説明

第Xa因子阻害剤としてのラクタム含有化合物およびその誘導体

【課題】トリプシン様セリンプロテアーゼ、特に第Xa因子の阻害剤。
【解決手段】 本出願は、式I:
4−P−M−M4 (I)
[式中、環Pは存在するのであれば5〜7員の炭素環またはヘテロ環であり、環Mは5〜7員の炭素環またはヘテロ環である]で示されるラクタム含有化合物およびその誘導体について記述する。本発明の化合物は、トリプシン様セリンプロテアーゼ、特に第Xa因子の阻害剤として有用である。


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【特許請求の範囲】
【請求項1】
3−メトキシ−1−(4−メトキシフェニル)−6−[4−(2−オキソ−1−ピペリジニル)フェニル]−1,4,5,6−テトラヒドロ−7H−ピラゾロ[3,4−c]ピリジン−7−オン;
1−(4−メトキシフェニル)−3−[(メチルアミノ)メチル]−6−[4−(2−オキソ−1−ピペリジニル)フェニル]−1,4,5,6−テトラヒドロ−7H−ピラゾロ[3,4−c]ピリジン−7−オン;
1−(3−クロロ−4−フルオロフェニル)−6−[4−(2−オキソ−1−ピペリジニル)フェニル]−3−(トリフルオロメチル)−1,4,5,6−テトラヒドロ−7H−ピラゾロ[3,4−c]ピリジン−7−オン;
1−[3−(アミノメチル)−4−フルオロフェニル]−6−[4−(2−オキソ−1−ピペリジニル)フェニル]−3−(トリフルオロメチル)−1,4,5,6−テトラヒドロ−7H−ピラゾロ[3,4−c]ピリジン−7−オン;
1−(3−アミノ−1,2−ベンゾイソオキサゾール−5−イル)−6−[4−(2−オキソ−1−ピペリジニル)フェニル]−3−(トリフルオロメチル)−1,4,5,6−テトラヒドロ−7H−ピラゾロ[3,4−c]ピリジン−7−オン;
1−(4−メトキシフェニル)−6−[4−(2−オキソ−1−ピペリジニル)フェニル]−3−(トリフルオロメチル)−1,4,5,6−テトラヒドロ−7H−ピラゾロ[3,4−c]ピリジン−7−オン;
1−(4−メトキシフェニル)−7−オキソ−6−[4−(2−オキソ−1−ピペリジニル)フェニル]−4,5,6,7−テトラヒドロ−1H−ピラゾロ[3,4−c]ピリジン−3−カルボニトリル;
1−(4−メトキシフェニル)−6−[4−(2−オキソ−1−ピペリジニル)フェニル]−3−(1H−テトラアゾール−5−イル)−1,4,5,6−テトラヒドロ−7H−ピラゾロ[3,4−c]ピリジン−7−オン;
3−ブロモ−1−(4−メトキシフェニル)−6−[4−(2−オキソ−1−ピペリジニル)フェニル]−1,4,5,6−テトラヒドロ−7H−ピラゾロ[3,4−c]ピリジン−7−オン;
1−(4−メトキシフェニル)−6−[4−(2−オキソ−1−ピペリジニル)フェニル]−3−(4−ピリジニル−N−オキシド)−1,4,5,6−テトラヒドロ−7H−ピラゾロ[3,4−c]ピリジン−7−オン;
1−(4−メトキシフェニル)−6−[4−(2−オキソ−1−ピペリジニル)フェニル]−3−(3−ピリジニル)−1,4,5,6−テトラヒドロ−7H−ピラゾロ[3,4−c]ピリジン−7−オン;
1−(4−メトキシフェニル)−6−[4−(2−オキソ−1−ピペリジニル)フェニル]−3−(3−ピリジニル−N−オキシド)−1,4,5,6−テトラヒドロ−7H−ピラゾロ[3,4−c]ピリジン−7−オン;
1−(4−メトキシフェニル)−6−[4−(2−オキソ−1−ピペリジニル)フェニル]−3−(2−ピリジニル)−1,4,5,6−テトラヒドロ−7H−ピラゾロ[3,4−c]−7−オン;
1−(4−メトキシフェニル)−6−[4−(2−オキソ−1−ピペリジニル)フェニル]−1,4,5,6−テトラヒドロ−7H−ピラゾロ[3,4−c]ピリジン−7−オン;
1−(4−メトキシフェニル)−7−オキソ−6−[4−(2−オキソ−1(2H)−ピリジニル)フェニル]−4,5,6,7−テトラヒドロ−1H−ピラゾロ[3,4−c]ピリジン−3−カルボキサミド;
1−(4−メトキシフェニル)−3−(メチルスルホニル)−6−[4−(2−オキソ−1−ピペリジニル)フェニル]−1,4,5,6−テトラヒドロ−7H−ピラゾロ[3,4−c]ピリジン−7−オン;
1−(4−メトキシフェニル)−6−(4−(2−オキソ−1(2H)−ピリジニル)フェニル]−3−(2−ピリジニル)−1,4,5,6−テトラヒドロ−7H−ピラゾロ[3,4−c]ピリジン−7−オン;
1−[3−(アミノメチル)フェニル]−6−[4−(2−オキソ−1−ピペリジニル)フェニル]−3−(トリフルオロメチル)−1,4,5,6−テトラヒドロ−7H−ピラゾロ[3,4−c]ピリジン−7−オン;
3−[7−オキソ−6−[4−(2−オキソ−1−ピペリジニル)フェニル]−3−(トリフルオロメチル)−4,5,6,7−テトラヒドロ−1H−ピラゾロ[3,4−c]ピリジン−1−イル]ベンザミド;
1−(3−クロロフェニル)−7−オキソ−6−[4−(2−オキソ−1−ピペリジニル)フェニル]−4,5,6,7−テトラヒドロ−1H−ピラゾロ[3,4−c]ピリジン−3−カルボキサミド;
1−(3−クロロフェニル)−7−オキソ−6−[4−(2−オキソ−1(2H)−ピリジニル)フェニル]−4,5,6,7−テトラヒドロ−1H−ピラゾロ[3,4−c]ピリジン−3−カルボキサミド;
1−(3−クロロフェニル)−N,N−ジメチル−7−オキソ−6−[4−(2−オキソ−1−ピペリジニル)フェニル]−4,5,6,7−テトラヒドロ−1H−ピラゾロ[3,4−c]ピリジン−3−カルボキサミド;
1−(3−クロロ−4−フルオロフェニル)−7−オキソ−6−[4−(2−オキソ−1−ピペリジニル)フェニル]−4,5,6,7−テトラヒドロ−1H−ピラゾロ[3,4−c]ピリジン−3−カルボキサミド;
1−(4−メトキシフェニル)−7−オキソ−6−[4−(2−オキソ−1(2H)−ピリジニル)フェニル]−4,5,6,7−テトラヒドロ−1H−ピラゾロ[3,4−c]ピリジン−3−カルボニトリル;
1−(3−アミノ−1H−イミダゾール−5−イル)−7−オキソ−6−[4−(2−オキソ−1−ピペリジニル)フェニル]−4,5,6,7−テトラヒドロ−1H−ピラゾロ[3,4−c]ピリジン−3−カルボキサミド;
1−(3−アミノ−1,2−ベンゾイソオキサゾール−5−イル)−7−オキソ−6−[4−(2−オキソ−1−ピペリジニル)フェニル]−4,5,6,7−テトラヒドロ−1H−ピラゾロ[3,4−c]ピリジン−3−カルボキサミド;
1−(2,3−ジヒドロ−1H−インドール−6−イル)−6−[4−(2−オキソ−1(2H)−ピリジニル)フェニル]−3−(トリフルオロメチル)−1,4,5,6−テトラヒドロ−7H−ピラゾロ[3,4−c]ピリジン−7−オン;
1−(2,3−ジヒドロ−1H−インドール−6−イル)−6−[4−(2−オキソ−1−ピペリジニル)フェニル]−3−(トリフルオロメチル)−1,4,5,6−テトラヒドロ−7H−ピラゾロ[3,4−c]ピリジン−7−オン;
1−(2,3−ジヒドロ−1H−イソインドール−5−イル)−6−[4−(2−オキソ−2H−ピリジン−1−イル)フェニル]−3−トリフルオロメチル−1,4,5,6−テトラヒドロピラゾロ[3,4−c]ピリジン−7−オン;
1−(4−メトキシフェニル)−6−[4−(2−オキソ−ピペリジン−1−イル)−フェニル]−3−(2−ピロリジン−1−イルメチル−フェニル)−1,4,5,6−テトラヒドロ−ピラゾロ[3,4−c]ピリジン−7−オン;
1−(4−メトキシフェニル)−7−オキソ−6−[4−(2−オキソ−1(2H)−ピリジニル)フェニル]−4,5,6,7−テトラヒドロ−1H−ピラゾロ[3,4−c]ピリジン−3−カルボン酸エチル;
1−(4−メトキシフェニル)−7−オキソ−6−[4−(2−オキソ−1(2H)−ピリジニル)フェニル]−4,5,6,7−テトラヒドロ−1H−ピラゾロ[3,4−c]ピリジン−3−カルボン酸;
1−(4−メトキシフェニル)−N,N−ジメチル−7−オキソ−6−[4−(2−オキソ−1(2H)−ピリジニル)フェニル]−4,5,6,7−テトラヒドロ−1H−ピラゾロ[3,4−c]ピリジン−3−カルボキサミド;
N−({1−(4−メトキシフェニル)−7−オキソ−6−[4−(2−オキソ−1(2H)−ピリジニル)フェニル]−4,5,6,7−テトラヒドロ−1H−ピラゾロ[3,4−c]ピリジン−3−イル}カルボニル)メタンスルホンアミド;
1−(4−ヒドロキシ−フェニル)−7−オキソ−6−[4−(2−オキソ−ピペリジン−1−イル)−フェニル]−4,5,6,7−テトラヒドロ−1H−ピラゾロ[3,4−c]ピリジン−3−カルボン酸アミド;
1−(4−メトキシフェニル)−6−[4−(2−オキソ−1(2H)−ピリジニル)フェニル]−3−(1H−テトラアゾール−5−イル)−1,4,5,6−テトラヒドロ−7H−ピラゾロ[3,4−c]ピリジン−7−オン;
3−{4−[(ジメチルアミノ)メチル]−1,3−オキサゾール−2−イル}−1−(4−メトキシフェニル)−6−[4−(2−オキソ−1(2H)−ピリジニル)フェニル]−1,4,5,6−テトラヒドロ−7H−ピラゾロ[3,4−c]ピリジン−7−オン;
3−{4−[(ジメチルアミノ)メチル]−1,3−オキサゾール−2−イル}−1−(4−メトキシフェニル)−6−[4−(2−オキソ−1−ピペリジニル)フェニル]−1,4,5,6−テトラヒドロ−7H−ピラゾロ[3,4−c]ピリジン−7−オン;
1−(4−メトキシ−フェニル)−3−(4−メチル−オキサゾール−2−イル)−6−[4−(2−オキソ−ピペリジン−1−イル)−フェニル]−1,4,5,6−テトラヒドロ−ピラゾロ[3,4−c]ピリジン−7−オン;
1−(4−メトキシ−フェニル)−3−(4−メチル−オキサゾール−2−イル)−6−[4−(2−オキソ−2H−ピリジン−1−イル)−フェニル]−1,4,5,6−テトラヒドロ−ピラゾロ[3,4−c]ピリジン−7−オン;
3−アセチル−1−(4−メトキシ−フェニル)−6−[4−(2−オキソ−2H−ピリジン−1−イル)−フェニル]−1,4,5,6−テトラヒドロ−ピラゾロ[3,4−c]ピリジン−7−オン;
3−(4,5−ジヒドロ−1H−イミダゾール−2−イル)−1−(4−メトキシ−フェニル)−6−[4−(2−オキソ−2H−ピリジン−1−イル)−フェニル]−1,4,5,6−テトラヒドロ−ピラゾロ[3,4−c]ピリジン−7−オン;
1−(4−メトキシ−フェニル)−3−(1−メチル−4,5−ジヒドロ−1H−イミダゾール−2−イル)−6−[4−(2−オキソ−ピペリジン−1−イル)−フェニル]−1,4,5,6−テトラヒドロ−ピラゾロ[3,4−c]ピリジン−7−オン;
1−(4−メトキシ−フェニル)−3−(1−メチル−1H−イミダゾール−2−イル)−6−[4−(2−オキソ−ピペリジン−1−イル)−フェニル]−1,4,5,6−テトラヒドロ−ピラゾロ[3,4−c]ピリジン−7−オン;
1−(4−メトキシ−フェニル)−3−メチル−6−[4−(2−オキソ−ピペリジン−1−イル)−フェニル]−1,4,5,6−テトラヒドロ−ピラゾロ[3,4−c]ピリジン−7−オン;
3−ヒドロキシメチル−1−(4−メトキシ−フェニル)−6−[4−(2−オキソ−2H−ピリジン−1−イル)−フェニル]−1,4,5,6−テトラヒドロ−ピラゾロ[3,4−c]ピリジン−7−オン;
3−(1−ヒドロキシ−1−メチル−エチル)−1−(4−メトキシ−フェニル)−6−[4−(2−オキソ−ピペリジン−1−イル)−フェニル]−1,4,5,6−テトラヒドロピラゾロ[3,4−c]ピリジン−7−オン;
3−(1−ヒドロキシ−1−メチル−エチル)−1−(4−メトキシ−フェニル)−6−[4−(2−オキソ−2H−ピリジン−1−イル)−フェニル]−1,4,5,6−テトラヒドロ−ピラゾロ[3,4−c]ピリジン−7−オン;
2−ジメチルアミノ−N−{1−(4−メトキシフェニル)−7−オキソ−6−[4−(2−オキソピペリジン−1−イル)フェニル]−4,5,6,7−テトラヒドロ−1H−ピラゾロ[3,4−c]ピリジン−3−イルメチル}−N−メチルアセトアミド;
2−ジメチルアミノ−N−{1−(4−メトキシフェニル)−7−オキソ−6−[4−(2−オキソ−2H−ピリジン−1−イル)−フェニル]−4,5,6,7−テトラヒドロ−1H−ピラゾロ[3,4−c]ピリジン−3−イルメチル}アセトアミド;
N−{1−(4−メトキシフェニル)−7−オキソ−6−[4−(2−オキソピペリジン−1−イル)フェニル]−4,5,6,7−テトラヒドロ−1H−ピラゾロ[3,4−c]ピリジン−3−イルメチル}−2−ピリジン−2−イル−アセトアミド;
N−{1−(4−メトキシフェニル)−7−オキソ−6−[4−(2−オキソピペリジン−1−イル)フェニル]−4,5,6,7−テトラヒドロ−1H−ピラゾロ[3,4−c]ピリジン−3−イルメチル}−2−(1−オキソピリジン−2−イル)アセトアミド;
N−ヒドロキシ−3−{7−オキソ−6−[4−(2−オキソ−2H−ピリジン−1−イル)−フェニル]−3−トリフルオロメチル−4,5,6,7−テトラヒドロ−ピラゾロ[3,4−c]ピリジン−1−イル}−ベンゾアミジン;
N−メトキシ−3−{7−オキソ−6−[4−(2−オキソ−2H−ピリジン−1−イル)−フェニル]−3−トリフルオロメチル−4,5,6,7−テトラヒドロ−ピラゾロ[3,4−c]ピリジン−1−イル}−ベンゾアミジン;
1−(3−シアノ−4−フルオロフェニル−7−オキソ−6−[4−(2−オキソ−1−ピペリジニル)フェニル]−4,5,6,7−テトラヒドロ−1H−ピラゾロ[3,4−c]ピリジン−3−カルボキサミド;
1−(3−アミノメチル−4−フルオロ−フェニル)−7−オキソ−6−[4−(2−オキソ−ピペリジン−1−イル)−フェニル]−4,5,6,7−テトラヒドロ−1H−ピラゾロ[3,4−c]ピリジン−3−カルボン酸アミド;
2−{7−オキソ−6−[4−(2−オキソ−ピペリジン−1−イル)−フェニル]−3−トリフルオロメチル−4,5,6,7−テトラヒドロ−ピラゾロ[3,4−c]ピリジン−1−イル}−ベンゼンスルホンアミド;
2−{7−オキソ−6−[4−(2−オキソ−2H−ピリジン−1−イル)−フェニル]−3−トリフルオロメチル−4,5,6,7−テトラヒドロ−ピラゾロ[3,4−c]ピリジン−1−イル}−ベンゼンスルホンアミド;
N−アセチル−2−{7−オキソ−6−[4−(2−オキソ−2H−ピリジン−1−イル)−フェニル]−3−トリフルオロメチル−4,5,6,7−テトラヒドロ−ピラゾロ[3,4−c]ピリジン−1−イル}−ベンゼンスルホンアミド;
1−(3−クロロ−フェニル)−3−メタンスルホニル−6−[4−(2−オキソ−ピペリジン−1−イル)−フェニル]−1,4,5,6−テトラヒドロ−ピラゾロ[3,4−c]ピリジン−7−オン;
1−(3−クロロ−フェニル)−3−メタンスルホニル−6−[4−(2−オキソ−2H−ピリジン−1−イル)−フェニル]−1,4,5,6−テトラヒドロ−ピラゾロ[3,4−c]ピリジン−7−オン;
1−(3−クロロ−フェニル)−3−(1−ヒドロキシ−1−メチル−エチル)−6−[4−(2−オキソ−2H−ピリジン−1−イル)−フェニル]−1,4,5,6−テトラヒドロ−ピラゾロ[3,4−c]ピリジン−7−オン;
1−(3−クロロ−フェニル)−3−(1−ヒドロキシ−1−メチル−エチル)−6−[4−(2−オキソ−ピペリジン−1−イル)−フェニル]−1,4,5,6−テトラヒドロ−ピラゾロ[3,4−c]ピリジン−7−オン;および
3−{7−オキソ−6−[4−(2−オキソ−2H−ピリジン−1−イル)−フェニル]−3−トリフルオロメチル−4,5,6,7−テトラヒドロ−ピラゾロ[3,4−c]ピリジン−1−イル}−ベンザミド
からなる群から選択される化合物、またはその医薬的に許容される塩。
【請求項2】
下式:
【化1】

の化合物、またはその医薬的に許容される塩。
【請求項3】
下式:
【化2】

の化合物。
【請求項4】
下式:
【化3】

の化合物、またはその医薬的に許容される塩。
【請求項5】
下式:
【化4】

の化合物。
【請求項6】
医薬的に許容される担体、および請求項1、2または4のいずれか一つの化合物またはその医薬的に許容される塩の治療上の有効量を含む医薬組成物。
【請求項7】
医薬的に許容される担体、および請求項3または5の化合物の治療上の有効量を含む医薬組成物。
【請求項8】
治療に使用するための請求項1〜5のいずれか一つの化合物。
【請求項9】
治療に使用するための請求項6または7の医薬組成物。
【請求項10】
血栓塞栓症の治療に使用するための請求項1〜5のいずれか一つの化合物。
【請求項11】
血栓塞栓症の治療に使用するための請求項6または7の医薬組成物。
【請求項12】
血栓塞栓症の治療に使用するための薬物の製造における、請求項1〜5のいずれか一つの化合物の使用。
【請求項13】
血栓塞栓症の治療に使用するための薬物の製造における、請求項6または7の医薬組成物の使用。
【請求項14】
該血栓塞栓症が、動脈血管血栓塞栓症、静脈血管血栓塞栓症、および心腔内の血栓塞栓症からなる群から選択される、請求項10の血栓塞栓症の治療に使用するための化合物、または請求項12の化合物の使用。
【請求項15】
該血栓塞栓症が、不安定狭心症、急性冠症候群、初発性心筋梗塞、再発性心筋梗塞、虚血性突然死、一過性虚血発作、脳卒中、アテローム性動脈硬化症、末梢閉塞性動脈疾患、静脈血栓症、深部静脈血栓症、血栓性静脈炎、動脈塞栓症、冠動脈血栓症、脳動脈血栓症、脳塞栓症、腎塞栓症、肺塞栓症、並びに(a)人工弁または他のインプラント、(b)留置カテーテル、(c)ステント、(d)心肺のバイパス、(e)血液透析、または(f)血栓形成を促進する人工表面に血液がばく露される他の処置に起因する血栓症から選択される、請求項10の血栓塞栓症の治療に使用するための化合物、または請求項12の化合物の使用。
【請求項16】
該血栓塞栓症が急性冠症候群である、請求項15の血栓塞栓症の治療に使用するための化合物、または請求項12の化合物の使用。
【請求項17】
該血栓塞栓症が虚血性突然死、一過性虚血発作または脳卒中である、請求項15の血栓塞栓症の治療に使用するための化合物、または請求項12の化合物の使用。
【請求項18】
該血栓塞栓症が深部静脈血栓症である、請求項15の血栓塞栓症の治療に使用するための化合物、または請求項12の化合物の使用。
【請求項19】
該血栓塞栓症が肺塞栓症である、請求項15の血栓塞栓症の治療に使用するための化合物、または請求項12の化合物の使用。
【請求項20】
該血栓塞栓症が、動脈血管血栓塞栓症、静脈血管血栓塞栓症、および心腔内の血栓塞栓症からなる群から選択される、請求項11の血栓塞栓症の治療に使用するための医薬組成物、または請求項13の医薬組成物の使用。
【請求項21】
該血栓塞栓症が、不安定狭心症、急性冠症候群、初発性心筋梗塞、再発性心筋梗塞、虚血性突然死、一過性虚血発作、脳卒中、アテローム性動脈硬化症、末梢閉塞性動脈疾患、静脈血栓症、深部静脈血栓症、血栓性静脈炎、動脈塞栓症、冠動脈血栓症、脳動脈血栓症、脳塞栓症、腎塞栓症、肺塞栓症、並びに(a)人工弁または他のインプラント、(b)留置カテーテル、(c)ステント、(d)心肺のバイパス、(e)血液透析、または(f)血栓形成を促進する人工表面に血液がばく露される他の処置に起因する血栓症から選択される、請求項11の血栓塞栓症の治療に使用するための医薬組成物、または請求項13の医薬組成物の使用。
【請求項22】
該血栓塞栓症が急性冠症候群である、請求項21の血栓塞栓症の治療に使用するための医薬組成物、または請求項21の医薬組成物の使用。
【請求項23】
該血栓塞栓症が虚血性突然死、一過性虚血発作または脳卒中である、請求項21の血栓塞栓症の治療に使用するための医薬組成物、または請求項21の医薬組成物の使用。
【請求項24】
該血栓塞栓症が深部静脈血栓症である、請求項21の血栓塞栓症の治療に使用するための医薬組成物、または請求項21の医薬組成物の使用。
【請求項25】
該血栓塞栓症が肺塞栓症である、請求項21の血栓塞栓症の治療に使用するための医薬組成物、または請求項21の医薬組成物の使用。
【請求項26】
化合物が請求項3または5の化合物であり、第二の治療剤が第二の第Xa因子阻害剤、抗血液凝固剤、抗血小板剤、トロンビン阻害剤、血栓溶解剤および線維素溶解剤から選択される少なくとも1つの薬剤である、血栓塞栓症の治療に使用するための化合物および第二の治療剤。
【請求項27】
化合物が請求項3または5の化合物であり、第二の治療剤が第二の第Xa因子阻害剤、抗血液凝固剤、抗血小板剤、トロンビン阻害剤、血栓溶解剤および線維素溶解剤から選択される少なくとも1つの薬剤である、血栓塞栓症の治療に使用するための薬物の製造における化合物および第二の治療剤の使用。
【請求項28】
第二の治療剤が、ワルファリン、未分画のヘパリン、低分子量ヘパリン、合成五糖、ヒルジン、アルガトロバン、アスピリン、イブプロフェン、ナプロキセン、スリンダク、インドメタシン、メフェナメート、ドロキシカム、ジクロフェナク、スルフィンピラゾン、ピロキシカム、チクロピジン、クロピドグレル、チロフィバン、エプチフィバチド、アブシキシマブ、メラガトラン、ジスルファトヒルジン、組織プラスミノーゲンアクチベーター、化工した組織プラスミノーゲンアクチベーター、アニストレプラーゼ、ウロキナーゼ、およびストレプトキナーゼから選択される少なくとも1つの薬剤である、請求項26の血栓塞栓症の治療に使用するための化合物および第二の治療剤、または請求項27の化合物および第二の治療剤の使用。
【請求項29】
第二の治療剤が少なくとも1つの抗血小板剤である、請求項26の血栓塞栓症の治療に使用するための化合物および第二の治療剤、または請求項27の化合物および第二の治療剤の使用。
【請求項30】
第二の治療剤がアスピリンおよびクロピドグレルの少なくとも1つである、請求項29の血栓塞栓症の治療に使用するための化合物および第二の治療剤、または請求項29の化合物および第二の治療剤の使用。
【請求項31】
抗血小板剤がクロピドグレルである、請求項30の血栓塞栓症の治療に使用するための化合物および第二の治療剤、または請求項30の化合物および第二の治療剤の使用。
【請求項32】
抗血小板剤がアスピリンである、請求項30の血栓塞栓症の治療に使用するための化合物および第二の治療剤、または請求項30の化合物および第二の治療剤の使用。

【公開番号】特開2009−79059(P2009−79059A)
【公開日】平成21年4月16日(2009.4.16)
【国際特許分類】
【出願番号】特願2008−265280(P2008−265280)
【出願日】平成20年10月14日(2008.10.14)
【分割の表示】特願2003−530289(P2003−530289)の分割
【原出願日】平成14年9月17日(2002.9.17)
【出願人】(391015708)ブリストル−マイヤーズ スクイブ カンパニー (494)
【氏名又は名称原語表記】BRISTOL−MYERS SQUIBB COMPANY
【Fターム(参考)】