向に位置している。
【0022】
この壜体1は全高さ範囲に亘って、外殻を形成する外層11の内側に遮光層12を積層したものであり、外層11は高密度PE樹脂製で白色に着色したもの、遮光層12は低密度PE樹脂に微粉状のカーボンブラックと酸化チタンを分散して遮光性が発揮されるようにしたものでグレーに着色している。
【0023】
外層11と遮光層12の層厚の比は、後述するグラデーション領域G1、G2を除いた領域で略1:1である。
そして、胴部4の上端部から口筒部2の上端に至る部分には、図中の口筒部2近傍の拡大図にも示されるように、口筒部2の上端に向けて遮光層12の層厚がグラデーション状に減少する、遮光層12の層厚に係るグラデーション領域G1が配設されている。
また、底部5のシール部6に至る部分には、図中のシール部6近傍の拡大図にも示されるように、このシール部6に向けて遮光層12の層厚がグラデーション状に減少するグラデーション領域G2が配設されている。
【0024】
ここで、本実施例の壜体1は前述したように遮光層12に、カーボンブラックと酸化チタンを分散させて遮光機能を発揮するようにしたものであり、遮光層12はグレーに着色している。
従って、図6に示されるような遮光層112の層厚が全領域に亘って外層111と同様な壜体101では、使用時にキャップを開封した際、口筒部102の内周面に濃いグレーの色合いが視覚され、違和感や不信感等の悪い印象を抱く懸念があるが、一方、図1に示される本実施例の壜体1では、グラデーション領域G1を配設することにより、口筒部2近傍では遮光層12の層厚を薄くして、グレーの濃度を低く抑制することができ、上記したような濃いグレーの色合いによる違和感を緩和することができる。
【0025】
また、図2に示されるように、底部5の底面に位置するシール部6では両側を白色の外層11にサンドイッチ状に挟まれた状態で、グレーに着色した遮光層12の端面が直線状に露出するが、本実施例の壜体1では、グラデーション領域G2を配設することにより、遮光層12の端面の層厚を、極く薄いものとすることができ、シール部6を視覚した際の違和感を緩和することができる。
【0026】
次に、図5は多層パリソンの成形状態を示す概略説明図で、特に図1に示される壜体1のグラデーション領域G1、G2を形成するための方法を概略的に説明するためのものであり、開状態にあるブロー成形のための割金型31の間に多層押出し成形用のダイス32から円筒状の多層パリソン20を押し出した状態を示す。
【0027】
この多層パリソン20は、高密度PE樹脂製の外層21と微粉状のカーボンブラックと酸化チタンを分散した低密度PE樹脂製の遮光層22から形成されているが、上端部の壜体1のグラデーション領域G1に相当する位置には遮光層22の層厚に係るグラデーション領域Gp1、下端部の壜体1のグラデーション領域G2に相当する位置には遮光層22の層厚に係るグラデーション領域Gp2が配設されている。
そして、パリソン20のグラデーション領域Gp1とグラデーション領域Gp2のそれぞれを割金型31の口部33と、ピンチオフ部34に対向する高さ近傍に位置させた状態で、型閉めし、上端開口部からエアをブローすることにより、図1に示されるようなグラデーション領域G1、G2を配設した壜体1を成形することができる。
【0028】
ここで、この多層パリソン20は、内側から遮光層流路、外層流路の順に配設された少なくとも2ケの円環状層形成流路と、この層形成流路の下流に合流点を介して位置する合流路を配設した多層押出し成形用のダイスを用いて押出成形されるが、所定のタイミングでバルブ機構やシャッター機構の開度を調整する、あるいはアキュムレータ等による吐出圧力を調整することにより、遮光層用樹脂の流動量を調整して上記したように、パリソン20のグラデーション領域Gp1、Gp2を形成することができる。
【0029】
次に、図3は本発明の積層ブロー壜体の第2実施例を一部縦断して示す側面図であり、この壜体1は図1に示される第1実施例の壜体1のバリエーションの一つで、グラデーション領域G1の配設態様を変えたものである。(壜体の下部分は図示を省略している。)
この図3の壜体1では胴部4の所定の高さから口筒部2の上端にかけての領域にグラデーション領域G1が形成されているが、このグラデーション領域G1のなかで、肩部3の直下から口筒部2の上端までの範囲は、遮光層12の積層がない外層11による非遮光領域Sとしている。
【0030】
前述した、多層パリソン20の成形方法において、遮光層用樹脂の流動を調整するバルブ機構やシャッター機構を所定のタイミングで閉の状態からの開の状態にすることによりこのような、層構成を達成することができる。
そして、このようにグラデーション領域G1の端部を非遮光領域Sとすることにより、使用時にキャップを開封した際の口筒部2の内周面の色合いに起因する違和感や不信感の問題を完全に解消することができる。
【0031】
次に、図4は本発明の積層ブロー壜体の第3実施例を一部破断して示す側面図であり、壜体1の全体的な形状は図1の壜体1と同様である。
そしてこの壜体1では全高さ範囲に亘って、白色に着色した高密度PE樹脂製で外殻を形成する外層11の内側に、低密度PE樹脂に微粉状のカーボンブラックを分散して遮光機能が発揮されるようにして黒色に着色した遮光層12を積層し、さらにその内側に、ポリオレフィン系接着樹脂からなる接着層13を介して高いガスバリア性を有するEVOH樹脂製のバリア層14を積層したものである。(図中の拡大図参照)
【0032】
ここで、図1の壜体同様に遮光層12の層厚に係るグラデーション領域G1とG2を配設されている。一方、接着層13とバリア層14の層厚はバリア性を十分に発揮させるように、全高さ範囲に亘って略同じ層厚としている。
そして、このように遮光層12に係るグラデーション領域G1、G2を配設することにより、接着層13とバリア層14が積層していることも相俟って、口筒部2の内周面における遮光層12の黒色現出を薄いグレー色にまで抑制することができた。またシール部6でも遮光層12の端面の露出は極く細い線状とすることができ、シール部6を視覚した際の違和感をほとんど無くすことができた。
【0033】
以上、実施例に沿って本発明の実施の形態を説明したが、本発明の作用効果はこれら実施例に限定されものではない。
たとえば、外層に使用する樹脂と遮光層に使用する樹脂の組合せは、使用目的に応じ、遮光層に発揮せしめる機能、多層パリソンの成形性、ブロー成形性等を考慮してさまざまな態様で選択することができる。
【0034】
また、どの程度の範囲でグラデーション領域を配設するか、あるいは端部を非遮光領域とすることも含めてどの程度まで遮光層の層厚を減少させるか等のグラデーション領域に係る構成は、遮光層により達成される遮光機能、グラデーション領域の成形性、そしてグラデーション領域の作用効果の程度、すなわち色合いの差異を緩和する作用効果を考慮して決めることができる。
また、上記実施例ではバリア層としてガスバリア性を有するEVOH樹脂を積層する構成を説明したが、ガスバリア性はこれらに限定されず、使用目的に応じて、薬剤や化粧料の成分、水分、香料成分等の成分に対してバリア機能やこれら成分の吸着を防止する機能が発揮されるものを選択して使用することができる。
また、外層の内側には必要に応じてさらに他の層を積層することもできる。

【産業上の利用可能性】
【0035】
本発明の積層ブロー壜体は上記説明したようなもので、遮光層の層厚に係るグラデーション領域を配設することにより、口筒部やシール部の色合いの差異による違和感や不信感を効果的に解消することができるものであり、遮光性、さらにバリア性を付与した壜体として幅広い用途展開が期待される。

【符号の説明】
【0036】
1、100;壜体
2、102;口筒部
3、103;肩部
4、104;胴部
5、105;底部
6、106;シール部
11、111;外層
12、112;遮光層
13;接着層
14;バリア層
20;パリソン
21;外層
22;遮光層
31;割金型
32;ダイス
33;口部
34;ピンチオフ部
G1、G2;グラデーション領域
S;非遮光領域

【特許請求の範囲】
【請求項1】
押出成形した筒状の多層パリソンのブロー成形により成形され、口筒部(2)と肩部(3)と胴部(4)とパリソンのピンチオフによるシール部(6)が形成された底部(5)を有し、外殻を形成する外層(11)の内側に、遮光機能を有する遮光層(12)を積層して構成される積層ブロー壜体であって、前記口筒部(2)の上端に至り該上端に向けて遮光層(12)の層厚がグラデーション状に減少する遮光層(12)の層厚に係るグラデーション領域(G1)と、前記底部(5)のシール部(6)に至り該シール部(6) に向けて遮光層(12)の層厚がグラデーション状に減少する遮光層(12)の層厚に係るグラデーション領域(G2)のうち、少なくとも一方のグラデーション領域を配設したことを特徴とする合成樹脂製の積層ブロー壜体。
【請求項2】
口筒部(2)の上端に至るグラデーション領域(G1)の端部である口筒部(2)、若しくはシール部(6)に至るグラデーション領域(G2)の端部であるシール部(6)を、遮光層(12)が積層されていない非遮光領域(S)とした請求項1記載の積層ブロー壜体
【請求項3】
積層構造を外側から内側に向けて、外層(11)/遮光層(12)/接着層(13)/バリア層(14)とした請求項1または2記載の積層ブロー壜体。

【図1】
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【図2】
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【図3】
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【図4】
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【図5】
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【図6】
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【公開番号】特開2011−213370(P2011−213370A)
【公開日】平成23年10月27日(2011.10.27)
【国際特許分類】
【出願番号】特願2010−82031(P2010−82031)
【出願日】平成22年3月31日(2010.3.31)
【出願人】(000006909)株式会社吉野工業所 (2,913)
【Fターム(参考)】