説明

積算紫外線暴露検出装置

【課題】前以て決定した量の紫外線を検出するための新規な装置の提供。
【解決手段】ジインモノマーを装置または処方物においてホトクロミック剤として使用する。装置および処方物は、紫外線のレベルを検出するために、種々の部位に半恒久的に取付けために身体に適用することができる。クリアーフィルムをメガネのレンズ上に配置して、レンズと眼との間に存在する紫外線を検出することができる。

【発明の詳細な説明】
【技術分野】
【0001】
本件発明は、前以て決定した量の紫外線を検出する装置に関する。
【背景技術】
【0002】
日光への暴露は多少の利益、特に黄褐色の健康な外観を有するが、紫外線は実質的な有害作用を有する。紫外線は、皮革のなめしと非常に似た、急速な皮膚の老化および硬化を引き起こすことがある。さらに、紫外線は重度の紅班を引き起こし、これは重度の患者において身体的に衰弱することがある。特定の問題において、紫外線はDNA の損傷を引き起こし、これにより皮膚癌または他の細胞の増殖性疾患に導くことがある。
【0003】
皮膚癌はすべての癌のうちで最も優勢であり、そして癌の最も予防可能な形態である。基底細胞癌は白色の皮膚および金髪をもつ人の間で非常に普通であるが、骨への転移は非常に稀である。毎年約3 万5 千人のアメリカ人の皮膚に悪性黒色腫が発生し、毎年約7 千人が死亡している。最後に、耳、顔、唇および口上に見出される偏平上皮癌は、白人種における第2 の最も普通の皮膚癌であり、毎年約2 千3 百人の死亡を引き起こす。
【0004】
また、紫外線は重度の眼の損傷を引き起こし、角膜のやけど、網膜のやけど、瞼裂斑および翼状皮膚、皮質部白内障および筋肉変性に導くことがある。白内障は視的障害の主要な原因であり、紫外線暴露は主要な原因である。世界的な、1.7 ×107 人の人々は白内障により盲になり、ほぼ1.5 ×106 の白内障抽出が毎年米国において実施されている。
【0005】
子供、中年過ぎの人、免疫無防備状態の個体、皮膚疾患を有する個体、エリテマトーデスの患者、または紫外線に対して特に罹病性または感受性の他の人は紫外線から生ずる損傷および疾患を特に受けやすい。これらの罹病性個体は過度の暴露に対して警告を受けるべきである。多くの場合において、個体は紫外線を吸収する日焼けスクリーンに頼っている。
【0006】
しかしながら、これらのスクリーンおよびローションは、汗、摩耗、水への暴露、およびその他のために経時的に失われる。これらの環境下に、保護は失われ、人は望ましくない紫外線に暴露される。紫外線保護被覆は眼のための製品として入手可能である。しかしながら、個体は受ける保護のレベルを知る便利な方法をもたない。また、紫外線レンズのコーティングはメガネの回りから入る迷走光に対して保護することができない。
【0007】
必要となったとき、利用可能であるように、好都合に使用しかつ担持することができる、実際的紫外線検出装置が要求されている。紫外線の線量計として作用する、多数の光化学的システムが文献に記載されされてきている。例えば、米国特許第5,581,090 号、米国特許第5,028,792 号、米国特許第3,710,115 号およびその中に引用されている文献を参照のこと。また、カード、紫外線カード(South Seas Trading Co. から入手可能である) および紫外線メーター(SafeSunと呼ばれる、Online Catalogから入手可能である) のような装置が入手可能である。
【0008】
しかしながら、製品の広い受容性を保証するために、紫外線センサーは小さくかつ非侵入性、防水性、耐久性、日焼け止めと組合わせて有用であり、貯蔵容易、使い捨て可能、使用および解釈容易であり、そして紫外線の首尾一貫した、正確な記録を提供すべきである。
【発明の概要】
【0009】
発明の要約
皮膚の紫外線暴露を積算検出する装置および組成物が提供される。装置および組成物は、担体と、紫外線への暴露時に色変化するホトクロミック(photochromic)物質を有する。特に、ジアセチレン(diacetylene) は皮膚または眼の製品に接着する形態で使用され、これは消耗したときまたは必要に応じて除去することができる。これらの装置は、それらの使用を促進し、担持が容易であり、好都合に包装され、非侵入性であり、使い捨て可能であり、そして解釈が容易である、好都合な形態である。
【発明を実施するための形態】
【0010】
特定の態様の説明
積算紫外線検出装置および組成物が提供される。これらの装置および組成物は、試験または暴露の期間の間の紫外線の連続的モニターを可能とし、そして試験または暴露の期間がいったん終了したとき、容易に除去することができる。適用のために、装置は試験または暴露の期間の間に保持され、その後容易除去されるように位置決定される。したがって、装置はほとんどの部分についてエラストマーでありおよび/または接着性である。装置はそれらが配置される部位において半恒久的であり、下に横たわる支持体、通常皮膚を損傷しないで除去可能である。装置は、また、眼の製品とともに適用可能である。
【0011】
装置は、多少異なる形態を取るが、照射レベルを示し、合計の照射量が安全な量を超えるとき警告を発し、貯蔵容易であり、使い捨て可能であり、小さくかつ非侵入性であるので、人上の担持および貯蔵が容易であり、防水性、耐久性であり、日焼け止めとともに使用可能であり、そして魅力的であって使用を促進することができる。さらに、皮膚上に配置する装置は透明であるので、色素が実質的に暗色化してしまうまで、皮膚の未黄褐色化部分を生じない。さらに、日焼けローション、オイルおよびクリームでコーティングすることができるので、皮膚が暴露される紫外線の正確な量を記録することができる。
【0012】
弾性バンドのために、皮膚を刺激せずかつホトクロミック剤と適合性である、任意のエラストマー材料を使用することができる。エラストマーは、黄褐色化のとき観察容易なバンドを残さないように、実質的に透明であるか、あるいは十分に小さい大きさであろう。エラストマーは、ポリイソブチレン、エチレンプロピレンコポリマー、ポリイソプレン、およびその他を包含する。エラストマーは、皮膚がコーティングを変化する程度に吸収するのと同程度に多く、任意の日焼け保護コーティング吸収するように選択することができる。
【0013】
これらのエラストマーは、一般に約0.5mm 〜約5mm 、通常3mm 以下の厚さを有する、バンドまたはリボンの形態であり、そしてバンドのデザインおよび形状に依存して、同一のまたはそれより広い幅を有することができる。バンドは連続的であるか、あるいは結合またはクラスプにより接合することができる。必要に応じて、紫外線不透明カバー、特に刻みをつけたカバーを使用することができる。刻みをつけたカバーを使用することによって、カバーの個々の部分を除去し、こうしてバンドの全体が暴露されかつ消耗されてしまうまで、単一のバンドを反復して使用することができる。
【0014】
カバーは紙またはプラスチックであることができ、これはカバーを使用する条件に耐えることができるであろう。バンドの大きさまたは直径は身体部分、例えば、指、手首、前腕、二頭筋、またはその他にぴったり適合するように選択される。エラストマー装置を予備成形し、ホトクロミック剤と組合わせ、例えば、ホトクロミック剤で含浸し、塗布し、スプレーなどするか、あるいはエラストマー材料と配合し、適当に成形し、押出し、流延しなどすることができる。エラストマー装置を予備成形し、次いでホトクロミック剤の溶液で、好都合にはホトクロミック剤のコーティングおよび/または侵入およびエラストマー中の保持を促進するポリマーと組合わせて、含浸することができる。
【0015】
使用できるポリマーは、アクリルおよびスチレンのポリマー、ゴム、およびその他を包含する。エラストマーを軟化するが、溶解せず、かつエラストマーの中へのホトクロミック剤の含浸を促進させる、種々の溶媒を使用することができる。選択する溶媒は揮発性であり、周囲圧力下に周囲温度以上であるが、約100 ℃より低い沸点を有するべきであり、そして溶媒の残留物は皮膚を刺激してはならない。溶媒はエラストマーの表面を軟化するか、あるいはエラストマーの厚さの一部分までエラストマーに含浸することができるが、通常エラストマーを溶解しないので、溶媒が揮発するとき、エラストマー装置はもとの形態と実質的に同一の形態であろう。
【0016】
エラストマー表面をコーティングするとき、コーティング溶媒は通常ホトクロミック剤をエラストマーの中への含浸させるか、あるいはホトクロミック剤をエラストマー装置の表面上に保持するポリマーの保護コーティングを提供するであろう。溶媒の例は、クロロホルム、ジエチルエーテル、酢酸エチル、ブタノン、テトラヒドロフラン、トルエン、ジクロロメタンおよびその他である。ホトクロミック剤の濃度は、紫外線への暴露時にエラストマーの視的色変化を引き起こすために十分であり、そしてエラストマーの特質、ホトクロミック剤、およびその他に依存して変化させることができる。
【0017】
一般に、濃度は約10〜500mg/ml、好ましくは約50〜250mg/mlの範囲であろう。ポリマー剤がまた存在する場合、これは約10〜500mg/ml、より通常約50〜200mg/mlの濃度で存在することができる。好都合には、種々の付加または縮合ポリマー、例えば、アクリル、ビニル、ポリアルキレン、ポリエステル、ポリエーテルポリマーを使用することができる。
【0018】
含浸後、溶媒を真空下に、高温において、周囲条件下に、またはその他において蒸発させる。処理の間およびその後貯蔵の間、好都合には紫外線を透過しないか、あるいは不透明カバーでカバーされた不透明容器の中にエラストマー装置を貯蔵することによって、エラストマー装置を紫外線から保護すべきである。
【0019】
変化する量のホトクロミック剤を使用することによって、照射のグラデーションを決定することができる。こうして、前に示した範囲内でこの量を変化させることによって、異なるレベルの暴露を検出することができる。例えば、50mg/ml、100mg/ml、および200mg/mlの1 系列の処方物を調製することができ、ここで処方物は装置の異なる部位に存在し、各々は同一量の紫外線に暴露される。また、ホトクロミック剤を紫外線に暴露したとき発生する色の暗さを使用して、照射量を判定することができる。装置の構造に依存して、ホトクロミック剤は線、バンド、デザイン、メッセージ、二次元の数字、またはその他として存在することができる。
【0020】
エラストマーの代わりに、非エラストマーのフィルム、例えば、テープ、デカルコマニア、またはラベルを使用することができる。フィルムは、指の爪を含む、表皮に接着するために適当な接着剤であるか、あるいはそれを有する。紫外線により容易に影響を受けない表皮領域、例えば、指の爪を除外して、フィルムは透明であろう。フィルムをホトクロミック剤と種々の方法で組合わせることができる。フィルムは前述したようにホトクロミック剤の溶液で含浸させることができる。
【0021】
あるいは、ホトクロミック剤をインクとしてフィルムの表面に適用することができ、これによりホトクロミック剤はフィルムに結合するようになる。商業的に入手可能な、種々の恒久的インクまたはインクマトリックスを使用することができ、ここでホトクロミック剤をインクと混合し、インクはクリアー(他の色素を含まない)であるか、あるいはホトクロミック剤の色の発生を妨害しない色で着色することができる。インクはフィルム支持体上に任意の好都合な手段、例えば、コーティング、スプレー、プリントまたはその他により塗布することができる。含浸またはコーティングのためのホトクロミック剤の濃度は、一般に、エラストマー処理溶液について前述した濃度範囲とほぼ同一であろう。
【0022】
接着性装置は通常ある層に接着させ、ホトクロミック剤を含有するフィルムに対して接着性層をなお保持するようにして、これから接着性層を容易に除去することができる。広範な種類の保護層は、バンドエード(商標)、ラベルまたはデカルコマニア材料、医療等級のテープ、接着テープの層、およびその他として入手可能である。あるいは、装置がロールの形態でないとき、装置の表面から分離することができる接着剤を使用することができる。
【0023】
テープは種々の形態を取り、不透明であり、例えば、損傷をカバーするための接着テープ、またはクリアーであり、例えば、新型のテープであることができる。他の状況において受容される、多数の接着剤を使用することができ、ここで接着剤は支持体表面に強く接着するが、テープはそれを表面から引くことによって除去可能である。テープは種々の大きさを有し、比較的小さいことができる。
【0024】
皮膚をいっそう均一に黄褐色化しかつ侵入的外観を最小するために、クリアーテープは好ましい。通常、テープは約0.5 〜3cm の長さおよび約0.2 〜2cm の幅である。ホトクロミック剤を含有する層の厚さは、その表面の関係において色変化を容易に検出可能とするために十分である。ホトクロミック剤の濃度に依存して、要求される厚さは変化し、一般に約0.1 〜1000μ、より通常10〜100 μの範囲で変化する。
【0025】
あるいは、フィルムは皮膚に適用できるデカルコマニアであることができ、ここでデカルコマニアは、その存在を容易に検出することができるように、通常少なくとも部分的に着色されている。ある場合において、デカルコマニアはそれを皮膚に適用する前に湿潤させることが必要であろう。デカルコマニアは種々の幾何学的形状または異形を取ることができ、例えば、数字の形状、動物、物体、およびその他であり、ここで一部分はデザインで着色することができ、このデザインはホトクロミック剤の発生により増強することができる。
【0026】
ホトクロミック剤はデザインを生成することができ、ここでデザインの領域が増加するにつれて、デザインが変化するように、デザインは異なる濃度のホトクロミック剤を有することができる。このようにして、紫外線に対する暴露の範囲を決定することができる。あるいは、ホトクロミック剤の暗さに比較して暴露の程度を示す着色した参照ゾーンに隣接させて、ホトクロミック剤をプリントすることができる。黄褐色化の変動を最小するように、これらのゾーンを非常に小さくするか、あるいは着用者が望むメッセージを提供するように、これららのゾーンを選択することができる。
【0027】
ホトクロミック剤の色変化によって、種々のメッセージをプリントすることができる。ホトクロミック剤が存在する領域と残りのバックグラウンドとを対比させることによって、紫外線または他の情報の状況に関するメッセージを提供することができる。こうして、ホトクロミック剤で文字をプリントし、バックグラウンドをホトクロミック剤と同一にするが、ホトクロミック剤が色変化したとき、同一でないようにことができる。あるいは、ホトクロミック剤が着色したとき、バックグラウンドをホトクロミック剤と類似させることによって、メッセージを消失させることができる。
【0028】
また、ホトクロミック剤の領域の色が深くなるにつれて、種々の色を標準とすることができる。標準は前述したように紫外線の種々のレベルに関係づけることができる。異なる濃度のホトクロミック剤の領域を使用するとき、異なる濃度と異なる標準の色との間で、紫外線暴露のグラデーションをほとんど連続的とすることができる。紫外線を変化する程度にブロックする透明なコーティングまたはフィルムを、ホトクロミック剤の領域にわたって配置して、暴露に対する感受性を異ならせることができる。これらの層はクリアープラスチックフィルムまたはクリアーガラスであり、そしてSPF または他の紫外線スクリーニング化合物を含むことができる。
【0029】
皮膚の暴露をまねるように、装置は種々の保護日焼け止めコーティングの保持性を有するべきである。その程度に対して、使用する日焼け止めは装置と適合性であるべきである。フィルムは多孔質または非多孔質であって、日焼け止めを許容される深さに吸収することができる。フィルムは皮膚に類似する方法で日焼け止めで湿潤すべきである。種々のプラスチックを変性して、例えば、化学的または物理的に変性して所望の性質を提供し、特定のモノマーを使用して大量のモノマー、または下に横たわる支持体および日焼け止め処方物の双方と適合性の層の薄いコーティングの特性を変更することができる。
【0030】
また、身体表面、例えば、皮膚、指の爪、またはその他に接着性コーティングを形成する種々の処方物を調製することができる。この目的のために、ホトクロミック剤と組合わせた、指の爪磨き処方物、例えば、アクリルペイントのような処方物を使用することができ、ここで指の爪磨き処方物はクリアーであるか、あるいはホトクロミック剤の検出を妨害しない着色剤で着色することができる。爪磨き処方物はの薄い層を指の爪を1 回またはそれ以上コーティングして、紫外線暴露のとき、指の爪が着色するようにすることができる。
【0031】
あるいは、疎水性組成物、例えば、香膏、ローション、またはその他を使用することができ、ここで約50〜99重量%の疎水性剤、例えば、炭化水素、水素化油、脂肪酸エステル、およびその他を含有する種々のワックスをベースとする処方物を使用することができる。テキスチャー、感覚刺激性、安定性、またはその他のために、種々の添加剤を添加することができる。これらの添加剤の例は、リポソーム、重合リポソーム、プラスチック微粒子、タンパク質混合物、化粧処方物および香膏において使用されている添加剤である。
【0032】
ホトクロミック剤を日焼け止めローションとエマルジョンとして処方することができ、ここでホトクロミック剤は、皮膚上で破壊して広がる、液体粒子、例えば、リポソームの中に包封される。液体粒子の破壊は強く接着性のフィルムを生じ、これは紫外線保護剤下に皮膚に接着する。従来記載された種々のポリマー、例えば、セルロースを液体粒子中で使用することができる。典型的な処方物は、米国特許第5,543,136 号、米国特許第4,897,259 号、米国特許第4,184,978 号および米国特許第3,895,104 号に記載されている。
【0033】
あるいは、リポソームがリポソームマトリックスの一部分および問題のインジケーターの双方であるように、ホトクロミック剤はリポソーム(例えば、ジアセチレン系脂質)の一体的部分であることができる。
ホトクロミック剤を処方物と容易に混合して、スティック、ペイントまたはローションを製造することができ、このような処方物は、皮膚に適用したとき、ホトクロミック剤を皮膚に強く接着させることができる。
【0034】
これらの場合の各々において、ホトクロミック剤および基剤を適用する方法は文献においてよく知られており、基剤はそれと混合するホトクロミック剤を強く接着させ、そして好都合な手段によるホトクロミック剤含有製品の除去を容易とする。爪磨き処方物はおだやかなこすりにより除去できるか、あるいは爪磨き処方物リムーバーで除去することができ、香膏、例えば、ChapStik(商標)、および他のコーティングは石鹸で除去することができ、テープおよびデカルコマニアは引張りまたはこすり取り、またはその他により除去することができる。
【0035】
本発明のホトクロミック剤はジイン(diyne)(共役ジアセチレン)、特に少なくとも約8 個の炭素原子かつ約36個以下の炭素原子、より通常約12〜30個の炭素原子の酸、エステル、ウレタン、アミド、ニトリル、およびアルコールのモノマーである。アセチレン系グループは一般に末端の炭素原子から少なくとも1 個の炭素原子が置換されているであろう。ジインの官能基の種々の誘導体は、特定の処方物において使用するためにジインの性質を変更する働きをすることができる。
【0036】
これらの化合物に関する情報については、下記の文献を参照のこと:米国特許第5,685,641 号、米国特許第5,622,872 号、米国特許第5,618,735 号およびその中に引用されている参考文献。モノマーおよびそれらの製造および誘導体のそれらの完全な記載に関して、それらの開示は引用することによって本明細書の一部とされる。
【0037】
これらの化合物はモノマーとして、それらが紫外線から保護されるということを除外して、特別の要件を必要としないで、種々の処方を使用して容易に処方される。それらは種々の溶媒中に溶解し、種々のポリマーと混合し、そして異なる物質を添加して、安定に分散した組成物を製造することができる。紫外線に暴露したとき、組成物は淡い青色から黒色の金属光沢に変化する。
【0038】
本発明の装置、特にクリアー接着フィルムは、これをメガネのレンズと組合わせて使用することによって、眼を紫外線に対して保護するために使用される。この場合において、レンズを通して来る紫外線およびメガネの外側から入る迷走する光に眼が暴露された程度を決定することができる。好都合には、感知するフィルムをメガネのレンズの内側に配置し、こうして着用者がメガネ−眼のキャビティ内の太陽の暴露のレベルを瞬間的または連続的に判定することができる。
【0039】
適度な太陽への暴露のとき、淡い青色が出現し始めるが、延長したまたはいっそう強い暴露のとき、色はより深くなるであろう。さらに、前述したように、ホトクロミック剤の異なる濃度の領域を存在させて、暴露のグラデーションを得ることができる。クリアーである種々のフィルム、例えば、アクリル、ポリアルキレン、ポリビニルエーテルおよびエステル、およびその他を使用することができ、これらをクリアー接着層でコーティングすることができる。次いでフィルムをレンズの角に接着させ、紫外線への暴露の間にモニターすることができる。
【実施例】
【0040】
下記の実施例により、本発明を例示する。これらの実施例は本発明を限定しない。
実験
実施例1一般的着用のための弾性バンドのセンサー
ゴムバンド(直径約5.1cm(2 インチ)、幅約6mm(1/4 インチ)、および厚さ0.8mm(1/32インチ)、Alliance Rubber Band、米国)または薄い弾性ストレッチコード(結んでループにされた厚さ1.6mm(1/16インチ)および直径約5.1cm(2 インチ)の標準的白色布帛のショックコード)を使用して、弾性バンドのセンサーを作った。
【0041】
10本のバンドを50mlのモノマー溶液(150mg/mlのクロロホルム中の10,12-トリコサジイン酸および100mg/mlのV28 アクリルプラスチック)を含有する100ml のスクリューカップジャーに添加し、室温において1 分間撹拌した。バンドを好都合にワイヤに通してループにした後、浸漬して、バンドのすべてを同時に添加し、取出し、乾燥できるようにした。
【0042】
バンドを溶液から持ち上げ、ジャーの上で振って過剰の溶媒を除去し、室温において3 時間空気乾燥して、すべての溶媒を蒸発させた。乾燥したとき、弾性バンドは腕または足首の回りに配置し、太陽光照射のセンサーとして使用し、太陽光中で通常の活動の間に着用することができた。
【0043】
実施例2指の着用のための弾性バンドの太陽光センサー
ゴムバンド(直径約2.5cm(3/4 インチ)、幅1.6mm(1/16インチ)、および厚さ0.8mm(1/32インチ)、Goody Products,Inc. )または薄い弾性ストレッチコード(結んでループにされた厚さ1.6mm(1/16インチ)および直径約2.5cm(3/4 インチ)の標準的白色布帛のショックコード)を使用して、弾性バンドのセンサーを作った。10本のバンドを50mlのモノマー溶液(150mg/mlのクロロホルム中の10,12-トリコサジイン酸)を含有する100ml のスクリューカップジャーに添加し、室温において1 分間撹拌した。
【0044】
バンドを好都合にワイヤに通してループにした後、浸漬して、バンドのすべてを同時に添加し、取出し、乾燥できるようにした。バンドを溶液から持ち上げ、ジャーの上で振って過剰の溶媒を除去し、室温において3 時間空気乾燥して、すべての溶媒を蒸発させた。乾燥したとき、弾性バンドは指の回りに配置し、太陽光照射のセンサーとして使用し、太陽光中で通常の活動の間に着用することができた。
【0045】
実施例3一般的配置のための医療用テープの太陽光センサー
約3m(10 フィート)のストックの医療用テープ幅約6mm(1/4 インチ)の透明な容易に裂ける医療等級)プラスチックテープを、その長さに沿って、モノマー10,12-トリコサジイン酸(TDA )を含有するインクの約1.6mm(1/16インチ)の幅の線で装飾した。インクの線はペン(オレンジ色のSharpie ブランドの恒久的インクペン)で形成した。ペンのカートリッジを除去し、オレンジのインクを4 ドラムのバイアルの中に入れた。
【0046】
TDA をインク体積に添加して、最終濃度を75mgのTDA /mlのインクとした。TDA インク混合物をペンのカートリッジに添加し戻し、ペン中で置換した。テープをスプール機構に取り付けて、テープを1 つのローラーから他のローラーに巻き取るとき、テープの非接着側に沿ってオレンジ色の線をペン先端で描いた。インクが乾燥した後、層の間でオーバーラップするような速度で、テープを巻き取った。好都合には、テープを小片に裂き、これを皮膚または衣類に適用することによって、すぐに使用できる太陽センサーのストリップを作った。太陽光へ長時間暴露すると、オレンジ色の線は暗色の黒色−青色の線に変化して、高いレベルの紫外線照射を示した。
【0047】
また、テープ上に二重線を使用して、テープセンサーのストリップを作ることができ、ここでTDA モノマーを含まないオレンジ色のペンで1 本の線を描き、そして平行の隣接する線をTDA モノマーを使用して描いた。この立体配置は色変化を比較するためのオレンジ色の参照色を着用者に提供した。
【0048】
実施例4皮膚および他の表面への適用のための香膏スティック
ChapStikTMのスティックから抽出した44%のペトロラタム、1.5 %のパジメート(Padimete)、0.1 %のラノリン、1 %のイソプロピルミリステート、および0.5 %のセチルアルコールの溶融混合物を使用して、固体のワックス様スティックを製造した。3 重量%の10,12-トリコサジイン酸を添加し、溶融して混合物の中に入れた。
【0049】
成分の混合物をガラス容器中で加熱して(150 °F より高い温度)液体にし、撹拌により混合し、1 端にスクリュークランクを有するプラスチックシリンダー/ディスペンサーの中に注いだ。プラスチックディスペンサーは2 インチの長さおよび約1.3cm(1/2 インチ)の直径であり、その開口端に保護キャップを有した。この混合物を1 時間かけて室温に冷却させた。
【0050】
太陽センサーの香膏は日光に暴露しようとする任意の皮膚表面、指の爪、または他の身体部分に容易に適用することができるであろう。コーティングすると、香膏は不可視のフィルムを残す。適度の太陽暴露のとき、淡い青色が出現し始める。長時間暴露すると、深い暗い青色が出現する。マイルドな石鹸を使用する洗浄またはナプキンを使用するぬぐいにより、この香膏は好都合に除去することができる。
【0051】
実施例5アクリルペイント/指の爪の磨き太陽センサー
商業的に入手可能なクリアーの爪磨き仕上げ剤(Orly Snap 、Orly International,Inc. 、酢酸エチル、酢酸ブチル、イソプロピルアルコール、ニトロセルロース、ジブチルフタレート、ポリビニルブチラール、エトクリレン、D&D red#6バリウムレーキ、D&D violet#2を使用して製造された) にモノマー10,12-ペンタコサジイン酸(PDA)を100PDAmg/mlの爪磨き仕上げ剤の最終濃度に添加することによって、透明な太陽センサーペイント/磨き処方物を製造した。
【0052】
PDA モノマーを透明になるまで混合した。指の爪および除去可能な接着バンドの双方の上に、薄いフィルムを形成した。磨き処方物は数分以内に乾燥した。乾燥すると、太陽センサー磨き処方物を日光に暴露した。適度の太陽暴露のとき、淡い青色が出現し始める。長時間暴露すると、深い暗い青色が出現する。おだやかな引っ掻きによるか、あるいは標準的指の爪磨き処方物のリムーバーを使用して、磨き処方物を容易に除去することができる。
【0053】
実施例6多重暴露レベルのセンサー
磨きペイントを使用して、多重暴露レベルの太陽センサーを作った。商業的に入手可能なクリアーの爪磨き仕上げ剤(Orly Snap 、Orly International,Inc.、酢酸エチル、酢酸ブチル、イソプロピルアルコール、ニトロセルロース、ジブチルフタレート、ポリビニルブチラール、エトクリレン、D&D red#6 バリウムレーキ、D&D violet#2を使用して製造された)にモノマー10,12-ペンタコサジイン酸(PDA)を200mgPDA/mlの爪磨き仕上げ剤、100mgPDA/mlの爪磨き仕上げ剤、および50mgPDA /mlの爪磨き仕上げ剤の最終濃度に添加することによって、透明な太陽センサーペイント/磨き処方物を製造した。
【0054】
PDA モノマーを透明になるまで混合した。PDA /磨き処方物の濃度の各々で、3 つの並んだスポットを塗布した。暗い青色を得るために、最低濃度のPDA を含有するスポットは最長の時間を必要とし、中間のスポットは第2 の長い暴露時間を必要とし、そして最高濃度のPDA を含有するスポットは暗い青色の外観を得るために最も短い暴露時間を必要とした。各スポットを変化させるために必要な暴露時間は、特定のスポット中のPDA モノマーの濃度と直線の時間関係にあった。
【0055】
多重暴露レベルのセンサーは、異なる暴露許容度を有する個体について最小の安全暴露レベルを示すために理想的である。例えば、極めて感受性の皮膚を有する個体は、第1の最も感受性のスポットが暗い青色に変化したとき、それ以上の暴露を最小とすべきであるが、太陽暴露に対して高度の許容性を有する個体は、最も感受性が低いスポットが暗い青色に変化するとき、それ以上の暴露を最小とすべきである。
【0056】
実施例7眼の製品に対するスチック・オン太陽センサー
透明テープのステッカー(切断され、好都合な除去ストリップ上に配置された、アクリルをベースとするラベルの色素を使用して製造された直径約6mm(1/4 インチ)の円形材料)を、1400mgのPDA /mlのクロロホルムの溶液でコーティングした。コーティングの厚さは約200 ミクロンであった。使用前に、コーティングを室温において6 時間乾燥させた。センサーのラベルは紫外線に暴露すべき任意の表面上に好都合に配置することができる。
【0057】
センサーのラベルをサングラスの内側に配置して、サングラスのレンズおよび眼の間のキャビティに入ることができる、迷走する透過光の量を測定することができた。センサーのラベルは、サングラスを着用センサーのラベル個体にとって、眼が暴露される紫外線の量を測定するために好都合である。センサーの位置を単に一瞥すると、メガネ−眼のキャビティ内の太陽暴露のレベルを瞬間的または連続的に判定することができる。適度の太陽暴露のとき、淡い青色が出現し始める。長時間暴露すると、深い暗い青色が出現する。
【0058】
実施例8逆メッセージ暴露の太陽センサー
標準的白色感圧性ラベル(Avery 約1.6cm(5/8 インチ)×約6.6cm(1 1/4 インチ)のMulti-Purpose 05428 S1020)を、クロロホルム中に溶解した150mg の10,12-トリコサジイン酸を含有する溶媒モノマー溶液でコーティングした。この溶液をフェルト先端のマーカー(Custom Color-T、Tria) から小出した。単一のブラシのストロークで単一のコーティングを適用し、室温において5 分間溶媒を乾燥させた。標準的タイプライターおよびタイプライター相関フィルム(KO-REC-TYPE 、部品番号3 )を使用して、白色のバックグラウンド上に白色の文字のメッセージをプリントした。
【0059】
白色の文字のメッセージを前もってコーティングしたラベルの上に直接タイプした。メッセージは下記のものを包含する:達成された安全な暴露レベル;それ以上の暴露を回避センサーのラベル;今日の十分な太陽光;およびその他。10分間日光に暴露すると(昼の12:00 における直接的日光)ラベルのバックグラウンドは淡い青色に変化し、言語は部分的にのみ可視である。30分の暴露後、メッセージは明瞭に見えるようになり、適切な太陽暴露を示し、そしてそれ以上の暴露を回避すべきことを示す。
【0060】
実施例9暴露レベルの色インジケーターを有する太陽センサー
クリアーインクジェットの透明フィルムを使用して、接着性裏張りを有する透明なプラスチックの太陽センサーを製造した。標準的インクジェットプリンター(Hewlett Packard 620 型のインクジェットプリンター)および標準的ソフトウェアのグラフィックスプログラムを使用して、1系列の淡い青色〜暗い青色の正方形(1/4 インチの正方形)を発生させた。PDA モノマーが強い日光に1時間かけて照射されるようになるとき、PDA モノマーの青色トーンに合致する色トーンを取り上げた。5 つの並んだ青色の正方形を最も淡い青色の正方形と左に対して直線的に並べた。
【0061】
言語「低い暴露」を淡い青色の正方形の上に書き、そして言語「高い暴露」を暗い青色の正方形の上に書いた。モノマー溶液の直線のストリップ(約3mm(1/8インチ))を、青色の正方形の列のすぐ下に塗布した。クロロホルム中に溶解した150mg の10,12-トリコサジイン酸を含有する溶媒モノマー溶液で、ストリップをコーティングした。この溶液をフェルト先端のマーカー(Customer Color-T、Tria) から小出した。単一のブラシのストロークで単一のコーティングを適用し、室温において5 分間溶媒を乾燥させた。
【0062】
太陽センサーを輝いた直接の日光の中に10〜60分間配置した。モノマーのストリップは10分後淡い青色に変化し始め、低いレベルの暴露を示した。60分の暴露の間に、ストリップは定量的により暗色になり続け、高いレベルの暴露が達成されたことを示した。
【0063】
実施例10ラブオン太陽センサー入れ墨
クロロホルムおよびアセトンの50:50 混合物中に溶解した100mg の10,12-トリコサジイン酸を含有するモノマース溶液でプリントされた、薄い接着性膜のプラスチックを使用して、ラブオン非恒久的入れ墨を調製した。モノマー/溶媒混合物を室温において10分間蒸発させるた。源として商業的売人を使用して、アニメ映画のキャラクターおよび動物を表すデザインをゴムスタンプの中に作成した。関連するメッセージ「今日の太陽は十分である」をデザインと組合わせてプリントした。
【0064】
直径約2.5cm(1 インチ)のラベルの入れ墨をリフトオッフ・ペイパアー上にデザイン/メッセージとともにプリントした。ラベル−入れ墨の初期の外観はクリアーおよび透明であった。最初に無色の外観を有する、ラベル−入れ墨を裸の皮膚上に配置し、直接的に日光に暴露した。皮膚に適用し、強い日光に暴露させると、デザインおよびメッセージは青色になった。10分の暴露後、デザインおよびメッセージはほのかに青色であり、60分の暴露後、デザインは鮮やかな青色になった。
【0065】
ラベル−入れ墨のフォーマットは面白く、滑稽であり、子供にとって着用を魅力的とし、連続的使用を促進することができる。また、それは子供があるレベルの紫外線照射に暴露されたという記憶を両親に与える働きをする。さらに、ラベル−入れ墨は毎日のケアー、スキーレッスン、水泳レッスンおよび太陽暴露および子供を含む他のアウトドアーの活動に使用することができる。
【0066】
以上の結果から明らかなように、紫外線を検出する好都合な方法が提供される。紫外線暴露のレベルをモニターする装置および組成物を使用することができる。紫外線に対して感受性である人々を簡単な好都合な方法で保護する機会は特に重要である。本発明のホトクロミック剤を含有する装置または組成物をモニターまたは投与する異なる方法を使用して、広範な種類の環境下に、暴露をモニターすることができる。担持が容易でありかつ個体が暴露に関係する任意の時間において使用できるように、種々の装置および組成物を容易に包装することができる。
【0067】
この明細書の中に記載したすべての刊行物および特許出願は、各個々の刊行物および特許出願が特定的にかつ個々に引用することによって本明細書の一部とされると示す場合、同一程度に引用することによって本明細書の一部とされる。
本発明を完全に説明したが、当業者にとって明らかなように、本発明の精神および範囲から逸脱しないで種々の変化および変更が可能である。

【特許請求の範囲】
【請求項1】
前以て決定した量の紫外線に暴露したとき、検出可能な色に変化するために十分な量のジインモノマーをホトクロミック剤として含む装置または組成物を身体の部分上に配置することを含んでなり、前記装置または組成物は前記身体の部分を損傷しないで除去可能であり、前記装置はエラストマーのバンドまたは非エラストマーの透明な接着性フィルムを有し、そして前記組成物は前記ホトクロミック因子を混入した接着性プラスチックを含んでなる、身体の部分に関連する前以て選択した量の紫外線を検出する方法。
【請求項2】
前記装置が弾性バンドである、請求項1 に記載の方法。
【請求項3】
前記装置が接着性テープである、請求項1 に記載の方法。
【請求項4】
前記装置がデカルコマニアである、請求項1 に記載の方法。
【請求項5】
前記組成物がマニキュア液である、請求項1 に記載の方法。
【請求項6】
前以て決定した量の紫外線に暴露したとき、検出可能な色に変化するために十分な異なる量のジインモノマーをホトクロミック剤として有する領域を有する装置を身体の部分上に配置することを含んでなり、前記装置は前記身体の部分を損傷しないで除去可能である半恒久的装置であり、そして前記装置はエラストマーのバンドまたは非エラストマーの透明な接着性フィルムを有し、身体の部分に関連する複数の異なる量の紫外線を検出する方法。
【請求項7】
前記装置が弾性バンドである、請求項6 に記載の方法。
【請求項8】
前記装置が接着性テープである、請求項6 に記載の方法。
【請求項9】
前記装置がデカルコマニアである、請求項6 に記載の方法。
【請求項10】
エラストマー組成物と、前以て決定した量の紫外線に暴露したとき、検出可能な色に変化するために十分な量のホトクロミック剤としてのジインモノマーとを含んでなる、身体の部分上に着用するように設計された、前以て決定した量の紫外線を検出する装置。
【請求項11】
前記装置がゴムバンドである、請求項10に記載の装置。
【請求項12】
異なる領域において複数の濃度のジインモノマーを有し、異なるレベルの紫外線に対する暴露において色変化を生ずる、請求項10に記載の装置。
【請求項13】
接着性支持体と、前以て決定した量の紫外線に暴露したとき、検出可能な色に変化するために十分な量のホトクロミック剤としてジインモノマーとを有し、身体の部分上に配置して、前以て決定した量の紫外線を検出する装置。
【請求項14】
前記ホトクロミック剤がデザインで存在する、請求項13に記載の装置。
【請求項15】
前記接着性支持体が前記ホトクロミック剤を含んでなる非接着性層に結合させた接着性層を有する、請求項13に記載の装置。
【請求項16】
前記ホトクロミック剤が前記非接着性層の中に混入されている、請求項15に記載の装置。
【請求項17】
前記ホトクロミック剤が前記非接着性層上にコーティングされている、請求項15に記載の装置。
【請求項18】
異なる領域において複数の濃度のジインモノマーを有し、異なるレベルの紫外線に対する暴露において色変化を生ずる、請求項13に記載の装置。
【請求項19】
前記ホトクロミック剤の色変化のグラデーションと比較するために、少なくとも1つの標準的色領域をさらに含む、請求項13に記載の装置。
【請求項20】
前記ホトクロミック剤より上の前記装置の部分が紫外線フィルター組成物を有する、請求項13に記載の装置。
【請求項21】
前以て決定した量の紫外線に暴露したとき、検出可能な色に変化するために十分な量のジインモノマーをホトクロミック剤として含むクリアーフィルムが接着されたメガネのレンズ。

【公開番号】特開2009−186486(P2009−186486A)
【公開日】平成21年8月20日(2009.8.20)
【国際特許分類】
【外国語出願】
【出願番号】特願2009−102153(P2009−102153)
【出願日】平成21年4月20日(2009.4.20)
【分割の表示】特願2000−529583(P2000−529583)の分割
【原出願日】平成11年1月25日(1999.1.25)
【出願人】(500354698)セガン インダストリーズ (1)
【Fターム(参考)】